JP2000325242A - 食品粉砕装置 - Google Patents

食品粉砕装置

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JP2000325242A
JP2000325242A JP11142600A JP14260099A JP2000325242A JP 2000325242 A JP2000325242 A JP 2000325242A JP 11142600 A JP11142600 A JP 11142600A JP 14260099 A JP14260099 A JP 14260099A JP 2000325242 A JP2000325242 A JP 2000325242A
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crushing
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 工具等を特別に用いることなく、迅速・容易
に粉砕刃体を駆動軸に対して取付け・取外し可能とする
食品粉砕装置を提供する。 【解決手段】 電動機の駆動軸に、一対の係止突起5
c,5cを突設したアタッチメント5を取付けるととも
に、粉砕刃体6のボス部6bには、前記アタッチメント
5の円筒部5bが嵌挿される嵌挿孔7と、前記係止突起
5c,5cが挿通する挿通孔8,8と、前記挿通孔8,
8に挿通した係止突起5c,5cが係合する係合溝9,
9とを形成し、前記係止突起5c,5cを挿通孔8,8
に挿通した状態で、前記粉砕刃体6を回動して、前記係
止突起5c,5cを係合溝9,9に係合させることによ
り、前記粉砕刃体6をアタッチメント5を介して駆動軸
4aに共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付けるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形状の食品(例
えば、茶葉,乾燥野菜,コーヒー豆等)を粉末状に粉砕
するために使用する食品粉砕装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固形状の食品、例えば、茶葉,乾
燥野菜,コーヒー豆等を粉末状に粉砕するために使用す
る食品粉砕装置は、例えば、被粉砕物(粉末状に粉砕す
る食品)を収容するための収容室と、前記収容室内に駆
動軸を突出させた電動機等の駆動源と、前記駆動軸の先
端部に取付けられて収容室内の被粉砕物を回転しながら
粉末状に粉砕する粉砕刃体(カッター)とを備えて概略
構成されている。
【0003】そして、被粉砕物を粉砕刃体の回転によっ
て粉末状に粉砕する場合は、収容室内に被粉砕物を収容
した状態で、操作スイッチを操作(投入)して前記電動
機等の駆動源を駆動し、その駆動軸の先端部に取付けた
粉砕刃体を回転させることにより、前記被粉砕物を粉末
状に粉砕する。
【0004】前記粉砕刃体は、粉砕する食品の種類に応
じて刃の形状を変更したり(粉砕刃体の交換)、収容室
内及び粉砕刃体自体の清掃(特に、粉砕する食品の種類
を変更する場合には、異なる食品の粉末等が混在するの
を防ぐ目的で行う)を迅速・容易に行ったりできるよう
に、前記駆動軸に対して取外し可能に取付けられる構造
であることが望ましい。
【0005】そして、前記駆動軸の先端部に粉砕刃体を
取外し可能に取付ける構造としては、例えば、図7
(a)で示すように、駆動軸101の先端部にねじ部1
01aを形成し、前記駆動軸101の段部101bに粉
砕刃体102を当接させた状態で、前記ねじ部101a
にナット103を螺着することにより、駆動軸101に
粉砕刃体102を抜脱不能に取付けたり、図7(b)で
示すように、駆動軸111の先端部に形成したねじ部1
11aに粉砕刃体112のボス部112aを螺着するこ
とによって、駆動軸111に粉砕刃体112を取付けた
りする構造が採用されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような粉砕刃体の取付け構造においては、粉砕刃体の交
換や、収容室内及び粉砕刃体自体の清掃等を行う都度、
駆動軸のねじ部にナット、あるいは、ボス部を螺合させ
たり、前記螺合を解除したりしなければならなかったの
で、前記粉砕刃体の駆動軸への取付け・取外し作業には
多大な手間と時間がかかり、極めて面倒であった。
【0007】また、前記粉砕刃体の駆動軸への取付け・
取外し作業に際しては、駆動軸のねじ部とナットとを螺
合させたり、前記螺合を解除したりするために、スパナ
等の工具を必要としたり、粉砕刃体の取付け・取外し時
に駆動軸が回転するのを阻止して、作業を迅速に行える
ようにするために、何らかの手段(駆動軸の後端側をド
ライバー等が嵌合可能な形状に加工する等)を講じたり
する必要があった。
【0008】更に、前記駆動軸に形成したねじ部は、一
般に、駆動軸の回転中にナット、あるいは、ボス部との
締付が強まる方向に螺設されている、即ち、ナット、あ
るいは、ボス部との締付が緩まないように構成されてい
ることが多く、食品粉砕装置の使用後に、駆動軸から粉
砕刃体を取外す(ねじ部とナット、あるいは、ボス部と
の螺合を解除する)場合には、前記粉砕刃体が駆動軸に
強固に締着・固定されているため、相当な力を必要とす
ることはもとより、粉砕刃体に近接してナット等の取付
け・取外しを行っていたので、手,指等を怪我するおそ
れがあり、作業は安全上問題があった。
【0009】本発明は、前記種々の問題点に鑑み、工具
等を特別に用いることなく、迅速・容易に粉砕刃体を駆
動軸に対して取付けたり、取外したりすることが可能な
食品粉砕装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、収容室内に収容した被粉砕物を回転しな
がら粉砕する粉砕刃体と、前記粉砕刃体を回転駆動する
駆動源とを備えた食品粉砕装置において、前記駆動源の
駆動軸にはアタッチメントを取付け、前記アタッチメン
トを介して粉砕刃体を、駆動源の駆動軸に共動回転可能
に、かつ、取外し可能に取付けるようにしたことを特徴
とする。
【0011】また、前記駆動源の駆動軸に取付けたアタ
ッチメントには、複数の係止突起を突設するとともに、
前記アタッチメントに取付けられる粉砕刃体のボス部に
は、前記アタッチメント本体が嵌挿される嵌挿孔と、ア
タッチメントの複数の係止突起が挿通する複数の挿通孔
と、前記挿通孔に挿通した係止突起が係合する係合溝と
を形成したことを特徴とする。
【0012】更に、前記係合溝は、ボス部の上端面に、
挿通孔の位置から駆動軸に回転方向に向かって所定の角
度範囲で、かつ、所定の深さ寸法で、前記挿通孔と連続
して凹設したことを特徴とする。
【0013】また、前記粉砕刃体には、食品粉砕装置を
反転させたときに、収容室を覆うようにして取付けられ
る蓋体と当接して、粉砕刃体がアタッチメントから抜脱
するのを阻止することが可能な長さで、つまみ状の抜脱
阻止部を形成したことを特徴とする。
【0014】本発明は、電動機の駆動軸に取付けたアタ
ッチメントの係止突起を粉砕刃体のボス部に形成した挿
通孔に挿通し、かつ、前記ボス部に挿通孔と連続して形
成した係合溝に係合させることにより、前記粉砕刃体
を、工具等を使用したり、特別に力を必要としたりする
ことなく、ほぼ1動作で、前記アタッチメントを介して
電動機の駆動軸に、迅速・容易に取付けることが可能と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、例
えば、緑茶等の茶葉を粉末状に粉砕するお茶挽き機に実
施した例について、図1ないし図6により説明する。図
1において、1はお茶挽き機のケーシングであり、その
上部には、被粉砕物(粉末状に粉砕する茶葉)を収容す
る椀状で金属製の収容室2が設けられている。3は前記
収容室2の開口部を覆うようにしてケーシング1の内周
面に取外し可能に嵌着される蓋体である。3aは前記蓋
体3の収容室2と対向する面に膨出形成した膨出部であ
る。
【0016】4はお茶挽き機の駆動源となる電動機で、
前記収容室2下部のケーシング1内に防振・防音対策を
施した状態で設置されている。4aは前記電動機4の駆
動軸で、収容室2の底部を貫通して該収容室2内に突出
しており、前記収容室2内に突出する先端部には、アタ
ッチメント5が取付けられている。6は前記収容室2内
に収容される被粉砕物(茶葉)を高速回転しながら粉末
状に粉砕するための粉砕刃体を示し、前記アタッチメン
ト5を介して駆動軸4aに共動回転可能に取付けられ
る。
【0017】つづいて、図2を参照しながら、前記アタ
ッチメント5の構成について説明する。前記アタッチメ
ント5は、駆動軸4aの先端部に形成したねじ部4bと
螺合する金属製のナット5aをインサート成形して、断
面形状を逆T字状となした合成樹脂製の円筒部5bと、
前記円筒部5bの上端側に所定の長さ寸法で、互いに相
反する方向(図2の左右方向)に向けて突設した一対の
係止突起5c,5cとを備えて構成されている。
【0018】次に、図3を参照しながら、前記アタッチ
メント5を介して駆動軸4aに共動回転可能に取付けら
れる粉砕刃体6の構成について説明する。前記粉砕刃体
6は、両端部を互いに相反する方向(図3(b)の上下
方向)に曲成して形成した金属製のカッターブレード6
aと、前記カッターブレード6aの中央部に形成した合
成樹脂製のボス部6bとを備えて構成されている。
【0019】前記ボス部6bには、前記アタッチメント
5の円筒部5bが嵌挿される嵌挿孔7、前記アタッチメ
ント5の一対の係止突起5c,5cが挿通する挿通孔
8,8、前記挿通孔8,8を通ってボス部6b上端面側
に突出する係止突起5c,5cが係合する係合溝9,9
がそれぞれ次のように形成されている。
【0020】即ち、前記嵌挿孔7は、前記ボス部6bの
中央部に、その上下方向(図3(c)の上下方向)に沿
って、前記アタッチメント5の円筒部5bの外径寸法よ
り僅かに径大となして穿孔されている。
【0021】また、前記挿通孔8,8は、前記嵌挿孔7
と連通可能に、180°の角度間隔を保ち、かつ、図3
(a)の左右方向に向かって所定の深さ寸法(係止突起
5c,5cより僅かに大きめの寸法)で、ボス部6bの
上下方向(図3(c)の上下方向)に沿って穿設されて
いる。
【0022】更に、前記係合溝9,9は、ボス部6bの
上端面を、前記挿通孔8,8の位置から例えば、駆動軸
4aの回転方向(本発明においては図3(a)の反時計
方向)に向かって、所定の角度範囲で、かつ、所定の深
さ寸法(図3(b)の上下方向)で凹設することによっ
て、図3(c),(d)で示すように、前記挿通孔8,
8と連続して形成されている。
【0023】なお、図3において、11は嵌挿孔7の上
方においてその前後方向(図3(c)の左右方向)を橋
絡する円弧状の橋絡部であり、その上部にはつまみ11
aが突設されている。前記つまみ11aは、その長さ寸
法を、ケーシング1を反転させたときに、蓋体3の膨出
部3aと当接することにより、粉砕刃体6がアタッチメ
ント5から抜脱するのを阻止できる長さに設定する。
【0024】次に、図4ないし図6を参照しながら、前
記粉砕刃体6をアタッチメント5に取付ける場合につい
て説明する。はじめに、図4で示すように、収容室2内
に突出する駆動軸4a先端部に螺着したアタッチメント
5の上方から、粉砕刃体6を、そのボス部6bに穿孔し
た嵌挿孔7と前記アタッチメント5の円筒部5b、並び
に、前記嵌挿孔7と連通可能に形成した挿通孔8,8と
前記円筒部5bに突設した係止突起5c,5cとをそれ
ぞれ位置合わせした状態で、前記アタッチメント5に被
着する。
【0025】この結果、図5で示すように、前記アタッ
チメント5の円筒部5bは、粉砕刃体6のボス部6bに
穿孔した嵌挿孔7を貫通し、かつ、円筒部5bに突設し
た係止突起5c,5cは、前記ボス部6bに形成した挿
通孔8,8を通って、それぞれボス部6bの上端面側に
突出する。
【0026】つづいて、前記のようにアタッチメント5
の係止突起5c,5cをボス部6bの上端面側に突出さ
せた状態で、粉砕刃体6を図5に矢印で示す時計方向に
回動し、前記係止突起5c,5cを図6(a),(b)
で示すように、粉砕刃体6のボス部6b上端面に凹設し
た係合溝9,9に係合させ、前記係合溝9,9の挿通孔
8,8と反対側に位置する端面9a,9aと当接させ
る。
【0027】これにより、前記粉砕刃体6は、図6
(a),(c)で示すように、前記係合溝9,9下側に
位置する係止段部10,10を、アタッチメント5の係
止突起5c,5cと当接させることによって、アタッチ
メント5の上方に抜脱するのを防いだ状態で、前記アタ
ッチメント5に取外し可能に取付けることができる。
【0028】次に、収容室2内に収容した被粉砕物(茶
葉)を、粉砕刃体6を回転させて粉末状に粉砕する場合
は、前記のようにして粉砕刃体6をアタッチメント5に
取付けた後、収容室2内に被粉砕物(茶葉)を収容し、
図1で示す如く、前記収容室2の開口部を覆うようにし
て蓋体3をケーシング1の内周面に被着する。
【0029】つづいて、図示しない操作スイッチを操作
(投入)して電動機4を駆動し、その駆動軸4a先端部
に螺着したアタッチメント5を、図6(a),(b)に
おける反時計方向に回転させることにより、前記アタッ
チメント5を介して駆動軸4aに共動回転可能に取付け
た粉砕刃体6を高速回転させ、収容室2内の被粉砕物
(茶葉)を前記粉砕刃体6のカッターブレード6aによ
り、粉末状に粉砕する。
【0030】この時、前記駆動軸4aは、電動機4の駆
動により、その先端部に螺着したアタッチメント5を図
6(a),(b)における反時計方向に回転する結果、
前記アタッチメント5の係止突起5c,5cは、粉砕刃
体6のボス部6bに形成した係合溝9,9の端面9a,
9aと当接した状態で、前記駆動軸4aの回転を粉砕刃
体6に伝達し、前記粉砕刃体6を良好に回転させること
ができる。
【0031】次に、前記粉砕刃体6をアタッチメント5
から取外す場合は、つまみ11aを摘んだ状態で、粉砕
刃体6を図6(a),(b)の反時計方向に回動して、
アタッチメント5の係止突起5c,5cと、粉砕刃体6
のボス部6bの係合溝9,9との係合を解除する。
【0032】この後、前記係止突起5c,5cとボス部
6bの挿通孔8,8とを合致させた状態で、粉砕刃体6
を上方に持ち上げて、そのボス部6bの嵌挿孔7から円
筒部5bを、挿通孔8,8から係止突起5c,5cを、
それぞれ引き抜くことによって、前記粉砕刃体6をアタ
ッチメント5から取外す。
【0033】前記のように、本発明においては、電動機
4の駆動軸4aに、アタッチメント5を介して粉砕刃体
6を共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付けるよう
にしたので、前記粉砕刃体6の駆動軸4aへの取付け・
取外し作業は、工具等を特別に使用することなく、ほぼ
1動作で、迅速・容易に行うことができる。
【0034】従って、収容室2内や粉砕刃体6自体の清
掃等も円滑に行うことができるので、例えば、粉砕する
茶葉を変更する場合には、前記収容室2内に残存した
り、粉砕刃体6自体(特にカッターブレード6aの裏面
等)に付着したりしている粉末状の茶葉を良好に除去す
ることが可能となり、この結果、異なる種類の茶葉が混
合する等の問題を確実に防ぐことができる。
【0035】また、アタッチメント5の係止突起5c,
5cを係合溝9,9に係合し、前記係止突起5c,5c
と、前記係合溝9,9下側に位置する係止段部10,1
0とを当接させることにより、前記粉砕刃体6はアタッ
チメント5に対して上方への抜脱を防いだ状態で取付け
ることができる。
【0036】更に、前記粉砕刃体6をアタッチメント5
から取外す場合は、係止突起5c,5cと係合溝9,9
との係合を解除し、前記係止突起5c,5cを挿通孔
8,8と合致させた状態で、粉砕刃体6をアタッチメン
ト5の上方に引き抜くことにより、特別に力を必要とす
ることなく、容易に取外すことができる。
【0037】また、前記係止突起5c,5cが係合する
係合溝9,9を、ボス部6bの上端面に凹設したことに
より、粉砕刃体6のアタッチメント5への取付け・取外
しに際しては、上面から視認しながら係止突起5c,5
cと挿通孔8,8との位置合わせや、係止突起5c,5
cと係合溝9,9との係合及び係合解除を行うことがで
きるので、大変利便である。
【0038】なお、本発明においては、アタッチメント
5の係止突起5c,5cと、粉砕刃体6のボス部6bの
係合溝9,9とを係合させ、前記係止突起5c,5cを
係合溝9,9の端面9a,9aに当接させた状態で、電
動機4を駆動して、茶葉を粉末状に粉砕するようにした
例により説明したが、これに限定されるものではなく、
図5で示すように、係止突起5c,5cを挿通孔8,8
に挿通してボス部6bの上方に位置させた状態で電動機
4を駆動するようにしてもよい。
【0039】即ち、図5で示す状態で、電動機4を駆動
して、その駆動軸4aに螺着したアタッチメント5を図
5の反時計方向に回転させることにより、前記アタッチ
メント5の係止突起5c,5cを、係合溝9,9に係合
してその端面9a,9aと当接させ、この状態で、粉砕
刃体6に前記アタッチメント5を介して駆動軸4aの回
転を伝達し、前記粉砕刃体6と駆動軸4aとを共動回転
させるようにしても、同様の効果を得ることができる。
【0040】なお、本発明は、緑茶等の茶葉を粉末状に
粉砕する例について説明したが、これに限定することな
く、乾燥野菜やコーヒー豆等の固形状の食品を粉砕する
場合にも使用することができることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、電動機の
駆動軸に取付けたアタッチメントを介して、粉砕刃体を
前記駆動軸に共動回転可能に、かつ、取外し可能に取付
けるようにしたので、前記粉砕刃体の駆動軸への取付け
・取外し作業は、前記アタッチメントを介することによ
り、工具やナット、ねじ部材等を使用することなく、ほ
ぼ1動作で、迅速・容易に行うことができるとともに、
粉砕刃体によって手,指等を怪我することもない。
【0042】また、前記粉砕刃体がアタッチメントに取
外し可能に取付けられるように構成されていても、前記
粉砕刃体は、アタッチメントの係止突起を、粉砕刃体の
ボス部に形成した係合溝に係合させ、その端面に当接さ
せることにより、駆動軸の回転が確実に伝達されて回転
するとともに、前記係止突起を係合溝に係合させ、前記
係止突起と係合溝下側に位置する係止段部とを当接させ
ることにより、アタッチメントに上方への抜脱を防いだ
状態で取付けることができるので、前記回転動作中にア
タッチメントから抜脱するようなことは全くない。
【0043】更に、前記粉砕刃体をアタッチメントから
取外す場合は、アタッチメントの係止突起と粉砕刃体の
ボス部に形成した係合溝との係合を解除し、前記係止突
起をボス部に形成した挿通孔と合致させることにより、
特別に力を必要とすることなく、かつ、駆動軸の回転を
阻止するための手段を特別に講じることなく、簡易に取
外すことが可能となる。
【0044】また、係止突起が係合する係合溝を、粉砕
刃体のボス部上端面に、挿通孔と連続して凹設したこと
により、係止突起と挿通孔の位置や、係止突起と係合溝
との係合状態を上方から視認しながら、粉砕刃体のアタ
ッチメントへの取付け・取外し作業が行えるので、大変
利便である。
【0045】更に、粉砕刃体は、ケーシングを反転させ
たときに、そのつまみが蓋体の膨出部に当接することに
より、アタッチメントから抜脱するのを良好に防ぐこと
ができるので、蓋体をケーシングから取外すときに、粉
砕刃体がアタッチメントから外れた状態となっていた
り、傾斜した状態となっていたりすることによって、
手,指等を怪我するという問題を確実に回避することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品粉砕装置の要部断面図である。
【図2】アタッチメントの縦断面図である。
【図3】(a)は粉砕刃体の平面図、(b)は粉砕刃体
の縦断正面図、(c)は粉砕刃体の縦断側面図、(d)
は粉砕刃体の要部を切り欠いて示す斜視図である。
【図4】粉砕刃体をアタッチメントに取付ける動作を説
明するための説明図である。
【図5】粉砕刃体をアタッチメントに被着した状態を示
す斜視図である。
【図6】粉砕刃体をアタッチメントに取付けた状態を示
す図で、(a)は要部を切り欠いて示す斜視図、(b)
は平面図、(c)は縦断正面図である。
【図7】(a),(b)はそれぞれ従来の粉砕刃体を駆
動軸に取付ける動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2 収容室 4 電動機 4a 駆動軸 5 アタッチメント 5b 円筒部 5c 係止突起 6 粉砕刃体 6a カッターブレード 6b ボス部 7 嵌挿孔 8 挿通孔 9 係合溝 10 係止段部 11a つまみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23F 5/08 A23F 5/08 A23L 1/212 A23L 1/212 B Fターム(参考) 4B016 LE02 LG05 LT08 4B027 FB01 FB21 FC10 FE02 FP69 FQ04 4B048 PE01 PE02 PS02 4B053 AA01 BA02 BB02 BC01 BD05 BD13 BD20 BF03 BF11 BK60 BL02 4D065 CA06 CB03 CC04 DD12 EB07 EC09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容室内に収容した被粉砕物を回転しな
    がら粉砕する粉砕刃体と、前記粉砕刃体を回転駆動する
    駆動源とを備えた食品粉砕装置において、前記駆動源の
    駆動軸にはアタッチメントを取付け、前記アタッチメン
    トを介して粉砕刃体を、駆動源の駆動軸に共動回転可能
    に、かつ、取外し可能に取付けるようにしたことを特徴
    とする食品粉砕装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動源の駆動軸に取付けたアタッチ
    メントには、複数の係止突起を突設するとともに、前記
    アタッチメントに取付けられる粉砕刃体のボス部には、
    前記アタッチメント本体が嵌挿される嵌挿孔と、アタッ
    チメントの複数の係止突起が挿通する複数の挿通孔と、
    前記挿通孔に挿通した係止突起が係合する係合溝とを形
    成したことを特徴とする請求項1記載の食品粉砕装置。
  3. 【請求項3】 前記係合溝は、ボス部の上端面に、挿通
    孔の位置から駆動軸に回転方向に向かって所定の角度範
    囲で、かつ、所定の深さ寸法で、前記挿通孔と連続して
    凹設したことを特徴とする請求項2記載の食品粉砕装
    置。
  4. 【請求項4】 前記粉砕刃体には、食品粉砕装置を反転
    させたときに、収容室を覆うようにして取付けられる蓋
    体と当接して、粉砕刃体がアタッチメントから抜脱する
    のを阻止することが可能な長さで、つまみ状の抜脱阻止
    部を形成したことを特徴とする請求項1記載の食品粉砕
    装置。
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