JP3794466B2 - 開閉ロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、自動車の室内に設けられたグローブボックス等の扉を開閉する開閉ロック装置に関し、特に扉閉塞時のがたつきを防止するための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、扉閉塞時のがたつき防止を目的としたロック開閉装置として、例えば、実開昭58−62754号公報(従来例1)や実開昭63−78670号公報(従来例2)に示すものがある。これらの開閉ロック装置は、具体的には図示しないが、グローブボックス(収納部)の開口縁部にストライカと称するコ字状に屈曲した金具を設けるとともに、その開口を開閉する扉にフック及びロック爪を有する本体が設けてある。ストライカは、扉の閉塞動作に伴いフック内に入り込み、該動作に追従してロック爪がフックの正面開口部を閉塞する構成となっている。これにより、ストライカがフック内に保持されて、扉は閉塞状態を維持する。
【0003】
さらに、従来例1は、金属製のばね片をフック内に延出配置してあり、このばね片とロック爪とが協同してストライカを隙間なく保持することにより、扉閉塞時のがたつきを防止する構成を有している。一方、従来例2は、ゴム等の弾性体からなるストッパをフック内に装着し、このストッパとロック爪とが協同してストライカを隙間なく保持することにより、扉閉塞時のがたつきを防止する構成を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したいずれの従来例においても、扉閉塞時のがたつきを防止するばね片やストッパが、フックを形成する本体とは別部品であるために、本体への組付け作業を必要とし、組立て工数の増加に伴う作業の煩雑化が問題となる。
特に、従来例2のストッパは、フックの壁面に穿設した小さな装着孔にストッパの背面突起部を圧入して組み付けるため、その作業は細かな手作業となり生産性の低下に大きな影響を及ぼしていた。しかも、ゴム等の弾性体からなるストッパは複雑な形状となっており、その成形作業が煩雑でかつ部品コストも高価格であった。
【0005】
また、従来例1のばね片は金属材料で形成されていたので、同じく金属材料からなるストライカの当接時に、金属どうしの衝突に伴う甲高い打音が発生し、ユーザに不快感を与えることがあった。
本発明はこのような従来の問題を解決するためになされたもので、ストライカのがたつきを防止するとともに、部品点数の削減による組立て作業の容易化と製品コストの低価格化を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、収納部の開口に設けた扉を開閉するとともに、該扉の閉塞状態を保持するための開閉ロック装置において、
前記収納部の開口縁部に設けたストライカと、前記扉に設けられ、該扉の開閉に伴い正面開口部から前記ストライカを挿脱自在な鈎状のフック部を有する装置本体と、前記装置本体に組み込まれ、前記フック部の正面開口部に出没自在なロック爪と、前記フック部の側面から延出し、前記ストライカを先端部で受け止めるとともに、前記ロック爪と協同して該ストライカを保持する弾性支持片とを備え、前記弾性支持片は、前記フック部とともに装置本体に一体成形されていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、収納部の開口に設けた扉を開閉するとともに、該扉の閉塞状態を保持するための開閉ロック装置において、前記収納部の開口縁部に設けたストライカと、前記扉に設けられ、該扉の開閉に伴い正面開口部から前記ストライカを挿脱自在な鈎状のフック部を上面に有する装置本体と、前記装置本体に組み込まれ、前記フック部の正面開口部に出没自在なロック爪と、前記装置本体の上面でかつ前記フック部の側方から延出し、前記ストライカを先端部で受け止めるとともに、前記ロック爪と協同して該ストライカを保持する弾性支持片とを備え、前記弾性支持片は、前記フック部とともに装置本体に一体成形されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2を前提として、前記弾性支持片は、前記フック部を中心としてその両側対称位置に形成してあることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、収納部の開口に設けた扉を開閉するとともに、該扉の閉塞状態を保持するための開閉ロック装置において、前記収納部の開口縁部に設けたストライカと、前記扉に設けられ、該扉の開閉に伴い正面開口部から前記ストライカを挿脱自在な鈎状のフック部を上面に有する装置本体と、前記装置本体に組み込まれ、前記フック部の正面開口部に出没自在なロック爪と、前記装置本体の上面でかつ前記フック部を中心としてその両側対称位置から延出し、前記ストライカを協同して保持する一対の弾性支持片とを備え、前記弾性支持片は、前記フック部とともに装置本体に一体成形されていることを特徴とする。
【0010】
さらに、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかを前提として、前記弾性支持片は、支持端付近の肉厚を前記ストライカが当接する先端部に比べ薄く形成した片持ち片であることを特徴とする。
【0011】
よって、請求項1及び2記載の発明によれば、弾性支持片がストライカを弾力的に受け止めるので、扉閉塞時の衝撃が緩和される。その後、弾性支持片とロック爪とが協同してストライカを保持するので、ストライカひいては扉のがたつきを有効に防止することができる。弾性支持片は、フック部と一体に形成されているので組付けの必要がなく、したがって組み立て工数が減少して作業性の向上が図られる。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、たとえフック部にストライカが傾きをもって挿入されても、フック部を中心としてその両側対称位置に形成した弾性支持片のいずれか一方がストライカを受け止め、ロック爪と協同してストライカを保持することができる。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、一対の弾性支持片が協同してストライカを保持するので、ストライカひいては扉のがたつきを有効に防止することができる。本発明においても、弾性支持片は、フック部と一体に形成されているので組付けの必要がなく、したがって組み立て工数が減少して作業性の向上が図られる。
【0014】
請求項5記載の発明によれば、弾性支持片(片持ち片)の支持端付近の肉厚を薄くすることで、弾性支持片が支持端付近を支点としてしなやかに変形するので、急激な閉塞動作に伴うストライカの衝突に追従して弾性支持片がたわみ変形し、該弾性支持片の破損を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を自動車室内のグローブボックスに適用した実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
自動車室内に小物品等の収納部として形成されるグローブボックスは、前面に開口を有するとともに、支軸を中心に回動自在な扉によってこの開口を開閉自在とする構造になっている。本実施の形態に係る開閉ロック装置は、図1に示す如くグローブボックス(収納部)1の開口縁部1aに取り付けられるストライカ10と、扉2に取り付けられる装置本体20と、図2に示す如く装置本体20に組み付けられるロック爪40、コイルばね(付勢部材)50、及び操作ノブ60の各構成部品を備えている。
【0016】
ここで、装置本体20は、合成樹脂を材料として射出成形により一体成形された樹脂成形品である。また、ロック爪40及び操作ノブ60も、それぞれ別個に成形された樹脂成形品である。
【0017】
ストライカ10は、図5に想像線で示す如く平面コ字状に屈曲形成した棒状の金属部品であり、両端部が図1に示す如くグローブボックスの開口縁部1aの略中央に固定されており、屈曲部間の中間軸部10aが後述するように装置本体20のフック部21内に係脱自在となっている。
【0018】
装置本体20は、図2に示す如く、正面の適所に位置決め突起22aが形成してあり、かつ上面の後端角部から扉への装着爪22bが延出して形成してある。扉2の上端中央部には、図1に示す如く装置本体20を装着するための凹部2aが形成してあり、この凹部2aの正面適所に形成してある位置決め孔(具体的には図示せず)に、装置本体20の位置決め突起22aを係合するとともに、凹部2aの上端縁部から下方に張り出した取付け板2bに装着爪22bを係合させて、扉2への装着がなされる。
【0019】
なお、装置本体20が装着される扉2の凹部2aには、後述する装置本体20のフック部21の対向位置に切欠き孔2cが形成してあり(図1参照)、この切欠き孔2cを透してストライカ10がフック部21に係合する。
【0020】
装置本体20には、図2に示す如く上面中央部に鈎状に湾曲したフック部21が正面を開口部21aとして突き出し形成してある。このフック部21内の空間は、図1に示す如くストライカ10の中間軸部10aが入り込める充分な深さを有している。ストライカ10は扉2の閉塞動作に伴い、フック部21の正面開口部21aから該フック部21の内部に入り込む。
【0021】
また、装置本体20には、図2に示す如く上面中央部から内部に向かって縦方向にロック爪40の収納溝23が形成してあり、さらに収納溝23の左右内側面には、それぞれガイド溝24が縦方向に形成してある。一方、ロック爪40の左右側面にはガイド溝24と係合する突条41が形成してある。
【0022】
収納溝23には、図2に示す如く上面の開口からまずコイルばね50が挿入され、次いでロック爪40が嵌め込まれる。このとき、ロック爪40に形成した突条41がガイド溝24と係合し、これによりロック爪40はがたつきなく摺動可能となる。コイルばね50は、上端に載置されるロック爪40を上方向(すなわち、ロック爪40が収納溝23から突き出す方向)に付勢する。
【0023】
フック部21の上壁21bには、収納溝23及びガイド溝24と対応する箇所にロック爪40の支持溝21cが形成してある。コイルばね50の付勢力によって上方に突出したロック爪40は、フック部21の正面開口部21aを閉塞するとともに、上端が支持溝21cに係合する。また、ロック爪40の上面は、図2に示す如く傾斜面40aとしてあり、扉2の閉塞動作に伴いストライカ10がこの傾斜面40aに当接すると、その押圧力が傾斜面40aに作用してロック爪40を下方に押し下げる。これにより、フック部21の正面開口部21aは開放されて、ストライカ10がフック部21内に入り込む。ストライカ10の当接状態が解除されると、再びロック爪40はコイルばね50の付勢力をもって突出し、フック部21の正面開口部21aを閉塞する。その結果、ストライカ10はフック部21内に係合保持され、これにより扉2の閉塞状態が維持される。
【0024】
装置本体20に形成した収納溝23の後部壁面には、図4(b)に示す如く縦方向に延びる切欠き孔25が形成してある。また、ロック爪40の背面には後述する操作ノブ60の押下爪61と係合する係合凸部42(図1参照)が形成してあり、該係合凸部42が切欠き孔25を透して装置本体20の背面側に露出している。
【0025】
操作ノブ60には、図2に示す如く一対の軸受孔62が形成してあり、この軸受孔62が装置本体20の両側面に形成した支持凸部26に回動自在に嵌め込まれる。また、操作ノブ60には、押下爪61が形成してあり、上述したようにこの押下爪61がロック爪40に形成した係合凸部42の上面に係合する。したがって、コイルばね50の付勢力が係合凸部42を介して押下爪61に伝えられ、これにより操作ノブ60は図1の時計方向に回動付勢されている。
【0026】
一方、操作ノブ60は、図2に示す如く軸受孔62の近傍に形成した平坦部63が、装置本体20の当接面27に接触して上記時計方向の回動が規制される。この規制により、ロック爪40は、上端部がフック部21の上壁に形成した支持溝21cと係合する位置で止まり、それ以上の突出しが阻止される。また、操作ノブ60を図1の反時計方向に回動操作することで、押下爪61が係合凸部42を下方に押し下げるので、ロック爪40が下方に移動してフック部21の正面開口部21aを開放する。これにより、ストライカ10がフック部21内から移動可能となり、扉2を開放することができる。
【0027】
上述した構成の開閉ロック装置は、さらに装置本体20に、ストライカ10のがたつきを防止するための弾性支持片30を有している。すなわち、図4に示す如く、フック部21の両側面から各々側方に向かって弾性支持片30が延出している。なお、ストライカ10の中間軸部10aは、フック部1の幅を超えて、これら弾性支持片30と対向する長さを有している。
【0028】
各弾性支持片30は、フック部21の側面を支持端30a(固定端)とする片持ち片として、装置本体20のフック部21と一体成形されている。したがって、弾性支持片30は、装置本体20と同じ樹脂材料からなり、弾力的にたわみ変形可能となっている。また、弾性支持片30の支持端30a付近は、図5に断面で示す如く先端部30bと比べ肉厚を薄くしてあり、これにより支持端付近を支点として弾性支持片30がしなやかにたわみ変形できるようになっている。さらに、弾性支持片30の先端部30bは、その前面が図5に示す如くフック部21における後部壁21dの内面よりやや前方に配置してある。したがって、フック部21に入り込んだストライカ10は、その中間軸部10aの両端部分がまず弾性支持片30に当接してそれを弾力的にたわませる(図5(b)参照)。
【0029】
次に、図5を参照して、扉閉塞時における弾性支持片30の作用を説明する。扉2の閉塞時、ストライカ10は、まずロック爪40の傾斜面40aに当接し、その押圧力によってロック爪40が押し下げられてフック部21の正面開口部21aが開放する。これにより、ストライカ10がフック部21内に入り込むとともに、弾性支持片30とまず当接し、続いてフック部21の後部壁21dに当接する(図5(b)参照)。ここで、弾性支持片30は、同図に示す如くストライカ10の当接に伴い弾力的にたわみ変形するため、破損することはない。
【0030】
ストライカ10がフック部21内に入り込むと、ロック爪40がフック部21の正面開口部21aを閉塞されているので、ストライカ10はフック部21内に保持され、扉2の閉塞状態が維持される。また、このとき弾性支持片30は元の状態に復元しており(図5(c))、ストライカ10を後方より支持する。これにより、ストライカ10はロック爪40と弾性支持片30との間に挟まれ、がたつきを防止される。
【0031】
また、図6(a)(b)に示す如く、フック部21に対してストライカ10が傾きをもって押し込まれてきたときでも、該ストライカ10がフック部21の後部壁21dと当接する以前に、いずれか一方の弾性支持片30と当接して緩衝するので、フック部21の後壁部21dを衝撃から保護することができる。しかも、この場合であっても、いずれか一方の弾性支持片30とロック爪40とが協同してストライカ10を保持するので、該ストライカ10のがたつきが防止される。
【0032】
上述した構成の開閉ロック装置は、装置本体20が樹脂成形品であり、フック部21及び弾性支持片30も装置本体20と一体に形成されるため、これら各部の組付け作業が必要なく、組み立て作業が容易である。
【0033】
図7及び図8は本発明の他の実施形態を示す図である。なお、先に示した図2及び図3と同一又は相当部分には同一符号を付し、特徴部分以外は詳細な説明を省略する。
この実施形態では、弾性支持片30を装置本体20の上面から上方に延出して形成してある。更に具体的には、フック部21の両側方位置で、ストライカ10を受け止めるように一対の弾性支持片30が形成してある。
【0034】
この実施形態でも、各弾性支持片30は、装置本体20の上面を支持端30a(固定端)とする片持ち片として、装置本体20と一体成形されている。したがって、弾性支持片30は、装置本体20と同じ樹脂材料からなり、弾力的にたわみ変形可能となっている。また、弾性支持片30の支持端30a付近は、先端部30bと比べ肉厚を薄くしてあり、これにより支持端付近を支点として弾性支持片30がしなやかにたわみ変形できるようになっている。さらに、弾性支持片30の先端部30bは、その前面がフック部21における後部壁21dの内面よりやや前方に配置してある。
【0035】
したがって、フック部21に入り込んだストライカ10は、その中間軸部10aの両端部分がまず弾性支持片30に当接してそれを弾力的にたわませる。その後も弾性支持片30はストライカ10を後方より支持し、これにより、ストライカ10はロック爪40と弾性支持片30との間に挟まれ、がたつきを防止される。
【0036】
図9及び図10は本発明の他の実施形態を示す図である。なお、これらの図面においても、先に示した図2及び図3や図7及び図8と同一又は相当部分には同一符号を付し、特徴部分以外は詳細な説明を省略する。
この実施形態においても、一対の弾性支持片30を装置本体20の上面で且つフック部21の両側方位置から延出して形成してある。ただし、弾性支持片30は、フック部21の後部壁21dよりも前方位置に形成してあり、ストライカ10の両側軸部10bと弾力的に当接するように構成してある。
【0037】
この実施形態でも、各弾性支持片30は、装置本体20の上面を支持端30a(固定端)とする片持ち片として、装置本体20と一体成形されている。したがって、弾性支持片30は、装置本体20と同じ樹脂材料からなり、弾力的にたわみ変形可能となっている。また、弾性支持片30の支持端30a付近は、先端部30bと比べ肉厚を薄くしてあり、これにより支持端付近を支点として弾性支持片30がしなやかにたわみ変形できるようになっている。さらに、弾性支持片30の先端部30bは、その側面が図10(a)(b)に示す如く、ストライカ10の両側軸部10bが入り込む軌道よりもやや内側(フック部21寄り)に配置してある。
【0038】
したがって、フック部21に入り込んだストライカ10は、その両側軸部10bの両端部分が弾性支持片30に当接して保持され、がたつきを防止される。
【0039】
なお、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、自動車室内のグローブボックス以外の用途にも適用可能であることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の開閉ロック装置によれば、ストライカのがたつきを防止するための弾性支持片をフック部と一体に形成したので、同支持片をフック部に組付ける必要がなく、したがって組み立て工数が減少して作業性の向上と製品コストの低価格化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る開閉ロック装置の外観を示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る開閉ロック装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る開閉ロック装置を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】装置本体を示す図で、(a)は正面図、(b)は背面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る開閉ロック装置における弾性支持片の作用を説明するための平面断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る開閉ロック装置における弾性支持片の別の作用を説明するための平面断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る開閉ロック装置における装置本体を示す斜視図である。
【図8】同実施形態に係る開閉ロック装置を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図9】本発明の更に他の実施形態に係る開閉ロック装置における装置本体を示す斜視図である。
【図10】同実施形態に係る開閉ロック装置を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
1:グローブボックス 1a:開口縁部
2:扉
10:ストライカ 20:装置本体
21:フック部 21a:正面開口部
21b:上壁 21c:支持溝
21d:後部壁
23:収納溝 24:ガイド溝
25:切欠き孔 30:弾性支持片
40:ロック爪 41:突条
50:コイルばね 60:操作ノブ
61:押下爪 70:後方支持部

Claims (5)

  1. 収納部の開口に設けた扉を開閉するとともに、該扉の閉塞状態を保持するための開閉ロック装置において、
    前記収納部の開口縁部に設けた棒状のストライカと、
    前記扉に設けられ、該扉の開閉に伴い正面開口部から前記ストライカを挿脱自在な鈎状のフック部を有する装置本体と、
    前記装置本体に組み込まれ、前記フック部の正面開口部に出没自在なロック爪と、
    前記フック部の両側面から外側方向へそれぞれ延出し、前記ストライカを先端部で受け止めるとともに、前記ロック爪と協同して該ストライカを保持する弾性支持片とを備え、
    前記弾性支持片は、前記フック部とともに装置本体に一体成形されて、
    前記ストライカの中間軸部は、前記フック部の幅を超えて、前記弾性支持片と対向する長さを有し、
    前記弾性支持片の先端部は、その前面が前記フック部の後部壁の内面より前方に配置され、
    扉閉塞動作時に、前記ストライカが前記フック部内に入り込むとともに、
    前記ストライカは、前記弾性支持片とまず当接し、続いて前記フック部の後部壁に当接する構成としてあることを特徴とする開閉ロック装置。
  2. 収納部の開口に設けた扉を開閉するとともに、該扉の閉塞状態を保持するための開閉ロック装置において、
    前記収納部の開口縁部に設けた棒状のストライカと、
    前記扉に設けられ、該扉の開閉に伴い正面開口部から前記ストライカを挿脱自在な鈎状のフック部を上面に有する装置本体と、
    前記装置本体に組み込まれ、前記フック部の正面開口部に出没自在なロック爪と、
    前記フック部の両側方でかつ前記装置本体の上面から上方向へ延出し、前記ストライカを先端部で受け止めるとともに、前記ロック爪と協同して該ストライカを保持する弾性支持片とを備え、
    前記弾性支持片は、前記フック部とともに装置本体に一体成形されて、
    前記ストライカの中間軸部は、前記フック部の幅を超えて、前記弾性支持片と対向する長さを有し、
    前記弾性支持片の先端部は、その前面が前記フック部の後部壁の内面より前方に配置され、
    扉閉塞動作時に、前記ストライカが前記フック部内に入り込むとともに、
    前記ストライカは、前記弾性支持片とまず当接し、続いて前記フック部の後部壁に当接する構成としてあることを特徴とする開閉ロック装置。
  3. 請求項1又は2記載の開閉ロック装置において、
    前記弾性支持片は、前記フック部を中心としてその両側対称位置に形成してあることを特徴とする開閉ロック装置。
  4. 収納部の開口に設けた扉を開閉するとともに、該扉の閉塞状態を保持するための開閉ロック装置において、
    前記収納部の開口縁部に設けた棒状のストライカと、
    前記扉に設けられ、該扉の開閉に伴い正面開口部から前記ストライカを挿脱自在な鈎状のフック部を上面に有する装置本体と、
    前記装置本体に組み込まれ、前記フック部の正面開口部に出没自在なロック爪と、
    前記装置本体の上面でかつ前記フック部を中心としてその両側対称位置から上方向へ延出し、前記ストライカを協同して保持する一対の弾性支持片とを備え、
    前記弾性支持片は、前記フック部とともに装置本体に一体成形されて、
    前記ストライカの中間軸部は、前記フック部の幅を超えて、前記弾性支持片と対向する長さを有し、
    前記弾性支持片の先端部は、その前面が前記フック部の後部壁の内面より前方に配置され、
    扉閉塞動作時に、前記ストライカが前記フック部内に入り込むとともに、
    前記ストライカは、前記弾性支持片とまず当接し、続いて前記フック部の後部壁に当接する構成としてあることを特徴とする開閉ロック装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の開閉ロック装置において、
    前記弾性支持片は、支持端付近の肉厚を前記ストライカが当接する先端部に比べ薄く形成した片持ち片であることを特徴とする開閉ロック装置。
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