JP3764290B2 - レバースイッチ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバースイッチに係り、詳しくは操作レバーを操作した時、レバー部がコンタクトホルダから外れることを防止することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両にはワイパー等を起動させるためのレバースイッチが装着されている。レバースイッチは、コンタクトホルダ及びレバー部を備えている。
【0003】
図6及び図7に示すように、コンタクトホルダ21は接点部22及び筒部23からなっている。接点部22は角柱状に形成され、その上面には接続端子を挿入するための孔22aが対向して2個ずつ合計4個形成されている。接点部22の一側から筒部23が延出形成されている。
【0004】
筒部23は中空体に形成されている。筒部23の両側面にはコ字状の切り欠き23aが形成され、それぞれの切り欠き23aによって両側面には連結部23bが形成されている。連結部23bのそれぞれの先端部には軸穴23cが形成されている。また、図7(a)に示すように筒部23の上部内側面の一端部は上側ストッパ23dになっている。筒部23の下部内側面にて軸方向の中央部には下側ストッパ23eが形成されている。筒部23内にはレバー部24の嵌挿部25が配設されている。
【0005】
レバー部24は、嵌挿部25及び操作レバー26からなっている。嵌挿部25は、角柱状に形成され、その両側面にはそれぞれ軸部25aが形成されている。これらの軸部25aは前記軸穴23cに回動可能に嵌挿されている。そして、嵌挿部25は軸部25aを回動軸として筒部23内で回動できるようになっている。嵌挿部25の端部には操作レバー26が延出形成されている。
【0006】
従って、図7(a)に示すように操作レバー26を矢印の方向に下動させると、嵌挿部25の先端側は筒部23内で上動し、また図7(b)に示すように操作レバー26を上動させると、嵌挿部25の先端側は筒部23内で下動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図7(a)に示すように、操作レバー26を矢印の方向に下動させていくと、嵌挿部25の上部の先端部は上側ストッパ23dに当接する。更に、操作レバー26を矢印の方向に下動させようとすると、軸部25aには軸穴23cの内周面から上側ストッパ23dを支点とした力Fが下向きに働く。そして、この力Fによって軸穴23cから軸部25aが下方に外れてしまうことがあった。
【0008】
また、図7(b)に示すように、操作レバー26を矢印の方向に上動させていくと、嵌挿部25の下面は下側ストッパ23eに当接する。更に、操作レバー26を矢印の方向に上動させようとすると、軸部25aには軸穴23cの内周面から下側ストッパ23eを支点とした力Fが上向きに働く。そして、この力Fによって軸穴23cから軸部25aが上方に外れてしまうことがあった。
【0009】
従って、操作レバー26を上動又は下動させたとき、軸穴23cから軸部25aが簡単に外れないようにする必要がある。
本発明の目的は、操作レバーを軸部を中心に回動したとき、レバー部に形成した軸部がコンタクトホルダの軸穴から簡単に外れるおそれのないレバースイッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、角柱状に形成されている嵌挿部及びその嵌挿部から延出形成された操作レバーを備えたレバー部と、前記嵌挿部が嵌挿され、その嵌挿部に形成された回動中心部を回動可能に支持する回動支持部が形成された筒部を備えたコンタクトホルダとを有するレバースイッチにおいて、前記コンタクトホルダの筒部には、前記操作レバーの一方向への回動操作に基づいて前記嵌挿部が前記回動中心部を回動中心として回動されたときに前記嵌挿部と係合することで該嵌挿部のそれ以上の回動を規制する一次ストッパと、前記一次ストッパとは前記回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで反対側に設けられており、前記嵌挿部の回動に伴って前記嵌挿部と係合することで前記一次ストッパと協働して前記嵌挿部のそれ以上の回動を規制する二次ストッパとが備えられていることを要旨とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、角柱状に形成されている嵌挿部及びその嵌挿部から延出形成された操作レバーを備えたレバー部と、前記嵌挿部が嵌挿され、その嵌挿部に形成された回動中心部を回動可能に支持する回動支持部が形成された筒部を備えたコンタクトホルダとを有するレバースイッチにおいて、前記コンタクトホルダの筒部には、前記操作レバーの一方向への回動操作に基づいて前記嵌挿部が前記回動中心部を回動中心として回動されたときに前記嵌挿部と係合することで該嵌挿部のそれ以上の回動を規制する一側一次ストッパと、前記一側一次ストッパとは前記回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで反対側に設けられており、前記嵌挿部の回動に伴って前記嵌挿部と係合することで前記一側一次ストッパと協働して前記嵌挿部のそれ以上の回動を規制する一側二次ストッパと、前記操作レバーの前記一方向とは反対の他方向への回動操作に基づいて前記嵌挿部が前記回動中心部を回動中心として回動されたときに前記嵌挿部と係合することで該嵌挿部のそれ以上の回動を規制する他側一次ストッパと、前記他側一次ストッパとは前記回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで反対側に設けられており、前記嵌挿部の回動に伴って前記嵌挿部と係合することで前記他側一次ストッパと協働して前記嵌挿部のそれ以上の回動を規制する他側二次ストッパとが備えられていることを要旨とする。
【0012】
請求項1に記載の発明によれば、操作レバーを一方向に回動操作させ、嵌挿部が一次ストッパに係合すると、同嵌挿部は二次ストッパにも係合する。このとき、二次ストッパは回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで一次ストッパと反対側の位置に設けられ、嵌挿部と係合し、その嵌挿部のそれ以上の回動を一次ストッパと協働して回動規制している。
【0013】
そして、嵌挿部の回動中心部には一次ストッパを支点とした力と、二次ストッパを支点とした力が加わる。しかし、この2つの力の向きはそれぞれほぼ反対方向であるので、該2つの力は互いに相殺される。
【0014】
従って、一次及び二次ストッパが嵌挿部と係合している状態から更に操作レバーを一方向に回動させても、嵌挿部の回動中心部にかかる力は小さい。
請求項2に記載の発明によれば、操作レバーを一方向に回動操作させ、嵌挿部が一側一次ストッパに係合すると、同嵌挿部は一側二次ストッパにも係合する。このとき、一側二次ストッパは回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで一側一次ストッパと反対側の位置に設けられ、嵌挿部と係合し、その嵌挿部のそれ以上の回動を一側一次ストッパと協働して回動規制している。そして、嵌挿部の回動中心部には一側一次ストッパを支点とした力と一側二次ストッパを支点とした力が加わる。しかし、この2つの力の向きはそれぞれほぼ反対方向であるので、該2つの力は互いに相殺される。
【0015】
従って、一側一次及び一側二次ストッパが嵌挿部と係合している状態から操作レバーを一方向に回動させても、嵌挿部の回動中心部にかかる力は小さい。
又、操作レバーを他方向に回動操作させ、嵌挿部が他側一次ストッパに係合すると、同嵌挿部は他側二次ストッパにも係合する。このとき、他側二次ストッパは回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで他側一次ストッパと反対側の位置に設けられ、嵌挿部と係合し、その嵌挿部のそれ以上の回動を他側一次ストッパと協働して回動規制している。そして、嵌挿部の回動中心部は、他側一次ストッパを支点とした力と他側二次ストッパを支点とした力が加わる。しかし、この2つの力の向きはそれぞれほぼ反対方向であるので、該2つの力は互いに相殺される。
【0016】
従って、他側一次及び他側二次ストッパが嵌挿部と係合している状態から更に操作レバーを他方向に回動させても、嵌挿部の回動中心部にかかる力は小さい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したレバースイッチの一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0018】
図1に示すように、レバースイッチ1はケース2及びインシュレータ3を備えている。ケース2とインシュレータ3の間には操作部4が装着されている。
図2(a)及び図3に示すように、操作部4はコンタクトホルダ5及びレバー部6からなっている。コンタクトホルダ5は接点部7及び筒部8からなっている。
【0019】
接点部7は角柱状に形成され、その上面には接続端子を挿入するための孔7aが対向して2個ずつ合計4個形成されている。接点部7の一側から筒部8が延出形成されている。
【0020】
筒部8は中空体に形成されている。筒部8の両側面にはコ字状の切り欠き8aが形成され、それぞれの切り欠き8aによって、筒部8の両側面には連結部8bがそれぞれ形成されている。連結部8bのそれぞれの先端部には回動支持部としての軸穴8cが形成されている。本実施形態では、この軸穴8cは貫通孔である。
【0021】
図3に示すように、筒部8の上部内側面の一端部は一次ストッパ及び一側一次ストッパとしての上側一次ストッパ8dになっている。上側一次ストッパ8dは、図3において前記軸穴8cの左側にあって、筒部8の上部内側面と同一の面上にある。更に、筒部8の上部内側面の他端部には凹部8eが形成されている。この凹部8eの内側面には、図5(a),(b)に示すように二次ストッパ及び他側二次ストッパとしての下側二次ストッパ8fが形成されている。この下側二次ストッパ8fは、図3において軸穴8cの上側にあって、筒部8の軸方向に突出形成されている。また、図2(a)及び図3に示すように筒部8の右側内側面及び左側内側面の端部には凹状に形成された二次ストッパ及び一側二次ストッパとしての上側二次ストッパ8gが形成されている。この上側二次ストッパ8gは図3において前記軸穴8cの右側に形成されている。更に又、筒部8の下部内側面にて軸方向の中央部には一次ストッパ及び他側一次ストッパとしての下側一次ストッパ8hが形成されている。下側一次ストッパ8hは、図3において軸穴8cの下側にあって、筒部8の下部内側面上に凸設されている。
【0022】
筒部8内にはレバー部6の嵌挿部9が配設されている。レバー部6は、嵌挿部9及び操作レバー10からなっている。嵌挿部9は、角柱状に形成されている。嵌挿部9の外側面と筒部8の内側面との間には空間が形成されている。嵌挿部9の両側面にはそれぞれ回動中心部としての軸部9aが形成されている。本実施形態では、この軸部9aは凸部に形成され、前記軸穴8cに回動可能に嵌挿されている。また、嵌挿部9の両側面には、図2(a)に示すように上側係合片9bがそれぞれ形成されている。本実施形態では、上側係合片9bは凸部に形成され、図2(b)に示すように、筒部8の右側内側面及び左側内側面の端部に形成した凹状に形成した上側二次ストッパ8g内に上下動可能に嵌挿されている。更に、嵌挿部9の上面中央部には下側係合片9cが形成されている。本実施形態では、下側係合片9cは凸部に形成され、前記筒部8に形成した凹部8e内に配設されている。嵌挿部9の端部には操作レバー10が延出形成されている。
【0023】
そして、図3に示す中立位置から操作レバー10を操作することによって、嵌挿部9は軸部9aを回動軸にして下動又は上動する。今、図4(a)に示すように操作レバー10を矢印方向に操作して嵌挿部9の上面が上側一次ストッパ8dに当接すると、上側係合片9bの下端は図4(b)に示すように上側二次ストッパ8gの下面に当接するようになっている。
【0024】
また、図5(a)に示すように操作レバー10を矢印方向に操作して嵌挿部9の下面が下側一次ストッパ8hに当接すると、下側係合片9cの端部は図5(b)に示すように下側二次ストッパ8fに当接するようになっている。
【0025】
つまり、図4(a)に示すように、今、例えば矢印に示すように操作レバー10を下動させると、軸部9aを回動中心にして嵌挿部9の先端側は筒部8内で上方に移動する。そして、嵌挿部9の上面は上側一次ストッパ8dに当接する。このとき、図4(b)に示すように上側係合片9bの下端は上側二次ストッパ8gの下面に当接する。この位置から、更に操作レバー10を下動させるようとしても、操作レバー10は、上側係合片9bが上側二次ストッパ8gの下面に当接しているため、それ以上下動させることができない。
【0026】
詳述すると、嵌挿部9の上面が上側一次ストッパ8dに当接し、及び上側係合片9bの下端が上側二次ストッパ8gの下面に当接した状態から、操作レバー10を下動させようとすると、図4(a)に示すように軸部9aには軸穴8cの内周面から上側一次ストッパ8dを支点とする下向きの力F1が加わる。更にこのとき、軸部9aには、軸穴8cの内周面から上側二次ストッパ8gの下面を支点とする上向きの力F2が加わる。この下向きの力F1と上向きの力F2はほぼ相殺されて合力F3となる。合力F3は下向きの力F1に比べて小さくなる。
【0027】
一方、図5(a)に示すように、今、例えば矢印に示すように操作レバー10を上動させると、軸部9aを回動中心にして嵌挿部9の先端側は筒部8内で下方に移動する。そして、嵌挿部9の下面は下側一次ストッパ8hに当接する。このとき、図5(b)に示すように下側係合片9cの端部は下側二次ストッパ8fに当接する。この位置から、更に操作レバー10を上動させるようとしても、操作レバー10は、下側係合片9cの端部が下側二次ストッパ8fに当接しているため、それ以上上動させることができない。
【0028】
詳述すると、嵌挿部9の下面が下側一次ストッパ8hに当接し、及び下側係合片9cの端部が下側二次ストッパ8fにした状態から、操作レバー10を上動させようとすると、図5(a)に示すように軸部9aには軸穴8cの内周面から下側一次ストッパ8hを支点とする上向きの力F4が加わる。更にこのとき、軸部9aには軸穴8cの内周面から下側二次ストッパ8fを支点とする力F5が加わる。この上向きの力F4と力F5は合力F6となる。力F5は上向きの力F4と反対向きの力の成分を有しているので、この合力F6は上向きの力F4に比べて小さくなる。
【0029】
上記実施形態のレバースイッチ1によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)上記実施形態では、操作レバー10を下動させたとき、嵌挿部9の上面が上側一次ストッパ8dに当接すると、嵌挿部9の両側面に設けた上側係合片9bの端部が各上側二次ストッパ8gの下面に当接する。この状態から更に操作レバー10を下動させると、軸部9aには軸穴8cの内周面から上側一次ストッパ8dを支点とした下向きの力F1と上側二次ストッパ8gの下面を支点とした上向きの力F2が軸部9aに加わる。この下向きの力F1と上向きの力F2の向きはほぼ反対方向であるので、それらの力F1,F2はほぼ相殺されてその合力F3は小さくなる。
【0030】
従って、軸部9aに加わる合力F3は下向きの力F1より小さくなり、従来の上側ストッパ23dを支点とした軸部25aに加わる下向きの力Fより小さい。その結果、軸部9aは軸穴8cから下方に外れるおそれはない。
【0031】
(2)上記実施形態では、操作レバー10を上動させたとき、嵌挿部9の下面が下側一次ストッパ8hに当接すると、嵌挿部9の上面に設けた下側係合片9cの端部が下側二次ストッパ8fに当接する。この状態から更に操作レバー10を上動させると、軸穴8cの内周面から軸部9aには下側一次ストッパ8hを支点とした上向きの力F4と下側二次ストッパ8fを支点とした力F5が加わる。この下側二次ストッパ8fを支点とした力F5は、下側一次ストッパ8hを支点とした上向きの力F4と反対方向の力の成分を有しているので、その合力F6は上向きの力F4より小さくなる。
【0032】
従って、軸部9aに加わる合力F6は従来の下側ストッパ23eを支点とした軸部25aに加わる上向きの力Fより小さい。その結果、軸部9aは軸穴8cから上方に外れるおそれはない。
【0033】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○軸部9aを凸部に形成したが、これを凹部に形成してもよい。
このようにした場合、連結部8bに形成した軸穴8cに代えて、凸部を形成して前記凹部に回動可能に嵌挿させる。
【0034】
○上側係合片9bは凸部に形成したが、これを凹部にしてもよい。
このようにした場合、筒部8の右側内側面及び左側内側面の端部に形成した上側二次ストッパ8gに代えて凸部を形成し、操作レバー10を下動させて、嵌挿部9の上面が上側一次ストッパ8dに当接したとき、前記凸部の上端を前記凹部の上部内側面に当接させる。
【0035】
このようにした場合には、上記実施形態(1),(2)に記載の特徴と同様の特徴を得ることができる。
○上側係合片9b及び下側係合片9cを形成したが、上側係合片9b又は下側係合片9cの一方のみを形成してもよい。
【0036】
このようにした場合には、上記実施形態(1)又は(2)に記載の特徴とほぼ同様の特徴を得ることができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
【0037】
(1)請求項1に記載のレバースイッチにおいて、前記二次ストッパは凸部であることを特徴とするレバースイッチ。
従って、この(1)に記載のレバースイッチによれば、操作レバーを一方向に回動したとき、回動中心部が回動支持部からその方向に外れるおそれはない。
【0038】
(2)嵌挿部とその嵌挿部から延出形成された操作レバーとを備えたレバー部と、前記嵌挿部が嵌挿され、その嵌挿部に形成された回動中心部を回動可能に支持する回動支持部が形成された筒部を備えたコンタクトホルダとを有するレバースイッチにおいて、前記コンタクトホルダの筒部に、操作レバーが一方向に回動操作されたとき、前記回動中心部を回動中心に該一方向に回動される前記嵌挿部のそれ以上の回動を前記嵌挿部と係合して回動規制する一次ストッパと、前記一次ストッパとは前記回動支持部を挟んで筒部の長手方向の反対側であって、前記嵌挿部と係合し、前記一次ストッパと協働して回動規制する二次ストッパとを備えたことを特徴とするレバースイッチ。
【0039】
従って、この(2)に記載のレバースイッチによれば、操作レバーを一方向に回動したとき、回動中心部が回動支持部からその方向に外れるおそれはない。
(3)嵌挿部とその嵌挿部から延出形成された操作レバーとを備えたレバー部と、前記嵌挿部が嵌挿され、その嵌挿部に形成された回動中心部を回動可能に支持する回動支持部が形成された筒部を備えたコンタクトホルダとを有するレバースイッチにおいて、前記コンタクトホルダの筒部に、操作レバーが一方向に回動操作されたとき、前記回動中心部を回動中心に該一方向に回動される前記嵌挿部のそれ以上の回動を前記嵌挿部と係合して回動規制する一次ストッパと、前記一次ストッパとは前記回動支持部を挟んで筒部の長手方向に直交する方向の反対側であって、前記嵌挿部と係合し、前記一次ストッパと協働して回動規制する二次ストッパとを備えたことを特徴とするレバースイッチ。
【0040】
従って、この(3)に記載のレバースイッチによれば、操作レバーを一方向に回動したとき、回動中心部が回動支持部からその方向に外れるおそれはない。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、操作レバーを一方向に回動したとき、回動中心部が回動支持部からその方向に外れるおそれはない。
【0042】
請求項2に記載の発明によれば、操作レバーを回動しても回動中心部が回動支持部から外れるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のレバースイッチの斜視図。
【図2】 (a)は、同じくコンタクトホルダ及びレバー部の斜視図であって、(b)はコンタクトホルダ及びレバー部の要部拡大破断図。
【図3】 同じくコンタクトホルダ及びレバー部の破断図。
【図4】 (a)は、同じく操作レバーが下動したときのコンタクトホルダ及びレバー部の破断図であって、(b)はコンタクトホルダ及びレバー部の要部拡大破断図。
【図5】 (a)は、同じく操作レバーが上動したときのコンタクトホルダ及びレバー部の破断図であって、(b)はコンタクトホルダ及びレバー部の要部拡大破断図。
【図6】 従来のコンタクトホルダ及びレバー部の斜視図。
【図7】 (a)は、同じく操作レバーが下動したときのコンタクトホルダ及びレバー部の破断図であって、(b)は操作レバーが上動したときのコンタクトホルダ及びレバー部の破断図。
【符号の説明】
1…レバースイッチ、5…コンタクトホルダ、6…レバー部、8…筒部、8c…回動支持部としての軸穴、8d…上側一次ストッパ、8f…下側二次ストッパ、8g…上側二次ストッパ、8h…下側一次ストッパ、9…嵌挿部、9a…回動中心部としての軸部、10…操作レバー。
Claims (2)
- 角柱状に形成されている嵌挿部及びその嵌挿部から延出形成された操作レバーを備えたレバー部と、
前記嵌挿部が嵌挿され、その嵌挿部に形成された回動中心部を回動可能に支持する回動支持部が形成された筒部を備えたコンタクトホルダと
を有するレバースイッチにおいて、
前記コンタクトホルダの筒部には、
前記操作レバーの一方向への回動操作に基づいて前記嵌挿部が前記回動中心部を回動中心として回動されたときに前記嵌挿部と係合することで該嵌挿部のそれ以上の回動を規制する一次ストッパと、
前記一次ストッパとは前記回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで反対側に設けられており、前記嵌挿部の回動に伴って前記嵌挿部と係合することで前記一次ストッパと協働して前記嵌挿部のそれ以上の回動を規制する二次ストッパと
が備えられていることを特徴とするレバースイッチ。 - 角柱状に形成されている嵌挿部及びその嵌挿部から延出形成された操作レバーを備えたレバー部と、
前記嵌挿部が嵌挿され、その嵌挿部に形成された回動中心部を回動可能に支持する回動支持部が形成された筒部を備えたコンタクトホルダと
を有するレバースイッチにおいて、
前記コンタクトホルダの筒部には、
前記操作レバーの一方向への回動操作に基づいて前記嵌挿部が前記回動中心部を回動中心として回動されたときに前記嵌挿部と係合することで該嵌挿部のそれ以上の回動を規制する一側一次ストッパと、
前記一側一次ストッパとは前記回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで反対側に設けられており、前記嵌挿部の回動に伴って前記嵌挿部と係合することで前記一側一次ストッパと協働して前記嵌挿部のそれ以上の回動を規制する一側二次ストッパと、
前記操作レバーの前記一方向とは反対の他方向への回動操作に基づいて前記嵌挿部が前記回動中心部を回動中心として回動されたときに前記嵌挿部と係合することで該嵌挿部のそれ以上の回動を規制する他側一次ストッパと、
前記他側一次ストッパとは前記回動中心部の回動軸を含む仮想水平面を挟んで反対側に設けられており、前記嵌挿部の回動に伴って前記嵌挿部と係合することで前記他側一次ストッパと協働して前記嵌挿部のそれ以上の回動を規制する他側二次ストッパと
が備えられていることを特徴とするレバースイッチ。
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