JP3223055B2 - 無線lanシステム及びその基地局装置 - Google Patents

無線lanシステム及びその基地局装置

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JP3223055B2
JP3223055B2 JP27788094A JP27788094A JP3223055B2 JP 3223055 B2 JP3223055 B2 JP 3223055B2 JP 27788094 A JP27788094 A JP 27788094A JP 27788094 A JP27788094 A JP 27788094A JP 3223055 B2 JP3223055 B2 JP 3223055B2
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  • Signal Processing (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線LANシステム及
びその基地局装置に関するものであり、特に、有線LA
Nと無線LANとを接続する複数の基地局装置のいずれ
か1つをマスタ基地局として決定し、各通信装置に接続
されている無線LAN間の相互干渉を防止するようにし
た無線LANシステム及びその基地局装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の無線LANシステムとして、アイ
・イー・イー・イー802.11ワーキングドキュメン
ト(IEEE P802.11 Working Document)、IEEE P802.11/92-
39、「メディアム アクセス コントロール プロトコ
ル フォー ワイヤレス ランズ(Medium Ac
cess Control Protocol for
WirelessLANs)」に記載されたシステムが
ある。
【0003】この無線LANシステムは、有線LANと
無線LANとの間に複数の通信装置(以下、基地局とい
う)を接続し、各基地局の無線LANに加入するパーソ
ナルコンピュータ等の端末群が使用する無線回線の搬送
周波数を予め定めたホッピング周期に従って順次遷移さ
せ、かつその周波数遷移の系列(ホッピング系列)は各
無線LAN毎に同一系列で遷移させる周波数ホッピング
・スプレッドスペクトラム方式を用いた無線LANシス
テムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の周波数ホッピング・スプレッドスペクトラム方式の
無線LANシステムにおいては、各無線LAN毎に図1
2に示すように同一のホッピング系列f0〜fnとホッ
ピング周期を用いているが、各無線LAN内の端末(セ
ル)に対して無線回線で指令する周波数ホッピングのタ
イミングを全く考慮していないため、図13に示すよう
に、有線LAN1に接続される基地局2,3,4の無線
LAN5,6,7の領域を重複させた場合、すなわち基
地局2,3,4の無線電波が届く範囲を重複させた場
合、各無線LAN間の干渉が問題となる。
【0005】すなわち、図13では無線LAN5,6の
領域のうち斜線で示す領域8が重複しており、この領域
8内では基地局2および3の双方の電波を受信可能とな
る。この状態で領域8内に存在する端末が基地局2との
間で無線LANフレームを送信あるいは受信する時刻T
1において、無線LAN5,6の搬送周波数が図14に
示すように同一周波数f4となっていた場合、無線LA
N5に属する端末は無線LAN6の無線LANフレーム
による干渉を受け、伝送効率および伝送品質の著しい低
下を招くという問題が発生する。
【0006】すなわち、各無線LAN内の端末は他の端
末が電波を発信していないことを検知し、すなわち基地
局との間の無線回線が空き状態であることを検知し、そ
れぞれの基地局との間で無線LANフレームの送信を開
始するが、同一搬送周波数による無線LANフレームの
干渉によって空き回線が存在しない状態が発生すると、
基地局2との無線LANフレームの送信を開始しようと
していた領域8内の端末は無線LAN6の送受信が終了
するまで待機させられたり、無線LANフレームの混信
によって再送信が必要になり、伝送効率が低下するとい
う問題が発生する。
【0007】また、無線LANフレームの混信によって
伝送品質が低下するという問題が発生する。
【0008】特に、ホッピング系列としてリードソロモ
ン系列を用いた場合、任意の2系列で最大1周期に1回
の割合で無線LANフレームの干渉が発生する。この
時、ホップ数nの系列を用いるn個の無線LANを重複
させると、すべての時間で干渉が発生し、伝送効率およ
び伝送品質の低下はさらに著しいものとなる。
【0009】これらの問題は、領域8内の無線LAN6
に属する端末が送信あるいは受信する場合も同様に発生
する。
【0010】本発明の目的は、複数の無線LANが重複
する環境であっても伝送効率および伝送品質を低下させ
ることなく各種のデータを送受信することができる無線
LANシステム及びその基地局装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、有線LANセグメントを通じて複数の基
地局同士で特定のフレームを送受信させ、いずれか1つ
の基地局をマスタ基地局に決定し、このマスタ基地局か
ら自基地局を含む全ての基地局に対してそれぞれ異なる
ホッピング開始周波数を割当て、各基地局では割り当て
られたホッピング開始周波数から同一ホッピング系列の
搬送周波数を順次ホッピングさせるようにしたことを基
本的な特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の無線LANシステムによれば、同一有
線LANセグメントに接続する複数の基地局同士で特定
のフレームを送受信させることによって唯一のマスタ基
地局を決定する。
【0013】このマスタ基地局は、例えば次のようにし
て決定する。
【0014】すなわち、各基地局の立ち上げ時に、自分
のアドレス情報を含んだ特定のフレームを有線LAN側
へ所定周期で送信すると共に、所定時間の間に、自分よ
り優先順位の高いアドレス情報を含む特定のフレームを
受信したか、マスタ基地局の存在を示すフレームを受信
したかを監視させ、優先線順位の高いアドレス情報を含
む特定のフレームを受信した場合、またはマスタ基地局
の存在を示すフレームを受信した場合には、他にマスタ
基地局となり得る基地局が存在し、または既にマスタ基
地局に決定された基地局が存在するものと判断し、特定
のフレーム送信を停止し、上記いずれの条件も成立しな
かった場合には、自基地局をマスタ基地局として決定す
る折衝手順を用いることによって決定する。
【0015】マスタ基地局となった基地局は、マスタ基
地局の存在を示すフレームを所定周期で有線LAN側へ
送信する。他の基地局はマスタ基地局の存在を示すフレ
ームを所定時間以内に受信したか否かを監視しており、
受信しなかった場合には、マスタ基地局不在を示すフレ
ームを有線LAN側へ送信する。マスタ基地局不在を示
すフレームを受信した各基地局は立ち上げ時と同じ動作
により、新たなマスタ基地局の決定を行う。
【0016】ここで、有線LANがMACフレーム等の
セグメント間わたりをしないフレームをサポートしてい
ない場合(例えばイーサネットの場合)、上記のマスタ
基地局の決定に用いる特定のフレームには送信元、送信
先MACアドレスと共に自基地局のMACアドレスを設
定した自発自宛フレームを用いる。また、マスタ基地局
の存在を示すフレーム、マスタ基地局不在を示すフレー
ムには、送信元,送信先MACアドレスともマスタ基地
局のMACアドレスを設定した自発自宛フレームを用い
る。各基地局はブリッジまたはスイッチングハブとして
働く事を前提としており、従って全てのフレームを受信
する事が可能なため、他基地局が送信した自発自宛フレ
ームを受信し、処理することができる。
【0017】マスタ基地局が決定されたならば、このマ
スタ基地局から他の基地局に対してそれぞれ異なるホッ
ピング開始周波数を割当て、マスタ基地局および他の基
地局では同一ホッピング系列の搬送周波数を同一タイミ
ングで同期してホッピングさせる。
【0018】ホッピング開始周波数の割当ては、例えば
次のようにして行うことが可能である。
【0019】すなわち、マスタ基地局は予め決められた
複数のホッピング開始周波数に関して、各ホッピング開
始周波数に対応する基地局アドレスを記憶している。自
基地局のホッピング開始周波数が確定していない場合に
は、基地局アドレスが未定のホッピング開始周波数を自
基地局のホッピング開始周波数として割当てる。
【0020】一方、他の基地局はホッピング開始周波数
の割当て要求を示すフレームを有線LAN側へ送信す
る。マスタ基地局はこのフレームを受信した場合には、
フレーム内より送信元基地局のアドレス情報を抜き出
し、対応する基地局アドレスが未定のホッピング開始周
波数を送信元基地局のホッピング開始周波数として割当
てる。その後、送信元基地局に対して有線LANを介し
て、割り当てたホッピング開始周波数を通知する。
【0021】このようにして各基地局のホッピング開始
周波数をマスタ基地局において一元管理するため、無線
LANが重複する環境であっても無線LAN間での干渉
を防ぐことが可能となる。その結果、伝送効率および伝
送品質を低下させることなくデータを送受信することが
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0023】図1は、本発明による無線LANシステム
の一実施例を示す全体構成図である。
【0024】本実施例の無線LANシステムは、有線L
AN22a,22bに接続された基地局20a,20
b,20cと、有線LAN22aと22bとを結ぶリピ
ータ23と、有線LAN22bを外部のLANへ接続す
るブリッジ24と、基地局20a,20b,20cにそ
れぞれ接続された無線LAN25a,25b,25c
と、この無線LAN25a,25b,25cに加入して
いる無線端末装置21a、21b、21cとから構成さ
れている。
【0025】ここで、有線LAN22aと22bはリピ
ータ接続となっているので、これら2つのLANで1つ
のセグメントを構成している。
【0026】また、無線LAN25a,25bとは領域
26で重複している。
【0027】また、基地局20a,20b,20cは各
々MACアドレス(Media Access Con
trolアドレス)A,B,Cを有しており、そのアド
レス値はC>B>Aの関係となっている。
【0028】図2は、各基地局20a,20b,20c
の詳細構成を示すブロック図であり、有線LAN22
a,22bに対するフレームの送受信制御を行う優先L
AN送受信制御部30と、自基地局に接続された無線L
AN25a,25b,25cに対するフレームの送受信
制御を行う無線LAN送受信制御部31と、自基地局に
接続された無線LAN25a,25b,25cに対する
搬送周波数のホッピング制御を行うホッピング制御部3
2と、有線LANまたは無線LANより受信されたフレ
ームをフィルタリングあるいはフォワーディングし、さ
らに必要とあればモディファイして相手側のLANに送
信する中継制御部33と、自基地局の管理を行う管理部
34とから構成されている。
【0029】管理部34は、タイマ群341とBTBL
と呼ぶ管理テーブル342を備え、タイマ群341はマ
スタ基地局の決定に用いる各種のタイマTSB1,TM
BB,TMBX,TSB3,TMBP,TMBCより構
成されている。
【0030】このタイマTSB1,TMBB,TMB
X,TSB3,TMBP,TMBCの用途とデフォルト
値は、図3に示すようになっている。すなわち、タイマ
TSB1は、マスタ決定折衝用のSBP1フレーム(後
述する)の送信インターバルを規定するタイマとして用
いられ、タイマ値は例えば55msに設定されている。
【0031】タイマTMBBは、マスタ基地局決定折衝
プロセスで自分が「マスタ基地局である」と判断するま
での時間を規定するタイマとして用いられ、タイマ値は
例えば550msに設定されている。
【0032】タイマTMBXは、マスタ基地局決定折衝
プロセスのタイムアウト時間を規定するタイマとして用
いられ、タイマ値は例えば150sに設定されている。
【0033】タイマTMB3は、ホッピング開始周波数
割当て要求用のSBP3フレームの送信インターバルを
規定するタイマとして用いられ、タイマ値は例えば11
0msに設定されている。
【0034】タイマTMBPは、マスタ局存在通知用の
MBPフレームの送信インターバルを規定するタイマと
して用いられ、タイマ値は例えば1sに設定されてい
る。
【0035】タイマTMBCは、前記MBPフレームの
傍受関しタイムアウト時間を規定するタイマとして用い
られ、タイマ値は例えば5sに設定されている。
【0036】一方、管理テーブル(BTBL)342
は、ホッピング開始周波数と各基地局のMACアドレス
との対応関係を記憶するもので、立ち上げ時はホッピン
グ開始周波数の欄のみプレフィックスで登録されてお
り、基地局のMACアドレス欄は未登録となっている。
【0037】なお、タイマ群341および管理テーブル
342とも論理的なものであり、具体的には専用のハー
ドウェアを用いてもソフトウェアを用いても容易に実現
できる事は明らかである。
【0038】図4および図5は、基地局間の制御に用い
る有線LAN側の送受信フレームの構成を示す図であ
り、SBP1フレーム41,SBP3フレーム42,S
BCフレーム43,MBPフレーム44,SBAフレー
ム45から成っている。
【0039】SBP1フレーム41は、マスタ決定のた
めに各基地局が送信するフレームであり、DA=送信元
MACアドレス、SA=送信元MACアドレス、LNG
=データ長(2バイト)、PTN=固定パターン、TY
P=種別(0001)から成る。
【0040】SBP3フレーム42は、スレーブ基地局
(マスタ基地局以外の基地局)がマスタ基地局に対しホ
ッピング開始周波数の割当てを要求するのに用いるもの
であり、DA=マスタ局MACアドレス、SA=マスタ
局MACアドレス、LNG=データ長(2バイト)、P
TN=固定パターン、TYP=種別(0002)、IF
=情報フィールド(スレーブ基地局MACアドレス)か
ら成る。
【0041】SBCフレーム43は、マスタ基地局の不
在を通知するために用いるものであり、DA=マスタ局
MACアドレス、SA=マスタ局MACアドレス、LN
G=データ長(2バイト)、PTN=固定パターン、T
YP=種別(0003)から成る。
【0042】MBPフレーム44は、マスタ基地局がマ
スタ基地局の存在を示すために送信するフレームであ
り、DA=マスタ局MACアドレス、SA=マスタ局M
ACアドレス、LNG=データ長(2バイト)、PTN
=固定パターン、TYP=種別(0004)から成る。
【0043】SBAフレーム45は、スレーブ基地局に
対してホッピング開始周波数を通知するフレームであ
り、DA=マスタ局MACアドレス、SA=マスタ局M
ACアドレス、LNG=データ長(2バイト)、PTN
=固定パターン、TYP=種別(0005)、IF=情
報フィールド(スレーブ基地局MACアドレス)、HO
P=ホッピング周波数から成る。
【0044】ここで、5種類のフレーム41〜45のう
ち、SBP1フレーム41を除いた4種類のフレーム4
2〜45はマスタ基地局のMACアドレスによる自発自
宛フレームである。また、各フレームの固定パターンP
TNは通常のフレームと図4および図5のフレームとを
区別するためのもので、例えばSAPを定義した80
2.2LLCヘッダを用いる。
【0045】また、これら5種類のフレーム41〜45
は管理部34で作られ、有線LAN22a,22bに対
する送受信制御部30により有線LAN22a,22b
へ送信される。一方、他の基地局が送信したフレーム4
1〜45は送受信制御部30により受信され、管理部3
4に渡される。
【0046】図6〜図8は、マスタ基地局の決定に関す
る各基地局20a〜20cの状態遷移図を示すものであ
り、各基地局20a〜20cの取り得る状態は、大別す
ると、 (1)マスタ基地局決定折衝 (2)マスタ基地局 (3)スレーブ基地局 の3つである。
【0047】なお、(E)のヘッダを付けて示してある
イベントまたはアクションは有線LAN側でのイベン
ト、アクションを示す。また、アクションで「rese
t TMBB」等、タイマの動作が指示されているもの
は当該タイマのリセット後のスタートを意味している。
また、アクションの前に丸付き数字の付いているもの
は、数字の順番にアクションを実行することを示してい
る。
【0048】以下、各基地局20a〜20cが電源ブレ
ーカ投入等により同時に電源が投入された場合の動作を
各図面を参照して説明する。
【0049】まず、各基地局20a〜20cは、電源が
投入されると(状態51)、遷移線501の経路で状態
52に遷移し、ここで全てのタイマをストップし、また
全てのフラグをリセットし、その後TMBB、TMB
X、TSB1の各タイマをリセットスタートする。この
後、遷移線502の経路によって状態53、すなわちマ
スタ基地局決定折衝状態となる。
【0050】マスタ基地局折衝状態53では、各基地局
20a〜20cはTSB1タイマの満了(TSB1 E
xpire)を監視しているが、このTSB1タイマの
満了を契機として、遷移線503の経路で状態54に遷
移し、ここでSBP1フレーム41を有線LAN22
a,22b側に送信すると共に、タイマTSB1をリセ
ットスタートする。
【0051】これにより、各基地局20a〜20cはタ
イマTSB1のタイマ値を周期として、状態遷移を発生
する他のイベント、あるいはTSB1タイマのストップ
を引き起こすイベントが成立するまで、タイマTSB1
のタイマ値を周期としてSBP1フレーム41を周期的
に送信する。
【0052】すなわち、基地局20a,20b,20c
は送信先アドレスDA、送信元アドレスSAをそれぞれ
各基地局のMACアドレス=A,B,Cと設定したSB
P1フレーム41を55msの周期で送信する。ここ
で、基地局20a、20bは自基地局がSBP1フレー
ム41を送信するのとほとんど同時に基地局20cの送
信したSBP1フレームを受信することになる。
【0053】SBP1フレームを送信した各基地局20
a、20b、20cは、有線LANを通じた他の基地局
からのSBP1フレームをほぼ同時に受信するが、他の
基地局からのSBP1フレームを受信したならば、その
SBP1フレーム内の送信先MACアドレスおよび送信
元MACアドレスが自基地局のMACアドレスより優先
順位が高いかどうかを判断する。
【0054】前述したように、基地局20cのMACア
ドレスCはA、Bよりも大きな値となっている。すなわ
ち、基地局20cのMACアドレスCが最も優先順位は
高く、次に基地局20bのMACアドレスBの優先順位
になっている。
【0055】従って、基地局20a、20bでは基地局
20cよりのSBP1フレーム41を受信したならば、
この受信を契機に遷移線504の経路で状態55に遷移
し、ここでタイマTSB1をストップし、SBP1フレ
ーム41の周期的な送信を中止するとともに、タイマT
MBBもストップする。
【0056】一方、基地局20cは、自分より優先順位
の高いMACアドレスを持つSBP1フレーム41を受
信しないので、引き続きSBP1フレーム41の周期的
な送信を続け、タイマTMBBの満了を監視する。
【0057】そして、タイマTMBBの満了(TMBB
Expire)を検出したならば、遷移線505の経
路で状態56に遷移し、ここでマスタ基地局決定折衝状
態で用いた全てのタイマTMBB,TSB1,TMBX
をストップし、またTMBPタイマをリセットスタート
すると共に、自基地局20cのホッピング開始周波数を
決定後、遷移線506の経路で図7のマスタ状態へと遷
移する。
【0058】マスタ状態に遷移した基地局20cは、自
基地局20cのホッピング開始周波数を管理テーブル
(BTBL)342を参照して決定する。
【0059】本実施例では、管理テーブル(BTBL)
342の基地局MACアドレス欄にプレフィックスで登
録されたものは無い。すなわち、すべての基地局20a
〜20cのホッピング開始周波数が未設定の状況であ
る。そこで、基地局20cは管理テーブル(BTBL)
342の最初に登録されているホッピング開始周波数f
0に対応する基地局MACアドレスの欄に自基地局20
cのMACアドレスCを登録し、自基地局20cのホッ
ピング開始周波数をf0と設定する。
【0060】次に、マスタ基地局となった基地局20c
は、状態56でスタートさせたタイマTMBPの満了
(TMBB Expire)を監視しているが、このタ
イマTMBPの満了を契機に遷移線507の経路で状態
58に遷移し、ここで有線LAN22bにMBPフレー
ム44を送信し、さらにタイマTMBPをリセットスタ
ートする。
【0061】この動作がタイマTMBPのタイマ値の設
定時間で周期的に行われるため、有線LAN上には周期
的にMBPフレーム44が送信されることとなる。すな
わち、有線LAN22a,22bには1秒間隔で周期的
にMBPフレーム44が送信される。
【0062】これに対し、基地局20a、20bはマス
タ基地局決定折衝状態53になっているが、この状態5
3でマスタ基地局20cが発行した最初のMBPフレー
ム44を受信すると、遷移線508の経路で状態59に
遷移し、ここでマスタ基地局決定折衝状態で用いた全て
のタイマTMBB,TSB1をストップし、さらにタイ
マTSB3、TMBCをリセットスタートし、SBP3
フレーム42を有線LAN側に送信し、遷移線509の
経路で図8に示すスレーブ状態60に遷移する。すなわ
ち、マスタ局となり得なかった基地局20a、20bは
ホッピング開始周波数割当て要求用のSBP3フレーム
42を送信してスレーブ状態60に遷移する。
【0063】スレーブ状態において基地局20a、20
bは、タイマTSB3が満了した場合、SBP3フレー
ム42がマスタ基地局20aに届かなかったものと判断
し、基地局20a、20bは遷移線511の経路により
状態61に遷移し、ここで再度SBP3フレーム42を
送信すると共に、TSB3タイマをリセットスタートす
る。
【0064】これに対し、スレーブ基地局20a、20
bよりのSBP3フレーム42を受信したマスタ基地局
20cは、SBP3フレーム42を受信した各スレーブ
基地局20a、20bのMACアドレスが管理テーブル
342に未登録であることを条件に、遷移線512によ
り状態62に遷移し、ここでMACアドレスが未登録と
なっているスレーブ基地局20a、20bのホッピング
開始周波数を決定した後、ホッピング開始周波数通知用
のSBAフレーム45を各スレーブ基地局20a、20
c宛に送信する。
【0065】マスタ局20cにおけるスレーブ基地局2
0a,20bのホッピング開始周波数の決定は、マスタ
基地局20cの場合と同様に、管理テーブル342を用
いて行う。
【0066】なお、SBP3フレーム42を受信した
時、送信元の基地局のMACアドレスが管理テーブル3
42に登録済であれば、遷移線518の経路で状態67
に遷移し、SBAフレーム45を送信する。
【0067】今、基地局20aよりのSBP3フレーム
42の受信が基地局20bよりのSBP3フレーム42
受信よりも先であったとすると、マスタ基地局20cは
基地局20aよりのSBP3フレーム42の受信時、受
信したSBP3フレーム42の情報フィールドIFより
送信元基地局のMACアドレスAを抜き出し、管理テー
ブル(BTBL)342の未登録の基地局MACアドレ
ス欄を検索し、最初に発見された未登録欄に送信元基地
局のMACアドレスAを登録する。
【0068】本実施例では、ホッピング開始周波数f1
に対応する基地局MACアドレス欄である。これによ
り、基地局20aのホッピング開始周波数がf1に決定
されたことになる。基地局20bについても同様に、ホ
ッピング開始周波数がf2と決定される。
【0069】基地局20a、20bのホッピング開始周
波数を決定した後のマスタ基地局20aの管理テーブル
(BTBL)342の内容を図9に示す。
【0070】基地局20a、20bは、マスタ基地局2
0cよりのSBAフレーム45を受信すると、遷移線5
13の経路により状態63に遷移し、ここでタイマTS
B3、TMBXをストップし、さらにホッピング開始周
波数の情報HOPをSBAフレーム45より獲得し、自
基地局のホッピング開始周波数とする。
【0071】このようにして各基地局毎に異なるホッピ
ング開始周波数を割り当てたならば、マスタ基地局20
cは、同期用フレームをスレーブ基地局に送信し、それ
ぞれの搬送周波数を同一タイミングで同期してホッピン
グさせる。
【0072】無線端末装置21a,21b,21cは、
それぞれが存在する領域を担当する基地局からホッピン
グ開始周波数の情報およびホッピングタイミング指令を
受け、対応する基地局と同期してホッピング周波数を遷
移させる。
【0073】図9のようにホッピング開始周波数が割り
当てられた場合、各基地局の搬送周波数は、図10に示
すようにホッピングする。
【0074】この場合、1ホップ分だけずれたものとし
ているが、これに限らず、例えば図11に示すように2
ホップ分ずつずらすなどの運用が可能である。
【0075】以上、有線LANセグメントに接続される
基地局20a〜20cが同時に立ち上がった場合のマス
タ基地局の決定手順、および各基地局のホッピング開始
周波数を決定する動作について説明してきたが、すでに
運転を開始している基地局群が接続されている有線LA
Nセグメントに対し、新しい基地局が加入する場合はよ
り簡単な動作となる。
【0076】すなわち、新規に加入した基地局は、マス
タ基地局決定折衝状態53において、すぐに既存のマス
タ基地局よりのMBPフレーム44を受信し、スレーブ
状態60へと遷移する。その後の動作は上記説明での基
地局20a、20bと同じである。
【0077】次に、マスタ基地局20cが電源断、ある
いは故障等によりマスタ基地局としての機能を果たせな
くなった場合の動作について説明する。
【0078】スレーブ基地局20a,20bは、タイマ
TMBCを用いてマスタ基地局20cよりのMBPフレ
ーム44の受信を監視しているが、MBPフレーム44
が受信されたならば遷移線514の経路により状態64
に遷移し、タイマTMBCをリセットスタートする。
【0079】しかし、MBPフレーム44がタイマTM
BCのタイマ値の期間に受信されなかった場合は、マス
タ基地局20cが不在になったものと判断する。すなわ
ち、マスタ基地局20cは1秒間隔でMBPフレーム4
4を継続して送信しているが、マスタ基地局20cの故
障等によりタイマTMBCのタイマ時間である5秒以上
にわたってMBPフレーム44が受信されなくなった場
合は、マスタ基地局20cが不在になったものと判断す
る。
【0080】そして、スレーブ基地局20a,20bは
タイマTMBCの満了を契機として、遷移線515の経
路により状態65に遷移し、ここでマスタ局不在通知用
のSBCフレーム43を有線LAN側へ送信する。さら
に遷移線516の経路で状態66に遷移し、ここでスレ
ーブ状態で使用していた全てのタイマTMBC,TSB
3をストップし、遷移線517の経路で立ち上げ時と同
じ状態へ遷移する。
【0081】他のスレーブ基地局からSBCフレーム4
3を受信したスレーブ基地局も、SBCフレーム43の
受信によって立ち上げ時と同じ状態へ遷移する。
【0082】この結果、SBCフレーム43に同期して
全ての基地局20a,20b,20cがマスタ基地局決
定折衝状態53となり、新しいマスタ基地局が決定され
る事となる。
【0083】これにより、マスタ基地局が長時間不在で
あるという状況を避けることができる。なお、本実施例
では、例えばマスタ基地局20cが電源断となり、有線
LANから離脱した場合、スレーブ基地局20a、20
bのどちらかがSBCフレーム43を送信し、他方がそ
れを受信し、どちらの基地局20a、20bもマスタ基
地局決定折衝状態53へと遷移することにより、新しい
マスタ基地局が決定される。この例の場合、MACアド
レスの優先順位に従うので、基地局20bがマスタ基地
局として決定される。
【0084】また、マスタ基地局20cが他の基地局2
0a,20bからMBPフレーム44を受信し、かつそ
のMACアドレスが管理テーブル342に登録済みの場
合、マスタ基地局が複数個決定されたことになるので、
遷移線519により状態68に遷移し、SBCフレーム
43を送信し、さらに遷移線520を経て状態69に遷
移し、ここでタイマTSB3,TMBPをストップし、
さらに管理テーブル342をクリアし、遷移線522を
経て初期状態に復帰し、再度マスタ基地局の決定折衝手
順を実行する。
【0085】これは、マスタ基地局20cが決定された
後、他の基地局からSBCフレーム43を受信した場合
も同様であり、この場合は遷移線521を経て状態69
に遷移し、ここでタイマTSB3,TMBPをストップ
し、さらに管理テーブル342をクリアし、遷移線52
2を経て初期状態に復帰し、再度マスタ基地局の決定折
衝手順を実行する。マスタ基地局20cが決定された
後、他の基地局からSBCフレーム43を受信する状態
とは、マスタ基地局20cがMBPフレーム44を送信
しているにも関わらず、有線LANの断線等の原因によ
りスレーブ基地局側が受信できない場合等に発生する。
このような状態が複数回発生した場合は、管理部34
は、その旨のメッセージを生成して管理者に通知する。
【0086】なお、上記実施例では、マスタ基地局の決
定およびホッピング開始周波数の決定に用いる基地局の
アドレスについてMACアドレスを前提として説明して
きたが、IPアドレス、その他のアドレスなど、基地局
固有の情報を用いても本発明が実現可能なのは明らかで
ある。
【0087】また、マスタ基地局よりスレーブ基地局へ
渡す情報に関しても、実施例ではホッピング開始周波数
とスレーブ基地局のMACアドレスに限定しているが、
ホッピングシーケンス等のその他のの情報も渡すように
してもよい。
【0088】また、基地局および無線端末において情報
チャネルの他に制御チャネルを設けた場合、この制御チ
ャネルを使用してマスタ基地局の決定折衝を行うように
してもよい。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明の無線LANシステ
ムによれば、同一有線LANセグメントに接続する複数
の基地局に対して互いに特定のフレームを送受させるこ
とにより、唯一のマスタ基地局を決定し、このマスタ基
地局により各基地局毎に異なるホッピング開始周波数を
割当てるようにしたので、無線LANを重複させた環境
であっても無線LAN相互間の干渉を回避することがで
きるようになり、伝送効率および伝送品質を低下させる
ことなく各種のデータを送受信することができる。
【0090】また、スレーブ基地局においてはマスタ基
地局からのマスタ基地局存在通知用のフレームを常時監
視し、そのフレームが所定時間以上にわたって受信でき
なくなった場合は、マスタ基地局の決定手順を再度実行
させるようにしたので、マスタ基地局が不在となって無
線LAN相互間の干渉が発生するのを未然に防止し、信
頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線LANシステムの一実施例を示す
全体構成図である。
【図2】基地局の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】基地局が使用するタイマの構成と用途を示す説
明図である。
【図4】基地局が使用するフレームの説明図である。
【図5】基地局が使用するフレームの説明図である。
【図6】マスタ基地局決定折衝段階の状態遷移図であ
る。
【図7】マスタ基地局決定段階の状態遷移図である。
【図8】スレーブ基地局の状態遷移図である。
【図9】実施例での管理テーブルの内容の一例を示す説
明図である。
【図10】各基地局に割当てられたホッピング開始周波
数の例を示す説明図である。
【図11】各基地局に割当てるホッピング開始周波数の
他の例を示す説明図である。
【図12】周波数ホッピング系列の例を示す説明図であ
る。
【図13】従来の無線LANシステムの一例を示す概略
構成図である。
【図14】2つの基地局でホッピング周波数が同一にな
った例を示す説明図である。
【符号の説明】
20a,20b,20c…基地局、21a,21b,2
1c…無線端末装置、23…リピータ、24…ブリッ
ジ、25a,25b,25c…無線LAN、26…無線
LANの重複領域、30…有線LANに対する送受信制
御部、31…無線LANに対する送受信制御部、32…
ホッピング制御部、33…中継制御部、34…管理部、
341…タイマ群、342…管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重左 秀彦 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式 会社日立製作所 オフィスシステム事業 部内 (72)発明者 安西 淳 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式 会社日立製作所 オフィスシステム事業 部内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線LANを形成する複数の基地局を1
    つの有線LANセグメントに接続し、各無線LANに接
    続される無線端末装置との間の搬送周波数を順次ホッピ
    ングさせながらデータを送受する無線LANシステムに
    おいて、 各基地局内に、 前記有線LANを通じて複数の基地局同士で特定のフレ
    ームを送受信し、自基地局がマスタ基地局かを決定する
    手段と、マスタ基地局として決定されたならば全ての基
    地局に対してそれぞれ異なるホッピング開始周波数を割
    当てる手段とを備えることを特徴とする無線LANシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記マスタ基地局を決定する手段は、各
    基地局の立ち上げ時に、自基地局固有のアドレス情報を
    含む特定のフレームを有線LAN側へ所定周期で送信
    し、所定時間の間に、自基地局より優先順位の高いアド
    レス情報を含む特定のフレームまたはマスタ基地局の存
    在を示すフレームを受信しなければ、自基地局をマスタ
    基地局として決定することを特徴とする請求項1記載の
    無線LANシステム。
  3. 【請求項3】 各基地局に、自基地局がマスタ基地局に
    決定されなかった場合はマスタ基地局に対しホッピング
    開始周波数の割当て要求フレームを有線LANを通じて
    送信する手段と、自基地局がマスタ基地局に決定された
    場合はマスタ基地局に決定されなかった他の基地局から
    の割当て要求に従い、各基地局毎に異なるホッピング開
    始周波数を割当て、割当て要求元の基地局に対し有線L
    ANを通じて通知する手段を備えることを特徴とする1
    または2記載の無線LANシステム。
  4. 【請求項4】 各基地局に、自基地局がマスタ基地局に
    決定されたならば、マスタ基地局の存在を示すフレーム
    を所定周期で有線LAN側へ送信する手段と、マスタ基
    地局に決定されなかった場合はマスタ基地局となった他
    の基地局からのマスタ基地局存在を示すフレームを監視
    し、該フレームが所定時間以上受信されなかったなら
    ば、マスタ基地局不在を示すフレームを有線LAN側に
    送信した後、基地局立ち上げ時のマスタ基地局決定処理
    に遷移させる手段とをさらに具備することを特徴とする
    請求項1〜3記載のいずれかの無線LANシステム。
  5. 【請求項5】 マスタ基地局を決定するためのフレーム
    として、送信先および送信元アドレスとも当該フレーム
    を送信する基地局固有のMACアドレスを設定した自発
    自宛のフレームを用いることを特徴とする請求項2〜4
    記載のいずれかの無線LANシステム。
  6. 【請求項6】 マスタ基地局存在を示すフレーム、マス
    タ基地局不在を示すフレームおよびホッピング周波数の
    割当て要求フレームとして、送信先および送信元アドレ
    スともマスタ基地局固有のMACアドレスを設定したフ
    レームを用いることを特徴とする請求項2〜4記載のい
    ずれかの無線LANシステム。
  7. 【請求項7】 無線LANを形成する複数の基地局装置
    を1つの有線LANに接続し、各無線LANに接続され
    る無線端末装置との間の搬送周波数を順次ホッピングさ
    せながらデータを送受する無線LANシステムの基地局
    装置であって、 前記有線LANを通じて複数の基地局
    装置同士で特定のフレームを送受信し、自基地局装置が
    マスタ基地局かを決定する手段と、マスタ基地局装置と
    して決定されたならば全ての基地局装置に対してそれぞ
    れ異なるホッピング開始周波数を割当てる手段とを備え
    ることを特徴とする無線LANシステムの基地局装置。
  8. 【請求項8】 前記マスタ基地局装置を決定する手段
    は、各基地局装置の立ち上げ時に、自基地局装置固有の
    アドレス情報を含む特定のフレームを有線LAN側へ所
    定周期で送信し、所定時間の間に、自基地局装置より優
    先順位の高いアドレス情報を含む特定のフレームまたは
    マスタ基地局基地局の存在を示すフレームを受信しなけ
    れば、自基地局装置をマスタ基地局装置として決定する
    ことを特徴とする請求項7記載の無線LANシステムの
    基地局装置。
  9. 【請求項9】 自基地局装置がマスタ基地局に決定され
    なかった場合はマスタ基地局装置に対しホッピング開始
    周波数の割当て要求フレームを有線LANを通じて送信
    する手段と、自基地局装置がマスタ基地局装置に決定さ
    れた場合はマスタ基地局装置に決定されなかった他の基
    地局装置からの割当て要求に従い、各基地局装置毎に異
    なるホッピング開始周波数を割当て、割当て要求元の基
    地局装置に対し有線LANを通じて通知する手段を備え
    ることを特徴とする7または8記載の無線LANシステ
    ムの基地局装置。
  10. 【請求項10】 自基地局装置がマスタ基地局装置に決
    定されたならば、マスタ基地局装置の存在を示すフレー
    ムを所定周期で有線LAN側へ送信する手段と、マスタ
    基地局装置に決定されなかった場合はマスタ基地局装置
    となった他の基地局装置からのマスタ基地局装置存在を
    示すフレームを監視し、該フレームが所定時間以上受信
    されなかったならば、マスタ基地局装置不在を示すフレ
    ームを有線LAN側に送信した後、基地局装置立ち上げ
    時のマスタ基地局装置決定処理に遷移させる手段とをさ
    らに具備することを特徴とする請求項7〜9記載のいず
    れかの無線LANシステムの基地局装置。
  11. 【請求項11】 マスタ基地局装置を決定するためのフ
    レームとして、送信先および送信元アドレスとも当該フ
    レームを送信する基地局装置固有のMACアドレスを設
    定した自発自宛のフレームを用いることを特徴とする請
    求項7〜10記載のいずれかの無線LANシステムの基
    地局装置。
  12. 【請求項12】 マスタ基地局装置存在を示すフレー
    ム、マスタ基地局装置不在を示すフレームおよびホッピ
    ング周波数の割当て要求フレームとして、送信先および
    送信元アドレスともマスタ基地局装置固有のMACアド
    レスを設定したフレームを用いることを特徴とする請求
    項7〜10記載のいずれかの無線LANシステムの基地
    局装置。
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