JP2004151838A - レシート発行システム、レシート発行装置及びレシート処理方法 - Google Patents

レシート発行システム、レシート発行装置及びレシート処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】顧客が希望のレシート発行方法を容易に設定でき、販売業務における煩わしい作業を減らすことができるレシート発行システム等を提供する。
【解決手段】本発明のレシート発行システムは、顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート発行システムであって、CPU11の制御の下、情報設定装置16では、レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する。そして、CPU11は、情報設定装置16により電子レシート発行処理の実行が設定された場合、会計処理に基づく電子レシート情報を生成し、電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する。一方、CPU11の制御の下、レシートプリンタ17では、情報設定装置16によりレシート印刷処理の実行が設定された場合、会計処理に基づくレシート印刷情報を生成し、そのレシート印刷情報を印刷出力する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、販売業務における顧客の購入商品に関する会計情報を含むレシートを発行するレシート発行システム、レシート発行装置、レシート処理方法に関し、特に、電子データ化された電子レシート情報を取り扱う機能を備えたレシート発行システム、レシート発行装置、レシート処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、各種商品を販売する店舗においては、顧客が商品を購入する際に購入商品についての会計処理を行った後、その会計処理の結果を顧客に認識させるためのレシートを発行することが行われている。このようなレシートは、プリンタの印刷処理により所定のレシート用紙に会計情報等を印字して発行されるのが一般的であるが、印刷処理を行うことなくレシートに含まれる情報を電子データに置き換えた電子レシートを発行する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
店舗において電子レシートを発行可能なPOS(Point Of Sales)システムを構築した場合を想定すると、予め顧客に配布されたポイントカード等の磁気カードを読み取って顧客を特定し、オペレータがPOS端末を用いて会計処理を行いつつ、顧客が電子レシートを要求した場合、会計情報等の顧客に有用な情報を取得して電子レシート情報を生成するという流れで業務が進行する。その後は、電子レシート情報を顧客の端末に送信するなど何らかの方法により電子レシート情報の内容を顧客に通知すればよい。これにより、レシート用紙が不要になるため、省資源化の観点で優れているとともに、会計情報等を電子データとして取り扱うことができるので、例えば、家計簿の自動作成等に利用するなど顧客にとっての利便性を高めることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−320649
【特許文献2】
特開2001−283333
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電子レシートは、店舗にて予め顧客情報が登録されている一部の顧客が利用するものであり、一般的な顧客に対しては通常のレシート印刷処理を行う必要がある。そのため、店員は会計処理の際に顧客の要望を確認した上で、レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理の実行の有無を設定しなければならない。また、顧客を特定するための識別情報やその他必要な情報を入力する作業が必要になる場合もある。更に、顧客が状況に応じてレシート発行方法をきめ細かく設定することも困難である。このように、上記従来の電子レシートを利用可能なレシート発行システムは、店員にとっては煩わしい作業が増えて業務効率が低下し、顧客にとっては設定の自由度が少ない等の問題があった。
【0006】
そこで、本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、電子レシートを利用可能なレシート発行システムで会計処理を行う際、レシート発行方法を顧客に入力設定させることにより、顧客は希望のレシート発行方法を容易に設定できるとともに、販売業務における煩わしい作業を減らして業務効率の向上を図ることが可能なレシート発行システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート発行システムであって、レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する入力設定部と、前記入力設定部により前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づく電子レシート情報を生成し、当該電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する電子レシート発行部と、前記入力設定部により前記レシート印刷処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づくレシート印刷情報を生成し、当該レシート印刷情報を印刷出力するレシート印刷部と、を備えることを特徴としている。
【0008】
このように構成されたレシート発行システムによれば、購入商品の会計処理に際し、顧客は電子レシートを発行すべきか、更にはレシートを印刷すべかを判断しつつ、それぞれの実行の有無を入力設定部により設定できる。そして、電子レシート発行処理の実行が設定されると、電子レシート情報が生成されて顧客に通知され、レシート印刷処理の実行が設定されると、レシート印刷情報が生成されて印刷出力される。よって、顧客自らが希望するレシート発行方法を自在に設定でき、印刷されたレシートと電子レシートとを状況に応じて適宜に使い分けることができるとともに、レシート用紙の無駄を減らして省資源にも有効である。また、顧客により入力操作が行われるので、オペレータは会計処理に専念でき、業務効率を高めることができる。
【0009】
また、本発明の別の態様では、前記入力設定部は、前記レシート発行方法に関する複数の設定条件を示すメッセージを表示する表示部と、前記複数の設定条件の中から所定の設定条件を選択的に入力させる入力部を備えることを特徴としている。
【0010】
かかる構成により、顧客は複数の設定条件を示すメッセージを参照した上で、その中から所定の設定条件を選択し入力することができる。よって、電子レシート発行処理とレシート印刷処理のそれぞれの実行の有無を組み合わせて複数の設定条件を用意でき、顧客にとって希望するレシート発行方法の判断とその選択を容易に行うことができる。
【0011】
本発明において、前記複数の設定条件には、前記電子レシート発行処理を実行して前記レシート印刷処理を実行しない第1の設定条件と、前記電子レシート発行処理及び前記レシート印刷処理の双方を実行する第2の設定条件が含まれるようにしてもよい。
【0012】
これにより、顧客が第1の設定条件を選択入力すると、電子レシートが発行され、顧客が第2の設定条件を選択入力すると、電子レシートの発行に加えてレシートが印刷されることになる。よって、通常は電子レシートを利用する顧客が、状況に応じて印刷されたレシートも取得できるため利便性に優れている。
【0013】
本発明において、前記複数の設定条件には、前記第1の設定条件と前記第2の設定条件に加えて、前記電子レシート発行処理及び前記レシート印刷処理の双方を実行しない第3の設定条件が含まれるようにしてもよい。
【0014】
これにより、上述の第1の設定条件又は第2の設定条件により、上述の選択入力を行うとともに、顧客が第3の設定条件を選択入力すると、電子レシートは発行されず、かつレシートも印刷されなくなる。よって、顧客にとってレシートが不要な状況下では、レシートの印刷に伴う用紙の無駄や不要な電子レシートの取り扱いを避けることができる。
【0015】
また、本発明の別の態様では、前記入力設定部は、前記入力部により前記複数の設定条件がいずれも入力されない場合、前記レシート印刷処理を実行して前記電子レシート発行処理を実行しない設定とすることを特徴としている。
【0016】
かかる構成により、顧客が複数の設定条件の中から、いずれも選択入力しないときは、電子レシートを発行することなくレシートが印刷されることになる。よって、電子レシートを扱わない一般的な顧客は、何らの入力操作をすることなく、印刷されたレシートを取得でき、旧来のレシート印刷との整合性を確保することができる。
【0017】
また、本発明の別の態様では、前記入力設定部は、前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、顧客を特定するための識別情報を顧客に入力させ、前記電子レシート発行部は、前記入力された識別情報を用いて前記電子レシート情報を生成することを特徴としている。
【0018】
かかる構成によれば、識別情報を顧客に入力させた上で、その識別情報に基づいて電子レシートを発行することができる。よって、顧客が識別情報を記録した記録手段を所持していない場合であっても、電子レシート情報には、顧客に固有の情報を反映させることができる。
【0019】
また、本発明の別の態様では、顧客を特定するための識別情報が記録された携帯可能な記録媒体を読み取って前記識別情報を抽出する読み取り部を、更に備え、前記入力設定部は、前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、顧客による識別情報の入力と前記記録媒体の読み取りの一方を顧客に選択させ、前記電子レシート発行部は、前記記録媒体の読み取りが選択された場合、前記読み取り部により抽出された顧客情報を用いて前記電子レシート情報を生成することを特徴としている。
【0020】
かかる構成によれば、電子レシート発行処理に際し、上述の識別情報を顧客に入力させることに加えて、携帯可能な記録媒体の読み取りを顧客が選択した上で、抽出された識別情報に基づいて電子レシートを発行することができる。よって、顧客が、例えば店舗の発行した磁気カード等の記録媒体を有効に利用して識別情報の入力の手間を省くことができる一方、そのような記録媒体を所持していない場合であっても対応可能となる。
【0021】
本発明において、前記記録媒体は、商品購入に伴い更新されるポイント情報を利用するためのポイントカードであってもよい。
【0022】
これにより、広く利用されているポイントカードを顧客の識別情報の入力時に利用できるとともに、ポイント情報を電子レシート情報に付加するなどして有効活用することができる。
【0023】
また、本発明の別の態様では、前記電子レシート発行部は、前記電子レシート情報を含む電子メールを顧客の端末に送信することを特徴としている。
【0024】
かかる構成により、店舗から顧客の端末に通信可能な状況で、電子レシート情報が生成された場合、顧客の端末には電子レシート情報を含む電子メールが送信される。よって、顧客が電子メールを受信することにより、商品の購入に伴う電子レシート情報を速やかに参照することができる。
【0025】
一方、本発明は、顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート発行装置であって、レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する入力設定部と、前記入力設定部により前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づく電子レシート情報を生成し、当該電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する電子レシート発行部と、前記入力設定部により前記レシート印刷処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づくレシート印刷情報を生成し、当該レシート印刷情報を印刷出力するレシート印刷部と、を備えることを特徴としている。
【0026】
このように構成されたレシート発行装置によれば、上述したレシート発行システムと同様の作用効果を奏し、顧客にとっての利便性を高め、オペレータの業務効率を高めることができる。
【0027】
また、本発明のレシート発行装置は、前記入力設定部は、タッチパネルを用いて構成されることを特徴としている。これにより、汎用的な入力設定部を用いて、顧客の希望するレシート発行方法を容易に設定することができる。
【0028】
更に、本発明は、顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート処理方法であって、レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する入力設定ステップと、前記入力設定ステップにおいて前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づく電子レシート情報を生成する電子レシート情報生成ステップと、前記電子レシート情報生成ステップにおいて生成された電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する電子レシート情報通知ステップと、を備えることを特徴としている。
【0029】
このようなステップからなるレシート処理方法によれば、上述したレシート発行システムと同様の作用効果を奏し、顧客とオペレータの双方にとって有益な販売業務を実現できる。
【0030】
また、本発明のレシート処理方法は、前記電子レシート情報通知ステップでは、前記電子レシート情報を含む電子メールを顧客の端末に送信することを特徴としている。これにより、顧客は受信した電子メールにより商品の購入に伴う電子レシート情報を速やかに参照することができる。
【0031】
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体は、上述のレシート処理方法の各ステップを実行させるプログラムが記録されている。これにより、上述したような顧客とオペレータの双方にとって有益な販売業務を実現するためのソフトウェアを提供できる。なお、コンピュータ読み取り可能な情報記録媒体の例としては、ハードディスク、CD、光磁気ディスクなどが該当する。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、顧客に商品を販売する店舗にて構築されたPOSシステムにおいて、商品を購入した顧客に電子レシートを発行可能なレシート発行システムに対して本発明を適用したものである。
【0033】
本発明に係るレシート発行装置の構成と機能について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るレシート発行装置として機能するPOS端末装置10の外観構成を示す図であり、図1(a)が正面斜視図、図1(b)が背面斜視図である。図1に示すように、本実施形態のPOS端末装置10は、オペレータ用キーボード12と、オペレータ用表示機13と、バーコードリーダ14と、キャッシュドロワ15と、情報設定装置16と、レシートプリンタ17と、カードリーダ18を備えている。
【0034】
図1において、オペレータ用キーボード12は、オペレータの操作により商品情報や顧客情報等の各種情報を入力する手段である。オペレータ用表示機13はオペレータの操作に必要な情報を画面表示する手段である。バーコードリーダ14は、店舗で取り扱う商品に付されたバーコードを読み取るための手段である。キャッシュドロア15は、顧客との受渡しに必要な紙幣や硬貨等の金銭を収納する手段である。情報設定装置16は、顧客への各種メッセージを表示する表示部16a(図2)とタッチパネルからなる入力部16b(図2)を備えて構成され、後述のレシート発行処理に際し、顧客が希望する処理を選択的に設定する役割を担う。レシートプリンタ17は、金銭登録処理の終了後に会計情報等を含むレシートを印刷する手段である。カードリーダ18は、顧客が所持するクレジットカードやポイントカード等の各種磁気カードを読み取る手段である。このカードリーダ18は、本発明の読み取り部として機能する。
【0035】
図2は、図1に示すPOS端末装置10の機能を示すブロック図である。図2においては、POS端末装置10の構成要素として、CPU11と、オペレータ用キーボード12と、オペレータ用表示機13と、バーコードリーダ14と、キャッシュドロワ15と、表示部16a及び入力部16bを含む情報設定装置16と、レシートプリンタ17と、カードリーダ18と、インターフェース19を示している。
【0036】
以上の構成において、CPU11は、POS端末装置10の動作を全体的に制御すべく、図示しないROM、RAM等のメモリやディスク装置等の記憶手段を用いて、後述の処理を担うソフトウェアを順次実行する。CPU11は、POS端末装置10の上記各構成要素に接続され、それぞれ制御信号を送出して所定の機能を制御する。また、CPU11は、インターフェース19を介して店舗サーバ20(図3)と接続されており、後述の処理において店舗サーバ20との間で各種情報を送受信する。
【0037】
CPU11は、オペレータ用キーボード12から、オペレータのキー操作に基づく入力信号を受信し、情報設定装置16の入力部16bから、顧客の操作に基づく入力信号を受信し、それぞれの入力信号に適合する処理を実行する。また、CPU11は、バーコードリーダ14から、読み取られたバーコードに対応する読み取り信号を受信し、カードリーダ18から、読み取られた磁気カードに対応する読み取り信号を受信し、それぞれの読み取り信号に基づき必要な情報を抽出する。一方、CUP11は、所定のタイミングでオペレータ用表示機13に表示情報を供給するとともに、後述のレシート発行処理に際して所定のタイミングで情報設定装置16の表示部16aに表示情報を供給する。
【0038】
なお、図2において、情報設定装置16は、CPU11と相まって本発明の入力設定部として機能する。また、レシートプリンタ17は、CPU11と相まって本発明のレシート印刷部として機能する。また、CPU11は、インターフェース11を介して接続される店舗サーバ20と協働して、本発明の電子レシート発行部として機能する。
【0039】
次に図3は、本実施形態のPOSシステムの構成を示す図である。図3に示すように、上述のPOS端末装置10には店舗サーバ20が接続されている。この店舗サーバ20は、CPU21と、記憶装置22と、インターフェース23、24を含んで構成されている。CPU21は、店舗サーバ20の動作を全体的に制御し、図示しないROM、RAM等のメモリを用いて所定のソフトウェアを順次実行する。なお、図3においては、店舗サーバ20に1台のPOS端末装置10が接続される場合を示しているが、店舗サーバ20に複数台のPOS端末装置10を接続してもよい。
【0040】
また、店舗サーバ20の記憶装置22は、十分大きな記憶容量を持つ書き換え可能な記憶手段であり、CPU21の制御により各種情報が記憶保持される。この記憶装置22には、店舗で取り扱う商品に関する商品情報や、店舗にて登録されている顧客に関する顧客情報などを蓄積するためのデータベースを構成することができる。なお、記憶装置22にて記憶保持される各種情報の全部又は一部を、POS端末装置10のメモリに記憶させてもよい。
【0041】
また、店舗サーバ20は、インターフェース23を介してPOS端末装置10との間で通信を行うことができ、会計処理に必要な各種情報がやり取りされる。一方、店舗サーバ20は、インターフェース24を介してネットワークに接続され、ネットワークに接続可能な多数の端末との間で通信を行うことができる。店舗サーバ20にインターネット接続機能を持たせることにより、インターフェース24を介してインターネット上の顧客の端末との間で通信を行うこともでき、後述する電子レシート情報の顧客への電子メール送信を実現できる。
【0042】
次に、POS端末装置10により実行されるレシート発行処理について、図4〜図11を参照しながら説明する。図4は、店舗にて購入商品を決定した顧客により会計を依頼された状況下で、POS端末装置10により実行されるレシート発行処理を説明するフローチャートである。
【0043】
図4に示すレシート発行処理が開始されると、POS端末装置10において、オペレータにより、会計処理を開始するに当たって商品や顧客に関する情報など必要な情報が入力される(ステップS11)。具体的には、オペレータ(店員)は、オペレータ用キーボード12により顧客の性別、年齢層等の顧客情報を入力したり、購入商品の商品登録作業の開始指令を入力したりする。
【0044】
次いで、CPU11は、顧客にレシート発行の有無及び方法を選択的に設定させるための表示情報を生成し、この表示情報に基づいて情報設定装置16の表示部16aに顧客用の入力設定画面を表示させる(ステップS12)。これにより、顧客は表示部16aを見ながら入力設定画面から所望のレシート発行方法を選択した上で、タッチパネルの操作による設定入力が可能となる。ここで、図5を用いて、ステップS12で表示される入力設定画面の具体例を説明する。
【0045】
図5において、入力設定画面の最上部に配置された表示ボックス51に、購入商品に対応する精算金額が表示される。なお、表示ボックス51の精算金額は、後述するように購入商品が商品登録される度に累積された精算金額が表示される。また、図5に示す入力設定画面には、顧客に向けてレシート発行方法を説明するメッセージと、それぞれのメッセージに付随する第1入力ボックス52、第2入力ボックス53、第3入力ボックス54が、それぞれタッチパネルの構成部分に配置されている。これらの第1〜第3入力ボックス52〜54を顧客がタッチすることにより、レシート発行方法に関して各々のメッセージによって示される設定条件が選択的に入力されることになる。
【0046】
本実施形態においては、レシート発行方法としてレシート印刷と電子レシート発行が用意され、顧客がレシート発行方法を指定できることが前提となっている。図5において、第1入力ボックス52は、顧客がレシートを必要とせず、レシート印刷と電子レシートをいずれも不要と判断した場合にタッチするものである。また、第2入力ボックス53は、顧客が電子レシートの発行のみを希望する場合にタッチするものである。また、第3入力ボックス54は、顧客がレシートの印刷と電子レシートの発行の双方を希望する場合にタッチするものである。なお、入力設定画面にの上部には、顧客により第1〜第3入力ボックス52〜54のいずれもがタッチされない場合は、レシートの印刷が選択される旨のメッセージが表示されている。
【0047】
なお、情報設定装置16による入力設定画面の表示に際し、上記各メッセージの内容を顧客に伝達するための音声案内を併せて出力するようにしてもよい。この場合、POS端末装置10には、スピーカ等の音声出力部や音声情報記録部を設ける必要がある。
【0048】
次に図4において、ステップS12で表示された入力設定画面に基づく入力設定処理を実行するとともに(ステップS13)、それと並行して顧客の購入商品を価格に応じて登録するための金銭登録処理を実行する(ステップS14)。図6は、ステップS13の入力設定処理を説明するフローチャートであり、図7は、ステップS14の金銭登録処理を説明するフローチャートである。
【0049】
まず、図6の入力設定処理においては、顧客による選択設定に先立って、レシート発行方法に関する初期設定を行う(ステップS21)。すなわち、レシート発行方法として用意されているレシート印刷処理と電子レシート発行処理のうち、一般の顧客にとって標準的なレシート印刷処理をデフォルトの設定とするものである。そのため、例えばレシート印刷処理と電子レシート印刷処理の実行の有無を判別するフラグを設け、この時点でレシート印刷処理のみが有効となるようにフラグをセットすればよい。なお、ステップS21の初期設定は、実際には入力設定処理に先立って予め行うようにしてもよい。
【0050】
次いで、入力設定画面を参照している顧客により、第1〜第3入力ボックス52〜54がタッチされたか否かを順次検知する(ステップS22、S24、S26)。そして、第1入力ボックス52がタッチされたことを検知した場合(ステップS22;YES)、上述のレシート発行方法のうち、レシート印刷処理と電子レシート発行処理をいずれも無効とするように設定し(ステップS23)、図6の入力設定処理を終える。すなわち、図5の入力設定画面における第1入力ボックス52の左側のメッセージに示されるように、顧客がレシート発行自体を不要と判断したのであるから、レシート印刷処理と電子レシート発行処理の双方を実行しない設定とすべくステップS23を実行するものである。
【0051】
また、第2入力ボックス53がタッチされたことを検知した場合(ステップS24;YES)、レシート印刷処理を無効とし、電子レシート発行処理を有効とするように設定し(ステップS25)、図6の入力設定処理を終える。すなわち、図5の入力設定画面における第2入力ボックス53の左側のメッセージに示されるように、顧客が印刷されたレシートを受け取る必要はなく、電子レシートの発行のみを希望すると判断したのであるから、レシート印刷処理を実行せずに電子レシート発行処理のみ実行する設定とすべく、ステップS25を実行するものである。
【0052】
また、第3入力ボックス54がタッチされたことを検知した場合(ステップS26;YES)、レシート印刷処理と電子レシート発行処理をともに有効とするように設定し(ステップS27)、図6の入力設定処理を終える。すなわち、図5の入力設定画面における第3入力ボックス54の左側のメッセージに示されるように、顧客が印刷されたレシートを受け取ることと併せて電子レシートの発行をも希望すると判断したのであるから、レシート印刷処理と電子レシート発行処理の双方を実行する設定とすべくステップS27を実行するものである。
【0053】
次に、図6の入力設定処理の実行に伴い、所定時間が経過したときは(ステップS28;YES)、タイムアウトしたものと判断して図6の入力設定処理を終える。これにより、所定時間内に第1〜第3入力ボックス52〜54のいずれもがタッチされない場合、ステップS21の初期設定が保持され、レシート印刷処理のみが有効となるデフォルトの設定の状態で入力設定処理を終えることになる。一方、所定時間が経過するまでは(ステップS28;NO)、ステップS22〜S27の処理が繰り返し実行される。なお、ステップS28における所定時間は、会計処理の状況や顧客の利便性等に応じて適宜に設定することができる。
【0054】
次に、図7の金銭登録処理においては、オペレータがバーコードリーダ14を用いた購入商品のバーコードの読み取りや、オペレータ用キーボード12からの情報入力等の作業を行うことにより、CPU11は、購入商品についての商品や購入個数等の入力情報を受け付ける(ステップS31)。そして、POS端末装置10から、ステップS31で受け付けた入力情報がインターフェース19を介して店舗サーバ20に送信される(S32)。
【0055】
一方、店舗サーバ20では、POS端末10から送信された入力情報がインターフェース23を介して受信されると(S41;YES)、CPU21が記憶装置22の商品情報を検索して購入商品の価格情報を取得する(S42)。そして、店舗サーバ20から、ステップS42で取得された価格情報がインターフェース23を介してPOS端末装置10に送信される(S43)。その後、店舗サーバ20では、購入商品の商品登録処理を実行し(S44)、ステップS41に戻って新たな入力情報の受信を待つ。
【0056】
次いで、POS端末装置10では、店舗サーバ20から送信された購入商品の価格情報がインターフェース19を介して受信されると(S33)、その価格情報をオペレータ用表示機13と、情報設定装置16の表示部16aにそれぞれ表示する(S34)。その後、CPU11は、購入商品についての全ての入力情報の受付が終了したか否かを判断する(S35)。例えば、オペレータによりオペレータ用キーボード12の「合計」ボタンを押下された場合、ステップS35にて終了の判断を行えばよい。判断の結果、入力情報の受付が終了していないときは(S35;NO)、ステップS31〜S34の処理が繰り返される。一方、入力情報の受付が終了した場合(S35;YES)、図7の金銭登録処理を終え、必要な会計情報を得ることができる。
【0057】
次に図4に戻って、POS端末装置10では、ステップS13の入力設定処理の結果、レシート印刷処理が有効に設定されているときは(ステップS15;YES)、レシート印刷処理を実行する(ステップS16)。これは、図6の入力設定処理において、第3入力ボックス54がタッチされるか、あるいは、第1〜第3入力ボックス52〜54のいずれもタッチされない場合の設定条件に対応する。レシート印刷処理が実行されると、CPU11は、ステップS14の金銭登録処理により得られた会計情報等に基づいてレシート印刷情報を生成し、レシートプリンタ17によりレシートを印刷出力する。レシート印刷情報としては、購入商品の価格情報や購入個数に加えて、例えば、購入年月日や購入店舗など必要に応じて各種情報が付加される。
【0058】
一方、ステップS13の入力設定処理の結果、電子レシート発行処理が有効に設定されているときは(ステップS17;YES)、電子レシート発行処理を実行し(ステップS18)、図4のレシート発行処理を終える。これは、図6の入力設定処理において、第2入力ボックス53又は第3入力ボックス54がタッチされた場合の設定条件に対応する。
【0059】
図8は、ステップS18の電子レシート発行処理を説明するフローチャートである。図8の電子レシート発行処理が開始されると、顧客を特定するための顧客IDの入力とポイントカードの利用のいずれかを選択させるための表示情報を生成し、この表示情報に基づいて情報設定装置16の表示部16aにポイントカード選択画面を表示させる(ステップS51)。
【0060】
すなわち、店舗にて登録されている顧客を特定するには、識別情報としての顧客IDが必要となるが、直接顧客IDを入力させる方法に加え、顧客IDが記録されているポイントカードを読み取る方法でも対応できるので、顧客に選択させるものである。このポイントカードは、登録されている顧客に付与され商品購入に伴い更新されるポイント情報を顧客IDとともに記録した携帯可能な記録媒体である。ここで、図9を用いて、ステップS51で表示されるポイントカード選択画面の具体例を説明する。
【0061】
図9において、ポイントカード選択画面の上部には、顧客IDの入力とポイントカードの利用のいずれかを選択させる旨のメッセージが表示されている。また、ポイントカード選択画面のタッチパネルの構成部分には、顧客IDの入力を希望する顧客がタッチするための第4入力ボックス61と、ポイントカードの利用を希望する顧客がタッチするための第5入力ボックス62が配置されている。顧客は、第4入力ボックス61と第5入力ボックス62の一方を選択してタッチすることになる。
【0062】
図8において、ポイントカード選択画面を参照している顧客により、第4入力ボックス61と第5入力ボックス62のいずれかがタッチされるか否かを検知する(ステップS52、S53)。その結果、第4入力ボックス61がタッチされたことを検知した場合(ステップS52;YES)、顧客に直接顧客IDを入力させるための表示情報を生成し、この表示情報に基づいて情報設定装置16の表示部16aに顧客ID入力画面を表示させる(ステップS54)。ここで、図10を用いて、ステップS54で表示される顧客ID入力画面の具体例を説明する。
【0063】
図10において、顧客ID入力画面の上部は、電子レシートの発行に先立って4桁の顧客IDの入力を促すメッセージが表示されている。そして、顧客ID入力画面の中央付近には、0〜9の数字を顧客がタッチするための数字入力部71が配置され、その下部には数字入力部71に入力された顧客IDを順次表示するための表示ボックス72が配置されている。また、表示ボックス72の右側には顧客IDの入力を終えた顧客がタッチするためのOK入力ボックス73が配置されている。
【0064】
図8において、顧客ID入力画面の数字入力部71を顧客がタッチすることにより4桁の顧客IDが入力される(ステップS55)。その後、OK入力ボックス73がタッチされたことを検知した場合は(ステップS56;YES)、ステップS57に移行し、検知されない場合は(ステップS56;NO)、OK入力ボックス73がタッチされるのを待つ。
【0065】
一方、ポイントカード選択画面の第5入力ボックス62がタッチされたことを検知した場合(ステップS53;YES)、顧客の所持するポイントカードをカードリーダ18により読み取る(ステップS59)。これにより、ポイントカードに記録されている顧客IDが抽出され(ステップS60)、ステップS57に移行する。
【0066】
次に、上述のステップS56又はステップS60に続いて、CPU11は、図7の金銭登録処理により得られた会計情報と上述の顧客IDに基づいて電子レシート情報を生成する(ステップS57)。図11は、ステップS57で生成される電子レシート情報のデータ構造の一例を示す図である。図11に示す例では、顧客コード、顧客の氏名、メールアドレス等の顧客情報と、商品コード、商品名、商品の購入個数等の購入商品情報と、精算金額情報と、店舗名、店舗の住所や電話番号等の店舗情報と、購入年月日/購入時刻情報と、ポイント情報(過去からの積算ポイントと今回の購入による増減ポイントを含む)とにより電子レシート情報が構成されている。なお、電子レシート情報を構成する情報のうち、顧客情報とポイント情報を取得する際は、上述の顧客IDによる照合を行う必要がある。
【0067】
図8のステップS57では、電子レシート情報を構成する情報のうち、POS端末装置10にて保持される情報についてはCPU11により読み出して取得すればよいが、店舗サーバ20にて保持される情報については必要に応じてPOS端末装置10から店舗サーバ20に問い合わせた上で、インターフェース19を介して店舗サーバ20から上記情報を受信することにより取得すればよい。
【0068】
なお、図11に示す電子レシート情報に含まれるポイント情報は、顧客によって入力されたレシート発行方法の設定条件を反映して増減してもよい。例えば、レシート不要と判断した顧客によって図5の入力設定画面の第1入力ボックス52がタッチされた場合、ある程度ポイント情報を増加させてもよい。例えば、通常時の1/10程度のポイント増加や、0.5円相当程度のポイント増加によりポイント情報を更新させることができる。これにより、顧客に対しレシート用紙の無駄を減らして省資源に寄与する動機づけを与えることができる。
【0069】
次に、顧客がメールアドレスを保有していることを前提に、上記の電子レシート情報を記述した電子メールを生成し、顧客情報に含まれるメールアドレスを送信先にして電子メールを送信し(ステップS58)、図8の電子レシート発行処理を終える。なお、ステップS58の電子メールの送信は、POS端末装置10の側で行ってもよいが、店舗サーバ20の側で行ってもよい。POS端末装置10がインターネット接続機能や電子メール送信機能を持たない場合には、店舗サーバ20にステップS58を実行させることになる。
【0070】
以上説明したように本実施形態によれば、顧客の購入商品についての会計処理に際し、金銭登録処理と並行してPOS端末装置10の情報設定装置16に入力設定画面を表示させ、顧客がタッチパネルをタッチすることにより所定の設定条件を選択的に入力させ、所望のレシート発行方法を設定可能に構成した。顧客は、電子レシート発行処理とレシート印刷処理に関し、その一方あるいは双方を実行させる設定や、双方を実行させない設定を自在に選択できる。よって、顧客の設定の自由度が高くなり、希望するレシート発行方法を状況に応じて使い分けることができ、レシート用紙の無駄を省くためにも有効である。更に、電子レシート情報を電子メールで顧客の端末に送信することにより、顧客にとって有用な情報を迅速かつ確実に認識することができる。一方、オペレータにとっては、自らレシート発行方法を設定したり、顧客に確認する手間を省くことができ、会計処理の効率を高め迅速に業務を遂行することができる。
【0071】
また、本実施形態によれば、顧客により電子レシート発行処理の実行が設定された場合、情報設定装置16に顧客ID入力画面を表示させ、顧客がタッチパネルの数字をタッチすることにより顧客IDを入力させることができる。これにより、顧客IDが記録されたポイントカード等の磁気カード等を提示することなく、顧客IDにより特定された顧客の顧客情報を電子レシート情報に付加できる。更に、本実施形態によれば、顧客IDの入力に先立って、情報設定装置16にポイントカード選択画面を表示させ、顧客IDを取得するために顧客自ら入力するか、あるいはポイントカードを利用するかを顧客に選択させることができる。これにより、ポイントカードを所持する顧客にとって顧客IDの入力の手間を省くことができる。
【0072】
以上説明した本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、様々な変更が可能である。例えば、図3に示すPOSシステムでは、相互に接続されたPOS端末装置10と店舗サーバ20により会計処理や電子レシート発行処理を協働して行う場合を示しているが、店舗サーバ20を設けずにPOS端末装置10単体で必要な処理を全て実行する場合であっても、本発明を適用することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、販売業務に伴いレシートを発行する際、顧客の入力操作により電子レシート発行処理とレシート印刷処理をそれぞれ実行させるか否かを設定し、その設定に従ってレシート発行を行うようにしたので、顧客は希望のレシート発行方法を容易に設定できるとともに、販売業務における煩わしい作業を減らして業務効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のPOS端末装置の外観構成を示す図であり、それぞれ(a)が正面斜視図、(b)が背面斜視図である。
【図2】図1に示すPOS端末装置の機能を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のPOSシステムの構成を示す図である。
【図4】POS端末装置により実行されるレシート発行処理を説明するフローチャートである。
【図5】図4のステップS12で表示される入力設定画面の具体例を説明する図である。
【図6】図4のステップS13の入力設定処理を説明するフローチャートである。
【図7】図4のステップS14の金銭登録処理を説明するフローチャートである。
【図8】図4のステップS18の電子レシート発行処理を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS51で表示されるポイントカード選択画面の具体例を説明する図である。
【図10】図8のステップS54で表示される顧客ID入力画面の具体例を説明する図である。
【図11】電子レシート情報のデータ構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 POS端末装置
11 CPU
12 オペレータ用キーボード
13 オペレータ用表示機
14 バーコードリーダ
15 キャッシュドロワ
16 情報設定装置
16a 表示部
16b 入力部
17 レシートプリンタ
18 カードリーダ
19 インターフェース
20 店舗サーバ
21 CPU
22 記憶装置
23、24 インターフェース

Claims (14)

  1. 顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート発行システムであって、
    レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する入力設定部と、
    前記入力設定部により前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づく電子レシート情報を生成し、当該電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する電子レシート発行部と、
    前記入力設定部により前記レシート印刷処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づくレシート印刷情報を生成し、当該レシート印刷情報を印刷出力するレシート印刷部と、
    を備えることを特徴とするレシート発行システム。
  2. 前記入力設定部は、前記レシート発行方法に関する複数の設定条件を示すメッセージを表示する表示部と、前記複数の設定条件の中から所定の設定条件を選択的に入力させる入力部を備えることを特徴とする請求項1に記載のレシート発行システム。
  3. 前記複数の設定条件には、前記電子レシート発行処理を実行して前記レシート印刷処理を実行しない第1の設定条件と、前記電子レシート発行処理及び前記レシート印刷処理の双方を実行する第2の設定条件が含まれることを特徴とする請求項2に記載のレシート発行システム。
  4. 前記複数の設定条件には、前記第1の設定条件と前記第2の設定条件に加えて、前記電子レシート発行処理及び前記レシート印刷処理の双方を実行しない第3の設定条件が含まれることを特徴とする請求項3に記載のレシート発行システム。
  5. 前記入力設定部は、前記入力部により前記複数の設定条件がいずれも入力されない場合、前記レシート印刷処理を実行して前記電子レシート発行処理を実行しない設定とすることを特徴とする請求項2に記載のレシート発行システム。
  6. 前記入力設定部は、前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、顧客を特定するための識別情報を顧客に入力させ、
    前記電子レシート発行部は、前記入力された識別情報を用いて前記電子レシート情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のレシート発行システム。
  7. 顧客を特定するための識別情報が記録された携帯可能な記録媒体を読み取って前記識別情報を抽出する読み取り部を、更に備え、
    前記入力設定部は、前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、顧客による識別情報の入力と前記記録媒体の読み取りの一方を顧客に選択させ、
    前記電子レシート発行部は、前記記録媒体の読み取りが選択された場合、前記読み取り部により抽出された顧客情報を用いて前記電子レシート情報を生成することを特徴とする請求項6に記載のレシート発行システム。
  8. 前記記録媒体は、商品購入に伴い更新されるポイント情報を利用するためのポイントカードであることを特徴とする請求項7に記載のレシート発行システム。
  9. 前記電子レシート発行部は、前記電子レシート情報を含む電子メールを顧客の端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の電子レシート発行システム。
  10. 顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート発行装置であって、
    レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する入力設定部と、
    前記入力設定部により前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づく電子レシート情報を生成し、当該電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する電子レシート発行部と、
    前記入力設定部により前記レシート印刷処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づくレシート印刷情報を生成し、当該レシート印刷情報を印刷出力するレシート印刷部と、
    を備えることを特徴とするレシート発行装置。
  11. 前記入力設定部は、タッチパネルを用いて構成されることを特徴とする請求項10に記載のレシート発行装置。
  12. 顧客の購入商品の会計処理に際してレシートを発行するレシート処理方法であって、
    レシート発行方法としての電子レシート発行処理とレシート印刷処理について、それぞれの実行の有無を顧客の入力操作により設定する入力設定ステップと、
    前記入力設定ステップにおいて前記電子レシート発行処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づく電子レシート情報を生成する電子レシート情報生成ステップと、
    前記電子レシート情報生成ステップにおいて生成された電子レシート情報を所定の方法で顧客に通知する電子レシート情報通知ステップと、
    前記入力設定ステップにおいて前記レシート印刷処理の実行が設定された場合、前記会計処理に基づくレシート印刷情報を生成し、当該レシート印刷情報を印刷出力するレシート印刷ステップと、
    を備えることを特徴とするレシート処理方法。
  13. 前記電子レシート情報通知ステップでは、前記電子レシート情報を含む電子メールを顧客の端末に送信することを特徴とする請求項12に記載の電子レシート処理方法。
  14. 請求項12又は請求項13に記載の電子レシート処理方法の各ステップを実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
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