JP3826198B2 - 自動車用座席 - Google Patents

自動車用座席 Download PDF

Info

Publication number
JP3826198B2
JP3826198B2 JP28128197A JP28128197A JP3826198B2 JP 3826198 B2 JP3826198 B2 JP 3826198B2 JP 28128197 A JP28128197 A JP 28128197A JP 28128197 A JP28128197 A JP 28128197A JP 3826198 B2 JP3826198 B2 JP 3826198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backrest
forward tilt
tilt direction
shaft portion
cushion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28128197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1199029A (ja
Inventor
江 俊 次 近
村 武 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP28128197A priority Critical patent/JP3826198B2/ja
Publication of JPH1199029A publication Critical patent/JPH1199029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3826198B2 publication Critical patent/JP3826198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、例えば自動車の座席に用いて好適な安全性および操作性を向上させた自動車用座席に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用座席のリクライニング装置では、バックレストの位置が垂直より後方では、前記バックレストの自重による回転トルクが後方への回転トルクとして作用し、また垂直より前方では前方回転トルクとして作用する。前記バックレストの通常の使用位置は垂直より後方にあるので、前記バックレス卜を後方へ傾斜させるとその自重による自重トルクが後方へ発生して最も後方へ倒したときの最後傾位置まで倒れてしまう。このようなバックレス卜を後方へ倒したとき最後傾位置まで倒れてしまう状態を防止するために、前記発生するシート自重トルクに打ち勝つ付勢力をばねトルクとして前方へばねで与えることで均衡させている。
このため垂直より前方では、バックレスト自重によるシート自重トルクと前記ばねによるばねトルクが共に前方に加算されて働き、リクライニングを解除したとき、前記バックレストの前傾トルクが大きなものとなっている。これらシート自重トルクとばねトルクと前傾トルクの関係を図6および図7に示す。図6および図7では、バックレストを垂直位置よリ22゜後傾した位置を中立0゜とするとともに、この中立位置より更に20゜(垂直位置より42゜)後傾したところを最後傾位置として、前記中立位置よりll0゜(垂直位置より88゜)前傾した位置を最前傾位置とした例である。
図6および図7に示すように、従来の自動車用座席のリクライニング装置はバックレストが前傾するにつれて前傾トルクが大きくなって行く特性を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動車用座席のリクライニング装置は以上のように構成されているので、リクライニングヒンジのロックを解除したときにバックレストが背中を強く叩いたり、また横の座席から操作したときなどには急激に前傾するバックレストにより操作者の頭部を打つなどの恐れがある課題があった。
【0004】
このような課題を解決するリクライニング装置として、実開昭63−142140号に開示された構造がある。
これは、図8に示すように、シートクッション側のクッションアーム101とバックレスト側のバックアーム102とを回動可能に支持するシャフト101a上に巻回して設けられ、かつ外方端がバックアーム102に係合することによりシートクッションを前傾方向に弾発付勢するうず巻状のリターンスプリング103aと、このリターンスプリング103aに隣接してシャフト101a上に並設され、該リターンスプリング103aとは逆の方向への付勢力を作用させるうず巻状のブレーキスプリング103bとを具備したもので、このうず巻状のブレーキスプリング103bは、2点鎖線で示すバックレスト側のバックアーム102の所定回動位置から前傾時に外方端がバックアーム102に係合することにより、シートクッションの前傾速度を緩和するよう構成されたものであった。
【0005】
しかるに、前記従来の構成では、2点鎖線で示すバックレスト側のバックアーム102の所定回動位置では、バックレストは前傾方向にリターンスプリング103aにより弾発付勢され、さらに、バックレストはこの位置から前傾最終位置までは、リターンスプリング103a及びバックレストによる前傾方向のトルクと、これと反対方向にはブレーキスプリング103bによるトルクとが作用するので、バックレストの前傾速度を緩和することはできても、バックレストを前傾させる場合のトルクのバランスがとり難かった。
【0006】
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであり、バックレストの前傾トルクをほぼ一定にして、バックレストの前傾動作に伴う危険性をなくし、安全性および操作性を向上させ、かつ使用状態に戻す力も軽くなる自動車用座席を提供することを目的とする。
また、構造を簡略化して製造コストを安価にするとともに省スペース化を図ることが可能な自動車用座席を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動車用座席は、バックレストをクッションフレームに対し回動可能に軸支する軸部と、前記バックレストを前傾方向へ付勢する付勢手段とを備えたリクライニング装置において、前記付勢手段は、一端部と他端部が長手方向の軸線に直角に屈曲され、さらに前記軸線に直交する面上での一端部に対する他端部の屈曲方向が、前記前傾方向へ前記バックフレームが傾斜する所定の前傾角度において当該バックフレームを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックフレームを後方へ回動させる方向へ切り換え可能なように所定の角度を有した屈曲方向となっており、前記バックレスト側に固設された前記軸部の一部へ前記一端が係止されるとともに他端が前記クッションフレームの一部に係止された単一のトルクロッドであることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る自動車用座席は、バックレストをクッションアームに対し回動可能に軸支する軸部と、前記バックレストを前傾方向へ付勢する付勢手段とを備えたリクライニング装置において、前記付勢手段は、自然形状における外端末及び内端末の取付け状態で前記バックレストが傾斜する所定の前傾角度位置にあり、該所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、前記クッションアーム側に固設された前記軸部の一部へ前記内端末が係止されるとともに前記外端末が前記バックレストの一部に係止された単一のうず巻バネであることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る自動車用座席は、バックレストをクッションアームに対し回動可能に軸支する軸部と、前記バックレストを前傾方向へ付勢する付勢手段とを備えたリクライニング装置において、前記付勢手段は、自然形状における外端末及び内端末の取付け状態で前記バックレストが傾斜する所定の前傾角度位置にあり、該所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、前記バックレスト側に固設された前記軸部の一部へ前記内端末が係止されるとともに前記外端末が前記クッションアームの一部に係止された単一のうず巻バネであることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図について説明する。
図1は、本実施の形態のリクライニング装置の主要部の組立構造を示す斜視図である。図において、1はバックフレーム、2はバックフレーム1に固定されたフリー側アーム部、3はフリー側アーム部2に固設されたピン、4はクッションフレーム、5はクッションフレーム4の一方のフリー側後方部に固設されたヒンジブラケット、6はクッションフレーム4のリヤー部材、7はリヤー部材6に固設されたフック、8はヒンジブラケット5に固設され前記ピン3が挿入されたブッシュである。17はスナップピンである。18はバックフレーム1とクッションフレーム4の一方のフリー側後方部に取り付けられるリクライニングヒンジである。
9はピン3に一端部が係止され、他端部がフック7に係止されたトルクロッドである。
【0011】
図2は、図1に示したリクライニング装置の主要部における各部品の構成を示す説明図であり、同図(a)はフリー側アーム部2に固設されたピン3の構成を示す斜視図であり、図において3aはピン3に形成され、前記トルクロッド9の一端部が挿入され係止される孔、同図(b)はブッシュ8の構成を示す斜視図、同図(c)はトルクロッド9の構成を示す部分斜視図であり、トルクロッド9の一端部9aと他端部9bはトルクロッド9の長手方向の軸線に直角に屈曲し、さらに前記軸線に直交する面上での一端部9aに対する他端部9bの屈曲方向は、前傾方向へバックフレーム1が傾斜する所定の前傾角度においてバックフレーム1を前記前傾方向へ付勢する付勢力が反転し、前記前傾方向から前記バックフレーム1を後方へ回動させる方向へ切り換え可能なように所定の角度を有した屈曲方向となっている。また、トルクロッド9の一端部9aにはスナップピン17を取り付けるためのスナップピン挿入孔9cが形成されている。同図(d)はフック7の構成を示す斜視図であり、図において7aはトルクロッド9の他端部9bの屈曲基部と係合する孔、7bはトルクロッド9の屈曲した他端部9bと係合するU字形状の切欠部である。
【0012】
次に、動作について説明する。
先ず、このリクライニング装置の組立手順について説明すると、バックフレーム1のフリー側アーム部2に固設されたピン3をヒンジブラッケット5に固設されたブッシュ8に挿入する。次に、トルクロッド9の一端部9aの先端をフック7の孔7aへ挿入し、トルクロッド9を孔7aに通し、トルクロッド9の他端部9bをフック7の切欠部7bへ係合する。その後、バックフレーム1を中立位置から角度θ前傾させ、ピン3に形成された孔3aの位置をトルクロッド9の一端部9aの先端位置へ合致させ、ピン3に形成された孔3aへトルクロッド9の他端部9bを挿入し、さらにスナップピン挿入孔9cへスナップピン17を取り付ける。その後、リクライニングヒンジ18をバックフレーム1とクッションフレーム4の一方のフリー側後方部に取り付ける。
【0013】
図4および図5は、このように構成された本実施の形態のリクライニング装置と従来のリクライニング装置とのトルクバランスを示す説明図である。
本実施の形態のリクライニング装置で、垂直位置より22゜後傾した位置を中立0゜として、この中立位置より更に20゜(前記垂直位置より42゜後傾した位置)後へ傾いた位置を最後傾位置とし、前記中立位置より110゜(前記垂直位置より88゜前傾した位置)前へ傾いた位置を最前傾位置とした例である。
ここで、前記中立位置よりθ=65゜前傾した位置から前記最後傾位置までの間は、従来のリクライニング装置と同じようにトルクロッド9がバックフレーム1を前方に付勢する。また、前記中立位置よりθ=65゜前傾した位置から前記最前傾位置までの間は、トルクロッド9がバックフレーム1を後方に付勢する。前記トルクロッド9の一端部9aと他端部9bの屈曲方向、およびピン3とフック7との間のトルクロッド9の取り付けは、バックフレーム1に対する前記付勢形態が実現されるように成されている。
【0014】
この結果、バックレストの自重によるシート自重トルクとトルクロッド9によるばねトルクとのバランスによりバックレストへ作用する前傾トルクは、ほぼ一定となり、特に前記中立位置よりθ=65゜前傾した位置から最前傾位置付近まではむしろ前傾するに従って小さくなり、衝撃を受けることなくバックレストを最前傾位置へ収めることが可能になり、バックレストの前傾動作に伴う危険性をなくし、安全性および操作性を向上させることが出来る効果がある。また、単一のトルクロッド9のみでこのような付勢形態を実現できるため、構造が簡略化でき製造コストの上昇を抑制でき、省スペース化を図れる効果がある。
【0015】
図3は、他の実施の形態のリクライニング装置の部分構成を示す斜視図であり、図において31はクッションアーム、32はクッションアーム31に固設されたシャフト、32aはシャフト32の軸方向に形成された溝部である。33はバックアーム、33aはバックアーム33の回動中心に形成されて前記シャフト32が挿通する孔、39はバックアーム33に固設されたフック、39aはフック39に形成された溝部である。36はうず巻バネである。36aはうず巻バネ36の屈曲した内端末であり、シャフト32の溝32aと係合する。36bはうず巻バネ36の屈曲した外端末であり、フック39の溝部39aと係合する。このうず巻バネの自然形状における外端末36bは、図3に示すように内端末36aが溝部32aに係合した状態で、バックアーム33の中立位置から角度θ前傾した位置にある。
【0016】
次に、動作について説明する。
先ず、組立手順について説明すると、リクラィニングヒンジの組立段階において、クッションアーム31に固設されたシャフト32をバックアーム33の33aに挿入し、バックアーム33を中立位置からほぼ角度θ、前傾させる。この状態で、シャフト32の溝部32aの位置にうず巻バネ36の内端末36aを合致させ、横方向からシャフト32の溝部32aにうず巻バネ36の内端末36aを係合させ、またフック39の溝部39aにうず巻バネ36の外端末36bを係合させる。
この場合のバックアーム33を傾斜させる角度θは、前記実施の形態における角度θと同値であり、図4および図5に示したトルクバランスが実現される。
【0017】
この結果、本実施の形態でも、バックレストの自重によるシート自重トルクとうず巻バネ36によるばねトルクとのバランスによりバックレストへ作用する前傾トルクは、ほぼ一定となり、特に前記中立位置よりθ=65゜前傾した位置から最前傾位置付近まではむしろ前傾するに従って小さくなり、衝撃を受けることなくバックレストを最前傾位置へ収めることが可能になり、バックレストの前傾動作に伴う危険性をなくし、安全性および操作性を向上させることが出来る効果がある。また、単一のうず巻バネ36のみでこのような付勢形態を実現できるため、構造が簡略化でき製造コストの上昇を抑制でき、省スペース化を図れる効果がある。
【0018】
なお、前記実施の形態のリクライニング装置では、シャフト32はクッションアーム31に固設されており、バックアーム33の回動中心に形成された孔33aへ挿通される構造として説明したが、シャフト32をバックアーム33の回動中心に固設して、クッションアーム31に形成された孔に挿通され、さらにフック39をクッションアーム31に固設する構造であってもよく、前記実施の形態と同様な効果を奏する。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、前傾方向へバックレストが傾斜する所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、前記バックレスト側の軸部の一部へ一端が係止されるとともに他端がクッションフレームの一部に係止された単一のトルクロッドを付勢手段として備えるように構成したので、衝撃を受けることなくバックレストを最前傾位置へ収めることが可能になり、バックレストの前傾動作に伴う危険性をなくし、安全性および操作性を向上できる効果がある。また、トルクロッドのみで前記付勢形態を実現できるため、構造が簡略化でき製造コストの上昇を抑制でき、省スペース化を図れる効果もある。
【0020】
また、本発明によれば、前傾方向へバックレストが傾斜する所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、クッションアーム側に固設された軸部の一部へ一端が係止されるとともに他端が前記バックレストの一部に係止された単一のうず巻バネを付勢手段として備えるように構成したので、衝撃を受けることなくバックレストを最前傾位置へ収めることが可能になり、バックレストの前傾動作に伴う危険性をなくし、安全性および操作性を向上できる効果がある。また、単一のうず巻バネのみで前記付勢形態を実現できるため、構造が簡略化でき製造コストの上昇を抑制でき、省スペース化を図れる効果もある。
【0021】
また、本発明によれば、前傾方向へバックレストが傾斜する所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、前記バックレスト側に固設された軸部の一部へ一端が係止されるとともに他端がクッションアームの一部に係止された単一のうず巻バネを付勢手段として備えるように構成したので、衝撃を受けることなくバックレストを最前傾位置へ収めることが可能になり、バックレストの前傾動作に伴う危険性をなくし、安全性および操作性を向上できる効果がある。また、単一のうず巻バネのみで前記付勢形態を実現できるため、構造が簡略化でき製造コストの上昇を抑制でき、省スペース化を図れる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるリクライニング装置の主要部の組立構造を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施の一形態によるリクライニング装置の主要部における各部品の構成を示す説明図である。
【図3】この発明の他の実施の形態によるリクライニング装置の部分構成を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施の一形態によるリクライニング装置と従来のリクライニング装置とのトルクバランスを示す図表である。
【図5】この発明の実施の一形態によるリクライニング装置と従来のリクライニング装置とのトルクバランスを示すグラフ図である。
【図6】従来のリクライニング装置のトルクバランスを示す図表である。
【図7】従来のリクライニング装置のトルクバランスを示すグラフ図である。
【図8】従来のリクライニング装置の要部側面図である。
【符号の説明】
1 バックフレーム(バックレスト)
3 ピン(軸部)
4 クッションフレーム
9 トルクロッド
31 クッションアーム
32 シャフト(軸部)
33 バックアーム(バックレスト)
36 うず巻バネ

Claims (3)

  1. バックレストをクッションフレームに対し回動可能に軸支する軸部と、前記バックレストを前傾方向へ付勢する付勢手段とを備えたリクライニング装置において、
    前記付勢手段は、一端部と他端部が長手方向の軸線に直角に屈曲され、さらに前記軸線に直交する面上での一端部に対する他端部の屈曲方向が、前記前傾方向へ前記バックフレームが傾斜する所定の前傾角度において当該バックフレームを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックフレームを後方へ回動させる方向へ切り換え可能なように所定の角度を有した屈曲方向となっており、前記バックレスト側に固設された前記軸部の一部へ前記一端が係止されるとともに他端が前記クッションフレームの一部に係止された単一のトルクロッドであることを特徴とする自動車用座席。
  2. バックレストをクッションアームに対し回動可能に軸支する軸部と、前記バックレストを前傾方向へ付勢する付勢手段とを備えたリクライニング装置において、
    前記付勢手段は、自然形状における外端末及び内端末の取付け状態で前記バックレストが傾斜する所定の前傾角度位置にあり、該所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、前記クッションアーム側に固設された前記軸部の一部へ前記内端末が係止されるとともに前記外端末が前記バックレストの一部に係止された単一のうず巻バネであることを特徴とする自動車用座席。
  3. バックレストをクッションアームに対し回動可能に軸支する軸部と、前記バックレストを前傾方向へ付勢する付勢手段とを備えた自動車用座席において、
    前記付勢手段は、自然形状における外端末及び内端末の取付け状態で前記バックレストが傾斜する所定の前傾角度位置にあり、該所定の前傾角度において当該バックレストを前記前傾方向へ付勢する付勢力を反転させ、前記前傾方向から前記バックレストを後方へ回動させる方向へ切り換える、前記バックレスト側に固設された前記軸部の一部へ前記内端末が係止されるとともに前記外端末が前記クッションアームの一部に係止された単一のうず巻バネであることを特徴とする自動車用座席。
JP28128197A 1997-09-29 1997-09-29 自動車用座席 Expired - Fee Related JP3826198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28128197A JP3826198B2 (ja) 1997-09-29 1997-09-29 自動車用座席

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28128197A JP3826198B2 (ja) 1997-09-29 1997-09-29 自動車用座席

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1199029A JPH1199029A (ja) 1999-04-13
JP3826198B2 true JP3826198B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=17636894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28128197A Expired - Fee Related JP3826198B2 (ja) 1997-09-29 1997-09-29 自動車用座席

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3826198B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1829736B1 (en) 2004-12-24 2014-05-21 TS Tech Co., Ltd. Automobile seat
JP2007319459A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Toyo Seat Co Ltd リクライニング装置
US10023076B2 (en) 2013-11-12 2018-07-17 Johnson Controls Technology Company Backrest adjuster for a vehicle seat, and vehicle seat

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1199029A (ja) 1999-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4378347B2 (ja) 折り畳み,タンブル,ニーリングシートアッセンブリ
US5967604A (en) Vehicle seat apparatus
JP3313590B2 (ja) シートリクライニング装置
EP1452384B1 (en) Seat assembly for vehicle
JP3826198B2 (ja) 自動車用座席
JP3532610B2 (ja) 可倒式アシストグリップ
JPH1199859A (ja) 自動車用座席
EP1951543B1 (fr) Mecanisme de verrouillage des glissieres d'un siege de vehicule automobile
JP4596625B2 (ja) 椅子
JP3738102B2 (ja) 自動車の後部座席
JP5230921B2 (ja) 車両用シート
JP2004008493A (ja) 車両用シートのヘッドレスト装置
JPH043868Y2 (ja)
JP2560937Y2 (ja) 車両用シートのアームレスト構造
JP4326405B2 (ja) 車両用シート
JP2001080400A (ja) 折りたたみシートの回動ロック構造
JP4136552B2 (ja) シートリクライニング装置
JPS60240540A (ja) 車輛用バツクミラ−
JPH0775577B2 (ja) アームレスト装置
JP3526013B2 (ja) 車両用シートのリクライニング装置
JP3958540B2 (ja) リクライニングシート
JP2002225602A (ja) 車両用シート
JPH11189083A (ja) 自動車用シート
JP3913457B2 (ja) シート装置
JPH05270367A (ja) 収納式レバ−型パ−キングブレ−キ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060424

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees