JP3814958B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出力用のトランジスタを出力端子に印加される過電圧から保護するアクティブクランプ回路を有する半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、出力端子に印加される過電圧としては、静電気によるサージ電圧や負荷の異常による高電圧が問題とされ、出力用のトランジスタをこれらの過電圧から保護する過電圧保護回路が種々考案されてきた。
近年、出力用のトランジスタのスイッチング動作の高速化が進み、スイッチの切り替え時に、負荷回路のインダクタンスにより逆起電圧が発生し、特にターンオフ時に発生する逆起電圧は、出力用のトランジスタが解放状態となるためブレークダウンを引き起こすことがあり、これらのサージ電圧に対する対策が求められるようになってきた。
特に負荷として、ソレノイドを用いる場合には、ソレノイドをターンオフする過程で発生する逆起電圧によるサージ電圧から、出力用のトランジスタを保護する保護回路が必要とされる。
【0003】
図8は、ターンオフ過程でソレノイドにより発生するサージ電圧から、出力用のトランジスタを保護するために、アクティブクランプ回路を使用した過電圧保護回路の一例である。
ソレノイド1はインダクタンス成分L1および抵抗成分R1を有し、一方の端子は、IGNライン2によりオルタネータ3とバッテリ4に接続され、他方の端子は半導体集積回路40の出力端子12へ接続されている。
【0004】
半導体集積回路40は、CPU5から入力端子11を介して入力した制御信号によりソレノイド1を駆動する駆動回路であり、出力用のトランジスタTr1と、トランジスタTr1を制御するトランジスタ制御回路13と、トランジスタTr1を出力端子12から入ってくるサージ電圧から保護するクランプ回路41と、抵抗R2およびR3から構成される。
クランプ回路41は、アノード側で直列接続されたダイオードD1とツェナーダイオードZD3から構成される。
【0005】
入力端子11はトランジスタ制御回路13に接続され、トランジスタ制御回路13は、他方が接地されている抵抗R2とクランプ回路41のダイオードD1のカソード側と抵抗R3に接続されている。
抵抗R3の他端はトランジスタTr1のゲートg1に接続されている。トランジスタTr1のドレインd1は出力端子12とクランプ回路41のツェナーダイオードZD3のカソード側に接続され、ソースs1は接地されている。
【0006】
これらの構成により、ターンオフの過程で、ソレノイド1により発生したサージ電圧が、トランジスタTr1のドレインd1に印加され、オフ状態のトランジスタTr1がブレークダウンする前に、クランプ回路41のツェナーダイオードZD3が導通し、トランジスタTr1のゲートg1がオンになり、サージ電圧はトランジスタTr1のドレインd1からソースs1へ流れる。
トランジスタTr1がオン状態なので、ドレインーソース間に過大な高電圧が印加されることはなく、素子が破壊されることはない。
ダイオードD1は、トランジスタ制御回路13からの制御信号によりトランジスタTr1をオンさせたときに、ゲートg1からドレインd1を経由する電流を遮断するために設置されている。
【0007】
次に、半導体集積回路40の各部位における詳細な動作を説明する。
CPU5からソレノイド1のオンまたはオフを制御する図9に示すようなソレノイド制御信号aが出力されると、トランジスタ制御回路13はトランジスタTr1をオンまたはオフにするトランジスタ制御信号bを出力する。
図9の時刻t7において、ソレノイド制御信号aがオンになると、トランジスタ制御信号bもオンになり、抵抗成分R1のソレノイド1がオンになる。このとき、トランジスタTr1のドレインーソース間に流れるドレイン電流をId、トランジスタTr1のオン抵抗の抵抗値をRon、IGNラインの通常電圧をVign、とすると、トランジスタTr1のオン状態のドレイン電流Idonは、
Idon=Vign/(R1+Ron)
と表せる。
【0008】
トランジスタTr1のオン抵抗Ronとソレノイド1の抵抗成分R1は
Ron〓R1
であるので、トランジスタTr1のオン状態でのドレイン電流Idonは
Idon〓Vign/R1 (1)
とみなすことができる。
トランジスタTr1のオン状態のドレイン電流Idonはソレノイド1に流れる電流でもあるので、このときソレノイド1に蓄積されるソレノイドエネルギーEsは、
Es=1/2・L1・(Vign/R1)
となる。
【0009】
次に、図9における時刻t8において、ソレノイド制御信号aがオン制御からオフ制御に切り替えられると、トランジスタ制御信号bはオフになり、トランジスタTr1もオフになり、ソレノイド1には逆起電圧が発生し、この電圧は、サージ電圧として半導体集積回路40の出力端子12へ印加される。
このサージ電圧は、ツェナーダイオードZD3のツェナー電圧Vz3およびダイオードD1の順方向電圧Vd1およびトランジスタTr1のゲートしきい電圧Vgs(th)でクランプされる。したがって、クランプ電圧Vc4は、
Vc4=Vz3+Vd1+Vgs(th) (2)
となる。
【0010】
トランジスタTr1のゲートーソース間電圧Vgsは、図9に示すように、トランジスタ制御信号bがオフになった時刻t8で、瞬間的に低減し、トランジスタTr1はオフになるが、直後には、ソレノイド1から発生した逆起電圧によりクランプ回路41が導通し、ゲートg1には電圧が印加され、ゲートg1に印加された電圧がゲートしきい値Vgs(th)を越えると、トランジスタTr1は、再びオン状態になる。
トランジスタTr1のドレイン−ソース電圧Vdsは、サージ電圧により、クランプ回路41が導通している時刻t8から時刻t9の間は、クランプ電圧Vc4に保たれ、サージ電圧が失われクランプ回路41が導通しなくなった時刻t9以後は、IGNライン通常電圧Vignに保たれる。
【0011】
ソレノイド1がオン制御からオフ制御に切り替えられた直後に、トランジスタTr1で消費されるパワ−P4の瞬時値であるピークパワー値PP4は、クランプ電圧Vc4×ドレイン電流Idonであり、式(1)と式(2)より
Figure 0003814958
となる。
トランジスタTr1でサージ電圧エネルギーEsを消費する時間をT4とすると、サージ電圧による、パワー損失P4sは式(3)から
Figure 0003814958
となる。
【0012】
パワー損失P4sとサージ電圧エネルギーEsは等しいことから、時間T4は、
Figure 0003814958
となる。
つまり、トランジスタTr1で消費されるソレノイドオフ直後のピークパワー値PP4が大きければ時間T4は小さく、ピークパワー値PP4が小さければ、時間T4は大きい。
【0013】
次にクランプ電圧Vc4の範囲について図10を用いて説明する。IGNライン2はバッテリ4とオルタネータ3に接続され、IGNライン2には、通常は、バッテリ4の電圧が印加されている。
しかし、何らかの原因で、バッテリ4のプラス端子が外れると、IGNライン2には、IGNライン通常電圧Vignを越えたオルタネータ3からの過電圧Vaが直接印加される。
【0014】
このオルタネータからの過電圧Vaにより、トランジスタTr1がオンしてしまうと、ソレノイド1は誤動作してしまうので、一般には、トランジスタTr1がオフしている間に、オルタネータ3からの過電圧VaによりトランジスタTr1がオンすることのないように、クランプ電圧Vc4は、ソレノイド1のオン電圧をVonとすると、
Vc4>Va−Von (5)
となるように設定される。
【0015】
また、クランプ電圧Vc4がトランジスタTr1のドレイン−ソース間耐圧BVdsよりも高いと、ソレノイド1で発生するサージ電圧によりトランジスタTr1が破壊されるため、クランプ電圧Vc4は、トランジスタTr1のドレイン−ソース間耐圧BVdsよりも小さくなければならない。すなわちクランプ電圧Vc4は、
Vc4<BVds (6)
となるように設定される。
従って、式(5)と式(6)より、クランプ電圧Vc4の範囲は、
Va−Von<Vc4<BVds (7)
となる。
【0016】
従って、式(2)と式(7)から、ダイオードD1の順方向電圧Vd1とツェナーダイオードZD3のツェナー電圧Vz3を
VaーVon<Vz3+Vd1+Vgs(th)<BVds
となるように設定することにより、クランプ回路40は、トランジスタTr1を過電圧から保護することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
近年、電子機器における機能向上は目覚ましく、種々の機能を小型機器に搭載するために、半導体集積回路に対する小型化の要求がまっている。
しかしながら、半導体集積回路を小型化し、チップ面積が小さくなると、半導体集積回路の放熱効果が低減してしまう。半導体素子で発生した熱は、チップ面から接着剤を介して放熱板へ伝導し、放熱されるため、放熱効果の低減は、素子の熱暴走を招く。特にパワー損失の大きい出力用のトランジスタにおける発熱は、半導体集積回路の小型化を妨げる要因のひとつである。
トランジスタのパワー損失が大きければ、温度上昇値が大きくなることは、当然であるが、パワー損失が同量であるときには、トランジスタの発熱は、パワー損失のピークパワー値により影響される。
【0018】
ソレノイド1により発生したサージ電圧による、トランジスタTr1におけるパワー損失のピークパワー値と、トランジスタTr1の発熱の関係を説明する。
クランプ電圧Vc4は、オルタネータの過電圧Va、ソレノイド1のオン電圧Vonと、トランジスタTr1のドレインーソース間耐圧BVdsにより
Va−Von<Vc4<BVds
の範囲に設定されている。
ピークパワ−値PP4は、クランプ電圧Vc4がオルタネータの過電圧Vaとソレノイド1のオン電圧Vonの差(Va−Von)である時のピークパワー値をPP4a、クランプ電圧Vc4がドレインーソース間耐圧BVdsである時のピークパワー値をPP4bとするとピークパワー値PP4は、
PP4a<PP4<PP4b
となる。
【0019】
パワー損失が同じであれば、ピークパワー値PP4が大きく、パワー損失の消費時間T4が小さい場合には、熱伝導による放熱効果が少ないために、半導体集積回路40の温度は、大きく上昇し、ピークパワー値PP4が小さく、消費時間T4が大きい場合には、放熱効果が大きいため、温度上昇は抑えられる。
よって、ピークパワー値PP4aに対する半導体集積回路40の上昇した温度をTe4a、ピークパワー値PP4bに対する上昇した温度をTe4bとすると、半導体集積回路40の上昇した温度Te4は
Te4a<Te4<Te4b
となる。
【0020】
図11に、シュミレーション結果を示す。図11の(a)は、時間とトランジスタで消費されるパワーの関係を、図11の(b)は、時間と半導体集積回路の温度の関係を示している。サージ電圧エネルギーを1mmあたり50mjとし、ピークパワー値PP4cが50Wで、時間T4cが2msの場合には、温度Te4cは75℃となり、ピークパワー値PP4dが40Wで、時間T4dが2、5msの場合の温度Te4cは66℃となる。
【0021】
上記のように、従来のトランジスタ保護回路では、クランプ回路のクランプ電圧の設定可能範囲が狭く、そのために、ソレノイドにより発生したサージ電圧から、アクティブクランプ動作で出力用のトランジスタを保護する時に発生するパワー損失のピークパワー値PP4の範囲も狭くなり、半導体集積回路の温度上昇を低減できないため、小型化が妨げられている。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、出力端子に印加される過電圧から出力用のトランジスタを保護すると同時に、小型化が可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は、出力端子を介して外部に接続された負荷を駆動するトランジスタと、トランジスタを制御するトランジスタ制御回路と、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路において、トランジスタ制御回路の制御信号の変化を検知し、検知結果に基づいて、トランジスタのオフ時点から所定時間のみクランプ回路を接続するクランプ制御回路を有するものとする。
また、上記の所定時間はトランジスタを保護するに十分な時間に設定されるものとし、クランプ制御回路は、トランジスタ制御回路の出力信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ検出回路と、エッジ検出回路で立ち下がりエッジを検出後、上記所定時間の間、クランプ回路を接続する信号を出力するタイマーを有することができる。
【0023】
さらに、出力端子を介して外部に接続された負荷を駆動するトランジスタと、トランジスタを制御するトランジスタ制御回路と、出力端子と前記トランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路において、出力端子の電圧を検知し、検知した電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ前記クランプ回路を接続するクランプ制御回路を有することもできる。
上記の所定時間はトランジスタを保護するに十分な時間に設定されるものとし、
クランプ制御回路は、出力端子の電圧と基準電圧を比較するコンパレータと、該コンパレータの出力信号のエッジを検出するエッジ検出回路と、エッジ検出回路でエッジを検出後、上記所定時間の間、クランプ回路を接続する信号を出力するタイマーを有することができる。
【0024】
なお、負荷はソレノイドであり、クランプ回路は、ソレノイドがオンからオフに切り替わる過程で生じる逆起電圧により発生するサージ電圧をクランプすることが好ましい。
また、クランプ制御回路は、クランプ回路を接続させる場合と、接続させない場合に切り替えるスイッチを有するものとした。
さらに、クランプ回路として、出力端子とトランジスタのゲート間に複数の直列に接続されたツェナーダイオードを設けた場合においては、出力端子の電圧を検知し、検知した電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ複数のツェナーダイオードの内の一部を短絡するクランプ制御回路を有するものとしてもよい。
【0025】
【作用】
ソレノイド等のインダクタンスを有する外部の負荷を駆動するトランジスタを制御するトランジスタ制御回路の制御信号の立ち下がり等の変化を検知して、検知結果に基づいて、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する例えばツェナーダイオード等から構成される過電圧保護手段を設けたクランプ回路をトランジスタのオフ時点から所定時間のみ接続することにより、クランプ回路が導通する電圧を出力端子の通常電圧まで下げて設定することができ、トランジスタで消費されるパワー損失のピークパワー値を小さくすることができ、半導体集積回路の温度上昇を少なくできる。
トランジスタ制御回路の出力信号の立ち下がりエッジを検出し、トランジスタを保護するに十分な所定時間の間、クランプ回路を接続する信号を出力するタイマーをそなえることにより、トランジスタのターンオフとほぼ同時にクランプ回路を動作させることができる
【0026】
出力端子の電圧を検知して、検知した電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を接続することにより、クランプ回路が動作する電圧を出力端子の通常電圧まで下げて設定することができ、過電圧により生じるトランジスタで消費されるパワー損失のピークパワー値を小さくすることができ、半導体集積回路の温度上昇を少なくできるとともに、トランジスタ制御回路の信号に変化のない、静電気等を原因とする過電圧からもトランジスタを保護することができる。
【0027】
クランプ回路を接続させる場合と、接続させない場合に切り替えるスイッチを有することにより、トランジスタをオンからオフにするオフ過程以外の時は、確実にクランプ回路を出力端子から切り離すことができ、クランプ動作以外の時の半導体集積回路の動作の信頼性を向上できる。
また、クランプ回路として、出力端子とトランジスタのゲート間に複数の直列に接続されたツェナーダイオードを設け、クランプ制御回路が出力端子の電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ複数のツェナーダイオードの内の一部を短絡するように構成することにより、クランプ制御回路が動作しない場合にも、出力端子に印加された過電圧からトランジスタ回路を保護することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は第1の実施例の構成を示し、図2は各信号のタイミングチャートを示す。また図3はクランプ電圧の許容範囲を、図4はシュミレーション結果を示す。
半導体集積回路10のクランプ回路14は、アノード側で直列接続されたダイオードD1とツェナーダイオードZD1から構成され、クランプ制御回路15は、エッジ検出回路16、タイマー17およびスイッチング用のトランジスタTr2から構成される。
エッジ検出回路16は、入力側が、トランジスタ制御回路13の出力に接続され、出力側はタイマー17に接続され、トランジスタ制御回路13の出力の立ち下がりエッジを検出し、エッジ検出信号をタイマー17に出力する。
タイマー17の出力はスイッチング用のトランジスタTr2のゲートg2に接続されている。トランジスタTr2のソースs2は、クランプ回路14のツェナーダイオードZD1に接続され、ドレインd2は出力端子12とトランジスタTr1のドレインd1に接続されている。
その他の構成は図8に示す従来例と同様である。
【0029】
図2に示すタイミングチャートを用いて、半導体集積回路10の動作を説明する。
CPU5からソレノイド1を制御するソレノイド制御信号aが出力されると、ソレノイド制御信号aのオン、オフに従って、トランジスタ制御回路13はトランジスタTr1をオンまたはオフにするトランジスタ制御信号bを出力する。
トランジスタTr2により、クランプ回路14は、出力端子12から切り離されているため、ソレノイド制御信号aがオン状態の場合や、オフ状態の場合、またターンオンのときには、クランプ回路14により、出力端子電圧がクランプされることはない。
【0030】
トランジスタ制御信号bがオンからオフに切り替わる時刻t1で、、クランプ制御回路15のエッジ検出回路16は、トランジスタ制御回路13のトランジスタ制御信号bの立ち下がりエッジb1を検出し、パルス状のエッジ検出信号cをタイマー17に出力する。
タイマー17では、エッジ検出信号cが入力されると、予め設定された時間T1の間、トランジスタTr2のゲートをオンにするクランプ制御信号dを出力する。
時間T1は、ソレノイド1により発生するサージ電圧をトランジスタTr1が吸収するために必要な時間を求め、設計マージン等を考慮して、適切な時間を設定してある。従って、トランジスタTr2のゲートは時間T1の間オンになり、クランプ回路14のツェナーダイオードZD1のカソード側と出力端子12およびトランジスタTr1のドレインが接続される。
【0031】
時間T1が終了し、クランプ制御信号dがオフになる時刻t2で、トランジスタTr2はオフになる。
すなわち、クランプ回路14は、タイマー17からクランプ制御信号dが出力され、トランジスタTr2がオンにされている時間T1の間のみ、出力端子12とトランジスタTr1のゲートg1間に接続され、出力端子12に印加された電圧をクランプし、それ以外の期間は、トランジスタTr2がオフにされているため、動作しない。
【0032】
ここで、図3を用いてクランプ回路14のクランプ電圧Vc1の範囲について説明する。
クランプ回路14は、トランジスタTr1がソレノイドにより発生するサージ電圧を吸収する時間T1の間のみ出力端子12とトランジスタTr1のゲート間に接続され、それ以外の期間は、トランジスタTr2により、出力端子12から切り離されている。
そのため、クランプ電圧Vc1は、IGNライン通常電圧Vignより高ければ、十分であり、オルタネータ3からの過電圧Vaとソレノイドオン電圧Vonの差(VaーVon)より低くなっても、なんら差し支えない。
従って、クランプ電圧Vc1の最小値はIGNライン通常電圧Vignとなる。また、クランプ電圧Vc1の最大値は、従来例と同様にトランジスタTr1のドレインーソース間耐圧BVdsである。
【0033】
半導体集積回路10の発熱を抑えるために、クランプ電圧Vc1として、最小値であるIGNライン通常電圧Vignとほぼ等しく、かつ、電圧誤差を考慮してVignより若干高い電圧を設定する。
図2に戻り、トランジスタTr1のドレインーソース電圧Vdsは、クランプ回路14が接続されている時間T1の間は、IGNライン通常電圧Vignと略等しいクランプ電圧Vc1に保たれ、時間T1の終了後、ランプ回路14が出力端子12すなわちトランジスタTr1のドレインから切り離されたときには、IGNライン通常電圧Vignとなる。
【0034】
クランプ電圧Vc1が従来例におけるクランプ電圧Vc4より小さくなったため、トランジスタTr1で消費されるパワーP1のターンオフ時におけるピークパワー値PP1の値は、従来例におけるピークパワー値PP4より小さくなる。トランジスタTr1で吸収するサージ電圧エネルギーが同一であれば、トランジスタTr1がサージ電圧エネルギーを吸収するためにかかる時間は、ピークパワー値と反比例するので、時間T1は、従来例における時間T4より長くなる。
図4にシュミレーション結果を示す。図4の(a)は、時間とトランジスタで消費されるパワーの関係を、図4の(b)は、時間と半導体集積回路の温度の関係を示している。ピークパワー値PP1が25Wで、時間T1が4msの場合、半導体集積回路10のサージ電圧吸収による発熱温度Te1は、54℃までの上昇に抑えられる。
【0035】
以上説明したように、本発明の半導体集積回路によれば、ソレノイド1を駆動するトランジスタTr1を制御するトランジスタ制御回路13の制御信号の立ち下がりを、クランプ制御回路15のエッジ検出回路16で検知して、タイマー17で所定の時間、トランジスタTr2をオンにし、クランプ回路14を導通させることにより、ソレノイド1がターンオフし、逆起電圧によるサージ電圧が出力端子12に印加される期間だけ、クランプ回路14を、出力端子12に電気的に接続し、その他の期間は、クランプ回路14は出力端子12から電気的に遮断されているので、クランプ回路14のクランプ電圧Vc1をほぼIGNラインの通常電圧まで下げて設定することができる。
【0036】
従って、トランジスタで消費されるパワー損失のピークパワー値も小さくすることができ、半導体集積回路の温度上昇を少なくできるので、放熱効果が低下しても動作温度範囲で動作する範囲内において、半導体集積回路を小型化することができる。
すなわち、出力端子に印加される過電圧から出力用のトランジスタを保護すると同時に、半導体集積回路の小型化が可能な半導体集積回路を提供できる。
【0037】
次にクランプ制御回路の構成を変えた本発明の第2の実施例を説明する。図5は構成を示す図であり、図6は各信号のタイミングチャートである。
半導体集積回路20内のクランプ制御回路21は、出力端子電圧モニター回路22、エッジ検出回路23およびタイマー24から構成される。出力端子電圧モニター回路22は、基準電圧を出力する基準電圧発生回路25と、出力端子12に接続される抵抗R4と、抵抗R4とグランドに接続される抵抗R5と、出力端子12の電圧を抵抗R4およびR5で分圧した電圧と基準電圧を比較するコンパレータ26から構成されている。
【0038】
出力端子電圧モニター回路22の抵抗R4およびR5の抵抗値と基準電圧発生回路25の基準電圧は、出力端子電圧が、オルタネータ3からの過電圧より大きく、トランジスタTr1のドレインーソース間耐圧BVdsより小さいサージ電圧検出判定レベルVsより大きくなったときに、コンパレータ26の出力信号がハイレベルからロウレベルに変化するように設定されている。
エッジ検出回路23は、コンパレータ26の出力に接続され、コンパレータ26の出力の立ち下がりエッジを検出し、エッジ検出信号をタイマー24に出力する。タイマー24の出力はスイッチング用のトランジスタTr2に接続されている。
【0039】
図6に示すタイミングチャートを用いて、半導体集積回路20の動作を説明する。
CPU5からソレノイド1を制御するソレノイド制御信号aが出力されると、ソレノイド制御信号aがオンからオフに切り替わると、トランジスタ制御回路13によりトランジスタTr1もオンからオフに切り替わる。
トランジスタTr1がオンからオフに切り替わる時、ソレノイド1の有するインダクタンス成分L1により、逆起電圧が発生し、出力端子12には、逆起電圧によるサージ電圧が印加される。
【0040】
出力端子12に印加されたサージ電圧が、サージ電圧検出レベルVsより大きくなると、出力端子電圧モニター回路22のコンパレータ26から出力されるコンパレータ出力信号eがハイレベルからロウレベルに切り替わる。エッジ検出回路23は、コンパレータ出力信号eの立ち下がりエッジe1を検出し、パルス状のエッジ検出信号fをタイマー24に出力する。タイマー24は、エッジ検出信号fが入力されると、予め設定された時間T1の間、トランジスタTr2のゲートg2をオンにするクランプ制御信号gを出力する。
実施例1と同様に、クランプ回路14は、タイマー24からクランプ制御信号gが出力され、トランジスタTr2がオンにされている時間T1の間のみ、出力端子12とトランジスタTr1のゲート間に電気的に接続され、出力端子12に印加された電圧をクランプし、それ以外の期間は、トランジスタTr2がオフにされているため、動作しない。
その他の構成および動作は第1の実施例と同様である。
【0041】
第2の実施例では、出力端子にサージ電圧検出判定レベルVsを越えた電圧が印加されたときに、クランプ回路を動作させるようにしたので、第1の実施例の効果に加え、ソレノイド1をターンオフした時以外に静電気等を原因とするサージ電圧が印加されても、出力トランジスタTr1を過電圧による破壊から保護することができる。
【0042】
次にクランプ回路の構成を変えた本発明の第3の実施例を説明する。図7は構成を示す図である。
半導体集積回路30のクランプ回路31は、アノード側で直列接続されたダイオードD1とツェナーダイオードZD1と、ツェナーダイオードZD2から構成されている。ツェナーダイオードZD2のアノード側は、ツェナーダイオードZD1のカソード側とクランプ制御回路32のスイッチング用のトランジスタTr2のソースs2に接続され、カソード側はトランジスタTr2のドレインd2と出力端子12に接続されている。
【0043】
スイッチング用のトランジスタTr2がオンのときには、クランプ回路31のツェナーダイオードZD2は、クランプ動作に影響を与えないため、クランプ回路31は、第1の実施例と同様にクランプ電圧Vc1で出力端子12の電圧をクランプする。
スイッチング用のトランジスタTr2がオフのときには、ツェナーダイオードZD2がクランプ回路31に加わるので、クランプ電圧Vc2は、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧をVz2とすると、
Vc2=Vc1+Vz2
となる。クランプ電圧Vc2が、オルタネータの過電圧をVa、ソレノイドのオン電圧をVon、トランジスタTr1のドレインーソース間耐圧をBVdsとすると、
Va−Von<Vc2<BVds
となるように、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧Vz2は設定されている。
【0044】
第3の実施例では、クランプ制御回路が動作していない時にも、クランプ動作が行われるようにしたので、第1の実施例の効果に加え、半導体集積回路30の電源がオフになっていても、出力トランジスタTr1を過電圧による破壊から保護することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の半導体集積回路によれば、ソレノイド等のインダクタンスを有する外部の負荷を駆動するトランジスタを制御するトランジスタ制御回路の制御信号の立ち下がり等の変化を検知して、検知結果に基づいて、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通するツェナーダイオード等から構成される過電圧保護手段を設けたクランプ回路をトランジスタのオフ時点から所定時間のみ接続することにより、クランプ回路が導通する電圧を出力端子の通常電圧まで下げて設定することができる。これにより、トランジスタで消費されるパワーのピークパワー値を小さくすることができ、半導体集積回路の温度上昇を少なくできるので、放熱効果が低下しても動作温度範囲で動作する範囲内において、半導体集積回路を小型化することができる。
上記の所定時間はトランジスタを保護するに十分な時間に設定して、トランジスタ制御回路の出力信号の立ち下がりエッジを検出し、上記所定時間の間、クランプ回路を接続する信号を出力するタイマーをそなえることにより、トランジスタのターンオフとほぼ同時にクランプ回路を動作させることができるので、クランプ動作の信頼性を保つことができる。
【0046】
また、出力端子の電圧を検知して、検知した電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ、出力端子とトランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を接続することにより、クランプ回路が動作する電圧を、出力電圧の通常電圧まで下げて設定することができる。これにより、過電圧によりトランジスタで消費されるパワーのピークパワー値を小さくすることができ、半導体集積回路の温度上昇を少なくできるとともに、トランジスタ制御回路から出力されるトランジスタ制御信号に変化のない、静電気等を原因とする過電圧からもトランジスタを保護することができる。
【0047】
クランプ回路を接続させる場合と、接続させない場合に切り替えるスイッチを有することにより、トランジスタをオンからオフにするオフ過程以外の時は、確実にクランプ回路を出力端子から切り離すことができ、クランプ動作以外の時の半導体集積回路の動作の信頼性を向上できる。
また、クランプ回路として、出力端子とトランジスタのゲート間に複数の直列に接続されたツェナーダイオードを設け、クランプ制御回路が出力端子の電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ複数のツェナーダイオードの内の一部を短絡するように構成することにより、クランプ制御回路が動作しない場合にも、出力端子に印加された過電圧からトランジスタ回路を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】第1の実施例における各信号のタイミングチャートである。
【図3】クランプ電圧の範囲を説明する図である。
【図4】半導体集積回路の温度上昇のシュミレーション結果を示す図である。
【図5】第2の実施例の構成を示す図である。
【図6】第2の実施例における各信号のタイミングチャートである。
【図7】第3の実施例の構成を示す図である。
【図8】従来例の構成を示す図である。
【図9】従来例における各信号のタイミングチャートである。
【図10】クランプ電圧の範囲を説明する図である。
【図11】半導体集積回路の温度上昇のシュミレーション結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド
2 IGNライン
3 オルタネータ
4 バッテリ
5 CPU
10、20、30、40 半導体集積回路
11 入力端子
12 出力端子
13 トランジスタ制御回路
14、31、41 クランプ回路
15、21 クランプ制御回路
16、23 エッジ検出回路
17、24 タイマー
22 出力電圧モニター回路
25 基準電圧発生回路
26 コンパレータ
D1 ダイオード
d1、d2 ドレイン
g1、g2 ゲート
L1 インダクタンス成分
R1 抵抗成分
R2、R3、R4、R5 抵抗
s1、s2 ソース
Tr1、Tr2 トランジスタ
ZD1、ZD2、ZD3 ツェナーダイオード

Claims (7)

  1. 出力端子を介して外部に接続された負荷を駆動するトランジスタと、
    該トランジスタを制御するトランジスタ制御回路と、
    前記出力端子と前記トランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路において、
    前記トランジスタ制御回路の制御信号の変化を検知し、検知結果に基づいて、前記トランジスタのオフ時点から所定時間のみ前記クランプ回路を接続するクランプ制御回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記所定時間は前記トランジスタを保護するに十分な時間に設定され、
    前記クランプ制御回路は、前記トランジスタ制御回路の出力信号の立ち下がりエッジを検出するエッジ検出回路と、該エッジ検出回路で立ち下がりエッジを検出後、前記所定時間の間、前記クランプ回路を接続する信号を出力するタイマーを有することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 出力端子を介して外部に接続された負荷を駆動するトランジスタと、
    該トランジスタを制御するトランジスタ制御回路と、
    前記出力端子と前記トランジスタのゲート間に所定の電圧以上で導通する過電圧保護手段を設けたクランプ回路を有する半導体集積回路において、
    前記出力端子の電圧を検知し、検知した電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ前記クランプ回路を接続するクランプ制御回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記所定時間は前記トランジスタを保護するに十分な時間に設定され、
    前記クランプ制御回路は、前記出力端子の電圧と基準電圧を比較するコンパレータと、該コンパレータの出力信号のエッジを検出するエッジ検出回路と、該エッジ検出回路でエッジを検出後、前記所定時間の間、前記クランプ回路を接続する信号を出力するタイマーを有することを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 前記負荷はソレノイドであり、前記クランプ回路は、ソレノイドがオンからオフに切り替わる過程で生じる逆起電圧により発生するサージ電圧をクランプすることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の半導体集積回路。
  6. 前記クランプ制御回路は、クランプ回路を接続させる場合と、接続させない場合に切り替えるスイッチを有することを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の半導体集積回路。
  7. 出力端子を介して外部に接続された負荷を駆動するトランジスタと、
    該トランジスタを制御するトランジスタ制御回路と、
    前記出力端子と前記トランジスタのゲート間に複数の直列に接続されたツェナーダイオードを設けたクランプ回路を有する半導体集積回路において、
    前記出力端子の電圧を検知し、検知した電圧が基準電圧より大きくなった時点から、所定時間のみ前記複数のツェナーダイオードの内の一部を短絡するクランプ制御回路を有することを特徴とする半導体集積回路。
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