JP3781646B2 - 移動電話機及びそのバックライト制御方法 - Google Patents

移動電話機及びそのバックライト制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動電話機及びそのバックライト(backlight )制御方法に関し、特に、通話時におけるバックライトの点灯→消灯の制御を最適に行えるようにし、電力消費の低減と使い勝手の向上が図れるようにした移動電話機及びそのバックライト制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)機等の移動電話機は、固定式電話のハンドセットに相当する部分を本体とし、この本体にアンテナ、高周波部、キーマトリックス、表示部、制御部、マイク、スピーカ、バックライト等を一体化した構成となっている。このような構成の移動電話機(ここでは、携帯電話機)で通話を行う場合、キーマトリックスを用いてオフフック操作をし、ついで本体を片手に持ち、スピーカが耳の部分に合わせた状態で保持し、相手が出るのを待って通話を開始するという用い方になる。
【0003】
ところで、携帯電話機やPHS機は、電源に充電式の小型電池を用いながら、回路に工夫を凝らすなどして、数百時間に及ぶ待ち受け時間を可能にしている。このため、電力消費の大きいバックライト等は、不必要と思われる状態になったときに消灯する制御が行われている。例えば、電源オンやキーマトリックスの操作をしたとき、バックライトを一定時間だけ点灯し、一定時間になった時点で消灯している。
【0004】
電源オンやキーマトリックスの操作時以外にも、バックライトの消灯が望ましい場合がある。例えば、通話を行う際には、上記したように、携帯電話機本体は耳のそばにあり、ユーザーが表示器や操作部(キーマトリックス)を見ることは決して無い。したがって、通話中にはバックライトを点灯する必要がなく、消灯することが望ましい。しかし、従来、キーマトリックスの操作が開始されると、バックライトを一定時間点灯させる構成になっているため、目視できない通話中にも操作部や表示部のバックライトが点灯し、その分だけ貴重なバッテリ電力が消耗されてしまう。
【0005】
図4は、従来の移動電話機のバックライト制御方法を示す。図中、Sはステップを表している。
図5のバックライト制御方法は、上記した従来の問題を解決する方法である。まず、キーの操作が有ったか否かが判断され(S201)、キー操作有りが判断されればバックライトが点灯する(S202)。バックライトを点灯後、通話の開始の有無が判断(オフフック操作により判断)される(S203)。通話開始が判断た場合、表示を見ないと判断してバックライトを消灯する(S204)。ついで、通話の終了のが判断(オンフック操作により判断)される(S205)。通常、通話が終了すれば、ユーザーは移動電話機本体を耳の位置から離し、体の前方へ移動するのが普通であり、表示内容を見る可能性が大である。そこで、S201にリターンしてバックライトを点灯する。一方、S203において通話開始が判断されなかった場合、タイマーで設定した時間を経過したか否かが判断される(S206)。設定時間を経過した場合、バックライトを消灯する(S207)。その後、S201に戻り、待機状態になる。
【0006】
図5の処理においては、タイマーにより点灯時間を短く設定した場合、操作ボタン(キー)を操作中にバックライトが消灯してしまったり、逆に、バックライトが急に消灯する等の状況が発生し、ユーザーにとっては使いづらいものとなる。そこで、このような問題を解決する方法として、特開2001−086232号公報があり、予め設定した時間にバックライトの点灯輝度が徐々に暗くなってから消灯させるようにし、バックライトが点灯状態から突然に消灯するのを防止している。
【0007】
また、特開平9−27844号公報では、周囲が暗い時には、通話開始のキー入力又は着呼に応答してバックライトを点灯し、同時にタイマーをスタートさせ、ついで音声入力が検出され又は一定時間経過後にバックライトを消灯させる構成にし、バックライトの点灯時間を最少にし、消費電力の低減を図っている。
【0008】
特開平9−321853号公報では、操作部の操作有りにより通話検出部が通話の開始を検出し、点灯中のバックライトを消灯し、通話検出部が通話終了を検出したときには一定時間バックライトを点灯するようにし、通話中で表示部及び操作部を見れないときにバックライトが点灯し、バッテリーの電力消費を低減できるようにしている。
【0009】
特開2000−174896号公報では、基地局から特定のメッセージを受信したとき、バックライトの点灯制御に関してユーザーが設定した内容に基づいてバックライトの点灯/消去の制御を行うようにし、通話状態において必要なキーの操作が誤りなく行えるようにすると共に、電池の消費電流を最少限に抑えられるようにしている。
【0010】
さらに、特開2001−103153号公報では、発呼時に電話番号が入力され、又は着信時の相手方からの送信バッファ有りを判定したとき、音声通話かデータ通信かを判定し、音声通話のときにはバックライトを消灯する制御を行い、電池の消費電流を低減できるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の移動電話機によると、特開2001−086232号公報の場合、バックライトの点灯輝度が徐々に暗くなってから消灯させるようにしているが、輝度を低くすることにより、消費電力は抑えられるものの、バックライトが通話開始から一定時間は連続点灯していることに変わりはなく、電力が無駄に消費される点である。
【0012】
また、特開平9−321853公報によると、通話開始をもってタイマーが起動し、タイムアップによりバックライトを消灯し、また、特開2001−103153号公報によると、電話番号の入力により音声通話を判定してバックライトを消灯するため、バックライトが点灯から消灯に一挙に変化し、移動電話機を耳の側に移動させる前にバックライトが消灯してしまった場合、ユーザーに違和感を与える。また、バックライトが消灯した後でも、表示画面を再確認したり、再入力を行いたいと思うことがあるが、このような場合、バックライトが消灯していると表示画面が見れなかったり、見え難くなる。
【0013】
特開2000−174896号公報によると、基地局からの特定のメッセージの受信時、ユーザーが設定した内容に基づいてバックライトの点灯/消去の制御が行われるため、メッセージ受信及びユーザー設定が無いときには、バックライトの点灯/消去制御は行われず、消費電力の抑制効果が低減する。
【0014】
本発明の目的は、バックライトの点灯から消灯の間に低輝度点灯状態を設け、使用者の使い勝手を損なうことなく、消費電力を低減することが可能な移動電話機及びそのバックライト制御方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するため、第1の特徴として、無線により通信を行う無線部と、本体に設けられた表示部及び操作部と、前記表示部及び前記操作部を照明するバックライトと、送話器としてのマイクロホンを備え、電源に電池を用いて動作する移動電話機において、前記マイクロホンからの出力信号のレベルに基づいて音声の有無を検出する音声検出回路と、通話状態にあるか否かを検出する通話検出回路と、前記バックライトを駆動するバックライト駆動回路と、前記バックライトの点灯時間をカウントするタイマーと、前記通話検出回路が通話開始を検出したことに基づいて点灯中の前記バックライトを低輝度点灯状態に制御し、この状態下で前記音声検出回路により音声有りが検出され或いは前記タイマーがタイムアップしたことをもって前記バックライトを消灯するバックライト制御回路を備えることを特徴とする移動電話機を提供することにある。
【0016】
この構成によれば、通話の開始を通話検出回路が検出すると、点灯中のバックライトはバックライト制御回路によって低輝度点灯状態に制御され、この状態において使用者の話す声が音声検出回路によって検出されると、本体が耳の側に移動した状態になり、使用者が表示部を見る必要は無くなったものと見なし、バックライトを消灯する。また、通話開始が検出された後、使用者の話す声が検出されない場合でも、一定時間が過ぎれば、本体を耳の側に移動した後、無言でいるものと見なし、タイマーで設定した時間が経過したことをもってバックライト制御回路はバックライトを消灯する。このように、点灯中のバックライトを通話開始の判断に基づいて低輝度点灯状態にし、ついで消灯を行うことにより、使用者の使い勝手を損なうことなく、消費電力を低減することができる。
【0017】
本発明は、上記の目的を達成するため、第2の特徴として、無線により通信を行う無線部と、本体に設けられた表示部及び操作部と、前記表示部及び操作部を照明するバックライトと、受話器としてのスピーカを備え、電源に電池を用いて動作する移動電話機において、前記スピーカの近傍に設置され、人体に対する接触状態を感知するセンサと、前記センサの出力信号が所定レベルを越えるときに検出信号を出力する接触検出回路と、通話状態にあるか否かを検出する通話検出回路と、前記バックライトを駆動するバックライト駆動回路と、前記バックライトの点灯時間をカウントするタイマーと、前記通話検出回路が通話開始を検出したことに基づいて点灯中の前記バックライトを低輝度点灯状態に制御し、この状態下で前記接触検出回路から検出信号が出力され、或いは前記タイマーがタイムアップしたことをもって前記バックライトを消灯するバックライト制御回路を備えることを特徴とする移動電話機を提供することにある。
【0018】
この構成によれば、通話の開始を通話検出回路が検出すると、点灯中のバックライトはバックライト制御回路によって低輝度点灯状態に制御され、この状態において本体が使用者の体に接触したことが検出されると、本体が耳の側に移動した状態になり、使用者が表示部を見る必要は無くなったものと見なし、バックライトを消灯する。また、通話開始が検出された後、使用者の話す声が検出されない場合でも、一定時間が過ぎれば、本体を耳の側に移動した後、無言でいるものと見なし、タイマーで設定した時間が経過したことをもってバックライト制御回路はバックライトを消灯する。このように、点灯中のバックライトを通話開始の判断に基づいて低輝度点灯状態にし、ついで消灯を行うことにより、使用者の使い勝手を損なうことなく、消費電力を低減することができる。
【0019】
本発明は、上記の目的を達成するため、第3の特徴として、本体に設けられた表示部及び操作部を照明するバックライトの点灯の制御が、前記操作部のキー操作の有無に基づいて行われる移動電話機のバックライト制御方法において、前記操作部のキー操作有りに応じて前記バックライトを点灯し、通話の開始が検出されたときに点灯中の前記バックライトを低輝度点灯状態に制御し、前記バックライトが前記低輝度点灯状態にあるとき、前記本体が使用者の人体への接触状態が検出され、前記使用者により話された音声が検出され、又は設定した時間が超過したことをもって前記バックライトを消灯することを特徴とする移動電話機のバックライト制御方法を提供することにある。
【0020】
この方法によれば、操作部のキー操作有りに応じてバックライトが点灯し、ついで通話の開始が検出されたときに点灯中のバックライトが低輝度点灯状態に制御される。この状態において、通話のために本体が使用者の人体に当てられ、その接触状態が検出される。接触状態が検出されれば、直ちに通話ができる状態にあることがわかるが、この状態においても相手が出なかったりして通話を断念する等が考えられるため、使用者による音声の有無の検出をもって駄目押しをし、その音声有り、又は設定時間の超過をもってバックライトが消灯される。このように、点灯中のバックライトを通話開始の判断に基づいて低輝度点灯状態にし、ついで、音声有り又は設定時間の超過に基づいて消灯を行うことにより、使用者の使い勝手を損なうことなく、消費電力を低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を基に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明による移動電話機の第1の実施の形態を示す。
本発明による移動電話機は、送話器としてのマイク(マイクロホン)1、このマイク1に接続されたマイクロホン・アンプ2、このマイクロホン・アンプ2に接続されたA/D変換器3、このA/D変換器3に接続された音声検出回路4、操作部としてのキー21の操作の有無を検出するキー検出回路5、通話状態になったことを検出する通話検出回路6、バックライトの点灯開始からの時間をカウントするタイマー7、バックライト10を制御するバックライト制御回路8、このバックライト制御回路8に接続されたバックライト駆動回路9、バックライト駆動回路9により駆動されるバックライト10、及びバックライト10により背面等から照明される表示部22を備えて構成されている。このほか、移動電話機には図示を省略しているが、基地局等を介して公衆無線網との接続を行う無線部、アンテナ、受話器としてのスピーカ、CPUを用いて全体を制御する制御部、着信を知らせるLED(発光ダイオード)等が設けられている。
【0022】
マイク1は、通話中の使用者の通話時の発声を電気信号に変換する。マイクロホン・アンプ2は、マイク1からの音声信号を増幅する。A/D変換器3は、マイクロホン・アンプ2のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。音声検出回路4は、使用者から発声が有ったか否かを認識する。A/D変換器3からの音声信号が、予め設定した閾値に達したときにバックライト制御回路8に出力する。キー検出回路5は、移動電話機の使用者がキー操作を行っているか否かを検出し、その情報をバックライト制御回路8へ伝達する。
【0023】
通話検出回路6は、移動電話機が通話状態(=基地局との接続状態)にあるか否かを検出するもので、例えば、移動電話機が図示しない基地局との間に通話チャネルが形成されているか否かを判断して検出する構成にすることができる。また、通常、発信の場合には「発信(発呼)」ボタンが押され、着信の場合には呼び出し音の後に何れかのボタンが押されてから通話が開始され、通話終了の場合には「終了」ボタンが押されるので、これらの操作を検出して通話の開始/終了を検出することができる。タイマー7は、バックライト10を点灯させる時間が設定され、その時間をバックライト10の点灯開始の時点からカウントダウンする。
【0024】
バックライト制御回路8は、バックライト10の輝度を制御するためのもので、キー検出回路5出力信号に基づいてバックライト10を点灯させ、また、通話検出回路6またはタイマー7の出力信号に基づいてバックライト10を低輝度の点灯状態(減光状態)に変化させる。さらに、バックライト制御回路8は、音声検出回路4からの検出信号およびタイマー7からの出力信号(タイムアップ信号)に基づいてバックライト10を消灯する。この場合の音声検出回路4の出力としては、使用者がマイク1に口元を近づけて声を出し、その音圧レベルが会話中であると見なせるレベル(閾値)を超過したときにのみ、発声中であることを示す信号を出力する。
【0025】
バックライト10は、移動電話機内に配設されており、LCD(液晶表示器)による表示部22やキー21を背面や側面から光を当てて照明し、表示部22の表示やキー21の位置を見易くする。このバックライト10の点灯/消灯のタイミングは、通話検出回路6、キー検出回路5、音声検出回路4、及びタイマー7からの出力信号に基づいて、バックライト制御回路8により決定される。バックライト駆動回路9は、バックライト制御回路8の制御のもとにバックライト10を点灯させる。
【0026】
図2は、図1の実施の形態の動作を示す。図中、Sはステップを表している。以下、図1及び図2を参照して本発明の実施の形態の動作について説明する。
移動電話機の使用者が本体を顔の側面(耳)に当てて通話中のとき、使用者は表示部22を見ない状態にあるため、バックライト10を点灯する必要がない。そこで、使用者が移動電話機の表示部22を見ていない状態にあるとき、この状態を通話検出回路6、キー検出回路5、及び音声検出回路4により認識し、図2の処理を行ってバックライト10の輝度を下げ、或いはバックライト10を消灯させる。
【0027】
図2を参照すると、キー操作が有ったことをキー検出回路5が検出すると(S101)、この検出情報がバックライト制御回路8に入力される。バックライト制御回路8はバックライト駆動回路9を制御し、バックライト10の点灯を開始する(S102)。ついで、通話検出回路6が通話開始を検出したとき(S103)、或いは、タイマー7で設定した時間を経過したとき(S104)、バックライト制御回路8はバックライト駆動回路9を制御し、バックライト10の輝度を下げる(S105)。このバックライト10が低輝度の点灯状態の状態で音声が検出された場合(S106)、又はタイマー7で設定された時間が経過したとき(S107)、バックライト10への通電が断たれ、バックライト10は消灯する(S108)。この消灯は、通話検出回路6で通話終了が検出されるまで継続される。通話が終了すると、バックライト制御回路8はバックライト駆動回路9を制御し、バックライト10を再点灯し、処理をS102へ戻す。また、バックライト10が点灯を開始後、設定した点灯時間が経過する前にキー操作等が行われたとき(S104の“NO”及びS101)、再びバックライト10を点灯する(S102)。
【0028】
第1の実施の形態によれば、バックライト10を点灯しながら行われる無意味な待ち受けや通話時においては、フル点灯状態よりも電流消費量の少ない低輝度の点灯状態に移行することにより、電力消費が低減される。この状態では、低輝度の点灯状態にあるため、表示部22の表示等は支障なく見ることができる。更に、低輝度の点灯状態において、音声検出によるバックライト10の消灯が行われることにより、タイマー7による設定時間を経過する前であっも、最適なタイミングによりバックライト10を消灯することが可能になり、無駄なバッテリ電力の消耗を防止することができる。そして、消費電力の低減が可能になった分だけ連続通話時間を増やすことができる。
【0029】
低輝度の点灯を行うことに得られる効果を列挙すれば、以下のようになる。
(1)節電が図れると共に、バックライト10の輝度を或る程度保てるので、表示部22の表示が見易い状態を長く持続させることができる。
(2)キー操作時において、バックライト10の突然の点灯が使用者に与える不快感を和らげることができる。
(3)数秒間点灯した後、低輝度の点灯状態状態に移り、この状態でマイクからの音声を検出した場合に限り、バックライトは消灯するようなバックライト制御を行うことで、通話中に電話帳を参照(キー操作)して番号を相手に伝える(音声入力)際、もう一度表示部22を見た時に経過時間が短い場合、バックライトが消えてしまっていることがなく、不要なキー押しをする必要が無くなる。
【0030】
なお、上記実施の形態において、通話中におけるバックライト10の消灯が実行される際(S108の処理)、同時に、表示部22への電源供給をOFFにする制御にしてもよい。
【0031】
〔第2の実施の形態〕
図3は、本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、図1に示すマイク1〜音声検出回路4の検出系に代えて、接触を感知する接触感知センサ11と、この接触感知センサ11の出力レベルに基づいて接触の有無を検出する接触検出回路12からなる検出系を設けたものである。このような構成により、実際には使用者が声を出していないにもかかわらず、周囲の騒音に反応してバックライト10が消灯してしまうのを防止することができる。
【0032】
接触感知センサ11には、圧力センサ、温度センサ、光センサ等を用いることができ、スピーカ(受話部)の近傍に設置される。圧力センサを用いた場合、使用者が移動電話機本体を耳に当てたとき、その接触圧を検出し、検出信号を接触検出回路12へ送出する。接触検出回路12は、接触感知センサ11からの出力レベルが所定値を越えているときに出力信号を発生する。
【0033】
図4は、第2の実施の形態の処理を示す。
図4において、S101〜S105まで、およびS107〜S109は図2と同じである。図2と図4の異なるところは、図2のS106の場所にS301が入ったことである。S301は、接触感知センサ11の出力信号に基づく接触検出回路12の出力信号を判断し、Yesのときに処理をS108へ移行し、NoのときにS107へ移行する。S301でYesのとき、バックライト10への通電が断たれ、バックライト10は消灯する(S108)。この消灯は、通話検出回路6で通話終了が検出されるまで継続される。通話が終了すると、バックライト10が再点灯し、処理をS102に戻される。また、S301でNoが判断されたとき、タイマー7が設定した時間を経過したか否かが判断され、経過していればS108の処理が実行され、バックライト10は消灯する。
【0034】
このように、第2の実施の形態によれば、移動電話機本体を使用者の耳に当てるのみで通話の開始が判断され、自動的にバックライト10を消灯できるので、第1の実施の形態と異なり、周囲の騒音により動作してしまうことなくバックライト10の制御ができると共に、消費電力の低減が可能になり、その分だけ連続通話時間を増やすことができる。しかも、本体を頭部の側面に当てる段階では、表示部22を見ることはないので、最適なタイミングでバックライト10を消灯することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上より明らかなように、本発明の移動電話機によれば、通話検出回路により通話の開始を検出し、この検出によりバックライト制御回路が点灯中のバックライトを低輝度点灯状態に制御し、この状態で音声検出回路の系又は接触検出回路の系によって使用者の話す声又は人体との接触が検出され、或いはタイマーによる設定時間の経過したことに基づいてバックライトを消灯するようにしたので、使用者の使い勝手を損なうことなく、消費電力を低減することができ、使用可能時間を増やすことができる。
【0036】
また、本発明の他の移動電話機のバックライト制御方法によれば、キー操作有りに応じてバックライトを点灯し、さらに通話開始の検出をもって点灯中のバックライトを低輝度点灯状態に制御し、この状態において本体が使用者の人体に接触したことが検出され、或いは使用者の話し音声が検出され、又は設定した時間が超過したことをもってバックライトを消灯するようにしたので、点灯中のバックライトを通話開始の判断に基づいて低輝度点灯状態にし、ついで、音声有り又は設定時間の超過に基づいて消灯を行うことにより、使用者の使い勝手を損なうことなく、消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動電話機の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明による移動電話機の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】図3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【図5】従来のバックライト制御方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイク
2 マイクロホン・アンプ
3 A/D変換器
4 音声検出回路
5 キー検出回路
6 通話検出回路
7 タイマー
9 バックライト駆動回路
10 バックライト
11 接触感知センサ
12 接触検出回路
21 キー
22 表示部

Claims (8)

  1. 無線により通信を行う無線部と、本体に設けられた表示部及び操作部と、前記表示部及び前記操作部を照明するバックライトと、送話器としてのマイクロホンを備え、電源に電池を用いて動作する移動電話機において、
    前記マイクロホンからの出力信号のレベルに基づいて音声の有無を検出する音声検出回路と、
    通話状態にあるか否かを検出する通話検出回路と、
    前記バックライトを駆動するバックライト駆動回路と、
    前記バックライトの点灯時間をカウントするタイマーと、
    前記通話検出回路が通話開始を検出したことに基づいて点灯中の前記バックライトを低輝度点灯状態に制御し、この状態下で前記音声検出回路により音声有りが検出され或いは前記タイマーがタイムアップしたことをもって前記バックライトを消灯するバックライト制御回路を備えることを特徴とする移動電話機。
  2. 前記通話検出回路は、基地局との間で通話チャネルが形成され、或いは発信用のキーの操作を検出されたことに基づいて前記通話状態を検出することを特徴とする請求項1記載の移動電話機。
  3. 前記バックライト駆動回路は、前記通話検出回路が通話終了を検出したとき、前記バックライトを点灯させることを特徴とする請求項1記載の移動電話機。
  4. 無線により通信を行う無線部と、本体に設けられた表示部及び操作部と、前記表示部及び操作部を照明するバックライトと、受話器としてのスピーカを備え、電源に電池を用いて動作する移動電話機において、
    前記スピーカの近傍に設置され、人体に対する接触状態を感知するセンサと、
    前記センサの出力信号が所定レベルを超えるときに検出信号を出力する接触検出回路と、
    通話状態にあるか否かを検出する通話検出回路と、
    前記バックライトを駆動するバックライト駆動回路と、
    前記バックライトの点灯時間をカウントするタイマーと、
    前記通話検出回路が通話開始を検出したことに基づいて点灯中の前記バックライトを低輝度点灯状態に制御し、この状態下で前記接触検出回路から検出信号が出力され、或いは前記タイマーがタイムアップしたことをもって前記バックライトを消灯するバックライト制御回路を備えることを特徴とする移動電話機。
  5. 前記センサは、圧力センサ、温度センサ、又は光センサであることを特徴とする請求項4記載の移動電話機。
  6. 前記バックライト制御回路は、前記通話検出回路が通話開始を検出せず、前記タイマーが設定時間を経過した場合、前記バックライトを消灯することを特徴とする請求項4記載の移動電話機。
  7. 前記バックライト駆動回路は、前記通話検出回路が通話終了を検出したとき、前記バックライトを点灯させることを特徴とする請求項4記載の移動電話機。
  8. 本体に設けられた表示部及び操作部を照明するバックライトの点灯の制御が、前記操作部のキー操作の有無に基づいて行われる移動電話機のバックライト制御方法において、
    前記操作部のキー操作有りに応じて前記バックライトを点灯し、
    通話の開始が検出されたときに点灯中の前記バックライトを低輝度点灯状態に制御し、
    前記バックライトが前記低輝度点灯状態にあるとき、前記本体が使用者の人体への接触状態が検出され、前記使用者により話された音声が検出され、又は設定した時間が超過したことをもって前記バックライトを消灯することを特徴とする移動電話機のバックライト制御方法。
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