JP3412908B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP3412908B2
JP3412908B2 JP11102894A JP11102894A JP3412908B2 JP 3412908 B2 JP3412908 B2 JP 3412908B2 JP 11102894 A JP11102894 A JP 11102894A JP 11102894 A JP11102894 A JP 11102894A JP 3412908 B2 JP3412908 B2 JP 3412908B2
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    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1441Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive
    • G02B15/144113Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being positive arranged +-++

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリアフォーカス方式のズ
ームレンズに関し、ビデオカメラ等に用いられるズーム
レンズで、特にバックフォーカスが長いかまたは射出瞳
からの光学的距離が長いか、もしくは両者の長いリアフ
ォーカス式ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より写真用カメラやビデオカメラな
どに使われるズームレンズに於いて、物体側の第1レン
ズ群より後方のレンズ群を移動させてフォーカスを行
う、いわゆるリアフォーカス方式を採用した例が色々と
提案されている。これは、リアフォーカス方式比較的
小型軽量のレンズ群を移動させるので、レンズ群の駆動
力が小さくて済み且つ迅速な焦点合わせが出来る等の特
長があるためである。
【0003】このようなリアフォーカス式のズームレン
ズとして例えば特開昭63−44614号公報では物体
側より順に正の屈折力の第1群と、変倍用の負の屈折力
の第2群と、変倍に伴う像面変動を補正するための負の
屈折力の第3群と、そして正の屈折力の第4群の4つの
レンズ群より成るいわゆる4群ズームレンズにおいて、
第3群を移動させてフォーカスを行っている。
【0004】しかしながらこの種のズームレンズは第3
群の移動空間を確保しなければならず、レンズ全長が増
大する傾向がある。また特開昭58−136012号公
報では変倍部を3つ以上のレンズ群で構成し、この内の
一部レンズ群を移動させてフォーカスを行っている。
【0005】特開昭63−247316号公報では物体
側より順に正の屈折力の第1群と、負の屈折力の第2群
と、正の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群の
4つのレンズ群を有し、第2群を移動させて変倍を行い
第4群を移動させて変倍に伴う像面変動とフォーカスを
行っている。
【0006】特開昭58−160913号公報では物体
側より順に正の屈折力の第1群と、負の屈折力の第2群
と、正の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群の
4つのレンズ群を有し、第1群と第2群を移動させて変
倍を行い、変倍に伴う像面変動を第4群を移動させて行
っている。そしてこれらのレンズ群のうち1つまたは2
つ以上のレンズ群を移動させてフォーカスを行ってい
る。
【0007】特開昭62−24213号公報では物体側
より順に正の屈折力の第1群と、負の屈折力の第2群
と、正の屈折力の第3群、そして正の屈折力の第4群の
4つのレンズ群を有し、第2群を移動させて変倍を行
い、変倍に伴う像面変動を第4群を移動させて補正する
と共にフォーカスを行っている。
【0008】特開昭63−278013号公報記載のズ
ームレンズは順に、正の第1レンズ群、負の第2レンズ
群、負の第3レンズ群、正の第4レンズ群を配し、第2
レンズ群を移動させて変倍を行い、第4レンズ群で像面
移動を補償すると共にフォーカシングを行っている。
【0009】しかしながらこの形態のズームレンズで
は、第2レンズ群からの発散光束を第3レンズ群で更に
発散させるので第4レンズ群が大型化し、またフォーカ
スによる収差変動が大きくなる傾向がある。
【0010】特開昭63−29718号公報は、順に負
レンズ、正レンズ、正レンズの3枚のレンズにて構成さ
れ全体として正の焦点距離距離を有する第1群と、負レ
ンズ、負レンズ、正レンズの3枚のレンズにて構成され
全体として負の焦点距離を有し変倍時に可動であって主
として変倍をつかさどる第2群と、1枚、2枚又は3枚
のレンズにて構成され全体として正の焦点距離を有し常
時固定であって射出角でほぼアフォーカルにする役割を
なし非球面を含んでいる第3群と、少し大きな空気間隔
をあけて負レンズ、正レンズ、正レンズ又は正レンズ、
正レンズ、負レンズの3枚のレンズにて構成され全体と
して正の焦点距離を有し変倍時に発生する焦点位置の変
動をなくすいわゆるコンペンセーターの役割をすると共
に、合焦のために可動である第4群より構成したズーム
レンズを開示している。しかしながら、第4群に対する
第3群の焦点距離の比が強過ぎると充分長いバックフォ
ーカスを得難くなる。
【0011】特開平5−72472号公報は順に正の屈
折力を持ち固定の第1群と、負の屈折力を持ち変倍の為
の第2群と、固定で集光作用を有し正の屈折力の第3群
と、像面位置を維持する為で、光軸上を移動する正の屈
折力の第4群を有する非球面ズームレンズを開示する。
このズームレンズは、第3群と第4群が比較的大きな空
気間隔を有し、第1群は前方より順に負レンズと両凸レ
ンズそしてメニスカス正レンズを配し、第2群はメニス
カス負レンズおよび両凹レンズと正レンズを配し、第3
群は1面以上の非球面である単レンズから構成され、第
4群は1面以上の非球面を有するレンズを含み且つ1枚
の負レンズと2枚の正レンズを配している。
【0012】しかしながらこの形態のズームレンズはバ
ックフォーカスは長くなるが、実施例に照らすとズーミ
ングの中間位置で射出瞳から色分解光学系までの距離が
かなり短くなり色分解光学系での色シェーディングが発
生し易くなる。
【0013】米国特許明細書第4299454では、
物体側より順に第1正レンズ群、第2負レンズ群、後方
の正レンズ群より構成され、負レンズ群を含む少なくと
も2つのレンズ群を移動させて変倍を行い、第2負レン
ズ群は物体側から第1、第2の負レンズと正のダブレッ
トから成るズームレンズが開示されている。しかし実施
例に第3レンズ群の最も物体側に負レンズを配置したも
のが提示されているが、この場合、第3レンズ群が移動
しているために機構が複雑になり易く、充分長いバック
フォーカスは得難かった。
【0014】米国再発行特許明細書第32923は、
物体側より順に第1正レンズ群、第2負レンズ群、絞り
そして第3正レンズ群、第4正レンズ群を配し、第1、
第4レンズ群は変倍の際、同じ方向に動き、絞りは変倍
の際に固定されるズームレンズが開示されている。実施
例中では第3レンズ群の最も物体側に負レンズを配置し
たものが提示されているが、バックフォーカスが充分長
いとは言えないものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ズームレンズ
にリヤーフォーカス方式を採用すると前述の様にレンズ
系全体が小型化され、また迅速なフォーカスが可能とな
り、更に近接影影の容易に行える構成となる特長があ
る。
【0016】しかしながらその反面、フォーカスの際の
収差変動が大きくなり易く、無限遠物体から近距離物体
に至る物体距離全般に渡って、レンズ系全体の小型化を
図りつつ高い光学性能を得るのは大変むずかしくなって
くる。
【0017】また現在民生用のビデオカメラ用のズーム
レンズは多くの物が単板式が用いられており、この場合
業務用におもに用いられている多板式のレンズに用いら
れている色分解プリズム等を使用せずともよいのでバッ
クフォーカスや射出瞳位置は比較的短くなっている。
【0018】しかしながら多板式の場合、撮影レンズの
後方に色分解プリズム等を配置せねばならないため単板
式の民生用のビデオカメラ用のズームレンズに対し比較
的長いバックフォーカスと充分に長い射出瞳位置が必要
になるという問題が生じてくる。
【0019】本発明は、リヤフォーカス方式を採用し、
レンズ系全体の大型化を防止しつつ広角端から望遠端に
わたる焦点距離全般で良好な光学性能を実現し、好まし
くはバックフォーカスが長く射出瞳が遠く離れた位置に
在る簡易な構成のズームレンズを提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明は、物体側(前方)より順に、正の屈折力を
有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ
群、第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を
有し、前記第2レンズ群を物体側から像面側へ軸上移動
させて変倍を行うと共に、前記第4レンズ群が変倍に伴
う像面移動の補償とフォーカスを行うズームレンズであ
って、前記第3レンズ群は少なくとも1枚の負レンズと
1枚の正レンズより構成され、その際、第3レンズ群の
最も物体側のレンズが負レンズであり、また第3レンズ
群の直前に絞りを配置し、前記第1レンズ群から第4レ
ンズ群までの広角端における合成焦点距離をFw、広角
端における物体距離無限時のこのズームレンズのバック
フォーカスをBFw、前記第3レンズ群と第4レンズ群
の焦点距離をそれぞれF3,F4とするとき、 3.0<BFw/Fw<6.0 …(1)1.5<F3/F4≦3.268 …(2) なる条件を満足するようにした。その際、好ましくは第
1レンズ群と第3レンズ群は変倍中固定である。このよ
うに第3レンズ群の最も物体側のレンズを負レンズとす
る事で充分に長いバックフォーカスと射出瞳位置を確保
し、該第3レンズ群最も物体側に絞りを配置することで
絞りより物体側を短くし前玉径を小型にしている。
【0021】更に前記第3レンズ群の最も物体側の負レ
ンズは像側に、もう一方の面に比して強い凹面を有する
ことである。このようにすることでバックフォーカスや
射出瞳位置を長くするために最も物体側の負レンズで発
散させられた光束がその次のレンズに入射するときに発
生する球面収差をキャンセルしている。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】他方前述した第2レンズ群の焦点距離を
とし、第1レンズ群から第4レンズ群までの望遠端に
おける合成焦点距離をFt、望遠端における第1レンズ
群から第3レンズ群までの合成焦点距離をFatとする
とき、 −0.5<Ft/Fat<0.5 …(3) −2<Fw/F<−0.25 …(4) なる条件式の1つ以上を満足するのが望ましい。
【0026】
【実施例】図1は本発明に関するズームレンズの光学断
面を示している。1は正の屈折力を有する固定の第1レ
ンズ群、2は負の屈折力を有し変倍のために光軸上を移
動する第2レンズ群、3は正又は負の屈折力を有する固
定の第3レンズ群、4は正の屈折力を有し、変倍の際の
像面移動を補償するための第4レンズ群である。また5
は光学諸要素の等価物で、無くても良いものとする。S
Pは開口絞りである。
【0027】本実施例においては第4レンズ群を移動さ
せて変倍に伴う像面変動の補正を行うと共にフォーカス
を行うようにしている。特に広角端から望遠端への変倍
に際して物体側へ凸状の軌跡を有するように移動させて
いる。これにより第3レンズ群と第4レンズ群との空間
の有効利用を図りレンズ全長の短縮化を効果的に達成し
ている。
【0028】本実施例において、例えば望遠端において
無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合は、
第4レンズ群を前方へ繰り出すことにより行っている。
【0029】本実施例では従来の4群ズームレンズにお
いて第1レンズ群を繰り出してフォーカスを行う場合に
比べて前述のようなリアフォーカス方式を採ることによ
り第1レンズ群のレンズ有効径の増大化を効果的に防止
している。
【0030】以下、前述の条件式をその極値の意味を説
明する。
【0031】条件式(1)はバックフォーカスを規制す
るものである。当条件式の下限値を越えてバックフォー
カスが短くなると色分解プリズム等の光学要素を配置す
ることができなくなったり、射出瞳が短くテレセントリ
ック系から大きくズレることになり、プリズムに入射す
る光線の角度がきつくなって色シーデングが無視できな
い程度に発生する。逆に上限を越えてバックフォーカス
が長くなると第4レンズ群の有効径が大きくなりレンズ
が重くなるためスムーズにフォーカシングができなくな
る問題が生じる。
【0032】更に望ましくは3.0 <BFw/Fw<5.0 の様に上限値を減縮することは、バックフォーカスや射
出瞳距離を長くし、小型化を催進するのに役立つ。
【0033】条件式(2)は第3レンズ群と第4レンズ
群の焦点距離に関するもので、絞り以降のコンパクト化
を達成しつつバックフォーカスや射出瞳距離を充分長く
して良好な光学性能を維持するためのものである。
【0034】条件式(2)の下限値を越えて第3レンズ
群の焦点距離が短くなると変倍に伴うあるいはフォーカ
シング時の球面収差の変動補正が困難となる。またバッ
クフォーカスを充分確保するのが困難となったり、ズー
ム中間位置での射出量距離が短くなり易く、第4レンズ
群の移動量が大きくなってズーミング時やフォーカシン
グ時の収差変動が大きくなると言った問題が生じる。逆
に上限値を越えて第3レンズ群の焦点距離が長くなる
と、第3レンズ群から射出する光束の発散度が大きくな
るので第4レンズ群の有効径が大きくなってレンズが重
くなるためスムーズなフォーカシングがし難くなる。
【0035】別の条件式(3)は第3レンズ群を射出す
る軸上光線の平行度(アフォーカル度)に関するもので
ある。条件式の上限値を越えて軸上光束の収斂度が強く
なると至近距離物体での非点隔差が大きくなると共にメ
リディオナル像面が補正不足になり易い。逆に下限値を
越えて軸上光束の発散度が強くなると第4レンズ群への
入射高が高くなって球面収差が多く発生してくると言う
問題が生じる。
【0036】他方、条件式(4)は第2レンズ群の焦点
距離を規制している。この条件式の上限値を越えて第2
レンズ群の焦点距離が短くなるとベッツバール和がアン
ダーで大きくなる像面の倒れ等の収差補正が困難にな
る。逆に下限値を越えて第2レンズ群の焦点距離が長く
なると第2レンズ群の移動量が増え、前玉径が大きくな
り過ぎると言う問題がある。
【0037】以上述べた様に条件式(3)あるいは
(4)はバックフォーカスや射出瞳距離を長くしつつ良
好な光学性能を満足するためのものであるが、更に望ま
しくは条件式(3)、(4)を −0.5<Ft/Fat<0.3 −1.2<Fw/F <−0.3 の様に上限値あるいは下限値もしくは両者を減縮すると
良い。
【0038】以上とは別に、充分長いバックフォーカス
と射出瞳位置にするには以下の条件を満たすのがより好
ましい。
【0039】 0.3<D34t /√(Fw×Ft)<1.5…(5) −6<F1 /F2 <−3…(6) ここでD34t は望遠端無限遠における第3レンズ群と第
4レンズ群の間隔、Fw、Ftはそれぞれ広角端と望遠
端における全系の焦点距離、Fiは第iレンズ群の焦点
距離である。
【0040】条件式(5)は望遠端無限遠における第3
レンズ群と第4レンズ群の間隔に関するものである。条
件式(5)の上限を越えて第3レンズ群と第4レンズ群
の間隔が広がると第4レンズ群に入射する軸外光束高が
高くなり収差補正が困難になると共に第4レンズ群の有
効径が大きくなるという問題点も生じる。逆に下限を越
えて間隔が狭くなると第4レンズ群の至近でのフォーカ
スによる繰り出し量を確保することが困難になるという
問題が生じる。
【0041】条件式(6)は第1レンズ群と第2レンズ
群の焦点距離に関するものであり、コンパクト化を達成
しつつバックフォーカスの長くて良好な光学性能を維持
するためのものである。条件式(6)の下限値を越えて
第2レンズ群の焦点距離が長くなり、第1レンズ群の焦
点距離が短くなると第2レンズ群の移動量が増大し全長
や前玉径を小型化する事が困難になる。また望遠端近傍
での第4レンズ群の移動量が大きくなりズーミング時の
収差の変動が大きくなる傾向がある。逆に上限を越える
と歪曲等の諸収差を良好な補正が難しくなる。
【0042】その際、望ましくは条件式(5)(6)に
ついて、 0.3<D34t /√(Fw×Ft)<1.2 −5.5<F1 /F2 <−3.5 を満足すると性能は更に向上する。
【0043】尚、更に良好な光学性能で、かつ充分長い
バックフォーカスと射出瞳位置であり、かつ小型にする
には上記条件式(1)から(6)は夫々以下の条件を満
足することがより望ましい。
【0044】 3.0<BFw/Fw<4.51.8<F3/F4≦3.268 −0.2<Ft/Fat<0.1 −0.8<Fw/F2<−0.4 0.3<D34t/√(Fw×Ft)<1.2 −5.2<F1/F2<−4.0
【0045】次に本発明の実施例に対応する数値実施例
1,2,4〜6と参考例の数値実施例3を示す。尚、数
値実施例においてRi は物体側より順に第i番目の曲
率半径、diは物体側より順に第i番目のレンズ厚及び
空気間隔、Niとνiはそれぞれ物体側より順に第i番
目のレンズのガラスの屈折率とアッベ数である。
【0046】また数値実施例1におけるr27〜r29
は光学フィルター、フェースプレート等を示す。
【0047】非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直
方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半
径、B、C、D、E、Fを各々非球面係数としたとき
【0048】
【外1】 なる式で表している。e-oiは10-iを表わしている。
【0049】また前述の各条件式と数値実施例における
諸数値との関係を表1に示す。
【0050】
【表1】 因みに収差図で(A)は広角端の、(B)は望遠端の縦
収差を示している。
【0051】
【外2】
【0052】
【外3】
【0053】
【外4】
【0054】
【外5】
【0055】
【外6】
【0056】
【外7】
【0057】
【発明の効果】以上述べた様に本発明は諸収差図に示し
た様な良好な収差補正を実現し、バックフォーカスが長
く、射出瞳が遠く離れた大口径比のリアフォーカス式の
ズームレンズを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】数値実施例1に対応する光学断面図。
【図2】数値実施例1の収差図。
【図3】数値実施例2に対応する光学断面図。
【図4】数値実施例2の収差図。
【図5】数値実施例3に対応する光学断面図。
【図6】数値実施例3の収差図。
【図7】数値実施例4に対応する光学断面図。
【図8】数値実施例4の収差図。
【図9】数値実施例5に対応する光学断面図。
【図10】数値実施例5の収差図。
【図11】数値実施例6に対応する光学断面図。
【図12】数値実施例6の収差図。
【符号の説明】
1 第1レンズ群 2 第2レンズ群 3 第3レンズ群 4 第4レンズ群 SP 絞り d d線 g g線 ΔM メリディオナル像面 ΔS サジタル像面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−29718(JP,A) 特開 昭63−29719(JP,A) 特開 平6−51199(JP,A) 特開 昭62−247316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正の屈折力を有する第
    1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、第3レ
    ンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を有し、前記
    第2レンズ群を物体側から像面側へ軸上移動させて変倍
    を行うと共に前記第4レンズ群が変倍に伴う像面移動の
    補償とフォーカスを行うズームレンズであって、前記第
    3レンズ群は少なくとも1枚の負レンズと1枚の正レン
    ズより構成され、その際、第3レンズ群の最も物体側の
    レンズが負レンズであり、また第3レンズ群の直前に絞
    りを配置し、前記第1レンズ群から第4レンズ群までの
    広角端における合成焦点距離をFw、広角端における物
    体距離無限時のこのズームレンズのバックフォーカスを
    BFw、前記第3レンズ群と第4レンズ群の焦点距離を
    それぞれF3,F4とするとき、 3.0<BFw/Fw<6.01.5<F3/F4≦3.268 なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記第3レンズ群の最も物体側の負レン
    ズは像側に、他面より強いパワーの凹面を有することを
    特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第2レンズ群の焦点距離を
    し、前記第1レンズ群から第4レンズ群までの望遠端に
    おける合成焦点距離をFt、望遠端における前記第1レ
    ンズ群から第3レンズ群までの合成焦点距離をFatと
    するとき、 −0.5<Ft/Fat<0.5−2<Fw/F <−0.25 なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2
    のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 望遠端における物体距離無限時の前記第
    3レンズ群と第4レンズ群の間隔をD34t、前記第1
    レンズ群から第4レンズ群までの望遠端における合成焦
    点距離をFt、前記第1レンズ群と第2レンズ群の焦点
    距離をそれぞれF,Fとするとき、 0.3<D34t/√(Fw×Ft)<1.5 −6<F/F<−3 なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4
    いずれか1項記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4いずれか1項記載
    のズームレンズを有することを特徴とするカメラ。
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