JP3789728B2 - プロジェクションデータ補正方法および装置並びに放射線断層撮像装置 - Google Patents

プロジェクションデータ補正方法および装置並びに放射線断層撮像装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクションデータ(projection data)補正方法および装置並びに放射線断層撮像装置に関し、特に、透過放射線による撮像対象のプロジェクションをなす個々のデータを補正する方法および装置、並びに、そのようなプロジェクションデータ補正装置を備えた放射線断層撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
X線を用いた放射線断層撮像装置すなわちX線CT(computerized tomography)装置では、X線照射装置から、撮像範囲を包含する広がり(幅)を持ちそれに垂直な方向に厚みを持つX線ビーム(beam)を照射する。X線ビームの厚みはコリメータ(collimator)のX線通過開口(アパーチャ:aperture)の開度を調節することにより変更できるようになっており、これによって撮像のスライス(slice)厚が調節される。
【0003】
X線検出装置は、X線ビームの幅の方向に多数(例えば1000個程度)のX線検出素子をアレイ(array)状に配列した多チャンネル(channe1)のX線検出器を有し、それによってX線を検出するようになっている。
【0004】
X線照射・検出装置を撮像対象の周りで回転(スキャン:scan)させて、撮像対象の周囲の複数のビュー(view)方向でそれぞれX線による撮像対象のプロジェクションデータを求め、それらプロジェクションデータに基づいて、コンピュータ(computer)により断層像を生成(再構成)する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
プロジェクションデータのS/N(signa1 to noise ratio)は透過X線のカウント(count)数によって変わり、カカント数が低いくなるほどS/Nが低下する。このため、ビュー方向によってカウント数が大きく異なる、すなわち、ビュー方向によってプロジェクションデータのS/Nが大きく異なる撮像対象については、S/Nの悪い方向でのノイズパターン(noise pattern)の影響により、再構成画像にすじ状の偽像、すなわちいわゆるストリークアーチファクト(streak artifact)が生じるという問題点があった。
【0006】
このため、例えば両腕を体側につけた状態で胸部あるいは腹部を撮像した場合等は、両腕を結ぶ方向にストリークアーチファクトが生じるのを免れず、品質の良い画像を得ることができないという問題点があった。
【0007】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、透過放射線のカウントが低い方向での偽像発生を防止するプロジェクションデータ補正方法および装置、並びに、そのようなプロジェクションデータ補正装置を備えた放射線断層撮像装置を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するための第1の観点での発明は、透過放射線による撮像対象のプロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求め、前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求め、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求め、前記第1の積および第2の積を加算することを特微とするプロジェクションデータ補正方法である。
【0009】
(2)上記の課題を解決するための第2の観点での発明は、透過放射線による撮像対象のプロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求める平均値計算手段と、前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求める第1の積計算手段と、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求める第2の積計算手段と、前記第1の積および第2の積を加算する加算手段とを具備することを特徴とするプロジェクションデータ補正装置である。
【0010】
(3)上記の課題を解決するための第3の観点での発明は、撮像対象に複数のビュー方向でそれぞれ放射線を照射して透過放射線を検出する放射線照射・検出手段と、前記放射線照射・検出手段が検出した信号に基づくプロジェクションを用いて画像を生成する画像生成手段とを有する放射線断層撮像装置であって、前記画像生成手段は、前記プロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求める平均値計算手段と、前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求める第1の積計算手段と、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求める第2の積計算手段と、前記第1の積および第2の積を加算する加算手段と、前記加算して得られるデータで構成されるプロジェクションを用いて画像を再構成する画像再構成手段とを具備することを特徴とする放射線断層撮像装置である。
【0011】
(4)上記の課題を解決するための第4の観点での発明は、前記放射線としてX線を用いることを特徴とする(3)に記載の放射線断層撮像装置である。
(5)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、撮像対象に複数のビュー方向でそれぞれ放射線を照射して透過放射線を検出し、前記放射線照射・検出手段が検出した信号に基づくプロジェクションを用いて画像を生成する放射線断層撮像方法であって、前記画像の生成は、前記プロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求め、前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求め、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求め、前記第1の積および第2の積を加算し、前記加算して得られるデータで構成されるプロジェクションを用いて画像を再構成することにより行うことを特徴とする放射線断層撮像方法である。
【0012】
(6)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、前記放射線としてX線を用いることを特徴とする(5)に記載の放射線断層撮像方法である。
(7)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、透過放射線による撮像対象のプロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求め、前記データの基になった透過放射線のカウント数の予め定めた値以下の範囲でそれにほぼ比例する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求め、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求め、前記第1の積および第2の積を加算することを特徴とするプロジェクションデータ補正方法である。
【0013】
(8)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、透過放射線による撮像対象のプロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求める平均値計算手段と、前記データの基になった透過放射線のカウント数の予め定めた値以下の範囲でそれにほぼ比例する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求める第1の積計算手段と、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求める第2の積計算手段と、前記第1の積および第2の積を加算する加算手段とを具備することを特徴とするプロジェクションデータ補正装置である。
【0014】
(9)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、撮像対象に複数のビュー方向でそれぞれ放射線を照射して透過放射線を検出する放射線照射・検出手段と、前記放射線照射・検出手段が検出した信号に基づくプロジェクションを用いて画像を生成する画像生成手段とを有する放射線断層撮像装置であって、前記画像生成手段は、前記プロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求める平均値計算手段と、前記データの基になった透過放射線のカウント数の予め定めた値以下の範囲でそれにほぼ比例する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求める第1の積計算手段と、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求める第2の積計算手段と、前記第1の積および第2の積を加算する加算手段と、前記加算して得られるデータで構成されるプロジェクションを用いて画像を再構成する画像再構成手段とを具備することを特徴とする放射線断層撮像装置である。
【0015】
(10)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、前記放射線としてX線を用いることを特徴とする(9)に記載の放射線断層撮像装置である。
(11)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、撮像対象に複数のビュー方向でそれぞれ放射線を照射して透過放射線を検出し、前記放射線照射・検出手段が検出した信号に基づくプロジェクションを用いて画像を生成する放射線断層撮像方法であって、前記画像の生成は、前記プロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求め、前記データの基になった透過放射線のカウント値の予め定めた値以下の範囲でそれにほぼ比例する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求め、前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求め、前記第1の積および第2の積を加算し、前記加算して得られるデータで構成されるプロジェクションを用いて画像を再構成することにより行うことを特徴とする放射線断層撮像方法である。
【0016】
(12)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、前記放射線としてX線を用いることを特徴とする(11)に記載の放射線断層撮像方法である。
【0017】
(13)上記の課題を解決するための第5の観点での発明は、上記のプロジェクションデータ補正方法において、前記第1の重み係数は、対応するカウント数が小さいほど小さくなることを特徴とするプロジェクションデータ補正方法である。
(14)上記の課題を解決するための第6の観点での発明は、上記のプロジェクションデータ補正方法において、スカウトスキャンで得たデータまたはアキシャルスキャンのビューのデータを利用して、対応するカウント数が小さくなるにつれて第1の重み係数が小さくなる度合いを決めることを特徴とするプロジェクションデータ補正方法である。
(15)上記の課題を解決するための第7の観点での発明は、上記のプロジェクションデータ補正装置において、対応するカウント数が小さいほど小さくなるように前記第1の重み係数を決定する第1の重み係数決定手段を具備したことを特徴とするプロジェクションデータ補正装置である。
(16)上記の課題を解決するための第8の観点での発明は、上記のプロジェクションデータ補正装置において、前記第1の重み係数決定手段は、スカウトスキャンで得たデータまたはアキシャルスキャンのビューのデータを利用して、対応するカウント数が小さくなるにつれて第1の重み係数を小さくする度合いを決めることを特徴とするプロジェクションデータ補正装置である。
(17)上記の課題を解決するための第9の観点での発明は、上記の放射線断層撮像装置において、対応するカウント数が小さいほど小さくなるように前記第1の重み係数を決定する第1の重み係数決定手段を具備したことを特徴とする放射線断層撮像装置である。
(18)上記の課題を解決するための第10の観点での発明は、上記の放射線断層撮像装置において、前記第1の重み係数決定手段は、スカウトスキャンで得たデータまたはアキシャルスキャンのビューのデータを利用して、対応するカウント数が小さくなるにつれて第1の重み係数を小さくする度合いを決めることを特徴とする放射線断層撮像装置である。
【0018】
上記(1)〜(18)のうちのいずれか1つにおいて、前記第1の重み係数を次式によって与えることが、偽像防止を効果的に行う点で好ましい。
第1の重み係数=1−exp{−C/α}
但し、C:前記データの基になった透過放射線のカウント数
α:前記プロジェクションの面積によって定まる定数
【0019】
上記定数αは、スカウトスキャンで得たデータまたはアキシャルスキャンの開始ビューのデータを利用して、そのプロジェクションの面積から計算式またはテーブルによって求めることが好ましい。
【0020】
(作用)
本発明では、プロジェクションデータを、個々に、近傍のデータを含めた平均値との重み付け加算によって補正する。データの重みは、データの基になった透過放射線のカウント数に対応させる。これにより、カウント数が小さいほどデータの重みを小さくするとともに平均値の重みを大きくすることが出来るので、S/Nの低下を補償できる。
【0021】
また、本発明では、カウント数が小さいほどデータの重みを小さくするとともに平均値の重みを大きくする場合に、スカウトスキャンで得たデータまたはアキシャルスキャンのビューのデータを利用して、カウント数が小さいほどデータの重みを小さくする度合いおよび平均値の重みを大きくする度合いを決める。これにより、撮像対象サイズが大きくてストリークアーチファクトが比較的出にくい(ビュー方向によるプロジェクションデータのS/Nの差が比較的小さい)場合は前記度合いを小さくして前記補正を比較的弱くし、撮像対象サイズが小さくてストリークアーチファクトが比較的出やすい(ビュー方向によるプロジェクションデータのS/Nの差が比較的大きい)場合は前記度合いを大きくして前記補正を比較的強くすることが出来るので、撮像対象の大きさによらず、適切な補正が実施できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。
図1にX線CT装置のプロック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0023】
図1に示すように、本装置は、走査ガントリ(gantry)2、撮像テーブル(tab1e)4および操作コンソール(console)6を備えている。
走査ガントリ2は、本発明における放射線照射・検出手段の実施の形態の一例である。走査ガントリ2はX線管20を有する。X線管20から放射された図示しないX線は、コリメータ22により例えば扇状のX線ビームすなわちファンビーム(fan beam)となるように成形され、検出器アレイ24に照射される。検出器アレイ24は、扇状のX線ビームの幅の方向にアレイ状に配列された複数のX線検出素子を有する。検出器アレイ24の構成については後にあらためて説明する。
【0024】
X線管20、コリメータ22および検出器アレイ24は、X線照射・検出装置を構成する。X線照射・検出装置については、後にあらためて説明する。検出器アレイ24にはデータ収集部26が接続されている。データ収集部26は検出器アレイ24の個々のX線検出素子の検出データを収集する。
【0025】
X線管20からのX線の照射は、X線コントローラ(controller)28によって制御される。なお、X線管20とX線コントローラ28との接続関係については図示を省賂する。
コリメータ22は、コリメータコントローラ30によって制御される。なお、コリメータ22とコリメータコントローラ30との接続関係については図示を省略する。
【0026】
以上のX線管20からコリメータコントローラ30までのものが、走査ガントリ2の回転部34に搭載されている。回転部34の回転は、回転コントローラ36によって制御される。なお、回転部34と回転コントローラ36との接続関係については図示を省略する。
【0027】
撮像テーブル4は、図示しない撮像対象を走査ガントリ2のX線照射空間に搬入および搬出するようになっている。撮像対象とX線照射空間との関係については後にあらためて説明する。
【0028】
操作コンソール6は、中央処理装置60を有している。中央処理装置60は、例えばコンピュータ等によって構成される。中央処理装置60には、制御インタフェース(interface)62が接続されている。制御インタフェース62には、走査ガントリ2と撮像テーブル4が接続されている。中央処理装置60は制御インタフェース62を通じて走査ガントリ2および撮像テーブル4を制御する。
【0029】
走査ガントリ2内のデータ収集部26、X線コントローラ28、コリメータコントローラ30および回転コントローラ36が制御インタフェース62を通じて制御される。なお、それら各部と制御インタフェース62との個別の接締については図示を省略する。
【0030】
中央処理装置60には、また、データ収集バッファ64が接続されている。データ収集バッファ64には、走査ガントリ2のデータ収集部26が接続されている。データ収集部26で収集されたデータがデータ収集バッファ64に入力される。データ収集バッファ64は入カデータを一時的に記憶する。
【0031】
中央処理装置60は、データ収集バッファ64を通じて収集した複数ビューのプロジェクションについてそれぞれデータ補正を行い、補正後のプロジェクションデータを用いて画像再構成を行う。中央処理装置60は、本発明における画像生成手段の実施の形態の一例である。また、本発明における画像再構成手段の実施の形態の一例である。画像再構成には、例えばフィルタード・バックプロジェクション(filtered backprojection)法等が用いられる。
【0032】
中央処理装置60には、また、記憶装置66が接続されている。記憶装置66は、各種のデータや再構成画像およびプログラム(program)等を記憶する。中央処理装置60には、また、表示装置68と操作装置70がそれぞれ接続されている。表示装置68は、中央処理装置60から出力される再構成画像やその他の情報を表示する。操作装置70は、操作者によって操作され、各種の指示や情報等を中央処理装置60に入力する。
【0033】
図2に、検出器アレイ24の模式的構成を示す。
検出器アレイ24は、多数のX線検出素子24(i)を配列した、多チャンネルのX線検出器となっている。多数のX線検出素子24(i)は、全体として、円筒凹面状に湾曲したX線入射面を形成する。iはチャンネル番号であり例えばi=1〜1000である。
【0034】
X線検出素子24(i)は、例えばシンチレータ(scintillator)とフォトダイオード(Photo diode)の組み合わせによって構成される。なお、これに限るものではなく、例えばカドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体X線検出素子、あるいは、キセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型のX線検出素子であってもよい。
【0035】
図3に、X線照射・検出装置におけるX線管20とコリメータ22と検出器アレイ24の相互関係を示す、なお、図3の(a)は走査ガントリ2の正面から見た状態を示す図、(b)は側面から見た状態を示す図である。同図に示すように、X線管20から放射されたX線は、コリメータ22により扇状のX線ビーム400となるように成形され、検出器アレイ24に照射されるようになっている。
【0036】
図3の(a)では、扇状のX線ビーム400の広がりすなわちX線ビーム400の幅を示す。X線ビーム400の幅方向は、検出器アレイ24におけるチャンネルの配列方向に一致する。(b)ではX線ビーム400の厚みを示す。
【0037】
このようなX線ビーム400の扇面に体軸を交差させて、例えば図4に示すように、撮像テープル4に載置された撮像対象8がX線照射空間に搬入される。走査ガントリ2は、内部にX線照射・検出装置を包含する筒状の構造になっている
【0038】
X線照射空間は、走査ガントリ2の筒状構造の内側空間に形成される。X線ビーム400によってスライスされた撮像対象8の像が検出器アレイ24に投影される。検出器アレイ24によって、撮像対象8を透過したX線が検出される。撮像対象8に照射するX線ビーム400の厚みthは、コリメータ22のアパーチャの開度により調節される。
【0039】
図5に、プロジェクションデータ補正に関する中央処理装置60のブロック図を示す。同図における各ブロックの機能は、例えばコンピュータプログラム等により実現される。同図に示す中央処理装置60は、本発明のプロジェクションデータ補正装置の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0040】
同図に示すように、中央処理装置60は移動平均ユニット(unit)602を有する。移動平均ユニット602は、本発明における平均値計算手段の実施の形態の一例である。移動平均ユニット602は、例えば図6に示すような撮像対象8のプロジェクションについて、それを構成する個々のプロジェクションデータProj_ij(i:チャンネル番号、j:ビュー番号)につき、チャンネルi方向の移動平均値を求める。移動平均に用いるデータは、例えば近傍7チャンネルのデータとする。
【0041】
プロジェクションデータProj_ijに、乗算器604で第1の重み係数SGijを乗算する。乗算器604は、本発明における第1の積計算手段の実施の形態の一例である。第1の重み係数SGijは次式で与えられる。
【0042】
SGij=1−exp{−Cij/α} (1)
ここで、CijはプロジェクションデータProj_ijの基をなす透過X線のカウント数である。αはプロジェクション面積sの関数であり、次式で与えられる。
α=f(s) (2)
【0043】
αは、具体的には例えば次式で求められる。
α=A/s (2')
ここで、Aは、適当な係数である。
なお、プロジェクション面積sと定数αの対応を予めテーブル化しておいてもよい。
【0044】
図7に、(1)式によるカウント数Cijと係数SGijの関係をグラフ(graph)を示す。
カウント数Cijが小さい所定の範囲では、Cijにほぼ比例する第1の重み係数SGijが得られる。また、αをプロジェクション面積sの関数とし、プロジェクション面積に応じてαを変える。これにより、撮像対象の断面積に適応した第1の重み係数SGijを得ることができる。
【0045】
プロジェクションデータProj_ijの移動平均値には、乗算器606で第2の重み係数(1−SGij)を乗算する。乗算器606は、本発明における第2の積計算手段の実施の形態の一例である。
加算器608は、乗算器604,606の出力データの和を求める。加算器608は、本発明における加算手段の実施の形態の一例である。
【0046】
図5に示した装置は全体として次式のような計算を行う。
【0047】
Proj'ij=SGij・Proj_ij+(1−SGij)ave7{Proj_ij} (3)
【0048】
ここで、
【0049】
ave7{Proj_ij}
【0050】
はプロジェクションデータProj_ijの近傍7チャンネルのデータの移動平均を表す。
(3)式は次式のように書き直すことができる。
【0051】
Proj'ij=ave7{Proj_ij}+SGij(Proj_ij−ave7{Proj_ij} (4)
【0052】
図8に、(4)式の計算を行う装置のブロック図を示す。
図5に示した装置と同様の構成要素は同一の符号を付して説明を省略する。
減算器612は、プロジェクションデータProj_ijとその移動平均値ave7{Proj_ij}との差を求める。この差に乗算器614で第1の重み係数SGijを乗算する。加算器616は、乗算器614の出力データと移動平均ユニット602の出力データすなわち移動平均値ave7{Proj_ij}の和を求める。
【0053】
(3)式および(4)式は、いずれも、プロジェクションデータを、個々に、近傍のデータを含めた移動平均値との重み付け加算を行うことを示してる。加算結果におけるプロジェクションデータの重みは、プロジェクションデータの基になる透過X線のカウント数が小さくなるほど小さくなる。
【0054】
これに対して、移動平均値の重みはそれとは相補的に大きくなる。したがって、カウント数が小さいほど移動平均値の重みが増す。小さいカウント数に基づくプロジェクションデータはS/Nが悪いが、それについてこのように移動平均値の重みを大きくすることにより、S/Nの低下を補償することができる。
【0055】
本装置の動作を説明する。
図9に、本装置の動作のフロー図を示す。
ステップ912では、操作者が操作装置70を通じてスキャン計画を入力する。スキャン計画には、X線照射条件、スライス厚、スライス位置等が含まれる。以下、本装置は、入力されたスキャン計画に従い、操作者の操作および中央処理装置60による制御の下で動作する。
【0056】
ステップ914では、スキャン位置決めを行う。すなわち、操作者が操作装置70を操作して撮像テーブル4を移動させ、撮像対象8の撮像部位の中心をX線照射・検出装置の回転の中心(アイソセンタ:isocenter)に一致させる。
【0057】
ステップ916では、スキャンを行う。すなわち、X線照射・検出装置を撮像対象8の周囲で回転させて、1回転当たり例えば1000ビューのプロジェクションをデータ収集バッファ64に収集する。
【0058】
ステップ917では、撮像対象サイズが小さい場合は強い補正を加え、撮像対象サイズ大きい場合は弱い補正を加えるように、撮像対象サイズに応じて補正の強弱を決定する。具体的には、スキャン開始ビューのプロジェクション面積s(またはスカウトスキャンのデータ)から(2)式または(2')式により定数αを算出するか、又は、プロジェクション面積sと定数αを対応付けたテーブルから定数αを求める。プロジェクション面積sが小さいと、定数αが大きくなり、強い補正となる。逆に、プロジェクション面積sが大きいと、定数αが小さくなり、弱い補正となる。
【0059】
ステップ918およびステップ920では、スキャン後あるいはスキャンに並行して、データ補正および画像再構成をそれぞれ行う。
【0060】
図10に、ステップ918におけるデータ補正の詳細なフロー図を示す。
ステップ932でスキャンデータについてオフセット(offset)補正を行う。オフセット補正は、透過X線のカウント数に付加されたオフセットを補正する処理である。
【0061】
次に、ステップ934でリファレンス補正を行う。リファレンス補正は、透過X線のカウント数をリファレンスチャンネルで測定したX線のカウント数で除算しX線強度禰正を行う処理である。
【0062】
次に、ステップ936で第1の重み係数SGijを算出する。第1の重み係数SGijは、オフセット補正およびリファレンス補正済みのカウント数Cijを用いて(1)式により算出し、記億装置66に保存する。
【0063】
次に、ステップ938でカウント数Cijを−log化する。
次に、ステップ940で感度補正する。
次に、ステッブ942でビームハードニング(beam hardening)補正して、プロジェクションデータProj_ijを得る。
【0064】
ステップ944で、前記プロジェクションデータProj_ijにつき、前述の(3)式または(4)式によるプロジェクションデータ補正を行う。補正計算のための第1の重み係数SGijは、記憶装置66から読み出して用いる。
【0065】
図9に戻り、ステップ920での画像再構成は、このような補正済みのデータからなる複数ビューのプロジェクション用いて、例えばフィルタード・バックプロジェクション法等により行われる。
【0066】
ステップ922では、再構成した断層像を表示装置68に表示する。表示画像は、ストリークアーチファクト等を含まない品質の良い断層像となる。すなわち、図10のステッブ944におけるプロジェクションデータ補正により、カウント数が低い部分のS/N低下が補償されているので、例えば両腕を体側につけた状態で胸部あるいは腹部を撮像した場合等でも、方向性のあるノイズパターンが発生せず、再構成画像にはストリークアーチファクト等の偽像が含まれない。
【0067】
以上、放射線としてX線を用いた例で説明したが、放射線はX線に限るものではなく、例えばγ線等の他の種類の放射線であっても良い。ただし、現時点では、X線がその発生、検出および制御等に関し実用的な手段が最も充実している点で好ましい。
【0068】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、透過放射線のカウント数が低い方向での偽像発生を防止するプロジェクションデータ補正方法および装置、並びに、そのようなプロジェクションデータ補正装置を備えた放射線断層撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】図1に示した装置における検出器アレイの模式図である。
【図3】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置の模式図である・
【図4】図1に示した装置におけるX線照射・検出装置の模式図である。
【図5】プロジェクションデータ補正機能に関する中央処理装置のブロック図である。
【図6】撮像対象のプロジェクションの概念図である。
【図7】透過X線のカウント数と第1の重み係数の関係を示すグラフである。
【図8】プロジェクションデータ補正機能に関する中央処理装置のブロック図である。
【図9】図1に示した装置の動作のフロー図である。
【図10】図1に示した装置の動作のフロー図である。
【符号の説明】
2 走査ガントリ
4 撮像テーブル
6 走査コンソール
8 撮像対象
20 X線管
22 コリメータ
24 検出器アレイ
26 データ収集部
28 X線コントローラ
30 コリメータコントローラ
34 回転部
36 回転コントローラ
60 中央処理装置
62 制御インタフェース
64 データ収集バッファ
66 記憶装置
68 表示装置
70 操作装置
602 移動平均ユニット
604,606,614 乗算器
612 減算器
608,616 加算器

Claims (10)

  1. 透過放射線による撮像対象のプロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求め、
    前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求め、
    前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求め、
    前記第1の積および第2の積を加算するプロジェクションデータ補正方法であって、
    前記第1の重み係数SGijは、
    SGij=1−exp{−Cij/α}
    ここで、iはチャンネル番号、jはビュー番号、Cijは前記透過放射線のカウント数、αはプロジェクション面積が小さいとその値が大きくなり、プロジェクション面積が大きいとその値が小さくなる、プロジェクション面積の関数を示す。
    で表される、ことを特徴とするプロジェクションデータ補正方法。
  2. 請求項1に記載のプロジェクションデータ補正方法において、
    前記αは、
    α=A/s
    ここで、Aは所定の係数、sはプロジェクション面積を示す。
    で表される、ことを特徴とするプロジェクションデータ補正方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のプロジェクションデータ補正方法において、
    前記プロジェクション面積は、スキャン開始ビューのプロジェクション面積又はスカウトスキャンのプロジェクション面積を用いることを特徴とするプロジェクションデータ補正方法。
  4. 透過放射線による撮像対象のプロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求める平均値計算手段と、
    前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求める第1の積計算手段と、
    前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求める第2の積計算手段と、
    前記第1の積および第2の積を加算する加算手段とを具備するプロジェクションデータ補正装置であって、
    前記第1の重み係数SGijは、
    SGij=1−exp{−Cij/α}
    ここで、iはチャンネル番号、jはビュー番号、Cijは前記透過放射線のカウント数、αはプロジェクション面積が小さいとその値が大きくなり、プロジェクション面積が大きいとその値が小さくなる、プロジェクション面積の関数を示す。
    で表される、ことを特徴とするプロジェクションデータ補正装置。
  5. 請求項4に記載のプロジェクションデータ補正装置において、
    前記αは、
    α=A/s
    ここで、Aは所定の係数、sはプロジェクション面積を示す。
    で表される、ことを特徴とするプロジェクションデータ補正装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のプロジェクションデータ補正装置において、
    前記プロジェクション面積は、スキャン開始ビューのプロジェクション面積又はスカウトスキャンのプロジェクション面積を用いることを特徴とするプロジェクションデータ補正装置。
  7. 撮像対象に複数のビュー方向でそれぞれ放射線を照射して透過放射線を検出する放射線照射・検出手段と、前記放射線照射・検出手段が検出した信号に基づくプロジェクションを用いて画像を生成する画像生成手段とを有する放射線断層撮影装置であって、
    前記画像生成手段は、
    前記プロジェクションを構成する個々のデータにつきその近傍のデータとの平均値をそれぞれ求める平均値計算手段と、
    前記データの基になった透過放射線のカウント数に対応する第1の重み係数を前記データに掛けて第1の積を求める第1の積計算手段と、
    前記第1の重み係数の1に関する補数となる第2の重み係数を前記平均値に掛けて第2の積を求める第2の積計算手段と、
    前記第1の積および第2の積を加算する加算手段と、
    前記加算して得られるデータで構成されるプロジェクションを用いて画像を再構成する画像再構成手段とを具備しており、
    前記第1の重み係数SGijは、
    SGij=1−exp{−Cij/α}
    ここで、iはチャンネル番号、jはビュー番号、Cijは前記透過放射線のカウント数、αはプロジェクション面積が小さいとその値が大きくなり、プロジェクション面積が大きいとその値が小さくなる、プロジェクション面積の関数を示す。
    で表される、ことを特徴とする放射線断層撮像装置。
  8. 請求項7に記載の放射線断層撮像装置において、
    前記αは、
    α=A/s
    ここで、Aは所定の係数、sはプロジェクション面積を示す。
    で表される、ことを特徴とする放射線断層撮像装置。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の放射線断層撮像装置において、
    前記プロジェクション面積は、スキャン開始ビューのプロジェクション面積又はスカウトスキャンのプロジェクション面積を用いることを特徴とする放射線断層撮像装置。
  10. 請求項7から請求項9までのいずれかに記載の放射線断層撮像装置において、
    前記放射線としてX線を用いることを特徴とする放射線断層撮像装置。
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