JP3788214B2 - 放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路 - Google Patents

放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路に関し、特に、情報携帯機器に用いられている液晶パネルのバックライト用インバータ電源のような放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の異常保護回路を用いた冷陰極管点灯用インバータの一例を示す回路図である。図7において、冷陰極管点灯用インバータは、インバータ部10と異常保護回路20とを含む。インバータ部10は冷陰極管2を点灯するために、昇圧トランス1と管電流制御回路3と駆動回路4と電流・電圧変換器としての抵抗5と整流回路9とから構成されている。駆動回路4は入力電圧に応じて昇圧トランス1を駆動するための交流信号を生成して昇圧トランス1に与える。昇圧トランス1はその交流信号を昇圧し、冷陰極管2の一方の電極に与え、冷陰極管2を点灯させる。
【0003】
冷陰極管2の他方の電極と接地間には抵抗5が接続され、この抵抗5に管電流が流れることによって電圧が発生し、その電圧がダイオード6と抵抗7とコンデンサ8とで構成される整流回路9によって整流され、整流電圧Vrctが管電流制御回路13に与えられる。管電流制御回路3は整流電圧Vrctが一定の所望の値にほぼ一致するように駆動回路4を制御する。このように、インバータ部10の各部の働きにより、管電流はほぼ一定に制御され、結果として冷陰極管2の明るさ(輝度)もほぼ一定に制御される。
【0004】
一方、異常保護回路20は抵抗21とトランジスタ22とコンデンサ23と定電流源24とサイリスタ25とから構成されており、リモート信号が抵抗26を介して管電流制御回路3のON/OFF端子に与えられるとともに、サイリスタ25のアノードに与えられる。サイリスタ25のカソードは接地される。整流回路9から出力された整流電圧Vrctは抵抗21を介してトランジスタ22のベースに与えられる。トランジスタ22のエミッタは接地され、そのコレクタにはサイリスタ25のゲート端子が接続されるとともに定電流源24が接続される。トランジスタ22のコレクタと接地間には異常保護用コンデンサ23が接続されている。
【0005】
次に、図7に示した冷陰極管点灯用インバータの動作について説明する。今、正常に冷陰極管2が点灯している場合には、管電流が抵抗5に流れることによって整流電圧Vrctが異常保護回路20の抵抗21を介してトランジスタ22のベースに与えられるため、このトランジスタ22が導通し、定電流源24による異常保護用コンデンサ23への充電電流がバイパスされ、異常保護用コンデンサ23には電圧が蓄積されない。その結果、サイリスタ25のゲート端子の電圧が上がらないため、サイリスタ25はオフしたままであり、インバータ部10のON/OFF端子は「H」レベルのままでインバータ部10が正常に動作を継続する。
【0006】
しかし、たとえば冷陰極管2が接続されない場合あるいは冷陰極管2が異常をきたしているような場合には、抵抗5に管電流が流れないため、整流回路9の整流電圧Vrctが0となり、トランジスタ22が非導通になる。すると、定電流源24から異常保護用コンデンサ23に充電電流が流れ、既充電電流の大きさと異常保護用コンデンサ23の静電容量とで決まる時定数でサイリスタ25のゲート電圧が上昇する。ゲート電圧が一定値を超えるとサイリスタ25が導通し、インバータ部10のON/OFF端子が「L」レベルとなり、インバータ部10が動作を停止する。つまり、冷陰極管2が接続されていないあるいは冷陰極管2が異常をきたしているという異常時に保護がかけられる回路構成となっている。
【0007】
図8は従来の冷陰極管点灯用インバータの他の例を示す回路図である。
図8において、インバータ部30は図7に示した昇圧トランス1と駆動回路4とを含むとともに、管電流制御回路33を含む。この例では、管電流制御回路33が冷陰極管2に対して交流結合されている点に特徴がある。冷陰極管2の他方の電極は抵抗35を介して接地され、その接続点にはコンデンサ34の一方端が接続され、コンデンサ34の他方端は管電流制御回路33の入力端子であるトランジスタ38のベースに接続される。定電流源36とダイオードとが直列接続され、その接続点の電圧がバイアス電圧Vfとして抵抗37を介して入力端子に与えられている。
【0008】
このバイアス電圧Vfはトランジスタ38のベースエミッタ間電圧Vbeでキャンセルされる。このとき、ダイオード51とトランジスタ38とを同一チップ内に配置すれば、バイアス電圧Vfの温度特性とベースエミッタ電圧Vbeの温度特性を完全にキャンセルすることができる。つまり、コンデンサ34と定電流源36とダイオード51と抵抗37とトランジスタ38により、バイアス電圧Vf分のない理想ダイオードを構成していると考えられる。このとき、管電流を電圧変換した電圧Vfbのピーク電圧とトランジスタ38のエミッタ電圧である整流電圧Vrctのピーク電圧は一致することになる。
【0009】
トランジスタ38のエミッタと接地間には抵抗39とコンデンサ40とが並列接続され、整流電圧Vrctは比較器41の比較入力端に与えられる。比較器41の基準入力端には目標電圧Vcntが与えられており、整流電圧Vrctは比較器41によって目標電圧Vcntと比較され、その出力は積分回路51に与えられて積分され、ON−Duty変調回路42に入力される。ON−Duty変調回路42により、整流電圧Vrctの平均値と目標電圧Vcntの値が一致するように駆動回路4のON−Dutyが制御され、冷陰極管2の管電流、ひいては冷陰極管2の輝度が一定値に制御される。
【0010】
一方、抵抗35によって管電流を電圧に変換した変換電圧Vfbは異常保護回路50の比較器43の比較入力端に入力され、比較器43の基準入力端には基準電圧Vudrが与えられる。比較器43の出力は抵抗44を介してトランジスタ45のベースに与えられ、トランジスタ45のエミッタは接地され、コレクタはサイリスタ48のゲート端子に接続される。また、トランジスタ45のコレクタには定電流源47が接続され、コレクタと接地間には異常保護用コンデンサ46が接続される。比較器43は変換電圧Vfbが基準電圧Vudrを越えたときには、「H」レベル信号を出力してトランジスタ45を導通させ、異常保護用コンデンサ46に蓄積された電荷を放電させる。
【0011】
もし、冷陰極管2が破損していたり、接続されていなかったりして管電流が流れない場合には、比較器43の出力は「L」レベルになったままであり、異常保護用コンデンサ46の両端電圧は定電流源47と異常保護用コンデンサ46の静電容量で定まる時定数で上昇する。異常保護用コンデンサ46の端子電圧がサイリスタ48のオン電圧に達すると、このサイリスタ48が導通してインバータ部30が動作を停止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述の図7に示した従来例の場合、管電流制御回路3が冷陰極管2の他方電極に対して直流結合されているため、管電流の精度はダイオード6のVfに依存する。Vfは温度特性を持っているために、周囲温度が変化すると冷陰極管2の管電流値が変化してしまうという問題がある。
【0013】
Vfの温度特性は約2.5mV/℃であり、たとえば0℃〜60℃を温度仕様範囲とするインバータの場合には、±2.5[mV/℃]×60[℃]=150mVのVf変化がある。このVf変化の影響を小さくしようとすれば、検出抵抗5に発生する電圧を大きくすればよい。
【0014】
たとえば、この温度変化による管電流変動を1%に抑えようとするならば、検出抵抗5に発生する電圧は約150mV÷1%=15V0ーp=10.6Vrms以上である必要がある。
【0015】
ここで、冷陰極管として2〜2.5インチ程度の液晶パネルを点灯させる冷陰極管を選んだ場合、その管電圧は200Vrms程度になる。つまり、検出抵抗5を挿入することによる電力損失は10.6÷(200+10.6)=5%にも及ぶ。つまり、周囲温度変化に伴う管電流変化を抑制しようとすれば、電力損失が増えてしまうという問題がある。
【0016】
一方、図8に示した従来例の場合、管電流制御回路33が冷陰極管2の他方電極に対して交流結合されており、ダイオード51の電圧Vfとトランジスタ38のベースエミッタ間電圧Vbeが互いにキャンセルされるために、管電流の周囲温度依存は原理的には発生しない。よって、検出抵抗35をむやみに大きくする必要がなく、図7に示した例に比べて電力損失を小さく抑えることができる。
【0017】
しかし、交流結合構成を用いて1チップIC化した場合、トランジスタ38のベース端子に負電圧が印加されることを嫌がり、Vcnt<Vfに選ばれることが多い。
【0018】
図9は図8の抵抗39とコンデンサ40で決まる整流時定数が大きい場合と小さい場合の、変換電圧Vfb,目標電圧Vcnt,整流電圧Vrctの波形概念図を示す。
【0019】
目標電圧Vcntと整流電圧Vrctの平均値は同一になるように管電流が制御されているので、図9(a)に示す斜線部AとBの面積は一致する。これによりわかるように、整流時定数が小さいときには変換電圧Vfbのピーク電圧は目標電圧Vcntよりも比較的大きくできるが、整流時定数をだんだん大きくしていくと、変換電圧Vfbのピーク電圧は目標電圧Vcntに収束していく様子がわかる。
【0020】
整流時定数を小さくすると、抵抗39とコンデンサ40の定数ばらつき、つまり時定数ばらつきによって管電流のばらつきが大きくなる傾向になる。そのため、管電流精度の面からはできるだけ整流時定数は大きくすることが望ましい。よって、実設計においては変換電圧Vfbのピーク電圧≒Vcntに設定される場合が多い。
【0021】
以上のことから、変換電圧Vfbのピーク電圧<バイアス電圧Vfとなってしまい、図8に示した従来例のようにトランジスタ45に直接変換電圧Vfbを与えても、トランジスタ45がオンしない。そのため、高価な比較器43を一旦挿入しなければならないという問題がある。
【0022】
冷陰極管2は点灯遅れが発生する場合があるため、起動後すぐには管電流が流れなくても、1〜数秒間は継続して電圧を出力することが求められる。このため、図7および図8に示したいずれの従来例の場合にも、定電流源と、異常保護用コンデンサ容量で決まる時定数は1〜数秒の時定数に設定することになる。
【0023】
一方、インバータの異常モードとしては、高圧配線の部分断線によるアーク放電発生という故障がある。アーク放電の場合、秒オーダよりも短い間隔で放電管電流が流れたり流れなかったりするため、従来の保護回路では停止動作することができず、異常発熱により最悪の場合には回路損傷に至る場合があった。
【0024】
それゆえに、この発明の主たる目的は、管電流精度の温度依存性がなく、電力損失小さく、かつ低価格の放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
この発明は、その一方電極が放電管に流れる交流電流を受け、その他方電極が基準電位を受け、放電管に流れる交流電流を第1の交流電圧に変換する電流・電圧変換用インピーダンス素子と、第1の交流電圧に基づいて放電管に流れる交流電流をほぼ一定に制御するための管電流制御手段とを備え、該管電流制御手段は、直列接続された定電流源およびダイオードの接続点の電圧と第1の交流電圧をベースに受け、第1の交流電圧を整流してエミッタから出力する理想ダイオードとして機能する第1のトランジスタを含みさらに、所定の充電電流により異常保護用コンデンサに電荷を蓄積し、異常保護用コンデンサの端子間電圧が一定値を越えたことに応じて異常発生と認識し、管電流制御手段による制御を停止させる保護回路手段と、放電管の一方電極と電流・電圧変換用インピーダンス素子の一方電極との間に接続される電圧増幅用インピーダンス素子と、放電管と電圧増幅用インピーダンス素子の接続点に発生する第2の交流電圧に応じて、放電管に交流電流が流れている間は保護回路手段が動作しないように、異常保護用コンデンサに電荷が蓄積されないようにするリセット手段とを備え、該リセット手段は、異常保護用コンデンサに並列接続され、そのベースが第2の交流電圧を受ける第2のトランジスタを含むことを特徴とする。
【0026】
したがって、理想ダイオードを含む管電流制御手段を用いるので、管電流精度の温度依存性がなくなり、電流・電圧変換用インピーダンス素子による電力損失も小さくできる。また、放電管と電流・電圧変換用インピーダンス素子との間に電圧増幅用インピーダンス素子を挿入し、放電管と電圧増幅用インピーダンス素子の接続点に発生する第2の交流電圧をリセット手段に含まれる第2のトランジスタのベースに直接与えるので、高価な比較器が不要となり、安価な異常保護回路を実現できる。
【0027】
好ましくは、さらに、起動後第1の時定数で定まる時間の間異常保護用コンデンサの電荷を放電させる時定数回路を備え、保護回路手段は、第1の時定数よりも短い第2の時定数で異常保護用コンデンサを充電する充電手段を含み、起動直後は時定数回路の第1の時定数で異常保護し、起動後一定時間経過後は第2の時定数で異常保護する。
【0028】
これにより、起動直後の放電管の点灯遅れの期間には電圧を継続して出力でき、高圧配線の断線のような不良に対しても保護をかけることができる。
【0029】
第2の時定数は10msec以下に設定される。
その結果、高圧配線の部分的な断線についても有効な保護を実現できる。
【0030】
さらに、調光信号に応じて管電流制御手段によって放電管の点灯デューティ比を変化させてバースト調光させる調光手段と、調光手段によるバーストオフ期間の間は異常保護用コンデンサの端子間電圧をホールドするホールド手段とを備える
【0031】
これにより、良好なバースト調光および保護動作を実現する。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態の放電管点灯用高圧電源装置の回路図である。図1において、この実施形態では、昇圧トランスとして圧電セラミックトランス101が用いられる。圧電トランス101の1次側電極は駆動回路104によって駆動され、圧電トランス101の昇圧作用により2次側電極には高圧電圧が発生する。この高圧電圧が冷陰極管102の一方の電極に与えられて点灯する。冷陰極管102の他方の電極は電圧増幅用インピーダンス素子である抵抗105と電流・電圧変換器である抵抗106を介して接地側に接続される。抵抗105と106の接続点の変換電圧Vfbは図8と同様にして、コンデンサ107と定電流源108とダイオード109と抵抗110とトランジスタ111とからなる理想ダイオードと、抵抗112およびコンデンサ113からなる整流時定数回路により整流されて整流電圧Vrctになる。この整流電圧Vrctは比較器114の比較入力端に与えられ、その基準入力端には目標電圧Vcntが与えられる。比較器114は目標電圧Vcntと整流電圧Vrctを比較し、その比較結果を積分回路124を介してVCO(電圧制御発振器)115に与える。VCO115の出力はFET116とコイル117とで構成された駆動回路104に入力される。
【0033】
また、電圧増幅用インピーダンス素子である抵抗105に発生する電圧は抵抗118を介してトランジスタ119のベースに与えられ、トランジスタ119のコレクタはサイリスタ122のゲート端子に接続されるとともに、定電流源120に接続される。さらに、トランジスタ119のコレクタと接地間には異常保護用コンデンサ121が接続される。VCO115のON/OFF端子には、抵抗123を介してリモート信号が入力されており、このON/OFF端子と接地間にはサイリスタ122が接続される。抵抗118とトランジスタ119と定電流源120と異常保護用コンデンサ121とサイリスタ122とによって異常保護回路130が構成されている。
【0034】
図2は図1に示した駆動回路各部の電圧波形を示す。
次に、図2を参照して図1に示した放電管点灯用高圧電源装置の動作について説明する。VCO115から図2に示すように、デューティ比50%のFETゲート電圧VgがFET116のゲートに与えられると、ゲート電圧Vgが「H」レベルの期間に入力電圧に基づく電流エネルギがコイル117に蓄積される。ゲート電圧Vgが「L」レベルになるとFET116がオフし、コイル117に蓄えられたエネルギが圧電トランス101の入力容量に流れ込む。このとき圧電トランス101の入力容量に合せてコイル117のインダクタンス値を選定しておけば、図2に示すように圧電トランス101への入力電圧Vptは半波正弦波状に形成でき、0ボルトスイッチングによりスイッチングロスを小さくできる。このような駆動構成は、準E級駆動と呼ばれ、圧電トランス101の駆動においては最も一般的に用いられている駆動方式である。
【0035】
また、圧電トランス101の周波数−昇圧比特性は図3に示すようになり、共振周波数f0よりも高周波側で使用する方法が一般的にとられている。
【0036】
図1に示した実施形態の場合、制御安定状態では整流電圧Vrct=目標電圧Vcntになるように制御されている。今、何らかの外乱(たとえば入力電圧の増加)により管電流が増加した場合を考える。管電流の増加に伴い、変換電圧Vfbと整流電圧Vrctが増加し、VCO115への入力電圧が低下する。ここで、VCO115は入力電圧が低いと周波数が高くなり、入力電圧が高ければ周波数が低くなるように設計されているものとすると、駆動回路104へ出力される駆動周波数が高くなることになる。よって、図3の周波数特性により、圧電トランス101の昇圧比が低下し、管電流が減少する。つまり、初期の外乱を制御する方向に制御がかかることになる。逆に、管電流が低下した場合には、駆動周波数が下がってやはり管電流の低下を抑制するように制御される。
【0037】
図1に示した実施の形態では、交流結合の管電流制御回路33を使用しているため、変換電圧Vfbのピーク電圧≒Vf≒0.7V0-p程度になっている。ここで、電圧増幅用インピーダンスである抵抗105が挿入されている点がこの発明の特徴である。
【0038】
たとえば、抵抗105と106の抵抗値を一致させておくと、抵抗105と冷陰極管102との接続点には2×Vfp≒1.4V0-pの電圧が発生するため、抵抗118を介してトランジスタ119を接続すれば、トランジスタ119を十分ON/OFFできる。つまり、従来例の図8に示したような高価な比較器43を使用しないでも安価なトランジスタ1石で保護回路を達成できるという利点がある。
【0039】
また、抵抗105の端子電圧は1.4V0-pであり、管電圧200Vrmsの冷陰極管に適用した場合でも、その電力損失は1.4V0-p÷(200Vrms×1.414+1.4V0-p)=0.5%と従来例の図7に比較して電力損失を大幅に改善できる。
【0040】
図4はこの発明の他の実施形態の放電管点灯用高圧電源装置の回路図である。図4において、圧電トランス201の1次側電極は駆動回路204により駆動され、圧電トランス201の昇圧作用により2次側電極には高圧電圧が発生する。この高圧電圧により冷陰極管202が点灯し、その管電流は電圧増幅用インピーダンス素子である抵抗211と電流・電圧変換器である抵抗212を介して接地側に流れる。抵抗211と212との接続点から得られる変換電圧Vfbは図1と同様にして、コンデンサ213と定電流源214とダイオード215と抵抗216とトランジスタ217とからなる理想ダイオードと、抵抗218とコンデンサ219とからなる整流時定数回路により整流されて整流電圧Vrctとなる。この整流電圧Vrctは比較器220の比較入力端に与えられ、基準入力端には目標電圧Vcntが与えられる。比較器220は目標電圧Vcntと整流電圧Vrctを比較し、その比較結果は積分器221を介してVCO222に与えられる。
【0041】
バースト信号生成回路224は、外部から与えられる調光信号に応じてバースト信号を発生する。このバースト信号生成回路224から出力されたバースト信号はANDゲート223の一方入力端に与えられる。ANDゲート223はバースト信号とVCO222の出力との論理積をとり、FET237とコイル238とからなる駆動回路204に与える。
【0042】
抵抗211と接地間とに発生する電圧は抵抗225を介してトランジスタ226のベースに与えられる。トランジスタ226のコレクタにはサイリスタ232のゲート端子が接続されるとともに、定電流回路228の出力が接続される。さらに、トランジスタ226のコレクタと接地間には異常保護用コンデンサ227が接続される。
【0043】
リモート信号は抵抗233を介して管電流制御回路203のON/OFF端子に与えられ、そのON/OFF端子と接地間にはサイリスタ232が接続される。さらに、リモート信号はコンデンサ231を介してトランジスタ229のベースに与えられ、トランジスタ229のベースと接地間には抵抗230が接続される。トランジスタ229のエミッタは接地され、コレクタは異常保護用コンデンサ227に接続される。圧電トランス201の出力電圧は抵抗234と235とによって分圧され、その分圧電圧は比較器236の比較入力端に与えられ、比較器236の基準入力端には基準電圧Vopnが与えられる。比較器236の出力はVCO222に与えられる。
【0044】
また、バースト信号生成回路224の出力信号は積分回路221にサンプルホールド信号として与えられるとともに、定電流回路228に接続され、定電流回路228の出力のON/OFFが制御される。
【0045】
図4に示した放電管点灯用高圧電源装置における正常動作時の管電流一定制御機能については図1と同じであるため、その詳細な説明は省略する。
【0046】
ここで、バースト調光について説明する。バースト調光はPWM調光,デューティ調光とも呼ばれる場合があるが、目に見えない程度の速い周波数(具体的には150〜数百Hz程度)で放電管を点灯/消灯し、その点灯デューティ比を変化させることで放電管の輝度を調整する方法である。つまり、点灯デューティ比を小さくすれば、見かけ上は放電管は一様に暗くなったように見える。
【0047】
バースト信号生成回路224は外部から与えられる調光信号に応じて、点灯デューティ比を変化させる機能を有する。すなわち、バースト信号生成回路224の出力が「L」レベルのときには、ANDゲート223が閉じられ、VCO222の出力が駆動回路204に与えられなくなるため、バーストオフ、つまり放電管が消灯する。一方、バースト信号生成回路224の出力が「H」レベルのときには、VCO222の出力はANDゲート223を介して駆動回路204に与えられるので、バーストオン、つまり放電管が点灯する。これにより、放電管輝度を所望の明るさに調整できるようになる。
【0048】
バーストOFF期間には電極管202に流れる管電流が0になるので、管電流制御回路203は駆動周波数を低周波側に掃引してしまう。そうすると、次にバーストONとなった瞬間、駆動周波数が低すぎて圧電トランス昇圧比が過剰になり、過大な管電流が流れてしまい、所望のバースト調光ができないという不具合が生じる。このため、一般的にはバーストOFF期間には積分回路221の出力をサンプルホールドし、バーストONからOFFに切換わる直前に積分回路221の出力電圧をバーストOFF期間中保持することで、所望のバースト調光が実現できるようにする技術が用いられている。
【0049】
また、冷陰極管202が接続されていない、あるいは点灯遅れした場合には、圧電トランス201の負荷インピーダンスが大きくなり、非常に大きな出力電圧が発生し、絶縁破壊あるいは圧電トランス201が破断する不具合の生じるおそれがある。そこで、圧電トランス201の出力電圧を抵抗234と235で分圧し、その電圧が基準電圧Vopnを越えたことを比較器236が判別すると、比較器236はVCO222の周波数を高周波側に掃引制御させる。この場合、Vopnで決まる一定開放電圧が出力されるように制御を行なってもよく、あるいはVCO222を一旦最高周波数にリセットし、最高周波数から再度低周波側に掃引することにより、圧電トランス201の出力電圧を鋸歯状に制御してもよい。
【0050】
異常保護回路205の抵抗225と定電流源228と異常保護用コンデンサ227とサイリスタ232で構成される保護回路の動作については、図1と同じである。ここで、定電流源228とコンデンサ227で決まる時定数を時定数2と称する。
【0051】
一方、コンデンサ231と抵抗230とで決まる時定数も設けられており、これを時定数1とする。ここで、時定数1を数秒,時定数2を数mecに設定しておく。
【0052】
圧電トランス201や高圧巻線トランスでは、高圧配線の断線不良が発生する場合がある。高圧配線が完全に断線した場合には、冷陰極管202の管電流が継続的に0になるため、図1に示す回路でも一定時間経過後にはインバータ回路の動作が停止する。しかし、高圧配線の部分断線のような場合には、管電流が流れたり流れなかったりするため、図1に示した回路では、動作停止することができず、やがて回路が損傷するに至る可能性がある。
【0053】
図5は部分断線を模擬した場合の管電流波形の一例を示し、図6はその拡大図を示す。
【0054】
図5および図6から明らかなように、部分断線が生じた場合には、放電アークが継続している間は管電流が流れ、放電アークの熱により線が焼けたりなどして状態が変化すると電流が流れなくなる。電流が流れなくなると圧電トランス201の電圧が上昇して再度放電アークが発生して管電流が流れる、という状態を繰返している様子がわかる。
【0055】
本願発明者らはさまざまな部分断線の模擬試験を実施した結果、管電流が流れない期間は1msec〜100msec程度にばらついており、10msecの期間に電流が流れない場合を異常と判断すれば、ほとんどの部分断線を検出・動作停止できることを経験的に導き出した。
【0056】
しかしながら、先に述べたように、起動直後は冷陰極管202の点灯遅れといった現象が見られるため、10msec以下の期間中に電流が流れなければ停止する回路を付加すると、高圧配線の断線がないにもかかわらず、保護動作して、回路が起動しないという不具合が生じる。そこで、図4に示した回路では、コンデンサ231と抵抗230で決まる時定数1で起動直後から一定期間(数秒程度)は異常保護用コンデンサ227に電荷が蓄積されないようにトランジスタ229を導通させ、時定数1の期間経過した後は時定数2で決まる期間中に管電流が流れなければ動作停止することができるため、起動しないという不具合を回避したままで高圧配線の部分断線時にも動作停止ができるようになる。
【0057】
しかしながら、時定数2を小さくしていき、バーストOFF期間よりも小さくしてしまうと、バーストOFF期間に保護動作が働いてしまうという不具合が生じる。その対策として、バーストOFF期間には定電流源228の出力を停止させる。これにより、バーストOFF期間に異常保護用コンデンサ227の電圧が上昇することがないため、バースト調光時に保護がかかる不具合を防止できる。
【0058】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、放電管と電流・電圧変換用インピーダンス素子との間に電圧増幅用インピーダンス素子を挿入し、放電管と電圧増幅用インピーダンス素子の接続点に発生する第2の交流電圧をリセット手段に含まれる第2のトランジスタのベースに直接与えるので、高価な比較器が不要となり、安価な異常保護回路を実現できる。また、理想ダイオードを含む管電流制御手段を用いるので、管電流精度の温度依存性がなくなり、電流・電圧変換用インピーダンス素子による電力損失も小さくすることができる。
【0060】
また、回路保護までの時定数を2種類持つことにより、起動直後は遅い時定数で回路保護がかかり、起動後一定時間が経過した後は速い時定数で回路保護をかけることができる。これにより、起動直後の冷陰極管の点灯遅れの期間には電圧を継続して出力できかつ高圧配線の断線といった不良に対しても保護をかけることができるようになる。このため、実使用時に衝撃が加わって高圧配線が断線に至る可能性の高い情報携帯機器用の液晶バックライトインバータに適用すると効果的になる。
【0061】
特に、時定数2のように速い時定数についてはたとえば10msec以下に設定することにより、高圧配線の部分的な断線についても有効な保護が実現できる。
【0062】
さらに、バーストOFFの期間には、定電流による充電を停止して異常保護用コンデンサの両端電圧をホールドすることで、時定数2を速く設定した場合でも良好なバースト調光および保護動作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の放電管点灯用高圧電源装置の回路図である。
【図2】 図1に示した駆動回路の動作波形図である。
【図3】 図1に示した圧電トランスの周波数−昇圧比特性を説明するための図である。
【図4】 この発明の他の実施形態の放電管点灯用高圧電源装置の回路図である。
【図5】 部分断線時の管電流波形の一例を示す図である。
【図6】 図5に示した管電流波形を拡大して示す図である。
【図7】 従来の放電管点灯用高圧電源装置の回路図である。
【図8】 従来の放電管点灯用高圧電源装置の他の例を示す回路図である。
【図9】 交流結合入力の各波形を示す図である。
【符号の説明】
101,201 圧電トランス、102,202 冷陰極管、103,203管電流制御回路、104,204 駆動回路、105,106,110,112、118,123,211,212,216,218,225,230,233〜235 抵抗、107,113,121,213,219,227,231コンデンサ、108,120,214,228 定電流源、109,215 ダイオード、111,119,217,226,229 トランジスタ、114,220,236 比較器、115,222 VCO、116,237 FET、117,238 コイル、122,232 サイリスタ、124,221 積分回路、130,205 異常保護回路、224 バースト信号生成回路。

Claims (4)

  1. その一方電極が放電管に流れる交流電流を受け、その他方電極が基準電位を受け、前記放電管に流れる交流電流を第1の交流電圧に変換する電流・電圧変換用インピーダンス素子と、
    前記第1の交流電圧に基づいて前記放電管に流れる交流電流をほぼ一定に制御するための管電流制御手段とを備え、該管電流制御手段は、直列接続された定電流源およびダイオードの接続点の電圧と前記第1の交流電圧をベースに受け、前記第1の交流電圧を整流してエミッタから出力する理想ダイオードとして機能する第1のトランジスタを含み
    さらに、所定の充電電流により異常保護用コンデンサに電荷を蓄積し、前記異常保護用コンデンサの端子間電圧が一定値を越えたことに応じて異常発生と認識し、前記管電流制御手段による制御を停止させる保護回路手段と、
    前記放電管の一方電極と前記電流・電圧変換用インピーダンス素子の一方電極との間に接続される電圧増幅用インピーダンス素子と、
    前記放電管と前記電圧増幅用インピーダンス素子の接続点に発生する第2の交流電圧に応じて、前記放電管に交流電流が流れている間は前記保護回路手段が動作しないように、前記異常保護用コンデンサに電荷が蓄積されないようにするリセット手段とを備え、該リセット手段は、前記異常保護用コンデンサに並列接続され、そのベースが前記第2の交流電圧を受ける第2のトランジスタを含むことを特徴とする、放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路。
  2. さらに、起動後第1の時定数で定まる時間の間前記異常保護用コンデンサの電荷を放電させる時定数回路を備え
    前記保護回路手段は、前記第1の時定数よりも短い第2の時定数で前記異常保護用コンデンサを充電する充電手段を含み、
    起動直後は前記時定数回路の第1の時定数で異常保護し、起動後一定時間経過後は前記第2の時定数で異常保護することを特徴とする、請求項1に記載の放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路。
  3. 前記第2の時定数は10msec以下に設定されることを特徴とする、請求項2に記載の放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路。
  4. さらに、調光信号に応じて前記管電流制御手段によって前記放電管の点灯デューティ比を変化させてバースト調光させる調光手段と、
    前記調光手段によるバーストオフ期間の間は前記異常保護用コンデンサの端子間電圧をホールドするホールド手段とを備えることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の放電管点灯用高圧電源装置の異常保護回路。
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