JP3769773B2 - 動きベクトル検出装置および検出方法 - Google Patents

動きベクトル検出装置および検出方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、例えばMPEG方式等、画像の予測符号化処理に用いて好適な動きベクトルの検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
動画の高能率圧縮符号化の国際標準方式としてMPEG(Moving Picture Coding Experts Group )方式が知られている。MPEG方式は、DCT(Discrete Cosine Transform )変換と、動き補償を組み合わせた画像の高能率圧縮技術である。
【0003】
図8は、MPEG方式のように、他のフレームとの相関を利用して画像を符号化する予測符号化装置の一例である。図8において、入力端子100に画像データが供給される。この画像データは動きベクトル検出回路101に供給されると共に、減算回路102に供給される。動きベクトル検出回路101で、現フレームと参照フレームとの動きベクトルが求められる。この動きベクトルが動き補償回路103に供給される。
【0004】
一方、参照フレームの画像データは、フレームメモリ104に蓄えられている。フレームメモリ104の出力は、動き補償回路103に供給される。動き補償回路103で、フレームメモリ104からの参照フレームの画像データが、動きベクトル検出回路101で求められた動きベクトルに基づいて、動き補償される。この動き補償された画像データは、減算回路102に供給されると共に、加算回路105に供給される。
【0005】
減算回路102には、入力端子100から現フレームの画像データが供給されると共に、動き補償回路103で動き補償された参照フレームの画像データが供給される。減算回路102で、現フレームの画像データと、動き補償された参照フレームの画像データとが減算され、現フレームと参照フレームとの差分データが求められる。この差分データが、DCT回路106に供給される。DCT回路106でこの差分データがDCT変換される。DCT回路106の出力が量子化器107に供給される。量子化器107で、DCT回路106の出力が量子化される。この量子化器107の出力が出力端子108から出力される。
【0006】
また、このDCT変換され、量子化された差分データは、逆量子化器109及び逆DCT回路110に供給され、元の差分データに戻され、加算回路105に供給される。加算回路105には、動き補償回路103から参照フレームの画像データが供給される。加算回路105で、この参照フレームの画像データに、参照フレームと現フレームとの差分データが加算され、現フレームの画像データが求められる。求められた現フレームの画像データは、次の参照フレームとして、フレームメモリ104に蓄えられる。
【0007】
このように、フレーム間予測符号化処理では、動きベクトルに基づいて動き補償された参照フレームと、現フレームとの差分データが符号化される。このようなフレーム間予測符号化処理において用いられる動きベクトルの検出方法としては、参照フレームの検査ブロックを所定のベクトルサーチ範囲内で動かしていき、現フレームの基準ブロックに最も合致しているブロックを検出することにより動きベクトルを求めるブロックマッチング法が知られている。
【0008】
図9は、このようなブロックマッチング法を説明するための図である。図9において、150は基準フレームを示し、151はサーチフレームを示している。基準フレーム150にM画素×Nラインの大きさの基準ブロック152が設定され、サーチフレーム151に基準ブロック152と同じ大きさの検査ブロック153が設定される。サーチフレーム151の検査ブロック153は、所定のベクトルサーチ範囲154内を巡って移動される。そして、基準フレーム150の基準ブロック152と、サーチフレーム151の検査ブロック153とがどの程度合致しているかが検出される。基準ブロック152に最も合致している検査ブロック153がマッチングブロックとされる。このマッチングブロックから動きベクトルが求められる。
【0009】
すなわち、検査ブロック153は、単位画素毎に基準ブロック152に対し所定のベクトルサーチ範囲154内を移動され、検査ブロック153の画素データおよび基準ブロック152の画素データが動きベクトル検出回路101に供給される。この動きベクトル検出回路101において、これら供給されたデータに基づいて演算が行なわれ、基準ブロック152および検査ブロック153同士の同じ位置の画素値の差分の絶対値和(以下、残差と称する)が最小となる動きベクトルおよびその残差が出力される。この残差は、評価値の一例であって、これ以外にも、例えば画素値の差分の2乗和を評価値として用いてもよい。
【0010】
従来、このようなブロックマッチング法においては、基準ブロック152および検査ブロック153について、これらブロックのM画素×Nラインの全画素に対して残差が求められ、動きベクトルが算出されていた。さらに、演算量および回路規模の削減のために、このM画素×Nラインの画素から、サブサンプルを行い、演算に用いる画素数をM画素×Nラインより少なくし、このサブサンプルされた画素同士に対し残差が求められていた。
【0011】
図10は、このサブサンプルの例を示す。この例では、ブロックサイズが4×4の場合に画素数が4:1にサブサンプルされ、全16画素のうち図中に斜線が掛けられた4個の画素同士で残差が求められる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように画素位置が固定された、固定サブサンプルを行なうことにより、誤検出が生じる可能性がある。一例として、基準ブロックが図11Aに示すようなものであって、検査ブロックに対して、この基準ブロック中の斜線が掛けられた画素同士で残差が求められるとする。この基準ブロックに対しては、検査ブロックが図11Bに示すような基準ブロックと同じ構成を持つものに対しては、残差が0となり、正しく合致しているとされる。
【0013】
ところが、例えば、図11Cに示すような、明らかに基準ブロックと異なるような構成を持つ検査ブロックについても、サブサンプルによって抽出された画素による残差が0であるため、図11Bの検査ブロック同様正しく合致しているとされ、誤検出の原因となる。このように、従来方法である固定サブサンプルでは、動きベクトルの演算に用いられる画素の位置が固定され、誤検出が起きる可能性があるという問題点があった。
【0014】
したがって、この発明の目的は、誤検出が起こりにくいようなサブサンプル方法が適用された動きベクトル検出装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決するために、それぞれM行×N列の画素からなる基準ブロックのデータと検査ブロックのデータとを演算することによって、ブロック単位で動きベクトルを検出するような動きベクトル検出装置において、行×N列基準ブロックの中の最大値および最小値、ならびに、最大値を示す画素の位置および最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択すること、若しくはM行×N列の基準ブロックの中の画素データの値の平均値からの差分が最大値および最小値、ならびに、最大値を示す画素の位置および最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択することの何れかまたはこれらを併用して基準ブロックの特徴を反映する画素の位置を選択する特徴値抽出選択手段と、抽出された基準ブロックの複数の特徴値にそれぞれ対応する複数の画素と、M行×N列の画素からなる検査ブロックの中の、基準ブロックの中の特徴値抽出選択手段により選択された画素の位置にそれぞれ対応する位置の複数の画素とに基づき動きベクトルを検出する演算手段とを有することを特徴とした動きベクトル検出装置である。
【0018】
また、この発明は、それぞれM行×N列の画素からなる基準ブロックのデータと検査ブロックのデータとを演算することによって、ブロック単位で動きベクトルを検出するような動きベクトル検出方法において、行×N列基準ブロックの中の最大値および最小値、ならびに、最大値を示す画素の位置および最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択すること、若しくはM行×N列の基準ブロックの中の画素データの値の平均値からの差分が最大値および最小値、ならびに、最大値を示す画素の位置および最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択することの何れかまたはこれらを併用して基準ブロックの特徴を反映する画素の位置を選択する特徴値抽出選択のステップと、抽出された基準ブロックの複数の特徴値にそれぞれ対応する複数の画素と、M行×N列の画素からなる検査ブロックの中の、基準ブロックの中の特徴値抽出選択のステップにより選択された画素の位置にそれぞれ対応する位置の複数の画素とに基づき動きベクトルを検出する演算のステップとを有することを特徴とした動きベクトル検出方法である。
【0019】
【作用】
この発明は、上述の構成を有しているために、動きベクトルを求めるための演算に用いられるデータを、基準ブロックのデータによって適応的に選択することができるため、動きベクトル検出の際の誤検出を減少させることができる。
【0020】
【実施例】
以下、この発明の第1の実施例を、図面を参考にしながら説明する。図1は、この実施例による動きベクトル検出回路の構成の一例を示す。この例では、動きベクトル検出回路が基準ブロックデータ解析回路を有しており、この回路でM画素×Nラインの基準ブロックのデータが解析され、その解析結果に基づき、動きベクトルの演算に用いられる画素のデータが適応的に変えられる。
【0021】
入力端子1には、基準ブロックデータが供給され、入力端子2には、検査ブロックデータが供給される。入力端子1からの信号は、基準ブロックデータ解析回路3およびM×Nレジスタ4に共に供給され、M×Nレジスタ4の出力が選択回路6の一方の入力端に供給される。入力端子2からの信号は、M×Nレジスタ5に供給され、M×Nレジスタ5の出力が選択回路7の一方の入力端に供給される。選択回路6の出力が差分絶対値和演算回路8の一方の入力端に供給され、選択回路7の出力が差分絶対値和演算回路8の他方の入力端に供給される。差分絶対値和演算回路8の出力が最小値回路9に供給され、最小値回路9の出力が出力端子10に供給される。また、基準ブロックデータ解析回路3の出力が選択回路6の他方の入力端および選択回路7の他方の入力端に供給される。
【0022】
基準ブロックデータおよび検査ブロックデータが入力端子1、2に供給され、M×Nレジスタ4、5にそれぞれ格納される。また、入力端子1に供給されM×Nレジスタに供給された基準ブロックデータは、基準ブロックデータ解析回路3にも供給される。この基準ブロックデータ解析回路3で供給された基準ブロックデータの解析が行なわれ、ブロックの特徴を表す値が計算され、その特徴を有する最適な画素の位置が特定される。
【0023】
例えば、M画素×Nラインから成る基準ブロックデータの最大値および最小値が検出され、これらのデータが発生した画素の位置が特定される。このとき、最大値、最小値共に、それぞれ最大値および2番目に大きな値、あるいは、最小値および2番目に小さな値というように2個ずつデータを抽出すると、精度をより上げることができる。
【0024】
また、基準ブロック内平均値からの差分によって特徴値を算出してもよい。この場合には、例えば、基準ブロック内の各々の画素に対し、平均値からの差分が大きい画素および差分の小さい画素を抽出するといった方法が考えられる。
【0025】
さらに、上述した最大値、最小値の画素を利用する方法に、この平均値からの差分によって特徴値を抽出する方法を併用してもよい。この場合、先ず、基準ブロックデータに対して、最大値および最小値が検出され、これらのデータが発生した画素の位置が特定される。続いて、基準ブロック内の各々の画素に対し平均値からの差分が求められ、この差分が小さいデータを持つ画素が2箇所抽出され特定される。
【0026】
さらにまた、基準ブロック内の各々の画素における隣接する画素との差分による特徴値の抽出を行なってもよい。この場合には、差分が大きいところ、および差分が小さいところに対し、それぞれ2個ずつの画素が特定され、それら特定された画素間において傾きが算出される。
【0027】
このようにして、基準ブロックデータ解析回路3によって、基準ブロック内の特徴値を有する画素が特定され、その位置情報が選択信号10として出力される。この選択信号10が選択回路6および選択回路7に共に供給される。選択回路6にはM×Nレジスタ4から基準ブロックデータ11が供給され、また、選択回路7にはM×Nレジスタ5から検査ブロックデータ12が供給されている。
【0028】
基準ブロックデータ解析回路3から供給された選択信号10に基づき、選択回路6によって、基準ブロックデータ11から特徴値を有する位置の画素データが選択され、選択基準ブロックデータ13として出力される。また、同様にして、選択回路7によって、検査ブロックデータ12のデータにおいて、基準ブロックデータ11の特徴値を有する位置に対応した位置の画素データが選択され、選択検査ブロックデータ14として出力される。これら選択回路6、7によって選択されたデータの個数は、元のブロックデータの画素数M画素×Nラインより少なくされている。これら選択基準ブロックデータ13および選択検査ブロックデータ14は、差分絶対値和演算回路8にそれぞれ供給される。
【0029】
差分絶対値和演算回路8では、供給されたこれら選択基準ブロックデータ13および選択検査ブロックデータ14に基づき、これらのデータ同士の同じ位置の画素値の差分の絶対値和(残差)が算出される。この残差は、評価値の一例であって、これ以外にも、例えば画素値の差分の2乗和を評価値として用いてもよい。算出されたこの残差および対応する動きベクトルが最小値回路9に供給される。この最小値回路9で、サーチ範囲内における残差が比較される。そして、サーチ範囲内での最小の残差およびこの残差に対応する動きベクトルが出力データ15とされ、出力端子10に供給される。
【0030】
次に、この第1の実施例の変形例について図面を参考にしながら説明する。図2は、この第1の実施例の変形例による動きベクトル検出回路の構成の一例を示す。この例では、上述した第1の実施例における動きベクトル検出回路の入力端子1、2およびM×Nレジスタ4、5との間に特徴抽出回路16、17が挿入された構成とされている。なお、この図2において、図1と共通する部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0031】
入力端子から特徴抽出回路16に、M画素×Nラインの基準ブロックデータが供給される。また、入力端子から特徴抽出回路17に、M画素×Nラインの検査ブロックデータが供給される。供給されたこれらのブロックデータは、特徴抽出回路16、17において、画素データそのものから構成されたブロックデータが画素データより算出された特徴値データで構成されたブロックデータに変換される。
【0032】
このときの特徴抽出の方法としては、例えば、画素データに対するローパスフィルタ、ブロックをさらに小ブロックに分割しそれぞれのブロックに対する全画素加算、ブロックデータを横方向および縦方向にそれぞれ加算する積分射影、あるいは、アダマール変換などが適用できる。
【0033】
このように、特徴値抽出回路16、17で特徴を抽出された各々のブロックデータに対し、上述した第1の実施例における動きベクトルの演算が行なわれる。すなわち、特徴値抽出回路16に供給された基準ブロックデータから特徴値が算出され、特徴値から構成された基準ブロックデータとされる。この特徴値から構成された基準ブロックデータがレジスタ18に格納される。レジスタ18に格納されるこのブロックデータは、特徴値を抽出されることによって元の基準ブロックデータよりもデータ数が少なくされている。
【0034】
また、検査ブロックデータは、特徴値抽出回路17に供給され、上述の基準ブロックデータと同様、特徴値が算出され、特徴値から構成された検査ブロックデータとされ、レジスタ19に格納される。
【0035】
特徴値抽出回路16の出力は、基準ブロックデータ解析回路3にも供給される。この基準ブロックデータ解析回路3で、この特徴値から構成された基準ブロックデータが解析される。この解析方法の例としては、上述したように、ブロックデータの最大値および最小値の検出、ブロック内平均値からの差分をとる、あるいは隣接画素との差分をとるなどの方法がある。このように、ブロックとしての特徴値が抽出され、その特徴を有するデータが特定され、選択信号10として出力される。
【0036】
この選択信号10は、選択回路6、7に共に供給される。選択回路6、7には、レジスタ18、19から、特徴値から構成された基準ブロックデータおよび検査ブロックデータも供給される。これらブロックデータは、選択回路6、7に供給されている選択信号10によって、適応的にサブサンプルされ、それぞれ差分絶対値和演算回路8に供給され、残差を計算される。算出されたこの残差および対応する動きベクトルが最小値回路9に供給される。この最小値回路9で、サーチ範囲内における残差が比較される。そして、サーチ範囲内での最小の残差およびこの残差に対応する動きベクトルが出力データ15とされ、出力端子10に供給される。
【0037】
次に、この発明の第2の実施例について、図面を参考にしながら説明する。この実施例においては、先ず、基準ブロックを複数のブロックに分割する。図3は、この基準ブロックの分割の一例を示す。図に示されるように、元のブロックサイズが4画素×4ラインとした場合、このブロックが4画素×2ラインの基準小ブロック30および基準小ブロック31の2つに分割される。そして、分割されたそれぞれのブロックに対し、最大値および最小値を有する画素を求め、それら求められた画素の位置データが動きベクトルの演算に用いられる。
【0038】
図4は、このようにして基準小ベクトルから最大値・最小値を有する画素を検出し、動きベクトルを求める例について示す。基準ブロック40は、上述した従来技術における基準ブロックと同じもので、4画素×4ラインとして16画素を有し、それぞれの画素が図中の円に記した値を有する。この基準ブロック40が4画素×2ラインの2つの基準小ブロック41、42に分割される。この分割された基準小ブロック41、42において、斜線を付された画素a、画素bが最大値を有する画素、ドットを付された画素c、dが最小値を有する画素を示す。
【0039】
一方、検査ブロック43についても、基準ブロック40に対応するように分割が行なわれ、4画素×2ラインの2つの検査小ブロック44、45に分割される。この検査ブロック43は、基準ブロック41と正しく合致する例である。
【0040】
検査小ブロック44、45における、基準ブロック41、42の最大値を表すブロックおよび最小値を表すブロックの位置に対応する位置のブロックが動きベクトルの演算に用いられる。すなわち、検査小ブロック44における、基準小ブロック41の画素aおよび画素bの位置に対応した位置の画素a’および画素b’が動きベクトルの演算に用いられる。また、同様に、検査小ブロック45における、基準小ブロック42の画素cおよび画素dの位置に対応した位置の画素c’および画素d’が動きベクトルの演算に用いられる。
【0041】
動きベクトルの演算の際の評価値として残差(差分絶対値和)が用いられる場合には、これら画素データから残差を算出するために、例えば、次に示す数式(1)のような演算が行なわれる。ここで、a、a’、b、・・・、は、それぞれ画素a、画素a’、画素b、・・・、のデータを表す。
残差=|a−a’|+|b−b’|+|c−c’|+|d−d’| (1)
【0042】
基準ブロック40および検査ブロック43に対して数式(1)の演算を行なうと、残差=0となってこの検査ブロック43が最小の残差を持つとされ、両者が合致しているとされる。
【0043】
ここで、検査ブロック46のような画素で構成されたブロックを考える。これは、上述した従来例における図11Cと同一のものである。この検査ブロック46についても、基準ブロック40に対応するように分割が行なわれ、4画素×2ラインの2つの検査小ブロック47、48に分割される。
【0044】
この検査ブロック46および上述の基準ブロック40に対して数式(1)の演算を行なうと、残差=12となり、上述した従来例とは異なり誤検出されない。
【0045】
図5に、この第2の実施例の方法による適応サブサンプルおよび従来の固定サブサンプルでの誤検出の発生の一例を示す。これは、MPEG2のアルゴリズムにより6MBpsのレートでエンコードした場合のシミュレーション結果である。ここで用いられている基準ブロックの大きさは、16画素×16ラインである。
【0046】
縦軸は、ブロック内の256個の全要素を用いた場合の輝度のSNRを基準とした、輝度のSNRの劣化を示している。横軸は、動きベクトル検出演算に用いるサンプル点の数を示している。なお、このディジタルデータにおけるSNRは、次に示す数式(2)で定義される。ここで、Yrealがオリジナルのデータ値、また、Ydecodeが量子化後の値を示している。
【数1】
Figure 0003769773
【0047】
白い四角の点が従来の固定サブサンプルによる値を示す。また、黒い四角の点がこの第2の実施例による方法、すなわち、サブサンプル位置を分割された小ブロック内の最小値および最大値を用い、適応的にサブサンプルを行なった場合の値を示す。各値は、60フレームの長さの6種類のシーケンスの平均値を取ったものである。この図から明らかなように、同じサンプル数を動きベクトル検出演算に用いた際に、適応的にサブサンプルを行なった方が固定サブサンプルの場合よりもSNRの劣化が少ない。適応的にサブサンプルを行なった場合、固定サブサンプルを行なった場合の半分程度のサンプル数で、固定サブサンプルの場合とほぼ同等の結果が得られている。
【0048】
図6は、この第2の実施例による動きベクトル検出回路の構成の一例を示す。入力端子50に供給された基準ブロックデータが基準小ブロックレジスタ51、52に共に供給される。この基準ブロックデータは、最大値・最小値検出回路53にも供給されている。また、入力端子54に供給された検査ブロックデータが検査小ブロックレジスタ55、56に共に供給される。基準小ブロックレジスタ51、52の出力が選択回路57、58にそれぞれ供給される。
【0049】
検査小ブロックレジスタ55、56の出力が選択回路59、60にそれぞれ供給される。また、最大値・最小値検出回路53から、選択信号64が選択回路57、59に共に供給される。同時に、最大値・最小値検出回路53から、選択信号65が選択回路58、60に共に供給される。選択回路57、58、59、60からは、各々2系統の出力を有しており、それぞれ差分絶対値和演算回路61に供給される。差分絶対値和演算回路61の出力が最小値回路62に供給され、最小値回路62の出力は、出力端子63に導出される。
【0050】
入力端子50を介し基準小ブロックレジスタ51、52に供給された基準ブロックデータは、これらレジスタ51、52において予め設定された位置の画素データだけが格納される。例えば、この基準ブロックが4×4画素から構成されている、上述の基準ブロック40であれば、レジスタ51には上半分の4×2画素が基準小ブロック41として、また、レジスタ52には下半分の4×2画素が基準小ブロック42として分割され格納される。これら基準小ブロックレジスタ51、52の出力は、選択回路57、58にそれぞれ供給される。
【0051】
入力端子54に供給された検査ブロックデータも、上述の基準ブロックデータと同様に分割され検査小ブロックレジスタ55、56に格納される。すなわち、この例では、レジスタ55には4×4画素で構成される検査ブロック43の上半分の4×2画素が検査小ブロック44として、また、レジスタ56には下半分の4×2画素が検査小ブロック45として分割され格納される。これら検査小ブロックレジスタ55、56の出力は、選択回路59、60にそれぞれ供給される。
【0052】
最大値・最小値検出回路53には、入力端子50を介して基準ブロックデータが供給される。そして、上述した基準小ブロック41、42それぞれの中での最大値および最小値が求められ、それらに対応する位置のデータを選択する信号、すなわち、小ブロックデータ制御信号64および小ブロックデータ制御信号65が出力される。
【0053】
図7に、この基準小ブロックからそれぞれ最大値および最小値が求められ、それらに対応する画素の位置が特定された例を示す。なお、この例においては、基準ブロックが16画素×16ラインとされ、この基準ブロックが8個の8画素×4ラインの基準小ブロック分割されている。図7Aに示す画素データを持った基準ブロックに対し、各々の基準小ブロックから最大値および最小値のデータを有する画素が抽出される。このとき、1つの規準小ブロック中に2個以上の同値の最大値あるいは最小値が存在した場合には、所定の方法、例えば、最大値を有する画素および最小値を有する画素間の距離の比較、予め設定された規準の画素位置からの距離の比較、単にそれらの画素位置の比較といったような方法によって、それらのうちの1個が選択される。そして、図7Bに示すように、それら抽出された画素の位置にはフラグ‘1’が立てられ、その他の画素にはフラグ‘0’が立てられる。
【0054】
これら小ブロックデータ制御信号64、65のうち、制御信号64は、基準小ブロック41が供給される選択回路57、および、検査小ブロック44が供給される選択回路59に共に供給される。この供給された制御信号64によって選択回路57および選択回路59がそれぞれ制御される。そして、選択回路57では、供給された基準小ブロック41における最大値データ66および最小値データ67が選択され出力される。この出力が選択回路59に供給され、選択回路59では、検査小ブロック44におけるこれら基準小ブロック41における最大値データと同位置の検査小ブロックデータ68、および、基準小ブロック41における最小値データと同位置の検査小ブロックデータ69が選択され出力される。
【0055】
これら出力された、基準小ブロック41の最大値と同位置の検査小ブロックデータ68、および、基準小ブロック41の最小値と同位置の検査小ブロックデータ69は、それぞれ差分絶対値和演算回路61に供給される。
【0056】
また、一方、小ブロックデータ制御信号65は、基準小ブロック42が供給される選択回路58、および、検査小ブロック45が供給される選択回路60に共に供給される。この供給された制御信号65によって選択回路58および選択回路60がそれぞれ制御される。そして、選択回路58では、供給された基準小ブロック42における最大値データ68および最小値データ69が選択され出力される。この出力が選択回路60に供給され、選択回路60では、検査小ブロック45におけるこれら基準小ブロック42における最大値データと同位置の検査小ブロックデータ70、および、基準小ブロック42における最小値データと同位置の検査小ブロックデータ71が出力される。
【0057】
これら出力された、基準小ブロック41の最大値と同位置の検査小ブロックデータ70、および、基準小ブロック42の最小値と同位置の検査小ブロックデータ71は、それぞれ差分絶対値和演算回路61に供給される。
【0058】
これらデータが供給された差分絶対値和演算回路61では、次に示す数式(3)の演算が行なわれる。
差分絶対値和(残差)=|データ66−データ70|+|データ67−データ71|+|データ68−データ72|+|データ69−データ73| (3)
【0059】
算出されたこの残差および対応する動きベクトルが出力データ74とされ、最小値回路62に供給される。この最小値回路62で、サーチ範囲内における残差が比較される。そして、サーチ範囲内での最小の残差およびこの残差に対応する動きベクトルが出力データ75とされ、出力端子63に供給される。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明においては、動きベクトル検出における演算に用いるデータを、基準ブロックの中から適応的に選択している(適応サブサンプル)。それにより誤出が発生しにくくなり、動きベクトル検出の精度が向上する効果がある。
【0061】
また、このように誤検出が少ない適応サブサンプルを行なうことによって、動きベクトル検出の際の演算量を減らすことができる効果がある。特に、この発明の第2の実施例においては、処理が分割されたブロックに対し最大値および最小値をもつ画素位置の特定のみとされ、特にこの効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による動きベクトル検出回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例の変形例による動きベクトル検出回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】第2の実施例における基準ブロックの分割の一例を示す略線図である。
【図4】基準小ベクトルから最大値・最小値を有する画素を検出し動きベクトルを求める例を示す略線図である。
【図5】第2の実施例の方法による適応サブサンプルおよび従来の固定サブサンプルでの誤検出の発生の一例を示す略線図である。
【図6】第2の実施例による動きベクトル検出回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】基準小ブロックからそれぞれ最大値および最小値が求められ、それらに対応する画素の位置が特定された例を示す略線図である。
【図8】予測符号化装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図9】ブロックマッチング法を説明するための略線図である。
【図10】従来技術によるサブサンプルの例を示す略線図である。
【図11】従来技術によるサブサンプルにおける誤検出の例を示す略線図である。
【符号の説明】
3 基準ブロックデータ解析回路
4、5 M×Nレジスタ
6、7、57、58、59、60 選択回路
8、61 差分絶対値和演算回路
9 、62 最小値回路
53 最小値・最大値検出回路

Claims (4)

  1. それぞれM行×N列の画素からなる基準ブロックのデータと検査ブロックのデータとを演算することによって、ブロック単位で動きベクトルを検出するような動きベクトル検出装置において、
    行×N列基準ブロックの中の最大値および最小値、ならびに、該最大値を示す画素の位置および該最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択すること、
    若しくはM行×N列の基準ブロックの中の画素データの値の平均値からの差分が最大値および最小値、ならびに、該最大値を示す画素の位置および該最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択すること
    の何れかまたはこれらを併用して
    上記基準ブロックの特徴を反映する画素の位置を選択する特徴値抽出選択手段と、
    上記抽出された上記基準ブロックの上記複数の特徴値にそれぞれ対応する複数の画素と、上記M行×N列の画素からなる検査ブロックの中の、上記基準ブロックの中の上記特徴値抽出選択手段により選択された上記画素の位置にそれぞれ対応する位置の複数の画素とに基づき動きベクトルを検出する演算手段と
    を有することを特徴とした動きベクトル検出装置。
  2. 請求項に記載の動きベクトル検出装置において、
    上記特徴値抽出選択手段は、
    上記最大値に対して2番目に大きな値および上記最小値に対して2番目に小さな値、ならびに、該2番目に大きな値の画素の位置および該2番目に小さな値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択することを併用して、上記基準ブロックの特徴を反映する画素の位置を選択すること
    を特徴とした動きベクトル検出装置。
  3. 請求項1に記載の動きベクトル検出装置において、
    上記特徴値抽出選択手段は、
    上記基準ブロックを複数の基準小ブロックに分割し、該基準小ブロックの特徴を反映する上記複数の画素それぞれに対応する特徴値を該複数の基準小ブロックのそれぞれについて抽出し、上記検査ブロック中の、該複数の画素の位置を選択することを特徴とした動きベクトル検出装置。
  4. それぞれM行×N列の画素からなる基準ブロックのデータと検査ブロックのデータとを演算することによって、ブロック単位で動きベクトルを検出するような動きベクトル検出方法において、
    行×N列基準ブロックの中の最大値および最小値、ならびに、該最大値を示す画素の位置および該最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択すること、
    若しくはM行×N列の基準ブロックの中の画素データの値の平均値からの差分が最大値および最小値、ならびに、該最大値を示す画素の位置および該最小値を示す画素の位置を抽出し、それぞれ選択すること
    の何れかまたはこれらを併用して
    上記基準ブロックの特徴を反映する画素の位置を選択する特徴値抽出選択のステップと、
    上記抽出された上記基準ブロックの上記複数の特徴値にそれぞれ対応する複数の画素と、上記M行×N列の画素からなる検査ブロックの中の、上記基準ブロックの中の上記特徴値抽出選択のステップにより選択された上記画素の位置にそれぞれ対応する位置の複数の画素とに基づき動きベクトルを検出する演算のステップと
    を有することを特徴とした動きベクトル検出方法。
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