JP3806517B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、この種の画像形成装置では、装置本体の前面に引出可能なフロント給紙トレイを設けた所謂フロントローディング方式が主流となりつつある。このようなフロント給紙トレイから給紙できる用紙は、所謂、「普通紙」と呼ばれる連量90kg以下の用紙である。そして、それを超える厚紙や、封筒、はがき、剥離紙、OHP用紙などの紙厚の比較的厚い特殊紙などは手差し給紙と呼ばれる本体の外側のバイパス給紙手段により給紙を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、フロント給紙トレイは、普通紙を250〜1000枚程度収納可能で、収納枚数が多くても給紙分離が可能で比較的安価なコーナ爪分離方式、フリクションパッド方式等の分離給紙機構が用いられている。
【0004】
これに対し、手差し給紙は、通常は使用頻度の低い厚紙、特殊紙、不定形紙といった特殊用紙を給紙するためのワンポイント的な使い方を想定して構成されている。このため、手差し給紙は使用時に本体に対して開閉可能な受け台を開く、或いは、本体から受け台を引き出す、というように本体から突出して使用されるように構成されている。また、手差し給紙には、大別すると、1枚ずつしか用紙をセットできないものと、多数枚セットできるものとの2つの方式がある。前者は、非常に安価に構成できる反面、ユーザとしては、多数枚出力させる場合には、手差し用の受け台に1枚ずつ用紙をセットする操作を繰り返さなくてはならず、使い勝手の悪いものである。後者は、多数枚の厚紙や特殊紙を分離して1枚ずつ給紙させる必要があり、高価な分離給紙機構を必要とする。また、通常、10枚から100枚程度セット可能であるが、葉書などの厚紙では当然の如くセット可能枚数が普通紙の場合の1/3程度の枚数に減ってしまうため、普通紙の不定形紙を使う分には問題は少ないが、厚紙や特殊紙を使用するユーザにとっては、必ずしも使い勝手のよいものとはいえない。
【0005】
さらに、本発明者の調査によれば、手差し給紙は多くのユーザの使用頻度、1回の使用枚数はともに少ないが、使用頻度が非常に高いユーザも無視できない数に上っており、その1回の使用枚数も多いことが判明した。これは、多数枚の手差し給紙が可能な装置のユーザの多くが高価な手差し給紙機構を殆ど使用しておらず、逆に、よく使うユーザにとっては満足できないスペックであると解釈できる。
【0006】
そこで、上記の手差し給紙の諸問題を解決するため、フロント給紙トレイにFRR方式(フィード・リバース・ローラ方式)等の高性能な分離給紙機構を搭載すれば、手差し給紙の機能をフロント給紙トレイに代替させることができると本発明者は考えた。これによれば、フロント給紙トレイからの給紙対応紙種が格段に広がり、手差し給紙機能を不要とし、本来の普通紙用に使用しても一層高い信頼性を得ることができる。
【0007】
ところで、従来のこの種の画像形成装置では、排紙関連の周辺装置が付設されることが多い。排紙関連の周辺装置とは、ソータ、メールボックス、フィニッシャ、両面反転装置などであって、作像装置により画像が形成された用紙が排出される周辺装置である。このような周辺装置では、厚紙や特殊紙を使用する要請が殆どないことから、装置を安価に製造するために、普通紙以外の用紙の通紙性能を補償できるようにはなっていない。そして、普通紙以外の厚紙や特殊紙を使用する場合には必ず手差し給紙で給紙されるため、手差し給紙が選択されたときには排紙関連の周辺装置に通紙しないように制御している。このような制御は手差し給紙の有無によるため、容易である。
【0008】
しかしながら、前述したような厚紙や特殊紙もフロント給紙トレイで給紙させる構造とした場合には、普通紙のときには排紙関連の周辺装置に対して排紙させる必要がある反面、厚紙や特殊紙のときには排紙関連の周辺装置に排紙させないようにしないと、排紙関連の周辺装置内でジャムが発生し、そのジャムの原因をユーザは容易に理解できないという課題がある。
【0009】
また、従来の手差し給紙の場合は、通紙の際に厚紙を通紙したときの定着性の向上のためや、画像品質の維持のために、加熱定着装置の設定温度を普通紙の場合とは変更したり、作像条件を普通紙の場合とは変更することが行なわれていたが、従来の装置を用いたのではフロント給紙トレイから給紙する用紙の紙種が判らないので、紙種により加熱定着装置の設定温度や作像条件を変更することができず、定着性不良や画像不良が発生するという課題がある。
【0012】
そこで、本発明の目的は、手差し給紙機能を装置本体内に引出自在に収納された給紙トレイで代替しても、ジャムに関しての対応を適切にとれるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1乃至記載の発明は、次の基本構成を備える。すなわち、用紙上に所望の画像を形成する作像装置と、装置本体内に引出自在に収納されて用紙を複数枚収納可能な給紙トレイと、この給紙トレイ内の用紙を前記作像装置に供給する供給路と、前記給紙トレイ内に普通紙以外の特殊用紙を収納させた場合にその紙種を設定する設定手段とを備えている。従って、給紙トレイ内に普通紙以外の厚紙等の特殊用紙を収納させた場合にはその紙種を設定手段により設定することで、装置は給紙トレイに特殊用紙が収納されていることを認識でき、その特殊用紙に応じた対処が採れる。
【0020】
なお、「排紙関連の周辺装置」とは、ソータ、メールボックス、フィニッシャ、両面反転装置等のような、画像の形成がされた用紙が排出される周辺装置を意味する(以下、同様である)。
【0022】
そして、請求項記載の発明は、上記基本構成に加えて、作像装置により画像が形成された後の用紙が排出される排紙関連の周辺装置と、この周辺装置に対する用紙の排出を選択する排出選択手段と、前記周辺装置内でのジャムを検知するジャム検知手段と、前記排出選択手段により前記周辺装置に対する用紙の排出が選択され、前記ジャム検知手段により前記周辺装置内でのジャムが検知されたときには、給紙トレイの紙種の確認を促す旨の報知を行なう報知手段とを備えている。従って、排紙関連の周辺装置内でジャムが検知された場合には紙種の確認を促す旨の報知がなされるので、ジャムの原因が厚紙等の特殊用紙にあるか否かを容易に判断できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。本実施の形態は、画像形成装置の一例としてデジタル複写機1に適用されている。図2はこのデジタル複写機1の概略構成を示す縦断面図である。
【0026】
まず、デジタル複写機1は、別体で構成されたスキャナ部2とプロッタ部3とよりなり、これらのスキャナ部2・プロッタ部3間はケーブル4により接続されている。前記スキャナ部2には、デジタル複写機1を操作する操作パネル5が設けられている。この操作パネル5の一部にはタッチパネル構造で所定のメッセージ等を表示する液晶パネル6が設けられている。
【0027】
前記プロッタ部3内の下部側には、例えば、上下2段の給紙段、即ち、フロント給紙トレイ7,8(給紙トレイ)が設けられている。用紙を積層状態で収納するこれらのフロント給紙トレイ7,8は、装置本体9に対して前後方向に引出自在に収納された所謂フロントローディング方式のものである。従って、これらのフロント給紙トレイ7,8からの用紙の給紙方向とトレイ引出方向とは直交している。これらのフロント給紙トレイ7,8は普通紙はもちろん厚紙や特殊紙のような特殊用紙の場合にも分離給紙可能な性能を有するFRR方式の分離給紙機構10,11を有している。また、フロント給紙トレイ7,8の用紙の出口と作像装置12との間は用紙の供給路13で結ばれ、この供給路13にはレジストローラ14が設けられている。フロント給紙トレイ7,8から給紙された用紙は、レジストローラ14において作像装置12とのタイミングがとられて、この作像装置12に給紙される。
【0028】
前記作像装置12では、感光体12a上に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像した画像を、前記レジストローラ14から供給された用紙に転写する。この転写後の用紙は加熱定着装置15に搬送される。この加熱定着装置15は加熱ローラ方式で、トナー画像を熱と圧力により用紙上に定着させる。
【0029】
前記加熱定着装置15から排出された用紙は、この加熱定着装置15の排出口の直後に設けられている分岐爪16により排出方向が図2において左右方向に選択的に分岐され、右側に排出された用紙は排紙関連の周辺装置の一つである両面反転装置17に送られレジストローラ14より用紙の供給路13の上流側に再給紙され、この用紙の裏面に前述した場合と同様の工程で作像される。前記分岐爪16の左側に送給された用紙は本体排紙部18から機外に排出され、装置本体9の上部には、前記本体排紙部18から排出された用紙を受け取る排紙トレイ19が設けられている。
【0030】
本体排紙部18の上部位置には排紙関連の周辺装置の一つであるソータ20が配置されており、このソータ20に形成された入口ガイド板21が開閉することにより、本体排紙部18から排出された用紙を選択的にソータ20内に導く。このソータ20内では用紙の仕分けがされる。
【0031】
図3は、前記デジタル複写機1の制御系の構成を示すブロック図である。この制御系は、CPU31に、RAM32、ROM33及び不揮発性メモリ(NVRAM)34が接続されている。また、前記CPU31にはI/O装置35を介して、前記液晶パネル6を含む前記操作パネル5の他、ローラを駆動する各種モータなど前記レジストローラ14から前記排紙トレイ19まで用紙の搬送動作を制御するための周知の各種アクチュエータ36が接続され、さらに、図3において図示しないその他の各種センサ、アクチュエータが接続されている。前記ROM33にはデジタル複写機1の各部を制御するための各種プログラムや固定データ等が格納されている。
【0032】
図1(a)は、コピーレディ状態の操作パネル5の構成を示す平面図である。この操作パネル5上には、コピーの開始を指示するスタートキー41、クリアストップキー42、コピー枚数等を設定するテンキー43等の通常のキーの他に、紙種設定キー44が設けられている。この紙種設定キー44の脇にはLEDによる表示ランプ45が設けられている。また、操作パネル5の中央部には前記液晶パネル6が設けられている。この液晶パネル6のエリア内には各種メッセージ等を表示するための表示部46が設けられている他、タッチパネル構造に基づき、画面毎に機能が切換えられる各種の機能キー47が用意されている。図1(a)に示すコピーレディ状態の基本画面では、機能キー47として、自動用紙選択キー47a、上段のフロント給紙トレイ選択キー47b、下段のフロント給紙トレイ選択キー47c、「ソート」「スタック」「ステープル」等のソータ関連キー47d等が用意されている。ここに、選択キー47a〜47cが給紙選択手段として機能し、ソータ関連キー47dが排紙選択手段として機能する。
【0033】
図1(b)は、図1(a)に示した状態で紙種設定キー44が押下されることにより切換えられて出現する1階層下の液晶パネル6の画面を示す平面図である。この画面では、「フロントマルチ給紙紙種設定」モード用の機能キー47として、各給紙段毎(フロント給紙トレイ7,8毎)に、「普通紙」「厚紙」「特殊紙」なる3種類の紙種キー47e,47f,47gや「OK」キー47hや「クリア」キー47iが用意されている。ここで、本実施の形態では、厚紙及び特殊紙が特殊用紙を意味する(従って、「厚紙」「特殊紙」は必ずしも分けず、「特殊用紙」として1つにまとめてもよい。また、本明細書中では「厚紙」は適宜「特殊紙」等を含む特殊用紙を総称するものとする)。そして、紙種設定キー44及び紙種キー47e,47f,47gが本発明にいう設定手段として機能する。
【0034】
このような構成において、例えば、下側のフロント給紙トレイ8に厚紙なる特殊用紙を収納させた場合には、紙種設定キー44を押下し、図1(b)に示すような「フロントマルチ給紙紙種設定」モード用の画面を出現させて、対応する給紙段(フロント給紙トレイ8)用の「厚紙」なる紙種キー47fを押下することにより、その旨を設定する。「OK」キー47hを押下又は紙種設定キー44を再押下すると、設定が終了し、図1(a)に示すコピーレディ状態の画面に戻る。このコピーレディ状態において、フロント給紙トレイ7,8の何れかに関して「厚紙」又は「特殊紙」なる紙種キー47f又は47gが押下設定されていれば、紙種設定キー44の脇の表示ランプ45が点灯することにより、少なくとも厚紙又は特殊紙なる特殊用紙がセットされている旨が報知される。また、図1(b)に示す「フロントマルチ給紙紙種設定」モード用の画面においては、フロント給紙トレイ7,8に各々現在セットされている用紙サイズ、向きが表示されるとともに、紙種キー47e,47f,47g中で押下選択されたものが強調表示される。図示例では、フロント給紙トレイ7は普通紙で、フロント給紙トレイ8は厚紙であることを示している。初期設定では、何れも普通紙が選択されている。
【0035】
このような紙種設定キー44、紙種キー47e,47f,47gの操作に基づき設定されたフロント給紙トレイ7,8内の用紙に関する紙種情報は不揮発性メモリ34に格納され、電源スイッチのオン・オフに関係なく保持される。そして、スタートキー41の操作に基づく実際のコピー動作等に際して、CPU31は不揮発性メモリ34に格納された紙種情報に応じた画像形成動作の制御を行う。具体的な制御例は後述する実施の形態中で数例を説明するが、フロント給紙トレイ7又は8に特殊用紙がセットされている場合でもその旨の設定に基づきCPU31が認識できるので、それに応じた対応を採れることになる。
【0036】
ここで、本実施の形態では、特殊用紙に関する設定は、各種条件設定等を行う操作パネル5上で行えるので、設定操作に関してユーザに違和感を与えることはない。特に、コピーに際して用紙の紙種を変更するような場合には、その紙種の設定に引き続きコピー条件の設定を操作パネル5で行うことができる。
【0037】
ところで、本実施の形態では、紙種の設定を行う図1(b)に示すような最終画面がコピーレディ状態の初期画面に対して1階層下の画面として用意されており、2階層以上に渡って液晶パネル6の画面を切換える必要がないため、紙種の設定のために操作性が著しく低下することはない。即ち、元々手差し給紙機能を廃止してフロント給紙トレイ7又は8にその機能を持たせる以上、できるだけ操作性を落とさないことが重要となるが、この目的が達せられる。
【0038】
また、厚紙又は特殊紙なる特殊用紙が一旦設定された後の設定解除は、「普通紙」なる紙種キー47eの押下によってもよいが、本実施の形態では、「クリア」キー47iを押下することにより全てのフロント給紙トレイ7,8が普通紙側に切換えられるように設定されている。ここに、「クリア」キー47iが解除手段として機能するように設定されている。このような解除操作を意図的に行わない限り、それ以前の設定状態は不揮発性メモリ34に保持され、不用意にクリアされてしまうことはない。従って、前回の利用者が特殊用紙をセットしたまま、次の利用者に変わった場合でも特殊用紙が給紙部にセットされていることをCPU31は認識できるので、特殊用紙に関する処理を誤ることはない。
【0039】
本発明の第二の実施の形態を図4ないし図6に基づいて説明する。前記実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以下の各実施の形態でも、順次、同様とする)。特に、本実施の形態が適用されるデジタル複写機1の機器構成は図1ないし図3に示したものと共通であり、そのまま用いるものとする。
【0040】
本実施の形態は、特に各種キー操作に伴いCPU31により実行される制御処理に関するもので、図4に示すフローチャートによる処理は、図5又は図6に示すフローチャートの処理が行なわれるための条件を示す。即ち、コピー待機状態で、操作パネル5上の何れかのキー操作が行なわれたときには必ず動作を開始する(ステップS1)。
【0041】
この図4のフローチャートに示す処理では、キー操作のうち、トレイ選択キー47b又は47cの操作によりフロント給紙トレイ7又は8の選択がされるか(S2)、ソータ関連キー47dの操作に基づきソート、スタック又はステープルなるソータ関連処理が選択されるか(S3)、或いは、紙種設定キー44、紙種キー47e〜47gの操作に基づき紙種選択・設定処理が選択される(S4)度に、図5のフローチャートに示す処理(処理A)を行なう(S5)。また、ステップS1でスタートキー41が押された場合には(S6のY)、図6のフローチャートに示す処理(処理B)を行なう。
【0042】
まず、処理Bは図6に示すように、自動用紙選択キー47aの操作に基づく自動用紙選択モードでは(S11のY)、スタートキー41が押された後、普通紙のフロント給紙トレイ7又は8でサイズの合うものがあれば先にそのフロント給紙トレイを選択する自動用紙選択処理を実行し(S12)、選択処理後に処理Aを開始する(S5)。
【0043】
図5に示す処理Aでは、ジョブの開始を許可するための所定のフラグをリセットし(S21)、選択されたフロント給紙トレイ7又は8に「厚紙」設定(特に断わらない限り、「特殊紙」設定を含む。以下、同様)がされていないときは(S22のN)、前記フラグを“1”にセットして図4の処理を終了する(S29,S8)。同様に、選択されたフロント給紙トレイ7又は8に「厚紙」設定がされているが(S22のY)、ソート、スタック、ステープルといったソータ関連処理の選択がされていないときも(S23のN)、前記フラグを“1”にセットして図4の処理を終了する(S29,S8)。
【0044】
一方、選択されたフロント給紙トレイ7又は8に「厚紙」設定がされて(S22のY)、かつ、ソート、スタック、ステープルといったソータ関連の選択がされているときには(S23のY)、液晶パネル6の表示部46に、「厚紙又は特殊紙をソータに通紙するとジャムが発生する可能性があります」などの警告メッセージを表示させ(S24)、OK又はキャンセルキーの入力待ちとなる(S25)。ステップ24が報知手段の機能として実行される。ここで、「OK」キーが押下された場合には(S26のY)、前記フラグを“1”にセットして図4の処理を終了する(S29,S8)。「キャンセル」キーが押下されたときは(S26のN)、最終の設定を取り消して(S27)、前記フラグをリセットする(S28)。このように、フラグがリセットされたときには(S8のN)、例えば、「設定は解除されました」なる旨のメッセージ表示が表示部46になされる(S9)。
【0045】
一方、ステップS1でスタートキー41が押下されたときには、前述したような図6に示す処理Bが実行されるが、最終的に、フラグが“1”に設定されていれば(S13のY)、設定事項に従いジョブ(複写動作)を開始する(S14)。一方、最終的に、フラグが“0”にリセットされていれば(S13のN)、表示部46に「ジョブはキャンセルされました」といったメッセージ表示がなされ(S15)、処理を終了する。
【0046】
従って、本実施の形態によれば、厚紙などの特殊用紙が収納されたことが設定されているフロント給紙トレイから、ソータ20に対する用紙の排出が選択されたときは(S22のY,S23のY)、この選択の適否に関して再確認を促す旨のメッセージ表示(S24)がなされるので、ジャム等の発生を未然に防止できるようにユーザに注意を促すことができる。
【0047】
本発明の第三の実施の形態を図7に基づいて説明する。本実施の形態も、前記第二の実施の形態と同様に、各種キー操作に伴いCPU31により実行される制御処理に関するもので、特にキー操作における選択禁止処理等を主要とする。この処理はコピー待機状態で、操作パネル5上の何れかのキー操作が行なわれたときには必ず動作を開始する(S31)。
【0048】
まず、「厚紙」設定されたフロント給紙トレイがあるか否かチェックする(S32)。なければ(S32のN)、ソータ関連処理が選択設定されているかチェックし(S33)、設定されていれば(S33のY)、さらに、キー47b又は47cにより給紙段が設定されているかチェックする(S34)。給紙段が設定されていれば(S34のY)、設定された給紙段のフロント給紙トレイ7又は8に関しては厚紙等に関する設定が禁止される(S35)。即ち、或る特定の給紙段とソータ関連処理とが選択されている条件下では、該当する給紙段に関して特殊用紙の選択設定が禁止されるように制御される。
【0049】
一方、「厚紙」設定されたフロント給紙トレイがある場合には(S32のY)、全てのフロント給紙トレイ7,8が「厚紙」設定されているか、キー47b又は47cにより選択された給紙トレイが「厚紙」設定されたものであるかが順次チェックされ(S36,S37)、何れかが該当する場合には(S36のY,S37のY)、ソータ関連キー47dによるソータ関連処理の選択が禁止される(S38)。即ち、給紙部からの給紙が厚紙等の特殊用紙となる場合には、ソータ関連処理の選択設定が禁止され、特殊用紙がソータ20側に排出されてしまうモード設定が未然に防止される。
【0050】
一方、何れにも該当しない場合(S36のN,S37のN)において、自動用紙選択モードも設定されていない場合には(S39のN)、ソータ関連処理が選択されているかチェックし(S40)、選択されている場合には(S40のY)、「厚紙」設定されている給紙トレイへの選択変更が禁止される(或いは、選択設定されている給紙段に関して厚紙等の設定が禁止される。)(S41)。
【0051】
何れにも該当しない場合(S36のN,S37のN)において、自動用紙選択キー47aにより自動用紙選択モードが設定されている場合には(S39のY)、スタートキー41が押下されていれば(S42のY)、自動用紙選択機能に基づき通常通り用紙サイズに応じた給紙トレイの選択を行った後(S43)、選択された給紙トレイが「厚紙」設定されたものであるか否かをチェックする(S44)。「厚紙」設定されたものでなければ支障がなく処理を継続し(ジョブを開始する)、「厚紙」設定されたものであれば表示部46に警告表示を行って(S45)、処理を終了する。この場合の警告表示としては、例えば、「該当サイズの給紙トレイには厚紙が入っています。厚紙をソータに通紙するとジャムが発生する可能性があります。用紙を普通紙に入れ替えて下さい」といった趣旨のメッセージである。また、スタートキー41が押下されていない段階であれば(S42のN)、ソータ関連処理が選択されているかをチェックし(S46)、選択されていれば(S46のY)、給紙段に関して厚紙等の設定が禁止される(S47)。
【0052】
本実施の形態では、これらのステップS35,S41,S47が選択無効手段の機能として実行される。
【0053】
従って、本実施の形態によれば、ソータ関連処理が選択された際には、「厚紙」設定されているフロント給紙トレイからの給紙が選択されたときには、その選択が無効とされる(禁止される)ので、厚紙などの特殊用紙が収納されたことが設定されているフロント給紙トレイからソータ20側への排紙を防止することで、ジャムの発生を未然に防止できる。逆に、給紙対象が「厚紙」設定されているフロント給紙トレイの場合であれば、ソータ関連処理側の選択が禁止されるので、給紙される厚紙等がソータ20側に排紙されることを未然に防止できる。
【0054】
なお、本実施の形態において、自動用紙選択モードに設定されている場合には、「厚紙」設定されているフロント給紙トレイを選択の対象から除外するように制御してもよい。
【0055】
本発明の第四の実施の形態を図8及び図9に基づいて説明する。図8は、本実施の形態の制御系の構成を示すブロック図である。まず、I/O装置35には加熱定着装置15中の定着ローラ51中のヒータを通電加熱するための温度変更手段として機能するAC電源52と、前記定着ローラ51の温度を検出するサーミスタ53とが接続されている。また、作像装置12中の転写ローラ54の転写電流を供給して作像条件変更手段として機能する転写パワーパック55も接続されている。
【0056】
図9のフローチャートに示す処理は、フロント給紙トレイ7又は8の選択設定、或いは、自動用紙選択でフロント給紙トレイ7又は8が選択設定された際に実行される。まず、給紙選択された給紙トレイが「厚紙」設定されたものであるか否かがチェックされる(S51)。「厚紙」設定されたものでなければ(S51のN)、定着設定温度、所定温度を各々通常の185℃,175℃に設定する(S52)。ここで、「所定温度」とは定着ローラ51の温度が定着可能な温度に立ち上がるまでスタートキー41を押せないように規制するたの立上り温度であり、給紙される用紙が加熱定着装置15まで到達する時間等を考慮して設定されている。一方、「厚紙」設定されたものであれば(S51のY)、定着設定温度、所定温度が各々通常の185℃,175℃から195℃,185℃に変更設定する(S53)。この後、何れの温度設定であっても、通常待機状態として、サーミスタ53による温度監視の下に定着温度を一定範囲内に維持させるように通電断続によるウォームアップ中制御が実行される(S54,S55)。
【0057】
従って、「厚紙」給紙による画像形成の場合には、加熱定着装置15における定着温度が通常よりも高めに変更されるので、その紙種に応じた適正な定着処理が行われる。
【0058】
また、詳細は特に図示しないが、給紙選択された給紙トレイが「厚紙」設定されたものである場合(S51のYに相当)、転写パワーパック55に制御信号を送り、転写電流の設定値を変更した状態(作像条件の変更)で画像を形成すれば、画像不良を防止することができる。即ち、厚紙等の特殊用紙において、転写電流値が普通紙の場合と同じであると、転写効率が落ちてしまうが、それを防止することができるからである。
【0059】
本発明の第五の実施の形態を図10に基づいて説明する。本実施の形態は、機構的には特に図示しないが、周知のジャム検知機構の下に、特に、ソータ20部分でジャムが発生した場合の処理制御に関する。図10のフローチャートに示す処理は、排紙関連の周辺装置、例えば、ソータ20中で用紙のジャムが発生した場合に(S61のY)、実行される。ソータ20中でジャムが発生した場合、給紙したフロント給紙トレイ7又は8が「厚紙」設定されたものであるか否かがチェックされる(S62)。「厚紙」設定されたものであれば(S62のY)、前述した他の実施の形態のような制御が働くので図10に示す処理をそのまま終了する。一方、「厚紙」設定されたものでなければ(S62のN)、設定状態は「普通紙」であっても現実にはその給紙トレイに厚紙等が収納されて「厚紙」設定し忘れている可能性もあるので、表示部46にメッセージ表示を行い(S63)、ユーザに注意を促す。このメッセージ表示は、例えば、「給紙した用紙が厚紙/特殊紙でないか確認して下さい。厚紙/特殊紙であれば、紙種を設定し直して下さい」といった趣旨のメッセージである。同時に、紙種設定キー44の脇の表示ランプ45を点滅させることにより(S64)、紙種設定操作に移行しやすいように注意が喚起される。ここに、ステップS64が報知手段の機能として実行される。
【0060】
従って、本実施の形態によれば、ソータ20等の排紙関連の周辺装置でジャムが発生した場合に、そのジャム原因が厚紙等の特殊用紙の設定忘れに起因するものであるか否かを容易に判断でき、適切な対応を採ることができる。
【0061】
なお、これらの各実施の形態では、排紙関連の周辺装置としてソータ20を用いる場合を想定して説明したが、両面反転装置17、或いは、フィニッシャ、メールボックス等の排紙関連周辺装置などの選択の場合も同様に扱えばよい。また、報知手段による報知例として、液晶パネル6の表示部46におけるメッセージ表示例で説明したが、音声によるメッセージ報知でもよく、或いは、これらの表示や音声は、本発明をプリンタなどに適用する場合であれば、出力要求元のサーバやパソコンに対してメッセージを送信する構成としてもよい。
【0062】
さらには、本実施の形態では操作パネル5をスキャナ部2に設けたが、プロッタ部3側に取り付けるようにしてもよい。また、スキャナ部2を有しないプロッタ部3のみの画像形成装置として構成してもよい。
【0063】
本発明の第六の実施の形態を図11ないし図13に基づいて説明する。本実施の形態のデジタル複写機61では、前述したデジタル複写機1に比べて、2段給紙トレイのうち、フロント給紙トレイ8のみがFRR方式の分離給紙機構11を備えた紙種を問わない唯一の給紙トレイとされ、上段側はコーナ爪分離方式又はフリクションパッド方式の簡易な分離給紙機構62を備えた普通紙専用のフロント給紙トレイ63とされている。この場合、フロント給紙トレイ63周りの構成が薄型・簡易となるため、デジタル複写機1に比べて装置本体9の全高も若干低めとされている。また、下側のフロント給紙トレイ8のみが普通紙、厚紙等を問わず使用可能であり、あらゆる用紙に対応できることをユーザに明示するため、例えば、図12に示すように、フロント給紙トレイ8の前面パネル64の一部には「厚紙対応」の如き表記65が前面パネル64の色とは異なる色で目立つように付されている。
【0064】
このような紙種を問わないフロント給紙トレイ8が唯一である構成に対応して、操作パネル5上には、図13に示すように、紙種設定キー44に代えて、2段目給紙厚紙・特殊紙選択キー66が設定手段用の単一キーとして設けられている。この選択キー66は押す毎に「設定」「解除」が繰り返されるトグル方式のスイッチとされている。また、この選択キー66内は表示ランプ45に相当するLED構成の表示ランプ67が内蔵されている。
【0065】
従って、本実施の形態の場合、厚紙等の特殊用紙をセットし得るのは、下段側のフロント給紙トレイ8だけであり、このフロント給紙トレイ8に厚紙等を収納セットした場合には、操作パネル5上で2段目給紙厚紙・特殊紙選択キー66を1回押すだけで特殊用紙がセットされている旨を簡単に設定することができる。設定状態にある場合は、表示ランプ67が点灯することにより判る。普通紙に戻す場合には、2段目給紙厚紙・特殊紙選択キー66を押し直せばよい。一般に、厚紙等の特殊用紙は、普通紙の比べて使用する頻度が低く、まして、2段のフロント給紙トレイの双方に特殊用紙をセットして使用することが極めて希であることを考慮すると、紙種を問わないフロント給紙トレイを唯一に限定しても実用上特に支障はなく、その分、上記のように単一キー操作で厚紙設定を行えるメリットが生ずることになる。
【0066】
なお、本実施の形態の場合にも、前述した第二ないし第五の実施の形態並びに変形例を同様に適用し得るのはもちろんである。
【0067】
本発明の第七の実施の形態を図14及び図15に基づいて説明する。前記第一又は第六の実施の形態等では、操作パネル5上に設定手段を設けて、「厚紙」設定を行うように構成したが、本実施の形態では、フロント給紙トレイ周りで「厚紙」設定を行うように構成されている。
【0068】
ここでは、フロント給紙トレイ8を例に採り、説明する。本実施の形態の「厚紙」設定を行うための設定手段は、装置本体9内の所定位置に設けられたプッシュセンサ71とフロント給紙トレイ8の一部に設けられて前記プッシュセンサ71のオン・オフを規制するスライドレバー72との組合せによるスイッチ73により構成されている。前記スライドレバー72はフロント給紙トレイ8の前面パネル74内一端側において左右方向にスライド自在に設けられており、右半分には「普通紙」なる表記75aが付され、左半分には「厚紙/特殊紙」なる表記75bが付され、中央はスライド摘み72aとして突出形成されている。前記前面パネル74には何れかの表記75a又は75bを露出表示させる窓76が形成されている。また、前記スライドレバー72の背面側には、トレイ筐体側に形成された係止リブ77に選択的に係止することによりスライドレバー72の位置を決めるための2つの係止溝78a,78bが形成されている。係止溝78aが係止リブ77に係止する状態では「普通紙」なる表記75aが窓76から見え、係止溝78bが係止リブ77に係止する状態では「厚紙/特殊紙」なる表記75bが窓76から見えるようにスライドレバー72は位置決めされる。前記プッシュセンサ71は、係止溝78bが係止リブ77に係止した状態でフロント給紙トレイ8が所定位置まで装置本体9内に押し込まれたときにスライドレバー72が干渉して押圧され得る位置に位置決めされている。従って、係止溝78aが係止リブ77に係止した状態ではフロント給紙トレイ8が所定位置まで装置本体9内に押し込まれてもスライドレバー72の干渉を受けないように位置決めされている。もっとも、スライドレバー72の干渉側一端はテーパ部62bとしてテーパ加工されており、フロント給紙トレイ8を装置本体9内に押し込んだ状態でもスライドレバー72を右側にスライド移動させ得る構造とされている。
【0069】
従って、本実施の形態によれば、フロント給紙トレイ8内に厚紙等の特殊用紙を収納セットする場合には、その収納セット作業とともにスライドレバー72を右側にスライドさせる紙種設定操作を行うことにより、特殊用紙がセットされていることを設定できる。CPU31側では、プッシュセンサ71がオン状態にあれば特殊用紙が対応するフロント給紙トレイに収納されており、プッシュセンサ71がオフ状態にあれば普通紙が収納されていると認識し、前述した実施の形態の如く、制御に供される。特に、特殊用紙に関する設定を現実に用紙の交換・セットを行うフロント給紙トレイ8周りでの操作で行えるので、作業性がよい上に、設定忘れも減らすことができる。
【0070】
なお、本実施の形態による場合も、基本的には前述した第二ないし第五の実施の形態の如く、制御処理を適用し得るが、若干その処理制御を変更する必要はある。例えば、図4ないし図6で示した処理制御において、ユーザが操作パネル5上でキャンセル操作をしたとき(S26のN)には最終設定を取り消す(S27)ようにしているが、本実施の形態では、スライドレバー72の操作により設定作業を機械的に行うためこの解除を行うことができないため、ソータ関連処理の設定が解除されるように制御されるものとする。ちなみに、給紙段の設定を解除しないのは、ユーザが最後に行った操作処理が、給紙トレイに関する厚紙設定であるということは、当該給紙トレイで厚紙を用いてコピー処理を行いたいと考えられる可能性が高いためである。また、図7に示した処理制御に関しては、本実施の形態の方式の場合には、「厚紙」設定を禁止する制御は機構が複雑となるので、それ以外の各種条件が揃った上で、最後に「厚紙」設定された場合に限り、ソータ関連処理の選択設定を解除し、解除された旨を表示部46にメッセージとして表示させるようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】
請求項1乃至記載の発明によれば、用紙上に所望の画像を形成する作像装置と、装置本体内に引出自在に収納されて用紙を複数枚収納可能な給紙トレイと、この給紙トレイ内の用紙を作像装置に供給する供給路と、給紙トレイ内に普通紙以外の特殊用紙を収納させた場合にその紙種を設定する設定手段とを備えているので、給紙トレイ内に普通紙以外の厚紙等の特殊用紙を収納させた場合にはその紙種を設定手段により設定することで、給紙トレイに特殊用紙が収納されたことを装置に認識させることができるため、手差し給紙機能を装置本体内に引出自在に収納された給紙トレイで代替しても、紙種に応じた画像形成を適正に行わせることができる。
【0077】
更に、作像装置により画像が形成された後の用紙が排出される排紙関連の周辺装置と、この周辺装置に対する用紙の排出を選択する排出選択手段と、周辺装置内でのジャムを検知するジャム検知手段と、排出選択手段により周辺装置に対する用紙の排出が選択され、ジャム検知手段により周辺装置内でのジャムが検知されたときには、給紙トレイの紙種の確認を促す旨の報知を行なう報知手段とを備えているので、排紙関連の周辺装置内でジャムが検知された場合には紙種の確認を促す旨の報知がなされるので、ジャムの原因が厚紙等の特殊用紙にあるか否かを容易に判断でき、適切なジャム対策を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す操作パネルの平面図である。
【図2】デジタル複写機の概略構成を示す縦断面図である。
【図3】その制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態を示すフローチャートである。
【図5】そのうちの処理Aを示すフローチャートである。
【図6】そのうちの処理Bを示すフローチャートである。
【図7】本発明の第三の実施の形態を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第四の実施の形態を示す制御系のブロック図である。
【図9】その処理制御を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第五の実施の形態を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第六の実施の形態のデジタル複写機の概略構成を示す縦断面図である。
【図12】一部を拡大して示すプロッタ部の正面図である。
【図13】操作パネルの一部を示す平面図である。
【図14】本発明の第七の実施の形態を示す給紙トレイ周りの斜視図である。
【図15】その一部を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】
5 操作パネル
7,8 給紙トレイ
9 装置本体
10,11 分離給紙機構
12 作像装置
13 供給路
15 加熱定着手段
17,20 排紙関連の周辺装置
44,47e,47f,47g 設定手段
47a〜47c 給紙選択手段
47d 排出選択手段
47i 解除手段
52 温度変更手段
55 作像条件変更手段
63 給紙トレイ
67 設定手段
73 設定手段

Claims (3)

  1. 用紙上に所望の画像を形成する作像装置と、装置本体内に引出自在に収納されて用紙を複数枚収納可能な給紙トレイと、この給紙トレイ内の用紙を前記作像装置に供給する供給路と、前記給紙トレイ内に普通紙以外の特殊用紙を収納させた場合にその紙種を設定する設定手段と、作像装置により画像が形成された後の用紙が排出される排紙関連の周辺装置と、この周辺装置に対する用紙の排出を選択する排出選択手段と、前記周辺装置内でのジャムを検知するジャム検知手段と、前記排出選択手段により前記周辺装置に対する用紙の排出が選択され、前記ジャム検知手段により前記周辺装置内でのジャムが検知されたときには、給紙トレイの紙種の確認を促す旨の報知を行なう報知手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    設定手段は、操作パネルに設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    紙種を問わない分離給紙機構を有する給紙トレイが唯一であり、当該給紙トレイ内に特殊用紙を収納させた場合にその紙種を単一キー操作で設定する設定手段を操作パネルに有することを特徴とする画像形成装置。
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