JP3767392B2 - エンジンのカム軸回転位相検出装置及びシリンダ吸入空気量算出装置 - Google Patents

エンジンのカム軸回転位相検出装置及びシリンダ吸入空気量算出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変バルブタイミング機構を備えたエンジンにおいて、クランク軸に対するカム軸の位相角度を検出する装置及び該検出値を用いてシリンダ吸入空気量を算出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、油圧によりクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させることで、吸排気弁の開閉時期を制御する可変バルブタイミング機構が知られている。
この種の可変バルブタイミング機構を備えたエンジンでは、一般にクランク角センサとカム角センサを備え、クランク軸の回転に同期して所定角度(例えば、10°CA)毎に出力されるクランク角信号と、カム軸の回転に同期して所定角度(例えば、180°CA)毎に出力されるカム角信号とに基づいてカム軸回転位相(VTC位相)を検出して、各種エンジン制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のようにVTC位相を検出するものでは、クランク角信号及びカム角信号が出力されるまでは、前回のVTC位相検出値しか情報がなく、実際のVTC位相はその間に相当量変化している可能性がある。
特に、アイドルストップ等によりエンジンが停止した場合は、再始動時に再び前記クランク角信号、カム角信号を検出するまではVTC位相の検出が行えず、VTC位相のフィードバック制御を精度よく実行できない。
【0004】
また、吸気、排気弁の開閉時期から算出したシリンダ容積(体積空気量)を用いてシリンダ内に吸入される質量空気量を算出する場合においても、吸気弁閉時期により変化するシリンダ容積に対応できず、シリンダ内に吸入される質量空気量が精度よく算出できないため、燃料噴射制御、空燃比制御を精度よく実行できないといった問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、VTC位相が検出できない場合であっても、実際のVTC位相を精度よく推定してエンジンの各種制御を精度よく実行することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に係る発明は、
クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、
カム軸回転位相が検出されない状態では、エンジン温度に基づいて設定される所定時間が経過するまでの間、直前に検出したカム軸回転位相を保持して検出値とし、所定時間経過後は、カム軸回転位相の制御目標値を検出値とすることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、
前記所定時間経過後のカム軸回転位相の制御目標値が、カム軸回転位相の最遅角位置であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、
クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、
カム軸回転位相が検出されない状態では、直前に検出したカム軸回転位相をエンジン温度と経過時間とに基づいて補正し、該補正後のカム軸回転位相を検出値とすることを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、
前記エンジン温度として、水温又は油温を用いることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、
前記カム軸回転位相が検出されない状態が、エンジン停止状態であることを特徴とする。
【0009】
請求項6に係る発明は、
油圧によってクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、
エンジン回転速度が所定回転より低下した場合には、直前に検出したカム軸回転位相を検出値とすることを特徴とする。
【0010】
請求項7に係る発明は、
前記請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置によるカム軸回転位相の検出値を用いてシリンダ吸入空気量を算出することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、
前記カム軸回転位相検出装置からの出力に基づいて吸気弁及び排気弁の開閉時期を検出し、
吸気弁の閉時期から算出するシリンダ容積と、吸気弁及び排気弁の開閉時期に応じたシリンダ内新気割合と、に基づいてシリンダ内の体積空気量を算出すると共に、吸気マニホールド内への質量空気の流入、流出量の収支計算を行って吸気マニホールド内の質量空気量を算出し、
該シリンダ内の体積空気量と、吸気マニホールド内の質量空気量と、吸気マニホールド容積と、に基づいてシリンダ内に吸入される質量空気量を算出することを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
請求項1又は請求項2に係る発明によれば、
カム軸回転位相が検出されない状態では、エンジン温度に基づいて設定される所定時間が経過するまでの間、直前に検出したカム軸回転位相を保持して検出値とし、所定時間経過後は制御目標値を検出値とすることにより、カム軸回転位相を変化させる作動油の粘性等を考慮できるので、実際のカム軸回転位相を精度よく推定する(検出値を実際のカム軸回転位相に近似させる)ことができる。
【0012】
請求項3に係る発明によれば、
カム軸回転位相が検出されない状態では、直前に検出したカム軸回転位相をエンジン温度と経過時間とに基づいて補正し、該補正後のカム軸回転位相を検出値とすることにより、作動油の粘性等を考慮して実際のカム軸回転位相をより精度よく推定できる。
【0013】
請求項4に係る発明によれば、
エンジン温度として水温又は油温を用いることで、より簡単な構成で実際のカム軸回転位相を検出できる。
請求項5に係る発明によれば、
アイドルストップ等のエンジン停止状態においても、実際のカム軸回転位相を精度よく推定できる。
【0014】
請求項6に係る発明によれば、
エンジン回転速度が所定回転より低下して、カム軸回転位相を変化させるための油圧が確保できないような場合は、計測誤差が大きくなるため、カム軸回転位相の検出を行わず、直前の検出値を保持してこれを検出値とすることにより、安定かつ正確なエンジン制御を実行できる。
【0015】
請求項7に係る発明によれば、
カム軸回転位相が検出されない状態や計測誤差が多くなる場合であっても、シリンダ吸入空気量を精度よく算出できる。
請求項8に係る発明によれば、
吸気弁閉時期からシリンダ容積すなわちシリンダに吸入される全体積ガス量が算出され、該全体積ガス量とシリンダ内の新気割合とによりシリンダに吸入される体積空気量が算出される。
【0016】
吸気マニホールド内の圧力、温度と、吸気行程終了時のシリンダ内の圧力、温度が等しいと仮定すれば、吸気マニホールド内の質量空気量を吸気マニホールド容積で除算した吸気マニホールド内の空気密度とシリンダ内の空気密度が等しいので、この関係を用いてシリンダに吸入される質量空気量を算出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すエンジンのシステム図である。
図1において、エンジン1の吸気通路2には、吸入空気流量Qを検出するエアフローメータ3が設けられ、スロットル弁4により吸入空気量Qを制御する。
【0018】
エンジン1の各気筒には、燃焼室6内に燃料を噴射する燃料噴射弁7、燃焼室6内で火花点火を行う点火プラグ8が設けられており、吸気弁9を介して吸入された空気に対して前記燃料噴射弁7から燃料を噴射して混合気を形成し、該混合気を前記燃焼室6内で圧縮し、点火プラグ8による火花点火によって着火する。
エンジン1の排気は、排気弁10を介して燃焼室6から排気通路11に排出され、図示しない排気浄化触媒及びマフラーを介して大気中に放出される。
【0019】
前記吸気弁9及び排気弁10は、それぞれ吸気側カム軸12及び排気側カム軸13に設けられたカムにより開閉駆動される。
吸気側カム軸12、排気側カム軸13には、クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させることで、吸、排気弁の開閉時期を進遅角する油圧駆動式の可変バルブタイミング機構(以下、VTC機構という)14がそれぞれ設けられている。
【0020】
ここで、前記スロットル弁4、燃料噴射弁7及び点火プラグ8の作動は、C/U(コントロールユニット)20により制御され、該C/U20には、クランク角センサ15、カム角センサ18、水温センサ16、エアフローメータ3等からの信号が入力される。
また、C/U20はクランク角センサ15及び吸気側、排気側それぞれのカム角センサ18からの検出信号に基づいて、クランク軸に対する吸気カム軸12の回転位相(VTC位相)、クランク軸に対する排気カム軸13の回転位相(VTC位相)をそれぞれ検出することで吸気弁9及び排気弁10の開閉時期を検出すると共に、機関の負荷、機関回転速度Ne、冷却水温度Tw等の情報に基づいて、吸気側カム軸12及び排気側カム軸13の目標位相角(進角値又は遅角値)を決定して、吸気弁9及び排気弁10の開閉時期を制御する。
【0021】
次に、各種エンジン制御に用いるVTC位相の検出値について図2〜図6に基づいて説明する。
図2は、第1実施形態に係るフローチャートであり、直前のVTC位相検出値又は目標位相角(目標VTC)をVTC位相検出値とするものである。
ステップ101では、VTC位相測定間隔中、即ち、カム軸の回転位相(VTC位相)が検出できない状態であるか否かを判断する。ここで、VTC位相が検出できない状態とは、クランク角信号及びカム角信号を検出した後、再度検出するまでの期間をいい、例えばアイドルストップ等によりエンジンが停止している状態も含まれる。
【0022】
VTC位相測定間隔中でなければ、新しいクランク角信号及びカム角信号が出力されているので、通常の制御通りステップ102に進んで、クランク角信号及びカム角信号を読込み、VTC位相を演算する(ステップ103)。
VTC位相測定間隔中であれば、ステップ104に進む。
ステップ104では、水温又は油温から前回検出したVTC位相を保持する時間(所定時間t)を算出する。なお、この所定時間tは、VTC機構を作動させるための油(VTC作動油)の粘性を考慮して、水温又は油温が高いほど短くなるように、水温又は油温が低いほど長くなるように設定される(図3参照)。
【0023】
ステップ105では、ステップ104で算出した所定時間t経過したか否かを判断する。所定時間t経過していなければ、ステップ106に進み、直前に検出したVTC位相(前回値)をVTC位相検出値とする。
一方、所定時間t経過していれば、ステップ107に進み、VTC位相目標値をVTC位相検出とする。
【0024】
すなわち、図3に示すように、例えばアイドルストップによりエンジンが停止してVTC位相が検出できない場合であっても、所定時間tが経過するまでは、直前のVTC検出値(前回検出値)をVTC位相検出値として出力し、所定時間t経過後は、目標VTC(エンジン停止時は、通常、最遅角位置)をVTC位相検出値とする(図3(A))。
【0025】
なお、水温又は油温が非常に低い場合は、VTC作動油の粘性が高くなり、油の交換がうまくできずに最遅角位置まで戻らないことがあるが、このような場合は、図3(B)に示すように、あらかじめ最遅角位置から所定角度S分進角させたVTC位相を検出値とするよう構成しておけばよい。
次に第2実施形態を説明する。
【0026】
図4は、第2実施形態に係るフローチャートであり、直前のVTC位相検出値を水温又は油温と経過時間に基づいて補正してVTC位相検出値とするものである。
ステップ201からステップ203までは、前記第1実施形態のステップ101からステップ103までと同様である。ステップ201において、VTC位相測定間隔中であれば、ステップ204に進む。
【0027】
ステップ204では、水温又油温に基づいて単位時間当たりのVTC位相変化量△VTCを算出する。なお、この△VTCは、作動油の粘性を考慮して、水温又は油温が高いほど大きくなるように、水温又は油温が低いほど小さくなるように設定される(図5参照)。
ステップ205では、前回VTC位相を検出した時点からの経過時間(VTC位相を検出できなくなってからの経過時間)を検出する。
【0028】
ステップ206では、直前に検出したVTC位相検出値からVTC位相変化量(△VTC×T)を減じてVTC位相検出値とする。
なお、図5は前記第1実施形態における図3に対応するものであり、直前のVTC検出値を水温又は油温と経過時間Tに基づいて補正した補正後のVTC検出値を示しており、図5(B)は、水温又は油温が非常に低い場合のものである。
【0029】
以上により、エンジン停止等によりVTC位相が検出できない場合であってもVTC位相を精度よく推定するので、各種エンジン制御も精度よく実行できる。
なお、以上の説明は、油圧駆動式の可変バルブタイミング機構についてのものであるが、電磁ブレーキによる摩擦制動によりクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させる可変バルブタイミング機構においても、エンジン温度によって電磁ブレーキの内部抵抗やフリクションが変化し、応答性が変化するので本発明を適用できる。
【0030】
次に、第3実施形態について説明する。
図6は、第3実施形態に係るフローチャートであり、エンジン回転速度Neが所定回転Nsより低下した場合は、直前、かつ、所定回転Ns以上のエンジン回転速度で検出したVTC位相を検出値とするものである。
ステップ301は、エンジン回転速度Neが所定値Nsより低下したか否かを判断する。所定値Nsより低下していない場合は、通常の制御通りステップ302に進んで、クランク角信号及びカム角信号を読込み、VTC位相を演算する(ステップ303)。
【0031】
エンジン回転速度Neが所定値Nsより低下した場合は、ステップ304に進み、直前に検出したVTC位相を検出値とする。
すなわち、VTC機構を作動させるための油圧が確保できないような低回転領域では、計測誤差が大きくなり、VTC位相を精度よく検出できない。そこで、直前の所定値Ns以上のエンジン回転時に検出したVTC位相を検出値とすることで、各種エンジン制御を精度よく実行できる。
【0032】
次に、上記のようにして検出したVTC位相に基づいて行うシリンダ吸入空気量の算出について説明する。
システム構成は図1に示したものと同様であり、燃料噴射弁11による燃料噴射量は、基本的には、エアフローメータ3により計測される吸入空気量(質量流量)Qaに基づいて後述のごとく算出されるシリンダ吸入空気量(シリンダ部空気質量)Ccに対し、所望の空燃比となるように制御する。
【0033】
以下、燃料噴射量等の制御のためのシリンダ吸入空気量(シリンダ部空気質量)Ccの算出について、図7の全体ブロック図、図8〜図13の各ルーチンのフローチャート等により説明する。
ここで、図1中に示すように、エアフローメータ3により計測される吸入空気量(質量流量)をQa(kg/h)とするが、1/3600を乗じて、(g/msec)として扱う。
【0034】
また、吸気マニホールド部の圧力をPm(Pa)、容積をVm(m3 ;一定)、空気質量をCm(g)、温度をTm(K)とする。
また、シリンダ部の圧力をPc(Pa)、容積をVc(m3)、空気質量をCc(g)、温度をTc(K)とする。更に、シリンダ内新気割合をη(%)とする。
【0035】
また、吸気マニホールド部とシリンダ部とで、Pm=Pc、Tm=Tc(圧力及び温度は変化しない)と仮定する。
図8は、吸気マニホールド部流入空気量Ca算出ルーチンのフローチャートであり、所定時間Δt毎に実行される。
ステップ1(図中S1と記す。以下同様)エアフローメータ3の出力より吸入空気量Qa(質量流量;g/msec)を計測する。
【0036】
ステップ2では、吸入空気量Qaの積分計算により、所定時間△t毎にマニホールド部へ流入する空気量Ca(空気質量;g)=Qa・△tを算出する。
図9は、シリンダ部体積空気量Vc算出ルーチンのフローチャートであり、所定時間△t毎に実行される。
ステップ11では、吸気弁9の閉時期IVC、吸気弁10の開時期IVO、排気弁の閉時期EVCを検出する。なお、これらは前記第1実施形態から第3実施形態(図2、図4、図6)のいずれかによるVTC位相検出値に基づいて検出する。
【0037】
ステップ12では、吸気弁閉時期IVCからその時のシリンダ容積を算出し、目標Vc(m3)とする。
ステップ13では、吸気弁9の開時期IVO、排気弁10の閉時期EVC、また必要によりEGR率に基づいてシリンダ内新気割合η(%)を算出する。
即ち、吸気弁9の開時期IVOと排気弁10の閉時期EVCとにより、オーバーラップ量が定まり、オーバーラップ量が多くなるほど、残ガス量(内部EGR量)が大となるので、オーバーラップ量に基づいてシリンダ内新気割合ηを求める。また、可変動弁装置を備えたエンジンでは、オーバーラップ量の制御により内部EGRを自在に制御できるので、一般にはEGR装置(外部EGR)は設けないが、設ける場合には、更にそのEGR率も考慮して最終的なシリンダ内新気割合ηを求める。
【0038】
ステップ14では、目標Vcにシリンダ内新気割合ηを乗じて、目標空気量相当の実Vc(m3)=目標Vc・ηを算出する。この実Vc(m3)は、シリンダ吸入空気量(体積量)に相当する。
ステップ15では、次式のごとく、目標空気量相当の実Vc(m3)にエンジン回転速度Ne(rpm)を乗じて、Vc変化速度(体積流量;m3/msec)を算出する。
【0039】
Vc変化速度=実Vc・Ne・K
ここで、Kは単位を揃えるための定数であり、K=(1/30)×(1/1000)である。1/30は、Ne(rpm)をNe(180deg/sec)に変換するためのものであり、1/1000は、Vc(m3/sec)をVc(m3/msec)に変換するためのものである。
【0040】
また、一部気筒の稼働を停止させる制御を行う場合は、次式による。
Vc変化速度=実Vc・Ne・K・n/N
n/Nは一部気筒の稼働を停止させる場合の稼働率であり、Nは気筒数、nはそのうちの稼働気筒数である。従って、例えば4気筒エンジンで、1気筒の稼働を停止させている場合は、n/N=3/4となる。尚、特定気筒の稼働を停止させる場合は、当該気筒の吸気弁及び排気弁を全閉状態に保持した上で、燃料カットを行う。
【0041】
ステップ16では、Vc変化速度(体積流量;m3/msec)の積分計算により、単位時間(1msec)あたりにシリンダに吸入される空気量であるシリンダ部体積量空気量Vc(m3)=Vc変化速度・△tを算出する。
図10は、連続計算(マニホールド部吸気収支計算、シリンダ部質量空気量Vc算出)ルーチンのフローチャートであり、所定時間△t毎に繰り返し実行される。
【0042】
ステップ21では、マニホールド部吸気収支計算(マニホールド部質量空気量Cmの収支計算)のため、次式のごとく、マニホールド部質量空気量の前回値Cm(n-1) に、図8のルーチンで求めたマニホールド部へ流入する質量空気量Ca(=Qa・Δt)を加算し、また、マニホールド部からシリンダ部へ流出するシリンダ吸入空気量であるシリンダ部質量空気量Cc(n) を減算して、マニホールド部質量空気量Cm(n) (g)を算出する。
【0043】
Cm(n) =Cm(n-1) +Ca−Cc(n)
ここで用いるCc(n) は前回のルーチンで次のステップ22により算出されたCcである。
ステップ22では、シリンダ吸入空気量(シリンダ部質量空気量Cc)の算出のため、次式のごとく、図9のルーチンで求めたシリンダ部体積空気量Vcに、マニホールド部質量空気量Cmを掛算し、また、マニホールド部容積Vm(一定値)で除算して、シリンダ部質量空気量Cc(g)を求める。
【0044】
Cc=Vc・Cm/Vm ・・・(1)
この(1)式は、次のように求められる。
気体の状態方程式P・V=C・R・Tより、C=P・V/(R・T)であるので、シリンダ部について、
Cc=Pc・Vc/(R・Tc) ・・・(2)
となる。
【0045】
ここで、Pc=Pm、Tc=Tmと仮定するので、
Cc=Pm・Vc/(R・Tm) ・・・(3)
となる。
一方、気体の状態方程式P・V=C・R・Tより、P/(R・T)=C/Vであるので、マニホールド部について、
Pm/(R・Tm)=Cm/Vm ・・・(4)
となる。
【0046】
この(4)式を(3)式に代入すれば、
Cc=Vc・〔Pm/(R・Tm)〕=Vc・〔Cm/Vm〕
となり、上記(6)式が得られる。
以上のように、ステップ21,22を繰り返し実行することにより、すなわち図11に示すように連続計算することにより、シリンダ吸入空気量であるシリンダ部質量空気量Cc(g)を求めて、出力することができる。尚、ステップ21,22の処理順序は逆でもよい。
【0047】
図12は、後処理ルーチンのフローチャートである。
ステップ31では、次式のごとく、シリンダ部質量空気量Cc(g)を加重平均処理して、Cck(g)を算出する。
Cck=Cck×(1−M)+Cc×M
Mは加重平均定数であり、0<M<1である。
【0048】
ステップ32では、加重平均処理後のシリンダ部質量空気量Cck(g)をサイクル周期に対応させるため、エンジン回転数Ne(rpm)を用いて、
Cck(g/cycle )=Cck/(120/Ne)
により、1サイクル(2回転=720deg)毎のシリンダ部質量空気量(g/cycle)に変換する。
【0049】
尚、加重平均処理は、スロットル弁が大きく開いている(全開)時等の吸気の脈動が大きいときに限定して行うと、制御精度と制御応答性を両立させることができる。
図13は、この場合の後処理ルーチンのフローチャートである。ステップ35でシリンダ部質量空気量Cc(g)の変化量△Ccを算出する。続いてステップ36でこの変化量△Ccが所定範囲内(所定値Aより大きく所定値Bより小さい)か否かを判定する。所定範囲内の場合は、加重平均処理をする必要ないので、ステップ37でCck(g)=Cc(g)とした後、ステップ32で図12のステップ32と同じに1サイクル(2回転=720deg)毎のシリンダ部質量空気量Cck(g/cycle )に変換する。変化量△Ccが所定範囲外である場合は、ステップ31で図12のステップ31と同じにシリンダ部質量空気量Cc(g)を加重平均処理してCck(g)を算出し、ステップ32へ進む。
【0050】
以上のようにしてシリンダ吸入空気量(シリンダ部質量空気量Cc、Cck)を算出することにより、VTC位相が検出されない場合であっても精度よくシリンダ吸入空気量を算出できる。また、これにより、燃料噴射量制御、ひいては、空燃比制御も精度よく実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態を示す可変動弁エンジンのシステム図。
【図2】第1実施形態におけるVTC位相検出値設定のフローチャート。
【図3】第1実施形態におけるVTC位相検出値の説明図。
【図4】第2実施形態におけるVTC位相検出値設定のフローチャート。
【図5】第2実施形態におけるVTC位相検出値の説明図。
【図6】第2実施形態におけるVTC位相検出値設定のフローチャート。
【図7】シリンダ吸入空気量算出の制御ブロック図。
【図8】吸気マニホールド部流入空気量算出ルーチンのフローチャート
【図9】シリンダ部空気体積量算出ルーチンのフローチャート。
【図10】連続計算(吸気マニホールド部吸気収支計算及びシリンダ部空気体積量算出)ルーチンのフローチャート。
【図11】連続計算部のブロック図。
【図12】後処理ルーチンのフローチャート。
【図13】後処理ルーチンの他の例のフローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン
2 吸気通路
3 エアフローメータ
4 スロットル弁
7 燃料噴射弁
9 吸気弁
10 排気弁
12 吸気側カム軸
13 排気側カム軸
15 クランク角センサ
18 カム角センサ
20 コントロールユニット

Claims (8)

  1. クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、
    カム軸回転位相が検出されない状態では、エンジン温度に基づいて設定される所定時間が経過するまでの間、直前に検出したカム軸回転位相を保持して検出値とし、所定時間経過後は、カム軸回転位相の制御目標値を検出値とすることを特徴とするエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  2. 前記所定時間経過後のカム軸回転位相の制御目標値が、カム軸回転位相の最遅角位置であることを特徴とする請求項1に記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  3. クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、
    カム軸回転位相が検出されない状態では、直前に検出したカム軸回転位相をエンジン温度と経過時間とに基づいて補正し、該補正後のカム軸回転位相を検出値とすることを特徴とするエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  4. 前記エンジン温度として、水温又は油温を用いることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  5. 前記カム軸回転位相が検出されない状態が、エンジン停止状態であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  6. 油圧によってクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、
    エンジン回転速度が所定値より低下した場合には、直前に検出したカム軸回転位相を検出値とすることを特徴とするエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  7. 前記請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置によるカム軸回転位相検出値を用いてシリンダ吸入空気量を算出することを特徴とするエンジンのシリンダ吸入空気量算出装置。
  8. 前記カム軸回転位相検出装置からの出力に基づいて吸気弁及び排気弁の開閉時期を検出し、
    吸気弁の閉時期から算出するシリンダ容積と、吸気弁及び排気弁の開閉時期に応じたシリンダ内新気割合と、に基づいてシリンダ内の体積空気量を算出すると共に、吸気マニホールド内への質量空気の流入、流出量の収支計算を行って吸気マニホールド内の質量空気量を算出し、
    該シリンダ内の体積空気量と、吸気マニホールド内の質量空気量と、吸気マニホールド容積と、に基づいてシリンダ内に吸入される質量空気量を算出することを特徴とする請求項7に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量算出装置。
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