JP3836102B2 - 壁孔穿孔器 - Google Patents
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Description
本発明は、電気器具等を取付けるために小判形の壁孔を開ける穿孔器に関するものである。
従来から、電気器具のスイッチ、コンセントを取付けるための壁孔を穿孔するのに、人力用の引きノコ等が用いられているが、部屋数の多い新築の建物等で多数の壁孔を穿孔するには、引きノコでは多大の労力を要するだけでなく非能率である。したがって、ハンデイドリルにチャッキングする回転軸で駆動する穿孔刃を備えた穿孔器が用いられている。
例えば、透孔の周縁に端面が当接するカバー体と、該カバー体の内側に収容されこのカバー体の端面より前方に向けて回転しながら突出し、前記透孔を壁材に穿孔する穿孔刃を有するものが公知である(特許第3163392号公報参照)。
また、前記公報の発明に関連し、未来工業株式会社(大垣市)の98年電設資材総合カタログp39に、ボックス穴をあけるSBホルソーが示されている。図15は、その概要を示す斜視図であり、穿孔具37は、カバー体38の内部に回転軸39で回転される回転体42を備え、回転体42は尖端41を有するセンター軸40周りに回転する穿孔刃43を設けている。そして、回転軸39をハンデイタイプドリル46にチャッキングして回転させながらカバー体38を壁材44に当接し、回転体42を押し出しながら、穿孔刃43で壁材44に円形孔45を開口するようにしたものである。
ところで、電気器具には、コンセントのように長方形や小判形孔の穿孔を必要とするものがある。小判形の孔を穿孔するには、上下に円孔を穿孔し、該円孔の連接部を引きノコで切落せばよいが、2個の円孔をあけることおよび連接部を切落すことは煩雑であり、欠点とされていた。
特許第3163392号公報
未来工業株式会社「電設資材総合カタログ」1998年発行
解決しようとする課題は、壁材に小判形の壁孔を一度で穿孔することができる穿孔器を提供することである。
前端部を垂直に開放し、一外測にハンドルを突設した長方形箱体の外部ケース内に、前後移動自在に前部開放の長方形箱体の内部ケースを設ける。前記外部ケースの前方に内部
ケースストッパを垂設する。前記内部ケースの中央部を前後に貫通するとともに、前端部の錐先が前記内部ケースストッパを貫通し、後端部が前記外部ケースを貫通し後方に突出させ回転軸を軸支する。
ケースストッパを垂設する。前記内部ケースの中央部を前後に貫通するとともに、前端部の錐先が前記内部ケースストッパを貫通し、後端部が前記外部ケースを貫通し後方に突出させ回転軸を軸支する。
前記回転軸をその中心部に貫通に固着しチエーンスプロケットを前記内部ケースの中央部に設け、このチェーンスプロケットの両側にかみ合わせ、前記内部ケースストッパより内周縁が大きな小判形軌跡にブシュチェーンを配設する。また、前記内部ケースの前部に、前記回転軸が水平に貫通し前記ブシュチエーンの内周縁より小形にした内部ケース前面板を垂直に固定する。前記内部ケースストッパと内部ケース前面板の間に前記回転軸を挿通させ圧縮コイルスプリングを配設する。
前記外部ケースの前端部には、垂直な前端開放面を前記内部ケースストッパの前面に倣わせた透明フードを外嵌し突設する。前記ブシュチェーンに基端部を固着し、前記内部ケースの前方移動に伴い前端の刃部が前記透明フードの前端より突出する複数の穿孔刃を設ける。
また、前記内部ケース前後移動のガイドにするためと、切取り片の空転を防ぐために、後端部を前記外部ケースの後面板に固着し、前記内部ケースの上、下部を平行に貫通するとともに、前端部の尖り端が前記内部ケースストッパから突出する内部ケース案内ロッドを備えるものにした。
また、穿孔時の切り屑を落下させるため、前記透明フードの下辺部に切欠き部を設け、
前記複数の穿孔刃は、、前記ブシュチェーンの略上下対称位置に1本ずつと左右対称位置に1本ずつ設けた。
前記複数の穿孔刃は、、前記ブシュチェーンの略上下対称位置に1本ずつと左右対称位置に1本ずつ設けた。
本発明の壁孔穿孔器は、回転軸の後部をハンデイドリルにチャッキングし、左手でハンドルを握り右手でハンデイドリルを持ち、透明フードの前端面を壁材に当接して駆動すると、ブシュチェーンが小判形軌跡で内部ケース内を周回する。このように周回させながら、圧縮コイルスプリングの弾力に抗し内部ケースを前方に移動させると、ブシュチェーンから前方に突設した複数の穿孔刃が透明フードから前方に突出し、壁材に小判形の孔を一度で穿孔することができる。そして、透明フードを壁材から離すと、圧縮コイルスプリングの復元力によって、前記内部ケースを自動的に後退させ、穿孔刃を透明フードの前端面から引っ込ませることができる。
また、前記外部ケースの前端部に外嵌固定した透明フードは、穿孔刃の穿孔状態の観察を可能にし、的確な穿孔に効果がある。そして、透明フードの下辺部を切欠くことにより、穿孔中に発生する切り屑を簡単に落下させ、透明フード内を清浄に保つことができる。
また、内部ケースストッパの表面に突出した尖り端は、壁材に刺り込むことによって、穿孔の際に切取り片が空転するという不具合を回避することができる。そして、ブシュチーエンに穿孔刃を略上下対称位置に1本ずつと略左右対称位置に1本ずつ設けることにより、穿孔刃の壁材切取り抵抗がバランスするので、スムースな穿孔作業が可能になる。
前端を垂直面に開放する長方形箱体の外部ケースは薄鋼板で成形し、透明フードは透明プラスチックを角型バンド状に成形し、外部ケースの前端部に接着剤で固定する。前記外部ケース内に前後移動自在に収容する前部開放の長方形箱体の内部ケースは、薄鋼板製にする。この内部ケース内に設ける小判形軌跡で周回するブシュチェーンカら複数の穿孔刃を前方へ水平に突設し、前記内部ケース中央部に軸支するチェーンスプロケットの回転により前記ブシュチェーンを周回させる。
ブシュチエーンの周回は、前記チェーンスプロケットの中心部を前後に貫通し固定するとともに、外部ケースの後方に突出させた回転軸の後端部に、ハンデイドリルをチャッキングし回転軸を回転して行う。そして、透明フードの前端面を壁材表面の所定位置に当接し、前記回転軸を回転しながら前方に移動すると、前記穿孔刃の前端部が透明フード前端面より前方に突出し、小判形軌跡で周回するブシュチェーンによって壁材に小判形の孔が穿孔されるように構成する。
また、前記内部ケースストッパと内部ケースとの間に設ける圧縮コイルスプリングは、常時内部ケースを後方に押圧し、透明フードを壁材から離すと、前記内部ケースの前方移動により圧縮されていた圧縮コイルスプリングが延び、自動的に前記内部ケースが後方に移動するようにした。
実施例は、縦95mm、幅50mmのコンセントを取り付ける小判形の壁孔を開ける穿孔器である。図1はその使用時の斜視図であって、1は壁孔穿孔器、2は一外側(実施例は右側)にハンドル2bを水平に突設した外部ケースである。ハンドル2bは左手で握るのに適当な長さと太さの中空プラスチックの円筒で、基端部が外部ケース2の右側面に接着されている。外部ケース2は、厚2mmの薄鋼板で高さ120mm、幅75mm、奥行57mmの長方形箱体に成形され、前端を垂直面に開放している。3は透明フードであり、透明プラスチック板で四角形バンドに成形し、前端面を外部ケース2の前端から前方に30mm突出させ、後部を外部ケース2の前端部に外嵌し、接着剤で固着している。透明フード3は、壁材に当接させるため前端面を垂直にし、下辺部に切り屑を落下させる幅10mmの切欠き部4を設けている。
5は後述する内部ケースストッパ、6は回転軸、7は圧縮コイルスプリング、10は公知のハンデイタイプドリルである。ハンデイタイプドリル10は、回転軸6にチヤッキングして穿孔する駆動源であり、導電線を必要としない蓄電池格納型のものである。10aは、トリガタイプのスイツチで、ハンデイタイプドリル10の回転数を無段階に変化させることができる。11は、せっこうボード、ベニヤ板、合成合板等の壁材である。6aは、内部ケースストッパ5の中央に設けられた回転軸貫通孔、6cは回転軸6の前端部に形成した錐先、16は穿孔刃である。
図2を参照し説明すると、5は内部ケースストッパであり、上端部および下端部にそれぞれ貫通させた内部ケース案内ロッド8および9の前端部にナット5aで固定され、中央部に回転軸貫通孔6aを設け、大きさがブシュチーエン13の内周縁よりも小形にしている。例えば、高さ83mm、幅40mm、厚さ4mmの鋼板製である。12は内部ケースであり、外部ケース2と相似形に2mm厚の薄鋼板で前部開放の長方形箱体に成形し、外部ケース2内に収容している。内部ケース12の寸法の一例は、奥行26mm、高さ112mm、前幅70mmである。14は内部ケース12に固定した内部ケース前部板であり、外形が内部ケースストッパ5と同じである。
図3は外部ケース2の要部分解斜視図であり、後面板2aの縦方向中央部の上部および下部内面に、それぞれ前述の内部ケース案内ロッド8および9の後端部を固定し、前端部を前方へ真直ぐに透明フード3の前端面の直前方に突設している。35は内部ケース案内ロッド8、9の前端に形成した尖り端であり、穿孔時に壁材に刺さり、切取られた壁材の空転を止めるものである。ナット5aは、前述の内部ケースストッパ5を前後に挟み、内部ケース案内ロッド8、9に螺着し、内部ケースストッパを内部ケース案内ロッド8、9に固定している。
図4は、要部を縦断し内部の構造を示す側面図である。6は回転軸であり、内部ケース12の後面板12aの裏面中心部に固定された軸受15に軸支されている。16は穿孔刃、7は圧縮コイルスプリングである。圧縮コイルスプリング7は、回転軸6が挿通し内部ケースストッパ5と内部ケース前部板14(図5参照)との間に設けられ、内部ケース12を常時後方に押圧している。
図5は、図4の要部縦断の側面図であり、2は外部ケース、3は透明フード、5は内部ケースストッパ、6は回転軸、7は圧縮コイルスプリング、12は内部ケースである。内部ケース12は、その上部と下部の中央を貫通する内部ケース案内ロッド8、9に沿って前後に移動自在になっている。17は中心部に回転軸6が前後に貫通し固定されたチエーンスプロケットであり、その両側にブシュチェーン13がかみ合っている(図7参照)。23は、回転軸6にチーエンスプロケット17を固定しているナットである。
19、20は、ブシュチェーン13を小判形軌跡に周回させるチェーン懸回片であり、ブシュチエーン13が内部ケース12の内側面に接触しないように、スペーサ18を介し内部ケース12の後部内面中央の上部と下部に、小ねじ21、21を貫通させ、ナット22、22で固定されている。小ねじ21、21は、その前端部に内部ケース前部板14をナット22、22の間に挟み固定している。内部ケース前部板14の中心部には、回転軸6が前後に貫通する回転軸貫通孔6eを設けている(図6参照)。
図6は、図5A−A線矢視の縦断面図であり、外部ケース2、回転軸6、圧縮コイルスプリング7、内部ケース案内ロッド8、9、内部ケース12、内部ケース前部板14は、既に説明したものである。穿孔刃16は、ブシュチエーン13の上辺部と下辺部に固定し、前方に水平に突出している。図6における穿孔刃16は上下の中心間隔は、前述したように縦95mm.幅5mmのコンセントを取付ける孔を開口するので、95mmである。穿孔刃16を略左右対称位置にも設ける場合は、P1、P2位置に設ける。33はブシュチーエンの外リンク、33aは同じく内リンクであり、幅が8.26mmである。
図7は、図5B−B線矢視の縦断面図である。前述のブシュチーエン13は、基準ピッチ9.525mm、リンク数28、呼び番号06Bのものである。チエーンスプロケット17は、ピッチ円直径が51.8mm、歯数17、厚さが4.5mmで、中心部に回転軸6が前後貫通に固定されている。チーエンスプロケット17の両側にかみ合わされたブシュチエーン13の内リンクは内幅が5.72mmなので、前述した厚さ4.5mmのチーンスプロケット17にブシュチーエン13は支障なくかみ合うものである。
また、ブシュチーエン13のリンク幅は8.26mmなので、チーエンスプロケット17にかみ合った状態におけるブシュチーエン13の内周縁の左右間隔が、51.8mm−8.26mm=43.54mmになっている。したがって、図6における内部ケース前部板14は幅を40mmにすれば、周回時にブシュチーエン13の内周縁と干渉することがない。チエーン懸回片19、20は、ブシュチーエン13の周回をスムースにするために両肩部をそれぞれ円弧に切落し、内部ケース12内に上下対称に配設されている。
図7における穿孔刃16の配設位置は、略上下対称位置に1本ずつと、左右対称位置に1本ずつ、計4本をブシュチェーン13に設けている。すなわち、穿孔刃16をブシュチーエン13のリンクピン8本目毎に1本を固定している。この穿孔刃16の配置は、穿孔時の切削抵抗がバランスし、好適な配置である。
ハンデイドリル10を右手で持ち回転軸6を前方に移動させると、図8のように、内部ケース12が前方に移動し、回転軸6が内部ケースストッパ5を貫通し、錐先6cが壁材11の所定穿孔箇所に刺さり込み、圧縮コイルスプリング7が圧縮される。そして、穿孔刃16が内部ケースストッパ5の前方に突出して壁材11に進入し、先端刃34が小判形孔を穿孔する。圧縮コイルスプリング7が最短に圧縮されると、内部ケース12の前方移動が止まり、穿孔刃16の切込み深さが最大になる。穿孔刃16の壁材への最大切込み量は、穿孔刃16の長さと、圧縮コイルスプリング7の圧縮最短寸法によって決まる。
実施例の穿孔刃16は、ブシュチーエン13の前面から35mm突出し、先端が透明フード3の前端面から22mm後方に位置している。内部ケース12を前方に38mm移動させると、穿孔刃16の先端は透明フード3の前端から38mm―22mm=16mm突出し壁材を穿孔する。せっこうボード製品のJIS規格A6901によると、厚さ9.5mm、12.5mmおよび15mmが示されている。したがって、本発明の穿孔器は、せつこうボードに対し穿孔が可能である。
つぎに、図9は、ハンドルを省略した図8C−C線矢視の縦断面図である。図8のように、軸受15が4本のリベット25で内部ケース12の裏面中央部に固定され、内部ケース12の上部および下部の中央部に、それぞれ内部ケース案内ロッド8および9が貫通している。21は、前述のチェーン懸回片19および20を固定している小ねじである。
図10は一部分の分解斜視図である。前述したスペーサ18は、後端面が内部ケース12の後部内面に当接し、前端面がチェーン懸回片19の後面に当接し、ブシュチェーン13が内部ケース12の後部内面に接触せずに周回できるように設けている。チェーン懸回片19は、突弧外周がチェーンスプロケット17の歯底円の円弧であり、ブシュチェーン13のブシュに摺接するようになっている。27は内部ケース案内ロッド8の貫通孔であり、28はチェーン懸回片19を固定する小ねじ21のボルト孔、26はばね座金である。
次に、図11に示すように、回転軸6は、中間部のねじ部6dをチェーンスプロケット17中心部の雌ねじに螺着し、ナット23で固定している。回転軸6は、ねじ6dから前方を小径部6bにし、先端を壁材に刺さり込む錐先6cにしている。24はチェーンスプロケット17中心部の片ボスである。
穿孔刃16は、図12、図13に示すように、基部につば部29を形成し、その後方を直軸部30にし、先端部を先端刃34にしている。そして、前方から直軸部30をブシュチェーン13のリンクピンを抜き取ったブシュ32のピン孔36に挿通し、ブシュチーエン13の後面に突出した端部をかしめ止め31(図5参照)している。このとき、先端刃34の刃線をブシュチェーン13の右側進行方向周回方向aに沿わせている。穿孔刃16は、先端刃34の斜面を研磨することによって研ぎ直すものである。
図14は、圧縮コイルスプリング7の斜視図である。実施例は円錐形コイルばねを使用し、自然長Lが72mm、巻数7.5、線径1mm、基端部外径が27mm、先端部外径が20mmである。最大圧縮量は50mmであり、装着時には初期圧縮量5mmを与えて内部ケースストッパ5と内部ケース前面板14の間に装着している。
部屋数の多い建築物における電気配線工事等において、ハンデイドリルに回転軸をチャッキングして回転し、本発明の壁孔穿孔器を壁材に当接し回転軸を前方に移動するという簡単な操作で、多数の小判形壁孔を能率的に穿孔するのに好適である。
1 壁孔穿孔器
2 外部ケース
2a 外部ケース後面板
3 透明フード
4 下辺切欠き部
5 内部ケースストッパ
6 回転軸
6a 回転軸貫通孔
6c 錐先
6e 回転軸貫通孔
7 圧縮コイルスプリング
8 内部ケース案内ロッド
9 内部ケース案内ロッド
10 ハンデイタイプドリル
11 壁材
12 内部ケース
13 ブシュチェ−ン
14 内部ケース前部板
15 軸受
16 穿孔刃
17 チェ−ンスプロケット
19 チェーン懸回片
20 チェ−ン懸回片
23 ナット
27 案内ロッド貫通孔
29 つば部
34 先端刃
35 尖り端
2 外部ケース
2a 外部ケース後面板
3 透明フード
4 下辺切欠き部
5 内部ケースストッパ
6 回転軸
6a 回転軸貫通孔
6c 錐先
6e 回転軸貫通孔
7 圧縮コイルスプリング
8 内部ケース案内ロッド
9 内部ケース案内ロッド
10 ハンデイタイプドリル
11 壁材
12 内部ケース
13 ブシュチェ−ン
14 内部ケース前部板
15 軸受
16 穿孔刃
17 チェ−ンスプロケット
19 チェーン懸回片
20 チェ−ン懸回片
23 ナット
27 案内ロッド貫通孔
29 つば部
34 先端刃
35 尖り端
Claims (4)
- 前端面が垂直開放面で、一外測にハンドルを突設した長方形箱体の外部ケースと、この外部ケース内に前後移動自在に収容した前部開放の長方形箱体の内部ケースと、前記外部ケースの前方に垂設した内部ケースストッパと、前記内部ケースの中央部を前後に貫通して軸支するとともに、前端部の錐先が前記内部ケースストッパを貫通し、後端部が前記外部ケースを貫通し後方に突出した回転軸と、この回転軸の中間部に中心部を固着したチェーンスプロケットと、このチエーンスプロケットの両側にかみ合い前記内部ケースストッパよりその内周縁を大きくし小判形軌跡に配設したブシュチエーンと、前記内部ケースの前部に前記ブシュチエーンの内周縁より小形でその中心部に前記回転軸が水平に貫通する垂直な内部ケース前面板と、前記内部ケースストッパと内部ケース前面板との間に配設し前記回転軸が挿通する圧縮コイルスプリングと、垂直な開放前端面を前記内部ケースストッパの前面に倣わせ、後端部を前記外部ケース前端部に外嵌固着した透明フードと、前記ブシュチエーンの前面に基端部を固着し、前記内部ケースの前方移動に伴い前端部が前記透明フードの前端面より突出する複数の穿孔刃と、を備えた壁孔穿孔器。
- 前記外部ケースの後面板に後端部を固定し、前記内部ケースの上、下部を平行に貫通するとともに、前端部の尖り端が前記内部ケースストッパーから突出する内部ケース案内ロッドを備えている請求項1記載の壁孔穿孔器。
- 前記透明フードが、下辺部に切欠き部を設けている請求項1、2記載の壁孔穿孔器。
- 前記穿孔刃が、前記ブシュチェーンの略上下対称位置に1本ずつと略左右対称位置に1本ずつを設けている請求項1、2又は3記載の壁孔穿孔器。
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JP2003390012A JP3836102B2 (ja) | 2003-11-19 | 2003-11-19 | 壁孔穿孔器 |
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2003
- 2003-11-19 JP JP2003390012A patent/JP3836102B2/ja not_active Expired - Fee Related
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