JP3798976B2 - ガス漏洩検査方法及びガス漏洩検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス供給源とガス消費設備とをつなぐガス管路におけるガス漏洩検査方法及びこのガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のガス漏洩検査においては、被検査ガス管路に圧力記録計を介設して行っていたが、検査に時間を要したり、定量的な検査ができないという問題があった。以下に図面を用いてこの問題について説明を加える。
【0003】
図7は、この種のガス漏洩検査方法を説明するための説明図である。図7に示すように、LPガスボンベ等のガス供給源1は、ガスメータ2を経由して、家庭3内に配置されたガスコンロ等のガス消費設備4に接続されている。これらガス供給源1、ガスメータ2及びガス消費設備4はそれぞれ、主ガス管路(又はガス配管ともいう)5a、5b、5c、5dにより接続されている。また、主ガス管路5aと主ガス管路5bとの間には開閉栓6aが介設され、主ガス管路5dとガス消費設備4との間には開閉栓6bが介設されている。
【0004】
このような構成において、開閉栓6a、6bが開栓されると、ガス供給源1から燃料ガスがガス消費設備4に供給され、このガス消費設備4によるガス使用量は、ガスメータ2にて計測されて、その表示部21に表示される。
【0005】
ところで、ガス配管の新設時や安全検査時には、ガス配管の途中、例えば、主ガス管路5bと主ガス管路5cとの間に圧力記録計9を介設し、開閉栓6a、6bを共に閉栓して主ガス管路5b、5c、5dを閉管路状態にしておき、圧力記録計9により圧力降下の有無を検知することにより、所望のガス配管のガス漏洩検査が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような圧力記録計を用いたガス漏洩検査方法では、ガス漏洩の有無を判定できるまでに少なくとも十数分間程度の長い時間を要していた。特に、微少漏洩の場合には更に長い時間を要するうえに漏洩判定も困難であった。また、漏洩検査のための圧力記録計の接続や初期設定も容易ではなかった。
【0007】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、ガス配管の完成検査や安全検査における漏洩検査を簡便、かつ確実に行えるガス漏洩検査方法及びガス漏洩検査装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載のガス漏洩検査方法は、ガス供給源1とガス消費設備4とをつなぐ、途中にガスメータを有する主ガス管路のガス漏洩を検査する方法であって、前記主ガス管路と前記ガス消費設備4との間の開閉栓6bを閉栓した状態で、コックの切替操作により、検査孔、及び2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にする3方弁6cの前記主ガス管路孔を通じて前記主ガス管路内に前記ガス供給源1からの燃料ガスを供給して、この主ガス管路内を所定のガス圧にする第1工程と、前記3方弁6cの検査孔に、他端が閉止された試験ガス管路5eの一端を連結する第2工程と、前記3方弁6cのコックの切替操作により、前記3方弁6cを介して前記試験ガス管路5eと前記主ガス管路5cとを連通させる第3工程と、前記試験ガス管路5eと前記主ガス管路5cとを連通させた後に前記試験ガス管路5e途中に配置されたフローセンサ81によりガス流量を計測する第4工程と、前記ガス流量の計測結果を出力する第5工程とを含むことを特徴とする。
【0009】
請求項1の発明によれば、第1工程にて、主ガス管路とガス消費設備4との間の開閉栓6bを閉栓した状態で、コックの切替操作により、検査孔、及び2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にする3方弁6cの主ガス管路孔を通じて主ガス管路内にガス供給源1からの燃料ガスを供給して、この主ガス管路内を所定のガス圧にする。次いで、第2工程及び第3工程にて、上記3方弁6cの検査孔に試験ガス管路5eを連結し、試験ガス管路5eと主ガス管路5cとを連通させた後、3方弁6cのコックの切替操作により、3方弁6cを介して試験ガス管路5eと前記主ガス管路5cとを連通させる。そして、第4工程及び第5工程にて、試験ガス管路5e途中に配置されたフローセンサ81により流量を計測し、この計測結果を出力する。このような方法により、ガス漏洩検査が簡便かつ確実に行えるようになる。また、ガス漏洩検査に要する時間が大幅に短縮される。
【0010】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載のガス漏洩検査方法は、燃料ガス供給源1とガス消費設備4とをつなぐ主ガス管路のガス漏洩を検査する方法であって、コックの切替操作により、検査孔、及び2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にする3方弁の前記主ガス管路孔を通じて前記ガス供給源1から燃料ガスが供給される前記主ガス管路5c、5dを、開閉栓6a、6bを閉じてその両端で閉管路状態にする第1工程と、前記3方弁の前記検査孔に、他端に制御弁87を介して試験ガスが供給される試験ガス管路の一端を連結する第2工程と、コックの切替操作により前記3方弁6eを介して前記試験ガス管路5fと前記主ガス管路5cとを連通させて前記試験ガス管路5fの前記他端と前記ガス消費設備4との間を閉管路状態にする第3工程と、前記制御弁87を開いて前記他端から前記主ガス管路5c、5d及び前記試験ガス管路5f内に前記試験ガスを供給して、これらの管路内を所定のガス圧にする第4工程と、前記試験ガス管路5f途中に配置されたフローセンサ81によりガス流量を計測する第5工程と、前記ガス流量の計測結果を出力する第6工程とを含むことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、第1工程及び第2工程において、主ガス管路5c、5dを、開閉栓6a、6bを閉じてその両端で閉管路状態にし、コックの切替操作により、検査孔、及び2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にする3方弁の検査孔に試験ガス管路5fを連結する。第3工程及び第4工程において、コックの切替操作により3方弁6eを介して試験ガス管路5fと主ガス管路5cとを連通させ、試験ガス管路5fの他端とガス消費設備4との間を閉管路状態にし、制御弁87を開いて他端からこの管路内に試験ガスを供給して、これらの管路内を所定のガス圧にする。そして、第5工程及び第6工程において、試験ガス管路5f途中に配置されたフローセンサ81によりガス流量を計測し、ガス流量の計測結果を出力する。このような方法により、ガス漏洩検査が簡便かつ確実に行えるようになる。また、ガス漏洩検査に要する時間が大幅に短縮される。
【0012】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載のガス漏洩検査装置は、請求項1記載のガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置であって、前記フローセンサ71による検出結果に基づいて前記ガス流量を計測する流量計測手段72と、前記ガス流量の計測結果を出力する計測結果出力手段73とを搭載することを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明によれば、請求項1記載の工程からなるガス漏洩検査方法に用いることにより、ガス漏洩検査を簡便かつ確実に実施可能にする。また、ガス漏洩検査に要する時間を大幅に短縮する。
【0014】
上記課題を解決するためになされた請求項4記載のガス漏洩検査装置は、請求項2記載のガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置であって、前記試験ガス管路5fの他端に接続されて、前記試験ガスを供給する試験ガス供給源86と、前記フローセンサ81による検出結果に基づいてガス流量を計測する流量計測手段82と、計測された前記ガス流量を出力する計測結果出力手段83とを搭載することを特徴とする。
【0015】
請求項4の発明によれば、請求項2記載の工程からなるガス漏洩検査方法に用いることにより、ガス漏洩検査を簡便かつ確実に実施可能にする。また、ガス漏洩検査に要する時間を大幅に短縮する。
【0016】
上記課題を解決するためになされた請求項5記載のガス漏洩検査装置は、請求項3又は請求項4記載のガス漏洩検査装置であって、少なくとも前記フローセンサ71、81、前記流量計測手段72、82及び前記計測結果出力手段73、83に駆動電源を供給する電池を更に搭載して可搬性を有することを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、本ガス漏洩検査装置は、フローセンサ71、81、流量計測手段72、82及び計測結果出力手段73、83に駆動電源を供給する電池を搭載して可搬性を有するので、様々な場所のガス配管の完成検査や安全検査に対して臨機応変に対応可能になる。
【0018】
上記課題を解決するためになされた請求項6記載のガス漏洩検査装置は、請求項5記載のガス漏洩検査装置であって、前記計測結果出力手段73、83は、前記ガス流量を可視的に出力する流量表示手段を含むことを特徴とする。
【0019】
請求項6記載の発明によれば、計測結果出力手段73、83はガス流量を可視的に出力する流量表示手段を含むので、ガス漏洩検査が可視的かつ定量的に行える。
【0020】
上記課題を解決するためになされた請求項7記載のガス漏洩検査装置は、請求項6記載のガス漏洩検査装置であって、前記ガス流量が予め設定された漏洩基準を超えた際に漏洩警報する警報手段を更に含むことを特徴とする。
【0021】
請求項7記載の発明によれば、計測結果出力手段73、83はガス流量が予め設定された漏洩基準を超えた際に漏洩警報する警報手段を含むので、ガス漏洩が確実に検出できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明のガス漏洩検査方法及びガス漏洩検査装置の第1実施形態について説明する。図1(A)及び図1(B)は、本発明の第1実施形態に係るガス設備及びガス漏洩検査装置を示す説明図である。図2(A)及び図2(B)は、図1(A)及び図1(B)の構成において、ガス漏洩が発生した場合のガス流を示す説明図である。
【0023】
図1(A)に示すように、LPガスボンベ等のガス供給源1は、ガスメータ2を経由して、家庭3内に配置されたガスコンロ等のガス消費設備4に接続されている。これらガス供給源1、ガスメータ2及びガス消費設備4はそれぞれ、主ガス管路5a、5b、5c、5dにより接続されている。また、主ガス管路5aと主ガス管路5bとの間には開閉栓6aが介設され、主ガス管路5dとガス消費設備4との間には開閉栓6bが介設されている。更に、主ガス管路5bと主ガス管路5cとの間には3方弁6cが介設され、主ガス管路5cの途中にも3方弁6dが介設されている。これら3方弁6c、6dは、図中、下向きに分岐する1つの検査孔付のものが用いられる。3方弁6c、6dは、そのコックの切替操作により、上記検査孔、及び左右方向に分岐する2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にすることができる。
【0024】
ガス漏洩検査時には、上記3方弁6c及び6dのそれぞれの検査孔には、試験ガス管路5eとしてのゴム管を介して、ガス漏洩検査装置7が連結される。このガス漏洩検査装置7は、ガス漏洩検査時に、試験ガス管路5e中のガス流量を検出して、その流量を可視表示するLCD73aを少なくとも有している。
【0025】
詳しくは、このガス漏洩検査装置7は、図1(B)に示すように、フローセンサ71、制御部72、出力部73、操作部74、電池75を搭載する。フローセンサ71は、例えば、公知のマイクロフローセンサが用いられる。このマイクロフローセンサは、基板上に形成された膜状の検出部及びヒータ部を有し、ヒータ部を加熱しておくことで、被測定ガスの流量に応じて下流側検出部が熱伝導によって温度変化し、この温度変化に基づいて流量検出するものである。このフローセンサ71は、その検出部及びヒータ部が試験ガス管路5e内に暴露するように設置され、ガス漏洩検査時には試験ガス管路5e中のガス流量を検出する。このようなマイクロフローセンサによると瞬時にガス流量を検出することが可能である。
【0026】
制御部72としては、この装置全体の制御を司るマイクロコンピュータが用いられる。制御部72は、フローセンサ71による検出結果に基づいてガス流量を計測したり、この計測結果を出力部73に出力するように指令する。この制御部72による第1実施形態に係る処理手順の一例は、図3を用いて後述する。
【0027】
出力部73は、制御部72に指令されて、上記ガス流量を可視的に出力する流量表示手段としての上記LCD73aやガス流量が予め設定された漏洩基準を越えた際に漏洩警報する警報手段としてのLED、ブザー等から構成される。操作部74は、制御部72に対して各種の設定情報等を入力する公知のスイッチ装置が用いられる。電池75は上記フローセンサ71、制御部72、出力部73等に駆動電源を供給するもので、例えば公知の乾電池等が用いられる。
【0028】
このガス漏洩検査装置7は、上記のような電池75を搭載した可搬型であり、ガス漏洩検査時には試験ガス管路5eを上記3方弁6c及び6dに連結するだけでよいので、様々な場所のガス配管の完成検査や安全検査に対して臨機応変に対応可能である。
【0029】
このような構成において、ガス漏洩検査時には、まず、開閉栓6bを閉栓し、開閉栓6a及び3方弁6c、6dを開栓、開弁させて、主ガス管路内にガス供給源1からの燃料ガスを供給し、この主ガス管路内を所定のガス圧にする。このガス圧は、例えば、2.8(キロパスカル)kpaとする。この工程は請求項1の第1工程に相当する。
【0030】
次に、管路開閉部としての3方弁6c及び6dの検査孔に、試験ガス管路5eの一端及び他端がそれぞれ接続される。なお、後述の工程で試験ガス管路5eの一端は開栓されるが、上記他端は閉止されたままである。この工程は請求項1の第2工程に相当する。
【0031】
次に、3方弁6cのみのコックを切替操作して、試験ガス管路5eと主ガス管路5cとを連通させて、試験ガス管路5eの上記他端とガス消費設備4(正確には、開閉栓6b)との間を閉管路状態にする。なお、閉管路状態とは、本明細書中、上記のように両端が閉止された管路の状態のことをいう。この閉管路状態には、ガス漏洩がある場合も含まれる。この工程は請求項1の第3工程に相当する。
【0032】
そして、試験ガス管路5e途中におけるガス流量を計測し(請求項1の第4工程に相当)、更にこのガス流量の計測結果を出力する(請求項1の第5工程に相当)。すなわち、3方弁6cからガス消費設備4迄の間にガス漏洩があると、上記試験ガス管路5eの他端とガス漏洩箇所との間に圧力差が発生し、これにともない、図2(A)及び図2(B)に示すように、ガス流R1が発生する。このガス流R1を検出することによりガス漏洩を検出する。なお、この際、試験ガス管路5e及びガスメータ21にはガス漏洩はないものとする。また、本実施形態の3方弁6cが請求項1の管路開閉部に相当するが、管路開閉部は3方弁6dとすることも可能である。但し、この場合、3方弁6cは試験ガス管路5eを閉止状態にするようにしておく必要がある。
【0033】
上述のようなガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置7の処理手順の一例を図3を用いて説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係るガス漏洩検査装置7による処理手順を示すフローチャートである。
【0034】
図3のステップS1においては、ガス漏洩検査のための検査開始トリガーが待機されている(ステップS1のN)。この検査開始トリガーは、例えば、上記第3工程が終了した後の上記操作部74による手動スイッチ操作により発せられるものとする。このような検査開始トリガーが有るとステップS2に進む(ステップS1のY)。
【0035】
ステップS2においては、フローセンサ71による検出出力に基づき、試験ガス管路5e中のガス流量が計測される。このガス流量計測は公知の手法が流用されるので、ここではその説明は省略する。次に、ステップS3において、出力部73、すなわち、LCD73aが指令されて流量計測値が表示される。上記ステップS2は請求項中の流量計測手段に相当し、ステップS3は請求項中の計測結果出力手段、流量表示手段に相当する。なお、計測結果出力手段は、流量表示手段に限らず、音声等により計測結果を出力するようにしてもよい。上記ステップS2にて、ガス流量が表示されるので、ガス漏洩検査が可視的かつ定量的に行えるようになる。
【0036】
次に、ステップS4において、流量計測値が漏洩基準値と比較され、漏洩基準値を超えればステップS5に進み(ステップS4のY)、さもなければステップS6に進む(ステップS4のN)。この漏洩基準値は、ガス漏洩とみなすべき予め設定されたガス流量値であり、工場内で試験等により得られるものである。
【0037】
ステップS5においては、流量計測値が漏洩基準値を超えたのでその旨が警報される。この場合、出力部73が指令されて、例えば、警報手段としてのLED、ブザー等が駆動されて、可視的、可聴的に漏洩警報が発せられる。一方、ステップS6においては、正常である旨が、例えばLCD73a上に表示される。但し、正常である場合には、何も報知しないようにしてもよい。更には、上記ステップS3でLCD73aに流量計測値が表示されるので、これによりガス漏れの認識は可能なので、ステップS4、ステップS5及びステップS6は必ずしも必要ではない。ステップS4、ステップS5は、請求項中の警報手段に相当し、これによりガス漏洩が確実に検出できるようになる。
【0038】
ステップS7においては次の流量計測タイミングが待機されており(ステップS7のN)、このタイミングがくると(ステップS7のY)、ステップS8において検査終了トリガーがない限りステップS2に戻って流量計測が継続される(ステップS8のN)。すなわち、所定のサンプリングインターバル、例えば、1秒ごとに流量計測が繰り返し行われるようにしている。そして、検査終了トリガーがあると一連のガス漏洩検査を終了する(ステップS8のY)。この検査終了トリガーは、例えば、ステップS1にて検査開始トリガーが発せられてから所定の検査時間経過後に自動的に発せられるようにしてもよいし、上記操作部74による手動スイッチ操作により発せられるようにしてもよい。
【0039】
次に、本発明のガス漏洩検査方法及びガス漏洩検査装置の第2実施形態について説明する。
図4(A)及び図4(B)は、本発明の第2実施形態に係るガス設備及びガス漏洩検査装置を示す説明図である。図5(A)及び図5(B)は、図4(A)及び図4(B)の構成において、ガス漏洩が発生した場合のガス流を示す説明図である。図6は、本発明の第2実施形態に係るガス漏洩検査装置8による処理手順を示すフローチャートである。なお、図4、図5及び図6において、図1、図2及び図3とそれぞれ共通する部分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0040】
図4(A)に示すガス設備においては、主ガス管路5bと主ガス管路5cとの間には3方弁6eが介設されているが、主ガス管路5cの途中には3方弁は介設されていない。他は、図1(A)と同様であるので、ここではそれらの説明を省略する。
【0041】
そして、ガス漏洩検査時には、上記3方弁6eの検査孔には、試験ガス管路5fとしてのゴム管を介して、ガス漏洩検査装置8が連結される。このガス漏洩検査装置8も、ガス漏洩検査時に、試験ガス管路5f中のガス流量を検出して、その流量を可視表示するLCD83aを少なくとも有している。
【0042】
詳しくは、このガス漏洩検査装置8は、図4(B)に示すように、フローセンサ81、制御部82、出力部83、操作部84、電池85、試験ガス供給源86、制御弁87を搭載する。フローセンサ81は、例えば、上記マイクロフローセンサ71と同様、例えば、マイクロフローセンサが用いられる。このフローセンサ81は、その検出部及びヒータ部が試験ガス管路5f内に暴露するように設置され、ガス漏洩検査時には試験ガス管路5f中のガス流量を検出する。このようなマイクロフローセンサによると瞬時にガス流量を検出することが可能である。
【0043】
制御部82としては、この装置全体の制御を司るマイクロコンピュータが用いられる。制御部82は、フローセンサ81による検出結果に基づいてガス流量を計測したり、この計測結果を出力部83に出力するように指令する。この制御部82による第2実施形態に係る処理手順の一例は、図6を用いて後述する。
【0044】
出力部83は、制御部82に指令されて、上記ガス流量を可視的に出力する流量表示手段としての上記LCD83aやガス流量が予め設定された漏洩基準を越えた際に漏洩警報する警報手段としてのLED、ブザー等から構成される。操作部84は、制御部82に対して各種の設定情報等を入力する公知のスイッチ装置が用いられる。電池85は上記フローセンサ81、制御部82、出力部83等に駆動電源を供給するもので、例えば公知の乾電池等が用いられる。
【0045】
試験ガス供給源86としては可搬性のある小型のものが搭載され、燃料ガス供給源1から供給される燃料ガスと同等のガスを供給するようにしてもよいし、その他の種類の試験ガスを供給するようにしてもよい。本ガス漏洩試験は流量検出に基づき行われるので、試験ガスは漏洩時に流量検出さえできるようなものであればよく、空気中に漏洩しても無毒であるガスがより好ましい。試験ガス供給源86はガス供給口に設置された制御弁87が開かれると試験ガスを供給する。この制御弁87は、制御部82に指令されて上記試験ガスを供給又は遮断するもので、弁開又は弁閉する小型電磁弁が用いられる。このガス漏洩検査装置8は可搬性を有するので、様々な場所のガス配管の完成検査や安全検査に対して臨機応変に対応可能である。
【0046】
このような構成において、ガス漏洩検査時には、まず、開閉栓6a、6bを閉栓した後、管路開閉部としての3方弁6eのコックを切替操作して、管路開閉部6eとガス消費設備4(正確には、開閉栓6b)との間を閉管路状態にする。この工程は請求項2の第1工程に相当する。
【0047】
次に、3方弁6eの検査孔に、試験ガス管路5fの一端を接続する。なお、上記のように試験ガス管路5fの他端はガス漏洩検査装置8内部で試験ガス供給源に接続されている。また、この段階では、上記制御弁87は閉栓されている。この工程は請求項2の第2工程に相当する。
【0048】
次に、3方弁6eのコックを切替操作して、試験ガス管路5fと主ガス管路5cとを連通させて、試験ガス管路5fの上記他端とガス消費設備4との間を閉管路状態にする。この工程は請求項2の第3工程に相当する。
【0049】
次に、主ガス管路5c、5d及び試験ガス管路5f内に試験ガスを供給して、これらの管路5c、5d内を漏洩検査に適した所定のガス圧にする。このガス圧は、例えば、8(キロパスカル)kpaとする。この工程は請求項2の第4工程に相当する。
【0050】
そして、試験ガス管路5f途中におけるガス流量を計測し(請求項2の第5工程に相当)、更にこのガス流量の計測結果を出力する(請求項2の第6工程に相当)。すなわち、3方弁6eからガス消費設備4迄の間にガス漏洩があると、上記試験ガス管路5fの他端とガス漏洩箇所との間に圧力差が発生し、これにともない、図5(A)及び図5(B)に示すように、ガス流R2が発生する。このガス流R2を検出することによりガス漏洩を検出する。この際、上記制御弁87は弁閉させてもよいが、弁開させておくとガス漏洩時により大きなガス流R2が発生してガス漏洩検出が確実にできるようになる。なお、この際、試験ガス管路5f及びガスメータ21にはガス漏洩はないものとする。また、本実施形態の3方弁6eは請求項2の管路開閉部に相当する。
【0051】
上述のようなガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置8の処理手順の一例を図6を用いて説明する。図6に示す処理手順においては、ステップS1aに示す試験ガス供給処理が、ステップS1とステップS2との間に付加挿入される。他は、図3と同様であるので、ここではそれらの重複説明を省略する。但し、図3の処理手順中で引用したフローセンサ71、制御部72、出力部73、操作部74、電池75は、この図6の処理手順中ではフローセンサ81、制御部82、出力部83、操作部84、電池85に対応するものとする。また、この図6のステップS4における漏洩基準値は、使用する試験ガスに応じたガス漏洩とみなすべき予め設定されたガス流量値であり、工場内で試験等により得られるものである。
【0052】
図6のステップS1において検査開始トリガーが検出されると、ステップS1aにおいて制御弁87が弁開指令されて、試験ガスが被試験管路内に供給される。そして、ステップS2において流量検出が行われ、ステップS3において流量表示が行われ、ステップS4、ステップS5、ステップS6において漏洩警報或いは正常報知が行われ、ステップS7、ステップS8において検査終了トリガーがあるまで、所定のサンプリングインターバルで流量計測が繰り返し行われる。
【0053】
このような第1及び第2実施形態によれば、ガス漏洩検査が簡便かつ確実に行えるようになる。また、ガス漏洩検査に要する時間が大幅に短縮される。例えば、図7で示したガス漏洩検査方法で十数分間も要していた検査が、本実施形態によると数分に短縮されることが確認されている。特に、数十リットル/時間程度の微少漏洩時にも、フローセンサを用いることにより数分で検出可能になる。
【0054】
なお、管路開閉部としても3方弁を上記実施形態で示した以外の箇所に設置しておくことにより、同様の手順で所望の管路の漏洩検査が可能となる。また、3方弁に替えて、複数の開閉栓の組み合わせることによって、上記実施形態と同様の切替を行うようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、まず、主ガス管路とガス消費設備4との間の開閉栓6bを閉栓した状態で、コックの切替操作により、3方弁6cの主ガス管路孔を通じて主ガス管路内にガス供給源1からの燃料ガスを供給して、この主ガス管路内を所定のガス圧にする。次いで、3方弁6cの検査孔に試験ガス管路5eを連結し、試験ガス管路5eと主ガス管路5cとを連通させた後、3方弁6cのコックの切替操作により、3方弁6cを介して試験ガス管路5eと前記主ガス管路5cとを連通させる。そして、試験ガス管路5e途中に配置されたフローセンサ81により流量を計測し、この計測結果を出力する。このような方法により、ガス漏洩検査が簡便かつ確実に行えるようになる。また、ガス漏洩検査に要する時間が大幅に短縮される。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、まず、主ガス管路5c、5dを、開閉栓6a、6bを閉じてその両端で閉管路状態にし、コックの切替操作により、3方弁の検査孔に試験ガス管路5fを連結する。次いで、コックの切替操作により3方弁6eを介して試験ガス管路5fと主ガス管路5cとを連通させ、試験ガス管路5fの他端とガス消費設備4との間を閉管路状態にし、制御弁87を開いて他端からこの管路内に試験ガスを供給して、これらの管路内を所定のガス圧にする。そして、第5工程及び第6工程において、試験ガス管路5f途中に配置されたフローセンサ81によりガス流量を計測し、ガス流量の計測結果を出力する。このような方法により、ガス漏洩検査が簡便かつ確実に行えるようになる。また、ガス漏洩検査に要する時間が大幅に短縮される。
【0057】
請求項3の発明によれば、請求項1記載の工程からなるガス漏洩検査方法に用いることにより、ガス漏洩検査を簡便かつ確実に実施可能にする。また、ガス漏洩検査に要する時間を大幅に短縮する。
【0058】
請求項4の発明によれば、請求項2記載の工程からなるガス漏洩検査方法に用いることにより、ガス漏洩検査を簡便かつ確実に実施可能にする。また、ガス漏洩検査に要する時間を大幅に短縮する。
【0059】
請求項5記載の発明によれば、本ガス漏洩検査装置は、フローセンサ71、81、流量計測手段72、82及び計測結果出力手段73、83に駆動電源を供給する電池を搭載して可搬性を有するので、様々な場所のガス配管の完成検査や安全検査に対して臨機応変に対応可能になる。
【0060】
請求項6記載の発明によれば、計測結果出力手段73、83はガス流量を可視的に出力する流量表示手段を含むので、ガス漏洩検査が可視的かつ定量的に行えるようになる。
【0061】
請求項7記載の発明によれば、計測結果出力手段73、83はガス流量が予め設定された漏洩基準を超えた際に漏洩警報する警報手段を含むので、ガス漏洩が確実に検出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び図1(B)は、本発明の第1実施形態に係るガス設備及びガス漏洩検査装置を示す説明図である。
【図2】図2(A)及び図2(B)は、図1(A)及び図1(B)の構成において、ガス漏洩が発生した場合のガス流を示す説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るガス漏洩検査装置7による処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図4(A)及び図4(B)は、本発明の第2実施形態に係るガス設備及びガス漏洩検査装置を示す説明図である。
【図5】図5(A)及び図5(B)は、図4(A)及び図4(B)の構成において、ガス漏洩が発生した場合のガス流を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るガス漏洩検査装置8による処理手順を示すフローチャートである。
【図7】従来のガス漏洩検査方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 ガス供給源(燃料ガス供給源)
2 ガスメータ
4 ガス消費設備
5a、5b、5c、5d 主ガス管路
5e、5f 試験ガス管路
6a、6b 開閉栓
6c、6d、6e 3方弁(管路開閉部)
7、8 ガス漏洩検査装置
71、81 フローセンサ
72、82 制御部
73、83 出力部
74、84 操作部
75、85 電池
86 試験ガス供給源
87 制御弁
Claims (7)
- ガス供給源とガス消費設備とをつなぐ、途中にガスメータを有する主ガス管路のガス漏洩を検査する方法であって、
前記主ガス管路と前記ガス消費設備との間の開閉栓を閉栓した状態で、コックの切替操作により、検査孔、及び2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にする3方弁の前記主ガス管路孔を通じて前記主ガス管路内に前記ガス供給源からの燃料ガスを供給して、この主ガス管路内を所定のガス圧にする第1工程と、
前記3方弁の検査孔に、他端が閉止された試験ガス管路の一端を連結する第2工程と、
前記3方弁のコックの切替操作により、前記3方弁を介して前記試験ガス管路と前記主ガス管路とを連通させる第3工程と、
前記試験ガス管路と前記主ガス管路とを連通させた後に前記試験ガス管路途中に配置されたフローセンサによりガス流量を計測する第4工程と、
前記ガス流量の計測結果を出力する第5工程と、
を含むことを特徴とするガス漏洩検査方法。 - 燃料ガス供給源とガス消費設備とをつなぐ、途中にガスメータを有する主ガス管路のガス漏洩を検査する方法であって、
コックの切替操作により、検査孔、及び2つの主ガス管路孔のうちのいずれか2孔間を開栓状態にする3方弁の前記主ガス管路孔を通じて前記ガス供給源から燃料ガスが供給される前記主ガス管路を、開閉栓を閉じてその両端で閉管路状態にする第1工程と、
前記3方弁の前記検査孔に、他端に制御弁を介して試験ガスが供給される試験ガス管路の一端を連結する第2工程と、
コックの切替操作により前記3方弁を介して前記試験ガス管路と前記主ガス管路とを連通させて前記試験ガス管路の前記他端と前記ガス消費設備との間を閉管路状態にする第3工程と、
前記制御弁を開いて前記他端から前記主ガス管路及び前記試験ガス管路内に前記試験ガスを供給して、これらの管路内を所定のガス圧にする第4工程と、
前記試験ガス管路途中に配置されたフローセンサによりガス流量を計測する第5工程と、前記ガス流量の計測結果を出力する第6工程と、
を含むことを特徴とするガス漏洩検査方法。 - 請求項1記載のガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置であって、
前記フローセンサによる検出結果に基づいて前記ガス流量を計測する流量計測手段と、
前記ガス流量の計測結果を出力する計測結果出力手段と、
を搭載することを特徴とするガス漏洩検査装置。 - 請求項2記載のガス漏洩検査方法に用いられるガス漏洩検査装置であって、
前記試験ガス管路の他端に接続されて、前記試験ガスを供給する試験ガス供給源と、
前記フローセンサによる検出結果に基づいてガス流量を計測する流量計測手段と、
計測された前記ガス流量を出力する計測結果出力手段と、
を搭載することを特徴とするガス漏洩検査装置。 - 請求項3又は請求項4記載のガス漏洩検査装置であって、
少なくとも前記フローセンサ、前記流量計測手段及び前記計測結果出力手段に駆動電源を供給する電池を更に搭載して可搬性を有する
ことを特徴とするガス漏洩検査装置。 - 請求項5記載のガス漏洩検査装置であって、
前記計測結果出力手段は、
前記ガス流量を可視的に出力する流量表示手段
を含むことを特徴とするガス漏洩検査装置。 - 請求項6記載のガス漏洩検査装置であって、
前記ガス流量が予め設定された漏洩基準を超えた際に漏洩警報する警報手段
を更に含むことを特徴とするガス漏洩検査装置。
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