JP3758953B2 - スキュー補正装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスキュー補正装置に関し、特にデータ伝送の受信側における位相ずれであるスキュー量を小さくするスキュー補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来の最も基本的なパラレルデータ伝送システムを示すブロック図である。図において、送信部10と受信部11との間の複数の伝送チャネル12−1〜12−5を介して、データDATA0〜DATA3とバイトクロック信号CLKがパラレルに伝送される。DATA0〜DATA3のそれぞれは8ビットのシリアルデータである。この場合、伝送チャネル12−1〜12−5毎の素子特性パラツキやケーブルの伝達遅延時間のバラツキが生じると、伝送チャネル間の位相のずれであるスキューが発生する。この結果、データ伝送の高速化、多バイト化が制約されるという問題がある。
【0003】
図2はこの問題を解決するための従来のシリアルバンドルパラレルデータ伝送システムのブロック図である。このシステムは、例えば、Sun, Intel, IBM 等の会社が提案しているInfinibandの伝送方式として知られている。図において、送信部21はバイトクロック信号(B CL)をエンコーダとパラレルシリアル変換器とに分配するクロックゲート211と、データDATA0〜DATA3毎に、それぞれのデータの0連続を避けることにより補正品質を向上するために8ビットのデータを10ビットのデータに変換する4つのエンコーダ212と、4つのパラレル/シリアル変換器213と、4つの電気/光変換器214とを備えている。また、受信部22は、4つのチャネルに対応して4つの光/電気変換器221と、4つのクロックリカバリ回路222と、4つのシリアル/パラレル変換器223と、4つのデコーダ224とを備えており、4つのデコーダ224の出力はデスキュー回路225に入力される。
【0004】
送信部21のエンコーダ212の各々は、クロックゲート21からのクロック信号を受けて1バイトが8ビットのパラレルデータDATA0〜DATA3の各々を1バイトが10ビットのパラレルデータに変換する。パラレル/シリアル変換器213の各々は、パラレルデータを1バイト毎にシリアルデータに変換する。シリアルデータは、伝送の長距離化のために電気/光変換器214により電気信号から光信号に変換されて、光ファイバを介して送信される。
【0005】
光ファイバを介して受信部22により受信された光信号は、光/電気変換器221により電気信号に変換され、クロックリカバリ回路222によりクロック信号が再生され、シリアル/パラレル変換器223によりパラレル信号に変換され、デコーダ224により1バイトが10ビットのパラレルデータから1バイトが8ビットのパラレルデータが再生される。伝送速度の高速化に伴い(上記infinibandでは1ビット幅が400ps)、物理的にスキューレスで伝送することは不可能なので、データ受信部22にてデスキュー回路225が必要になる。再生された8ビットのパラレルデータに存在するスキューは、デスキュー回路225により除去される。
【0006】
一般的なデスキュー方式として、以下のような方式が考えられる。
(1) 装置( 伝送系) の初期セットアップ時に、予め決められたスキュー補正用のデータパターンを送信し、受信部にて伝送チャネル毎に設けられた遅延回路の遅延値をチューニングする。
(2) データ伝送を開始する前に、予め決められたスキュー補正用データパターンを送信し、受信側に備えられたデスキュー回路にて伝送チャネル毎の遅延値を設定する。遅延値の設定方法としては、各伝送チャネル毎にシフトレジスタを数段設け、各伝送チャネルのスキュー補正用データパターンの位相が合うように、シフトレジスタを通過してから受信データを受け取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、デスキューの初期設定をした後に、素子特性の温度変動や、ケーブルの配線変更のためにスキュー条件が変化した場合、デスキュー作業を再度実施しなければならない。しかしながら、エラーが発生してからデスキュー作業を実施することは、コンピュータシステムのデータ伝送品質上好ましくない。したがって、スキュー発生によるデータエラーを避けるために、常に定期的にデスキュー作業を実施する必要がある。しかし、このデスキュー作業中は本来のデータ伝送をすることができないので、定期的にデスキュー作業をするとデータの転送容量が下がることになり、その結果システムの性能が下がることになる。
【0008】
本発明の目的は、データ伝送中でもデスキュー作業を可能にして、デスキュー作業によるデータ転送容量及びシステム性能の低下を防止したスキュー補正装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様により提供されるものは、複数のチャネルを介して各々が連続するバイトからなる複数のシリアルデータを受信して、該複数のシリアルデータ間の位相ずれであるスキュー量を小さくするスキュー補正装置において、データ伝送をしていないアイドル時に、複数のシリアルデータ間におけるスキュー量を、バイトの各々の先頭位置に含まれる伝送データとは別の付加情報から検出して、該スキュー量がゼロになるように複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する第1のスキュー補正手段と、第1のスキュー補正手段により補正された後のデータ伝送中に発生する複数のシリアルデータ間におけるスキュー量を、付加情報から検出して、該スキュー量がゼロになるように複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する第2のスキュー補正手段とを備えていることを特徴とするスキュー補正装置である。
【0010】
アイドル時にスキュー補正された後のデータ伝送中にもスキュー補正ができるので、デスキュー中でもデータ伝送を中断する必要がなく、したがって、デスキュー動作によるデータ伝送容量及びシステム性能の低下は防止される。
本発明の第2の態様によれば、第1のスキュー補正手段は、アイドル状態を検出するアイドル検出回路と、該アイドル状態の検出時に1次スキュー補正をして複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する1次スキュー補正回路とを備えており、第2のスキュー補正手段は、1次スキュー補正回路により補正された遅延量を持つ複数のシリアルデータのデータ伝送中におけるスキュー量を監視するスキュー監視回路と、該スキュー監視回路により検出されたスキュー量をゼロにするように複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する遅延調整回路とを備えている。
【0011】
アイドル検出回路を設けたことにより、オペレエータによるデスキュー作業が不要になる。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様において、1次スキュー補正回路は、複数のシリアルデータから1つのシリアルデータを選択する選択回路と、選択されたシリアルデータと複数のシリアルデータの各々との位相差が最小となるように受信シリアルデータの遅延量を制御する遅延量制御回路とを備えている。
【0012】
本発明の第4の態様によれば、第2の態様において、受信した複数のシリアルデータの各々は連続するバイトからなり、バイトの各々の先頭位置に伝送データとは別の付加情報が含まれている。また、スキュー監視回路は、クロックリカバリ回路と、付加情報チェック回路と、第2の遅延調整回路とを備えている。クロックリカバリ回路は、基準シリアルデータのビットを識別するビットクロックと、基準シリアルデータのバイトを識別するバイトクロックと、基準シリアルデータに含まれる付加情報に対応するタイミング幅の範囲内でバイトクロックより遅れて変化するアーリィクロックと、基準シリアルデータに含まれる付加情報に対応するタイミング幅の範囲内でアーリィクロックより遅れて変化するディレイクロックとを抽出する。付加情報チェック回路は、基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータに含まれる付加情報に対応するタイミング幅内にアーリィクロックの変化時とディレイクロックの変化時が含まれるかどうかを判定する。第2の遅延調整回路は、基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータに含まれる付加情報の受信タイミング幅内にアーリィクロックの変化時とディレイクロックの変化時の少なくとも1つが含まれないと判定されたときに、スキュー量をゼロにするように対応するチャネルのシリアルデータの遅延量を補正する。
【0013】
転送シリアルデータに付加情報を追加するだけで、データ伝送中であってもスキューが常時補正される。
本発明の第5の態様によれば、第4の態様において、付加情報は連続するバイト毎に“1”と“0”とが交代する1ビットの情報である。また、付加情報チェック回路は、各チャネル毎に、第1及び第2のラッチ回路と、第1及び第2の判定回路とを備えている。第1のラッチ回路は、アーリィクロックの変化時に、シリアルデータが“1”であれば第1の状態となり、シリアルデータが“0”であれば第1の状態とは異なる第2の状態となる第1のラッチ信号を出力する。第2のラッチ回路は、ディレイクロックの変化時に、シリアルデータが“1”であれば第1の状態となり、シリアルデータが“0”であれば第1の状態とは異なる第2の状態となる第2のラッチ信号を出力する。第1の判定回路は、第1のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定する。第2の判定回路は、第2のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定する。
【0014】
また、第2の遅延調整回路は、各チャネル毎に、第1の判定回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れていることを示す場合は、基準シリアルデータに対して当該チャネルのシリアルデータの位相を進めるように遅延量を調整し、第2の判定回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れていることを示す場合は、基準シリアルデータに対して当該チャネルのシリアルデータの位相を遅らせるように遅延量を調整する。
【0015】
高速伝送系の場合、伝送品質向上のために、コード変換(例えば、4B5B変換や8B10B変換)が採用されるのが一般的であるので、“1”と“0”とが交代する付加情報をシリアルデータに含ませることにより転送データの符号デューティのアンバランス性を解消できる。この結果、データ転送効率を落とすコード変換が不要になる。
【0016】
本発明の第6の態様によれば、第2の態様において、スキュー量監視回路は、基準チャネルクロックリカバリ回路と、通常チャネルクロックリカバリ回路と、位相比較及び電圧変換回路と、第2の遅延調整回路とを備えている。基準チャネルクロックリカバリ回路は、基準シリアルデータのバイトを識別する基準バイトクロックを抽出する。通常チャネルクロックリカバリ回路は、基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータのバイトを識別する通常バイトクロックを抽出する。位相比較及び電圧変換回路は、通常チャネルクロックリカバリ回路が抽出したバイトクロックの位相と、基準チャネルクロックリカバリ回路が抽出したバイトクロックの位相との位相差を検出して電圧値に変換する。第2の遅延調整回路は、電圧値に応じて、スキュー量をゼロにするように対応するチャネルのシリアルデータの遅延量を補正する。
【0017】
このように、データ伝送中にバイトクロックの位相をチャネル間で調整しても、データ伝送を中断することなく常時スキュー補正をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
図3は本発明によるスキュー補正回路の概略ブロック図である。このスキュー補正回路は受信部に設けられ、複数のチャネルを介して複数のシリアルデータを受信して、その複数のシリアルデータ間の位相ずれであるスキュー量を小さくするものである。図において、データDATA0〜データDATAn(以下、データ0〜データnと称する)はそれぞれシリアルデータである。1次スキュー補正手段31は、データ伝送をしていないアイドル時に、複数のシリアルデータ0〜nの間におけるスキュー量を検出して、そのスキュー量がゼロになるようにシリアルデータの各々の遅延量を補正する。2次スキュー補正手段32は、1時スキュー補正手段31により補正された状態に基づいて、データ伝送中に発生する前記複数のシリアルデータ間におけるスキュー量を検出して、該スキュー量がゼロになるように前記複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する。
【0019】
図4は図3に示したスキュー補正回路を詳細に示すブロック図である。図において、1次スキュー補正手段31は、アイドル検出回路41と1時スキュー補正回路42とを備えている。また、2次スキュー補正手段32は、ディレイ調整回路43とスキュー監視回路44とを備えている。
1次スキュー補正手段31内のアイドル検出回路41は、データ伝送中ではないアイドル時を検出する。1次スキュー補正回路42はアイドル信号を受信中に、バイト同期信号を生成し、各チャネル間のバイト同期信号の位相差を監視する。アイドル信号は、1次スキュー補正のためのエッジと同期獲得パターンとを含む。この同期獲得パターンであるアイドルパターンを転送中は、1次スキュー補正回路42によりスキュー補正を行う。
【0020】
アイドル時を自動的に検出することに代えて、オペレータが定期的に1次スキュー補正をするようにしてもよい。
2次スキュー補正手段32内のディレイ調整回路43は、データ転送の開始時にデータ0〜データnの間の位相のずれをなくするように受信データの位相を調整する。
【0021】
受信データの位相がゼロになった後に、スキュー監視回路44は、データ0〜データnの各バイトの先頭ビットに付加された付加ビット(付加情報)を監視して、その付加ビットの位相が1ビット以上ずれた場合に、ディレイ調整回路43にそのずれを伝達し、ディレイ調整回路43はそのずれに応じて受信データの位相を再びゼロにするように調整する。
【0022】
こうして、データ転送中でも、スキュー補正が可能になる。
図5は本発明の一実施例によるデータ伝送システムの概略ブロック図である。同図において、送信部51は、データ0〜データ3のそれぞれの8ビットのパラレルデータに付加ビットAと奇数パリティビットを追加して10ビットのデータに変換する4つのビット追加回路511と、4つのパラレル/シリアル変換器512と、4つの電気/光変換器513と、4つのバイトクロック信号をパラレル/シリアル変換器512に与えるクロックゲート514とを備えている。
【0023】
ビット追加回路511の各々においては、送信データの各バイト(8ビット)の先頭にスキュー補正用の付加ビットを付加し、各バイトの送信データの最後に奇数パリティビットを付加する。
受信部52は、4つの光/電気変換器521と、1つのデスキュー回路522とを備えている。
【0024】
図6は図5に示した522のデスキュー回路522の中の1次スキュー補正回路42一実施例を示す回路図である。同図において、1次スキュー補正回路42は、受信シリアルデータであるデータ0〜データ3から最遅延信号を選択する最遅延セレクト回路60と、受信データを可変遅延させる第1の可変遅延回路610〜613と、位相比較及び電圧変換器620〜623と、ディジタル変換器630〜633と、アンドゲート64とを備えている。
【0025】
図7は図5に示したデスキュー回路522の中の図3に示した2次スキュー補正手段32の一実施例を示す回路図である。同図において、2次スキュー補正手段32は、図6に示した第1の可変遅延回路610〜613の出力を受け取る4つの第2の可変遅延回路(遅延調整回路)651〜653と、1つのクロックリカバリ回路66と、4つの付加情報チェック回路670〜673と、アンドゲート68と、アラーム信号を形成する論理回路69とを備えている。
【0026】
クロックリカバリ回路66は、第1の可変遅延回路610から出力される基準シリアルデータDATA0のビットを識別するビットクロック(b CL)と、基準シリアルデータDATA0のバイトを識別するバイトクロック(B CL)と、基準シリアルデータDATA0に含まれる付加情報に対応するタイミング幅の範囲内でバイトクロックより遅れて変化するアーリィクロック(E CL)と、基準シリアルデータDATA0に含まれる付加情報に対応するタイミング幅の範囲内でアーリィクロックより遅れて変化するディレイクロック(D CL)とを抽出する。
【0027】
付加情報チェック回路671〜673の各々は、第1の可変遅延回路611〜613から出力される基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータDATA1〜DATA3に含まれる付加ビットに対応するタイミング幅内にアーリィクロック(E CL)の変化時とディレイクロック(D CL)の変化時が含まれるかどうかを判定する。
【0028】
第2の可変遅延回路651〜653は、第1の可変遅延回路611〜613から出力される基準チャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータDATA1〜DATA3に含まれる付加ビットの受信タイミング幅内にアーリィクロックの変化時とディレイクロックの変化時の少なくとも1つが含まれないと判定されたときに、スキュー量をゼロにするように対応するチャネルのシリアルデータの遅延量を補正する。
【0029】
図8は図7における付加情報チェック回路671の詳細を示すブロック図である。同図において、付加情報チェック回路671は、第1のラッチ回路71と、第1の判定回路72と、第2のラッチ回路73と、第2の判定回路74とを備えている。
第1のラッチ回路71は、アーリィクロック(E CL)の変化時に、シリアルデータが“1”であればハイレベル(第1の状態)となり、シリアルデータが“0”であればローレベル(第1の状態とは異なる第2の状態)となる第1のラッチ信号を出力する。
【0030】
第2のラッチ回路73は、ディレイクロック(D CL)の変化時に、シリアルデータが“1”であればハイレベルとなり、シリアルデータが“0”であればローレベルとなる第2のラッチ信号を出力する。
第1の判定回路72は、第1のラッチ回路71の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定する。
【0031】
第2の判定回路74は、第2のラッチ回路73の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定する。
図9は図7におけるDATA2に対応する付加情報チェック回路672の詳細を示すブロック図であり、その構成はDATA1に対応する付加情報チェック回路671と同じであるので説明を省略する。
【0032】
図10は図6〜図9の回路の動作を説明するタイムチャートである。図において、(a)は受信データである。前述のように、送信側からは、送信データの各バイトの先頭に付加ビットAが付加され、各バイトの終わりに奇数パリティビットが付加されたデータが送信されるので、受信データの1バイトは10ビットである。
【0033】
最初にアイドル時の動作を説明する。
実際のデータ転送時ではないアイドル時の送信データ(アイドルパターン)をオール1とし、付加ビットを“A”の記号で表す。また、時間軸上のバイト間に“|”の記号で区切ると、アイドル時の送信シリアルデータは次のようになる。
A111111111 | A111111111 | A111111111 | ・・・
付加ビットAは、時間軸上のバイト毎に0と1が交互に反転するようにする。これにより、伝送データ中に同符号ビットが連続することを抑制できるので、受信回路の負荷を低減できる。実際のアイドル時の送信シリアルデータは次のようになる。
【0034】
1111111111 | 0111111111 | 1111111111 | ・・・
アイドル時には、受信部では20ビットに一回0となるシリアル信号を受信することになり、この0の位置が最も遅れて到着する伝送チャネル(以降最遅延チャネルと呼び)を選ぶ。最遅延チャネルを見つけだす方法は既に知られており、例えば、特開平11−298457号公報「パラレル光送信/光受信モジュール」(米国特許出願第129,407号の"PARALLEL OPTICAL TRANSMISSION/RECEPTION MODULE")に開示されている。
【0035】
アイドル時には、各伝送チャネル毎に受信したビット列中の0の位置と最遅延チャネルの0の位置が一致するように、可変遅延回路610〜613における遅延値が設定される。具体的には、可変遅延回路610〜613が出力する信号中の付加ビットAの0位置と最遅延チャネルの信号中のビットAの0位置との時間ずれ(位相差)が検出されてその位相差が電圧差に変換され、その電圧差はそれぞれ可変遅延回路610〜613に与えられる。この電圧差が大きければ大きいほど、遅延値は大きい。最遅延信号と当該チャネルとの付加ビットAの位置が一致したときは、対応する位相比較及び電圧変換回路620〜623の1つの出力が最低値となる。ディジタル変換回路630〜633はそれぞれ、位相比較及び電圧変換回路620〜623のそれぞれの出力が最低値になったことを検出し、その時のみハイレベルを出力する。ディジタル変換器630〜633のすべての出力がハイレベルになった時が、アイドル時における伝送チャネル間のスキュー調整が完了した時である。スキュー調整が完了した時の遅延値が可変遅延回路610〜613において固定される。
【0036】
次にアイドル時及びデータ転送中における可変遅延回路651〜653の動作を説明する。
図7に示した装置では、DATA0のチャネルを基準チャネルとしているが、基準チャネルはどのチャネルでもよい。
基準チャネルのデータDATA0のラインにはクロックリカバリ回路(CR)66が備えられおり、このクロックリカバリ回路66は受信データから図10の(b)に示すビットクロック(b CL)と図10の(c)に示すバイトクロック(B CL)とを抽出する。ビットクロックはシリアルデータの1ビットをたたくクロックであり、バイトクロックは付加ビットAをたたくクロックであって、時間軸上のバイトを認識するために用いられる。
【0037】
クロックリカバリ回路66はまた、本来のバイトクロックよりも位相が若干遅いアーリィクロックE CL(図10の(d))と、そのアーリィクロックよりも位相が若干遅いディレイクロックD CL(図10の(e))とを生成する。ここでいう若干とは、シリアルデータの1ビットの幅の1/6程度とする。
この2つのバイトクロック(アーリィクロックとディレイクロック)とビットクロックとはすべてのチャネルの付加情報チェック回路670〜673に供給される。
【0038】
前述のようにして可変遅延回路610〜613におけるディレイ調整が完了しているので、アイドル時の直後のデータ転送時では全チャネルの位相は揃っておりスキューはない。したがって、付加ビットAの位相は全チャネルで揃っており、ビットクロックとアーリィクロックとディレイクロックは全てのチャネルに共通に使用可能である。
【0039】
基準チャネル以外のチャネルのデータDATA1〜DATA3に対応する付加情報チェック回路671〜673は、アーリィクロックとディレイクロックの2つの信号で対応するシリアルデータに含まれる付加ビットAを常時読み取り、その結果を2ビットのディジタル信号として出力し可変遅延回路651〜653にそれぞれ与える。
【0040】
アーリィクロックの立ち上がり時にDATA1のシリアルデータのビットが“1”であれば、第1のラッチ回路71の出力は1バイト分の時間はハイレベルとなる。アーリィクロックの立ち上がり時にシリアルデータのビットが“0”であれば、第1のラッチ回路71の出力は1バイト分の時間はローレベルとなる。
同様に、ディレイクロックの立ち上がり時にDATA1のシリアルデータのビットが“1”であれば、第2のラッチ回路73の出力は1バイト分の時間はハイレベルとなる。ディレイクロックの立ち上がり時にシリアルデータのビットが“0”であれば、第2のラッチ回路73の出力は1バイト分の時間はローレベルとなる。
【0041】
DATA2及びDATA3のチャネルにおいても、同様の動作をする。
図10において、時刻t1でアーリィクロックが立ち上がっている。この時、DATA1のビットは付加ビットAの“1”なので、(g)に示すように図8に示す第1のラッチ回路71の出力であるラッチ結果はハイレベルになっている。また、時刻t2ではディレイクロックが立ち上がっており、この時のDATA1のビットも付加ビットAの“1”なので、(h)に示すように第2のラッチ回路73の出力もハイレベルになっている。
【0042】
次に時刻t3でも、アーリィクロックが立ち上がっている。この時、DATA1のビットは付加ビットAの“0”なので、(g)に示すように第1のラッチ回路71の出力であるラッチ結果はローレベルになっている。また、時刻t4ではディレイクロックが立ち上がっており、この時のビットも付加ビットAの“0”なので、(h)に示すように第2のラッチ回路73の出力もローレベルになっている。
【0043】
こうして、第1のラッチ回路71の出力には(i)に示すように“1”と“0”とがバイト毎に交代する信号が得られている。また、第2のラッチ回路73の出力にも(j)に示すように“1”と“0”とがバイト毎に交代する信号が得られている。
第1の判定回路72は、(g)に示される信号を(i)に示される信号に変換してDATA1のチェック信号とする。(i)に示される信号は、(g)に示される信号を、例えば基準チャネルのバイトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトしたチェック信号である。そして、第1の判定回路72は、このチェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返すかどうかを判定する。チェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返せば、DATA1に含まれる付加ビットAが許容範囲内に存在しているので、第1の判定回路72はDATA1が基準チャネルに対して早くなっていないと判定して、“1”を出力する。チェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返さなければ、付加ビットAは許容範囲内に存在していないので、判定回路72はDATA1が基準チャネルに対して早くなっていると判定して“0”を出力する。図10の例では、(i)に示されるチェック信号は所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返しているので、第1の判定回路72は“1”を出力する。この場合はDATA1は基準チャネルに対して早くなっていないと判定される。
【0044】
同様にして第2の判定回路74は、(h)に示される信号を(j)に示される信号に変換してDATA1のチェック信号とする。(j)に示される信号は、(h)に示される信号を、例えば基準チャネルのバイトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトしたチェック信号である。そして、第2の判定回路74は、このチェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返すかどうかを判定する。チェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返せば、DATA1に含まれる付加ビットAが許容範囲内に存在しているので、第2の判定回路74はDATA1が基準チャネルに対して遅くなっていないと判定して、“1”を出力する。チェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返さなければ、付加ビットAは許容範囲内に存在していないので、判定回路74はDATA1が基準チャネルに対して遅くなっていると判定して“0”を出力する。図10の例では、(j)に示されるチェック信号は所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返しているので、第2の判定回路74も“1”を出力する。この場合はDATA1は基準チャネルに対して遅くなっていないと判定される。
【0045】
結論的には、DATA1は基準チャネルに対して早くも遅くもなっていない。DATA2について同様の考察をする。時刻t1でのアーリィクロックが立ち上がり時には、DATA2のビットはビット9であり、(l)に示すように図9に示す第1のラッチ回路81の出力であるラッチ結果はビット9をラッチした結果となっている。この時のビット9の値が“1”ならばラッチ結果は“1”であり、ビット9の値が“0”ならばラッチ結果は“0”である。このようにビット9の値に依存しているので、図10の(l)においてはラッチ結果は不定を表す点線で示してある。
【0046】
また、時刻t2のディレイクロックの立ち上がり時には、DATA2のビットは付加ビットAの“1”なので、(m)に示すように第2のラッチ回路83の出力はハイレベルになっている。
次に時刻t3でのアーリィクロックの立ち上がり時には、DATA2のビットはやはりビット9なので、(l)に示すように第1のラッチ回路81の出力であるラッチ結果はやはり不定である。
【0047】
また、時刻t4ではディレイクロックが立ち上がっており、この時のビットは付加ビットAの“0”なので、(m)に示すようにラッチ結果はローレベルになっている。
こうして、第2のラッチ回路81の出力には(n)に示すようにビット9の値に対応する不定レベルの信号が出力され、第2のラッチ回路83の出力には(o)に示すように“1”と“0”とがバイト毎に交代する信号が得られている。
【0048】
第1の判定回路82は、(l)に示される信号を(n)に示される信号に変換してDATA2のAビットチェック信号0とする。(n)に示される信号は、(l)に示される信号を、例えば基準チャネルのバイトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトしたチェック信号である。そして、第1の判定回路82は、このAビットチェック信号0が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返していないのでDATA2が基準チャネルのデータDATA0に対して早くなっていると判定して、“0”を出力する。
【0049】
第2の判定回路84は、(m)に示される信号を(o)に示される信号に変換してDATA2のAビットチェック信号1とする。(o)に示される信号は、(m)に示される信号を、例えば基準チャネルのバイトクロック等の所定のタイミングに合わせてシフトしたチェック信号である。そして、第2の判定回路84は、このチェック信号が所定バイト数の間“0”と“1”を交互に繰り返しているのでDATA2が基準チャネルに対して遅れていないと判定して、“1”を出力する。
【0050】
DATA3についても同様の動作をする。
そして、DATA1〜DATA3のチャネルに対応する可変遅延回路651〜653はそれぞれ、付加ビットAのチェックの結果として、第1の判定回路から“1”を受け取り第2の判定回路から“0”を受け取った場合は、そのデータは基準データから遅れているのでそのデータの遅延量を少なくするように作用する。また、付加ビットAのチェックの結果として、第1の判定回路から“0”を受け取り第2の判定回路から“1”を受け取った場合は、そのデータは基準データより進んでいるのでそのデータの遅延量を大きくするように作用する。その結果、付加情報チェック回路671〜673がそれぞれ出力する2ビットのチェック結果がすべて“1”になるように、可変遅延回路651〜653が制御される。
【0051】
このようにして、データ伝送中にスキューが発生した場合は、可変遅延回路651〜653の中でそのスキューが発生したチャネルに対応する可変遅延回路の遅延値を上記の手順により微調整することによりスキューは補正される。
アンドゲート68は、付加情報チェック回路671〜673の出力信号がすべて“1”のとき、即ち、スキューがないときに“1”を出力する。また、論理回路69は、付加情報チェック回路671〜673の出力信号の内の例えば少なくとも2つの2ビット出力がすべて“0”となるとアラーム信号“1”を出力する。これにより、可変遅延回路の遅延値の微調整がきかなくなる程にスキューが大きくなったときを検出することができる。
【0052】
図11は図3に示した2次スキュー補正手段32の他の実施例を示す回路図である。図7の回路と図11の回路との主たる相違点は、図7の回路ではアーリィクロックとディレイクロックを用いて付加ビットAを常時監視していたのにたいし、図11の回路ではアイドル信号受信中に全チャネルのバイト同期信号を生成し、各チャネル間のバイト同期信号の位相差を監視するようにしたことである。
【0053】
バイト同期信号の位相差を監視するために、図11の回路は、図6の可変遅延回路610〜613の出力を受ける4つの可変遅延回路101〜103と、4つのクロックリカバリ回路110〜113と、4つのシリアル/パラレル変換回路120〜123と、3つの位相比較及び電圧変換回路131〜133と、3つのディジタル変換回路144〜143と、アンドゲート15と、アラーム検出用論理回路16とを備えている。
【0054】
図12は図11の回路の動作を説明するタイムチャートである。図において、(a)は図10の(a)と同じ受信データである。
次に可変遅延回路101〜103の動作を説明する。
図11に示した装置でも、DATA0のチャネルを基本チャネルとしている。
DATA0のラインにはクロックリカバリ回路(CR)110が備えられおり、このクロックリカバリ回路110から図12の(a)に示すシリアルデータと、(b)に示すビットクロック(b CL)と、(c)に示すバイトクロック(B CL)とが出力される。
【0055】
DATA1〜DATA3のラインでは可変遅延回路101〜103のそれぞれにクロックリカバリ回路111〜113が接続されており、それぞれのクロックリカバリ回路からは対応する受信データのシリアルデータとビットクロックとバイトクロックとが出力される。即ち、図12の(d)はDATA1のシリアルデータを示し、(e)はそのシリアルデータから抽出されたビットクロックを示し、(f)はそのシリアルデータから抽出されたバイトクロックを示している。また、図12の(h)はDATA2のシリアルデータを示し、(i)はそのシリアルデータから抽出されたビットクロックを示し、(j)はそのシリアルデータから抽出されたバイトクロックを示している。
【0056】
クロックリカバリ回路110〜113から出力されたシリアルデータと、ビットクロックと、バイトクロックとは、それぞれ、シリアル/パラレル変換器120〜123に入力されてバイトクロックB CLと出力データDATA0〜DATA3が出力される。
位相比較及び電圧変換回路131は、DATA0のバイトクロックとDATA1のバイトクロックとの位相差を電圧に変換してその電圧を可変遅延回路101に与える。同様に、位相比較及び電圧変換回路132は、DATA0のバイトクロックとDATA2のバイトクロックとの位相差を電圧に変換してその電圧を可変遅延回路102に与え、位相比較及び電圧変換回路133は、DATA0のバイトクロックとDATA3のバイトクロックとの位相差を電圧に変換してその電圧を可変遅延回路103に与える。ディジタル変換器141〜143はそれぞれ、位相比較及び電圧変換回路131〜133の出力が最低値になったことを検出し、その時のみハイレベルを出力する。
【0057】
図12の(g)はDATA0に対応するシリアル/パラレル変換回路120から出力される(c)に示すバイトクロックの位相と、DATA1に対応するシリアル/パラレル変換回路121から出力される(f)に示すバイトクロックの位相との比較結果である排他的論理和(EXOR)を示す。この場合は、DATA1のバイトクロックがDATA0のバイトクロックより若干早くなっていることを示している。
【0058】
また、図12の(k)はDATA0に対応するシリアル/パラレル変換回路120から出力される(c)に示すバイトクロックの位相と、DATA2に対応するシリアル/パラレル変換回路122から出力される(j)に示すバイトクロックの位相との比較結果である排他的論理和(EXOR)を示す。この場合は、DATA2のバイトクロックがDATA0のバイトクロックより若干遅れていることを示している。
【0059】
DATA1〜DATA3のチャネルに対応する可変遅延回路101〜103はそれぞれ、位相比較及び電圧変換回路131〜133からの位相差の対応した電圧を受け取ると、その位相差を減少させるべく遅延値を決定する。
このようにして、ディジタル変換回路141〜143の出力がすべて“1”となるようにする。
【0060】
可変遅延回路610〜613と可変遅延回路101〜103における遅延量の調整が完了した時点で、送信部51と受信部52(図5参照)との間でデータ転送を開始する。位相比較及び電圧変換回路131〜133は常時DATA0のバイトクロックと当該データチャネルのバイトクロックとの位相差を検出し、出力し続ける。新たなスキューの発生がない限り、ディジタル変換回路141〜143の各々は“1”を出力し続ける。スキューが発生した場合は、可変遅延回路101〜103の中でそのスキューが発生したチャネルに対応する可変遅延回路の遅延値を上記の手順により微調整することによりスキューは補正される。
【0061】
アンドゲート15は、ディジタル変換回路141〜143の出力信号がすべて“1”のとき、即ち、スキューがないときに“1”を出力する。また、論理回路91は、ディジタル変換回路141〜143の出力信号の内の少なくとも2つが“0”となるとアラーム信号“1”を出力する。これにより、可変遅延回路の遅延値の微調整がきかなくなる程にスキューが大きくなったときを検出することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、転送データに付加ビットを追加するだけで、データ転送中であってもスキューが常時自動補正される。
また、受信回路にアイドルパターン検出回路を設けたことにより、オペレータのデスキュー作業は不要となる。
【0063】
さらに、高速伝送系の場合、伝送品質向上のため、コード変換(例えば、4B4B変換や8B10B変換)が採用されるのが一般的であるが、バイト毎に“1”と“0”とを繰り返す付加情報を転送データの各バイトの先頭に付加したことにより、転送データの符号デューティのアンバランス性を解消できるので、データ転送効率を落とすコード変換が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の最も基本的なパラレルデータ伝送システムを示すブロック図である。
【図2】従来のシリアルバンドルパラレルデータ伝送システムのブロック図である。
【図3】本発明によるスキュー補正回路の概略ブロック図である。
【図4】図3に示したスキュー補正回路を詳細に示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施例によるデータ伝送システムの概略ブロック図である。
【図6】本発明による1次スキュー補正回路の一実施例を示す回路図である。
【図7】本発明による2次スキュー補正手段の一実施例を示す回路図である。
【図8】図7における付加情報チェック回路671の詳細を示すブロック図である。
【図9】図7における付加情報チェック回路672の詳細を示すブロック図である。
【図10】図6の回路の動作を説明するタイムチャートである。
【図11】本発明による2次スキュー補正手段の他の実施例を示す回路図である。
【図12】図10の回路の動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
31…1次スキュー補正手段
32…2次スキュー補正手段
41…アイドル検出回路
42…1次スキュー補正回路
43…ディレイ調整回路
44…スキュー監視回路
522…デスキュー回路
60…最遅延信号セレクト回路
610〜613…可変遅延回路
66…クロックリカバリ回路
670〜673…付加情報チェック回路
651〜653…可変遅延回路
71…第1のラッチ回路
72…第1の判定回路
73…第2のラッチ回路
74…第2の判定回路
110…基準チャネルクロックリカバリ回路
111〜113…通常チャネルクロックリカバリ回路
131〜133…位相比較及び電圧変換回路
141〜143…ディジタル変換回路
A…付加ビット
B CL…バイトクロック
b CL…ビットクロック
E CL…アーリィクロック
D CL…ディレイクロック

Claims (6)

  1. 複数のチャネルを介して各々が連続するバイトからなる複数のシリアルデータを受信して、該複数のシリアルデータ間の位相ずれであるスキュー量を小さくするスキュー補正装置において、
    データ伝送をしていないアイドル時に、前記複数のシリアルデータ間におけるスキュー量を、前記バイトの各々の先頭位置に含まれる伝送データとは別の付加情報から検出して、該スキュー量がゼロになるように前記複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する第1のスキュー補正手段と、
    前記第1のスキュー補正手段により補正された後のデータ伝送中に発生する前記複数のシリアルデータ間におけるスキュー量を、前記付加情報から検出して、該スキュー量がゼロになるように前記複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する第2のスキュー補正手段と、
    を備えていることを特徴とするスキュー補正装置。
  2. 前記第1のスキュー補正手段は、
    アイドル状態を検出するアイドル検出回路と、
    該アイドル状態の検出時に1次スキュー補正をして前記複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する1次スキュー補正回路とを備えており、
    前記第2のスキュー補正手段は、
    前記1次スキュー補正回路により補正された遅延量を持つ前記複数のシリアルデータのデータ伝送中におけるスキュー量を監視するスキュー監視回路と、
    該スキュー監視回路により検出されたスキュー量をゼロにするように前記複数のシリアルデータの各々の遅延量を補正する遅延調整回路とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のスキュー補正装置。
  3. 前記1次スキュー補正回路は、
    前記複数のシリアルデータから1つのシリアルデータを選択する選択回路と、
    前記選択されたシリアルデータと前記複数のシリアルデータの各々との位相差が最小となるように受信シリアルデータの遅延量を制御する遅延量制御回路とを備えていることを特徴とする請求項2に記載のスキュー補正装置。
  4. 前記受信した複数のシリアルデータの各々は連続するバイトからなり、前記バイトの各々の先頭位置に伝送データとは別の付加情報が含まれており、
    前記スキュー監視回路は、
    前記複数のチャネルから選択された1つのチャネルを介して受信されるシリアルデータを基準シリアルデータとし、該基準シリアルデータから、該基準シリアルデータのビットを識別するビットクロックと、該基準シリアルデータのバイトを識別するバイトクロックと、前記基準シリアルデータに含まれる前記付加情報に対応するタイミング幅の範囲内で前記バイトクロックより遅れて変化するアーリィクロックと、前記基準シリアルデータに含まれる前記付加情報に対応するタイミング幅の範囲内で前記アーリィクロックより遅れて変化するディレイクロックとを抽出するクロックリカバリ回路と、
    前記選択されたチャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータに含まれる前記付加情報に対応するタイミング幅内に前記アーリィクロックの変化時と前記ディレイクロックの変化時が含まれるかどうかを判定する付加情報チェック回路と、
    前記付加情報チェック回路により前記選択されたチャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータに含まれる前記付加情報の受信タイミング幅内に前記アーリィクロックの変化時と前記ディレイクロックの変化時の少なくとも1つが含まれないと判定されたときに、スキュー量をゼロにするように対応するチャネルのシリアルデータの遅延量を補正する第2の遅延調整回路と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載のスキュー補正回路。
  5. 前記付加情報は連続するバイト毎に“1”と“0”とが交代する1ビットの情報であり、
    前記付加情報チェック回路は、各チャネル毎に、
    前記アーリィクロックの変化時に、前記シリアルデータが“1”であれば第1の状態となり、前記シリアルデータが“0”であれば前記第1の状態とは異なる第2の状態となる第1のラッチ信号を出力する第1のラッチ回路と、
    前記ディレイクロックの変化時に、前記シリアルデータが“1”であれば第1の状態となり、前記シリアルデータが“0”であれば前記第1の状態とは異なる第2の状態となる第2のラッチ信号を出力する第2のラッチ回路と、
    前記第1のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定する第1の判定回路と、
    前記第2のラッチ回路の出力が所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れているかどうかを判定する第2の判定回路と、
    を備えており、
    前記第2の遅延調整回路は、各チャネル毎に、前記第1の判定回路の出力が前記所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れていることを示す場合は、前記基準シリアルデータに対して当該チャネルのシリアルデータの位相を進めるように遅延量を調整し、前記第2の判定回路の出力が前記所定バイト数にわたって“1”と“0”の交代パターンから外れていることを示す場合は、前記基準シリアルデータに対して当該チャネルのシリアルデータの位相を遅らせるように遅延量を調整する可変遅延回路を備えていることを特徴とする請求項4に記載のスキュー補正装置。
  6. 前記受信した複数のシリアルデータの各々は連続するバイトからなり、
    前記スキュー量監視回路は、
    前記複数のチャネルから選択された1つのチャネルを介して受信されるシリアルデータを基準シリアルデータとし、該基準シリアルデータから、該基準シリアルデータのバイトを識別する基準バイトクロックを抽出する基準チャネルクロックリカバリ回路と、
    前記選択されたチャネル以外のチャネルを介して受信されるシリアルデータのバイトを識別する通常バイトクロックを抽出する少なくとも1つの通常チャネルクロックリカバリ回路と、
    前記通常チャネルクロックリカバリ回路が抽出したバイトクロックの位相と、前記基準チャネルクロックリカバリ回路が抽出した前記バイトクロックの位相との位相差を検出して電圧値に変換する位相比較及び電圧変換回路と、
    前記電圧値に応じて、スキュー量をゼロにするように対応するチャネルのシリアルデータの遅延量を補正する第2の遅延調整回路と、
    を備えていることを特徴とする請求項2に記載のスキュー補正回路。
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