JP3773462B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱したローラ対のニップ間を未定着トナー画像を担持した用紙を挿通させて用紙上未定着トナーを加熱、溶融させて用紙に定着させる定着装置を用いた画像形成装置に関する。特に、非通紙域のローラ表面温度の検出値を元に加熱源を通電制御する加熱定着装置を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真方式の画像形成装置においてはニップを形成するロール対の内、少なくとも用紙上の未定着トナーと接触する定着ローラに内蔵された加熱手段によって加熱されたローラ対のニップ間を、未定着トナー画像を担持した用紙を挿通させてることによって用紙上のトナーを定着させる熱ローラ定着方式が用いられている。このような熱ローラ定着方式において定着ローラの表面温度は用紙上のトナーを加熱して溶融軟化させて定着させるに十分な温度に加温される必要がある。用紙がローラニップ間を通過する短時間にトナーが十分軟化するように、一般的にはトナーのバインダーレジンの軟化温度より数十度高目の140〜210℃の間に維持される。定着ローラ加熱の為に、ローラ内部にハロゲンヒータなどの加熱手段を内蔵させるが、用紙サイズに関わらずローラ温度を均一に維持させる為に、ローラ長手方向に出力パターンを変えた複数のハロゲンヒータを内蔵させる場合が多い。
【0003】
一般的には中央部を重点的に加熱する中央部重点ハロゲンヒータと両端部を重点的に加熱する両端部重点ハロゲンヒータを組み合わせることが多く、定着ローラの長手方向を基準とした最大幅の用紙である場合、定着ローラの通紙領域全体が均一な温度に調節される。通紙時の温度分布がローラ長手方向に均一となるように設定されているので、非通紙時のウォームアップ時には非通紙側への熱伝導、ローラ両端部からの熱の逸散等から、ローラ中央部が常に高温状態となってしまう。一方、定着ローラの温度を一定の定着温度に維持させる為に、加熱制御の基準としてローラ表面温度を検出させる為にサーミスタなどの検出手段をローラ表面の適当な位置に設置させている。従来からサーミスタ等は実際に用紙を通紙させているローラ表面に設置する場合が多い。しかしサーミスタとの摺擦によって定着ローラ表面が傷つけられ、離型効果が損なわれたりして部品寿命を縮めるので、サーミスタを非通紙域に設置される事例が増えてきている。
【0004】
ところが、ハロゲンヒータは通紙域を主に加熱するように設けられているので、非通紙域のサーミスタは通紙部に遅れて加熱される。電源オン後のウォームアップ時には用紙を通紙しないままに加熱を連続させるので、上記サーミスタが定着温度を検出した時点では、ローラ通紙部の表面温度が過剰に上昇しており、ホットオフセットなどの不具合が発生したり、電力の無駄遣いなどが問題である。さらにローラ中央部温度を抑制すれば、ローラ両端部の温度が定着温度に達せず、定着不良となる恐れもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】

そこで本発明の第1の目的は、上記問題に鑑みて定着ローラ表面の温度検出手段が非通紙領域に設けられた定着装置を備えた画像形成装置において、ウォームアップ進行中のローラ中央部の表面温度の過上昇を防止しうる画像形成装置を提供することにある。
更に本発明の第2の目的は、定着ローラ表面の温度検出手段が非通紙領域に設けられた定着装置を備えた画像形成装置において、ローラ中央部のホットオフセットやローラ両端部の定着不良を防止しうる画像形成装置を提供することにある。さらに本発明の第3の目的は、複数の加熱源をローラに内蔵して、定着ローラ表面の温度検出手段を非通紙領域に設けた定着装置を備えた画像形成装置において、ウォームアップ進行中のローラ表面温度を長手方向にみて均一に加熱しうる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、ローラ長手方向を基準とした出力分布が中央部が高目に設定された第1の加熱手段と、両端部が高目に設定された第2の加熱手段とを内蔵した定着ローラと、定着ローラに当接してニップを形成する加圧ローラと、定着ローラ表面の非通紙領域に当接して設けられた第1の温度検出手段とを備えた定着装置と、第1の加熱手段と第2の加熱手段を通電制御する制御手段と、雰囲気温度を検出する第2の温度検出手段とを備えた画像形成装置であって、
ウォームアップ開始時においては上記制御手段が第1の加熱手段と第2の加熱手段の通電オン制御を開始した後、ウォームアップ進行中の前記温度検出手段で検出された温度が所定温度に達すると第1の加熱手段を所定時間オフした後再度オンして、前記ウォームアップ開始から上記雰囲気温度によって予め決められた時間tを経過すればウォームアップを終了するように制御することを特徴とする。請求項1の発明によれば、長手方向を基準とした出力分布がローラ中央部にて高目に設定された中央部重点加熱手段の通電をウォームアップ中に所定時間オフさせて、ローラ中央部温度の過上昇を抑制する。その結果、ローラ長手方向の表面温度が均一となるので、局部的なホットオフセットを防止する。ホットオフセット対策としてローラ温度を低目調整する必要が無いので局部的な定着不良を生じない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された装置本体の好適実施形態を添付図面を参照して更に説明する。図1はこの発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置200の外観構成を示す斜視図である。図2は画像形成装置200の内部構成を示す正面図である。図3は原稿搬送部を不図示として、画像形成装置200の右側面から見た原稿カバーの開閉状態を示す模式図である。
【0010】
図1、図2に示すように、画像形成装置200は本体ハウジング11とその上方の上ハウジング11Uと、上ハウジングの上部に開平自在に載置された原稿搬送部14で区画されている。本体ハウジング11と上ハウジング11Uの中間部には右側側面から略水平方向に内側に入り込んだシート材スタック空間部12が形成されている。シート材スタック空間部12には本体ハウジングから横方向に排出されるシート材を受け取り、積載する為の上シートトレイ1、下シートトレイ2が設けられている。このように、画像形成装置本体内部にシート排出部を設けたいわゆる胴内排紙方式の画像形成装置においては、シートスタック空間の占有空間を設ける必要から、画像形成部のコンパクト化が要求され現像装置においてもコンパクトかつ低コストの1成分現像方式が有利である。
【0011】
上ハウジング11Uは画像読取り位置において原稿を露光して画像を読取るための露光部15を内蔵しておりその上面には操作パネル13や透明なガラス板からなる原稿載置板21が配設されている。上ハウジング11Uの上方には原稿画像を読み取るために原稿を画像読取り位置Rに搬送するための原稿搬送部14が載置されている。原稿カバー14dは図3に示すように機械奥側のヒンジ部9によって上ハウジング上に開平自在に支持されている。原稿カバー14dは実線で示す閉位置において通常載置されており、破線で示す開位置まで開放することが可能である。画像形成装置200はシートスルー方式と原稿固定方式の2方式の原稿画像読取りを行なうことが可能である。まずシートスルー方式は閉状態の原稿搬送部14によって画像読取り位置Rを通過している原稿を、画像読取り位置に対向して固定配置された露光部15で画像読取りする方式である。さらに原稿固定型方式は、原稿搬送部14を開状態とし、原稿載置板21上面に原稿を載置し、露光部15を移動させつつ画像読取りする方式である。本実施形態は、シートスルー方式に基づいた実施例として説明を行なう。
【0012】
本体ハウジング11は、下ハウジング11Dとその上方の連結ハウジング11Cに区画できる。下ハウジング11Dは用紙の給紙部と、用紙上にトナー画像を形成する画像形成部と、用紙上のトナー画像を定着するための定着部を内蔵している。連結ハウジング11Cは定着後の用紙を搬送してシート材スタック空間のシートトレイに向けて排出するための用紙搬送路を内蔵している。
【0013】
上ハウジング11Uの構成を図1、図2を元に説明する。
上ハウジング11Uの手前側には操作パネル13が備えられている。原稿搬送部14は原稿給紙トレイ14aと原稿搬送部本体14bと原稿排紙トレイ14cと原稿カバー14dを備えている。原稿排紙トレイ14cは原稿カバー14d上面の一部に直付けで形成している。原稿搬送路dの延長上の上流端に原稿給紙トレイ14aが配設され、原稿搬送路dの延長上の下流端には原稿排出トレイ14cが配設されている。原稿読取り部本体14bには原稿搬送路dに沿って原稿搬送方向の上流側から下流側にかけてピックアップローラ22、搬送ローラ対23とレジストローラ対24、排出ローラ対25が設けられている。搬送ローラ対23は駆動ローラ23aと分離ローラ23bから構成されている。分離ローラ23bは回転負荷が所定トルクを下回る場合のみ駆動ローラ23aと逆方向に回転し、回転負荷が所定トルクを上回る場合には駆動ローラ23aと従動回転するようになっている。
【0014】
レジストローラ対24と排出ローラ対25の間には画像読取り部Rが設けられている。画像読取り位置Rには原稿載置板21への対向する向きにシェーディング補正用の白基準板26と、白基準板26の上方にあって白基準板26を原稿載置板21に押圧するための原稿押圧部26aとが設けられている。原稿搬送路dは搬送ローラ対23から画像読取り位置Rに至る間において反転するように湾曲している。原稿搬送路dの上流側から下流側に向けて各センサが設けられている。つまり、原稿給紙トレイ14a中央部に原稿検知センサS1が設けられ、搬送ローラ対23の下流側に給紙センサS2が設けられ、排出ローラ対25の下流側に排出センサS3が設けらている。
【0015】
原稿搬送部で原稿を搬送移動させつつ固定した露光ランプで原稿露光させるいわゆるシートスルー原稿読取り方式に基づいて以下の説明を進める。原稿給送トレイ14aに画像面を上向きにセットされたM枚の原稿は、ばね部材6aによって上向きに付勢されたセット原稿押さえ部材6bによって所定の圧力でピックアップローラ22に押しつけられる。操作パネル13のコピー開始ボタンがオンされると図示しない1次給紙駆動手段によりピックアップローラ22と搬送ローラ23が回転駆動される。原稿給紙トレイ14aにセットされた原稿はピックアップローラ22によって上面側から通常複数枚が搬送ローラ対23に送られる。搬送ローラ対23に送られた複数枚の原稿は分離ローラ23bにより最上部の1枚のみが分離されてレジストローラ対24に向けて搬送される。原稿先端が給紙センサS2によって検出されてから所定の距離だけ搬送された後、給紙駆動手段の作動停止により搬送ローラ対23の駆動ローラ23aとピックアップローラ22の回転駆動が停止され一次給紙が終了する。原稿はその先端がレジストローラ対24のニップ部に押圧されかつその先端にたわみが形成された状態で停止させられる。
【0016】
一次給紙が終了してから所定時間経過後、2次給紙が開始される。つまり図示しない2次給紙駆動手段の作動によりレジストローラ対24が回転駆動される。原稿はレジストローラ対24により画像読取り位置R及び排出ローラ対25に向けて搬送させられた後、最終的には排出ローラ対25によって原稿排出トレイ14c上に排出される。排出ローラ対の下流側に設けられた排紙センサS3により原稿の後端通過を検知したことによって原稿1枚の画像読取りの完了を検出するようになっている。排紙センサS3は原稿の給紙搬送完了毎に原稿枚数を計数するカウント機能を有しており、原稿セット検知センサS1が後続の原稿を検知していれば、2枚目以降の原稿搬送が続行される。原稿は画像読取り位置Rを通過する際に白基準板26と原稿押圧部26aによって原稿載置板21の表面を軽く押圧されながら搬送され、原稿画像面が原稿載置板を挟んで対抗する露光ランプ27によって光走査されるようになっている。
【0017】
次に、露光部15について説明する。図2において、露光ランプ27及び反射板28と第1ミラー29と第2ミラー30と第3ミラー31と集光レンズ32とイメージセンサ、例えばライン型のCCD33を備えている。露光ランプ27と第1ミラー29は第一キャリッジ(図示せず)上に搭載され、第2ミラー30、第3ミラー31は第二キャリッジ(図示せず)上に搭載されている。シートスルー方式で原稿画像を読み取る設定では、第一キャリッジが前記画像読み取り位置Rの直下に移動し、露光ランプ27からの光照射光が移動中の原稿を露光する。照射光は第1ミラー29、第2ミラー30、第3ミラー31、集光レンズ32を通じてCCD33に到達して光電変換処理を経て電気信号となるように読み取られる。また、原稿固定方式で原稿画像を読み取る場合には、原稿載置板21上の載置された原稿画像は露光部15による読取走査を受けることにより、CCD33上に縮小結像され、光電変換処理を経て電気信号となるように読み取られる。
【0018】
引き続き図2を参照して、本体ハウジング11を形成する下ハウジング11Dと連結ハウジング11Cの内、下ハウジングの構造について説明する。下ハウジング11Dの下方の給紙部にはシートカセット34と、画像形成部36と、定着装置37とが内蔵さている。シートカセット34に収容されたシート材Pは繰り出しコロ34aにより1枚ずつ送り出される。下ハウジング11Dの左側下方部には開閉可能な手差し給紙トレイ35が備えられていて、この手差し給紙トレイ35にセットされたシート材Pも繰り出しコロ35aにより1枚ずつ送り出される。
【0019】
次に画像形成部について説明する。感光体ドラム201は外径40mmの正帯電性のアモルファスシリコン感光体ドラムであって、駆動時には図示した方向に178mm/秒の速度で回転する。尚、本複写機においては省エネの為に感光体ドラム付近には画像流れ対策用のドラムヒータは一切備えられてはいない。
感光体ドラム38の表面は5KVの高電圧が印可されたメインチャージャー202から発生したコロナ放電によって+250Vに一様帯電した後、レーザースキャニングユニット40からのビーム光の照射によって明電位+10Vと暗電位+250Vの部分からなる静電潜像が形成される。更に感光体の回転によって静電潜像は現像位置にまで回転移動する。現像装置300内部の現像スリーブ301は非磁性のアルミニウム製であって、内部に固定磁石を配して現像ローラを構成している。現像スリーブ301の外径は20mmであって、感光体ドラム201と300μmの間隙をもって、回転自在に支持されており、駆動時には感光体ドラムと同一方向に360mm/秒の速度で回転する。現像部300内は、体積平均粒径9μm(コールターカウンターによるメジアン径)の正帯電の磁性トナーが充填されており、図示しない穂切り板で現像スリーブ表面にトナー薄層が形成される。現像スリーブ301には+100Vの直流電圧と、周波数2KHZ、ピークツーピーク電圧2KVの交流電界とが重畳した現像バイアス電圧が印可されている。現像領域まで搬送されたトナーはこの現像バイアスによってスリーブ表面から飛翔し感光体ドラム201表面の露光部を現像する。
【0020】
シートカセット34或いは手差し給紙トレイ35から1枚ずつ繰り出され搬送路3を通じて上方に搬送されてきた用紙は、感光体上のトナー画像がローラ転写部42に接近するのに同期して、レジストローラ4で搬送タイミングが調整され、感光体ドラム38と転写ローラ42との間を搬送される。これによって、用紙先端とトナー画像部先端が一致してローラ転写部を通過することによってトナー画像中のトナーの大部分が用紙上に転移する。用紙上に転移せず感光体ドラム表面に残留した一部トナーは、最下流に設けられたクリーニング装置100によって除去される。トナー像が転写された用紙は定着装置50へトナー像を用紙上に定着してコピー物が得られる。
【0021】
定着ニップを通過した用紙はそのまま垂直方向の垂直搬送路42に沿って上方に搬送される。垂直搬送路42は連結ハウジング11Cに入り搬送ローラ対43を通過すると、右方向の水平搬送路44と斜め上方の搬送路45に分岐しており、その分岐箇所において用紙の搬送方向を振り分ける分岐爪46が設けられている。2図においては用紙は水平搬送路44へと進行方向を振り分けられ、下シートトレイ2上へと排出される。
【0022】
次に、図4によって定着装置50の内部構造を詳述する。図4は定着装置を画像形成装置の正面から眺めた図である。図4に示すように定着ローラ51と加圧ローラ52とが互いに圧接して定着のニップ部を形成している。定着ローラ51の表面温度の検知手段としてのサーミスタ54と、定着ローラ51内部には発熱手段としてのハロゲンランプ57、58が設けられている。画像形成装置の本体側には、サーミスタ54の検知温度に基いてハロゲンランプ57、58に電力を制御しつつ供給して、定着ローラ53の回転駆動を制御する為の制御部70が設けられている。
【0023】
定着ローラ51は外径が37mm、肉厚が1mmであるアルミニウム製のローラ本体51aと、ローラ本体51aの表面に離型性を高めるために塗布された厚さが25μmのPTFE層51bとから構成されている。定着ローラは周速度が感光体ドラム4と等速の178mm/secとなる様に制御部70からの駆動電流を受け、図示しない駆動手段で回転するようになっている。
【0024】
加圧ローラ52は外径が20mmの鉄製の芯金52aと、芯金52aの表面に被覆された厚さが5mmである弾性層52bと、離型性を高めるために弾性層52bの表面に被覆された厚さ50μmであるPFAチューブ層52cとから構成されている。弾性層52bはアスカC硬度が55度であるシリコンゴムの発泡体から形成されている。加圧ローラ52は図示しない付勢手段で定着ローラ51に圧接しており定着ローラ51の回転に応じて従動回転するようになっている。
【0025】
次に図5にて、定着ローラ51内部のハロゲンランプの出力配分と通紙領域と定着ローラ表面の温度検出手段の位置関係を模式的に説明する。図5において左方向が画像形成装置の前方、右方向が画像形成装置の後方を示している。
定着ローラ51内部にはハロゲンランプ57、58の2本が内蔵されている。ハロゲンランプ57は、消費電力が600Wであって、中央が重点的に加熱する発熱部パターンとなっている。発熱部は消費電力の配分が450Wである中央部と、消費電力の配分が各々75Wである両端部に分割される。発熱中央部は長さが約210mm割り当てられており、A4用紙(297mm×210mm)の縦通紙域に一致するようになっている。
ハロゲンランプ58は、消費電力が400Wであって、両端部が重点的に加熱する配熱パターンとなっている。消費電力の配分が130Wである前方部と、120Wである後方部と、50Wである中央部に分割される。ハロゲンランプ58の中央部は長さが約210mm割り当てられておりA4用紙(297mm×210mm)の縦通紙域に一致するようになっている。
【0026】
ハロゲンランプ57と58の発熱部の全長は310mmであって互いに発熱部端部が同一になる様に位置決めされており、A4用紙(297mm×210mm)の横通紙域をカバーできるように位置決めされている。
定着ローラ51の前方側の非通紙領域であってハロゲンランプ57、58の発熱部には含まれる箇所にローラ表面の温度検出手段としてのサーミスタ54が設けられている。また、本実施例では定着ローラの軸方向の温度分布を検出する為に定着ローラ中央部の温度測定用のサーミスタ55を便宜的に設けて本発明の効果を調査する。これ以降、サーミスタ54の検出温度を非通紙域温度と呼び、サーミスタ55の検出温度をローラ中央部温度と呼ぶことにする。
本画像形成装置では、操作表示部に画像形成装置全体の電源スイッチが設けられている。電源スイッチをオンした段階で記憶された設定に従って電源制御部70がウォームアップを開始する。
【0027】
加熱開始と同時に、定着ローラは画像出力時と同じ周速178mm/secで回転を開始し、加圧ローラは定着ローラに従動回転するようになっている。加熱ローラ53内部のハロゲンランプ57は消費電力600Wで点灯加熱し、加圧ローラ52内部のハロゲンランプ58は消費電力400Wで点灯加熱する。ハロゲンランプ57、58はA4用紙(横)を連続的に通紙したときに定着ローラ表面の長手方向の温度分布が一定となるように発熱パターンを組み合わせている。ウォームアップ時の様に用紙を挿通せずに一気に加熱する場合には発熱部の最端部にあるサーミスタへの熱伝導がローラ中央部の発熱に追いつかないのでローラ中央部の温度が非通紙域温度を大きく上回る速度で温度上昇する。図6にウォームアップにおけるハロゲンランプのオン、オフタイミングとローラ中央部温度、非通紙部温度の関係を示す。ウォームアップ開始してから35秒後に非通紙域温度が110℃の1次安定温度に達した時点で、ローラ中央部温度は170℃にまで昇温している。この時点でハロゲンランプ57の通電が8秒間だけオフされるので、ローラ中央部の温度は140℃にまで一旦下降し、非通紙域温度は逆に130℃にまで上昇している。この時点で、ハロゲンランプ57は再オンされ、更に15秒ハロゲンランプ57,58の両方が点灯加熱してからウォームアップを終了する。つまりウォームアップの所用時間は合計58秒となっている。この時のローラ中央部温度は180℃、非通紙域温度は160℃となっている。
【0028】
本画像形成装置は、雰囲気温度を検出する温度検出手段を内蔵しており、上述の、ウォームアップ時間58秒は雰囲気温度によって自動調整され、15℃以上の環境では一律58秒、5℃以上15℃未満の環境では一律65秒、5℃未満では一律70秒に設定されている。このウォームアップ時間は、非通紙部温度を160℃以上を確保する為に充分である。さらにランプ57の8秒間のオフはローラ中央部温度を200℃未満に押さえるために有効に働く。この様なウォームアップアップの全体時間と、ハロゲンランプ57のオフ時間は、予め本画像形成装置にて、雰囲気温度、ウォームアップ時間の関係を調査してローラの通紙部温度を160℃以上、200℃未満の状態でウォームアップを終了するために決められた設定値である。非通紙部温度160℃以上とすることによって通紙部温度全体が160℃以上を保障することが可能であって、通紙部のローラ温度を160℃以上200℃未満の範囲に調節することによって、ホットオフセット、定着不良を完全に防止できるウォームアップが保障される。ちなみに、比較例としてウォームアップにおいてハロゲンランプ57、58を58秒間オン制御した場合のローラ中央部温度、非通紙部温度の変化を図7に示す。ウォームアップ終了時のローラ中央部温度は220℃、非通紙部温度は170℃にまで上昇していた。また、どの経過時間においてもローラ中央部温度を200℃以下、非通紙部域温度を160℃以上の範囲に収まるような加熱時間は存在しないことがわかる。
【0029】
本実施例において、ローラ中央部を含めた通紙部の温度分布、非通紙部温度のウォームアップ終了後の目標温度を160℃〜200℃の範囲に設定したがこれに限定するものではなく、トナーの溶融特性、画像出力の速度、ハロゲンランプの消費電力、発熱パターン等を考慮して適宜最適範囲を設定することが可能で、例えば130〜210℃の範囲が好適に設定できる。
【0030】
本実施例において、中央部重点加熱のハロゲンランプ57を600W、両端部重点加熱のハロゲンランプ58を400Wとしたがこれに限定するものではなく、ローラ中央部を含めた通紙部の温度分布、非通紙部温度の目標温度、などを考慮して適宜設定すれば良い。また、各ハロゲンランプの軸方向の電力の配分パターンも適宜設定することが可能である。
【0031】
本実施例においては、ウォームアップ時間を雰囲気温度別に、15℃以上の環境では一律58秒、5℃以上15℃未満の環境では一律65秒、5℃未満では一律70秒に設定したがこれに限定するものではなく、ウォームアップ終了時のローラ中央部を含めた通紙部の温度分布、非通紙部温度のウォームアップ終了後の目標温度に応じて適宜設定すれば良く、場合によっては時間を予め設定しておくのではなく、非通紙部の検出温度を基準に、ウォームアップを終了する方式であっても良い。
【0032】
本実施例においては、中央部重点発熱のハロゲンランプ57のウォームアップ中のオフ時間を8秒としたがこれに限定するものではなく、ローラ中央部を含めた通紙部の温度分布、非通紙部温度の目標温度、各ハロゲンランプの軸方向の電力の配分パターンなどを考慮して適宜設定することが可能である。また、ハロゲンヒータ57の一時的オフをを実行する1次安定温度を110℃としたがこれに限定するものではなく、ローラ中央部を含めた通紙部の温度分布、非通紙部温度の目標温度、各ハロゲンランプの軸方向の電力の配分パターンなどを考慮して適宜設定することが可能である。
【0033】
本実施例においては、定着ローラ本体をアルミ製としたがそれに限定するものではなくて、鉄や銅やニッケルやステンレスなどの金属を使用可能である。また、ローラ肉厚は1mmとしたがそれに限定するものではなく0.5mm〜3mmの範囲が好適に使用される。ローラ本体の表面の離型性層はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)としたが、それ以外にもPFA層(テトラフルオロエチレン−パー−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、PVF(ポリフッ化ビニル)、ECTFE(エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体)などのフッ素樹脂から選択することが可能である。この離型性層の肉厚は15μmとしたが、10〜100μmの範囲から好適に使用される
【0034】
本実施例においては、加圧ローラ52において、芯金52aの表面に被覆された弾性層52bの厚さを6.5mmとしたがこれに限定するものではなくて、2〜15mmの範囲が好適に使用できる。弾性層52bを形成するシリコンゴムはアスカC硬度が25度のものを使用したが、それに限定するものではなくてアスカC硬度が5乃至90度の弾性ゴムが好適に使用できる。弾性層52bの表面に被覆された離型性層をPFA(テトラフルオロエチレン−パー−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブとしたがそれに限定するものではなくて、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PVF(ポリフッ化ビニル)、ECTFE(エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体)などのフッ素樹脂から選択することが可能である。さらに、この離型性層の肉厚は70μmとしたが、20〜100μmの範囲から好適に使用される。
【0035】
【発明の効果】
第1に、長手方向を基準とした出力分布がローラ中央部にて高目に設定された加熱手段の通電をウォームアップ中に所定時間オフさせて、ローラ中央部のローラ両端部を上回る温度上昇を抑制し、定着ローラ通紙部全体の温度均一化させて、プリント部との局部的なホットオフセット、定着不良などを防止する。
第2に、予め決められた時間tを経過した時点でウォームアップを終了することによって、ウォームアップ中の加熱手段からの発生熱量を一定値に管理して、ウォームアップを終了時点の定着ローラ表面温度を正確に制御する。
第3に非通紙部の温度が所定値に達した時点でウォームアップを終了することによって非通紙部の温度を管理してウォームアップを終了時点の定着ローラ表面温度を正確に制御する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成の1例を模式的に示す正面図である。
【図2】各色画像形成部を模式的に示す正面図である。
【図3】定着装置50の内部構造を断面的に詳述する模式図である。
【図4】定着装置を画像形成装置の正面から眺めた図。
【図5】定着ローラ51内部のハロゲンランプの配熱分布と通紙領域と定着ローラ表面の温度検出手段の位置関係を示す図。
【図6】本実施例のウォームアップにおけるハロゲンランプのオン、オフタイミングとローラ中央部温度、非通紙部温度の関係を示すグラフ。
【図7】比較例としてウォームアップにおいてハロゲンランプ57、58オン制御した場合のローラ中央部温度、非通紙部温度の変化を示すグラフ。
【符号の説明】
50 定着装置
51 定着ローラ
51a ローラ本体
51b PTFE層
52 加圧ローラ
52a 芯金
52b 弾性層
52c PFAチューブ層
54 サーミスタ
57、58 ハロゲンランプ
70 電源制御部

Claims (1)

  1. ローラ長手方向を基準とした出力分布が中央部が高目に設定された第1の加熱手段と、両端部が高目に設定された第2の加熱手段とを内蔵した定着ローラと、定着ローラに当接してニップを形成する加圧ローラと、定着ローラ表面の非通紙領域に当接して設けられた第1の温度検出手段とを備えた定着装置と、第1の加熱手段と第2の加熱手段を通電制御する制御手段と、雰囲気温度を検出する第2の温度検出手段とを備えた画像形成装置であって、
    ウォームアップ開始時においては上記制御手段が第1の加熱手段と第2の加熱手段の通電オン制御を開始した後、ウォームアップ進行中の前記温度検出手段で検出された温度が所定温度に達すると第1の加熱手段を所定時間オフした後再度オンして、前記ウォームアップ開始から上記雰囲気温度によって予め決められた時間tを経過すればウォームアップを終了するように制御することを特徴とする画像形成装置。
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