JP3738102B2 - 自動車の後部座席 - Google Patents

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の後部座席に関し、特にシートバックが後傾可能にされている自動車の後部座席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車の後部座席は、客席用として最も快適であることが望ましいが、小型車の場合はスペース上の制約が大きく、こうした要望(快適性)を満たすことが困難である。
【0003】
限られた空間内での快適性を高めるには、上体を倒したくつろいだ姿勢を乗客がとり得るようにして眼前の空間を広げることが有効である。従って、シートバックを後傾可能なようにする、所謂リクライニング機構を採用すれば、小型車であっても十分に快適な乗り心地の後部座席を得ることができるものと考えられる。このような観点に立脚した後部座席の構成が、例えば実公平1−21054号公報に開示されている。
【0004】
ところで、シートバックを後傾させることは、単に上体を寄り掛からせるだけで簡単に行えるが、これを元の位置に復帰させることは比較的厄介である。そこで後部座席のシートバックにも、その傾動中心軸上にねじりばね手段を設けることにより、シートバックを起立方向へ弾発付勢して、自動復帰可能なようにすることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、後部座席の場合、図4に示す如く、シートバックの可倒部2を傾動可能に支持するヒンジ軸Aの位置が後輪のタイヤハウス4に対向するので、例えば、従来のリクライニング機構に多用されている如き、ヒンジ軸Aと同軸的に渦巻きばねを設ける形式の自動復帰機構Rを用いると、組み込みに要するスペース(S寸法)が比較的大きいために可倒部2の有効幅に影響が及び、具体的に言うとシートバックの可倒部2の幅寸法を削減せざるを得なくなる。
【0006】
また、後傾操作力を低く抑えるためには、自動復帰のためのばね力をできるだけ小さくすることが好ましいが、そのためには、傾動動作に対する抵抗が低いことが望まれる。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、自動復帰機構付きリクライニング式シートバックの可倒部の復帰ばね力を大きくせずに済むように改良された自動車の後部座席を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明においては、シートバックが乗員の背中を実質的に支える後傾可能な可倒部2と、車体に固定されて車室内面に接続した後傾不能な側端固定部2fとからなり、可倒部が立位状態にあるときは当該可倒部の左右両外側面に対向し、且つ前記可倒部2を後傾した際には露出する左右の両側端固定部2fの内側面15がクッション性を有しており、該左右の両側端固定部2fの両内側面15に対して前記可倒部2の左右両外側端が線接触となるように、可倒部2の左右両外側端の車室側の角部Eが鋭角をなしていることを特徴とするものとした。このようにすれば、側端固定部2fに対する可倒部2の接触抵抗、つまり傾動動作に対する抵抗が軽減されるので、付勢手段のばね力を相対的に低く設定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面に示された具体的な実施例に基づいて本発明の構成について詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明が適用されたノッチバック型乗用車の後部側面の概略を示している。図1において、シート1とシートバック2とからなる後部座席は、後輪3のタイヤハウス4の前縁に接続したフロワパネル5の上面に設置されている。そしてシート1の後端とシートバック2の下端とがヒンジ軸6を介して連結されており、シートバック2は、所定角度範囲を後傾可能になっている。またシート1とシートバック2とを連結するヒンジ軸6の部分には、公知のラチェット式などであって良いロック機構(図示せず)が組み込まれており、一般のリクライニングシートと同様に、シートバック2の後傾角度を適宜に調節し得ると共に、後傾状態でロックを解除すると、後記するねじりばね手段のばね力により、元の角度にシートバック2が自動復帰し得るようになっている。
【0011】
シートバック2の背面上縁部とリアウインドウ7の内面下縁部との間には、リアシェルフ8が設けられている。このリアシェルフ8は、車幅方向に延在する分割線に沿って前後に2分割されると共に、ヒンジ9にて屈曲可能に連結されており、後側8fが車体に固定され、前側8mがシートバック2の後傾動作に追従して分割線から下向きに折れ曲がるようになっている。
【0012】
シートバック2に対して起立方向へ弾発付勢するためのねじりばね手段は、図2に示す如く、その一端を当該シートバック2の背面に当接させると共に、その他端を荷室の床10(スペアタイヤ収納部の周縁部など)に当接させたトーションバースプリング11からなり、ヒンジ軸6の軸線に隣接する位置に、ヒンジ軸6の軸線と略平行に延設されている。
【0013】
このトーションバースプリング11は、左右2分割に形成されると共に左右対称に配置されており、シートバック2の背面の左右両端に当接するアーム11aはそれぞれ上向きに延出され、車体中央側のアーム11bは、それぞれ荷室の床10に設けられたスペアタイヤの収納部などの底部へ向けて延出されている。そしてこのトーションバースプリング11の装着部は、スペアタイヤカバー12などによって隠されて目立たなくされている。
【0014】
本実施例によれば、シートバック2の側端部にはロック機構を設けるだけとなるので、シートバック2の幅方向寸法に影響を一切及ぼさずに自動復帰機構を組み込むことができる。
【0015】
一方、本発明が適用される後部座席のシートバックは、図3に示した如く、乗員の背中を実質的に支える可倒部2と、車室内面に接続した側端固定部2fとからなっている。そして側端固定部2fは車体に固定されて後傾不能であり、可倒部2のみが上記の如くリクライニング可能になっている。また、側端固定部2fは、パッド13と表皮14とで覆われており、可倒部2を後傾した際に露出する面15にクッション性を付与してある。
【0016】
この面15に対して可倒部2の左右側端面が線接触となるように、可倒部2の車室側の角部Eは鋭角にしてある。これにより、側端固定部2fに対する可倒部2の接触抵抗、つまり可倒部2の傾動作動力が低減されるので、付勢手段としてのトーションバースプリング11のばね力を相対的に低く設定することができる。
【0017】
【発明の効果】
このように本発明によれば、シートバックの可倒部の左右両外側端の車室側の角部を鋭角にすることにより、シートバックの固定部の内側面に線接触させて傾動動作に対する抵抗を軽減してトーションバースプリング等の戻しばね力を相対的に低く設定することができるので、自動復帰用ばね装置自体を小型化し、かつリクライニング操作力を軽減する上に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたノッチバック型乗用車の後部側面図。
【図2】本発明による後部座席の背面側から見た斜視図。
【図3】シートバックの上下方向中間位置での水平断面図。
【図4】従来のシートバックの傾動中心軸に沿う水平断面図。
【符号の説明】
1 シート
2 シートバック
3 後輪
4 タイヤハウス
5 フロワパネル
6 ヒンジ軸
7 リアウインドウ
8 リアシェルフ
9 ヒンジ
10 荷室の床
11 トーションバースプリング
12 スペアタイヤカバー
13 パッド
14 表皮
15 面

Claims (2)

  1. シートバックが後傾可能な自動車の後部座席であって、
    乗員の背中を実質的に支える後傾可能な可倒部と、車体に固定されて車室内面に接続した後傾不能な側端固定部とからなり、
    前記可倒部が立位状態にあるときは当該可倒部の左右両外側面に対向し、且つ前記可倒部を後傾した際には露出する左右の両側端固定部の内側面がクッション性を有しており、
    これら左右の両側端固定部の両内側面に対して前記可倒部の左右両外側端が線接触となるように、前記可倒部の左右両外側端の車室側の角部が鋭角をなしていることを特徴とする自動車の後部座席。
  2. 前記可倒部の背面上縁部とリアウインドウの内面下縁部との間には、車幅方向に延在する分割線に沿って前後に2分割されると共にヒンジにて屈曲可能に連結され、且つ後側が車体に固定され、前側が前記可倒部の後傾動作に追従して前記分割線から下向きに折れ曲がるようにされたリアシェルフが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車の後部座席。
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