JP3762627B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気接続箱に関し、電装品への電源供給、制御および信号の送受信を行う電気接続箱に収容される内部回路のシールド性を確保すると同時に、電気接続箱の小型化を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車には電気接続箱が搭載され、電気接続箱の内部回路をワイヤハーネスや情報信号用の通信バスを介して自動車の各部に装着される各種電装品等と接続し、電源回路、制御回路、情報信号回路の分岐接続を集中的に行っている。通信制御を行う電気接続箱の内部回路は、種々の電子部品を多数実装したプリント基板を含んでいる場合もあり、これら電子部品の中にはマイコンも含まれる。
【0003】
マイコンは、通信制御等に伴うON/OFFを信号の入力の有無で行い、例えば、5Vの電流値を有する信号が入力されるとONし、0Vの信号、即ち、電流が入力されなければOFFする制御を行っている。この制御時に、制御用信号の信号送信用ラインが、周囲の電子機器等より生じるノイズの影響を受けると、ノイズ誘導による電流がマイコンへ入力されることがある。この場合、ノイズによる誘導電力がマイコンのポートに影響を与え、電位的に一定のしきい値を越えると、マイコンは入力ありと判断して誤作動するおそれがあり、電子部品、特に、マイコンを実装しているプリント基板はノイズに対するシールド性が非常に重要となっている。
【0004】
図5(A)(B)は、シールド性能を確保した従来のプリント基板1を示している。プリント基板1は、上面1aに回路形状に各種ラインを形成した導体2を設けると共に、マイコン3、トランジスター4等の各種電子部品、および、コンデンサー5や抵抗等の電気部品を実装している。また、下面1bには、裏面全体を被う面積を有しグランドレベルと接続されるアース用導体6を設け、プリント基板1の貫通孔1cを通じて、上面1a側の導体2とアース用導体6を中継線7で接続して、ノイズをアース用導体6で受け止めてグランドへ逃がし、ノイズによる影響を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した電子部品を搭載したプリント基板をジャンクションボックスからなる電気接続箱の内部に収容したものでは、通常、プリント基板をユニットケース内に収容した状態で電気接続箱の内部に収容されている。
しかしながら、上記のように、ユニットケース内にプリント基板を収容して電気接続箱の内部に収容すると、電気接続箱が大型化すると共に他の内部回路との接続形態が複雑となる問題がある。
【0006】
近時、自動車に搭載される電装品の増大に伴い電気接続箱は、大型化しており、そのため、室内側に搭載するジャンクションボックスの内部回路のうちエンジンルーム内の電装品の制御を行う回路を分割して、エンジンルーム内に搭載する電気接続箱を設ける提案が種々なされている。しかし、エンジンルーム内にも電装品は数多く存在するので、エンジンルーム内の電気接続箱も大型化する傾向を有している。
エンジンルーム内は、一般に配置スペース等が限定されており、そのためエンジンルーム内の電気接続箱の小型化が強く要望されている。よって、電子部品を実装したプリント基板を電気接続箱に収容する場合には、電気接続箱を小型化するために、プリント基板をケースに収容せずに、他の回路板と積層配置する構成とすることが望ましい。
【0007】
しかしながら、図5に示すように、プリント基板の一面に電子部品を実装し、他面にアース用導体を設けた構成では積層しにくい問題がある。
即ち、電子部品等を実装したプリント基板1の上面1aの上方へ他の回路体を積層させると、電子部品等は高さが夫々相違するため、これら電子部品等との干渉を避けるためには、上方へ配置する回路体との間のスペースをあける必要がある。一方、プリント基板1の上下面を逆にしてシールド用のアース用導体6を設けた面の上方に回路体を積層すると、アース用導体6が積層された内部に埋もれてしまい、シールド効果が減少し、ノイズを有効に遮断できなくなる問題がある。
【0008】
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、電気接続箱の内部回路として、プリント基板を一面側に積層した場合であっても、シールド性能を確保することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、自動車に搭載され、電源回路、制御回路、情報信号回路の分岐接続を行うジャンクションボックスからなる電気接続箱であって、
上記電気接続箱の内部回路の主体を、一面にのみ導体を設けると共に該導体を設けた側に電子部品を実装して導体と接続したプリント基板で構成し、
上記導体のうち信号送信用導体の両側にはアース用導体を設けて、信号送信用導体へのノイズをアース用導体でシールドする構成とし、かつ、上記アース用導体の幅を、上記信号送信用導体の幅よりも大とし、さらに、
上記実装する電子部品として通信制御用のマイコンを設け、該マイコンと上記信号送信用導体とを接続し、上記信号送信用導体は、通信制御用のCANバスおよびシリアル通信用の信号ライン、非同期シリアル送信を行うUART送信ラインからなる多重通信回路が含まれていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
【0010】
このように電気接続箱に内部回路の一部として収容されるプリント基板の一面に設けられた信号送信用導体の両側にアース用導体を配置すると、プリント基板の片面に必要な回路とシールド構造を集約することができる。
即ち、マイコン等の電子部品への信号の入力用等に使用される信号送信用導体の両側に並行してアース用導体を配置すると、信号送信用導体に対して何れの方向からノイズを受けても、アース用導体がノイズ遮断吸収して信号送信用導体へのノイズによる悪影響を防止できる。
【0011】
また、上記のように導体を設けた面に電子部品等を実装すると、反対側の導体を設けていない側の面はフラットになり、この面の上方に他の回路体を隙間をあけずに密に安定して積層することができ、電気接続箱の小型化を図ることができる。特に、エンジンルーム内に搭載されるジャンクションボックスでは、配置スペースが限られているため、小型化は有効である。さらに、アース用導体が外表面に露出するため、シールド機能を確保することができる。
【0012】
上記アース用導体の幅を、上記信号送信用導体の幅よりも大としている。
このようにアース用導体の幅を大とすると、ノイズを広い面積で受け止めることができシールド性能を一段と向上できる。なお、基板的に電位を安定させるため、基板に対するグランドをとるための電位的には0ボルトとなるグランド部を基板に設けると共に上記アース用導体の信号送信用導体と並行する部分の端部にグランド部を連続させることが好ましい。又、上記アース用導体でシールドされる信号用導体は、プリント基板に実装するマイコンと接続することが好適である。
【0013】
具体的には、上記電気接続箱の内部回路の主体を、絶縁板を介して積層する複数のプリント基板で構成し、該プリント基板のうちの一枚は上記電子部品を実装すると共に信号送信用導体及びアース接続用導体を設けたプリント基板とし、該プリント基板の導体を他のプリント基板の導体とジャンパーで接続し、かつ、上記アース接続用導体を設けた基板表面を最外面に位置させている。
また、エンジンルーム内に搭載し、室内側に搭載されるジャンクションボックスとワイヤハーネスを介して接続していると共に、エンジンルーム側に搭載するヘッドランプ類およびエンジン制御用ECUと上記信号送信用導体を通信バスを介して接続している。
【0014】
上記のように、電気接続箱の内部回路をプリント基板を主体として構成すると、従来用いられているバスバーの使用を最小限に押さえることができる。しかも、プリント基板を積層状態としてもシールド性を確保できるので、回路の信頼性を保証した状態で、内部回路が占める容積も小型化でき、それに伴い電気接続箱自体の大きさも小さくでき、コストの低減も図れる。
【0015】
なお、積層する場合は、層毎に適用電流値を相違させると、回路設計等が容易になるので好適である。例えば、下層は小電流用、中層は中電流用、上層は小電流用と分けるようにして、また、大電流用の層はプリント基板に導体とバスバーと取り付けて回路を構成することにより、負荷回路と電源供給回路等の配置を容易に形成することができる。なお、このような電流値別の積層をプリント基板で構成する場合は、各層のプリント基板の導体の厚みを適用電流値に対応させることが好ましく、小電流用であれば、導体の厚みを18μm以上35μm未満、中電流用では35μm以上70μm未満、大電流用では70μm以上400μm以下に設定するのが好適である。なお、各層を接続するジャンパーには、ジャンパー線、中継端子、FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)等を適用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明にかかる実施形態の電気接続箱10は、エンジンルーム(X)内に配置しており、室内(Y)側に配置するジャンクションボックス11とは別に設けている。
【0017】
上記エンジンルーム側の電気接続箱10は室内側のジャンクションボックス11とワイヤハーネスW/Hを介して接続していると共に、エンジンルーム側に搭載する各種電装品、即ち、ヘッド側のランプ類のON/OFF制御を行うと共に、エンジン関係の制御を行うECU(エンジンコントロールユニット)等との情報の通信制御を行っている。この通信制御のため、電気接続箱10内にはCANバスおよびシリアル通信用の信号ラインや、非同期シリアル送信を行うUART送信ラインによる多重通信回路を収容し、該回路を車室内のインストルメントパネルに取り付けた表示装置等にジャンクションボックス11を介さずに、直接、通信バスを介して接続している。
【0018】
電気接続箱10は、図2に示すように、ロアケース12内に内部回路として2枚のプリント基板13、14を絶縁板15を介在させて上下に積層し、上下のプリント基板13と14とを一側面に配置するジャンパー線16で接続している。ロアケース12にはアッパーケース17を被せてロック結合し、さらに、防水対策用のアッパーカバー18を被せて、該アッパーカバー18をロアケース12とロック結合している。
【0019】
積層状態から展開した状態を示す図3に示すように、プリント基板13、14は、いずれも、剛体の絶縁樹脂からなる基板20、21の片面にのみ導体22、23を設けた片面基板構成としている。本実施形態では、プリント基板13には、電源回路や、リレー回路部、ヒューズ回路部が形成されている。一方のプリント基板14には、通信制御用となる多重信号回路等が形成されている。
【0020】
図4(A)に示すように、プリント基板14は、基板21の一面側21aに、回路形状に適合するように回路用の各種ラインを形成した導体23をプリントしており、電子部品であるトランジスタ41、マイコン42等を導体23の所要箇所に半田付けして取り付けると共に、コンデンサー40、抵抗43等の各種電気部品も半田付けして所要の回路を形成している。なお、通信制御に用いられる各種信号は小電流値であるため、これらの信号が流れる導体23の厚みは35μmに設定している。
【0021】
マイコン42は、導体23における信号送信用導体で形成される各種信号の入出力用のラインと導通接続されており、図4(B)に示すように、これらラインの中には、通信制御のON/OFFを判断する入力信号および制御に伴う出力信号の通信バスの信号送信用ラインに該当するUART送信ライン23aや、自動車用LANに該当するCANバスおよびシリアル信号用の信号ラインに含まれてアース用導体に該当する信号アースライン23bが存在している。信号アースライン23bは、回路的にはグランドと接続され0Vの電位になっている。
【0022】
マイコン43への導通接続付近では、UART送信ライン23aと信号アースライン23bは、それぞれ並行に配置されてUART送信ライン23aの両側に信号アースライン23bを位置させると共に、信号アースライン23bのライン幅は、UART送信ライン23aより大きく設定して、信号アースライン23bが占める表面積を大きくしている。本実施形態では、図4(B)に示す箇所で、UART送信ライン23aのライン幅W1に対し信号アースライン23bのライン幅W2を大きく設定している。このようにして、周囲に発生するノイズを信号アースライン23bで受け止めて、通信バスのラインを流れる信号にノイズの影響を及ぼさないようにしている。
【0023】
なお、基板21には、グランドをとるために電位的に0ボルトにしているグランド部23fを周囲部21bや空きスペース21bに設けており、このグランド部23fと信号アースライン23bの端部とを連続させて、信号アースライン23bを電位的に0ボルトに安定させている。なお、基板21の一辺側21dには、他のプリント基板13との接続用に導体23の接続部23cを多数設けている。また、基板21の略対角線上には二つの位置決め穴21eも設けている。
【0024】
一方、他のプリント基板13は、図3に示すように、略正方形の基板20の下面20aに、厚さ70μmの回路形状に形成された導体22をプリントしており、上面20bには厚みのあるバスバー26を載置してハイブリット回路板としている。導体22は、自動車に搭載された各種電装品と接続される負荷回路を形成しており、負荷回路の適用電流値は大きいものとなっている。また、バスバー26は、バッテリーからの電源を供給する電源回路を主に形成しており、各所に下向きに屈折させた接続端子を設け、基板20を貫通して導体22と半田接続し、所要回路を形成している。なお、基板20の一辺側20cには、プリント基板14との接続用の接続部22aを設けており、略対角の位置には、二つの位置決め穴20dを設けている。
【0025】
さらに、プリント基板13に、バスバー26に上方へ屈折する圧接端子部26aを設ける一方、上面20bに圧接端子29を差し込んで下面20aの導体22と半田接続し、二つの端子を有するヒューズ30Aや三つの端子を有するマルチタイプのヒューズ31Bを接続可能にしている。また、ヒューズ以外には、リレー31を直接に導体22へ半田接続している。
【0026】
上記プリント基板13を被うアッパーケース17は、図1に示すように、プリント基板13へ接続するヒューズ用のヒューズ収容部17aを設けると共にコネクタ収容部17bを設け、該コネクタ収容部17bに挿入するコネクタ32の端子を、導体22と接続させて基板20より立設する端子端子33と雌雄嵌合接続させる構成としている。これらコネクタ収容部17bには、電源供給用のコネクタ32Aと負荷用のコネクタ32Bを接続している。
【0027】
上記プリント基板13、14の積層時に介在する絶縁板15は、図1にも示すように、該周縁に上下両面より周壁15aを突設し、これら周壁15aをリブ15bで補強している。また、下面にはプリント基板14を位置決めするピン15cを二本突設し、上面にはプリント基板13を位置決めするピン15dを二本突設している。
【0028】
次に、上記したプリント基板13、14を積層してジャンパー線16の接続により内部回路を形成する手順を説明する。
先ず、導体23を設けた一面21aを下方に向けたプリント基板14の上方に、絶縁板15を積層し、さらに、絶縁板15の上方に、導体22を設けた一面20aを下方に向けてプリント基板13を積層して形成している。この際、絶縁板15の下面15のピン15cをプリント基板14の位置決め穴21eに挿入すると共に、上面のピン15dもプリント基板13の位置決め穴20dに挿入して、絶縁板15を基準にして、プリント基板13とプリント基板14をそれぞれ位置決めしている。
【0029】
上記状態で、一端側にそれぞれ位置するプリント基板13の接続部22aとプリント基板14の接続部23cとをジャンパーとしてジャンパー線16により半田接続し、上下の所要回路を導通させている。なお、ジャンパー線16による接続は、プリント基板13およびプリント基板14が位置決めされているため、狭ピッチで並ぶ多数の接続箇所も容易に接続することができる。
【0030】
また、この積層状態では、プリント基板14の信号アースライン23bは、最外面となる下面側で表出しているため、シールド性能を妨げられることはなく、さらに、内部回路自体は積層化により高密度化されている。この形成された内部回路は、ロアケース12およびアッパーケース17の内部に収容された後、アッパーカバー18を被せて電気接続箱10を完成している。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、積層数は二層より多くしても可能であり、各層を大電流用、中電流用、小電流用と電流値毎に分けるようにしてもよい。この場合、プリント基板の導体の厚みは、大電流用であれば70μm以上400μm以下に、中電流用であれば35μm以上70μm未満、小電流用であれば18μm以上35μm未満として、電流値毎に最適な寸法に設定している。但し、この場合も信号アースラインを含む回路基板は、信号アースラインが最外面となるように最上層あるいは最下層に位置させることが必要である。また、各層のプリント基板を導通接続するジャンパーには、ジャンパー線以外にも、コ字形状や直線状の中継端子、FPC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)を使用してもよい。
【0032】
【発明の効果】
上記した説明より明らかなように、本発明の電気接続箱を用いると、実装する電子部品の干渉やシールド性の確保が困難なため、積層化が困難であったプリント基板を含む内部回路を積層化することができ、電気接続箱の小型化の推進に貢献することができる。しかも、積層化してもシールド性能は確保されているため、内部回路の信頼性も落とすことない。また、各層の内部回路をプリント基板で形成することにより、安価で内部回路を形成できるので電気接続箱にかかるコストも低減でき、各層を電流値別に分けるという配置も行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる電気接続箱の搭載箇所を示す自動車の全体図である。
【図2】 本発明の電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】 接続された一方のプリント基板と他方のプリント基板を展開した状態を示す斜視図である。
【図4】 (A)は電子部品等を実装するプリント基板の導体を設けた面の平面図、(B)はマイコンと導体の各種ラインとの導通接続箇所の拡大平面図である。
【図5】 従来の内部回路に含まれるプリント基板であり、(A)は上面図、(B)は底面図である。
【符号の説明】
10 エンジンルーム用電気接続箱
11 室内側ジャンクションボックス
12 ロアケース
13、14 プリント基板
15 絶縁板
16 ジャンパー線
17 アッパーケース
18 アッパーカバー
20、21 基板
22、23 導体
23a UART送信ライン
23b 信号アースライン
23f グランド部
42 マイコン

Claims (3)

  1. 自動車に搭載され、電源回路、制御回路、情報信号回路の分岐接続を行うジャンクションボックスからなる電気接続箱であって、
    上記電気接続箱の内部回路の主体を、一面にのみ導体を設けると共に該導体を設けた側に電子部品を実装して導体と接続したプリント基板で構成し、
    上記導体のうち信号送信用導体の両側にはアース用導体を設けて、信号送信用導体へのノイズをアース用導体でシールドする構成とし、かつ、上記アース用導体の幅を、上記信号送信用導体の幅よりも大とし、さらに、
    上記実装する電子部品として通信制御用のマイコンを設け、該マイコンと上記信号送信用導体とを接続し、上記信号送信用導体は、通信制御用のCANバスおよびシリアル通信用の信号ライン、非同期シリアル送信を行うUART送信ラインからなる多重通信回路が含まれていることを特徴とする電気接続箱。
  2. エンジンルーム内に搭載し、室内側に搭載されるジャンクションボックスとワイヤハーネスを介して接続していると共に、エンジンルーム側に搭載するヘッドランプ類およびエンジン制御用ECUと上記信号送信用導体を通信バスを介して接続している請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 上記電気接続箱の内部回路の主体を絶縁板を介して積層する複数のプリント基板で構成し、該プリント基板のうちの一枚は上記信号送信用導体の両側にアース用導体を設けた上記プリント基板とし、他のプリント基板の導体とジャンパーで接続している請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
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