JP3773241B2 - 無線電話のための片手で操作される制御装置 - Google Patents
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Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、無線電話の分野に関し、より詳細には無線電話のための作動制御に関する。
【0002】
(発明の背景)
従来の有線電話は一般に、ユーザーが電話を持ち上げると、電話の状態を変更するように機械的スイッチを解放することによって応答できる。しかしながら、かかるスイッチは接点が付着した状態となったり、または正しく作動しないことがあった。従って、ユーザーが電話に触れると、このことを検出するセンサが電話に設けられていることが時々あり、そのユーザーによる接触を検出することによって電話はオフフック状態に切り換えられるようになっている。そのようなセンサの使用は日本国公開特許出願第 JP-A-08116350 号(特許抄録)および同公開特許出願第 JP-A-62003546 号(特許抄録)に示されている。
無線電話(移動局、セルラー電話およびセル電話とも称される)は従来の有線電話と同じようには作動しないことが一般的に知られている。ほとんどの有線電話の操作、例えば電話に応答したり、電話を切ったりすることは、いずれも片手で行うことができる。これと対照的に、無線電話では、操作するのに両手が通常必要である。無線電話に応答したり切ったりするには、ユーザーは片手で電話を持ちながら、それぞれ送信ボタンまたは終了ボタンを押さなければならない。特に有線電話を比較すると、特定のボタンを探し、これを押すことはやりにくいことである。また車内で無線電話の呼び出しに応答する際に、ドライバーが送信ボタンを探すために自分の目を道路からそらさなければならないことは危険なことである。無線電話を持っている手の親指を使ってボタンを押そうとする人もいるが、この親指はボタンを押す最良の手段ではない。しかしながら、多くの無線電話は親指を使ったこのような操作をするには大きすぎる。更に、より多くの機能の実行を可能にしながら、電話がより小型になるにつれ、個々のボタンを読み取ったり、触れる上でボタンはより小さくかつより困難となっている。
【0003】
このような問題は、フリップまたはパネルを開くようになっている無線電話によって一部は解決されている。これらフリップタイプの電話の一部はフリップを開けた時に呼び出しに応答する(更に一部の電話はフリップを閉じた時に通話を切る)ようになっている。しかしながら、フリップタイプの電話の多くは両手を使って開けなければならず、フリップを使用しても他の機能にアクセスすることはできない。更にユーザーはこれら機能を使用するのに依然として両手を使用しなければならない。従って、当技術分野では有線電話のように簡単に操作できる無線電話が求められている。
【0004】
(発明の概要)
本発明の1つの特徴によれば、携帯無線電話用制御装置が提供される。この無線電話はハウジングを有し、複数のシーケンシャルな作動状態のうちの1つを含む第1の作動状態で作動する。この制御装置は無線電話の作動状態を第1の作動状態から第2の作動状態に変更する。制御装置自身は、ユーザーが無線電話のハウジングを握ったことに応答して信号を発生する握り検出器と、前記検出器が発生した信号の受信に応答し、第2の作動状態として、第1の作動状態の後に次のシーケンシャルな作動状態を選択するようになっているコントローラとを含む。
【0005】
本発明の別の特徴によれば、検出器は無線電話のハウジング内に埋め込まれた熱センサを含み、ハウジングのまわりの温度上昇に応答して信号を発生するようになっており、好ましくは温度低下にも応答して信号を発生する。本発明の別の特徴によれば、ハウジングは少なくとも1つの可撓性の面を有し、握り検出器は、ユーザーが可撓性の面を押した時に信号を発生する、可撓性の面の下方に設けられた感圧スイッチとすることができる。
【0006】
本発明の別の特徴によれば、ハウジングは第1の可撓性位置と第2の可撓性位置を有し、検出器は更に第1の可撓性位置の下方に設けられた第1の感圧スイッチと第2の可撓性位置の下方に設けられた第2の感圧スイッチとを含む。検出器はユーザーが第1位置または第2位置のいずれかを押した時に信号を発生できる。本発明の更に別の特徴によれば、ハウジングは第1の可撓性の面および第2の可撓性の面を有し、検出器は第1の可撓性の面の下方に設けられた第1感圧スイッチと、第2の可撓性の面の下方に設けられた第2の感圧スイッチとを含む。検出器はユーザーが第1の可撓性面を押すと、第1の信号を発生し、ユーザーが第2の可撓性面を押すと、第2の信号を発生する。本発明のこの特徴によれば、コントローラは第1の信号に応答し、複数の作動状態の所定のシーケンスのうちの第1の作動状態の後に第2の作動状態を選択するようになっており、第2信号に応答し、シーケンスのうちの別の作動状態を選択するようになっている。通常、別の作動状態とはシーケンス内の第2の作動状態に続くその後の作動状態となるが、いつもそうなるわけではない。
【0007】
本発明の別の特徴によれば、ハウジングは動きセンサを含み、ハウジングがユーザーによって移動されると、検出器は信号を発生する。本発明の別の特徴によれば、検出器は更にタイマーを含み、ハウジングが所定の時間の間、静止状態であると、信号を発生する。本発明の更に別の特徴によれば、無線電話はマイク、スピーカーおよび動きセンサからの入力信号を受信するORゲートを含む。所定の時間の間、マイク、スピーカーまたは動き検出器から入力信号がないと、検出器がコントローラへ信号を送らないように、ORゲートに検出器が接続されている。本発明の別の特徴によれば、検出器はハウジング内に収納された容量センサを含み、この容量センサは容量センサを通過する回路を形成するようなユーザーの握り動作に応答して信号を発生し、ユーザーがハウジングを離すことに応答して信号を発生する。
【0008】
本発明の別の特徴によれば、ハウジングは感光素子を含み、この感光素子はユーザーの手が感光素子を周辺光からブロックすると信号を発生し、ユーザーの手がセンサから離間してカバーしなくなると、信号を発生する。
【0009】
本発明の特徴によれば、無線電話が着信呼報知状態で作動していると、コントローラは検出器からの信号に応答し、着信呼報知状態を送信(オフフック)状態に変更するようになっている。本発明の別の特徴によれば、無線電話が送り状態で作動していると、コントローラは検出器の信号に応答し、送信状態をスタンバイ(オンフック)状態に変更するようになっている。
【0010】
本発明の別の特徴によれば、無線電話がスタンバイ状態で作動していると、コントローラは検出器からの信号に応答してスタンバイ状態をリダイヤル状態に変更するようになっている。本発明の更に別の特徴によれば、無線電話が機能状態で作動していると、コントローラは検出器からの信号に応答して機能状態をスタンバイ状態に変更するようになっている。本発明の別の特徴によれば、無線電話が機能状態で作動していると、コントローラは第1信号に応答して正の状態に変化し、第2信号に応答して負の状態に変化するようになっている。
【0011】
本発明の特徴によれば、着信呼を無線電話に報知するための報知信号を送り、フルデュプレックス無線接続により無線電話と通信する無線電話ネットワーク内で作動する無線電話が提供される。この無線電話は報知信号およびユーザーによる持ち上げに応答してスタンバイ状態からアクティブ状態に状態を変更するための制御装置を含む。
【0012】
無線電話と無線ネットワークとがフルデュプレックス無線接続によって通信し、フルデュプレックス接続の設定前に無線ネットワークが着信呼報知信号を無線電話へ送るようになっているシステムにおいて、本発明の別の特徴により、無線ネットワークからの着信呼に応答するように無線電話を作動させるための方法が実行される。この方法は、着信呼報知信号を受信する工程と、ユーザーが無線電話を握ったことを検出する工程と、着信呼報知信号および検出されたユーザーの握り動作に応答して無線電話が無線ネットワークとのフルデュプレックス接続を設定する工程とを含む。
【0013】
無線電話と無線ネットワークとがフルデュプレックス無線接続で通信するシステムにおいて、本発明の別の特徴により、無線電話と無線ネットワークとの間の通話を切るように無線電話を作動させるための別の方法が実行される。本発明のこの特徴に係わる方法は、無線電話と無線ネットワークとの間のフルデュプレックス接続を設定する工程と、ユーザーが無線電話を握ったことを検出する工程と、ユーザーのこの検出された握り動作に応答して無線ネットワークとのフルデュプレックス接続を切る工程とを備える。
【0014】
添付図面と共に次の詳細な説明を検討すれば、本発明をより完全に理解できよう。
【0015】
(詳細な説明)
ほとんどの人は電話に応答するのに受話器を持ち上げたり、電話をハングアップする(切る)のに電話を置くという、これまでの有線電話の使用法に慣れているので、本発明は無線電話を押したり、持ち上げたり、光電池をカバーする(本明細書では一般に電話を握ると称す)ことにより、無線電話の状態を変更できる種々のスイッチを開示する。更にユーザーは無線電話を置き、状態を変える(ハングアップする)ことができる。このような無線電話のユニークな構成により、有線電話と同じように簡単に無線電話を操作すること、特に応答したり、ハングアップする操作が可能になっている。
【0016】
図1を参照すると、ここには本発明に従って製造された無線電話の一実施例の全体が番号10でブロック図として示されている。この無線電話10は無線電話と無線ネットワークとの間で無線信号を送受信するためのアンテナ13を外側に支持するハウジング12を含む。このアンテナ13はデュプレックスフィルタ14に接続されており、このデュプレックスフィルタ14により受信機16および送信機18は同じアンテナ13を使ってそれぞれ受信および送信をすることが可能となっている。受信機16は無線信号を1つ以上のチャンネルに復調、多重分離およびデコードする。かかるチャンネルは制御チャンネルとトラヒックチャンネルとを含む。トラヒックチャンネル上の音声信号はスピーカー20へ送られる(またはトラヒックチャンネル上のデータは別の出力デバイス、例えばファックスまたはモデムコネクターへ送られる)。
【0017】
受信機16は制御チャンネルからのメッセージをコントローラ22へ送る。コントローラ22はメモリ24内に記憶されているプログラムおよびデータを使って制御メッセージに応答するよう、無線ネットワークに対する無線電話10の機能を制御したり、コーディネートする。コントローラ22は必要な制御を最小に維持するよう、シーケンシャルに命令される複数の状態で作動する。かかる作動状態としては、(発呼時の)アクティブ状態、スタンバイ状態、機能(メニュー)、(機能キーと共に使用するための)YESまたはNO、(着信呼)報知、ダイヤルおよびリダイヤルが挙げられる。
【0018】
コントローラ22はユーザーインターフェース26からの入力信号に応答し、無線局10の作動を制御する。ユーザーインターフェース26はユーザー入力デバイスとしてのキーパッド28と、ユーザー情報を与えるためのディスプレイ30とを含む。特殊用途のボタン、すなわちSEND(送信)32、END(終了)34、FUNCTION(機能)(時々メニューとも称される)36およびERASE(消去)38は、当技術分野で知られているように無線電話10のコントローラ22の作動状態を変更する代表的な多機能ボタンであり、これらボタンはほとんどの無線電話に設けられている。従来技術によれば、無線電話が着信呼報知状態(有線技術用語ではリンギング状態)にある時に、SENDボタン32を押し、コントローラ22によって無線電話がアクティブ状態でフルデュプレックス無線接続を終了させる。更に、着信局の電話番号を入力した後に、ダイヤル状態でSENDボタン32を押し、アクティブ状態に変更し、フルデュプレックス無線接続を設定し、着信局の電話に接続する。コントローラ22がスタンバイ状態にあり、最後にダイヤルした電話番号をリダイヤルする際に、SENDボタン32を使用するような電話もある。また、このボタンはYESを意味するためにメニュー機能でも使用される。
【0019】
コントローラ22が(発呼時に)アクティブ状態にあるときに、通話を切る(電話をハングアップする)のに、一般にENDボタン34が使用される。このボタンはメニュー機能でNOを意味するのにも使用される。FUNCTIONボタン36はコントローラ22によってメニュー入力モードからスタンバイモード、更にこの逆にスタンバイモードからメニュー入力モードに切り替える。ERASEボタン38は通常、最後に入力した数字を消去するのに使用される。
【0020】
コントローラ22は制御メッセージおよびユーザー入力に応答し、複数の制御ライン40および42を通してそれぞれ送信機18および受信機1の作動を制御する。マイク44は音声信号入力を受信し、この入力信号をアナログ電気信号に変換し、アナログ電気信号を送信機18へ送る。送信機18はアナログ電気信号をデジタルデータに変換し、誤り検出および訂正情報によりデータをコード化し、コントローラ22からの制御メッセージと共にこのデータを多重化する。送信機18は組み合わされたこのデータストリームを変調し、デュプレックスフィルタ14およびアンテナ13を通して、変調の結果得られた無線信号を無線ネットワークへ一斉送信する。
【0021】
以下、更に説明するように握り検出スイッチにはスイッチ検出器46が接続されている。無線ユニット10のハウジングをユーザーが握ったこと、または押したことを、握りスイッチの1つが検出すると、スイッチ検出器46は信号をコントローラ22へ送る。本発明の別の特徴によれば、ユーザーが無線電話10を離したり、または置いたりしたことを、握りスイッチのうちの1つが検出すると、スイッチ検出器46がコントローラ22へ信号を送るようにしてもよい。
【0022】
スイッチ検出器46はその信号をORゲート48へ送ることが好ましい。スイッチ検出器46からのこの信号は、スピーカー20へ送られるライン50上の信号およびマイク44からのライン52上の信号とOR演算される。このように信号ライン54はユーザーが話中または聴取中であって、ハウジングを持っていない時にコントローラ22へ信号を送る。
【0023】
次に図2を参照する。ここには本発明の1つの特徴に係わる無線電話200の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話200はハウジング202の1つの面に可撓性の面204が設けられている。この可撓性の面204は外側の膜206と、第1プレート208と、第2プレート210とから成る。ユーザーがこのハウジング202を握ったり、および/または押したりすると、第1プレート208は第2プレート210に接触する。この接触により回路が形成され、この回路はスイッチ検出器46によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器246は信号をコントローラ22へ送る。この信号は過渡的な信号でもよいし、また、ユーザーが握っている時間の間に発生する信号でもよい。信号が過渡的な信号である場合に、ユーザーがハウジング202を離し、従って可撓性の面204を離すと、別の信号を発生できる。信号が過渡的な信号でない場合、コントローラ22は作動状態を次のシーケンシャルな作動状態に変更するように構成してもよい。当然ながら、当技術分野では同じ機能を達成できる他の形態の感圧スイッチも知られている。ユーザーが無線電話を持ち上げたり、置いたりすることを表示すると広義に考えられる信号を使って、後述するようにシーケンス制御を行うことができる。
【0024】
次に図3を参照すると、ここには本発明の別の特徴に係わる無線電話300の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話300には容量スイッチ304が設けられており、このスイッチはハウジング302の側面に設けられているか、またはその側面に埋め込まれている。この容量スイッチ300は第1プレート306と、第2プレート308とから成る。この実施例において、ユーザーがハウジング302を握ると、人の手の導電性により第1プレート306と第2プレート308との間に電流が流れる。これにより回路が形成され、この回路はスイッチ検出器346によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器346はコントローラ22に信号を送る。信号は同じ機能を達成するために、再び上記のように過渡的信号でもよいし、過渡的信号でなくてもよい。
【0025】
図4は、本発明の別の特徴に係わる、熱センサを使用する握り検出スイッチを示す。この熱センサは第1熱スイッチ406と第2熱スイッチ408とを含む。ユーザーがハウジング402を握ると、ユーザーの手からの熱が回路を形成している熱スイッチ406および408の少なくとも一方によって検出されるので、スイッチ検出器446はコントローラ22に信号を送る。この信号は同じ機能を達成するために、上記のように過渡的信号でもよいし、過渡的信号でなくてもよい。
【0026】
次に図5を参照すると、本発明の更に別の特徴に係わる無線電話500の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話500にはハウジング502の内部に取り付けられた動き検出スイッチ504が設けられている。この動き検出スイッチ504はハウジングが移動していることを検出するとスイッチ検出器546に信号を送る。この信号はスイッチ検出器546またはコントローラ22のいずれかにおいて「デバウンスされる(静止状態にされる)」(すなわち非定常状態から定常状態へ変更される)。ユーザーが図5の無線電話を持ち上げると、動き検出スイッチ504はスイッチ検出器546へ信号を送り、このスイッチ検出器546は信号をコントローラ22へ送る。本発明の別の特徴によれば、検出器546は更にタイマーを含み、スイッチ検出器546はハウジングが所定時間静止していると、信号を発生する。
【0027】
無線電話はマイク20、スピーカー44および運動センサ504からの入力信号を受けるORゲート48(図1)を含むことができる。所定時間の間にマイク20、スピーカー44または動きセンサ504から入力信号がある場合、コントローラ22は検出器546からの信号が送られないようにORゲートにスイッチ検出器46が接続されており、よって例えば無線電話10が短時間の間置かれた場合に、アクティブ状態からスタイバイ状態に早期に変更されないようになっている。
【0028】
図6を参照すると、本発明の別の特徴に係わる無線電話600の半切り欠き背面図が示されている。この無線電話600には、本実施例では光電池を含む感光スイッチ604が設けられている。この光電池はハウジング602の1つの側面に設けられており、ハウジング602が握られた時にユーザーの手によってカバーされるように位置している。従って、ユーザーがハウジング602を握ると、周辺の光が光電池から遮断される。このような動作により回路が切られ、このことがスイッチ検出器646によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器646はコントローラ22へ信号を送る。ユーザーが無線電話600を下に置くと、光電池はカバーされず、再び回路が形成され、この回路はスイッチ検出器646によって検出される。スイッチ検出器646がこれに応答し、コントローラ22は別の信号を送ることができるようになっていることが好ましい。
【0029】
次に図7を参照する。ここには本発明の1つの特徴に係わる無線電話700の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話700には2つの可撓性の面704、706が設けられており、これら面はハウジング702の各側面に設けられている。可撓性の面704、706の各々は、外側の膜708、710と、第1プレート712、714と、第2プレート716、718から成る。ユーザーがハウジング702を握るか、および/または押すと、可撓性の面704および706のいずれかまたは双方により、それぞれの第1プレート712、714がそれぞれの第2プレート716、718に接触させられる。この接触によって回路が形成され、このことがスイッチ検出器746によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器746はコントローラ22へ信号を送る。
【0030】
これとは異なり、本発明の別の特徴によれば、ユーザーが第1の可撓性の面704を押すと、スイッチ検出器746が第1信号を発生し、ユーザーが第2の可撓性の面706を押すと、第2信号を発生する。
【0031】
この実施例の別の特徴によれば、第1信号に応答し、コントローラ22は複数の作動状態の所定のシーケンスにおける第1の作動状態の後で、第2作動状態を選択するようになっている。第2信号に応答し、コントローラ22はシーケンス内の別の作動状態を選択するようになっている。この別の作動状態は通常シーケンスのうちの第2の作動状態の後の作動状態となるが、いつもそうなるとはかぎらない。感圧スイッチ704、706の双方からの信号をANDゲート750が受信する。例えばコントローラ22がスタンバイ状態にある時に、ANDゲート750から得られる出力信号を使用できる。ANDゲート750で双方の信号が検出された場合、スイッチ検出器46は信号を発生する。このような構造により、後述する目的で双方のスイッチが閉じられると、所定の作動状態の変化が生じるように保証されている。
【0032】
次に、図8を参照すると、ここにはコントローラ22、従って無線電話10の所定の作動状態の間のシーケンス関係を示す状態図が示されている。最初に無線電話10がオンされ、当技術分野で公知のように、無線電話10が無線ネットワークと接続すると、無線電話10はスタンバイ状態800となる。スタンバイ状態800からの次のシーケンス状態はライン804が示すようにリダイアル状態802となる。従って、無線電話10がスタンバイ状態800となると、ユーザーはハウジングを握り、状態をリダイアル状態802に変えることができる。リダイアル状態802からの次のシーケンス状態はアクティブ状態806である。このような状態変化は通話の終了を条件として発生するので、点線808が示すように、無線電話10のハウジングを握ると、電話は作動しなくなる。通話が終了しない場合、ユーザーはライン809が示すように電話を握ることにより、状態をスタンバイ状態800に戻すように変えることができる。
【0033】
スタンバイ状態800からの状態の別の可能な変更は着信呼報知(リンギング)状態810である。この状態も点線812が示すように、ハウジングを握ることによっては得られない。ユーザーはライン813が示すように、無線電話10のハウジングを握ることにより、着信呼報知状態810からアクティブ状態806へ変えることができる。換言すれば、ユーザーはハウジングを片手で握るか、および/または押すことにより、電話に応答できる。アクティブ状態では、無線電話10は無線ネットワークとフルデュプレックス無線通信状態となる。
【0034】
アクティブ状態の後の次のシーケンシャルな作動状態はスタンバイ状態800である。図2および7の実施例では、ライン814が示すように、無線電話10のハウジングを握るか、および/または押すことにより、このような状態の変化が得られる。換言すれば、ユーザーは電話を片手で押すことにより、電話をハングアップできる。別の実施例では、ユーザーは所定の時間、無線電話を置くか、ハウジングを離すことにより、アクティブ状態806からスタンバイ状態800へ変化させることができる。
【0035】
別の状態は、機能状態816であり、この機能状態はユーザーが点線815が示すように、FUNCTIONキーを押すことによって得られる。この状態において、ユーザーは当技術分野で公知のように、無線電話10にプログラムを埋め込むことができる。更にユーザーは図6に示された無線電話の一方の面または反対の面を押すことにより、YESまたはNOと答えることができる。機能状態816の次のシーケンス状態はライン817が示すようなスタンバイ状態800である。ユーザーは無線電話10のハウジングを握るか、および/または押すことにより、プログラム機能を完了できる。
【0036】
次に図9を参照すると、ここには本発明の1つの方法に係わる処理が示されている。この処理はボックス900でスタートし、このボックスにおいて無線電話10の電源がオンにされる。処理はボックス902に進み、ここで無線電話は当技術分野で公知のような無線ネットワークとの接続を含む初期化を行う。ボックス904において、無線電話10は入力を待つスタンバイ状態800(図8)となる。ボックス906において、無線電話10は無線ネットワークからの公知メッセージを受信し、次にボックス908に進み、ここで無線電話は報知メッセージに応答する着信呼報知状態810(図8)となる。判別ブロック910では、ユーザーがSENDキー32(図1)を押したかどうかを判断する。ユーザーは従来と同じように無線電話10を操作できる。判別ブロック910において、ユーザーがSENDキー32を押していない場合、処理は判別ブロック912へ進む。この判別ブロック912において、ユーザーが本発明の特徴の1つに係わる無線電話のハウジングを握ったか、持ち上げたか、および/または押したかどうかを判断する。ユーザーがそのようなことを行っていない場合、処理はボックス914へ進み、ここで、応答しなかった呼び出しがあったことをユーザーに表示するよう、ディスプレイが「呼び出し有り」と設定される。次に処理はボックス904内のスタンバイ状態に戻る。
【0037】
ユーザーがハウジングを押したことを表示する信号をスイッチ検出器が送った場合、またはユーザーがSENDキー32(図1)を押した場合、処理はボックス916に進み、ここで無線ネットワークに対するフルデュプレックス接続が設定され、無線電話10はアクティブ状態806(図1)となる。ボックス918において、アクティブ状態806で安定な接続がなされる。
【0038】
次に、処理は判別ブロック920へ進み、ここでユーザーがENDキー34(図1)を押したかどうかが判断される。ユーザーがENDキー34を押していない場合、処理は判別ブロック922へ進み、ユーザーが再びハウジングを押したか(または所定時間の間、電話を置いたか)どうか判断される。ユーザーがそのようなことを行っていない場合、処理はボックス918にてアクティブ状態に戻る。
【0039】
判別ブロック920においてユーザーがENDボタンを押しているか、または判別ブロック922においてユーザーがハウジングを押している場合、処理が動作ボックス924へ進み、ここで通話を切り、処理はボックス904でスタンバイ状態に戻る。
【0040】
従って、本発明は無線電話の動作を簡略化できることが明らかである。ユーザーが片手で呼び出しに応答したり、ハングアップしたりできるだけでなく、通常多数のボタンを押さなければならない多数の機能を実行できる。この結果、本発明に係わる無線電話は有線電話と同じように作動するので、この結果、無線電話の制御をより普遍的に理解できる。
【0041】
上記実施例は、本発明の要旨を説明するためのものであり、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく多数の変形例を考えつくことができると理解すべきである。従って、かかる変形例は特許請求の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる、ユーザーの握り動作に応答できる無線電話のブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例に係わる、感圧スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図3】 本発明の別の実施例に係わる、容量応答スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図4】 本発明の更に別の実施例に係わる、感熱スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図5】 本発明の更に別の実施例に係わる、動き検出スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図6】 本発明の更に別の実施例に係わる、感光スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図7】 本発明の更に別の実施例に係わる、2つの感圧スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図8】 本発明の1つの方法から得られる状態変化を示す無線電話の作動状態の状態図である。
【図9】 本発明に係わる1つの方法の作動を示すフローチャートである。
(発明の分野)
本発明は、無線電話の分野に関し、より詳細には無線電話のための作動制御に関する。
【0002】
(発明の背景)
従来の有線電話は一般に、ユーザーが電話を持ち上げると、電話の状態を変更するように機械的スイッチを解放することによって応答できる。しかしながら、かかるスイッチは接点が付着した状態となったり、または正しく作動しないことがあった。従って、ユーザーが電話に触れると、このことを検出するセンサが電話に設けられていることが時々あり、そのユーザーによる接触を検出することによって電話はオフフック状態に切り換えられるようになっている。そのようなセンサの使用は日本国公開特許出願第 JP-A-08116350 号(特許抄録)および同公開特許出願第 JP-A-62003546 号(特許抄録)に示されている。
無線電話(移動局、セルラー電話およびセル電話とも称される)は従来の有線電話と同じようには作動しないことが一般的に知られている。ほとんどの有線電話の操作、例えば電話に応答したり、電話を切ったりすることは、いずれも片手で行うことができる。これと対照的に、無線電話では、操作するのに両手が通常必要である。無線電話に応答したり切ったりするには、ユーザーは片手で電話を持ちながら、それぞれ送信ボタンまたは終了ボタンを押さなければならない。特に有線電話を比較すると、特定のボタンを探し、これを押すことはやりにくいことである。また車内で無線電話の呼び出しに応答する際に、ドライバーが送信ボタンを探すために自分の目を道路からそらさなければならないことは危険なことである。無線電話を持っている手の親指を使ってボタンを押そうとする人もいるが、この親指はボタンを押す最良の手段ではない。しかしながら、多くの無線電話は親指を使ったこのような操作をするには大きすぎる。更に、より多くの機能の実行を可能にしながら、電話がより小型になるにつれ、個々のボタンを読み取ったり、触れる上でボタンはより小さくかつより困難となっている。
【0003】
このような問題は、フリップまたはパネルを開くようになっている無線電話によって一部は解決されている。これらフリップタイプの電話の一部はフリップを開けた時に呼び出しに応答する(更に一部の電話はフリップを閉じた時に通話を切る)ようになっている。しかしながら、フリップタイプの電話の多くは両手を使って開けなければならず、フリップを使用しても他の機能にアクセスすることはできない。更にユーザーはこれら機能を使用するのに依然として両手を使用しなければならない。従って、当技術分野では有線電話のように簡単に操作できる無線電話が求められている。
【0004】
(発明の概要)
本発明の1つの特徴によれば、携帯無線電話用制御装置が提供される。この無線電話はハウジングを有し、複数のシーケンシャルな作動状態のうちの1つを含む第1の作動状態で作動する。この制御装置は無線電話の作動状態を第1の作動状態から第2の作動状態に変更する。制御装置自身は、ユーザーが無線電話のハウジングを握ったことに応答して信号を発生する握り検出器と、前記検出器が発生した信号の受信に応答し、第2の作動状態として、第1の作動状態の後に次のシーケンシャルな作動状態を選択するようになっているコントローラとを含む。
【0005】
本発明の別の特徴によれば、検出器は無線電話のハウジング内に埋め込まれた熱センサを含み、ハウジングのまわりの温度上昇に応答して信号を発生するようになっており、好ましくは温度低下にも応答して信号を発生する。本発明の別の特徴によれば、ハウジングは少なくとも1つの可撓性の面を有し、握り検出器は、ユーザーが可撓性の面を押した時に信号を発生する、可撓性の面の下方に設けられた感圧スイッチとすることができる。
【0006】
本発明の別の特徴によれば、ハウジングは第1の可撓性位置と第2の可撓性位置を有し、検出器は更に第1の可撓性位置の下方に設けられた第1の感圧スイッチと第2の可撓性位置の下方に設けられた第2の感圧スイッチとを含む。検出器はユーザーが第1位置または第2位置のいずれかを押した時に信号を発生できる。本発明の更に別の特徴によれば、ハウジングは第1の可撓性の面および第2の可撓性の面を有し、検出器は第1の可撓性の面の下方に設けられた第1感圧スイッチと、第2の可撓性の面の下方に設けられた第2の感圧スイッチとを含む。検出器はユーザーが第1の可撓性面を押すと、第1の信号を発生し、ユーザーが第2の可撓性面を押すと、第2の信号を発生する。本発明のこの特徴によれば、コントローラは第1の信号に応答し、複数の作動状態の所定のシーケンスのうちの第1の作動状態の後に第2の作動状態を選択するようになっており、第2信号に応答し、シーケンスのうちの別の作動状態を選択するようになっている。通常、別の作動状態とはシーケンス内の第2の作動状態に続くその後の作動状態となるが、いつもそうなるわけではない。
【0007】
本発明の別の特徴によれば、ハウジングは動きセンサを含み、ハウジングがユーザーによって移動されると、検出器は信号を発生する。本発明の別の特徴によれば、検出器は更にタイマーを含み、ハウジングが所定の時間の間、静止状態であると、信号を発生する。本発明の更に別の特徴によれば、無線電話はマイク、スピーカーおよび動きセンサからの入力信号を受信するORゲートを含む。所定の時間の間、マイク、スピーカーまたは動き検出器から入力信号がないと、検出器がコントローラへ信号を送らないように、ORゲートに検出器が接続されている。本発明の別の特徴によれば、検出器はハウジング内に収納された容量センサを含み、この容量センサは容量センサを通過する回路を形成するようなユーザーの握り動作に応答して信号を発生し、ユーザーがハウジングを離すことに応答して信号を発生する。
【0008】
本発明の別の特徴によれば、ハウジングは感光素子を含み、この感光素子はユーザーの手が感光素子を周辺光からブロックすると信号を発生し、ユーザーの手がセンサから離間してカバーしなくなると、信号を発生する。
【0009】
本発明の特徴によれば、無線電話が着信呼報知状態で作動していると、コントローラは検出器からの信号に応答し、着信呼報知状態を送信(オフフック)状態に変更するようになっている。本発明の別の特徴によれば、無線電話が送り状態で作動していると、コントローラは検出器の信号に応答し、送信状態をスタンバイ(オンフック)状態に変更するようになっている。
【0010】
本発明の別の特徴によれば、無線電話がスタンバイ状態で作動していると、コントローラは検出器からの信号に応答してスタンバイ状態をリダイヤル状態に変更するようになっている。本発明の更に別の特徴によれば、無線電話が機能状態で作動していると、コントローラは検出器からの信号に応答して機能状態をスタンバイ状態に変更するようになっている。本発明の別の特徴によれば、無線電話が機能状態で作動していると、コントローラは第1信号に応答して正の状態に変化し、第2信号に応答して負の状態に変化するようになっている。
【0011】
本発明の特徴によれば、着信呼を無線電話に報知するための報知信号を送り、フルデュプレックス無線接続により無線電話と通信する無線電話ネットワーク内で作動する無線電話が提供される。この無線電話は報知信号およびユーザーによる持ち上げに応答してスタンバイ状態からアクティブ状態に状態を変更するための制御装置を含む。
【0012】
無線電話と無線ネットワークとがフルデュプレックス無線接続によって通信し、フルデュプレックス接続の設定前に無線ネットワークが着信呼報知信号を無線電話へ送るようになっているシステムにおいて、本発明の別の特徴により、無線ネットワークからの着信呼に応答するように無線電話を作動させるための方法が実行される。この方法は、着信呼報知信号を受信する工程と、ユーザーが無線電話を握ったことを検出する工程と、着信呼報知信号および検出されたユーザーの握り動作に応答して無線電話が無線ネットワークとのフルデュプレックス接続を設定する工程とを含む。
【0013】
無線電話と無線ネットワークとがフルデュプレックス無線接続で通信するシステムにおいて、本発明の別の特徴により、無線電話と無線ネットワークとの間の通話を切るように無線電話を作動させるための別の方法が実行される。本発明のこの特徴に係わる方法は、無線電話と無線ネットワークとの間のフルデュプレックス接続を設定する工程と、ユーザーが無線電話を握ったことを検出する工程と、ユーザーのこの検出された握り動作に応答して無線ネットワークとのフルデュプレックス接続を切る工程とを備える。
【0014】
添付図面と共に次の詳細な説明を検討すれば、本発明をより完全に理解できよう。
【0015】
(詳細な説明)
ほとんどの人は電話に応答するのに受話器を持ち上げたり、電話をハングアップする(切る)のに電話を置くという、これまでの有線電話の使用法に慣れているので、本発明は無線電話を押したり、持ち上げたり、光電池をカバーする(本明細書では一般に電話を握ると称す)ことにより、無線電話の状態を変更できる種々のスイッチを開示する。更にユーザーは無線電話を置き、状態を変える(ハングアップする)ことができる。このような無線電話のユニークな構成により、有線電話と同じように簡単に無線電話を操作すること、特に応答したり、ハングアップする操作が可能になっている。
【0016】
図1を参照すると、ここには本発明に従って製造された無線電話の一実施例の全体が番号10でブロック図として示されている。この無線電話10は無線電話と無線ネットワークとの間で無線信号を送受信するためのアンテナ13を外側に支持するハウジング12を含む。このアンテナ13はデュプレックスフィルタ14に接続されており、このデュプレックスフィルタ14により受信機16および送信機18は同じアンテナ13を使ってそれぞれ受信および送信をすることが可能となっている。受信機16は無線信号を1つ以上のチャンネルに復調、多重分離およびデコードする。かかるチャンネルは制御チャンネルとトラヒックチャンネルとを含む。トラヒックチャンネル上の音声信号はスピーカー20へ送られる(またはトラヒックチャンネル上のデータは別の出力デバイス、例えばファックスまたはモデムコネクターへ送られる)。
【0017】
受信機16は制御チャンネルからのメッセージをコントローラ22へ送る。コントローラ22はメモリ24内に記憶されているプログラムおよびデータを使って制御メッセージに応答するよう、無線ネットワークに対する無線電話10の機能を制御したり、コーディネートする。コントローラ22は必要な制御を最小に維持するよう、シーケンシャルに命令される複数の状態で作動する。かかる作動状態としては、(発呼時の)アクティブ状態、スタンバイ状態、機能(メニュー)、(機能キーと共に使用するための)YESまたはNO、(着信呼)報知、ダイヤルおよびリダイヤルが挙げられる。
【0018】
コントローラ22はユーザーインターフェース26からの入力信号に応答し、無線局10の作動を制御する。ユーザーインターフェース26はユーザー入力デバイスとしてのキーパッド28と、ユーザー情報を与えるためのディスプレイ30とを含む。特殊用途のボタン、すなわちSEND(送信)32、END(終了)34、FUNCTION(機能)(時々メニューとも称される)36およびERASE(消去)38は、当技術分野で知られているように無線電話10のコントローラ22の作動状態を変更する代表的な多機能ボタンであり、これらボタンはほとんどの無線電話に設けられている。従来技術によれば、無線電話が着信呼報知状態(有線技術用語ではリンギング状態)にある時に、SENDボタン32を押し、コントローラ22によって無線電話がアクティブ状態でフルデュプレックス無線接続を終了させる。更に、着信局の電話番号を入力した後に、ダイヤル状態でSENDボタン32を押し、アクティブ状態に変更し、フルデュプレックス無線接続を設定し、着信局の電話に接続する。コントローラ22がスタンバイ状態にあり、最後にダイヤルした電話番号をリダイヤルする際に、SENDボタン32を使用するような電話もある。また、このボタンはYESを意味するためにメニュー機能でも使用される。
【0019】
コントローラ22が(発呼時に)アクティブ状態にあるときに、通話を切る(電話をハングアップする)のに、一般にENDボタン34が使用される。このボタンはメニュー機能でNOを意味するのにも使用される。FUNCTIONボタン36はコントローラ22によってメニュー入力モードからスタンバイモード、更にこの逆にスタンバイモードからメニュー入力モードに切り替える。ERASEボタン38は通常、最後に入力した数字を消去するのに使用される。
【0020】
コントローラ22は制御メッセージおよびユーザー入力に応答し、複数の制御ライン40および42を通してそれぞれ送信機18および受信機1の作動を制御する。マイク44は音声信号入力を受信し、この入力信号をアナログ電気信号に変換し、アナログ電気信号を送信機18へ送る。送信機18はアナログ電気信号をデジタルデータに変換し、誤り検出および訂正情報によりデータをコード化し、コントローラ22からの制御メッセージと共にこのデータを多重化する。送信機18は組み合わされたこのデータストリームを変調し、デュプレックスフィルタ14およびアンテナ13を通して、変調の結果得られた無線信号を無線ネットワークへ一斉送信する。
【0021】
以下、更に説明するように握り検出スイッチにはスイッチ検出器46が接続されている。無線ユニット10のハウジングをユーザーが握ったこと、または押したことを、握りスイッチの1つが検出すると、スイッチ検出器46は信号をコントローラ22へ送る。本発明の別の特徴によれば、ユーザーが無線電話10を離したり、または置いたりしたことを、握りスイッチのうちの1つが検出すると、スイッチ検出器46がコントローラ22へ信号を送るようにしてもよい。
【0022】
スイッチ検出器46はその信号をORゲート48へ送ることが好ましい。スイッチ検出器46からのこの信号は、スピーカー20へ送られるライン50上の信号およびマイク44からのライン52上の信号とOR演算される。このように信号ライン54はユーザーが話中または聴取中であって、ハウジングを持っていない時にコントローラ22へ信号を送る。
【0023】
次に図2を参照する。ここには本発明の1つの特徴に係わる無線電話200の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話200はハウジング202の1つの面に可撓性の面204が設けられている。この可撓性の面204は外側の膜206と、第1プレート208と、第2プレート210とから成る。ユーザーがこのハウジング202を握ったり、および/または押したりすると、第1プレート208は第2プレート210に接触する。この接触により回路が形成され、この回路はスイッチ検出器46によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器246は信号をコントローラ22へ送る。この信号は過渡的な信号でもよいし、また、ユーザーが握っている時間の間に発生する信号でもよい。信号が過渡的な信号である場合に、ユーザーがハウジング202を離し、従って可撓性の面204を離すと、別の信号を発生できる。信号が過渡的な信号でない場合、コントローラ22は作動状態を次のシーケンシャルな作動状態に変更するように構成してもよい。当然ながら、当技術分野では同じ機能を達成できる他の形態の感圧スイッチも知られている。ユーザーが無線電話を持ち上げたり、置いたりすることを表示すると広義に考えられる信号を使って、後述するようにシーケンス制御を行うことができる。
【0024】
次に図3を参照すると、ここには本発明の別の特徴に係わる無線電話300の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話300には容量スイッチ304が設けられており、このスイッチはハウジング302の側面に設けられているか、またはその側面に埋め込まれている。この容量スイッチ300は第1プレート306と、第2プレート308とから成る。この実施例において、ユーザーがハウジング302を握ると、人の手の導電性により第1プレート306と第2プレート308との間に電流が流れる。これにより回路が形成され、この回路はスイッチ検出器346によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器346はコントローラ22に信号を送る。信号は同じ機能を達成するために、再び上記のように過渡的信号でもよいし、過渡的信号でなくてもよい。
【0025】
図4は、本発明の別の特徴に係わる、熱センサを使用する握り検出スイッチを示す。この熱センサは第1熱スイッチ406と第2熱スイッチ408とを含む。ユーザーがハウジング402を握ると、ユーザーの手からの熱が回路を形成している熱スイッチ406および408の少なくとも一方によって検出されるので、スイッチ検出器446はコントローラ22に信号を送る。この信号は同じ機能を達成するために、上記のように過渡的信号でもよいし、過渡的信号でなくてもよい。
【0026】
次に図5を参照すると、本発明の更に別の特徴に係わる無線電話500の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話500にはハウジング502の内部に取り付けられた動き検出スイッチ504が設けられている。この動き検出スイッチ504はハウジングが移動していることを検出するとスイッチ検出器546に信号を送る。この信号はスイッチ検出器546またはコントローラ22のいずれかにおいて「デバウンスされる(静止状態にされる)」(すなわち非定常状態から定常状態へ変更される)。ユーザーが図5の無線電話を持ち上げると、動き検出スイッチ504はスイッチ検出器546へ信号を送り、このスイッチ検出器546は信号をコントローラ22へ送る。本発明の別の特徴によれば、検出器546は更にタイマーを含み、スイッチ検出器546はハウジングが所定時間静止していると、信号を発生する。
【0027】
無線電話はマイク20、スピーカー44および運動センサ504からの入力信号を受けるORゲート48(図1)を含むことができる。所定時間の間にマイク20、スピーカー44または動きセンサ504から入力信号がある場合、コントローラ22は検出器546からの信号が送られないようにORゲートにスイッチ検出器46が接続されており、よって例えば無線電話10が短時間の間置かれた場合に、アクティブ状態からスタイバイ状態に早期に変更されないようになっている。
【0028】
図6を参照すると、本発明の別の特徴に係わる無線電話600の半切り欠き背面図が示されている。この無線電話600には、本実施例では光電池を含む感光スイッチ604が設けられている。この光電池はハウジング602の1つの側面に設けられており、ハウジング602が握られた時にユーザーの手によってカバーされるように位置している。従って、ユーザーがハウジング602を握ると、周辺の光が光電池から遮断される。このような動作により回路が切られ、このことがスイッチ検出器646によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器646はコントローラ22へ信号を送る。ユーザーが無線電話600を下に置くと、光電池はカバーされず、再び回路が形成され、この回路はスイッチ検出器646によって検出される。スイッチ検出器646がこれに応答し、コントローラ22は別の信号を送ることができるようになっていることが好ましい。
【0029】
次に図7を参照する。ここには本発明の1つの特徴に係わる無線電話700の半切り欠き正面図が示されている。この無線電話700には2つの可撓性の面704、706が設けられており、これら面はハウジング702の各側面に設けられている。可撓性の面704、706の各々は、外側の膜708、710と、第1プレート712、714と、第2プレート716、718から成る。ユーザーがハウジング702を握るか、および/または押すと、可撓性の面704および706のいずれかまたは双方により、それぞれの第1プレート712、714がそれぞれの第2プレート716、718に接触させられる。この接触によって回路が形成され、このことがスイッチ検出器746によって検出される。これに応答し、スイッチ検出器746はコントローラ22へ信号を送る。
【0030】
これとは異なり、本発明の別の特徴によれば、ユーザーが第1の可撓性の面704を押すと、スイッチ検出器746が第1信号を発生し、ユーザーが第2の可撓性の面706を押すと、第2信号を発生する。
【0031】
この実施例の別の特徴によれば、第1信号に応答し、コントローラ22は複数の作動状態の所定のシーケンスにおける第1の作動状態の後で、第2作動状態を選択するようになっている。第2信号に応答し、コントローラ22はシーケンス内の別の作動状態を選択するようになっている。この別の作動状態は通常シーケンスのうちの第2の作動状態の後の作動状態となるが、いつもそうなるとはかぎらない。感圧スイッチ704、706の双方からの信号をANDゲート750が受信する。例えばコントローラ22がスタンバイ状態にある時に、ANDゲート750から得られる出力信号を使用できる。ANDゲート750で双方の信号が検出された場合、スイッチ検出器46は信号を発生する。このような構造により、後述する目的で双方のスイッチが閉じられると、所定の作動状態の変化が生じるように保証されている。
【0032】
次に、図8を参照すると、ここにはコントローラ22、従って無線電話10の所定の作動状態の間のシーケンス関係を示す状態図が示されている。最初に無線電話10がオンされ、当技術分野で公知のように、無線電話10が無線ネットワークと接続すると、無線電話10はスタンバイ状態800となる。スタンバイ状態800からの次のシーケンス状態はライン804が示すようにリダイアル状態802となる。従って、無線電話10がスタンバイ状態800となると、ユーザーはハウジングを握り、状態をリダイアル状態802に変えることができる。リダイアル状態802からの次のシーケンス状態はアクティブ状態806である。このような状態変化は通話の終了を条件として発生するので、点線808が示すように、無線電話10のハウジングを握ると、電話は作動しなくなる。通話が終了しない場合、ユーザーはライン809が示すように電話を握ることにより、状態をスタンバイ状態800に戻すように変えることができる。
【0033】
スタンバイ状態800からの状態の別の可能な変更は着信呼報知(リンギング)状態810である。この状態も点線812が示すように、ハウジングを握ることによっては得られない。ユーザーはライン813が示すように、無線電話10のハウジングを握ることにより、着信呼報知状態810からアクティブ状態806へ変えることができる。換言すれば、ユーザーはハウジングを片手で握るか、および/または押すことにより、電話に応答できる。アクティブ状態では、無線電話10は無線ネットワークとフルデュプレックス無線通信状態となる。
【0034】
アクティブ状態の後の次のシーケンシャルな作動状態はスタンバイ状態800である。図2および7の実施例では、ライン814が示すように、無線電話10のハウジングを握るか、および/または押すことにより、このような状態の変化が得られる。換言すれば、ユーザーは電話を片手で押すことにより、電話をハングアップできる。別の実施例では、ユーザーは所定の時間、無線電話を置くか、ハウジングを離すことにより、アクティブ状態806からスタンバイ状態800へ変化させることができる。
【0035】
別の状態は、機能状態816であり、この機能状態はユーザーが点線815が示すように、FUNCTIONキーを押すことによって得られる。この状態において、ユーザーは当技術分野で公知のように、無線電話10にプログラムを埋め込むことができる。更にユーザーは図6に示された無線電話の一方の面または反対の面を押すことにより、YESまたはNOと答えることができる。機能状態816の次のシーケンス状態はライン817が示すようなスタンバイ状態800である。ユーザーは無線電話10のハウジングを握るか、および/または押すことにより、プログラム機能を完了できる。
【0036】
次に図9を参照すると、ここには本発明の1つの方法に係わる処理が示されている。この処理はボックス900でスタートし、このボックスにおいて無線電話10の電源がオンにされる。処理はボックス902に進み、ここで無線電話は当技術分野で公知のような無線ネットワークとの接続を含む初期化を行う。ボックス904において、無線電話10は入力を待つスタンバイ状態800(図8)となる。ボックス906において、無線電話10は無線ネットワークからの公知メッセージを受信し、次にボックス908に進み、ここで無線電話は報知メッセージに応答する着信呼報知状態810(図8)となる。判別ブロック910では、ユーザーがSENDキー32(図1)を押したかどうかを判断する。ユーザーは従来と同じように無線電話10を操作できる。判別ブロック910において、ユーザーがSENDキー32を押していない場合、処理は判別ブロック912へ進む。この判別ブロック912において、ユーザーが本発明の特徴の1つに係わる無線電話のハウジングを握ったか、持ち上げたか、および/または押したかどうかを判断する。ユーザーがそのようなことを行っていない場合、処理はボックス914へ進み、ここで、応答しなかった呼び出しがあったことをユーザーに表示するよう、ディスプレイが「呼び出し有り」と設定される。次に処理はボックス904内のスタンバイ状態に戻る。
【0037】
ユーザーがハウジングを押したことを表示する信号をスイッチ検出器が送った場合、またはユーザーがSENDキー32(図1)を押した場合、処理はボックス916に進み、ここで無線ネットワークに対するフルデュプレックス接続が設定され、無線電話10はアクティブ状態806(図1)となる。ボックス918において、アクティブ状態806で安定な接続がなされる。
【0038】
次に、処理は判別ブロック920へ進み、ここでユーザーがENDキー34(図1)を押したかどうかが判断される。ユーザーがENDキー34を押していない場合、処理は判別ブロック922へ進み、ユーザーが再びハウジングを押したか(または所定時間の間、電話を置いたか)どうか判断される。ユーザーがそのようなことを行っていない場合、処理はボックス918にてアクティブ状態に戻る。
【0039】
判別ブロック920においてユーザーがENDボタンを押しているか、または判別ブロック922においてユーザーがハウジングを押している場合、処理が動作ボックス924へ進み、ここで通話を切り、処理はボックス904でスタンバイ状態に戻る。
【0040】
従って、本発明は無線電話の動作を簡略化できることが明らかである。ユーザーが片手で呼び出しに応答したり、ハングアップしたりできるだけでなく、通常多数のボタンを押さなければならない多数の機能を実行できる。この結果、本発明に係わる無線電話は有線電話と同じように作動するので、この結果、無線電話の制御をより普遍的に理解できる。
【0041】
上記実施例は、本発明の要旨を説明するためのものであり、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく多数の変形例を考えつくことができると理解すべきである。従って、かかる変形例は特許請求の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる、ユーザーの握り動作に応答できる無線電話のブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例に係わる、感圧スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図3】 本発明の別の実施例に係わる、容量応答スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図4】 本発明の更に別の実施例に係わる、感熱スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図5】 本発明の更に別の実施例に係わる、動き検出スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図6】 本発明の更に別の実施例に係わる、感光スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図7】 本発明の更に別の実施例に係わる、2つの感圧スイッチを示す無線電話の一部破断側面図である。
【図8】 本発明の1つの方法から得られる状態変化を示す無線電話の作動状態の状態図である。
【図9】 本発明に係わる1つの方法の作動を示すフローチャートである。
Claims (20)
- 動きセンサを備えたハウジングを有し、シーケンシャルな複数の作動状態の1つを備えた第1の作動状態で作動する携帯無線電話のための制御装置であって、
該制御装置は、更に、前記第1の作動状態から第2の作動状態へ前記携帯無線電話の作動状態を変更し、
前記制御装置は、更に、
タイマーと、
ユーザによって前記ハウジングの動きに応じた信号を生成する検出器であって、前記ハウジングが動いた後に所定期間静止した場合に、前記動きに応じた信号を生成する前記検出器と、
マイクロフォンとスピーカと前記動きセンサとからの入力信号を受けるORゲートであって、前記検出器は前記マイクロフォンと前記スピーカと前記動きセンサとのいずれかからの入力信号があるときは前記動きに応じた信号を送信しないように前記ORゲートに接続されている、前記ORゲートと、
前記検出器によって生成された前記信号の受信に応答する制御器であって、前記制御器は前記第1の作動状態の次の作動状態を前記第2の作動状態として選択する、前記制御器と、
を備えた、前記制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記検出器は感光素子を備え、該感光素子は該感光素子自身に対する光をユーザの手が遮ったことに応じて信号を生成する、前記制御装置。 - ハウジングとマイクロフォンとスピーカとを有し、フルデュプレックス通信を行うアクティブ状態と第2の状態とで作動する携帯無線電話のための制御装置であって、
ユーザが前記携帯無線電話の前記ハウジングを保持することに応じて第1の信号を生成する検出器と、
前記検出器と、前記マイクロフォンおよび前記スピーカのいずれか1つと、からの入力信号を受けるORゲートであって、該ORゲートに対して何らかの信号が入力されたときに第2の信号を出力する前記ORゲートと、
前記ORゲートによって出力された前記第2の信号の受信したことに応じて前記無線携帯電話を前記アクティブ状態に維持する制御器であって、前記ORゲートから前記第2の信号を受信しないことに応じて前記アクティブ状態から状態を変更する前記制御器と、
を備えた前記制御装置。 - 請求項3記載の制御装置であって、
前記入力信号が受信されないときは前記ORゲートは何も信号を出力せず、
前記制御器は、前記携帯無線電話を前記第2の状態におくことによって、前記ORゲートからの出力信号が無いことに対して反応する、前記制御装置。 - 請求項4記載の制御装置であって、前記第2の状態は、入力を待つスタンバイ状態である、前記制御装置。
- 請求項3記載の制御装置であって、前記ORゲートは前記マイクロフォンと前記スピーカとの両方から入力信号を受ける、前記制御装置。
- 請求項3記載の制御装置であって、
前記検出器は動きセンサを含み、
前記検出器は前記ハウジングの動きに応じて前記第1の信号を生成する、前記制御装置。 - 請求項7記載の制御装置であって、
前記検出器は、更に、タイマーを備え、
前記動きセンサが前記携帯無線電話の動きを検出した後、前記検出器は、前記タイマーによって計測される所定時間の間、前記第1の信号を生成する、前記制御装置。 - 請求項3記載の制御装置であって、前記検出器は、握り検出スイッチを備える、前記制御装置。
- 請求項9記載の制御装置であって、
前記検出器は、温度センサを備え、
該温度センサは、前記ハウジングに組み込まれていると共に、前記ハウジングの周囲の温度の上昇に応じて前記第1の信号を生成する、前記制御装置。 - 請求項9記載の制御装置であって、
前記ハウジングは少なくとも1カ所の可撓性の側面を有し、
前記検出器は、前記可撓性の側面に感圧スイッチを有し、
該感圧スイッチは、前記ユーザが前記可撓性の側面を強く握り前記可撓部分が前記感圧スイッチに触れると、前記第1の信号を生成する、前記制御装置。 - 請求項9記載の制御装置であって、
前記ハウジングは、第1の離間した位置と第2の離間した位置とを含み、
前記検出器は、前記第1の離間した位置に設けられた第1の感圧検知スイッチと、前記第2の離間した位置に設けられた第2感圧スイッチと、を備え、
前記ユーザが前記第1の離間した位置と前記第2の離間した位置とのいずれかを強く握って、該握った位置のスイッチが入るとき、前記検出器は前記第1の信号を生成する、
前記制御装置。 - 請求項9記載の制御装置であって、前記携帯無線電話はシーケンシャルな複数の作動状態を有し、前記ハウジングは第1の離間した位置と第2の離間した位置とを有し、
前記検出器は、前記第1の離間した位置に設けられた第1の感圧スイッチと、前記第2の離間した位置に設けられた第2の感圧スイッチとを備え、
前記ユーザが前記第1の離間した位置を強く握って、前記第1の離間した位置の前記第1の感圧スイッチが入るとき、前記検出器は第1の信号を出力し、
前記ユーザが前記第2の離間した位置を強く握って、前記第2の離間した位置が前記第2の感圧スイッチが入るとき、前記検出器は第2の信号を出力し、
前記制御器は、前記第1の信号を受信すると、次のシーケンシャルな作動状態を選択し、更に、前記第2の信号を受信すると、更に次のシーケンシャルな作動状態を選択する、
前記制御装置。 - 請求項13記載の制御装置であって、前記携帯無線電話が機能状態で作動しているとき、前記制御器は前記握り検出スイッチに反応して前記機能状態からスタンバイ状態になる、前記制御装置。
- 請求項14記載の制御装置であって、前記携帯無線電話が機能状態で作動しているとき、前記制御器は前記第1の信号に応じて正の状態になり、前記第2の信号に応じて負の状態になる、前記制御装置。
- 請求項9記載の制御装置であって、
前記検出器は、容量センサを備え、
該容量センサは、前記ハウジングに組み込まれており、前記容量センサが接続されている回路を前記ユーザが握ると、前記第1の信号を生成する、前記制御装置。 - 請求項9記載の制御装置であって、前記携帯無線電話が着信呼報知状態において作動しているとき、前記制御器は前記握り検出スイッチに反応して前記着信呼報知状態から送信状態になる、前記制御装置。
- 請求項9記載の制御装置であって、前記携帯無線電話が送信状態で作動しているとき、前記制御器は前記握り検出スイッチに反応して送信状態から、入力を待つスタンバイ状態になる、前記制御装置。
- 請求項9記載の制御装置であって、前記携帯無線電話が、入力を待つスタンバイ状態で作動しているとき、前記制御器は前記握り検出スイッチに反応して前記スタンバイ状態からリダイアル状態になる、前記制御装置。
- 請求項9記載の制御装置であって、前記携帯無線電話が着信呼報知状態で作動しているとき、前記制御器は前記握り検出スイッチに反応して、前記着信呼報知状態から送信状態になる、前記制御装置。
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