JP4743543B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、有機EL(Electro-Luminescence)を表示モニタとして実装する携帯電話機に用いて好適な、携帯電子機器に関する。
携帯電話機の高機能化に伴い、表示モニタに、高精細、多色表示、大容量といった性能が要求され、現状、ほとんどの機種にLCD(Liquid Crystal Display)が搭載されるようになった。
携帯電話機はバッテリ駆動されるため省電力化も要求され、このため、LCD画面制御においては、例えば、図6にフローチャートが示されるように、LCD点灯後、所定時間内にキー入力が無い場合バックライト制御により輝度を下げ(S61“NO”、S62)、更に、キー操作が無い場合は表示をOFFする制御が行われる(S63“NO”、S64)。この一連の画面制御については、ストレートタイプ、フォルダタイプ(クラムシェルタイプ)、フリップタイプ、リボルバータイプ、スライドタイプ等の筐体構造を持つ携帯電話機の全てのタイプで共通になっている。
また、フォルダタイプやフリップタイプのように、フォルダ(フリップ)閉をトリガに表示OFFを実行するものがあるが(例えば、特許文献1、2参照)、その他のタイプでは、筐体の閉状態を検知後、所定時間経過後に表示をOFFすることが多い(例えば、特許文献3、4参照)。
特開平11−112622号公報 特開2003−309631号公報 特開平9−62198号公報 特開平10−210125号公報
ところで、携帯電話機の分野では、一層の薄型化に伴い、LCDに代わり、高コントラスト、高速応答、高視野角、高色差再現性の利点を持つ有機ELを採用することが検討されている。しかしながら、有機ELは、その表示デバイスが持つ特性上、部分的な連続表示を非常に苦手としている。すなわち、有機ELは、各表示画素自体が色を伴って発光するため、画素毎に使用時間に応じて輝度が劣化してしまう。
具体的に、固定画像のように特定箇所のみを表示を継続すれば、その箇所の画素のみ輝度が低下し、隣接する他の画素とともに同一色を表示させたときには色合いが異なってしまう、所謂、焼付きによる不具合が発生する。
したがって、有機ELを表示モニタとして用いる携帯電子機器では、焼付き回避が重要な設計事項になるが、ユーザへの利便性を考慮して表示される、例えば、時計、あるいはアンテナピクト(絵記号)やバッテリの残容量を示す電池ピクト等の固定画像の場合、所定時間後に輝度制御を実行しても表示がOFFになるまでそのピクト表示は継続される。
したがって、これら固定画像の表示が継続すれば、表示される固定画像に相当する画素のみ劣化し、その画素のみ輝度の低下を招く。これによって隣接する画素との輝度差が生じて固定画像の画素部分のみ異なる色合いとなって現れ、視覚上好ましくない。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、部分的な継続表示を極力回避することにより、有機ELの焼付きの発生を低減させることのできる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明の携帯電子機器は、複数の表示素子を有し、当該複数の表示素子ごとの発光状態を制御することにより表示を行う表示部と、開状態および閉状態を形成可能であり、前記表示部が、開状態、閉状態いずれの状態でも少なくとも一部が露出する位置に設けられる筐体と、指示を入力する操作部と、自装置の状態を検出し、前記表示部の所定の領域に前記状態を通知する状態表示を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記筐体が開状態になると前記表示部に前記状態表示を含む画面の表示を行わせ、前記筐体が開状態にて前記表示部に表示を行っている際は、前記筐体が閉状態になっても前記表示部による表示を消さず、前記筐体が開状態になってから、あるいは前記操作部における最後の入力の発生から第1の時間が経過すると前記表示部の前記状態表示を消して、当該状態表示以外の表示を継続し、さらに第2の時間が経過すると前記状態表示以外の表示を消す制御を実行する。
また、本発明の携帯電子機器において、前記表示部は、複数の発光素子にて一つの画素を構成し、前記複数の発光素子ごとの光量を調整することにより前記画素ごとに色を生成し、当該画素の集合体により画面表示を行うように構成してもよい。
また、本発明の携帯電子機器において、給電を行う電源を備え、前記制御部は、前記電源の残量を検出し、前記状態表示の一つとして当該残量を絵記号で前記表示部に表示させるように構成してもよい。
また、本発明の携帯電子機器において、無線通信を行う通信部を備え、前記制御部は、前記通信部による無線の受信状態を検出し、前記状態表示の一つとして当該受信状態を絵記号で前記表示部に表示させるように構成してもよい。
また、本発明の携帯電子機器において、前記制御部は、現在時刻を取得可能であって、前記状態表示の一つとして当該現在時刻を前記表示部に表示させるように構成してもよい。
また、本発明の携帯電子機器において、前記制御部は、前記表示部の状態表示を消してから、前記第2の時間よりも短い第3の時間が経過すると前記表示部の輝度を下げる制御を実行するように構成してもよい。
また、本発明の携帯電子機器において、前記操作部は、前記筐体の開状態で露出し、閉状態で隠れる位置に実装されてもよい。
本発明によれば、部分的な継続表示を極力回避することにより有機ELの焼付きの発生を低減させることのできる携帯電子機器を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電子機器1の外観構造の一例を示す図である。ここでは、携帯電子機器としてフリップタイプの携帯電話機が例示されている。
すなわち、ストレートタイプ同様、ディスプレイ(表示部15)と、キースイッチ2(操作部)とが一体形成され、常に、画面が露出し、携帯電話機の不使用時、キースイッチ2がフリップ3により覆われることによりキースイッチ(操作部16)が隠れ(図1(a))、通話時等、携帯電話機の使用時にのみフリップ3を開くことによりキースイッチ(操作部16)が出現する(図1(b))、構造になっている。
なお、フリップ3の開閉動作は、一体形成された筐体端部に形成された不図示のヒンジにより回動自在とし、あるいはフリップ3をスライドさせることにより実現されるものとする。
また、図1(c)は、表示部1における表示される画面の一例であって、領域Xは状態表示領域であって、受信レベルを示すピクトPやバッテリ残容量を示すピクトQ、未読メールの存在を示すピクトR、時刻表示Sなどを表示し、領域Yはその他、必要な表示を行う通常表示領域であって、待受画面などを表示する。
図2は、本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の内部構成を示すブロック図である。図2に示されるように、携帯電話機は、通信部11と、制御部12と、記憶部13と、音声処理部14と、表示部15と、操作部16とにより構成される。
通信部11は、不図示の基地局のいずれかによって割り当てられるチャネルを用いて当該基地局との間で公衆回線を介し無線信号の送受信を行う。
制御部12は、例えば、受信レベルやバッテリ残容量等、ピクト等の表示に必要な携帯電話機の状態を検出し、表示部15の画面の所定の表示領域である領域Xにその状態を通知する状態表示を行う機能を持つ。
具体的に、制御部12は、上記したフリップタイプの筐体が開状態になると表示部15に状態表示を含む画面の表示を行わせ、筐体が開状態にて表示部15に表示を行っている際は、筐体が閉状態になっても表示部15による表示を消さず、筐体が開状態になってから、あるいは後述する操作部16における最後の入力の発生から第1の時間(例えば、ピクト表示時間という)が経過すると表示部15の状態表示を消して、当該状態表示以外の表示を継続し、さらに第2の時間(照明時間という)が経過すると状態表示以外の画面(背景画面)を消す制御を実行する。
制御部12はまた、表示部15の状態表示を消してから、第2の時間よりも短い第3の時間(節電時間という)が経過すると表示部15の輝度を下げる制御も実行する。詳細は後述する。
記憶部13には、制御部12が実行する複数のアプリケーションプログラムが格納される他、上記した受信レベルやバッテリ残容量等の絵記号(ピクト)や時計、およびメールや通信部11を介して取得したWeb(World Wide Web)ページや壁紙等の背景画像が表示される。記憶部13には、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)等が実装される。
音声処理部14は、スピーカ(SP)から出力される音声信号やマイクロフォン(MIC、以下、マイクという)において入力される音声信号の処理を行う。
すなわち、音声処理部14は、マイクから入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部12に出力する。
また、音声処理部14は、制御部12から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部15は、前記表示部は、複数の発光素子(R,G,Bの三原色ごとに一つずつ設けられる)にて一つのピクセル(表示素子)を構成し、このような表示素子が縦横に多数並べて構成され、当該複数の表示素子毎の発光状態を制御することにより画面の表示を行う有機ELディスプレイであって、具体的には、複数の発光素子にて一つの画素を構成し、当該複数の発光素子ごとの光量を調整することにより画素ごとに色を生成し、当該画素の集合体により画面表示を行う、所謂、有機ELを表示デバイスとして使用する。
表示部15は、制御部12から出力される映像信号に応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、発信成否、壁紙を含む待ち受け画面などの背景画像の他、日付、時刻、バッテリ残量、受信レベル等のピクト表示も行う。
操作部16には、複数のキースイッチが割当てられ、これらのキーがユーザによって操作(押圧および解放)された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部12に入力する。
制御部12は、図3にその内部構成が機能展開して示されるように、機能的には、主制御部120と、時間監視部121と、受信レベル検知部122と、バッテリ残容量検知部123と、筐体閉検知部124と、キー入力取得部125と、描画・表示制御部126と、表示メモリ127とにより構成される。
主制御部120は、記憶部13に記憶されたアプリケーションプログラムを読み出し実行することにより、上記したピクトを含む背景画像を生成する他、上記した各ブロック間の情報の流れを制御する携帯電話機1の制御中枢として役割を担う。
また、時間監視部121はタイマを内蔵して計時を行う他に、各種設定時間(第1〜第3の時間)毎のタイムアウト検出を行い、主制御部120へ出力する。
受信レベル検知部122は、通信部11を介し通信により取得される信号の受信強度を測定して主制御部120に出力し、ピクト画像(アンテナレベル表示)生成のために使用される。
また、バッテリ残容量検知部123は、電源として供給されるバッテリ17の残容量を検知して主制御部120へ出力し、ピクト画像(バッテリ残容量表示)生成のために使用される。
筐体閉検知部124は、図1に示すフリップ3によりキースイッチを覆う、所謂、筐体閉状態になったことを、フリップ3の任意の場所に形成された突起(不図示)により筐体に内蔵されたスイッチ(SW)が押圧(ON)されることにより検出して主制御部120へ出力する(このため、筐体開状態はスイッチOFFで示される)。
キー入力取得部125は、操作部16を形成するキーマトリクスをスキャンすることにより操作されたキー座標を取得してキー情報に変換し、主制御部120へ出力する。
また、描画・表示制御部126は、主制御部120により生成され記憶部13に記憶されたピクトを含む背景画像を表示メモリ127に描画し、また、表示メモリ127に描画されたピクトを含む背景画像を表示タイミングに同期して読み出し、表示部15に供給して所望の表示を得る。
なお、記憶部13には、上記した複数のアプリケーションプログラムが格納されるプログラム領域131の他、時計、アンテナレベル、バッテリ残容量等のピクト画像が格納されるピクト領域132、壁紙等の背景画像領域133がそれぞれ割り付けられ記憶される。なお、ここでは、表示メモリ127は、記憶部13と独立して制御部12が持つこととしたが、記憶部13の一部領域に割り当て、制御部12(描画・表示制御部126)が直接リードライトする構成としてもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の動作を示すフローチャートである。以下、図4のフローチャートを参照しながら、図1〜図3に示す本発明の実施の形態に係る携帯電子機器(携帯電話機1)の動作について詳細に説明する。
まず、ユーザは、表示部15に表示される不図示のシステム設定画面を用いて時間パラメータの環境設定を行う。制御部12(主制御部120)は、以下の動作に先立ち、ユーザが操作部16を操作することによって入力される時間パラメータを、キー入力取得部125を介して取得し、携帯電話機に反映させるためにシステム設定処理を実行する(S401)。
ここで、用意される時間パラメータとは、ピクト表示設定時間(第1の時間)、照明設定時間(第2の時間)、節電設定時間(第3の時間)であり、その時間関係は、図5に示すとおりである。ここでは、節電時間(第3の時間)は照明設定時間(第2の時間)より短い他は、任意である。詳細は後述する。上記したシステム設定操作を経て本発明の携帯電子機器としての以下に説明する動作が可能になる。
主制御部120は、まず、携帯電話機のフリップ3の開状態を検出する(S402)。フリップの開状態検出は、筐体閉検出部124がスイッチOFFを検出することにより判定することができる。主制御部120は、上記した筐体開検出部124によるフリップ3の開状態検出により、時間監視部121を制御してタイマをスタートさせる(S403)。
続いて主制御部120は、描画・表示制御部126を制御して、バッテリ、アンテナ、その他のピクトを含む時計、および背景画像を表示部16に表示する(S404:表示全点灯)。すなわち、描画・表示制御部126は、記憶部13のピクト領域132から、バッテリ、アンテナ、その他のピクトを含む時計を、背景画像領域133から壁紙等の背景画像をそれぞれ読み出し、画面情報として重ね合わせ、表示メモリ127へ転送する。描画・表示制御部126は更に表示タイミングに同期して表示メモリ127からその画面情報を読み出して表示部15へ出力することにより所望の表示を得ることができる。
続いて主制御部120は、キー入力待ちとなり(S405)、ユーザが操作部16を操作することにより入力されるキー入力はキー入力取得部125が取得するが、ここで時間監視部121による時間監視を行う(S406)。主制御部120は、所定時間(第1の時間)内にキー入力が無い場合(S406“NO”)、描画・表示制御部126を制御して、表示部16に表示された画面情報のうち、バッテリ、アンテナを含むピクト、および時計表示を消灯し、壁紙等の背景画像のみを残す表示を行う(S407)。すなわち、描画・表示制御部126は、記憶部13の背景画像記憶領域133からのみ壁紙等の背景画像を読み出し、表示メモリ127へ転送して描画する。そして、表示部15の表示タイミングに同期して表示メモリ127から背景画像を読み出し表示する。
なお、ステップS405、S406で、それぞれキー入力があった場合(S405“YES”)、タイムアウトを検出しなかった場合(S406“NO”)は、いずれもステップS404の処理に戻る。
次に、主制御部120はキー入力待ちとなり(S408)、続く所定時間(第3の時間)内にキー入力が無い場合(S409“NO”)、描画・表示制御部126を制御して輝度調整を行わせる。このとき、描画・表示制御部126は、記憶部13の背景画像記憶領域133からのみ壁紙等の背景画像を読み出し、表示メモリ127へ転送し、さらに、表示タイミングに同期して表示メモリ127から読み出した背景画像を、電圧制御により輝度レベルを落として表示部15に表示する(S410)。
なお、ステップS408、S409で、それぞれキー入力があった場合(S408“YES”)、タイムアウトを検出しなかった場合(S409“NO”)は、いずれもステップS404の処理に戻る。
続いて主制御部120はキー入力待ちとなり(S411)、ピクト消灯後、所定時間(第2の時間)内のキー入力の有無を判定し(S412)、キー入力が無い場合(S412“NO”)、描画・表示制御部126を制御して表示全消灯を行い省電力化する(S413)。
なお、ステップS411、S412で、それぞれキー入力があった場合(S411“YES”)、タイムアウトを検出しなかった場合(S412“NO”)は、いずれもステップS404の処理に戻る。
なお、上記した図4に示す実施の形態では、フリップ開検出を契機に表示全点灯としたが、操作部16における最後の入力の発生を契機に表示全点灯としてもよい。また、詳しくは説明しなかったが、ピクト表示にあたり、受信レベル検知部122は、通信部11を介して取得される受信信号の受信強度(アンテナレベル)を計測し、バッテリ残容量検知部123は、バッテリ残容量を検知してそれぞれ主制御部120へ出力し、主制御部120は、アンテナレベルとバッテリ残容量とをピクト表示のための表示情報に変換して記憶部13のピクト領域に書き込む処理を常に行っているものとする。
以上説明のように本発明の実施の形態によれば、フリップ開、もしくは操作部16における最後の入力の発生を契機に表示全点灯後、キー入力操作が存在せず、一定時間(第1の時間)経過後にピクトや時計などの固定表示画像部分を消灯することで有機ELの焼付き対策とすることができる。
また、固定画像部分消灯後、更にキー操作が存在せず更に一定時間(第3の時間)経過後に輝度調整を行い微灯表示することで画素への負荷を軽減することができ、有機ELを用いた表示部の長寿命化、および省電力化が可能となる。更に、固定画像部分消灯後、キー入力操作が存在せず一定時間(第2の時間)経過後に表示全消灯させることでさらなる省電力化が可能である。したがって、上記した一連の画面制御に基づきユーザの利便性を確保し、有機ELの焼付き防止、長寿命化および省電力化が可能になる。有機ELの省電力化が可能になればバッテリの延命化がはかれ、携帯電子機器としての機動性を増すことができる。
なお、上記した本発明の実施の形態によれば、携帯電子機器として携帯電話機のみ例示したが、携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistants)、やゲーム機、PC等にも同様に適用が可能である。また、上記した本発明の実施の形態によれば、携帯電子機器として、フリップタイプの携帯電話機を例示したが、2つに分かれた筐体を縦または横方向にスライドさせるスライドタイプや、2つに分かれた筐体を回転するようにスライドさせるリボルバータイプ等、筐体が開状態と閉状態とを形成し、いずれの状態においても画面が露出するタイプであればどのタイプにも適用が可能である。
また、本発明の携帯電子機器が持つ各構成ブロックの機能は、全てをソフトウェアによって実現しても、あるいはその少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。例えば、主制御部120、時間監視部121、受信レベル検知部122、バッテリ残容量検知部123、筐体閉検知部124、キー入力取得部125、描画・表示制御部126におけるデータ処理は、1または複数のプログラムによりコンピュータ上で実現してもよく、また、その少なくとも一部をハードウエアで実現してもよい。
本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の外観構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の内部構成の一例を示すブロック図である。 図2に示す制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。 本発明の実施の形態に係る携帯電子機器の動作をフローチャートで示した図である。 制御部により監視される時間関係を説明するために示した図である。 従来の携帯電子機器におけるLCD画面制御の動作をフローチャートで示した図である。
符号の説明
3…フリップ、11…通信部、12…制御部、13…記憶部、14…音声処理部、15…表示部、16…操作部、120…主制御部、121…時間監視部、122…受信レベル検知部、123…バッテリ残容量検知部、124…筐体閉検知部、125…キー入力取得部、126…描画・表示制御部、127…表示メモリ。

Claims (7)

  1. 複数の表示素子を有し、当該複数の表示素子ごとの発光状態を制御することにより表示を行う表示部と、
    開状態および閉状態を形成可能であり、前記表示部が、開状態、閉状態いずれの状態でも少なくとも一部が露出する位置に設けられる筐体と、
    指示を入力する操作部と、
    自装置の状態を検出し、前記表示部の所定の領域に前記状態を通知する状態表示を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記筐体が開状態になると前記表示部に前記状態表示を含む画面の表示を行わせ、前記筐体が開状態にて前記表示部に表示を行っている際は、前記筐体が閉状態になっても前記表示部による表示を消さず、前記筐体が開状態になってから、あるいは前記操作部における最後の入力の発生から第1の時間が経過すると前記表示部の前記状態表示を消して、当該状態表示以外の表示を継続し、さらに第2の時間が経過すると前記状態表示以外の表示を消す制御を実行する
    ことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記表示部は、
    複数の発光素子にて一つの画素を構成し、前記複数の発光素子ごとの光量を調整することにより前記画素ごとに色を生成し、当該画素の集合体により画面表示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 給電を行う電源を備え、
    前記制御部は、
    前記電源の残量を検出し、前記状態表示の一つとして当該残量を絵記号で前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電子機器。
  4. 無線通信を行う通信部を備え、
    前記制御部は、
    前記通信部による無線の受信状態を検出し、前記状態表示の一つとして当該受信状態を絵記号で前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記制御部は、
    現在時刻を取得可能であって、前記状態表示の一つとして当該現在時刻を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記制御部は、
    前記表示部の状態表示を消してから、前記第2の時間よりも短い第3の時間が経過すると前記表示部の輝度を下げる制御を実行する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  7. 前記操作部は、
    前記筐体の開状態で露出し、閉状態で隠れる位置に実装される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
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