JP3826070B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
炊飯器は、炊飯器本体内に米と水を入れた調理鍋を収容し、その上方開口部を炊飯器本体に回動自在に設けた蓋体にて閉塞し、調理鍋を加熱する加熱手段(誘導加熱コイルや抵抗線ヒータ等)を制御して炊飯動作を実行するものである。
【0003】
また、健康志向の高まりともに発芽玄米を炊飯して食することが行われるようになった。この発芽玄米とは、玄米を発芽させたものであり、玄米に比べて柔らかく、健康増進に優れている。発芽玄米は、ドライタイプとウェットタイプのものが入手可能であり、一般的にドライタイプの方が多く市販されている。
【0004】
発芽玄米を炊飯する場合、従来の炊飯器では、白米と混ぜて炊飯したり、発芽玄米のみで通常の炊飯を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記炊飯器でドライタイプの発芽玄米を炊飯する場合、調理鍋内に入れられた水を吸水してしまい、正常に炊飯できないという問題があった。特に、タイマー炊飯時に米を水に浸漬させて2〜3時間が経過すると、発芽玄米が調理鍋内の水をほとんど吸水してしまう。
【0006】
そこで、本発明では、発芽玄米を炊飯する際に吸水しすぎによる炊飯の失敗を防止可能な炊飯器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の炊飯器は、
調理鍋と、該調理鍋を収容する本体と、前記調理鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御して登録されたメニューの炊飯動作や予約炊飯動作を実行する制御手段とを備えた炊飯器において、
ドライタイプの発芽玄米を炊飯するための発芽玄米炊飯メニューを設け、
前記制御手段は、前記発芽玄米炊飯メニューが選択され、かつ予約炊飯動作が選択された際、前記予約炊飯動作を行なわないものである。
【0008】
前記炊飯器によれば、発芽玄米を炊飯するための専用の発芽玄米炊飯メニューが設けられ、制御手段は、発芽玄米炊飯メニューが選択された際、予約炊飯動作を行なわないので、発芽玄米が、炊飯動作が開始されるまで水に浸漬された状態でおいておかれるということを回避できる。
【0009】
前記発芽玄米炊飯メニューは、通常の炊飯メニュー時の電力値に比べて低い電力を、前記調理鍋内の温度が所定温度になるまで前記加熱手段に通電することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0011】
図1は、本発明の実施形態に係る炊飯器1を示す。この炊飯器1は、調理鍋2と、該調理鍋2を収容する炊飯器本体3と、該炊飯器本体3に回動可能に取り付けられる蓋体4とからなる。
【0012】
前記調理鍋2は、熱伝導率が高いアルミ等からなる鍋母材の外面に、誘導加熱コイル5への高周波電流の通電時に生じる渦電流によって電磁誘導加熱される強磁性材料をコーティングしたり接合等したものである。
【0013】
前記炊飯器本体3は、有底筒形状をなす胴体3aの内部に、前記調理鍋2を収容する非導電性材料からなる保護枠6を備えている。これら胴体3aと保護枠6との間には、誘導加熱コイル5、調理鍋用温度センサ7およびマイコン8を実装した制御基板8aが配設された周知の構成である。
【0014】
前記蓋体4は、前記調理鍋2および炊飯器本体3の開口部を開放可能に閉塞するもので、調理鍋2の側に放熱板10、蓋ヒータ11および内蓋12が配設されている。そして、蓋体4の内部には、蓋体用温度センサ13が配設された周知の構成である。
【0015】
また、前記炊飯器本体3の前面には、図2に示す操作パネル14が配設されている。この操作パネル14は、中央に配設された液晶表示方式の表示パネル15の周りに、炊飯条件を入力するための複数のスイッチ14a〜14eが配設されている。
【0016】
前記スイッチ14a〜14eは、予約炊飯メニューや発芽玄米炊飯メニューをを実行し、保温機能の実行中には再加熱機能を実行したいときに押すための炊飯スイッチ14a、所望の炊飯メニューや予約炊飯メニューを選択するためのメニュースイッチ14b、炊飯動作および予約炊飯動作を含む全ての動作を終了させて待機状態としたいときに押すためのとりけしスイッチ14c、保温機能を実行したいときに押すための保温スイッチ14d、おやすみ保温機能に変更して実行したいときに押すためのおやすみ保温スイッチ14eである。また、これら各スイッチ14a,14d,14eの背部には、図示しないLEDが配設され、これら各スイッチ14a,14d,14eを点灯または点滅表示できるようにしている。
【0017】
前記表示パネル15の中央には、24時間の時刻表示を可能とした数値表示部15a、保温時刻等の単位を表す時間表示部15b、および、炊飯動作残り時間等の単位を表す分表示部15cが設けられている。また、表示パネル15の上方には、白米炊飯メニューにおけるご飯の硬さ「ふつう」、「やわらかめ」、「かため」、および「白米急速」を示すための三角形状の表示部、「無洗米」、「カレー用」、「弁当用」、「すしめし」、「おこげ」、「炊きこみ」、「おかゆ」、「おこわ」を示すための表示部からなるメニュー表示部15dが設けられている。また、前記数値表示部15aの上方には、再加熱中であることを示す再加熱表示部15eが設けられている。また、表示パネル15の下方には、発芽玄米炊飯メニューが選択されていることを示す「発芽玄米」というメニュー表示部15fが設けられている。
【0018】
前記制御基板8aに実装したマイコン8は、記憶されたプログラムに従って、前記温度センサ7,13等から出力される信号に応じて、予熱工程、沸騰工程、沸騰維持工程、および、二度炊き工程を含むむらし工程からなる炊飯動作を実行するものである。
【0019】
次に、前記炊飯器1のマイコン8による炊飯動作について説明する。
【0020】
まず、ユーザが、希望するカップ数の米と、その米を炊飯するのに要する分量の水を内鍋2内に収容し、この内鍋2を本体3にセットした後、炊飯する米の種類(白米または発芽玄米)や希望するご飯の硬さ等を炊飯器本体3の正面に配設された図2に示す操作パネル14の各スイッチ14a〜14eを操作して設定し、炊飯スイッチ14aを押す。
【0021】
炊飯器1が白米炊飯動作を実行する場合、マイコン8は、図3に示すように、記憶されたプログラムに従って誘導加熱コイル5に電力を通電し、通常の炊飯動作を実行する。このとき、調理鍋2内の温度変化は、図3に示す曲線Tのように変化する。
【0022】
また、炊飯器1が発芽玄米炊飯動作を実行する場合、マイコン8は、図4に示すように、記憶されたプログラムに従って誘導加熱コイル5に電力を通電し、発芽玄米炊飯動作を実行する。このとき、調理鍋2内の温度変化は、図4に示す曲線T’のように変化する。この発芽玄米炊飯動作時には、沸騰維持工程において通常の炊飯動作の電力W1に比べて低い電力W2を通電する。これにより、吹きこぼれなどを防止できる。また、発芽玄米炊飯動作時には、電力値をW1またはW2に設定するとともに、通電率を低くするようにしてもよい。
【0023】
次に、ユーザが、米と必要な水を収容した内鍋2を本体3にセットし、炊飯する米の種類(白米または発芽玄米)等を選択した後、予約炊飯機能を実行する場合について説明する。
【0024】
図5のフローチャートに示すように、待機状態にある炊飯器1において、メニュースイッチ14bがオンされて予約炊飯機能が選択されると、ステップS1において、発芽玄米炊飯メニューが設定されたか否かを判断する。発芽玄米炊飯メニューが選択または設定されている場合、エラー報知して(ステップS2)、待機状態にリターンする。一方、発芽玄米炊飯メニューが設定されていない場合、すなわち白米炊飯メニュー等が設定されている場合、ユーザが炊き上がり時間を操作パネル14の各スイッチ14a〜14eを操作して設定すると、予約タイマーをセットする(ステップS3)。次に、炊飯スイッチ14aがオンされるとタイマー炊飯をスタートする。
【0025】
これにより、ユーザが発芽玄米を炊飯器1にセットして予約炊飯しようとした場合、タイマー炊飯を実行しないでエラー報知するので、発芽玄米が、炊飯動作が開始されるまでの間、水に浸漬された状態でおいておかれるということを回避できる。その結果、発芽玄米が吸水し過ぎて調理鍋2内の水がなくなり、炊飯が失敗することを防止できる。
【0026】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。本発明は、前記実施形態の誘導加熱方式に限らず、例えば、加熱板方式の炊飯器にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の炊飯器は、調理鍋と、該調理鍋を収容する本体と、調理鍋を加熱する加熱手段と、加熱手段を制御して登録されたメニューの炊飯動作や予約炊飯動作を実行する制御手段とを備えた炊飯器において、ドライタイプの発芽玄米を炊飯するための発芽玄米炊飯メニューを設け、制御手段は、発芽玄米炊飯メニューが選択され、かつ予約炊飯動作が選択された際、予約炊飯動作を行なわないので、発芽玄米が調理鍋内の水を吸水し過ぎて炊飯が失敗することを防止できる。
【0028】
特に、発芽玄米炊飯メニューは、通常の炊飯メニュー時の電力値に比べて低い電力を、調理鍋内の温度が所定温度になるまで加熱手段に通電するようにしたので、発芽玄米の最適な炊き上がりを実現できるという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の炊飯器の概略図である。
【図2】 図1の炊飯器の操作パネルを示す正面図である。
【図3】 白米炊飯動作時の調理鍋の温度変化を示すグラフである。
【図4】 発芽玄米炊飯動作時の調理鍋の温度変化を示すグラフである。
【図5】 予約炊飯動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…炊飯器
2…調理鍋
3…本体
5…誘導加熱コイル(加熱手段)
8…マイコン(制御手段)

Claims (2)

  1. 調理鍋と、該調理鍋を収容する本体と、前記調理鍋を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御して登録されたメニューの炊飯動作や予約炊飯動作を実行する制御手段とを備えた炊飯器において、
    ドライタイプの発芽玄米を炊飯するための発芽玄米炊飯メニューを設け、
    前記制御手段は、前記発芽玄米炊飯メニューが選択され、かつ予約炊飯動作が選択された際、前記予約炊飯動作を行なわないことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記発芽玄米炊飯メニューは、通常の炊飯メニュー時の電力値に比べて低い電力を、前記調理鍋内の温度が所定温度になるまで前記加熱手段に通電することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
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