JP3767361B2 - 回転霧化静電塗装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ボディ等への塗装処理に用いられる回転霧化静電塗装方法及び回転霧化静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回転霧化静電塗装処理において、メタリック塗料等を塗布する際には、塗装パターンを拡大するため、ベルカップ背面から、回転軸方向に対して30〜45°の捩れ方向にベルカップ外周方向にシェーピングエアーを吹出し、塗装を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
<第1の課題>
しかしながら、このように捩れ方向にシェーピングエアーを吹出す場合には、被塗装物に対して斜め方向にシェーピングエアーが当たって横流れしてしまうため、塗装効率が悪化してしまう。また、横流れしたシェーピングエアーに導かれたメタリックフレークは、被塗装物面に対して面平行に並ばないため色味が悪いという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、塗装効率の向上を図り、塗装面の色味の良くする回転霧化静電塗装方法及び回転霧化静電塗装装置を提供することを、その目的とする。
【0004】
<第2の課題>
さらに、上記課題を解決するため、本発明では、シェーピングエアーの吹出し方向を0°から20°に制御するが、これに伴って塗装パターン幅が減少する傾向があることがわかった。
パターン幅が減少すると、塗装対象物が大きい場合、塗装面積が大きい場合などの大きいワークでは塗装時間の延長を招いてしまうため、一般にはベルカップの数の増加という手段がとられる。
しかしながら、ベルカップの数を増加させると、各ベルカップから噴出された塗料が互いに干渉しあい、塗装むらを生じさせてしまうおそれがある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、塗料の干渉を防いで塗装パターン分布を平均化することをも、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明の回転霧化静電塗装方法は、回転するベルカップの背面からシェーピングエアーを吹き出して、前記ベルカップの内周面先端から放出された霧化塗料を被塗物面へ導く回転霧化静電塗装方法であって、前記シェーピングエアーを、前記ベルカップの回転軸方向に対して外周方向に0〜20°の角度をもって吹き出すことを特徴としている。
【0006】
そして、上記目的を達成するために、本発明の回転霧化静電塗装装置は、内周面に塗料が供給される回転可能なベルカップと、前記ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口と、を有する回転霧化静電塗装装置であって、前記エアー吹出し口が、前記ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度で前記シェーピングエアーを吹出すように設けられた、ことを特徴とする。
【0007】
本発明では、シェーピングエアーは、ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度で吹出される。このシェーピングエアーが、ベルカップの遠心力により微粒化して(ベルカップの)外周方向に飛び出した微粒子の進行方向を制御して、被塗物面に向けて略垂直方向に導く。すると、塗料微粒子は、ベルカップの外周方向に向けて拡がらずに、被塗物面に垂直に衝突し、塗装面に対して面平行に塗着することとなる。
【0008】
この発明により、シェーピングエアーによって塗料微粒子が横流れすることなく、被塗装物面に塗着するため、塗着効率が向上する。また、メタリックフレークなどの塗料微粒子が被塗物面に対して面平行に並べられることから、色味の向上を図ることができる。また、一定の色味の塗装を得るために必要なシェーピングエアーの量を少なくすることができるという観点からも、塗着効率の向上を図ることができる。
【0009】
(2)上記目的を達成するために、本発明の回転霧化静電塗装装置は、内周面に塗料が供給される回転可能な複数のベルカップと、前記各ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口と、を有する回転霧化静電塗装装置であって、シェーピングエアーの前記エアー吹出し口が、前記各ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度で前記シェーピングエアーを吹出すように設けられた、ことを特徴とする。
【0010】
本発明では、エアー吹出し口が、各ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度でシェーピングエアーを吹出すように設けられているため、各ベルカップに対応する塗料の塗布幅は小さくなってしまう。本発明は、複数のベルカップと、この各ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口と、を有するため、一度の塗布工程における塗布幅が拡大されることとなる。
【0011】
この発明によれば、塗布効率の向上と色味の向上とを図るとともに、塗布幅を拡大して、広い面積の被塗布物にも対応することができる。
【0012】
(3)上記目的を達成するために、本発明では、前記複数のベルカップのうち隣り合う2つのベルカップの回転方向が、互いに逆向きであることを特徴としている。
【0013】
本発明では、隣り合う2つのベルカップの回転方向を互いに逆向きとしたことから、塗装パターンの干渉を防止することができ、塗装パターン分布を均一とすることができる。
【0014】
この発明によれば、複数のベルカップを備えながら、塗装パターンの均一化を図ることができるため、大きい面積の塗装であっても塗装膜厚を均一とした高品質の塗装を行うことができる。
【0015】
(4)また、上記目的を達成するために、本発明は、内周面に塗料が供給される回転可能な2つのベルカップと、前記各ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口と、を有する回転霧化静電塗装装置であって、前記エアー吹出し口が、前記各ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度で前記シェーピングエアーを吹出すように設けられるとともに、前記2つのベルカップの回転方向が、互いに逆向きであることを特徴とする。
【0016】
本発明では、2つのベルカップが互いに逆向きの回転をするため、塗装パターンの干渉を防止することができ、塗装パターン分布を均一とすることができる。
【0017】
この発明によれば、2つのベルカップを備えながら、塗装パターンの均一化を図ることができるため、大きい面積の塗装を高品質にて行うことができる。
【0018】
【発明の効果】
(1)本発明では、シェーピングエアーによって塗料微粒子が横流れすることなく、被塗装物面に塗着するため、塗着効率が向上する。また、メタリックフレークなどの塗料微粒子が被塗物面に対して面平行に並べられることから、色味の向上を図ることができる。また、一定の色味の塗装を得るために必要なシェーピングエアーの量を少なくすることができるという観点からも、塗着効率の向上を図ることができる。
【0019】
(2)本発明によれば、塗布効率の向上と色味の向上とを図るとともに、塗布幅を拡大して、広い面積の被塗布物にも対応することができる。
【0020】
(3)本発明によれば、塗装パターンの干渉を防止することができ、塗装パターン分布を均一とすることができる。
【0021】
この発明によれば、複数のベルカップを備えながら、塗装パターンの均一化を図ることができるため、大きい面積の塗装であっても塗装膜厚が均一な高品質の塗装を行うことができる。
【0022】
(4)本発明によれば、2つのベルカップを備えながら、塗装パターンの均一化を図ることができるため、大きい面積の塗装を高品質にて行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(1)第1の実施形態
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
図1は、本発明の回転霧化静電塗装装置の第1の実施形態を示す図である。図1に示すように、本実施形態の回転霧化静電塗装装置100は、回転するベルカップ2と、このベルカップ2の背面に複数設けられたシェーピングエアーの吹出し口1と、ベルカップの内周面先端へ塗料を供給する塗料供給経路3と、塗料が噴出する塗料ノズル31と、を有している。
【0024】
メタリックフレーク等の塗料は、供給経路3を介してベルカップ2へ供給される。この供給された塗料は、塗料ノズル31から噴出されると、ベルカップ2の回転力により円周方向外側に向けて霧状に放出されて、被対象物の面上に塗着する。このとき、第1の実施形態のように設けられたエアー吹出し口1が、ベルカップ2の背面から回転軸方向に対して0〜20°の角度でシェーピングエアーを吹出す。すると、円周方向外側に拡がる塗料は、シェーピングエアーにより進行方向を変えられて被塗物面に対し略垂直方向に衝突し、塗着する。第1の実施形態では、シェーピングエアー吹出し角度を、0°とした。
【0025】
図2は、シェーピングエアーの吹出し角度を説明する図である。図2に示すように、吹出し角度とは、シェーピングエアー吹出し方向S’とベルカップの回転軸21の方向とが、なす角度である。本願に係る発明では、このシェーピングエアー吹出し角度が0〜20°の角度であることを特徴としている。本実施形態における吹き出し口1は、吹出し角度を0°、すなわち、シェーピングエアーが、ベルカップ2の回転軸方向21に対して0°で吹出されるように設けられている。 図3は、本実施形態におけるシェーピングエアーの吹出し口の一例を示す図である。図3に示すように、シェーピングエアー吹出し口1は、ベルカップ2の回転軸方向21に対して0°の角度で設けられている。これにより、ベルカップ2から噴霧される塗料は、シェーピングエアーの流れによって、ベルカップ2の回転軸方向と平行に導かれて、その延長線上にある被塗物面に対し略垂直方向に衝突することとなる。
【0026】
<作用>
第1の実施形態における回転霧化静電塗装装置100の作用を確認するために、その塗着効率、色味、パターン幅について、検討した。その結果を図4、図5、図6に示す。具体的には、図4は、第1の実施形態の回転霧化静電塗装装置の塗着効率を比較する図、図5は、第1の実施形態の回転霧化静電塗装装置の色味(IV値)を比較する図、図6は、第1の実施形態の回転霧化静電塗装装置のパターン幅を比較する図である(図中S.Aとあるのは、シェーピングエアーの略である)。
【0027】
これらの検討は、回転軸21に対してシェーピングエアー吹出し角度が、−10°から60°回転霧化静電塗装装置を作成し、シェーピングエアー吹出し角度が0°から20°の範囲にある回転霧化静電塗装装置100(第1の実施形態)と、シェーピングエアー吹出し角度が30°から45°の従来の回転霧化静電塗装装置(比較例)とを比較して行った。
【0028】
塗着効率
図4は塗着効率を示し、シェーピングエアー流量が500Nl/minの場合(太線で示す)と、シェーピングエアー流量が300Nl/minの場合(細線で示す)のそれぞれにおいて、シェーピングエアー吹出し角度を−10°から60°の範囲で変化させ、シェーピングエアー吹出し角度(°)に対する塗着効率(%)をプロットした。
その結果、吹出し角度が0°から20°においては、シェーピングエアー流量が500Nl/minの場合には塗着効率が95から100%の範囲で推移し、シェーピングエアー流量が300Nl/minの場合には塗着効率が80から90%の範囲で推移した。
これにより、本実施形態では、比較例(吹出し角度が30〜50°)よりも塗着効率が向上することがわかった。特に、0°に近いほうが塗着効率が向上することがわかった。
【0029】
色味
図5は色味(IV値)を示し、シェーピングエアー流量が500Nl/minの場合(太線で示す)と、シェーピングエアー流量が300Nl/minの場合(細線で示す)のそれぞれにおいて、シェーピングエアー吹出し角度を−10°から60°の範囲で変化させ、シェーピングエアー吹出し角度(°)に対する色味(IV値)をプロットした。
その結果、吹出し角度が0°から20°においては、シェーピングエアー流量が500Nl/minの場合には塗着効率が230から250の範囲で推移し、シェーピングエアー流量が300Nl/minの場合には塗着効率が180から200の範囲で推移した。
これにより、本実施形態では、比較例(吹出し角度が30〜50°)よりも色味(IV値)が向上することがわかった。特に、0°に近いほうが色味(IV値)が向上した。
【0030】
パターン幅
図6はパターン幅を示す。シェーピングエアー吹出し角度を−10°から60°の範囲で変化させ、シェーピングエアー吹出し角度(°)に対するパターン幅(mm)をプロットした。
その結果、吹出し角度が0°から20°においては、パターン幅が150mmから200mmの範囲で推移し、吹出し角度が30°から45°においては、パターン幅が250mmから300mmの範囲で推移した。
これにより、本実施形態では、比較例(吹出し角度が30〜50°)よりもパターン幅が少なくなることがわかった。
【0031】
(1)第2の実施形態
第1の実施形態は、塗着効率の向上と色味の向上を図ることができるが、これに伴ってパターン幅が減少する傾向があることがわかった。
パターン幅が減少すると、塗装対象物が大きい場合、塗装面積が大きい場合などの大きいワークでは塗装時間の延長を招いてしまうため、一般にはベルカップの数の増加という手段がとられる。
しかしながら、ベルカップの数を増加させると、各ベルカップから噴出された塗料が互いに干渉しあい、塗装むらを生じさせてしまうおそれがある。
そこで、第2の実施形態の回転霧化静電塗装装置101は、このような問題を解決し、塗料の干渉を防いで塗装パターン分布を平均化するものである。
【0032】
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図7は本発明の回転霧化静電塗装装置の第2の実施形態を示す図、図8は第2の実施形態の回転霧化静電塗装装置の塗装パターンの分布を比較する図である。
【0033】
<構成>
第2の実施形態における回転霧化静電塗装装置101は、基本的動作においては、第1の実施形態と同様である。第1の実施形態における回転霧化静電塗装装置100を2つ結合して第2の実施形態にかかる回転霧化静電塗装装置101を構成することもできる。このとき、結合される回転霧化静電塗装装置は、2つと限定されることはなく、並列に又は面状に結合してもよい。
【0034】
図7に示すように、第2の実施形態に係る回転霧化静電塗装装置は、内周面に塗料が供給される回転可能な2つのベルカップ1、2と、前記各ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口1と、を有している。塗料は、スパーラルホース、カスケード、フィードチューブ1、2などで構成される塗料供給経路を介して、ベルカップ1,2の内周面にあるフィードチューブ1、2から噴出される。ここでは、2つのベルカップ1、2の間隔を200mmとした。
【0035】
また、本実施形態におけるエアー吹出し口1は、各ベルカップ1、2の回転軸方向21に対して0°の角度でシェーピングエアーを吹出すように設けられている。このシェーピングエアーの吹出し角は、0°から20°の間のいずれの値であってもよい。そして、2つのベルカップ1、2は、その回転方向を互いに逆向きとなるようにした。
【0036】
<作用>
第2の実施形態における回転霧化静電塗装装置101の作用を確認するために、その塗装パターンの分布について検討した。その結果を図8(a)(b)に示す。 図8は、第2の実施形態の回転霧化静電塗装装置101の塗装パターンの分布を比較する図である。これらの検討は、膜厚測定の位置を0mm位置を起点として、−250mmから+250mmまでの各ポイントにおける膜厚(μm)を測定して、プロットした。
【0037】
図8(a)は、2つのベルカップを同じ方向に回転させた場合の塗装パターンの分布を示す。この図で明らかなように、−100mm位置、+100mm位置において膜厚のピークが見られ、シェーピングエアーの干渉によって、塗装パターンが不均一(膜厚が不均一)となってしまう。
【0038】
図8(b)は、2つのベルカップの回転方向が互いに逆向きとした場合の塗装パターンの分布を示す。この図で明らかなように、図(a)に見られたようなグラフは平坦で、塗装パターンは均一(膜厚が均一)であることがわかった。
【0039】
この実施形態の回転霧化静電塗装装置101によれば、シェーピングエアーにより塗料が被塗物面に対して略垂直に導かれるため色味がよく、また、シェーピングエアーが横流れしないため、塗装効率がたかく、さらに、複数のベルカップから塗料を噴出するにもかかわらず、塗装パターンが均一となり、塗装パターン幅の大きな回転霧化静電塗装装置を提供することができ、大きな塗装対象物に対して能率的に高品質の塗装を行うことができる。
【0040】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転霧化静電塗装装置の第1の実施形態を示す図である。
【図2】吹出し角度を説明する図である。
【図3】本実施形態におけるシェーピングエアーの吹出し口の一例を示す図である。
【図4】第1の実施形態の回転霧化静電塗装装置の塗着効率を比較する図である。
【図5】第1の実施形態の回転霧化静電塗装装置の色味(IV値)を比較する図である。
【図6】第1の実施形態の回転霧化静電塗装装置のパターン幅を比較する図である。
【図7】本発明の回転霧化静電塗装装置の第2の実施形態を示す図である。
【図8】第2の実施形態の回転霧化静電塗装装置の塗装パターンの分布を比較する図である。
【符号の説明】
100、101…回転霧化静電塗装装置
1…エアー吹出し口
2…ベルカップ
21…(ベルカップ)回転軸
3…塗料供給経路
31…塗料ノズル
S…シェーピングエアー
S’…シェーピングエアー吹出し方向
P…塗料
Claims (2)
- 内周面に塗料が供給される回転可能な複数のベルカップと、前記各ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口と、を有する回転霧化静電塗装装置であって、
前記エアー吹出し口が、前記各ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度で前記シェーピングエアーを吹出すように設けられるとともに、前記複数のベルカップのうち、隣り合う2つのベルカップの回転方向が、互いに逆向きである回転霧化静電塗装装置。 - 内周面に塗料が供給される回転可能な2つのベルカップと、前記各ベルカップの背面からシェーピングエアーを供給する複数のエアー吹出し口と、を有する回転霧化静電塗装装置であって、前記エアー吹出し口が、前記各ベルカップの回転軸方向に対して0〜20°の角度で前記シェーピングエアーを吹出すように設けられるとともに、前記2つのベルカップの回転方向が、互いに逆向きである回転霧化静電塗装装置。
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