JP3762425B1 - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、簡単な構成により、1台の加工装置で、食品等の部材の切削、粉砕、撹拌等の加工を、手動でも、電動でも、任意に選択し行なえる経済的な加工装置を提供する。
【解決手段】手動により加工する際には、加工器具2の回転軸6にハンドル7を付けて、ハンドル7を介して回転軸6を回転させ、電動により加工する際には、回転軸6からハンドル7を外し、加工器具2を駆動器具3に装着支持させると共に、駆動軸23と回転軸6との間に継手4を介在させ、モータ24を介して回転軸6を回転させ、加工するようにしたものであり、継手4は、一側を加工器具2の回転軸6に取り付けるようにした第1の継手28と、一側を第1の継手28の他側に取り付けると共に、他側を駆動器具3のモータ24の駆動軸23に取り付けるようにした第2の継手29とで形成し、モータ24の回転力を回転軸6に伝達するようにした。
【選択図】図8

Description

本発明は、食品等の部材の切削、粉砕、撹拌等の加工を行なう加工装置に関するもの
で、詳しくは、1台の加工装置で、加工を手動でも、電動でも、任意に選択し行なえるよ
うにした加工装置に関するものである。
従来の食品等の部材の切削、粉砕、撹拌等の加工を行なう加工装置は、ハンドルを備
え、手回しで加工作業を行なう手動式のもの、およびモータを備え、モータを駆動させる
ことにより加工作業を行なう電動式のものが、それぞれある。そして加工作業に際しては
、短時間で多量のものを加工したいので電動式で行ないたい場合、また少量のものしか加
工しないので手動式で行ないたい場合、さらに部材の種類によっては、電動式は不適で、
手動式で加工したい場合など、加工目的や用途等に応じて、手動式のものが望まれたり、
電動式のものが望まれたりする。
しかし従来の加工装置では、手動式のものは手動のみの、電動式のものは電動のみの
加工しか行なうことができないため、1台の加工装置では、前述の各加工に対応した効果
的な加工を作業効率よく行なえない欠点があった。また同じ加工をするための手動式およ
び電動式の加工装置を、各1台ずつ保有するようにすれば、問題はないが、これは経済的
な観点から見て得策ではないという欠点があった。
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたもので、簡単な構成により、1
台の加工装置で、食品等の部材の切削、粉砕、撹拌等の加工を、手動でも、電動でも、任
意に選択し行なえるようにし、効果的な加工を作業性よく行なえる経済的な加工装置を提
供することを目的とする。
前記した問題を解決するための本発明の手段は、本体に設けられた回転軸の一側に、
この回転軸に手動による回転力を付与するためのハンドルを着脱自在に設け、前記回転軸
の他側に、回転されることにより部材を切削あるいは粉砕あるいは撹拌等の加工作用を行
なう回転体を設けると共に、この回転体により加工された部材を受け入れる容器を設けた
加工器具と、本体に、前記ハンドルを外した状態の前記加工器具を受け入れ装着支持する
ための基板を設けると共に、この基板に装着支持された状態にあるときの前記加工器具の
回転軸と軸方向に対向位置するように、駆動軸を配置させたモータを設けた駆動器具と、
この駆動器具に前記加工器具が装着支持された状態にあるとき、前記駆動器具のモータの
駆動軸と、前記加工器具の回転軸との間に取り付けられ、前記モータの回転力を前記回転
軸に伝達するよう設けられた継手とを備え、手動により加工する際には、前記加工器具の
回転軸に前記ハンドルを付けて、前記ハンドルを介して前記回転軸を回転させ、電動によ
り加工する際には、前記回転軸から前記ハンドルを外し、前記加工器具を前記駆動器具に
装着支持させると共に、前記駆動軸と前記回転軸との間に継手を介在させ、前記モータを
介して回転軸を回転させ、加工するようにしたものであり、前記継手は、一側を加工器具
の回転軸に取り付けるようにした第1の継手と、一側を前記第1の継手の他側に取り付け
ると共に、他側を駆動器具のモータの駆動軸に取り付けるようにした第2の継手とで形成
し、前記モータの回転力を前記回転軸に伝達するようにしたものである。
また、請求項2記載の加工装置は、請求項1記載の加工装置において、第2の継手は
、外周部に突出部を形成するようにしたものである。
また、請求項3記載の加工装置は、請求項1記載の加工装置において、駆動器具の駆
動軸は、駆動軸に凹部を設け、第2の継手は筒状体で、一側を第1の継手に、他側を前記
駆動軸にそれぞれ軸方向に摺動し合うように取り付けられると共に、前記駆動軸との互い
の回動を抑止するよう、前記駆動軸の凹部と軸方向に係合される突部を前記筒状体の内壁
面に設け、前記駆動軸と前記第1の継手に取り付ける際、一側に臨む前記突部を前記第1
の継手の端面に当接させ、前記第2の継手が前記第1の継手へ移動するのを規制するスト
ッパーとするようにしたものである。
また、請求項4記載の加工装置は、本体に設けられた回転軸の一側に、この回転軸に手動による回転力を付与するためのハンドルを着脱自在に設け、前記回転軸の他側に、回転されることにより部材を切削あるいは粉砕あるいは撹拌等の加工作用を行なう回転体を設けると共に、この回転体により加工された部材を受け入れる容器を設けた加工器具と、
本体に、前記ハンドルを外した状態の前記加工器具を受け入れ装着支持するための基板を設けると共に、この基板に装着支持された状態にあるときの前記加工器具の回転軸と軸方向に対向位置するように、駆動軸を配置させたモータを設けた駆動器具と、この駆動器具に前記加工器具が装着支持された状態にあるとき、前記駆動器具のモータの駆動軸と、前記加工器具の回転軸との間に取り付けられ、前記モータの回転力を前記回転軸に伝達するよう設けられた継手とを備え、この継手は、第1の継手と第2の継手とから構成され、手動により加工する際には、前記加工器具の回転軸に取り付けた前記第1の継手に前記ハンドルを付けて、前記ハンドルを介して前記回転軸を回転させ、電動により加工する際には、前記回転軸に取り付けた前記第1の継手から前記ハンドルを外し、前記加工器具を前記駆動器具に装着支持させると共に、前記駆動軸と前記回転軸に取り付けた前記第1の継手との間に前記第2の継手を介在させ、前記モータを介して回転軸を回転させ、加工するようにしたものである。
また、請求項5記載の加工装置は、請求項4記載の加工装置において、第2の継手は、外周部に突出部を形成するようにものである。
また、請求項6記載の加工装置は、請求項4記載の加工装置において、駆動器具の駆動軸は、駆動軸に凹部を設け、第2の継手は筒状体で、一側を回転軸に取り付けた第1の継手に、他側を前記駆動軸にそれぞれ軸方向に摺動し合うように取り付けられると共に、前記駆動軸との互いの回動を抑止するよう、前記駆動軸の凹部と軸方向に係合される突部を前記筒状体の内壁面に設け、前記駆動軸と前記回転軸に取り付けた前記第1の継手に取り付ける際、一側に臨む前記突部を前記回転軸に取り付けた前記第1の継手の端面に当接させ、前記第2の継手が前記回転軸に取り付けた前記第1の継手へ移動するのを規制するストッパーとするようにしたものである。

さらに、請求項7記載の加工装置は、請求項1乃至6記載の加工装置において、部材
はかつお節であり、加工作用は切削であり、加工器具はかつお節削り用であるようにした
ものである。
請求項1記載の加工装置によれば、加工装置を、部材を加工するための加工器具と、
この加工器具を装着支持させ、加工器具に電動による駆動力を付与する駆動器具と、駆動
器具の駆動軸と加工器具の回転軸との間に取り付けられる継手とから構成させ、手動によ
り加工する際には、加工器具の回転軸にハンドルを付けて、回転軸を回転させ、電動によ
り加工する際には、回転軸からハンドルを外し、加工器具を駆動器具に装着支持させると
共に、駆動軸と回転軸との間に継手を介在させ、モータを介して回転軸を回転させ、加工
するようにし、継手は第1および第2の継手で形成するようにしたため、簡単な構成によ
り、1台の加工装置で、食品等の部材の切削、粉砕、撹拌等の加工を、手動でも、電動で
も、任意に選択し行なうことができる。そのため部材の加工を行なう際、部材の加工時間
、部材の量、部材の種類等に対応して、手動あるいは電動いずれか適切な加工方法を選択
でき、加工を効果的に作業性よく行なうことができる。また同じ加工をするための手動式
および電動式の加工器具を各1台ずつ保有することも必要ないため、より経済的なものと
することができる。また第1、第2の継手により、加工装置の、手動による加工と電動に
よる加工の各加工の切換え操作を、簡単に行なうことができる。
また請求項2記載の加工装置によれば、第2の継手は、外周部に突出部を形成するよ
うにしたため、第2の継手の取り付け操作がし易く、取り付けを確実にでき、しかも手動
、電動の切換えを迅速に行なえる。
また請求項3記載の加工装置によれば、第2の継手は、駆動軸との互いの回動を抑止
するよう、駆動軸の凹部と係合する突部を設け、第2の継手の取り付けの際、この突部を
第1の継手に当接させ、第2の継手が第1の継手の方向へ不必要に移動するのを規制する
ストッパーとするようにしたため、第2の継手の、駆動軸および第1の継手に対する軸方
向の嵌合状態の位置決めが確実にでき、駆動力を確実に伝達できる。しかも回動を抑止す
る突部をより有効に活用できる。さらに、この突部は補強リブの作用をなし、第2の継手
を薄肉に形成でき、第2の継手の小形化をもはかれる。
また請求項4記載の加工装置によれば、加工装置を、加工器具と、駆動器具と、継手
とから構成させ、継手の取り付け、取り外しの操作により、加工装置を手動でも、電動で
も、任意に選択し使用することができるようにしたため、簡単な構成により、1台の加工
装置で、手動の加工、電動の加工を行なえ、加工を効果的に作業性よく行なえ、しかも経
済的に行なえる。
また請求項5記載の加工装置によれば、継手は、外周部に突出部を形成するようにし
たため、継手の取り付け操作がし易く、取り付けを確実にでき、しかも手動、電動の切換
えを迅速に行なえる。
また請求項6記載の加工装置によれば、継手は、駆動軸との互いの回動を抑止するよ
う、駆動軸の凹部と係合する突部を設け、継手の取り付けの際、この突部を回転軸に当接
させ、継手が回転軸の方向へ不必要に移動するのを規制するストッパーとするようにした
ため、継手の、駆動軸および回転軸に対する軸方向の位置決めが確実にでき、駆動力を確
実に伝達できる。しかも回動を抑止する突部をより有効に活用できる。さらに、この突部
は補強リブの作用をなし、継手を薄肉に形成でき、継手の小形化をもはかれる。
さらに請求項7記載の加工装置によれば、部材はかつお節であり、加工作用は切削で
あり、加工器具はかつお節削り用であるようにしたため、1台の加工装置である、かつお
節削り器で手動の加工、電動の加工を行なえ、加工を効果的に作業性よく行なえ、しかも
経済的に行なえる。
以下、本発明の加工装置を、かつお節削り器に適用した場合の一実施例について図面
に従って説明する。1は加工装置で、この加工装置1は加工器具2と、駆動器具3と、継
手4とを備えて構成する。そして前記加工器具2は食品等の部材を切削あるいは粉砕ある
いは撹拌等の調理などの加工作用を行なうものであり、実施例では、この加工器具2を、
かつお節削り器5に適用した場合を示している。つまり加工器具2である、かつお節削り
器5は、かつお節削り器5本体に設けられた回転軸6の一側に、この回転軸6に手動によ
る回転力を付与するためのハンドル7を着脱自在に設けている。このハンドル7の一側に
は、手で握る握り部8を設けると共に、他側には回転軸6のネジ部9にねじ込むためのネ
ジ穴10を設けてあり、ハンドル7はネジ部9にネジ穴10をねじ込むことにより、前記
のように回転軸6の一側にネジを介して着脱自在に設けられているものである。また回転
軸6の他側には、ヒンジ11を介して回動する材料押え部材12により押え付けられる、
かつお節13を載置し、回転されることにより、この部材14である、かつお節13の切
削を行なう刃15を備えた回転刃盤16からなる回転体17を設けている。この回転体1
7は、回転軸6の他側に設けたネジ部36にねじ込まれたナット37を介して回転軸6に
取り付けられている。18は回転刃盤16により切削された、かつお節13の切削片19
を受け入れる容器である。
また駆動器具3は、駆動器具3本体に、ハンドル7を外した状態の加工器具2、つま
り、かつお節削り器5を受け入れ支持するための支持部21を有する基板22を設けると
共に、この基板22の支持部21に着脱自在に支持された状態にあるときの、かつお節削
り器5の回転軸6と軸方向に対向位置するように、駆動軸23を配置させたモータ24を
設け構成している。また前記基板22に設けた支持部21は、かつお節削り器5が図3に
示す矢印の向きに挿入装着された際、かつお節削り器5の底面部と係合し合い、常時その
係合を保持されるように構成してある。25は電源スイッチで、26はモータ24を運転
、停止させるための運転スイッチである。
さらに継手4は、駆動器具3に、かつお節削り器5が装着支持された状態にあるとき
、駆動器具3のモータ24の駆動軸23と、かつお節削り器5の回転軸6との間に取り付
けられ、モータ24の回転力を回転軸6に伝達するよう設けられたものである。この継手
4は第1の継手28と第2の継手29とから構成する。そして第1の継手28は、外周を
六角形状に形成し六角部30を有する六角棒(外周の形状は六角形状に限らず、四角形、八角形等の多角形であればよい。)31に貫通穴32を設けると共に、この貫通穴32の一側に、回転軸6のネジ部9にねじ込むためのネジ穴33を設け構成させてある。
また第2の継手29は、一側に第1の継手28の外周の六角部30と軸方向に摺動自在
に嵌合する六角穴35を設けると共に、他側にモータ24の駆動軸23と軸方向に摺動自
在に嵌合する取付穴34を設け構成させてある。この取付穴34には駆動軸23に設けた
溝状の凹部27と軸方向に摺動自在に嵌合する突部20を設け、駆動軸23と第2の継手
29との互いの回動を抑止するようにし、駆動軸23の回転力を第1の継手28と第2の
継手29を介して回転軸6に付与できるようにしてある。38は突出部であり、第2の継
手29を手で操作する際、操作を容易にするように設けてある。
次いで、以上のように構成する加工装置の動作について説明する。まず加工器具2で
ある、かつお節削り器5を手動で加工する場合を説明する。つまり、かつお節削り器5の
回転軸6のネジ部9に、ハンドル7のネジ穴10をねじ込み、回転軸6にハンドル7を付
ける。そして回転体17である、刃15を備えた回転刃盤16の上面に、かつお節13を
載置すると共に、回転刃盤16の上方に位置した材料押え部材12により、かつお節13
を押え、握り部8を介してハンドル7を回転させ、回転軸6を回転させることにより、回
転刃盤16を図2の矢印の向きに回転させて、かつお節13を切削する。切削された、か
つお節13の切削片19は、回転刃盤16の下方に位置する容器18に受け入れられ加工
される。
また電動により加工する際には、かつお節削り器5の回転軸6のネジ部9とハンドル
7のネジ穴10とのネジ結合を緩め、回転軸6からハンドル7を外し、かつお節削り器5
を駆動器具3の基板22の支持部21に装着支持させる。同時に図4乃至図7に示すよう
に、第2の継手29の突部20と駆動軸23の凹部27を合わせ、駆動軸23へ第2の継
手29の取付穴34を嵌合させ、駆動軸23と第2の継手29とを軸方向に摺動自在に嵌
合状態にさせると共に、回転軸6のネジ部9に第1の継手28のネジ穴33をねじ込み、
回転軸6に第1の継手28を取り付ける。そして前記第2の継手29の六角穴35と、第
1の継手28の六角部30とを合わせ、第2の継手29を図4の矢印のように下方に摺動
させ六角穴35と六角部30とを嵌合させることにより、回転軸6と駆動軸23とは第1
、第2の継手28、29を介して連結され、駆動軸23の回転力を回転軸6に伝達可能な
状態とされる。なお、この場合、第2の継手29の六角穴35の端面と、第1の継手28
の他側の六角部30の端面とを当接させ、第2の継手29が、第1の継手28へ不必要に
移動するのを規制するストッパーとしている。つまり第2の継手29が駆動軸23から外
れたり、あるいは第1の継手28の下方に位置する加工器具2である、かつお節削り器5
に接触し干渉したりすることがないように、駆動軸23および第1の継手28に対する、
第2の継手29の軸方向の位置決めをすることにより、駆動力を確実に伝達できるように
しているものである。そして加工は、前記手動で加工する場合と同様、回転刃盤16の上
面に、かつお節13を載置すると共に、材料押え部材12により、かつお節13を押え、
しかる後、駆動器具3の電源スイッチ25を投入した後、運転スイッチ26を投入するこ
とによりモータ24を駆動させ回転軸6が回転され、回転刃盤16が回転し、かつお節1
3を切削する。そして切削片19は容器18に受け入れられ、加工される。加工が終了し
たら運転スイッチ26を停止させる。さらに、この後、手動で加工する場合には前述した
逆の操作をすればよい。
このように、この加工装置1は簡単な構成により、1台の加工装置1で、食品等の部
材14の加工を、手動でも、電動でも、任意に選択し行なうことができる。そのため部材
14の加工を行なう際、手動あるいは電動いずれか適切な加工方法を選択でき、加工を効
果的に作業性よく行なうことができる。また同じ加工をするための手動式および電動式の
加工器具を各1台ずつ保有することも必要ないため、より経済的なものとすることができ
る。
また同一部分に同一符号を付して示す図9乃至図13は、前述の実施例とは異なる他
の形態を示すものである。つまり前述の実施例では、ハンドル7の着脱手段は、ハンドル
7にネジ穴10を設け、回転軸6のネジ部9にねじ込み取り付けるようにしていた。しか
し、これは図9に示すように、ハンドル7にネジ穴10のかわりに、第1の継手28の六
角部30と軸方向に摺動し嵌合する六角穴40を設け、この六角穴40を介して六角部3
0へ嵌合あるいは取り外し着脱することにより、ハンドル7の着脱をするようにしてもよ
い。この場合、第1の継手28は手動、電動いずれの加工の場合でも、回転軸6に取り付
けたままの状態でよく、外す必要はない。これによりハンドル7の着脱操作がより簡単に
できる。なお、この場合、予め第1の継手28を回転軸6と一体成形し形成させれば、こ
の第1の継手28は不要とすることもできる。
また前述の実施例では、第2の継手29を、駆動軸23と第1の継手28に取り付け
る際、第2の継手29が第1の継手28方向へ不必要に移動するのを規制するために、第
1の継手28の端面に、第2の継手29の六角穴35の端面を当接させていた。しかし、
これは図10乃至図12に示すように、全体として略筒状体に形成する第2の継手29の
筒状体の内壁面、つまり取付穴34の内壁面から六角穴35の一部内壁面に沿って、駆動
軸23との互いの回動を抑止するよう、駆動軸23の凹部27と軸方向に係合される突部
20を設け、第2の継手29を、駆動軸23と第1の継手28に取り付ける際、この突部
20を第1の継手28の端部に当接させ、この突部20を、第2の継手29が第1の継手
28方向へ不必要に移動するのを規制するストッパーとするようにしてもよい。これによ
り、突部20を、回動の抑止作用とストッパー作用とに有効に活用できる。なお駆動軸2
3の凹部27は、略かまぼこ形に形成され、突部20もこれに対応し、略かまぼこ形に形
成してある。これは前述の図6に示すような形状でもよく、要は駆動軸23と第2の継手
29とが、互いに回動を抑止するような形状であればよい。
また第2の継手29は、図9乃至図13に示すように、外周部にフランジ状の突出部
38を設けることにより、手39で操作する際、操作を容易にすることができ、取り付け
を確実にできる。この突出部38は全周に連続して設けることなく、外周部に間欠的に設
けるようにしてもよい。
なお前述の実施例では、第2の継手29は電動による加工の際に、モータ24の駆動
軸23に取り付けるようにしたが、使用、不使用に拘らず常に駆動軸23に装着させてお
くようにしてもよい。図示しないが、この装着手段は例えば、第2の継手29のモータ2
4側に臨む端部にマグネットを貼付固定させ、このマグネットの作用力で駆動器具3の適
宜箇所に保持させ、電動により加工する際には、このマグネットの作用力に抗して第2の
継手29を外し、下方に摺動させ、第1の継手28に嵌合させるようにしてもよい。また
他の手段として、駆動軸23と第2の継手29に各々溝を設け、これら各溝を対向位置さ
せた後、この溝と溝にまたがって板バネを挿入し、この板バネの弾性力により第2の継手
29を落下することなく駆動軸23に常時、摺動自在に保持するようにしてもよい。これ
により第1、第2の継手28、29の取付操作をより容易にすることができる。
さらに前述の実施例では、第1の継手28を六角棒31で構成させたが、これは六角
棒31に限定するものでなく、四角棒等でもよく、これに対応して第2の継手29の六角
穴35をこれらに対応した形状とすればよい。要は第1、第2の継手28、29は駆動軸
23と回転軸6との間で、第2の継手29が軸方向に摺動し且つ第1、第2の継手28、
29により回転力を伝達できる構成であれば、他の種々の形態をとってもよい。また前述
の実施例では、加工器具2は、かつお節削り器5に適用した場合を示したが、かつお節削
り器5に限定するものでなく、回転体17を他の種々の形態にすることにより、例えばミ
キサー、野菜等のスライサー等、他の加工器具に適用できることは勿論である。
本発明の加工装置の一実施例を示す、加工器具の要部のみは断面で示した使用状態の正面図である。 図1の加工器具の使用状態を説明する分解斜視図である。 図1の駆動器具と加工器具の装着状態を説明する斜視図である。 図1の駆動器具と加工器具とを連結する継手の、取付過程を説明する要部の概略断面図である。 図4の継手の取付状態を示す要部の概略断面図である。 図5のA−A線に沿って切断した概略断面図である。 図5のB−B線に沿って切断した概略断面図である。 図1の加工器具の概略縦断面図である。 図2の加工器具とハンドルの形態が異なる加工器具の使用状態を説明する分解斜視図である。 図5の継手と異なる形態を示す、継手の取付状態を示す要部の概略断面図である。 図10のC−C線に沿って切断した概略断面図である。 図10の第2の継手の、右側半分のみを断面で示す概略断面図である。 図12の第2の継手を手で操作する状態を説明する概略斜視図である。
符号の説明
1 加工装置
2 加工器具
3 駆動器具
4 継手
5 かつお節削り器
6 回転軸
7 ハンドル
14 部材
17 回転体
22 基板
23 駆動軸
24 モータ

Claims (7)

  1. 本体に設けられた回転軸の一側に、この回転軸に手動による回転力を付与するためのハンドルを着脱自在に設け、前記回転軸の他側に、回転されることにより部材を切削あるいは粉砕あるいは撹拌等の加工作用を行なう回転体を設けると共に、この回転体により加工された部材を受け入れる容器を設けた加工器具と、
    本体に、前記ハンドルを外した状態の前記加工器具を受け入れ装着支持するための基板を設けると共に、この基板に装着支持された状態にあるときの前記加工器具の回転軸と軸方向に対向位置するように、駆動軸を配置させたモータを設けた駆動器具と、
    この駆動器具に前記加工器具が装着支持された状態にあるとき、前記駆動器具のモータの駆動軸と、前記加工器具の回転軸との間に取り付けられ、前記モータの回転力を前記回転軸に伝達するよう設けられた継手とを備え、
    手動により加工する際には、前記加工器具の回転軸に前記ハンドルを付けて、前記ハンドルを介して前記回転軸を回転させ、電動により加工する際には、前記回転軸から前記ハンドルを外し、前記加工器具を前記駆動器具に装着支持させると共に、前記駆動軸と前記回転軸との間に継手を介在させ、前記モータを介して回転軸を回転させ、加工するようにしたものであり、
    前記継手は、一側を加工器具の回転軸に取り付けるようにした第1の継手と、一側を前記第1の継手の他側に取り付けると共に、他側を駆動器具のモータの駆動軸に取り付けるようにした第2の継手とで形成し、前記モータの回転力を前記回転軸に伝達するようにしたことを特徴とする加工装置。
  2. 第2の継手は、外周部に突出部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  3. 駆動器具の駆動軸は、駆動軸に凹部を設け、第2の継手は筒状体で、一側を第1の継手に、他側を前記駆動軸にそれぞれ軸方向に摺動し合うように取り付けられると共に、前記駆動軸との互いの回動を抑止するよう、前記駆動軸の凹部と軸方向に係合される突部を前記筒状体の内壁面に設け、前記駆動軸と前記第1の継手に取り付ける際、一側に臨む前記突部を前記第1の継手の端面に当接させ、前記第2の継手が前記第1の継手へ移動するのを規制するストッパーとするようにしたことを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  4. 本体に設けられた回転軸の一側に、この回転軸に手動による回転力を付与するためのハンドルを着脱自在に設け、前記回転軸の他側に、回転されることにより部材を切削あるいは粉砕あるいは撹拌等の加工作用を行なう回転体を設けると共に、この回転体により加工された部材を受け入れる容器を設けた加工器具と、
    本体に、前記ハンドルを外した状態の前記加工器具を受け入れ装着支持するための基板を設けると共に、この基板に装着支持された状態にあるときの前記加工器具の回転軸と軸方向に対向位置するように、駆動軸を配置させたモータを設けた駆動器具と、この駆動器具に前記加工器具が装着支持された状態にあるとき、前記駆動器具のモータの駆動軸と、前記加工器具の回転軸との間に取り付けられ、前記モータの回転力を前記回転軸に伝達するよう設けられた継手とを備え、この継手は、第1の継手と第2の継手とから構成され、
    手動により加工する際には、前記加工器具の回転軸に取り付けた前記第1の継手に前記ハンドルを付けて、前記ハンドルを介して前記回転軸を回転させ、電動により加工する際には、前記回転軸に取り付けた前記第1の継手から前記ハンドルを外し、前記加工器具を前記駆動器具に装着支持させると共に、前記駆動軸と前記回転軸に取り付けた前記第1の継手との間に前記第2の継手を介在させ、前記モータを介して回転軸を回転させ、加工するようにしたことを特徴とする加工装置。
  5. 第2の継手は、外周部に突出部を形成するようにした請求項4記載の加工装置。
  6. 駆動器具の駆動軸は、駆動軸に凹部を設け、第2の継手は筒状体で、一側を回転軸に取り付けた第1の継手に、他側を前記駆動軸にそれぞれ軸方向に摺動し合うように取り付けられると共に、前記駆動軸との互いの回動を抑止するよう、前記駆動軸の凹部と軸方向に係合される突部を前記筒状体の内壁面に設け、前記駆動軸と前記回転軸に取り付けた前記第1の継手に取り付ける際、一側に臨む前記突部を前記回転軸に取り付けた前記第1の継手の端面に当接させ、前記第2の継手が前記回転軸に取り付けた前記第1の継手へ移動するのを規制するストッパーとするようにしたことを特徴とする請求項4記載の加工装置。
  7. 部材はかつお節であり、加工作用は切削であり、加工器具はかつお節削り用であることを特徴とする請求項1乃至6記載の加工装置。
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