JP3819480B2 - 多重変換装置の構築方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル通信網において、複数の低速伝送路と高速伝送路との間のディジタル信号の多重化及び分離を行う固定多重変換装置や、たとえば、ADM(Add Drop Multiplexer)などのクロスコネクト機能を備えた回線編集装置などの、多重変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数の低速伝送路と高速伝送路の間の多重変換を行う多重変換装置を用いた伝送システムとしては、図13aに示すように複数の低速伝送路より受信した低速信号を時分割多重化し高速伝送路に高速信号として送信し、高速伝送路より受信した高速信号を複数の低速信号に多重分離し、各低速伝送路に送信する固定多重変換装置(以下、記号LTEで表す)をポイントツーポイントで接続したシステム知られている。
【0003】
また、このようなLTEを用いた伝送システムにおけるセルフヒーリングを行うための構成としては、両端のLTEの間に相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の現用系の高速伝送路と、相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の予備系の高速伝送路を設ける1:1構成と、両端のLTEの間に相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の現用系の高速伝送路を複数組設け、この複数組の高速伝送路に対して共用される、相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の予備系の高速伝送路を設ける1:n構成が知られている。
【0004】
なお、本明細書中においては、現用系をW;Working で、予備系をP;Protectionで表し、2つの他の多重変換装置の間に接続する多重変換装置については、接続する2つの他の多重変換装置のうちの一方の多重変換装置側をE;Eastで、他方の多重変換装置側をW;Westで表すこととする。
【0005】
さて、1:1、1:n構成のLTEにおいては、現用系の高速伝送路に障害が生じた場合には、信号の伝送に用いる高速伝送路を障害が生じた高速伝送路より予備系の高速伝送路に切り換えることによりセルフヒーリングを行うが、この切り替えの手法としては、図13bに示すように、障害が生じた組の2本の高速伝送路の両方を予備系の2本の高速伝送路に切り換えるbi-directional切り替えの手法と、図13cに示すように障害が生じた1本の高速伝送路のみを、その高速伝送路と同じ方向に信号を伝送する予備系の1本高速伝送路に切り換えるuni-directional切り替えの手法が知られている。
【0006】
また、複数の低速伝送路と高速伝送路の間の多重変換を行う多重変換装置としては、図14aに示すように、高速伝送路(E)より受信した高速信号の一部を複数の低速信号に多分離して各低速伝送路上に送信し、高速伝送路(E側;EAST側)より受信した高速信号の残りと、低速伝送路より受信した低速信号を時分割多重化して、他の高速伝送路(W側;WEST側)に送信するADMが知られている。
【0007】
また、このようなADMを用いた伝送システムの構成としては、図14bに示すようにLTEの間にADMを配置したリニア構成、図14cに示すように複数のADMをリング状に高速伝送路で繋いだリング構成が知られている。
【0008】
また、リニア構成には、先に説明したLTEの1:1構成、1:n構成に対応して、図15aに示すように図中のE側、W側それぞれについて、逆方向に信号を伝送する2本一組の現用系の高速伝送路と、相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の予備系の高速伝送路を設ける1:1構成と、図15bに示すようにE側、W側それぞれについて、相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の現用系の高速伝送路を複数組設け、この複数組の高速伝送路に対して共用される、相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の予備系の高速伝送路を設ける1:n構成が知られている。ここで、1:1、1:n構成のリニア構成におけるADM のセルフヒーリングの際の現用系の高速伝送路から予備系の高速伝送路への切り替えは、前述した1:1、1:n構成のLTEにおける切り替えと同様な切り替えをE側、W側それぞれについて行うことにより行われる。
【0009】
一方、 ADMをリング状に繋いだリング構成としては、各ADM間を相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の光ファイバ伝送路で接続する2fiber構成と、各ADM間に相互に逆方向に信号を伝送する2本一組の光ファイバ伝送路を2組設けた4fiber構成が提案されている。
【0010】
また、4fiberのリング構成としては、図16aに示すように各ADM間を接続する2組の光ファイバ伝送路のうちの一組を現用系として用い、残る一組を予備系として用いる4-Fiber BLSRが知られている。また、図17aに示すような2fiberのリング構成としては、一回転方向に信号を伝送する光ファイバ伝送路を現用系として用い、逆回転方向に信号を伝送する光ファイバ伝送路を予備系として用いる2-Fiber UPSRと、光ファイバ伝送路単位に現用系、予備系を設定するのではなく、各光ファイバ伝送路上のタイムスロットの一部を現用系とし、残りのタイムスロットを予備系とする2-Fiber BLSRが知られている。
【0011】
ここで、4-Fiber BLSR におけるセルフヒーリング時の現用系から予備系への切り替えの様子を図16b、cに示す。図示するように、4-Fiber BLSR における障害箇所に隣接するADMが行う切り替えとしては、障害が生じた側の現用系の光ファイバ伝送路の組から障害が生じた側の予備系の光ファイバ伝送路の組への切り替えと(b)、障害箇所と逆側の現用系の光ファイバ伝送路の組から障害箇所と逆側の予備系の光ファイバ伝送路の組への信号の流れの折り返し(c)の2種類がある。
【0012】
また、図17bに2Fiber BLSRにおけるセルフヒーリング時の現用系から予備系への切り替えの様子を、図17cに2fiber UPSRにおけるセルフヒーリング時の現用系から予備系への切り替えの様子を示す。
【0013】
図示するように、2fiber BLSRにおける切り替えは、障害箇所に隣接するADMが、障害箇所と逆側の2つの光ファイバ伝送路の現用系のタイムスロットの信号の流れを障害箇所と逆側の2つの光ファイバ伝送路の予備系の予備系のタイムスロットに折り返すことにより行われる。なお、図17bでは、#1の光ファイバ伝送路のタイムスロットA-Fと#2の光ファイバ伝送路のタイムスロットA-Fが現用系として用いられ、#1の光ファイバ伝送路のタイムスロットG-Lと#2の光ファイバ伝送路のタイムスロットG-Lが予備系として用いられている場合に、障害箇所に隣接するADM A、Bが、#1の光ファイバ伝送路のタイムスロットA-Fの信号の流れを#2の光ファイバ伝送路のタイムスロットG-Lに折り返し、#2の光ファイバ伝送路のタイムスロットA-Fの信号の流れを#1の光ファイバ伝送路のタイムスロットG-Lに折り返している。
【0014】
また、2Fiber UPSRの切り替えは、図17cに示すように行われる。すなわち、各ADMは、現用系の光ファイバ伝送路と予備系の光ファイバ光伝送路の両方を用いて他のADMへ信号を伝送する。また、各ADMは、通常時には現用系の光ファイバ伝送路で受信した他のADMよりの信号を受け取って処理し、障害の発生によって他の特定のADMから現用系の光ファイバ伝送路を介して信号を受け取れなくなったの場合には、予備系の光ファイバ伝送路で受信した当該他の特定のADMよりの信号を受け取って処理するようにするものである。
【0015】
さて、以上に示したきたように、多重変換装置に要求される機能は、1:1構成に用いられるLTE、1:n構成に用いられるLTE、1:1のリニア構成に用いられるADM、1:nのリニア構成に用いられるADM、4Fiber BLSRに用いられる ADM、2Fiber BLSRに用いられる ADM、2Fiber UPSRに用いられる ADMで異なる。このため、従来は、伝送システムの構成毎に、当該伝送システム構成専用の装置としてLTE やADMが制作されていた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、運用後に伝送システムをより高度化するために、伝送システムの構成を変更したい場合がある。たとえば、伝送容量を拡大するために、1:1構成でポイントツーポイント接続したLTEを用いた伝送システムを、1:n構成でポイントツーポイント接続したLTEを用いた伝送システムに変更したい場合や、1:1構成でポイントツーポイント接続したLTEを用いた伝送システムを、接続地点の増加などに伴い2Fiber BLSRや4Fiber BLSRに変更したい場合などがある。
【0017】
そして、従来は、各LTEやADMが変更前の伝送システムの構成専用の装置であるために、このような伝送システムの構成の変更の際には、LTEやADMを交換する必要があり、伝送システムの構成を変更する際の装置導入の負担は大きいという問題があった。そして、このLTEやADMを交換のために、一旦伝送システムがダウン状態、すなわち、正常に伝送を行うことができない状態に陥ってしまうことを避ることができなという問題もあった。
【0018】
一方、近年の伝送システムの伝送容量の増加に伴い、多重変換装置の規模も大きなものとなり、たとえば、10Gの伝送容量を持つ光ファイバ伝送路を高速伝送路として使用するOC-192対応の多重変換装置を単一の架で構成することは困難となっている。ここで、架は多重変換装置を構成する電子基板などを収容する、電子基板間を接続するパターン配線を備えたケースであり、運搬、設置などの取り扱い上の要請より、その大きさには制限がある。このように、多重変換装置を単一の架で構成できず、複数の架で構成する場合には、架間で信号を送受する必要が生じる。しかし、架間の信号の送受には、信号の送受に電子基板上のパターンによる配線ではなく、ケーブルを使用する必要があることなどより、架内の信号送受とは異なり、信号数や信号速度の面からの制約が生じる。このため、たとえば、1:n構成のLTEなどにおいて、n本の現用系の高速伝送路と1本の予備系の高速側伝送路を単一のセレクタに入力し、当該セレクタで前述した現用系と予備系の切り替えを実施するような構成をとることは困難である。
【0019】
そこで、本発明は、既存の伝送システムに利用されているLTEやADMなどの多重変換装置をアップグレードすることにより、伝送システムの構成を変更することができる多重変換装置の構成方法を提供することを目的とする。
【0020】
また、本発明は、複数の架を用いて多重変換装置を構築するのに適した構成を備えた多重変換装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
前記目的達成のために、本発明は、たとえば、送受一組の高速伝送路との間の信号の入出力インタフェースを担う高速伝送路インタフェースユニットと、送受一組の低速伝送路との間の信号の入出力インタフェースを担う低速伝送路インタフェースユニットと、高速伝送路上を伝送される高速信号と低速伝送路上を伝送される低速信号との間の多重/多重分離を行う多重変換ユニットと、高速伝送路上を伝送される高速信号と低速伝送路上を伝送される低速信号との間の信号の交換を行う、ユニット外部との信号のインタフェースを、前記多重変換ユニットのユニット外部との信号のインタフェースと共通化した交換ユニットとを用意し、前記高速伝送路インタフェースユニットと、多重変換ユニットと、低速伝送路インタフェースユニットを組み合わせて構築した固定多重変換装置を、当該固定多重変換装置の前記多重変換ユニットを前記交換ユニットに取り替えることにより回線編集装置を構築することを特徴とする多重変換装置の構築方法を提供する。
【0022】
このような構築方法によれば、多重変換ユニットを交換ユニットに交換するのみで、LTEなどの固定多重変換装置をADMなどの回線編集装置にアップグレードすることができ、当該アップグレードにより伝送システムの構成を変更することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
【0026】
さて、本実施形態では、光/電気、電気/光変換などの光ファイバ伝送路との間で信号の送受を行う10Gインタフェース、信号のヘッダ処理を担うSOH、高速信号側セレクタであるSELH、高速信号側セレクタであるSELH(P)、高速信号側スイッチであるSWH、低速信号側スイッチであるSWL、架間での信号の送受を行うPINF、低速伝送路間の信号の交換を行う低速信号側セレクタであるSELLの8種類のユニットと、低速伝送路との間のインタフェースを担う1または複数種類のユニットLINFを用意し、これらの組み合わせで各種構成の伝送システムに対応するLTEやADMなどの多重変換装置を構築する。各ユニットは架に搭載された1または複数の電子基板で構成される。
【0027】
なお、10GインタフェースとSOHは、共に光ファイバ伝送路との間のインタフェースを担う高速インタフェースを構成する。したがって、10GインタフェースとSOHは、一つの高速インタフェースユニットとして取り扱ってもよい。
【0028】
また、本実施形態では、図1に示すように、5段のスロットを持つ架を用いて多重変換装置を構成する。各電子基板は、架に搭載されることにより架に備えられた配線に従って接続される。ここで、本実施形態の説明中において各スロットには、COM、HS1、HS2、LS1、LS2の名称を付して示す。
【0029】
スロットCOMには、クロック生成や電源制御や系切り替え制御や保守制御などの処理を担う各種制御系を担う電子基板が搭載される。
【0030】
まず、図2に、1:1構成でポイントツーポイント接続したLTEを構築した場合を示す。
【0031】
図中aに示ように、この場合のLTEの構成は、2つの10Gインタフェースユニット10a、bと、2つのSOHユニット20a、bと、2重化された2つのSELHユニット30a、bと、二重化された複数組のSELLユニット40a、bと、2重化された複数組のLIFユニット50a、bによって構成される。また、図bには、各ユニットが搭載される架のスロットも示した。
【0032】
このような構成のLTEにおいて、正常運用時には、10Gの伝送速度で信号を伝送する現用系の光ファイバ伝送路100aから受信された光信号は現用系(W)の10Gインタフェース10aで受信され電気信号に変換された後、現用系のSOH20aに送られ、所定のヘッダ処理が行われ、現用系のSELH30aに送られる。この信号は、現用系のSELH30aを介して現用系のSEL40aに送られ、多重分離され各タイムスロットの信号が各信号の送り先に応じた現用系の各LIF50aに送られる。各現用系の各LIF50aは、送られた信号を低速信号に変換して低速伝送路300に送信する。
【0033】
また、これとは逆に、各現用系の各LIF50aが低速伝送路300から受信した信号は、現用系のSELL40aで時分割多重化され、現用系のSELH30aに送られ、現用系のSOH20a、予備系のSO20bの双方に送られてヘッダ処理され、現用系の10Gインタフェース部10a,予備系の10Gインタフェース部10b送られ、光信号に変換された後、各々現用系の送信側光ファイバ伝送路100aと予備系の送信側光ファイバ伝送路200aに送信される。すなわち、現用系と予備系の送信側光ファイバ伝送路100b、200bには低速伝送路300から受信した信号を時分割多重化した同じ信号が送信される。したがって、実際には、通常動作時においても、各LTEは、現用系の光ファイバ伝送路100aと予備系の光ファイバ伝送路200bから全く同じ信号を受信している。また、この信号は、予備系のSOH20bでヘッダ処理され、現用系と予備系のSELHに入力している。
【0034】
さて、このような構成において、現用系のある光ファイバ伝送路に障害が生じた場合には、当該光ファイバ伝送路から信号を受信しているLTEにおいて次のような切り替え処理を行う。
【0035】
すなわち、現用系のSELH30aにおいて、現用系のSOH20aから受信した信号に代えて予備系のSOHから受信した信号を選択し現用系のSELL40aに送る。前述したように、現用系の光ファイバ伝送路100aと予備系の光ファイバ伝送路200bから全く同じ信号を受信しているので、これで先に図13bに示した現用系、予備系の切り替えが完了する。
【0036】
さて、いま、このような1:1構成のLTEを、2Fiber BLSRのADM、2FIber UPSRのADMにグレードアップする場合について説明する。
【0037】
ここで、2Fiber BLSRのADM、2FIber UPSR のADMは同じ構成で実現することができる。図3aに、このADMの構成を、図3bに、各ユニットが搭載される架を示す。
【0038】
図より、理解されるように、この場合のADMへのグレードアップは、図1に示したLTEの構成中の二重化された2つのSELH30a 、30bを、二重化された2つのSWH60a、60bに交換し、LTEの構成中の二重化された2つのSELL40a、40bを二重化された2つのSWL70a、70bに交換することにより実現される。ここで、SELHと、SWHは、架との信号線のインタフェースが共通化されており、SELHを構成する電子基板を架より取り外し、SWHを構成する電子基板を架に搭載することにより両者は交換することができる。
【0039】
さて、2Fiber UPSRの ADMの動作は、次のようになる。
【0040】
いま、W側の光ファイバ伝送路110aとE側の光ファイバ伝送路120aが現用系であり、W側の光ファイバ伝送路110bとE側の光ファイバ伝送路120bが予備系であるとすると、通常時、W側光ファイバ伝送路110aから入力した各タイムスロットの信号は、10Gインタフェース10a、SOH20aを介してSWH60aに入力し 、各タイムスロットの信号の宛先に応じてSWL70aと、SOH20bに交換される。そして、SWL70aに送られた各信号はLIF50aに交換される。また、LIF50aからの信号は、SWL70a を介して、SWH60a に入力し、SOH20a、20bに交換される。また、SWH60a には、10Gインタフェース10b、SOH20bを介してE側の光ファイバ伝送路120bからの信号も入力しており、SWH60aは、各タイムスロットの信号を、その宛先に応じてSOH20bに交換する。SOH20a 、20b に、SELH60aから交換された信号は、各々10Gインタフェース10a、10bに送られ、光ファイバ伝送路110b、120aに送信される。
【0041】
このような構成において、たとえば、障害が生じ、現用系の光ファイバ伝送路より構成されるリング上の信号の流れに関して障害箇所より上流にあるADMよりの信号をW側の光ファイバ伝送路110aより受信できなくなった場合、ADMのSWH60aは、これら障害箇所より上流にあるADMよりの信号については、SOH20a から受け取った信号に代えて、SOH20bから受け取った信号を、SWLへの交換の対象とする。
【0042】
このような動作を各ADMが実施することにより図17cに示したセルフヒーリングが実現される。
【0043】
次に、2Fiber BLSRの場合の図3の構成を備えたADMの動作は次のようになる。
【0044】
すなわち、伝送路間の各信号の流れがより明確となるようにSWH60aの動作と伝送路間の各信号の流れの関係を中心に、他部の動作を省略して説明すると、通常時は、ADMおいて、両側の受信側光ファイバ伝送路110a、120bから入力した信号は、SWH60aに入力する。入力した信号のうちの現用系のタイムスロットの信号は、SWH60aによって、低速伝送路、もしくは、光ファイバ伝送路110b,120aの現用系のタイムスロットに交換される。また、低速伝送路から入力した信号は、SWH60aによって、光ファイバ伝送路110b,120aの現用系のタイムスロットに交換される。また、両側の受信側光ファイバ伝送路110a、120bから入力した予備系のタイムスロットの信号は、SWH60a によって、反対側の光ファイバ伝送路110b,120a、120b、110aの予備系のタイムスロットに中継される。
【0045】
一方、セルフヒーリング時は、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路に隣接する2つのADMにおいて、SWH60a は、予備スロット間の信号の中継を取りやめ、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路の現用系のタイムスロットに交換していた信号を、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路と反対方向に当該ADMからの信号を伝送する光ファイバ伝送路の予備系のタイムスロットに交換するようにする。また、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路の現用系のタイムスロットから受信した信号に代えて、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路と反対方向に信号を当該ADMに伝送する光ファイバ伝送路の予備系のタイムスロットから受信した信号を、低速伝送路および障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路と反対方向に当該ADMからの信号を伝送する光ファイバ伝送路の現用系のタイムスロットへの交換の対象とするようにする。
【0046】
この動作によって、図17bに示したセルフヒーリング時の切り替え動作が実現される。
【0047】
次に、図2に示した1:1構成のLTEを、1:n構成のLTEにアップグレードする場合について説明する。
【0048】
図4aに1:n構成のLTEの構成を、図4bに各ユニットが搭載される架を示す。
【0049】
図示するように、この場合のLTEは、予備系の光ファイバ伝送路200a、bが接続された1個の予備系処理用の架と、各々一つの現用系の光ファイバ伝送路100a、100b,110a、110b、...、1n0a、1n0bが接続されたn個の現用系処理用の架で構成される。
【0050】
また、各架は1:n構成のLTEの機能的な単位であるベイを構成している。n個の現用系処理用のベイ310、320...は、図1に示した1:1構成のLTEから、予備系の10Gインタフェース10bを取り外し、予備系のSOH20bをPINF80に交換した構成となっている。また、予備系処理用のベイ300は、現用系処理用の架の二重化された2つのSELHを二重化された2つのSELH(P)90に置き換えた構成となっている。
【0051】
ここで、SOH20を構成する各電子基板とPINF80を構成する各電子基板の、架との信号線のインタフェースは共通化されており、SOH20を構成する電子基板を架より取り外し、PINF80を構成する電子基板を架に搭載することにより両者は交換することができる。また、SELH30を構成する各電子基板とSELH(P)90を構成する各電子基板の、架との信号線のインタフェースは共通化されており、SELH30を構成する電子基板を架より取り外し、SELH(P)90を構成する電子基板を架に搭載することにより両者は交換することができる。本実施形態では、1:1構成のLTEを現用系処理系のベイの一つにアップグレードし、1:n構成のLTEを構成する他のベイは新たに導入することにより、1:1構成のLTEを1:n構成のLTEにアップグレードする。
【0052】
さて、図4のLTEにおける現用系処理系の各ベイの通常時の動作は、前述した1:1構成のLTEの動作と同様であり、各々、接続した現用系の光ファイバ伝送路と低速伝送路との間の多重変換を行う。ただし、1:n構成のLTEにおいて、通常時は予備系の光ファイバ伝送路200a、200bへの信号の送信は行わない。
【0053】
さて、このような構成において、たとえば、現用系のベイ320に接続した受信側の光ファイバ伝送路110aに障害が発生した場合を考える、この場合、予備系処理用のベイ300のSELH(P)90は、10Gインタフェース10、SOH20を介して受信した予備系の光ファイバ伝送路200bからの信号をPINF80に送る。この信号は、PINF80で、たとえば各々150Mの低速な信号に変換された後、架間を接続する光インターコネクトを介して、ベイ310のPINF80に送られる。ベイ310のPINF80はベイ300から送られた信号をベイ320のPINFに中継する。ベイ320のPINF80はベイ310から送られた信号をSELH30に送信する。ベイ320のSELH30は、SOH20から送られた信号に代えてPINF80から送られた信号を選択してSELL40に送る。
【0054】
また、これとは逆に、現用系のベイ320に接続した送信側の光ファイバ伝送路120bに障害が発生した場合、ベイ330のSELH30は、SOH20に代えてPINF80に信号を送る。この信号を、PINF90は、ベイ310のPINF90に送る。ベイ310のPINF80はベイ320から送られた信号をベイ300に中継する。この信号を受け取ったベイ300のPINF80は、この信号をシリアル信号に変換して、SELH(P)90に送る。SELH(P)90は、PINF80から送られた信号をSOH20に送る。この信号は、予備系の光ファイバ伝送200bから送信する。
【0055】
すなわち、PINF80によって、予備系の光ファイバ伝送路が、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路に接続する現用処理系のベイまで延長される構成となっている。
【0056】
以上の動作を、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路の両端のLTEが行うことにより、図13bのuni direction切り替えが実現される。
【0057】
また、図13cのbi direction切り替えは、同じ現用系処理用のベイに接続した送信側、受信側双方の光ファイバ伝送路に障害が生じた場合のuni direction切り替えと同じ動作にって実現される。
【0058】
ただし、図5に示すように、各ベイのPINF80をリング状の接続する構成によって、bi diretion切り替えを実現するようにしてもよい。
【0059】
この構成では、PINF80による予備系の受信側光ファイバ伝送路の、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路に接続する現用処理系のベイまで延長と、PINF80による予備系の送信側光ファイバ伝送路の、障害が生じた現用系の光ファイバ伝送路に接続する現用系処理用のベイまで延長は異なる経路を用いて行われる。たとえば、図示するように、予備系の受信側光ファイバ伝送路200aのベイ320までの延長はベイ300、310のPINF80を介して行うが、予備系の送信側光ファイバ伝送路200bのベイ320までの延長はベイ320、330...3n0、300のPINF80を介して行う。
【0060】
このリング状の構成は、各架間を接続する信号線数を少なく押さえられるなど、ハードウェアウエア量が少なく押さえられるという利点がある。
【0061】
次に、図3に示した、2Fiber BLSRのADM、2FIber UPSR のADMを、4Fiber BLSRのADMにアップグレードする場合について説明する。
【0062】
この場合のADMの構成を図6aに、各ユニットが搭載される架を図6bに示す。
【0063】
図示するように、この場合のADMは、現用系の光ファイバ伝送路110a、b120a、bが接続された現用系処理用の架と、予備系の光ファイバ伝送路200a、b、210a、bが接続された予備系処理用の架で構成される。各架に相当するベイは、図3に示した2Fiber BLSRのADM、2FIber UPSR のADMと同じ構成である。したがって、この場合のアップグレードは、たとえば、既設の2Fiber BLSRまたは2FIber UPSR のADMを4Fiber BLSRのADMの一つのベイとし、新たにもう一つの同構成のベイを導入し、両者のSWH60a、 60b間を光インターコネクトで接続することにより行う。なお、2Fiber BLSRまたは2FIber UPSR のADMに1:1構成のLTEをアップグレードできることよりも理解されるように、1:1構成のLTEを4Fiber BLSRのADMにアップグレードすることも可能である。
【0064】
さて、図6のADMの動作は次のようになる。
【0065】
すなわち、伝送路間の各信号の流れがより明確となるようにSWH60aの動作と伝送路間の各信号の流れの関係を中心に、他部の動作を省略して説明すると、通常時は、現用系のベイ400において、両側の受信側光ファイバ伝送路110a、120bから入力した信号は、SWH60aに入力する。入力した各タイムスロットの信号は、SWH60aによって、低速伝送路、もしくは、反対側の光ファイバ伝送路110b,120aのタイムスロットに交換される。また、低速伝送路から入力した信号は、SWH60aによって、光ファイバ伝送路110b,120aのタイムスロットに交換される。
【0066】
また、予備系処理用のベイ410のSWH60aは、光ファイバ伝送路200aから受け取った信号を、そのまま光ファイバ伝送路210aに中継し、光ファイバ伝送路210bから受け取った信号を、そのまま光ファイバ伝送路210bに中継する。
【0067】
セルフヒーリング時、たとえば、E側の現用系の光ファイバ伝送路120a、120bに障害が生じた場合には、現用系処理用のベイ400のSWH60aは、 現用系の光ファイバ伝送路120aに向かって交換していた信号を予備系処理用のベイ410のSWH60aに送る。また、現用系の光ファイバ伝送路120bから受け取っていた信号に代えて、予備系処理用のベイ410から受け取った信号を交換の対象とするようにする。一方、予備系処理用のベイ410のSWH60aは、前述した予備系の光ファイバ伝送路間の中継動作を取りやめ、図16bに示した切り替えを行う場合には、ベイ400から受け取った信号を、光ファイバ伝送路200bに交換し、光ファイバ伝送路200aから受け取った信号をベイ400のSWH60に送る。また、予備系処理用のベイ410のSWH60aは、前述した予備系の光ファイバ伝送路間の中継動作を取りやめ、図16cに示した切り替えを行う場合には、ベイ400から受け取った信号を、光ファイバ伝送路210aに交換し、光ファイバ伝送路210bから受け取った信号をベイ400のSWH60に送る。
【0068】
以上の動作を、障害箇所に隣接するADMが実施することにより、図16b、cに示したセルフヒーリングが実現される。
【0069】
次に、図3に示した、2Fiber BLSRのADM、2FIber UPSR のADMを、1:1のリニア構成のADMにアップグレードする場合について説明する。
【0070】
この場合のADMの構成を図7aにに示す。
【0071】
図示するように、この場合のADMは図6に示した4Fiber BLSRの場合のADMの構成と同じとなる。したがって、アップグレードも同様なユニットの交換によって行うことができる。また、前述したように、この構成は、1:1構成のLTEをアップグレードすることにより構成することも可能である。
【0072】
また、その通常時の動作も、4Fiber BLSRの場合と同様である。また、図15bに示したセルフヒーリング時の動作は、4Fiber BLSRの場合において、図16bの切り替えの動作を行う場合と同様である。
【0073】
最後に、1:nのリニア構成をとるADMにアップグレードする場合について説明する。
【0074】
この場合のADMの構成を図8に示す。
【0075】
図示するように、この場合のADMは、図7aに示した1:1のリニア構成のADMを構成する架の一方の2つの10Gインタフェース10a、bを省略し、2つのSOH20a、bを、2つのPINF80a 、bに交換した構成の架をイーストベイ810、残る一方の架をウエストベイ811とした、イーストベイ、ウエストベイの組であるベイセット800〜80nを、予備系用一個と、現用系n組の計1+n個設け、各ベイセットのPINF80a 、bを、予備系用のベイセット800が端となるようにチェイン状に順次接続した構成を有している。
【0076】
したがって、このADMの複数のベイセットのうちの一つは1:1のリニア構成のADMを利用して構築することができる。また、図8aより理解されるように、各イーストベイは、1:n構成のLTEの各ベイの10Gインタフェースを省略し、SELHをSWHに、SOHをPINFに、SELLをSWLに交換し、交換したPINFを順次接続した構成となっている。したがって、1:nのリニア構成のADMは、1:n構成のLTEからアップグレードすることもできる。
【0077】
さて、予備系のベイセット800には、イースト側、ウエスト側各々につき、送受各一本の予備系の光ファイバ伝送路が接続する。また、現用系のn個のベイセット801〜80nの各々は、イースト側、ウエスト側各々につき、送受各一本の現用系の光ファイバ伝送路が接続する。
【0078】
通常時、各現用系のベイセット800のウエストベイが、前述した1:1のリニア構成のADMの現用系のベイの動作と同じ動作を行う。これにより、n本の現用系伝送路を用いたADM 間もしくはADMとLTE 間の伝送が実現される。
【0079】
一方、セルフヒーリング時、たとえば、2番目の現用系用のイベイセットのウエスト側光ファイバ伝送路に障害が生じた場合は、前述した1:n構成のLTEの場合と同様に、予備系用のベイセットのウエストベイの10Gインタフェース、SOH、SWH、予備系用のベイセットのイーストトベイのSWH、PINF、1番目の現用系ベイセットのイーストベイのPINF、2番目の現用系のベイセットのイーストベイの現用系のPINF、SWHの順に2番目の現用系のベイセットのウエストベイのSWHの順に信号を中継することにより、ウエスト側の予備系光ファイバ伝送路が2番目の現用系のベイセットのウエストベイのSWHまで延長される。そして、2番目の現用系のベイセットのウエストベイのSWHよって、障害が生じたウエスト側光ファイバ伝送路の代わりに用いられる。
【0080】
このような動作を障害が生じた光ファイバ伝送路の両端のADMが行うことにより、現用系光ファイバ伝送路から予備系光ファイバ伝送路への切り替えが実現される。
【0081】
なお、図8における各ベイセットの接続を、先に図5に示した1:n構成のLTEのように、リング状に行うようにし、予備系の光ファイバ伝送路の各ベイセットへの延長を、リングの上を一回転方向にのみ信号を中継することにより行うようにしてもよい。たとえば、2番目の現用系用のイベイセットのウエスト側光ファイバ伝送路に障害が生じた場合は、前述した1:n構成のLTEの場合と同様に、予備系用のベイセットのウエストベイの10Gインタフェース、SOH、SWH、予備系用のベイセットのイーストトベイのSWH、PINF、1番目の現用系ベイセットのイーストベイのPINF、2番目の現用系のベイセットのイーストベイの現用系のPINF、SWHに、2番目の現用系のベイセットのウエストベイのSWHの順に信号を転送することにより、ウエスト側の受信側の予備系光ファイバ伝送路を2番目の現用系のベイセットのウエストベイのSWHまで延長する。また、2番目の現用系のベイセットのウエストベイの現用系のSWH、2番目の現用系のベイセットのイーストベイの現用系のSWH、PINF、3番目の現用系のベイセットのイーストベイの現用系のPINF、...、n番目の現用系のベイセットのイーストベイの現用系のPINF、予備系用のベイセットのイーストトベイのPINF、SWH、予備系用のベイセットのウエストベイのSWH、SOH、10Gインタフェースの順に信号を中継することにより、ウエスト側の送信側の予備系光ファイバ伝送路を2番目の現用系のベイセットのウエストベイの現用系のSWHまで延長する。
【0082】
以上のように、本実施形態によれば、既存の多重変換装置の構成を利用しながら、多重変換装置のアップグレードが可能である。また、先に示してきたように、1:1構成のLTE、2Fiber BLSR/2FIber UPSR のADMの各ユニットの構成は全て二重化されている。従って、アップグレードの際には
、二重化された2つの系統の片方の系統づつ必要なユニットの交換を行い、交換中は他方の系統を使用することによって伝送システムの運用を継続することができる。
【0083】
ただし、前述したSELH、SELH(P)、SWHにおける処理のために生じるSELH、SELP、SWHの入出力信号の間の遅延時間に差があると、この使用する系統の切り替え時に信号の喪失や重複などの不具合が生じてしまうことになる。
【0084】
そこで、本実施形態では、図9aに示すようにSELHを構成し、図9bに示すようにSELH(P)を構成することにより、これらのユニットにおける遅延時間を一致させている。
【0085】
ここで、SWHのようなタイムスロット信号の交換を行うスイッチは、図10に示すような、メモリ900と、入来する各タイムスロットの信号をシーケンシャルにメモリに書き込む書き込み回路901と、図示しない制御装置から設定された順序でメモリから各タイムスロットの信号を読み出す読み出し回路902とによって信号のタイムスロットの交換を行っている。このため、通常はタイムスロット番号数分相当の時間以上の遅延時間が生じる。この遅延時間は、SELHや、SELH(P)などのような選択動作を行うセレクタにおける遅延時間よりも一般に大きい。
【0086】
そこで、本実施形態では、図9に示すように、SELH、SELH(P)に信号の遅延時間を調整するための遅延回路300を設けた。遅延回路300は、図11に示すように、入来する各タイムスロットの信号を書き込むメモリ301のアドレスをシーケンシャルに生成するシーケンシャルカウンタ302と、シーケンシャルカウンタのカウント値に調整したい時間分のオフセットを加えて読み出しアドレスとするデコーダ303より構成される。このような遅延回路300によれば、信号をメモリに書き込んでから読み出すまでの時間をデコーダ303が加えるオフセット値を適当に設定することにより調整することができる。
【0087】
なお、図9aにおいて、310が、現用系のSOHから送られた信号と、予備系のSOHまたはPINFから信号とのどちらを、SELLに送るのかを選択するセレクタである。
【0088】
また、図9bにおいて、320が、PINFから送られてきた信号を予備系の光ファイバー伝送路に送るためのセレクタである。
【0089】
なお、図9に示したSELH、SELH(P)としては、図12に示すような3つのセレクタ331、332、333を備えたユニットを共用して用いることができる。この場合、SELH(P)として用いる場合には、セレクタ301、302の選択は図9bと同じ信号の流れを形成するように固定化し、SELHとして用いる場合は、セレクタ302、303の選択は図9aと同じ信号の流れを形成するように固定化する。
【0090】
なお、本実施形態に係る光ファイバ伝送路のインタフェースフレームの構成としては、伝送速度51.84Mb/s、もしくは、伝送速度51.84Mb/sの倍数の伝送速度を有するSONET OC-Nフレーム構成や、伝送速度155.52Mb/s、もしくは、伝送速度155.52Mb/sの倍数の伝送速度を有する、ITU勧告において規定されたSDHハイアラーキーにおけるSTM-Nフレーム構成を用いることができる。
【0091】
以上説明してきたように、本実施形態によれば、既存の多重変換装置の構成を利用しながら多重変換装置をアップグレードすることができる。
【0092】
また、先に示した1:n構成のLTEの場合のように、複数の架で多重変換装置を構成し、現用系、予備系の切り替えを行う場合に、架間で送受する必要のある信号の容量を比較的低く押さえることができる。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、既存の伝送システムに利用されているLTEやADMなどの多重変換装置をアップグレードすることにより、伝送システムの構成変更することができる多重変換装置の構成方法を提供することができる。
【0094】
また、本発明は、複数の架を用いて多重変換装置を構築するのに適した構成を備えた多重変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多重変換装置に用いる架の構成を示した図である。
【図2】1:1構成のLTEの構成を示した図である。
【図3】2Fiber UPSR / BLSRに適用されるADMの構成を示した図である。
【図4】1:n構成のLTEの構成を示した図である。
【図5】1:n構成のLTEの構成を示した図である。
【図6】4Fiber BLSRに適用されるADMの構成を示した図である。
【図7】1:1のリニア構成のADMの構成を示した図である。
【図8】1:nのリニア構成のADMの構成を示した図である。
【図9】SELHユニット、SELH(P)ユニットの構成を示した図である。
【図10】メモリを用いてタイムスロットの交換を行う回路の構成を示した図である。
【図11】遅延回路の構成を示した図である。
【図12】SELHユニット、SELH(P)ユニットとして共用できるユニットの構成を示した図である。
【図13】LTEを用いた伝送システムの構成を示した図である。
【図14】ADMを用いた伝送システムの構成を示した図である。
【図15】LTEにおける高速伝送路の現用系から予備系への切り替えのようすを示した図である。
【図16】4Fiber BLSRにおける高速伝送路の現用系から予備系への切り替えのようすを示した図である。
【図17】2Fiber UPSRと2Fiber BLSRにおける高速伝送路の現用系から予備系への切り替えのようすを示した図である。
【符号の説明】
10 10Gインタフェースユニット
20 SOHユニット
30 SELHユニット
40 SELLユニット
50 LIFユニット
60 SWHユニット
70 SWLユニット
80 PINFユニット

Claims (5)

  1. 電子基板を着脱可能な複数のスロットと、前記複数のスロット間を接続する電子基板上のパターンによる配線を有するケースを用意し、
    前記ケースに、
    送受一組の高速伝送路との間の信号の入出力インタフェースを担う高速伝送路インタフェースユニットと、
    送受一組の低速伝送路との間の信号の入出力インタフェースを担う低速伝送路インタフェースユニットと、を搭載し、
    高速伝送路上を伝送される高速信号と低速伝送路上を伝送される低速信号との間の多重/多重分離を行う多重変換ユニット、および、高速伝送路上を伝送される高速信号と低速伝送路上を伝送される低速信号との間の信号の交換を行う交換ユニット、を前記スロットの信号線のインタフェースを共通にした別の前記電子基板としてそれぞれ用意し、
    前記高速伝送路インタフェースユニットと、多重変換ユニットと、低速伝送路インタフェースユニットと、を組み合わせて固定多重変換装置を構築し
    当該固定多重変換装置の前記多重変換ユニットの電子基板を取り外し、当該電子基板を取り外したスロットに前記交換ユニットの電子基板を取り付けることにより回線編集装置を構築
    前記多重変換ユニットの電子基板に、当該多重変換ユニットにおける信号の入出力信号間の遅延時間を、前記交換ユニットにおける信号の入出力信号間の遅延時間に一致させる遅延手段を備えたこと、
    を特徴とする多重変換装置の構築方法。
  2. 電子基板を着脱可能な複数のスロットと、前記複数のスロット間を接続する電子基板上のパターンによる配線を有するケースを用意し、
    前記ケースに、
    送受一組の低速伝送路との間の信号の入出力インタフェースを担う低速伝送路インタフェースユニットと、
    高速伝送路上を伝送される高速信号と低速伝送路上を伝送される低速信号との間の多重/多重分離と、多重/多重分離の対象とする高速信号の選択を行う多重変換ユニットと、を搭載し、
    送受一組の高速伝送路との間の信号の入出力インタフェースを担う高速伝送路インタフェースユニットと、前記多重変換ユニットが多重/多重分離の対象とする高速信号の外部との中継を行う中継ユニットと、を前記スロットの信号線のインタフェースを共通にした別の前記電子基板としてそれぞれ用意し、
    2つの前記高速伝送路インタフェースユニットと、多重変換ユニットと、複数低速伝送路インタフェースユニットを組み合わせて2組の高速伝送路を用いて伝送を行う固定多重変換装置を構築し、
    当該固定多重変換装置の一つの高速伝送路インタフェースユニットの電子基板を取り外し、当該電子基板を取り外したスロットに前記中継ユニットの電子基板を取り付けることにより第1の要素装置とし、
    一つの前記高速伝送路インタフェースユニットと、中継ユニットと、多重変換ユニットと、複数低速伝送路インタフェースユニットを組み合わせて構築した第2の要素装置を複数導入し、
    前記第1の要素装置および前記複数の第2の要素装置を、前記第1の要素装置および前記複数の第2の要素装置の前記各中継ユニット間を順次接続することにより、2組以上の高速伝送路を用いて伝送を行う固定多重変換装置を形成すること、
    を特徴とする多重変換装置の構築方法。
  3. 請求項記載の多重変換装置の構築方法であって、
    各中継ユニットを光伝送媒体を用いて接続したこと、
    を特徴とする多重変換装置の構築方法。
  4. 請求項1記載の多重変換装置の構築方法であって、
    前記高速伝送路のインタフェースフレーム構成として、伝送速度51.84Mb/s、もしくは、伝送速度51.84Mb/sの倍数の伝送速度を有するSONET OC-Nフレーム構成を用いたこと、
    を特徴とする多重変換装置の構築方法。
  5. 請求項1記載の多重変換装置の構築方法であって、
    前記高速伝送路のインタフェースフレーム構成として、伝送速度155.52Mb/s、もしくは、伝送速度155.52Mb/sの倍数の伝送速度を有する、ITU勧告において規定されたSDHハイアラーキーにおけるSTM-Nフレーム構成を用いたこと、
    を特徴とする多重変換装置の構築方法。
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