JP3762526B2 - オーバープリント層を有する印刷物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に撥水性、耐摩擦性に優れた無色透明から乳白色のオーバープリントニス層を有する印刷物に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、印刷物の光沢を向上させ、また印刷物の皮膜を保護するため、オーバープリントニス(以下、「OPニス」ということもある)が使用されている。すなわち、印刷インキ各色(黄、紅、藍、墨等)を基材シートに印刷した後、その印刷物上に無色透明なOPニスを印刷している。しかし、従来のOPニスでは、印刷物にコーヒー、ジュース等の飲料物がこぼれたりすると、表面に汚れが付着し、印刷物にべた付きがなお残ったりした。また、従来のOPニスは、撥水性が不十分であるため、ポスター等のように、風雨にさらされると、印刷物の皮膜が侵されることがある。さらに、通常の印刷物は熱や、引っ掻き傷に対しても必ずしも十分な耐性を有していない。
これらの対策として、従来OPニスにポリエチレンワックスやシリーコン系の添加剤を配合することが行われているが、必ずしも満足し得る結果は得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、撥水性、耐摩耗性に優れた保護層により保護された印刷物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、基材シートと、この基材シートの少なくとも一部に設けられ、概念駆動型の認知が可能な情報を構成する印刷インキ皮膜と、この印刷インキ皮膜を含む印刷面を被覆して設けられた透明オーバープリント層とを備え、該透明オーバープリント層が、体積平均粒径が2ないし5マイクロメートルであるポリテトラフルオロエチレン粒子を全オーバープリントニス組成物の固形分(ポリテトラフルオロエチレン粒子を除く)を基準として20〜340重量%含有するオーバープリントニス組成物を塗布して設けられたものであることを特徴とする印刷物が提供される。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明のOPニス組成物において、ポリテトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」と略す)は、撥水性および耐摩耗性付与剤として作用する。PTFEは、粒子の形態で本発明のOPニス組成物に含められている。
【0005】
本発明において、PTFE粒子の粒径は、当該分野でよく知られているレーザー回折法、コールターカウンター法等により得られる体積平均粒径で表される。本発明において、PTFE粒子は、体積平均粒径が2〜5μmのものである。体積平均粒径が2μmに満たない場合は、OPニス皮膜の中にPTFE粒子がもぐり込んでOPニス皮膜上へ突出せず、耐摩擦性が低化する。また、体積平均粒径が5μmより大きい場合は、PTFE粒子のOPニスへの分散性が悪く流動性も劣化し、PTFE粒子が印刷機の版やブランケットへ堆積してしまう。使用する全PTFE粒子の45重量%以上の粒子が体積平均粒径2〜4μmを有することがさらに好ましい。
【0006】
また、PTFE粒子は、全OPニス組成物の固形分(PTFE粒子を除く)を基準として20〜340重量%の割合でOPニス組成物に配合される。PTFE粒子の含有量が固形分に対して20重量%より少ないと、撥水性、拭き取り性、耐摩擦性が十分に得られず、他方PTFE粒子の含有量が固形分に対して340重量%より多いと、耐パイリング性、レベリング性が不十分となる。PTFE粒子は、上記固形分に対して20〜120重量%の割合でOPニス組成物に添加されることがさらに好ましい。
【0007】
本発明において、OPニス組成物の上記固形分は、本発明のOPニス組成物に含まれる常温(20℃)で固体の成分であり、より具体的には、ビヒクルとして配合される各種樹脂、乾性油によって構成されるものであって、溶媒成分を除くものである。
【0008】
本発明に係るOPニスは、オフセット印刷方式、グラビア印刷方式もしくはシルクスクリーン方式等で塗工することができる。
【0009】
オフセット印刷方式で塗工する場合、本発明に係るOPニス組成物は、PTFE粒子を除き、ロジン変性フェノール樹脂、石油樹脂、アルキッド樹脂、またはこれら乾性油変性樹脂等の樹脂20〜80重量%、あまに油、桐油、大豆油等の乾性油0〜80重量%、ノルマルパラフィン、イソパラフィン、アロマチックハイドロカーボン、ナフテン、αーオレフィンまたはこれらの混合物等の溶剤0〜80重量%、ドライヤー、乾燥抑制剤等の添加剤1〜5重量%からなる(PTFE粒子を除き、合計100重量%)ことが好ましい。より好ましくは、樹脂1重量部に対して乾性油0.3〜4重量部を配合する。
【0010】
グラビア印刷方式で塗工する場合、本発明に係るOPニス組成物は、PTFE粒子を除き、アクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩化ゴム樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、ポリアミド樹脂およびセルロース樹脂からなる群の中から選ばれる少なくとも1種の樹脂20〜50重量%、およびトルエン、酢酸エチル、酢酸イソブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の溶剤50〜80重量%からなる(PTFE粒子を除き、合計100重量%)ことが好ましい。
【0011】
本発明に係るOPニス組成物を塗工するに当り、まず、基材シート上に概念駆動型の認知が可能な情報を構成する印刷インキ皮膜を基材シートの少なくとも一部に形成する。
【0012】
上記基材シートとしては、シート状で、印刷インキ受容性を有するものであれば任意のシートが利用できるが、中でも、パルプを主成分とする紙、合成樹脂を主成分とするプラスチックフィルム、あるいは合成樹脂を主成分としてその印刷インキ受容性を改善させた合成紙等が好ましく利用できる。
パルプを主成分とする紙としては、例えば、更紙、中質紙、上質紙等が利用できる。
【0013】
合成紙としては、例えば、無孔質のプラスチックフィルムの片面または両面に印刷インキ受容性の塗料を塗布しその塗布膜を形成して、印刷インキ受容性を改善させたものが利用できる。このようなプラスチックフィルムとしては、例えば、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム等が例示でき、また上記塗料としては、マット剤を含有するものが使用できる。マット剤としては、シリカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等が使用できる。
【0014】
また、この他、上記合成紙として、プラスチックフィルムを発泡させて微細な孔を多数設け、この微細孔によって印刷インキ受容性を改善させたもの、溶剤溶解性の微粉末を混合して製膜したプラスチックフィルムの上記微粉末を溶剤により溶解除去し、こうして除去された微粉末存在部位を微細な孔として、この微細孔によって印刷インキ受容性を改善させたもの、あるいは微粉末を混合して製膜したプラスチックフィルムを延伸し、この延伸によって微粉末とプラスチックとの間に微細な亀裂を生じせしめ、この微細な亀裂によって印刷インキ受容性を改善させたもの等が適用できる。
【0015】
なお、基材シートがその表面に粘土質の材料を合成樹脂バインダー中に分散させた塗被層を備えるものを使用することもできる。
このような粘土質の材料としては、例えば、タルク、クレー、カオリン等が例示でき、合成樹脂バインダーとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の各種合成樹脂が利用できる。なお、合成樹脂バインダーとしてポリオレフィンを利用する場合には、塗被層表面のポリオレフィンに酸化処理を施して、本発明のOPニスとの密着性を増大させることが望ましい。酸化処理としては、コロナ放電処理、火炎処理、オゾン処理等が利用できる。なお、上記塗被層は、その表面が平坦に構成されていることが望ましい。
【0016】
なお、かかる塗被層は、オーバープリント層が形成される面側に設けられていればよく、必ずしも基材シートの両面に設けられている必要はない。
上記基材シート上に形成される印刷インキ皮膜としては、周知の印刷技術に係るものが適用できる。例えば、シルクスクリーン印刷による印刷インキ皮膜、オフセット印刷による印刷インキ皮膜、凸版印刷による印刷インキ皮膜、グラビア印刷による印刷インキ皮膜、グラビアオフセット印刷による印刷インキ皮膜等であり、一色に限らず、多色の印刷インキで刷り重ねられた多層構造の印刷インキ皮膜であってよい。
【0017】
かかる印刷インキ皮膜は、基材シート全面に設けられる必要がなく、その一部に、概念駆動型の認知が可能な可視情報を構成する形状に設けられればよい。ここで、概念駆動型の認知が可能な可視情報とは、可視情報観察者の持つ既存の知識に基づいて上記情報が認知されるもので、もっぱら刺激駆動型の知覚に頼る可視情報(例えば、木目模様等の装飾模様等)と異なり、その印刷インキ皮膜の形状が意味を有し、この意味を認知することができるものをいい、主に、文字、記号(例えば、電話や郵便を意味する記号、天気図において使用される晴天や雨天を意味する記号、著作権や商標権を示す記号、地図において使用される鉄道の記号や等高線、芸能人等著名人の写真等)、あるいは建築物の間取り図に用いられる各種の符号や線等であり、通常、上記印刷物の価値を化体する。
本発明のOPニス組成物は、上記印刷方式により、印刷インキ皮膜を含む印刷面を被覆するように適用される。
【0018】
【実施例】
次に実施例により本発明を説明する。なお、以下の例中、「部」、「%」は重量基準である。
実施例1〜3
樹脂は固形であるため、使い易くするために溶剤、乾性油で溶解した。すなわち、ロジン変性フェノール樹脂40重量%、桐油40重量%、3号ソルベント(日本石油化学(株)製溶剤)20重量%を攪拌付き4つ口フラスコに仕込み、180℃で1時間かけ溶解し、くみ出しワニス(以下、ワニスAという)を調製した。
ワニスAに、ワックスとして、ポリエチレンワックス、シリコーンオイルまたはPTFE粒子((株)セイシン企業製FTワックスFT−301;体積平均粒径3.9マイクロメートル)を下記表1に示す比率で混合し、三本ロールで十分に分散練肉した後、ナフテン酸コバルトドライヤー0.3重量%、ナフテン酸マンガンドライヤー0.3重量%、乾燥抑制剤1重量%を混合した(表1には、ドライヤーおよび乾燥抑制剤の量は省略されている)。
【0019】
Figure 0003762526
【0020】
各ニス0.3ccを展色機(RIテスター)にてコート紙に印刷し常温で24時間放置後各試験を行った。
表中の試験法は以下の通りに行った。
(撥水性)
市販のコーヒーを印刷物に1滴垂らし、1分間後、布で拭き取った時の印刷物のべと付き度合いを以下の5段階基準で評価し、表1に表示した。
5:優れる;4:良好;3:普通;2:やや劣る;
1:劣る。
(耐摩擦性)
各印刷物をサザーランドラブテスターにより、2ポンドの荷重で20回擦り、印刷物の傷付き度合いを5段階評価で表示した。表示法は上記撥水性に同じ。
【0021】
実施例5〜7
メチルメタアクリレート/ブチルメタアクリレートを主とするアクリルポリオール22.5%、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂2.5重量%、トルエン37.5%、酢酸イソブチル17.5%、酢酸エチル15%、メチルイソブチルケトン2%、メチルエチルケトン3%を攪拌機付き4つ口フラスコに仕込み、50℃で溶解しワニス(以下、ワニスB)を調製した。
ワニスB100部に対して、ワックスとして、ポリエチレンワックス、シリコーンオイル、実施例1で使用したPTFE粒子を下記表2の割合で混合し、ディスパーで十分に分散した。
【0022】
Figure 0003762526
【0023】
各ワニスを小型グラビア校正機にてコート紙に印刷し、常温24時間放置後各試験を行った。表中の試験法は上記と同じである。
【0024】
実施例8
アクリル樹脂(ロームアンドハース社製パラロイドB66)25%、ダイアセトンアルコール30%、メチルプロピレングリコールアセテート30%、石油ナフサ(沸点160〜180℃)15%を攪拌機付き4ツ口フラスコに仕込み、80℃で2時間かけて樹脂を溶解し、ワニス(以下、ワニスCという)を調製した。
ワニスC100部に実施例1で使用したPTFE粒子5%(対樹脂比20重量%)及びレベリング剤としてアクリルオリゴマー(共栄社化学製商品名ポリフロー3)1%を配合し、高速ディゾルバーで30分攪拌により、均一分散された粘度46ポイズのスクリーン印刷用OPニスを得た。
このOPニス100部に対してブチロセロソルブ25部を添加し粘度調整を行い(粘度18ポイズ)、270メッシュナイロン版にてコート紙に印刷し、常温で24時間乾燥させて乾燥皮膜を得た。この皮膜の上記試験法による評価は、撥水性5、耐摩擦性5であった。
【0025】
実施例9
実施例8で得られたワニスCに、ワックスとして、実施例1で使用したPTFE粒子10%(対樹脂比40%)およびレベリング剤としてアクリルオリゴマー(共栄社化学製商品名ポリフロー3)1%を配合し、高速ディゾルバーで30分攪拌により、均一分散された粘度46ポイズのスクリーン印刷用OPニスを得た。
このOPニス100部に対してブチロセロソルブ20部を添加し粘度調整を行い(粘度18ポイズ)、270メッシュナイロン版にてコート紙に印刷し、常温で24時間乾燥させて乾燥皮膜を得た。この皮膜の上記試験法による評価は、撥水性5、耐摩擦性5であり、かつ、マット効果のある外観が得られた。
【0026】
比較例13
実施例8においてPTFEに代えてポリエチレンワックス(東洋ペトロライト社製商品名PWパウダーM2010)5%を添加した他は、実施例8と同操作により乾燥皮膜を得た。この皮膜の上記試験法による評価は、撥水性3、耐摩擦性3であった。
【0027】
実施例10〜13
基材シートとして、ポリエチレンフィルムの片面に、クレーをポリエチレンバインダーに混合して構成される塗被層を有するものを使用した。
この塗被層面の一部に、オフセット印刷法により、東洋インキ製造(株)製TSP超耐光性インキ(但し、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色で、これら各色の印刷インキ皮膜は一部で互いに重なって設けられている)を印刷して印刷インキ皮膜を形成した。なお、この印刷インキ皮膜は可視情報として地図の形状を有するものである。
次に、実施例1〜4に係る各ニスを、上記印刷インキ皮膜を被覆するように印刷して透明オーバープリント層を形成した。透明オーバープリント層の塗布方法としてはオフセット印刷法を採用した。また、その平均膜厚はPTFEワックス粒子の体積平均粒径(3.9マイクロメートル)より薄いものとした。
こうして得られた印刷物の透明オーバープリント層の上に市販の缶入りコーヒーを1滴垂らし、1分間後、布で拭き取って、印刷物表面の汚れの有無を肉眼で観察した。実施例9〜12のいずれの印刷物についても、表面の汚れは観察されなかった。
【0028】
実施例14〜16
基材シートとしてコート紙を使用した。
この基材シートの一部に、グラビア印刷法により、東洋インキ製造(株)製グラビアインキ(但し、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色)でグラビア印刷して印刷インキ皮膜を形成した。この印刷インキ皮膜は、可視情報として、文字、芸能人の顔写真を含む形状である。 次に、実施例5〜7に係る各ニスを、上記印刷インキ皮膜を被覆するように印刷して透明オーバープリント層を形成した。透明オーバープリント層の塗布方法としてはグラビア印刷法を採用した。また、その平均膜厚はPTFEワックス粒子の体積平均粒径(3.9マイクロメートル)より薄いものとした。
こうして得られた印刷物の透明オーバープリント層の上に市販の缶入りコーヒーを1滴垂らし、1分間後、布で拭き取って、印刷物表面の汚れの有無を肉眼で観察した。実施例13〜15のいずれの印刷物についても、表面の汚れは観察されなかった。
【発明の効果】
本発明の印刷物は、印刷物の撥水性、拭き取り性、耐摩擦性を向上させることができる。

Claims (2)

  1. 基材シートと、この基材シートの少なくとも一部に設けられ、概念駆動型の認知が可能な情報を構成する印刷インキ皮膜と、この印刷インキ皮膜を含む印刷面を被覆して設けられた透明オーバープリント層とを備えてなり、上記透明オーバープリント層が、体積平均粒径が2ないし5マイクロメートルであるポリテトラフルオロエチレン粒子を全オーバープリントニス組成物の固形分(ポリテトラフルオロエチレン粒子を除く)を基準として20〜340重量%含有するオーバープリントニス組成物を塗布して設けられたものであることを特徴とする印刷物。
  2. オーバープリントニス組成物が、ポリテトラフルオロエチレン粒子を除き、ロジン変性フェノール樹脂、石油樹脂、アルキッド樹脂またはこれらの乾性油変性樹脂から選ばれる少なくとも一種の樹脂20ないし50重量%、乾性油0ないし80重量%、および溶剤0ないし80重量%からなる請求項1記載の印刷物。
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