JP3809641B2 - Av機器及びav機器所在確認/管理装置及びav機器の所在確認/管理方法 - Google Patents

Av機器及びav機器所在確認/管理装置及びav機器の所在確認/管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、利用者が所有するAV機器と電話回線網からなる通信回線を介した外部機器に相当するセキュリティセンタ等とから構成されたAV機器の機器所在確認及び管理システムに関し、詳しくは、各AV機器に特定のID番号(識別番号)を付与し、このID番号及び又は利用者電話番号情報とを予めセキュリティセンタに登録しておき、各AV機器は定期的にセキュリティセンタへID番号を通信して、発信電話番号情報とID番号に対応する利用者電話番号情報とを比較することによりAV機器の所在場所を確認及び管理するように構成されたAV機器所在確認及び管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
発信電話番号通知サービスとは、電話会社が行う事業であり、このサービスに契約をした利用者の通信回線である電話回線に着信があった時、利用者が受話器を挙げる前に交換機側から発信者電話番号情報をその電話回線に送出するものであり、アメリカやイギリスでは広く普及しており、日本でも平成8年から試験運用を開始する予定である。
【0003】
この発信電話番号通知サービスは、図5に示すように、通信回線(交換機)側に発信電話番号通知機能を設けた構成となっている。
【0004】
この発信電話番号通知機能は、先ず、交換機側が発呼する場合は、加入者線のL1、L2の極性が反転されると共に、ID受信端末起動信号が交換機側から通信機器(電話器)側に送信される。
【0005】
通信機器側において、オンフック状態のままでL1、L2の極性反転を検出したら交換機からのID受信端末起動信号を待つ。
【0006】
通信機器側は、極性反転後にID受信端末起動信号を受信しない場合は処理を終了する。通信機器側が、交換機側からのID受信端末起動信号を受信すると、L1、L2間に直流ループを形成することにより、一次応答信号を交換機へ送信する。
【0007】
交換機側は、一次応答信号を受信すると、発信電話番号通知か又はID非通知理由を送出する。ID非通知理由の区分けは、発信者が発信電話番号を送出することを拒否した着信か、提供地域(エリア)外からの着信か、または、公衆電話からの着信かを示す。
【0008】
通信機器側は、交換機側から発信電話番号通知を受信するとL1、L2のループを切らせることにより受信完了信号を送信する。
【0009】
このようにして、発信電話番号通知機能は、通信機器側の受話器をオフフックすることなしに行われる。尚、通常の電話機能については、呼出信号の受信によりオフフックして通信を行なう。
【0010】
アメリカにおける発信電話番号通知サービスは、Caller IDのサービス名で、発信電話番号を着信側へ通知するサービスが、1987年より提供開始され、既に48の州で提供中(94年9月現在)且つ契約者数は93年末で150万人に及んでいる。これは対前年比50パーセント増に及んでいる。
【0011】
イギリスにおいても、94年11月よりCaller Displayのサービス名で、本格提供を開始している。
【0012】
日本ではディジタル回線を介して一部ISDN端末間において、このサービスが提供されている。
【0013】
米アトランティックの例を上げると、電話をかけた人の電話番号を呼び出された側の電話に取り付けた表示装置に表示するサービスを1989年よりフィラデルフィア等でIQサービスの名称でスタートしている。これは、クラスサービスと呼ばれ定額サービスの内の1つのサービスである。
【0014】
このクラスサービスは、この他に、
A.Call Block(特定番号の着信拒否)
日本でも既に「迷惑電話お断りサービス」の名称で都市部に限定しサービスが行われている。
【0015】
B.Call Trace(発信者番号検索)
いわば逆探知で、通話後一定時間内に、特定番号へ発呼すると相手の番号、接続時間、逆探知時間などが電話会社に記録される。
【0016】
C.Priority Call(識別呼出し)
登録しておいた発信者電話番号によって、呼出音を変えるサービス。例えば親類、友人などからの電話と、初めての人からの電話をフックを取る前に知ることができる。
【0017】
D.Repeat Call(自動ダイアル)
相手が話中(Busy)の時、相手が電話を終わったら、接続してくれる。
【0018】
E.Return Call(直近呼の呼び返し)
最後にかかってきた電話番号に、自動的にダイヤルする。知らない人からの電話でも、こちらからかけることができる、特にいたずら電話に対して相手を調べるときに使える。
【0019】
このようなクラスサービスに対して、否定的な意見としては、発信者プライバシーの侵害、非公開的な電話番号が解ってしまう、他人に知られたくない人の電話番号までも知られてしまう危険性等がある。
【0020】
これに対して、肯定的な意見としては、着信者側のプライバシーの保護、いたずら電話防止、警察、消防等の発信者特定が容易になると云うメリット等があげられている。
【0021】
このように賛否両論がある現状において、アメリア及びイギリスにおいては上述した否定的な意見を考慮して、「通常通知」を基本としながらも、番号表示を望まない人が電話会社に申し込むことで、個別に「通常非通知」とすることもできるようにしている。料金は、利益を受ける受信者側が負担し、発信者側は無料となっている。
【0022】
日本でも「通常通知」、「通常非通知」を選択の上で、通常通知を選んだ場合でも、相手先電話番号の前に、特定の3桁、例えば”184”をダイヤルすると、電話番号を通知しないようにすることが考えられる。又、アメリカにおいても相手側Caller IDサービス加入者の場合、発信者側に注意信号を発信するなどもある。
【0023】
ところで、日本においては、「発信電話番号通知サービス」、「呼び返しサービス」の名称で電話番号表示と、前述したE.Return Call(直近呼の呼び返し)のサービスを地域を限定して試験的に提供することが予定されている。
【0024】
このような、いわゆる通信サービスに関する先行技術として、受話器を上げると、誰が電話をかけてきたかを音声で告げる(US4899358)、かけ先や発信者のID番号によって呼び出し音を変える(US4995075)、発信者によって留守番電話の応答を変える(US4996704)、音声メールの着信時間やID番号を画面に表示する(US5003577)等がある。
【0025】
さて、最近、マルチメディアパソコンと呼ばれるモデムやCD−ROMドライブを内蔵したパーソナルコンピュータが数多く登場している。しかし、これらコンピュータやVCR等のAV機器の所在を確認及び管理することについては所有者に一任されている。例えば、不運にも盗難等にあって紛失した場合には、その所在を確認することはできない。
【0026】
アメリカでは、上述したCaller IDサービスと絡めて、通信手段であるモデムを内蔵したコンピュータに一定周期でフリーダイアルのセキュリテイセンタに電話をかけさせることにより、接続されている電話回線のCaller IDを自動的に送信して、AV機器の所在を確認及び管理するようにしたものがある。このような機能をAV機器に備えることにより所有者の一任と共に、セキュリテイセンタに予め登録されている所有者の電話番号と照合することで、AV機器自体の所在の確認及び管理を容易に行うことができる。
【0027】
アメリカのCall IDサービスには、地域(州)によっては発信者の電話番号だけでなく電話局に登録されている氏名までも含まれるので、このAV機器の所在を確認することにとどまらずAV機器の動作状態及び所有者以外の者の操作等の管理運営を容易に行うことができる。
【0028】
勿論、電話の所有者は誰でも電話会社に対して発信電話番号を相手方へ送信することを拒否することはできるようになっているから、セキュリティセンタでの電話回線に接続されているAV機器の管理運営は100%ではないが、逆探知等の手法を使えば、その確率はきわめて高く維持することができる。
【0029】
このような機能は、通信手段であるモデムを備えたAV機器にプログラムの形でハードデイスク等に内蔵されており、通常の操作では削除できない構造となっている。勿論、このモデムを使用した通信機能を使用しなければAV機器単体としての使用はできるが、今日において通信機能を使用しないで、単に単体としての機能を使用する範囲はきわめて限られたものとなり、結局は使い勝手が悪くなる。
【0030】
一方、機器がコンピュータであれば、通信手段であるモデムを内蔵させることで、機能を充実させ、例えばオートダイアルのソフトウエアを付加させるだけで、更に付加価値を高めることができる。他方、AV機器の場合には、一部の機器、例えばDirecTV、DMCのIRD(Integrated Receiver/Decoder)、所謂通信カラオケ等を除けばモデムを内蔵させることによる付加価値を高めることはあまり期待できない。
【0031】
しかし、現在及び近い将来を展望すると、上記IRDや家庭用通信カラオケ等のモデムを内蔵したAV機器が多数登場し、家庭等の各AV機器毎にモデムを内蔵される程ではないにせよ、家庭等のAV機器の内、少なくとも1台は外部機器との通信手段であるモデムを内蔵しているという状況もでてきている。モデムではなくNCU(Network Control Unit)ということにすれば、殆どの家庭を構成する社会において、既に電話機は普及している。つまり、この普及している電話回線を利用して、AV機器の集合体、例えば家庭内の複数のAV機器に内蔵されているモデムやNCUの機能部分だけを、その他の接続しているAV機器から制御するようにすれば、例えAV機器に通信手段を備えていなくともAV機器の所在確認及び管理システムは実現できる。
【0032】
具体的には、現在アメリカでサービスされている有料のDSS(Digital Satelite System)であるDirec TVのIRDはモデムを内蔵し、PPV(Pay Per View)の支払い等において電話回線を使用する構成になっている。
【0033】
日本においては、現在予定されているDMCのIRDにおいても通信手段であるモデムが内蔵される予定であり、今後AV機器においても放送と連系した有料サービスを実現する上で、AV機器側にモデムが内蔵されていくことが考えられる。ちなみに日本におけるIRDにおいては、基本チャンネルのみの契約の場合、AV機器設置において電話回線を接続することは必須要件とはされていない。PPV番組等のスポット的な利用をされる場合においてのみ電話回線との接続が必要で、PPV番組の視聴以前に利用者の機器からの視聴希望を登録する。そして、実際に放送を視聴した後には、月1度まとめてセンタに対して、利用者のID番号と共に視聴内容、視聴時間等を報告通知する。従って、この報告通知のための通信は、例えば比較的回線が空いている夜間等の時間帯に行うことが合理的である。このセンタ側への通信は当然自動的に行われ、課金先情報として、利用者の氏名、口座などをデータベース化したものを準備している。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術で説明したAV機器の集合体、例えば家庭内における複数のAV機器の内、通信機能を有するAV機器のみが通常ID番号を有し、外部機器との通信を行うようになっており、AV機器の集合体は相互に接続されていないか、又は接続されていても音声や映像信号の送受信であり、機器自体の情報等の通信機能を備えておらず、複数のAV機器の確認及び管理について自動的に行うことができないと云う問題点がある。
【0035】
従って、AV機器の集合体、例えば家庭内にある複数のAV機器が夫々ID番号の通信機能を内蔵していなくても、少なくとも接続されている1台のAV機器が外部機器との通信機能を持っていれば、他のAV機器のID番号を含めたAV機器情報を通信できるAV機器及びAV機器所在確認/管理システムに課題を有する。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るAV機器は、複数の他のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数の他のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段と、前記接続手段を介して指定した他のAV機器に当該AV機器固有のID番号を送信するID送信部とを備えたAV機器であって、前記ID送信部は、接続が自動検出された他のAV機器として、他の外部機器と通信回線を介して通信可能な通信手段を有する通信機器が含まれる場合は、前記相互に接続されている少なくとも当該AV機器固有のID番号を前記通信手段により前記他の外部機器に送信するように前記通信機器に依頼し、前記通信機器より当該AV機器固有のID番号が前記他の外部機器に送信されなかった場合には、当該AV機器の主たる機能をロック状態にすることである。又、前記通信機器より当該AV機器固有のID番号を送信した場合には、前記ロック状態を解除するようにしたことである。
【0037】
また、AV機器所在確認/管理装置は、各々固有のID番号を有する複数のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段を備え、当該接続手段により受信した前記相互に接続されている複数のAV機器固有のID番号を通信手段により送信可能な通信機器に、通信回線を介して接続されたAV機器所在確認/管理装置であって、前記AV機器固有のID番号とその利用者の電話番号情報とを対応付けて予め登録しておくID登録手段が設けられ、該ID登録手段により予め登録されているID番号に対応する電話番号情報と、前記AV機器固有のID番号が送られてくる前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較して、前記AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことである。
前記ID登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことである。
更に、AV機器所在確認/管理装置は、各々固有のID番号を有する複数のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段を備え、当該接続手段により受信した前記相互に接続されている複数のAV機器固有のID番号を通信手段により送信可能な通信機器に、通信回線を介して接続されたAV機器所在確認/管理装置であって、前記AV機器固有のID番号と該ID番号の電話番号情報とを予め登録しておくID電話情報登録手段を設け、該登録されているID番号に基づき前記通信機器から送られてくるID番号から検索された該ID番号の電話番号情報と前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較し、前記AV機器の設置場所の変更、及び設置されている所在を確認及び管理するようにしたことである。
前記ID電話情報登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことである。
【0038】
上記構成によるAV機器は、例え複数のAV機器の集合体であっても、夫々のAV機器の設置の管理を行なうことが定期的に又は好みに応じて行なうことができ、万一紛失等が生じた場合であっても、迅速な対処、例えば通信回線から送られてくるID番号からAV機器の所在の確認等を行なうことができる。
【0039】
AV機器の所在確認/管理方法は、複数の他のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数の他のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段と、前記接続手段を介して指定した他のAV機器に当該AV機器固有のID番号を送信するID送信部とを備えたAV機器の所在確認/管理方法であって、AV機器の所在の確認及び管理を行うAV機器所在確認/管理装置と通信回線を介して通信可能な通信手段を有する通信機器を前記他のAV機器として指定し、前記AV機器から前記通信機器に前記AV機器固有のID番号を前記AV機器所在確認/管理装置に送信するように依頼し、前記通信機器より当該AV機器固有のID番号が前記AV機器所在確認/管理装置に送信されなかった場合には、当該AV機器の主たる機能をロック状態にすることである。
前記固有のID番号を送信した場合には、前記ロック状態を解除するようにしたことである。
送信依頼された少なくとも前記複数のAV機器固有のID番号情報を前記通信機器の通信手段から前記通信回線を介して前記AV機器所在確認/管理装置へ正常に送信された場合には、前記AV機器所在確認/管理装置に設けられたID登録手段にID番号と対応付けて予め登録されているその利用者の電話番号情報と前記AV機器固有のID番号が送られてくる前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較して、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことである。
前記ID登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことである。
また、AV機器の所在確認/管理方法は、複数の他のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数の他のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段と、前記接続手段を介して指定した他のAV機器に当該AV機器固有のID番号を送信するID送信部とを備えたAV機器の所在確認/管理方法であって、AV機器の所在の確認及び管理を行うAV機器所在確認/管理装置と通信回線を介して通信可能な通信手段を有する通信機器を前記他のAV機器として指定し、前記AV機器から前記通信機器に前記AV機器固有のID番号を前記AV機器所在確認/管理装置に送信するように依頼し、送信依頼された少なくとも前記AV機器固有のID番号情報を前記通信機器の通信手段から前記通信回線を介して前記AV機器所在確認/管理装置へ送信し、前記AV機器所在確認/管理装置に前記AV機器固有のID番号と該ID番号の電話番号情報とを予め登録しておくID電話情報登録手段を設け、該ID電話情報登録手段に登録されているID番号に基づき前記通信機器から送られてくるID番号から検索された該ID番号の電話番号情報と前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較し、前記AV機器の設置場所の変更、及び設置されている所在を確認及び管理するようにしたことである。
前記ID電話情報登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、前記AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことである。
【0040】
【発明の実施の形態】
本発明に係るAV機器及びAV機器所在確認/管理装置及びAV機器の所在確認/管理方法の望ましい実施の形態は、図1に示すように、家庭内にあるテレビジョン受像機TVと、パソコンPCと、ビデオレコーダVCRと、IRDと、MDP(Mini Disc Player)と、を互いにIEEE1394バス(以下「1394バス」という)で直接又は間接に接続して構成された1394家庭内ネットワーク100に、通信回線である電話会社の電話回線網200を介して他の外部機器又は特定の相手先機器であるセキュリティセンタ300を接続して構成されている。
【0041】
1394バスは、AV機器の接続に好適なディジタルインターフェイスの規格であり、パケット方式のシリアルな双方向通信が可能なディジタルインターフェイスを介して使用される。
【0042】
即ち、IEEE1394規格のディジタルインターフェイスには、新しいノード(ディジタルAV機器)が接続されたことを自動的に検出する能力が備わっているため、それをトリガーとしてユーザーに通知やAV機器の設置を自動的に検出する能力を備えることができる。
【0043】
IEEE1934規格のディジタルインターフェイスによる接続は、ループを構成しない限り任意である。
このディジタルインターフェイスは、6芯ケーブルと、この6芯ケーブルの両端に接続された同一のコネクタと、各コネクタに接続されたLSI化された物理層と、物理層と接続されたLSI化されたリンク層と、リンク層と接続されたトランザクション層とからなる。トランザクション層はファームウェアからなる。
【0044】
6芯ケーブルは、2対のシールド線と2本の電線とからなる。シールド線はデータ線とストローブ線とであってデータ転送に使用され、他の2本は電源線として使用される。従って、電源が落ちているAV機器でも、信号をバイパスさせることができ、電源が落ちているAV機器より先のAV機器に信号を送ることができるようになっている。
【0045】
コネクタにはトランシーバを内蔵しており、このトランシーバとケーブルとでリピータを形成している。
物理層の一端は上記6芯ケーブルと接続され、他端はリンク層と接続されている。物理層は、6芯ケーブルから入力した電気信号を符号化してリンク層へ送ると共に、リンク層から受け取ったコードデータを電気信号に復号化して6芯ケーブルへ送出する。物理層はまた、後述のバスアービトレーション等を行う。
【0046】
リンク層は、物理層で符号化されたデータに基づきパケットを作成しトランザクション層へ送信すると共に、トランザクション層から受け取ったパケットを解読する。また、リンク層は、パケットの転送サイクルの制御を行う。
【0047】
上記のように構成されたIEE1394規格のディジタルインターフェイスは、下記の特徴を有する。
(1)接続可能なAV機器の数が多く、また、AV機器の接続が固定されておらず、AV機器はコネクタを挿抜することにより任意の位置に自由に追加または削除することができる。
(2)システム内のAV機器の増減を検出して、自動的に接続の再設定を行う機能を有する。
【0048】
(3)ケーブルは細く、コネクタは小型であるからケーブルの引き回しやコネクタの着脱が容易である。また、コストが安い。
【0049】
(4)信号の転送速度が従来のシリアル転送に比して速い。これは、信号を1対のデータ線と1対のストローブ線とを用いてシリアル転送(1ビットづつの転送)で送り、「データ線又はストローブ線のどちらかの電位が変化した時に、データ線のデータを読み取る」という規則に従うDSリンク方式により読み取るからである。このDSリンク方式は、データ線の電位の時間的な揺れに対応するものである。これにより、従来のシリアル転送(例えばRS232C)のようなスタートビットとストップビットを8ビット置きに挿入する必要がなくなり、転送速度が向上する。
【0050】
(5)特定のAV機器がシリアルバスを独占しないようにするためのバスアービトレーション(調停)機能を持っている。これは、データをパケット単位で転送するもので、パケット長は最大512バイト(100Mビット/秒の転送速度の場合は約40μ秒に相当する)に制限している。
パケットには普通のパケットと、優先度が高い緊急パケットと、更に優先度が高い後述のアイソクロナスパケットとがある。
【0051】
(6)IEEE1394規格のディジタルインターフェイスがマルチメディアAVシステムに適しているといわれる最も特徴的な機能は、アイソクロナスパケットによるアイソクロナス転送機能である。アイソクロナス(Isochronous)とは、各AV機器に割り当てられる時間が一定であり、どのAV機器の割当て時間も同一であり、規則的な間隔で割当てが繰り返されることを表している。
【0052】
アイソクロナスパケットは、常に一定の時間間隔で、リンク層からアイソクロナスチャンネルを通じて他の全てのパケットに優先して転送され、その転送が終了するまでは他のパケットの転送はできないようになっている。各AV機器はアイソクロナスパケットを受け取ったら自分に必要なデータであるかどうかを判断し、その判断結果に基き処理をし又は無視する。
【0053】
各AV機器は、指定されているノード番号の順に、夫々の割当て時間だけパケット送信を行う。ただし、緊急パケットは普通のパケットに優先し、アイソクロナスパケットは他の全てのパケットに優先する。
【0054】
図1に示す上記1394家庭内ネットワーク100においては、各AV機器の1394インタフェースには周期的にタイムスロットが割り当てられ、各1394インタフェースは自分に割り当てられたタイムスロット内において任意のAV機器を宛先とするデータを送信する。また、各AV機器の1394インタフェースは、自己宛のデータを受容し、自己宛以外のデータを受容せずに通過させる。このようにして、各AV機器は任意のAV機器と高速でデータの授受を行うことができる。
【0055】
本実施形態においては、VCRをルート機器とし、VCRは全AV機器から通信機能を保有するAV機器についての問い合わせを受信した時は、IRDのアドレスを回答するようになっている。
【0056】
1394家庭内ネットワーク100内の各AV機器は、AV機器固有のAV機能を遂行するための主装置と、1394インタフェースと、ID送信部とを有する。ID送信部は、自動ID送信プログラムと、AV機器固有のIDと、セキュリティセンタ300の電話番号とを記憶したメモリを持つマイコンからなる。
【0057】
ID送信部は、後述するように、自動ID送信プログラムを実行して、所定の周期又は時間に1394インタフェースを介してセキュリティセンタ300へID番号を送信するようにIRDに依頼する機能を有している。
【0058】
また、ID送信部は、例えばリモコンにより手動で起動するID送信機能を持っている。この場合、リモコンには「ID送信」ボタンが設置されており、これを押すことによりID番号が送出される。
【0059】
また、ID送信部は、なんらかの理由によりID番号を自動送信することができない期間が所定期間以上にわたる時には、上記手動で起動するID送信機能を除き、主装置の動作をロックする機能を有している。この場合、手動でID番号を送信した後は上記ロックは解除されるようになっている。
【0060】
IRDは、図1に示す1394家庭内ネットワーク100の中でシステム外部との通信機能を持つ唯一の通信機器としてのAV機器であり、通信装置としてのモデム及びNCUと、1394インタフェースと、ID送信部とを有している。モデムの一端は、1394インタフェースと接続され、他端はNCUの一端と接続されている。NCUの他端は通信回線201を介して電話会社の交換機を含む電話回線網200と接続されている。
【0061】
IRDのID送信部には、ダイアルトーン検出回路と、オフフック後に上記ダイアルトーン検出回路によりダイアルトーンが検出されなかった場合に、ID番号の送信を止めるように動作する回路とが設けられている。
【0062】
電話回線網200の交換機には、セキュリティセンタ300のID送信先としての回線301が接続されている。この回線301はフリーダイアルである。つまり、ID送信先に対する発信側のID送信料金は無料となっている。
【0063】
また、セキュリティセンタ300の上記ID送信先回線301は、電話回線網200が提供する発信電話番号通知サービスに加入している。つまり、利用者は発信電話番号通知サービスを契約する必要はない。
【0064】
また、セキュリティセンタ300は、利用者が予め登録した全AV機器のID番号と利用者電話番号情報とを対応付けた対応表及び全AV機器のID送信履歴とを記録したデータベース302と、機器所在確認プログラムを実行するコンピュータ303とを持っている。
【0065】
機器所在確認プログラムは、受信したID番号に基づき上記対応表から利用者電話番号情報を検索し、この利用者電話番号情報とID番号を発信した回線の発信電話番号情報とを比較することによりAV機器の現在の所在位置を特定し、利用者に通報コマンドで知らせる。
【0066】
また、所在確認プログラムは、AV機器のID送信履歴に基づき、何時もの周期でID番号を送信してこないAV機器を検出し、紛失及び盗難等の可能性を推定し、処置をとる。
【0067】
図1に示すAV機器所在確認システムの概略動作は下記の通りである。
各AV機器(PC、TV、VCR、MDP)は、一定の周期、例えば週又は月に一回、深夜等のように通信回線である電話回線の使用頻度が少ない時間帯に、1394バスを通じてIRDにID送信依頼を行う。IRDは上記依頼に基づき、オートダイアルで電話回線網200の交換機に対してセキュリティセンタ300の電話番号を発呼する。
【0068】
電話回線網200は、回線201を回線301に接続し、セキュリティセンタ300を発呼し、回線201を介して発信電話番号情報を送信すると共に回線201から送信されてきたID番号を送信する。
セキュリティセンタ300は、ID番号と発信電話番号情報を受信し、ID番号に対応する利用者電話番号情報を上記対応表から検索し、この利用者電話番号情報と受信した発信電話番号情報とを比較する。
【0069】
利用者電話番号情報と発信電話番号情報とが一致した場合は、ID番号を発信している例えばテレビジョン受像機TVは1394家庭内システム内に存在するから異常無しと判定する。もし、上記二つの電話番号情報が異なるならば、テレビジョン受像機TVは利用者の家には存在しないと判定される。
【0070】
また、セキュリティセンタ300は、AV機器のID送信履歴を調べ、所定の周期でIDを送信してこないAV機器は予め設定されている位置に存在しないか又は接続されていない可能性があると判定する。
【0071】
このように、セキュリティセンタ300は、AV機器が上記可能性があると判定した時、発信電話番号情報に基づきAV機器の現在位置できれば氏名まで割り出し、これらを含む通報コマンドを電話回線網201とIRDとを通じて利用者へ送信する。
【0072】
以下、AV機器の代表としてテレビジョン受像機TVの構成について図2を用いて詳細に説明する。
【0073】
テレビジョン受像機TVは、図2に示すように、アンテナ1と、チューナ2と、中間周波回路3と、映像処理部4と、音声処理部5と、重畳表示処理部6と、表示器7と、混声処理部8と、スピーカ9と、1394インタフェース10と、映像デコーダ11と、音声デコーダ12と、D/A変換機13、14と、タイマ15と、I/O回路16と、ROM17と、EEPROM18、RAM19と、CPU21と、データバス22と、I/O回路23と、VRAM24と、ディスプレイコントローラ25と、I/O回路26と、リモコン信号デコーダ27と、リモコン28とから構成されている。
【0074】
アンテナ1で受信された電波は、チューナ2に供給される。チューナ2にはI/O回路23を介して選局信号が供給されている。チューナ2は、選局信号で指定されたチャンネルの放送信号を選択して中間周波信号に変換し中間周波回路3へ出力する。
【0075】
中間周波回路3は、中間周波信号から映像信号と音声信号とを復調し、映像信号を映像処理部4へ、音声信号を音声処理部5へ夫々出力する。
【0076】
映像処理部4で処理された映像信号は、重畳表示処理部6の一方の入力端子aに入力する。重畳表示処理部6の他方の入力端子bには、後述するディスプレイコントローラ25から供給される文字、文字列、記号、アイコン、静止画像、アニメーション等の映像データを入力する。
【0077】
重畳表示処理部6は、D/A変換機13と接続された入力端子cを有している。入力端子cには1394インタフェース10を通じて外部機器から送信されてきたメッセージ等の表示データが入力する。
【0078】
この重畳表示処理部6は、CPU21から図示していない制御端子に入力する選択制御信号により制御され、入力端子a、bか入力端子cかを選択し、入力端子a、bを選択した場合はそれらの入力信号の重畳信号またはいずれか単独の信号を出力する入力切換機能も持っている。
【0079】
表示器7は、重畳表示処理部6の出力信号をCRT画面に表示する。即ち、重畳信号は二つの映像信号をスーパーインポーズして表示し、いずれか単独の映像信号の場合は単独で表示する。
【0080】
混声処理部8は、入力端子d、e、fを有している。入力端子dには音声処理部5で処理された放送音声信号が入力する。入力端子eにはROM17に格納されている音声データがI/O回路26を介して入力する。また、入力端子fにはD/A変換機14から出力された音声データが入力する。
【0081】
この混声処理部8は、CPU21から図示していない制御端子に入力する選択制御信号により制御され、入力端子d、eか入力端子fかを選択し、入力端子d、eを選択した場合はそれらの入力信号の混合信号又はいずれか単独の信号を出力する入力切換機能も持っており、選択した音声信号を音量調整や混声のバランスを取った後にスピーカ9へ出力する。
スピーカ9は、混声処理部8から出力された音声信号を音として出力する。
【0082】
1394インタフェース10は、1394バスの制御線をデータバス22に接続し、1394バスのデータ線をデコーダ11、12に接続する機能を有する。この機能により、1394バスを流れているコマンドパケットや制御パケットはデータバス22に流れ、映像及び音声データパケットは夫々映像デコーダ11及び音声デコーダ12に流れる。
【0083】
ディジタルデータパケットの内、映像パケットは映像デコーダ11で解読されD/A変換機13でアナログ信号に変換されて重畳表示処理部6の入力端子cに供給される。また、音声パケットは音声デコーダ12で解読され、D/A変換器14でアナログ信号に変換されて混声処理部8の入力端子fに供給される。
【0084】
タイマ15は、リアルタイムクロックを計時し、I/O回路16を介してCPU21へ実時間を通知する。また、タイマ15は、一定の周期で自動ID送信プログラムの実行開始のための割り込みを発生させるカウンタを持っている。
【0085】
ROM17は、自動ID送信プログラムを始めTV本来の機能を実現するための表示等制御プログラムや、フォント、静止画、アニメーション等の固定データを記録している。
【0086】
EEPROM18は、不揮発性メモリであり、可変データの内重要なデータ、例えば、使用者が設定したAV機器のID、セキュリティセンタ300(図1参照)の電話番号(例えば0120−12−1234のフリーダイアル)等を記憶している。
【0087】
RAM19は、CPU21がプログラムを実行する場合の作業データを一時的に記憶している。
【0088】
CPU21は、ROM17に格納されているプログラムを実行することにより下記のようにTVの動作全体を制御する。
(1)通常の放送受信時にはチャンネル選択、表示、音声出力等のAV機能を制御している。
【0089】
(2)1394バスを通じて、あるAV機器からの情報を表示するように指示するコマンドを受信した場合は、1394インタフェース10のデータ通路を閉じ、上記情報の内映像データを映像デコーダ11及びD/A変換器13を介して重畳表示処理部6へ通し、音声信号を音声デコーダ12及びD/A変換機14を介して混声処理部8へ通す。その結果、表示器7に映像メッセージが重畳表示され、スピーカ9から音声メッセージが出力することになる。
【0090】
(3)ROM17に記憶されている所定のID送信周期及び送信時刻をタイマ15のカウンタにセットし、そのカウンタによりCPUに割り込みをかけてROM17に記憶されている後述する自動ID送信プログラムを実行することにより、上記ID送信部として機能する。自動ID送信プログラムについては後述する。
【0091】
データバス22は、CPU21と他の回路とのデータ授受の経路である。
I/O回路23は、CPU21の制御の下でチューナ2へチャンネル選択制御信号を送る。
VRAM24は、放送映像に重畳したいメッセージ等の1画面分の画素データを記憶する。
【0092】
ディスプレイコントローラ25は、リモコン28の指示により、CPU21の制御の下で、ROM17に記憶されている文字、文字列、記号、アイコン、静止画、動画等を用いて、VRAM24上に表示器7の1画面分のメッセージ、メニュー、イメージ等を作成し、これを重畳表示処理部6へ送る。これらの1画面分のメッセージ、メニュー、イメージ等からなる情報は、通常の放送画像に重畳されて表示器7に表示されることになる。
【0093】
リモコン信号デコーダ27は、利用者により操作されるリモコン28から送信される赤外線のリモコン信号を受信し解読し、I/O回路26を介してCPU21へ送る機能を有する。
【0094】
以下、1394家庭内システムの通信機器としてのIRDの構成について図3を用いて詳細に説明する。
【0095】
IRDは、有料ディジタル衛星システムである所謂Direc TVや、日本で予定されているDMC等のIRDを想定している。IRDにはPPV(ペイパービュウ)課金の支払い等のために通信回線が設けられているから、この通信回線を図1における電話回線201として利用するのである。
【0096】
IRDは、図3に示すように、衛星アンテナ30と、IRD機能部31と、1394インタフェース32と、NCU33と、モデム34と、CPU35と、データバス36を介してCPU35に接続されたROM37、EEPROM38、RAM39と、I/O回路40、41とタイマ42とを有している。
【0097】
IRD機能部31は、I/O回路40を介してデータバス36と接続されており、CPU35により制御され、衛星アンテナ30で受信したテレビジョン放送電波を復調する。IRD機能部31で復調された放送映像信号及び音声信号は、1394インタフェース32を通じてTV等の他のAV機器へ送信される。
【0098】
NCU33は電話回線201と接続されている。
モデム34の一端はNCU33と接続され、他端はI/O回路41とデータバス36とを介してCPU35と接続されている。
NCU33又はモデム34にはダイアルトーン検出回路を含んでいる。
【0099】
CPU35は、ROM37、EEPROM38、RAM39、タイマ42とを制御して、下記の二つの機能を実行する。
(1)自己IDの送信の制御
他のAV機器と同様に自動ID送信プログラムを実行し自己IDをI/O回路40、モデム34、NCU33を介して通信回線201へ送出する。
【0100】
(2)他のAV機器からのID送信依頼の受付と実行
他のAV機器から1394バス、1394インタフェース32、データバス36を通じてID送信依頼を受信すると、このIDをI/O回路40、モデム34、NCU33を介して通信回線201へ送出する。
【0101】
(3)NCU33又はモデム34の上記ダイアルトーン検出が、オフフック後でかつ電話番号選択信号送出前に、ダイアルトーンを検出しなかった場合は、ID番号の発信を中止する。
【0102】
以下、各AV機器に内蔵されるID送信部の自動ID送信制御について、図1〜図2を参照にして、図4に示す流れ図を用いて説明する。
【0103】
自動ID送信制御は、タイマに設定された週、月等任意の間隔で割り込みにより開始される。ちなみに、タイマの設定は、利用者がAV機器を購入した時に初期設定で行う。ID発信時間は利用者が任意に選定することができる。例えば、毎週水曜日の深夜3時とか、毎月20日の深夜3時30分とかに設定される。
【0104】
利用者は、購入したAV機器のID番号と利用者電話番号情報とをセキュリティセンタ300に対して郵便等の手段で登録する。これにより、セキュリティセンタ300のデータベース302内の対応表には当該AV機器のID番号と利用者電話番号情報とが書き込まれ、機器所在確認システムに登録されることになる。
【0105】
設定された時間にCPUに割り込みが発生すると、先ず、リトライカウンタのカウントを1増加する(ステップST1)。リトライカウンタはID送信が不能である場合にリトライする回数をカウントするものであり、リトライ可能回数はN回に設定されている。
【0106】
次に、ステップST2で、1394家庭内ネットワークのルート機器に対して、1394家庭内ネットワーク内にモデムを内蔵する通信機器(IRD)が存在するか否か、存在するならばその通信機器のアドレスを問い合わせる。ルート機器からの1394バスを通じて通信機器のアドレスを受信した場合はそのアドレスをRAMに記憶しステップST3へ進み、通信機器が存在しない場合は、ステップST9へ飛ぶ。
【0107】
ステップST3においては、1394バスを通じて上記アドレスの通信機器に対してモデムが通信回線に接続されているか否かを問い合わせる。通信機器から1394バスを通じてモデムが通信回線に接続されている旨の回答があった場合はステップST4へ進み、モデムが通信回線に接続されていない場合はステップST9へ飛ぶ。
【0108】
ステップST4では、ROMに記憶してあるID番号とセキュリティセンタ300のID送信先電話番号とに基づき形成された機器ID送信依頼コマンドを1394バスを通じてIRDへ送出する。機器ID送信依頼コマンドの代わりに簡単なコマンドの連続(例えば、オフフック、オートダイアル、ID、オンフック)でもよい。
【0109】
ID送信先電話番号は、利用者の負担を無くするため、例えば、日本では”0120”、アメリカでは”800”で始まるフリーダイアルの電話番号が望ましい。また、AV機器の機種やメーカ毎に固有のIDを付与し、夫々のIDに対して電話番号を割り当ててもよい。
【0110】
次に、ステップST5で、異常無く送信依頼が行われたか否かを調べ、正常に行われた場合はステップST6へ進み、正常に行われなかった場合はステップST9へ飛ぶ。
【0111】
ステップST6ではリトライカウンタをゼロにし、ステップST7へ進む。ステップST7では、セキュリティセンタ300からの通報コマンドを処理する。即ち、セキュリティセンタ300はIDを受信し、IDと対応する利用者電話番号情報と発信電話番号情報とを比較し、両者が一致しない場合は通信回線、通信機器、1394バスを通じてID発信元のAV機器へ上記通報コマンドを送ってくる。
【0112】
ID発信元AV機器は、ステップST8で、セキュリティセンタ300からの上記通報コマンドを受けた場合は、AV機器が所定の位置に設置されていないことを示しており、これは単なる接続の開放又は、AV機器の盗難等を確認することができる。もし、盗難等を前提とするならば、再度通信機器を経由して警察(110番)を発呼する。警察に回線が接続されたら、「TVからの自動通報音声です。現在この回線に接続されているTVは盗品です。逆探知してください」等と通知させるか、あるいは、警察と予め取り決められている特定のPBトーンを連続発信させる自動通報であることを知らせる。
ステップST8の通報処理が終了したら自動ID送信プログラムは終了する。
【0113】
ステップST9においては、リトライカウンタのカウントが所定の回数Nを超えていないならば、タイマに10分を設定し終了する(ステップST10)。すると、10分後に割り込みがかかりステップST1から始まる。ここで、ID送信エラーメッセージを1394バスを通じて送信しテレビジョン受像機TVの画面に重畳表示させるようにする。
【0114】
ステップST9でリトライカウンタのカウントが”N”を超えたならば、手動によるID送信を除き、自己機器の全機能を停止(ロック)する。例えば、手動ID送信のリモコンボタン以外からの信号を無視したり、メニュで手動ID送信以外を網かけ表示して選択不可能にする。また、ここで、手動でID送信することを促すガイダンスをTV画面等に表示するようにしてもよい。
【0115】
上記本発明に係る機器所在確認システムの実施形態においては、ID送信先をセキュリティセンタとしたが、必ずしもセキュリティセンタに限ることはなく、他の実施形態として、図1のセキュリティセンタ300の代わりに、放送会社の有料放送の課金情報を受け付けるセンタとしてもよい。このようにすればIRDの電話回線は元々放送会社と接続されているから、回線を効率的に使用することができる。
【0116】
また、上記機器所在確認システムにおいては、1394家庭内システムには通信機器はIRDだけとしたが、1394家庭内システム内に複数の通信機器が含まれていても差し支えない。その場合は、一つの通信機器をセキュリティセンタに接続されるようにし、この通信機器のアドレスをルート機器に登録しておく。
【0117】
AV機器が通信機能を持つ場合には、図4に示した動作はIRD等の通信機器を介することなく、自分だけで行うことができることは勿論である。
【0118】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る機器所在確認システムは、家庭内にある少なくとも1台の通信機器を含む全AV機器をディジタルバスで接続して1394家庭内システムを形成し、この通信機器を通信回線でセキュリティセンタ等に接続して構成されているから、各AV機器が通信機器を内蔵する必要がなく、ソフトウェアを付加するだけで、低コストで、下記の効果を持つAV機器の管理及び所在の確認ができるシステムを低コストで構成することができる。
【0119】
(1)AV機器が紛失、例えば盗難等により紛失しても、それを通信回線に接続すれば、設置場所又は氏名が分かってしまい、AV機器の所有者以外の者の使用を極めて限定的なものにして、AV機器自体の価値観を減少させるようにした所在の確認及び管理を施すことができると云う効果がある。
【0120】
(2)紛失したAV機器が通信回線に接続して使用された時、すぐにそのAV機器の設置場所を特定することができると同時に、場合によっては、接続した相手先を特定することもできる。
【0121】
(3)利用者が長期外出の場合でも、定期的なID送信が無いことから、不在中にAV機器が紛失したことを確認することができる。
(4)ID送信先をフリーダイアルにすることにより、ID発信元の電話料金の負担をなくすことができる。
【0122】
(5)通常、電話の使用頻度が低い夜間等の時間帯にID発信するようにしたので、回線の混雑による通話の機会損失を少なくすることができる。
(6)発信電話番号通知サービスを利用するシステムであるが、利用者は発信電話番号通知サービスの契約も料金負担も必要なくなる。
【0123】
(7)ID送信の発呼は、オートダイアルで行うようにしたので、利用者が発信電話番号通知を拒否する入力、例えば184等は避けることができる。
(8)もし、紛失したAV機器が接続された回線が、発信電話番号通知を拒否したとしても、紛失が確定すれば相手先の電話番号等を逆探知することができる。
【0124】
(9)AV機器の正規の所有者が発信電話番号通知を拒否している場合でも、ID番号だけで、上記(2)を除く効果は得られる。
また、発信電話番号非通知理由が、「拒否」から「エリア外」や「電話番号無し」等の理由に変更になった場合には、AV機器の所在地が変わったことを検知して適切な処置を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機器所在確認システムの一実施形態を示す説明図である。
【図2】図1のテレビジョン受像機の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1のIRDの内部構成を示すブロック図である。
【図4】各AV機器が有する自動ID送信プログラムの流れ図である。
【図5】発信電話通知機能を有する通信回線との接続状態を示した説明図である。
【符号の説明】
1:アンテナ,2:チューナ,3:中間周波回路,4:映像処理部,5:音声処理部,6:重畳表示処理部,7:表示器,8:混声処理部,9:スピーカ,10:1394インタフェース,11、12:デコーダ,13、14:D/A変換器,15:タイマ,16:I/O回路,17〜19:メモリ,21:CPU,22:データバス,23、26:I/O回路,24:VRAM,25:ディスプレイコントローラ,27:リモコン信号デコーダ,28:リモコン,30:衛星アンテナ,31:IRD機能部,32:1394インタフェース,33:NCU,34:モデム,35:CPU,36:データバス,37、38、39:メモリ,40、41:I/O回路,42:タイマ,100:1394家庭内ネットワーク100,200:電話回線網,201、301:電話回線,300:セキュリティセンタ,302:データベース,303:コンピュータ,1394バス:IEEE1394ディジタルバス,1394インタフェース:IEEE1394インタフェース

Claims (12)

  1. 複数の他のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数の他のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段と、前記接続手段を介して指定した他のAV機器に当該AV機器固有のID番号を送信するID送信部とを備えたAV機器であって、
    前記ID送信部は、接続が自動検出された他のAV機器として、他の外部機器と通信回線を介して通信可能な通信手段を有する通信機器が含まれる場合は、前記相互に接続されている少なくとも当該AV機器固有のID番号を前記通信手段により前記他の外部機器に送信するように前記通信機器に依頼し、
    前記通信機器より当該AV機器固有のID番号が前記他の外部機器に送信されなかった場合には、当該AV機器の主たる機能をロック状態にすることを特徴とするAV機器。
  2. 前記通信機器より当該AV機器固有のID番号を送信した場合には、前記ロック状態を解除するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のAV機器。
  3. 各々固有のID番号を有する複数のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段を備え、当該接続手段により受信した前記相互に接続されている複数のAV機器固有のID番号を通信手段により送信可能な通信機器に、通信回線を介して接続されたAV機器所在確認/管理装置であって、
    前記AV機器固有のID番号とその利用者の電話番号情報とを対応付けて予め登録しておくID登録手段が設けられ、該ID登録手段により予め登録されているID番号に対応する電話番号情報と、前記AV機器固有のID番号が送られてくる前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較して、前記AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とするAV機器所在確認/管理装置。
  4. 前記ID登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のAV機器所在確認/管理装置。
  5. 各々固有のID番号を有する複数のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段を備え、当該接続手段により受信した前記相互に接続されている複数のAV機器固有のID番号を通信手段により送信可能な通信機器に、通信回線を介して接続されたAV機器所在確認/管理装置であって、
    前記AV機器固有のID番号と該ID番号の電話番号情報とを予め登録しておくID電話情報登録手段を設け、該登録されているID番号に基づき前記通信機器から送られてくるID番号から検索された該ID番号の電話番号情報と前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較し、前記AV機器の設置場所の変更、及び設置されている所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とするAV機器所在確認/管理装置。
  6. 前記ID電話情報登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とする請求項5に記載のAV機器所在確認/管理装置。
  7. 複数の他のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数の他のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段と、前記接続手段を介して指定した他のAV機器に当該AV機器固有のID番号を送信するID送信部とを備えたAV機器の所在確認/管理方法であって、
    AV機器の所在の確認及び管理を行うAV機器所在確認/管理装置と通信回線を介して通信可能な通信手段を有する通信機器を前記他のAV機器として指定し、前記AV機器から前記通信機器に前記AV機器固有のID番号を前記AV機器所在確認/管理装置に送信するように依頼し、
    前記通信機器より当該AV機器固有のID番号が前記AV機器所在確認/管理装置に送信されなかった場合には、当該AV機器の主たる機能をロック状態にすることを特徴とするAV機器の所在確認/管理方法。
  8. 前記固有のID番号を送信した場合には、前記ロック状態を解除するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のAV機器の所在確認/管理方法。
  9. 送信依頼された少なくとも前記複数のAV機器固有のID番号情報を前記通信機器の通信手段から前記通信回線を介して前記AV機器所在確認/管理装置へ正常に送信された場合には、
    前記AV機器所在確認/管理装置に設けられたID登録手段にID番号と対応付けて予め登録されているその利用者の電話番号情報と前記AV機器固有のID番号が送られてくる前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較して、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とする請求項7に記載のAV機器の所在確認/管理方法。
  10. 前記ID登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、該AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とする請求項9に記載のAV機器の所在確認/管理方法。
  11. 複数の他のAV機器とディジタルバスを介して相互に接続し、接続が自動検出された当該複数の他のAV機器の1つを指定してデータの送受信が可能な接続手段と、前記接続手段を介して指定した他のAV機器に当該AV機器固有のID番号を送信するID送信部とを備えたAV機器の所在確認/管理方法であって、
    AV機器の所在の確認及び管理を行うAV機器所在確認/管理装置と通信回線を介して通信可能な通信手段を有する通信機器を前記他のAV機器として指定し、前記AV機器から前記通信機器に前記AV機器固有のID番号を前記AV機器所在確認/管理装置に送信するように依頼し、
    送信依頼された少なくとも前記AV機器固有のID番号情報を前記通信機器の通信手段から前記通信回線を介して前記AV機器所在確認/管理装置へ送信し、
    前記AV機器所在確認/管理装置に前記AV機器固有のID番号と該ID番号の電話番号情報とを予め登録しておくID電話情報登録手段を設け、該ID電話情報登録手段に登録されているID番号に基づき前記通信機器から送られてくるID番号から検索された該ID番号の電話番号情報と前記通信機器の発信先電話番号情報とを比較し、前記AV機器の設置場所の変更、及び設置されている所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とするAV機器の所在確認/管理方法。
  12. 前記ID電話情報登録手段は、予め登録されているID番号に対応するAV機器について前記通信機器から送信され受信した送信履歴を調べて、前記AV機器の所在を確認及び管理するようにしたことを特徴とする請求項11に記載のAV機器の所在確認/管理方法。
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