JP3806324B2 - 電子レシートシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、買上商品の明細を記録したレシートを電子化されたデータの形態で客に提供する電子レシートシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、POS(Point Of Sales)ターミナル等の商品販売登録データ処理装置は、商品登録手段により客買上商品の販売データが登録され、続いて登録締め手段により1取引として売上げる客買上商品の登録終了が宣言されると、その1取引として売上げる客買上商品の品名,価格や合計金額、取引日時、POS端末の操作責任者、取引番号等を店名等のロゴデータとともに印字したレシートを発行するレシート発行機能を有している。このレシート発行機能により印字発行されるレシートは、通常、買物客に渡される。買物客は、受取ったレシートをみて商品の登録内容に間違いがないかを確認したり、家計簿を付ける際の参考にしたりする。しかし、買物客のなかには、レシートを受取ってもその内容を確認することなく直ぐに捨ててしまう客がいた。特に、コンビニエンスストア等ではその傾向が顕著であり、買物客によって捨てられた大量のレシートがゴミとして処分されていた。そこで、このような店では、レシートを発行するか否かを選択可能な商品販売登録データ処理装置を使用し、レシートを要求する客に対してのみレシートを発行するようにして、ゴミとなるレシートの発行を抑制していた。
【0003】
また一般に、この種の商品販売登録データ処理装置は、レシートに印字されるデータのうちロゴデータを除くデータをロール状のジャーナル用紙に取引順に印字するジャーナル印字機能も有している。税法上、店では商品販売取引の履歴を7年間残すことが義務付けられている。そこで、このジャーナル印字機能により印字されたジャーナル用紙を店で保管することによって、当該商品販売登録データ処理装置で処理された取引の履歴を残すようにしていた。しかし、店はジャーナル用紙を保管しておくためのスペースが必要であった。また、1商品販売取引の処理途中でジャーナル用紙が用紙切れや紙詰まりになったときには、取引を中断して用紙を交換しなければならず、客に迷惑をかける場合もあった。そこで、最近では、ジャーナル用紙に印字すべきデータを電子化し、HDD(Hard Disk Drive)装置に順次記録して保管するようにした電子ジャーナル機能が開発されていた。
【0004】
ところで、前述したように、商品販売登録データ処理装置から印字発行されるレシートは、家計簿を付ける習慣がある一部の買物客にとっては必要だが、そうでない買物客にとっては不必要なものであり、大抵は捨てられていた。また、家計簿を付ける習慣がある買物客にとっても、家計簿を付けた後は不必要となるため捨てられる場合が多かった。このように、商品販売登録データ処理装置によりレシート用紙に印字されて発行されるレシートの大部分は、後でゴミとして処分されており、このゴミを減らすことが望まれていた。
【0005】
そこで本出願人は、商品販売登録データ処理装置をインターネットに接続するとともに、この商品販売登録データ処理装置に電子メールアドレスを入力する入力手段を設ける。そして、この入力手段により電子メールアドレスが入力された買物客に対してはレシートに印字すべきデータを電子メール用のデータに編集し、その電子メールアドレス宛の電子メールとしてインターネット上のメールサーバに送信するように構成することで、電子メールアドレスを有する買物客に対しては商品販売取引の明細データをレシートではなくインターネットを利用した電子メールとして提供するようにしたものを提案済である(特開平10―177684号公報参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平10―177684号公報記載のものは、買物客が店側に電子メールアドレスを知らせなければならないので、買物客が後で宣伝メールやいたずらメール等の不必要なメールが送られてこないか不安に感じ、利用しないおそれがあった。また、商品販売取引の時点ではレシートが不要と思っても後で必要となった場合に対応できない問題もあった。
【0007】
そこで本発明は、買物客が必要なときに所望する商品販売取引のレシートを電子化されたデータとして安心して受取ることができる電子レシートシステムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、商品販売登録データ処理装置とジャーナル管理装置とを通信回線で接続してなり、買物客に対してレシートを電子化されたデータとして提供し得る電子レシートシステムである。
【0009】
このシステムにおいて、商品販売登録データ処理装置は、客買上商品の販売データを登録する商品登録手段と、1取引として売上げる客買上商品の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により商品登録終了が宣言された1取引の明細を示すジャーナルデータを生成するジャーナルデータ生成手段と、このジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを通信回線を介してジャーナル管理装置に送信するジャーナルデータ送信手段と、ジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータを当該取引相手の所有記憶媒体に出力するジャーナル特定データ出力手段とを備えている。
【0010】
一方、ジャーナル管理装置は、通信回線を介して商品販売登録データ処理装置から受信するジャーナルデータを蓄積保存するジャーナルデータ保存手段と、レシートのフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、コンピュータ間ネットワークとの接続手段と、この接続手段により接続されるコンピュータ間ネットワークを介して外部からジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータが入力されるとその入力されたデータによって特定されるジャーナルデータをジャーナルデータ保存手段により保存されているデータの中から抽出するジャーナルデータ抽出手段と、このジャーナルデータ抽出手段により抽出したジャーナルデータをレシートのフォーマットデータに従い編集してレシートイメージのデータを作成するレシートイメージ編集手段と、このレシートイメージ編集手段により作成したレシートイメージのデータをコンピュータ間ネットワークを介して送信するレシートイメージ送信手段とを備えている。
【0011】
また、商品販売登録データ処理装置は、登録締め手段により商品登録終了が宣言された1取引の明細をレシート用紙に印字しレシートとして発行するレシート発行手段と、このレシート発行手段によるレシートの発行を行なうか否かを判定するレシート発行有無判定手段とを備え、レシート発行有無判定手段によりレシートの発行を行なわないと判定したときジャーナル特定データ出力手段を動作させてジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータを当該取引相手の所有記憶媒体に出力させるようにしたものを含む。
【0012】
また、ジャーナル管理装置は、複数の店にそれぞれ置かれている商品販売登録データ処理装置と通信回線で接続してなり、ジャーナルデータ保存手段が、通信回線を介して各店の商品販売登録データ処理装置から受信するジャーナルデータを蓄積保存し、レシートイメージ編集手段が、店毎に設定されるレシートのフォーマットデータを記憶し、ジャーナルデータ抽出手段により抽出したジャーナルデータから該ジャーナルデータを生成した商品販売登録データ処理装置が置かれている店を判定し、その店のフォーマットデータに従いレシートイメージのデータを編集するようにしたものを含む。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、商品販売登録データ処理装置として各店にそれぞれ構築されるPOSシステムのPOSターミナルを用い、ジャーナル管理装置として各店に対して第三者機関として設立されたジャーナル管理センタに構築されるコンピュータシステムを用いた場合である。また、買物客が所有する記憶媒体として買物客が買物時に携帯している携帯電話の内部メモリを使用し、POSターミナルと携帯電話とのデータ通信を近距離無線通信規格であるブルートゥースを利用して無線で直接行なう場合である。
【0014】
因みに、ブルートゥースを利用した場合は、電話交換機や電話回線網等の電話施設を介して通信を行なわないので通信料金が掛からず、また通信相手を特定する際に電話番号を使わないので買物客のプライバシーを保つことができる。
【0015】
図1は本実施の形態における電子レシートシステムの全体構成を概略的に示しており、この電子レシートシステムは、各店にそれぞれ構築されるPOSシステム1A,1Bの中枢を担うストアコンピュータ2と、ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3とを、専用のネットワーク4を介して接続している。また、各店のストアコンピュータ2に、その店の会計場所(レジ)にそれぞれ設置されている複数台のPOSターミナル5をLAN(Local Area Network)6で接続している。
【0016】
各POSターミナル5は、客買上商品の販売データを登録する商品登録手段と、1取引として売上げる客買上商品の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により商品登録終了が宣言された1取引の明細を示すジャーナルデータを生成するジャーナルデータ生成手段と、このジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータをLAN6を経由してストアコンピュータ2に送信し、さらに専用ネットワーク4を介してジャーナル管理センタのコンピュータシステム3に送信するジャーナルデータ送信手段と、ジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータを当該取引相手の客が所有するブルートゥース対応の携帯電話7にブルートゥースを利用した無線通信により出力するジャーナル特定データ出力手段とを備えている。
【0017】
ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3は、各店のPOSターミナル5から専用ネットワーク4を介して受信するジャーナルデータを蓄積保存するジャーナルデータ保存手段としてジャーナルデータベース8を備えている。また、公衆のコンピュータ間ネットワークであるインターネット通信網9との接続手段と、このインターネット通信網9を介して外部からジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータが入力されるとその入力されたデータによって特定されるジャーナルデータをジャーナルデータベース8により保存されているデータの中から抽出するジャーナルデータ抽出手段と、このジャーナルデータ抽出手段により抽出したジャーナルデータに基づいてレシートイメージのデータである電子レシートを編集するレシートイメージ編集手段と、このレシートイメージ編集手段により編集した電子レシートのデータをインターネット通信網9を介して送信するレシートイメージ送信手段とを備えている。
【0018】
かかる構成により、ブルートゥース対応の携帯電話7を所有する客がいずれかの店で買物をした場合、この客の買上商品の販売データが登録されたPOSターミナル5から当該客が所有する携帯電話7に、当該客との商品販売取引の明細を示すジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータが無線送信されて該携帯電話7の内部メモリに記憶されるとともに、上記ジャーナルデータがLAN6,ストアコンピュータ2及び専用ネットワーク4を経由してジャーナル管理センタのコンピュータシステム3に送信されて、ジャーナルデータベース8に蓄積保存される。
【0019】
また、当該客がインターネット接続事業者であるプロバイダ10を介してインターネット通信網9と接続されているインターネット対応機器等のインターネット対応機器11に、携帯電話7の内部メモリに記憶されているデータ,つまりジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータを例えばブルートゥースを利用した無線通信により送信して、該インターネット対応機器11からインターネット通信網9を経由してジャーナル管理センタのコンピュータシステム3にジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータが入力された場合、このデータによって特定されるジャーナルデータがジャーナルデータベース8から抽出される。そして、このジャーナルデータに基づいてレシートイメージのデータが編集され、このレシートイメージのデータがインターネット通信網9を介して該インターネット対応機器11に送信される。これにより、当該客は、例えば該インターネット対応機器11のディスプレイに表示されるレシートイメージから、取引の内容を確認することができる。
【0020】
図2は本実施の形態におけるPOSターミナル5のハードウェア構成を示すブロック図であり、各店のPOSターミナル5とも基本的な構成は共通である。
【0021】
すなわち、POSターミナル5は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)21を搭載している。そして、このCPU21に、アドレスバス,データバス等のバスライン22を介して、プログラム等の固定的データを予め格納したROM(Read Only Memory)23、可変的なデータを書換自在に格納するための各種メモリエリアを形成したRAM(Random Access Memory)24の記憶部の他、現在の日付及び時刻を計時する時計部25、前記LAN6を介して行なうデータ通信を制御する通信コントローラ26、ブルートゥースに対応した無線通信規格で無線通信を行なう無線インタフェース27、信号の入出力を行なうI/Oポート28、キーボードを制御し操作キーに対応したキー信号を取り込むキーボードコントローラ29、表示部を制御し表示データに対応する文字等を表示させる2種類の表示コントローラ30,31、表示部上に設けられているタッチパネルセンサを制御しタッチ位置に対応した信号を取り込むタッチパネルコントローラ32、プリンタの印字動作を制御するプリンタコントローラ33及びスキャナインタフェース34等を接続している。
【0022】
I/Oポート28には、現金等を収容するためのドロワ35を接続しており、CPU21からの指令によりドロワ35を自動開放させる駆動信号を出力するものとなっている。
【0023】
キーボードコントローラ29には、数値データを置数入力するための置数キー、数値データが乗数であることを指令する乗算キー、1取引の小計出力を指示する小計キー、現金取引による締めを宣言する締めキーとしての預/現計キー等を配設してなるPOSターミナル専用のキーボード36を接続している。
【0024】
一方の表示コントローラ30には、オペレータ(キャッシャ等)に対して登録商品の品名,価格や合計金額,釣銭額等を表示するためのオペレータ用ディスプレイ37を接続している。また、他方の表示コントローラ31及びタッチパネルコントローラ32には、買物客に対して同様なデータを表示するためのタッチパネルセンサ付の客用ディスプレイ38を接続している。
【0025】
プリンタコントローラ33には、ロール状のレシート用紙に1取引の明細データを印字し切断してレシートとして発行するレシートプリンタ39を接続している。
【0026】
スキャナインタフェース34には、バーコードを光学的に読取るスキャナ40を接続している。因みに、各店で販売される商品にはその商品固有の商品コードをバーコード化したものが貼付または印刷されているとして説明を続ける。
【0027】
かかるハードウェア構成のPOSターミナル5は、RAM24に特に図3に示すメモリエリア41〜47を形成している。メモリエリア41は、店を運営する会社毎に割り当てられる会社コードの設定エリアである。メモリエリア42は、同一会社が運営する店毎に割り当てられる店コードの設定エリアである。メモリエリア43は、同一店内のPOSターミナル5毎に割り当てられるターミナル番号(TM番号)の設定エリアである。メモリエリア44は、当該POSターミナル5を操作する操作責任者に割り当てられる責任者コードの設定エリアである。メモリエリア45は、当該POSターミナル5で処理した商品販売取引を特定するための取引番号をカウントするカウンタエリアである。メモリエリア46は1商品販売取引の商品登録中にセットされる登録中フラグF1と、当該商品販売取引が電子レシート機能を使う取引のときセットされる電子レシートフラグF2とを記憶するフラグエリアである。メモリエリア47は、1商品販売取引として販売登録された全商品の明細データ(商品コード,商品名称,単価,販売点数,販売金額等)及び決済の明細データ(小計金額,税額,合計金額,預かり金額,釣銭額等)を一時的に記憶する取引バッファである。
【0028】
そして、各POSターミナル5のメモリエリア41,42,43には、それぞれそのPOSターミナル5が設置されている店舗に従って会社コード,店コード及び端末番号が予め設定されている。メモリエリア44には、サインオン操作毎に入力される責任者コードが上書き格納されるようになっている。メモリエリア45の取引番号及びメモリエリア46の各フラグF1,F2は、当該POSターミナル5の電源オンによる立上げ処理により“0”にリセットされるようになっている。
【0029】
しかして、各POSターミナル5のCPU21は、サインオン操作が行なわれた後、図5の流れ図に示す手順により1商品販売取引のデータ処理を行なうものとなっている。
【0030】
すなわちCPU21は、ST(ステップ)1として客買上商品の販売データが登録されるのを待機する。そして、例えばキーボード36の置数キーと乗算キーとにより乗数が入力され、続いてスキャナ40により商品コードのバーコードがスキャニング入力されると、この商品コードが設定された商品が乗数に相当する販売点数で登録されたので、ST2としてフラグエリア46の登録中フラグF1を調べる。
【0031】
ここで、登録中フラグF1が“0”にリセットされていた場合には、1客との商品販売取引で1点目の客買上商品が登録されたので、ST3〜ST6の処理を実行する。ST3では、取引バッファ47をクリアする。ST4ではカウンタエリア45の取引番号を“1”だけカウントアップする。ST5では、図4に示す如く、客用ディスプレイ38に電子レシートボタン50を案内とともに表示させる。ST6では、登録中フラグF1を“1”にセットする。
【0032】
ST2にて登録中フラグF1が既に“1”にセットされていた場合には、1客との商品販売取引で2点目以降の客買上商品が登録されたので、ST3〜ST6の処理を実行しない。
【0033】
次に、CPU21は、ST7として商品販売データ登録処理を実行する。この処理は、客買上商品の商品コードに対応してプリセットされている単価を例えばストアコンピュータ2から読出し、この単価に販売点数を乗算して販売金額を算出する。そして、この販売点数及び販売金額を当該商品コードが設定されている商品の売上点数及び売上金額としてRAM24の売上累計エリア(不図示)に加算登録する処理である(商品登録手段)。
【0034】
また、CPU21は、ST8として商品販売データを登録処理した商品の商品コード,商品名称,単価,販売点数,販売金額等からなる登録商品明細データを取引バッファ47に登録順に格納する。
【0035】
次に、CPU21は、ST9としてフラグエリア46の電子レシートフラグF2を調べる。ここで、電子レシートフラグF2が“0”にリセットされていた場合には、電子レシート発行対象の取引であるとの指定がなされていないので、ST10として客用ディスプレイ38に表示されている電子レシートボタン50がタッチ操作(ON)されているか否かをタッチパネルコントローラ32からの出力に基づいて判断する。そして、電子レシートボタン50がタッチ操作されていない場合には、ST14の処理に進む。
【0036】
ST10にて電子レシートボタン50がタッチ操作されていたならば、電子レシート発行対象の取引であるとの指定がなされたので、ST11〜ST13の処理を実行する。ST11では、客用ディスプレイ38に表示させていた電子レシートボタン50をその案内とともに消去する。ST12では、電子レシート発行対象の取引であることを示すコメント「電子レシート取引」を客用ディスプレイ38及びオペレータ用ディスプレイ37に表示させる。ST13では電子レシートフラグF2を“1”にセットする。しかる後、ST14の処理に進む。
【0037】
ST9にて電子レシートフラグF2が既に“1”にセットされていた場合には、電子レシート発行対象の取引であるとの指定がなされているので、直ちにST14の処理に進む。
【0038】
ST14では、1商品販売取引として売上げる客買上商品の登録終了が宣言されたか否かを判断する。そして、登録終了が宣言されていない場合には、ST1に戻り、次の商品登録を待機する。
【0039】
ST14にて例えば預/現計キーの入力を検知したならば、1商品販売取引として売上げる客買上商品の登録終了が宣言されたので(登録締め手段)、ST15として商品登録締め処理を実行する。この処理は、1商品販売取引として売上げる客買上商品の合計金額を現金取引の売上としてRAM24の売上累計エリアに加算登録する処理である。また、預かり金額から合計金額を減算して釣銭額を算出し、オペレータ用ディスプレイ37及び客用ディスプレイ38に表示させる処理を含む。
【0040】
次に、CPU21は、ST16として現金取引として決済を完了した当該商品販売取引の小計金額,税額,合計金額,預かり金額,釣銭額等からなる決済明細データを取引バッファ47に格納する。しかる後、CPU21は、ST17としてフラグエリア46の電子レシートフラグF2を調べる。
【0041】
ここで、電子レシートフラグF2が“0”にリセットされていた場合には、当該商品販売取引は電子レシート発行対象の取引でないので、ST18として従来と同様のレシート印字,発行処理を行なう。すなわち、取引バッファ47に格納された登録商品明細データ及び決済明細データや、メモリエリア43〜45に格納されたターミナル番号,責任者コード,取引番号等に基づいてレシート印字データを編集する。そして、このレシート印字データをプリンタコントローラ33を介してプリンタ39に出力してレシートの発行を制御する。また、電子レシート発行対象の取引でない場合には客用ディスプレイ38に電子レシートボタン50が表示されたままなので、ST19としてこの電子レシートボタン50をその案内とともに消去する。
【0042】
しかる後、ST23の処理に進み、I/Oポート28から駆動信号を出力してドロワ35を自動開放させる。また、ST24としてメモリエリア41〜45の会社コード,店コード,ターミナル番号,責任者コード及び取引番号と、取引バッファ47に格納された登録商品明細データ及び決済明細データとから1取引の電子ジャーナルデータを生成し(ジャーナルデータ生成手段)、この電子ジャーナルデータを通信コントローラ26を介してストアコンピュータ2に送信する(ジャーナルデータ送信手段)。その後、ST25としてフラグエリア46の登録中フラグF1を“0”にリセットして、1商品販売取引のデータ処理を終了する。
【0043】
一方、ST17にて電子レシートフラグF2が“1”にセットされていた場合には、当該商品販売取引は電子レシート発行対象の取引なので、ST20として無線インタフェース27にブルートゥース対応の携帯電話7が接続されるのを待機する。そして、無線到達距離(ブルートゥースの場合は約10メートル)内に位置する携帯電話の中から当該商品販売取引の買物客が所有する携帯電話7が選択されて当該POSターミナル5との無線接続が確立すると、ST21として当該商品販売取引の電子ジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータ(電子レシート検索キーデータ)としてメモリエリア41〜43及び45に格納されている会社コード,店コード,ターミナル番号及び取引番号の各データと、時計部25にて計時されている取引日付のデータとを、無線接続された携帯電話7に無線送信する(ジャーナル特定データ出力手段)。また、ST22としてフラグエリア46の電子レシートフラグF2を“0”にリセットする。しかる後、ST23の処理に進み、前述したST23〜ST25の各処理を実行して、1商品販売取引のデータ処理を終了するものとなっている。
【0044】
このように、各POSターミナル5は、1商品販売取引のデータ処理を実行する毎に、会社コード,店コード,ターミナル番号,責任者コード,取引番号,登録商品明細データ及び決済明細データから、1取引の明細を示す電子ジャーナルデータを生成し、この取引単位に生成される電子ジャーナルデータをLAN6で接続されたストアコンピュータ2に送信する。こうして、ストアコンピュータ2に送信された電子ジャーナルデータは、ストアコンピュータ2の記憶装置に記憶保存されるとともに、専用ネットワーク4を通じてジャーナル管理センタのコンピュータシステム3に送信され、ジャーナルデータベース8に蓄積保存されるものとなっている。
【0045】
また、各POSターミナル5は、1商品販売取引のデータ処理を開始する毎にタッチパネルセンサ付ディスプレイである客用ディスプレイ38に電子レシートボタン50を表示させる。そして、この1商品販売取引の商品登録終了が宣言される前に客自身によって電子レシートボタン50がタッチ操作されると、当該商品販売取引は電子レシート発行対象の取引であると認識する。そして電子レシート発行対象の取引であると認識した場合には、1商品販売取引の商品登録終了が宣言されたことに応じて電子ジャーナルデータを生成して、ストアコンピュータ2を経由し、ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3に送信するとともに、この電子ジャーナルデータを特定するためのキーとなる電子レシート検索キーデータ(会社コード,店コード,ターミナル番号,取引番号,取引日付)を当該客が携帯する携帯電話7に無線通信を利用して送信する。このとき、レシートの発行は行なわない。因みに、携帯電話7に送信された電子レシート検索キーデータは、携帯電話7の内部メモリに記憶保存される。
【0046】
なお、1商品販売取引の商品登録終了が宣言されるまでの間に電子レシートボタン50がタッチ操作されなかった場合には、当該商品販売取引は電子レシート発行対象の取引でないと認識する。そしてこの場合には、1商品販売取引の商品登録終了が宣言されたことに応じてレシートを発行するとともに、電子ジャーナルデータを生成して、ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3に送信するものとなっている。
【0047】
一方、ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3は、図6に示すように、ジャーナル管理サーバ61,Webサーバ62,ファイアウォールサーバ63及びデータベースサーバ64の各コンピュータを備え、各コンピュータ間をLAN65で接続している。また、このLAN65に、ルータ66を介して、各店のストアコンピュータ2が接続される専用ネットワーク4を接続している。
【0048】
ジャーナル管理サーバ61は、当該コンピュータシステム3が実行するジャーナル管理業務の中枢を担うコンピュータである。Webサーバ62は、インターネット対応機器11等に実装されたWebブラウザから要求があったWebページ情報をインターネット通信網9を経由して発信することに特化したコンピュータである。ファイアウォールサーバ63は、インターネット通信網9とLAN65との間で送受信されるデータを監視することに特化したコンピュータである。データベースサーバ64は、各種のデータベースをハードディスク上に保存し管理するとともに、外部からの要求に応じて所望するデータを検索し出力することに特化したコンピュータである。
【0049】
そして、当該コンピュータシステム3は、図7(a)に示すように、各店から専用ネットワーク4を介して送られてくる会社コード,店コード,ターミナル番号,責任者コード,取引番号,登録商品明細データ及び決済明細データから構成される電子ジャーナルデータを、該データに基づいた電子レシートを発行済か否かを識別するフラグfとともに蓄積記憶するジャーナルデータベース8を、データベースサーバ64で管理するようにしている。
【0050】
また、同図(b)に示すように、各店をそれぞれ運営する会社毎に割り当てられる会社コードに対応して、その会社によって運営される店のPOSターミナル5から印字発行されるレシートの印字フォーマットデータを設定記憶するレシートフォーマットデータベース67と、同図(c)に示すように、各店毎に割り当てられる店コードに対応して、その店のPOSターミナル5から発行されるレシートに印字される店名,電話番号等のロゴデータを設定記憶するレシートロゴデータベース68とを、同じくデータベースサーバ64で管理するようにしている。
【0051】
ジャーナル管理サーバ61は、インターネット通信網9を経由して外部のインターネット対応機器11から電子レシート検索キーデータが入力されると、図8の流れ図に示す処理を実行する。先ず、ST1としてこの入力されたデータから電子レシート検索キーとして機能する会社コード,店コード,ターミナル番号,取引番号及び取引日付を取得する。次に、ST2としてこの電子レシート検索キーとして機能するデータが有効なものか否かを判断する。例えば会社コードや店コードが専用ネットワーク4を介して接続されている店のコードでない場合や、取引日付がジャーナルデータとして保管が義務付けられている期間(現状では7年間)を超えている場合には、キーが無効であると判断する。そして、キーが無効であると判断した場合にはST12の処理に進み、レシート作成不可を告知するデータをインターネット通信網9を経由して電子レシート検索キーデータ発信元の外部機器に送信して、今回の処理を終了する。
【0052】
ST2にて電子レシート検索キーとして機能するデータが有効なものであると判断した場合には、ST3としてこの電子レシート検索キーデータをデータベースサーバ64に渡してジャーナルデータベース8を検索させる。そして、ST4としてジャーナルデータベース8から電子レシート検索キーデータの項目とデータがすべて一致する電子ジャーナルデータが検索され、データベースサーバ64から受取ったならば(ジャーナルデータ抽出手段)、ST5としてその電子ジャーナルデータの店コードをデータベースサーバ64に渡して、レシートロゴデータベース68からこの店コードに対応して設定されているレシートロゴデータを取得する。また、ST6として当該電子ジャーナルデータの会社コードをデータベースサーバ64に渡して、レシートフォーマットデータベース67からこの会社コードに対応して設定されているレシートフォーマットデータを取得する。
【0053】
しかる後、ST7としてデータベースサーバ64から取得した電子ジャーナルデータとレシートロゴデータとを、同じくデータベースサーバ64から取得したレシートフォーマットデータに従い編集して、レシート印字データを作成する(レシートイメージ編集手段)。
【0054】
次に、ST8としてデータベースサーバ64から受取った電子ジャーナルデータに付加されているフラグfを判断する。ここで、フラグfが“0”にリセットされていた場合には、この電子ジャーナルデータに基づいた電子レシートが未発行なので、ST9としてこの電子ジャーナルデータに付加されているフラグfを“1”に更新するようデータベースサーバ64に指示する。これに対し、ST8にてフラグfが“1”にセットされていた場合には、この電子ジャーナルデータに基づいた電子レシートが発行済なので、ST10として当該電子レシートが再発行であることを示すコメント「再発行」をST7の処理で作成したレシート印字データに付加する。
【0055】
その後、ST11としてレシート印字データをインターネット通信網9を経由して電子レシート検索キーデータ発信元のインターネット対応機器11に送信したならば(レシートイメージ送信手段)、今回の処理を終了する。
【0056】
なお、ST4にて所定時間を経過してもデータベースサーバ64から所望する電子ジャーナルデータを取得できなかった場合にもST12の処理に進み、レシート作成不可を告知するデータをインターネット通信網9を経由して電子レシート検索キーデータ発信元のインターネット対応機器11に送信して、今回の処理を終了する。
【0057】
このように、ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3は、インターネット通信網9を経由して外部のインターネット対応機器11から電子レシート検索キーが入力されると、各店のPOSターミナル5で取引単位に生成された電子ジャーナルデータを蓄積保存しているジャーナルデータベース8から、この入力された電子レシート検索キーにより特定される電子ジャーナルデータを抽出する。また、この電子ジャーナルデータによって特定されるレシートフォーマットデータとレシートロゴデータとをレシートフォーマットデータベース67及びレシートロゴデータベース68からそれぞれ抽出する。しかして、この抽出した電子ジャーナルデータ,レシートロゴデータ及びレシートフォーマットデータに基づいてレシートイメージのデータを編集して、電子レシート検索キーデータ発信元のインターネット対応機器11に送信するものとなっている。
【0058】
したがって、レシートを紙でなく電子化されたデータで受取りたい客は、ブルートゥース対応の携帯電話7を持って店で買物をし、その買上商品が店員によってPOSターミナル5に売上登録される際に、客用ディスプレイ38に表示されている電子レシートボタン50をタッチ操作する。そうすると、この客との商品販売取引の明細を示す電子ジャーナルデータがジャーナル管理センタにおけるコンピュータシステム3のジャーナルデータベース8に蓄積保存される。また、この電子ジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータ(会社コード,店コード,ターミナル番号,取引番号及び取引日付)がPOSターミナル5から携帯電話7に無線送信されて、携帯電話7の内部メモリに記憶される。
【0059】
そこで客は、例えば自宅に戻った後、インターネット通信網9に接続されているパソコン等のインターネット対応機器11を操作してジャーナル管理センタのホームページにアクセスする。そして、このホームページのメニューから電子レシート獲得メニューを選択する。そうすると、ジャーナル管理センタのコンピュータシステム3におけるWebサーバ62により電子レシート検索キーデータの入力用Webページが送られてくるので、携帯電話7の内部メモリに記憶されている電子レシート検索キーデータの中から獲得を希望する電子レシートに該当した電子レシート検索キーデータを選択して例えば無線通信によりインターネット対応機器11に転送し、入力用Webページに入力する。そして、この入力用Webページをインターネット通信網9を介してジャーナル管理センタのコンピュータシステム3に送信する。そうすると、コンピュータシステム3では入力用Webページに入力された電子レシート検索キーデータによって特定される電子ジャーナルデータがジャーナルデータベース8から抽出され、この電子ジャーナルデータに基づいてレシートイメージのデータが編集される。そして、このレシートイメージのデータがインターネット通信網9を介してインターネット対応機器11に転送される。
【0060】
これにより、インターネット対応機器11のディスプレイにはレシートイメージのデータが表示される。あるいは、インターネット対応機器11に接続されたプリンタによって記録紙にレシートイメージのデータが印字される。
【0061】
図9(a)及び(b)はインターネット対応機器11によって表示または印字されるレシートイメージのデータの一例であり、同図(a)は初回発行時を示しており、同図(b)は再発行時を示している。因みに、データ71はレシートロゴデータである。72は取引日付及び時刻と責任者コードである。データ73は品名,単価,販売点数,販売金額からなる登録商品明細データである。データ74は小計金額,税額,合計金額,預かり金額,釣銭額の決済明細データである。データ75は予めフォーマットされたメッセージデータである。データ76は取引番号及びターミナル番号である。本実施の形態では、同図(b)に示す如く再発行のレシートイメージに対しては、メッセージデータ75に重複するように再発行を示すコメント「再発行」を出力させている。
【0062】
このように本実施の形態によれば、客は買物時にレシートを店で受取らず、後でパソコン等のインターネット対応機器11を利用して電子化されたデータとして自宅などで受取ることができるので、必要なときにいつでもまた何回でも所望する取引のレシート内容を確認することができる。したがって、レシートを紛失してしまって家計簿作成時にその内容を確認できなくなるような不都合は起こり得ない。しかも、客は店側に電子メールアドレス等の個人情報を知らせたりする必要もないので、安心して電子レシートのサーヒスを受けることができる。また、家計簿作成後には、レシートイメージのデータをインターネット対応機器11のメモリから消去すればよいので、不要となった紙のレシートがゴミとして捨てられることもなくなり、ゴミを減らすことができる。
【0063】
なお、前記一実施の形態では、POSターミナル5の客用ディスプレイ38をタッチパネル付のディスプレイとし、このディスプレイに電子レシートボタン50を表示させて、客自身が電子レシート発行対象の取引とするか否かを選択するようにしたが、POSターミナル5の近傍にブルートゥース対応携帯電話を1台のみ収容可能で外部からのブルートゥース使用周波数電波が進入しないように特定周波数電波遮断部材で覆われたブルートゥース対応携帯電話載置部と案内部とを設け、この携帯電話載置部内にブルートゥース対応携帯電話が収容されたことを検知すると電子レシート発行対象取引として判別するようにしてもよい。こうすることにより、特別なキー操作を行わなくてもよくなり、操作性や使い勝手を向上させることができる。勿論、キーボード36に電子レシートボタン50と同一機能を有するキーを設けることによって、オペレータ(キャッシャ)が電子レシート発行対象の取引とするか否かを選択してもよい。
【0064】
また、前記一実施の形態では、ブルートゥース対応の携帯電話7にPOSターミナル5から電子レシート検索キーデータを無線通信により送信して携帯電話7の内部メモリに記憶させるようにしたが、POSターミナル5にICカードリーダを設け、客が所有するICカードのメモリにPOSターミナル5から電子レシート検索キーデータを書込むようにして、電子レシート検索キーデータを客に提供するようにしてもよい。この場合において、POSターミナル5は、ICカードがカードリーダに装着されている場合に自動的に電子レシート発行対象の取引として処理するように構成することによって、電子レシートボタン50やそれに類似するキーを不要にできる。
【0065】
また、前記一実施の形態では、電子レシート検索キーデータを会社コード,店コード,ターミナル番号,取引番号,取引日付の各データとしたが、電子ジャーナルデータを特定できるものであればこれに限定されないのは言うまでもないことである。
この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施が可能であるのは勿論である。
【0066】
【発明の効果】
以上詳述したように本願請求項1乃至3記載の各発明によれば、買物客が必要なときに所望する商品販売取引のレシートをイメージデータとして安心して受取ることができる電子レシートシステムを提供できる。
【0067】
特に、請求項2記載の発明によれば、紙にて印字発行されるレシートの無駄を極力減らすことができる効果をさらに奏する電子レシートシステムを提供できる。
【0068】
また、請求項3記載の発明によれば、複数の異なる店のレシートでもイメージデータとして安心して受取ることができる効果をさらに奏する電子レシートシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電子レシートシステムの全体構成を概略的に示す図。
【図2】 同実施の形態におけるPOSターミナルの主要なハードウェア構成を示すブロック図。
【図3】 同実施の形態におけるPOSターミナルのRAMに形成される主要なメモリエリアを示す図。
【図4】 同実施の形態におけるPOSターミナルの客用ディスプレイに表示される画面の一例を示す図。
【図5】 同実施の形態におけるPOSターミナルのCPUが実行する処理の要部を示す流れ図。
【図6】 同実施の形態におけるジャーナル管理センタのコンピュータシステムの構成を示すブロック図。
【図7】 同コンピュータシステムのデータベースサーバにて管理されるデータベースを示す図。
【図8】 同コンピュータシステムのジャーナル管理サーバが実行する処理の要部を示す流れ図。
【図9】 同実施の形態において出力される電子化されたレシートイメージの一例を示す図。
【符号の説明】
3…ジャーナル管理センタのコンピュータシステム
4…専用ネットワーク
5…POSターミナル
7…携帯電話
8…ジャーナルデータベース
9…インターネット通信網
11…インターネット対応機器
50…電子レシートボタン
67…レシートフォーマットデータベース
68…レシートロゴデータベース
Claims (3)
- 商品販売登録データ処理装置とジャーナル管理装置とを通信回線で接続してなり、
前記商品販売登録データ処理装置は、客買上商品の販売データを登録する商品登録手段と、1取引として売上げる客買上商品の登録終了を宣言する登録締め手段と、この登録締め手段により商品登録終了が宣言された1取引の明細を示すジャーナルデータを生成するジャーナルデータ生成手段と、このジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを前記通信回線を介して前記ジャーナル管理装置に送信するジャーナルデータ送信手段と、前記ジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータを当該取引相手の所有記憶媒体に出力するジャーナル特定データ出力手段とを具備し、
前記ジャーナル管理装置は、前記通信回線を介して前記商品販売登録データ処理装置から受信するジャーナルデータを蓄積保存するジャーナルデータ保存手段と、レシートのフォーマットデータを記憶するフォーマット記憶手段と、コンピュータ間ネットワークとの接続手段と、この接続手段により接続されるコンピュータ間ネットワークを介して外部から前記ジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータが入力されるとその入力されたデータによって特定されるジャーナルデータを前記ジャーナルデータ保存手段により保存されているデータの中から抽出するジャーナルデータ抽出手段と、このジャーナルデータ抽出手段により抽出したジャーナルデータを前記レシートのフォーマットデータに従い編集してレシートイメージのデータを作成するレシートイメージ編集手段と、このレシートイメージ編集手段により作成したレシートイメージのデータを前記コンピュータ間ネットワークを介して送信するレシートイメージ送信手段とを具備したことを特徴とする電子レシートシステム。 - 商品販売登録データ処理装置は、登録締め手段により商品登録終了が宣言された1取引の明細をレシート用紙に印字しレシートとして発行するレシート発行手段と、このレシート発行手段によるレシートの発行を行なうか否かを判定するレシート発行有無判定手段とを備え、前記レシート発行有無判定手段によりレシートの発行を行なわないと判定したときジャーナル特定データ出力手段を動作させてジャーナルデータ生成手段により取引単位に生成されるジャーナルデータを特定するためのキーとなるデータを当該取引相手の所有記憶媒体に出力させることを特徴とする請求項1記載の電子レシートシステム。
- ジャーナル管理装置は、複数の店にそれぞれ置かれている商品販売登録データ処理装置と通信回線で接続してなり、
ジャーナルデータ保存手段は、前記通信回線を介して各店の商品販売登録データ処理装置から受信するジャーナルデータを蓄積保存し、
フォーマット記憶手段は、店毎に設定されるレシートのフォーマットデータを記憶し、
レシートイメージ編集手段は、ジャーナルデータ抽出手段により抽出したジャーナルデータから該ジャーナルデータを生成した商品販売登録データ処理装置が置かれている店を判定し、該ジャーナルデータを、その店のフォーマットデータに従い編集してレシートイメージのデータを作成することを特徴とする請求項1記載の電子レシートシステム。
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