JP3755306B2 - ソレノイド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒンジ構造の作動板をコイルに対する通電により弾性体に抗して吸引するソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パチンコ遊戯機の入賞装置に最適に用いられるソレノイドとして次のようなものがある。すなわち、このソレノイドは、ヒンジ型ソレノイドと呼ばれるものであって、コイルの一端に、コイル端部を覆ってヒンジ構造の磁性金属(例えば鉄板)からなる作動板を設けている。さらに、作動板とコイルとの間に、作動板をコイルから離間する方向に付勢する板バネを介装している。そして、コイルに対して通電することで作動板を板バネの付勢力に抗してコイルに吸引させる一方、通電を停止することで作動板を板バネの付勢力でコイルから分離している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のソレノイドには、板バネの弾性力を大きくできないために作動板に対して大きな復帰力(コイルから分離させる力)を付与できないという課題があった。以下、説明する。
【0004】
この種のソレノイドが組み込まれるパチンコ遊戯機の入賞装置においては、ソレノイドにより駆動される被駆動体(パチンコ入賞機構)を、パチンコ玉が当接した状態で復帰させる必要があるうえ、構造的上、被駆動体の摺動負荷は、経年変化によって増大するのは避けられない。そのため、ソレノイドとしては、復帰力は比較的大きなものが要望されている。
【0005】
このような要望に対しては、板バネの厚みを厚くしたり、板バネの幅を広くすることで、その弾性力を増して復帰力を増大させることが考えられる。しかしながら、板バネの厚みを厚くすると板バネの耐久力が劣化するという不都合が生じる。また、板バネの幅を広くすると、板バネが大きくなって、ソレノイドを入賞装置に組み込みにくくなるという不都合が生じる。そのため、これらの方策は採用できなかった。
【0006】
さらには、復帰力を高めると、それに応じて吸引力も高めなければならず、その分コイルが大型化するという不都合があった。すなわち、図6に示すように、ソレノイドの吸引力は、コイルに対して作動板が近づくにつれて二次曲線(等比級数)的に増大するのに対して、板バネの弾性力はコイルに対する作動板の位置にかかわりなく、一次直線(等差級数)的にしか増大しない。そのため、作動板を復帰させるのに最も重要な力となる図中のc点(作動板がコイルに最も近づく揺動位置)での復帰力を増大させるために板バネの弾性力を大きくすると、図中a点(作動板がコイルに最も遠のく揺動位置)での復帰力も同様に増大する。したがって、図中2点鎖線で示すように、c点での復帰力を十分な大きさにしようとすると、a点での復帰力がa点での吸引力(作動板を吸引するのに最も重要な力)を上回ってしまうことになる。a点において、復帰力が吸引力を上回ると、作動板を吸引できなくなるため、コイルを大きくしてその吸引力を高めなければならず、そのためにソレノイドがコストアップするうえ、大型化して入賞装置に組み込みにくくなるという不都合が生じる。
【0007】
したがって、本発明においては、特性の劣化や大型化やコストアップを招くことなく復帰力を増大させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のような手段によって、上述した課題の解決を達成している。
【0009】
請求項1に記載した発明では、コイルの一端に、コイル端部を覆いかつ揺動自在に作動板を設け、この作動板とコイルとの間に、コイルから離間する方向に作動板を付勢する弾性体を介装し、コイルに対する通電により作動板を弾性体の付勢力に抗してコイルに吸引させるソレノイドであって、前記弾性体は、一枚のバネ板からなり、このバネ板は、前記作動板の揺動基端側に固定される装着片と、主バネ片と、副バネ片とを備えており、前記主バネ片および前記副バネ片は、前記装着片から作動板の揺動先端側に延出されるとともに前記装着片に対する取り付け角度をそれぞれ所定角度に設定されており、前記主バネ片の取り付け角度は、主バネ片が作動板のほぼ全ての揺動範囲において作動板に付勢力を与えるように主バネ片の先端がコイル側の規制個所に対して当接される角度に設定され、前記副バネ片は、副バネ片が作動板のコイルとの最接近位置から揺動途中位置までの限られた揺動範囲において作動板に付勢力を与えるように副バネ片の先端がコイルに対してその限られた揺動範囲でのみ当接される角度に設定されている、ことに特徴を有しており、これにより次のような作用を有する。すなわち、コイルに対して作動板が最も遠のく揺動位置では、主弾性体の付勢力だけが作動板に対して作用するので、この位置での付勢力は比較的小さくなる。一方、コイルに対して作動板が最も近づく揺動位置付近では、主弾性体の付勢力と副弾性体の付勢力とが揃って作動板に対して作用するするので、この位置での付勢力は、両弾性体の付勢力が加算されたものとなって大きくなる。
【0010】
請求項2に記載した発明では、請求項1に係るソレノイドであって、前記作動板の揺動先端には、作動板により駆動される被駆動体に係合する鉤爪部が設けられていることに特徴を有しており、これにより次のような作用を有する。すなわち、作動板は、鉤爪部により被駆動体に強固に係合することができるので、作動板の駆動力は確実に被駆動体に伝達される
請求項3に記載した発明では、請求項1または2に係るソレノイドであって、前記作動板の揺動基端側に設けた係合孔を、前記コイルを囲むヨークに設けた係合突起に緩く係合させたうえで、このヨークに係合突起の先端を覆う係止体を装着したことに特徴を有しており、これにより次のような作用を有する。すなわち、係合孔を係合突起に緩く係合させたうえで、ヨークに係止体を装着すれば、作動板がソレノイドに揺動自在に取り付けられるので、作動板の取り付けが容易になる。
【0011】
請求項4に記載した発明は、請求項3に係るソレノイドであって、前記係止体には前記係合突起の先端側から作動体の揺動先端側に向かって延出する規制片を設けるとともに、この規制片の作動体側側面に作動体の揺動角度を規制する傾斜面を形成したことに特徴を有しており、これにより次のような作用を有する。すなわち、作動板が傾斜面に面着することで、その揺動位置が安定した状態で規制されるので、係合孔を係合突起に緩く係合させることで、係止体をヨークに取り付けているにもかかわらず、作動板の揺動が安定することになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施の形態のヒンジ型ソレノイドの斜視図であり、図2はその分解斜視図である。このソレノイドはコイル1を有している。コイル1は鉄芯2が貫通配置されており、さらには、磁性金属(例えば鉄)からなるヨーク3に収納されている。ヨーク3は、コイル1を収納可能な容積を備えた直方体形状をしており、その一面が開放されている。コイル1は、その一端面1a側からヨーク3内に収納されており、ヨーク3の開放面側に位置するコイル1の他端面1bには、作動板に相当する鉄片4が設けられている。鉄片4は、磁性金属板(例えば鉄板)からなっており、コイル1の他端面1bを覆って配設されている。
【0014】
鉄片4には係合孔4aが形成されている。係合孔4aは、鉄片4の一側縁に沿ってその厚み方向に貫通して形成されている。一方、ヨーク3には係合突起3aが形成されている。係合突起3aは係合孔4aに対向する位置に配設されており、ヨーク3の一側面の端縁から鉄片4側に向かって突出形成されている。係合突起3aの断面形状は係合孔4aの大きさより一回り小さくなっている。
【0015】
ヨーク3の係合突起3a形成側面には、係止体に相当するカバー5が外嵌装着されてネジ6によりヨーク3に固定されている。カバー5の鉄片側端縁には、規制片5aが設けられている。規制片5aは、カバー5の鉄片側端縁からコイル1の他端面1bとほぼ平行にコイル1側に向けて延出している。規制片5aの形成位置は次のように設定されている。すなわち、カバー5がヨーク3に装着されると、規制片5aの側面によりヨーク3の係合突起3aの先端が覆われる位置に規制片5の形成位置は設定されている。
【0016】
そして、係合突起3aに係合孔4a(係合突起3aより大きい)を緩く係合させた状態で、カバー5をヨーク3に装着して規制片5aで係合突起3aの先端を覆うことで、鉄芯2は、ヨーク3に対して揺動自在に装着されている。この作業は、カバー5の装着作業だけでよいので比較的簡単に行える。なお、カバー5に設けた揺動許容孔5bにより鉄片5の揺動基端の運動が許容されるので、鉄片4の揺動は比較的自由なものとなる。また、規制片5aの鉄片側側面の先端部には、鉄片4の揺動角度を規制する傾斜面5cが形成されており、鉄片4は傾斜面5cに面着してその角度位置が安定した状態で規制される。そのため、係合孔4aを係合突起3aに緩く係合させることで鉄片4の取り付けが幾分不確実であるにもかわらず、鉄片4の揺動は安定している。
【0017】
また、鉄片4の揺動先端には、鉤爪部4bが設けられている。鉤爪部4bは、鉄片4の揺動先端の幅方向中央部を鉤型に切り取ったのち、コイル1の外側に向けてほぼ90°屈曲させて形成している。鉄片4は、このような鉤爪部4bを有することで、鉄片4により駆動される被駆動体(被駆動棒Aや被駆動板B)に対して強固に係合することができ、鉄片4の駆動力を確実に被駆動体に伝達することができる。
【0018】
以上のようにして、鉄片4はヨーク3に揺動自在に取り付けられているのであるが、鉄片4には、次のような特徴がある。すなわち、コイル1側にある鉄片4の面には、弾性体である板バネ6が取り付けられている。板バネ6は鉄片4の揺動基端側に固定(本実施の形態ではカシメ固定)される装着片6aと、装着片6aから鉄片6の揺動先端側に延出する主バネ片(主弾性体に相当する)6b,6bおよび副バネ片(副弾性体に相当する)6cとを備えている。主バネ片6bは鉄片4の幅方向両端それぞれに設けられており、その先端はヨーク3の内面(図中上側に位置する内面)を臨む位置まで延出している。副バネ片6cは鉄片4の幅方向中央部に設けられており、その先端はコイル1の他端面1bを臨む位置まで延出している。
【0019】
装着片6aに対する主バネ片6b,副バネ片6cの取り付け角度は次のように設定されている。すなわち、コイル無通電状態において主バネ片6bの先端がヨーク3の内面に当接してヨーク3に対して鉄片4をコイル1の外側に向けて弾性付勢する角度(比較的高角度)に沿って、主バネ片6bは装着片6aから延出している。したがって、コイル無通電状態時、鉄片4はヨーク3に当接する主バネ片6bにより付勢され、係合孔4aと係合突起3aとの係合部位を揺動中心にして揺動する。そのため、鉄片4は規制片5aに形成した傾斜面5cに面接しコイル1の他端面1bから離間する。
【0020】
これに対して副バネ片6cは、主バネ片6bの取り付け角度より低い角度に沿って装着片6aから延出している。そのため、鉄片4が主バネ片6bの付勢によって傾斜面5cに面接するコイル無通電状態においては、副バネ片6cはコイル1の他端面1bから離間しており、コイル1の通電により鉄片4が揺動途中位置まで揺動すると、副バネ片6cはコイル1の他端面1bに当接してその弾性力を鉄片4に付与するようになっている。
【0021】
次に、このソレノイドの動作を図4、図5を参照して説明する。図4は、それぞれ鉄片4の各動作状態における一部切欠側面図であり、図5は、鉄片4の各揺動位置(ストローク)におけるコイル1の吸引力および板バネ6による復帰力の関係を示す図である。
【0022】
まず、図4(a)に示すように、コイル無通電状態(図5中のa点)では、主バネ片6bはヨーク3の内面に当接してその弾性力で鉄片4に付勢しているものの、副バネ片6cはコイル1に当接せず鉄片4を付勢しない。つまり、コイル無通電状態では、主バネ片6bの弾性力だけで復帰力が構成されるので、復帰力は比較的小さい状態になる。この状態では復帰力がコイル1の吸引に対する抵抗力となるので、コイル1は比較的小さな吸引力で鉄片4を吸引することができ、比較的吸引力の小さい小型のコイル1であっても鉄片4を確実に吸引することができる。
【0023】
次に、図4(b)に示すように、コイル1に対する通電を開始して、コイル1が鉄片4を吸引し始めると、鉄片4はコイル1に向けて揺動する。すると、副バネ片6cの先端は徐々にコイル1に近接する。そして、鉄片4の揺動途中(図5中のb点)において、副バネ片6cがコイル1に当接すると、副バネ片6cも鉄片4を付勢するようになる。そのため、鉄片4は、主バネ片6bおよび副バネ片6c両方により付勢されて、その復帰力は増大する。ただし、このとき、コイル1による吸引力は、鉄片4が近接するにつれて等比級数的に増大するので、板バネ6による復帰力(吸引に対する抵抗力)が増大しても、コイル1は鉄片4を確実に吸引する。
【0024】
そして、図4(c)に示すように、コイル1に対する通電が継続されて、鉄片4が副バネ片6cを挟んでコイル1にほぼ当接する状態まで鉄片4が揺動する(図5中のc点)と、復帰力は最大になる。したがって、この位置でコイル1に対する通電を停止すると、鉄片4は、大きな復帰力でもって図4(a)に状態まで復帰することになる。
【0025】
以上のようにして鉄片4は揺動して、コイル1に対して吸着分離を繰り返すが、揺動中、鉄片4はその係合孔4aの周縁がヨークの係合突起3aに常時接触して、コイル1に発生する磁束を外部に漏らしにくくなっている。これにより、コイル1は効率よく吸引作用を発揮できる。
【0026】
上述した実施の形態では、板バネ6は単一の副バネ片6cを備えていたが、複数の副バネ片を備えてもよい。この場合、各副バネ片の取り付け角度を互いに異ならせて副バネ片それぞれがコイル1に当接する位置を段階的に設定すれば、コイル無通電状態および鉄片4の揺動途中状態において、板バネ6の復帰力がコイル1の吸引力を上回って、吸引できなくなるという不都合をを生じさせることなく、さらに、図5中のc点(復帰点)における復帰力を増大させることができる。
【0027】
ところで、この種のソレノイドにおいては、鉄片4がコイル1に吸着される際において、鉄片4とコイル1との間に形成されるギャップを一定に維持することが重要となる。これはギャップが安定化しないと復帰力が不安定になるためである。これに対して、上述した実施の形態では、副バネ片6cを挟んで鉄片4がコイル1に吸着される構造となっており、吸着時に鉄片4とコイル1との間に形成されるギャップは副バネ片6cの厚みにより決まる。副バネ片6cの厚みの精度は高く、さらにはこの厚みが経年変化することもほとんどない。そのため、上述した実施の形態のソレノイドでは、上記ギャップの精度が高まって、復帰力が安定している。
【0028】
さらには、上述した実施の形態では、コイル1にコネクタを7を設けており、コネクタ1に接続されるリード線をこのコネクタ7を介して接続/分離可能に取り付けることができるようになっている。これにより、ソレノイド出荷時に、リード線をソレノイドから分離して梱包することができ、比較的長尺なために従来ではソレノイドの周囲に巻回しなければならなかったリード線の取り扱いが簡単になる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、コイルに対して作動板が最も遠のく揺動位置での付勢力を比較的小さくしたうえて、コイルに対して作動板が最も近づく揺動位置付近での付勢力を大きくすることができた。これにより、弾性体自身の大型化やコイルの大型化を招くことなく、復帰力を大きくすることができる、という効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るソレノイドの外観形状を示す斜視図である。
【図2】実施の形態のソレノイドの分解斜視図である。
【図3】実施の形態のソレノイドの裏面図および一部切欠側面図である。
【図4】実施の形態のソレノイドの動作をそれぞれ示す一部切欠側面図である。
【図5】実施の形態のソレノイドの特性を示す線図である。
【図6】従来例のソレノイドの特性を示す線図である。
【符号の説明】
1 コイル 1a 磁力線方向一端面
1b 磁力線方向他端面 2 鉄芯
3 ヨーク 3a 係合突起
4 鉄片 4a 係合孔
4b 鉤爪部 5 カバー
5a 規制片 5b 揺動許容孔
5c 傾斜面 6 板バネ
6a 装着片 6b 主バネ片
6c 副バネ片

Claims (4)

  1. コイルの一端に、コイル端部を覆いかつ揺動自在に作動板を設け、この作動板とコイルとの間に、コイルから離間する方向に作動板を付勢する弾性体を介装し、コイルに対する通電により作動板を弾性体の付勢力に抗してコイルに吸引させるソレノイドであって、
    前記弾性体は、一枚のバネ板からなり、
    このバネ板は、前記作動板の揺動基端側に固定される装着片と、主バネ片と、副バネ片とを備えており、
    前記主バネ片および前記副バネ片は、前記装着片から作動板の揺動先端側に延出されるとともに前記装着片に対する取り付け角度をそれぞれ所定角度に設定されており、
    前記主バネ片の取り付け角度は、主バネ片が作動板のほぼ全ての揺動範囲において作動板に付勢力を与えるように主バネ片の先端がコイル側の規制個所に対して当接される角度に設定され、
    前記副バネ片は、副バネ片が作動板のコイルとの最接近位置から揺動途中位置までの限られた揺動範囲において作動板に付勢力を与えるように副バネ片の先端がコイルに対してその限られた揺動範囲でのみ当接される角度に設定されている、
    ことを特徴とするソレノイド。
  2. 請求項1に記載のソレノイドであって、
    前記作動板の揺動先端には、作動板により駆動される被駆動体に係合する鉤爪部が設けられていることを特徴とするソレノイド。
  3. 請求項1または2記載のソレノイドであって、
    前記作動板の揺動基端側に設けた係合孔を、前記コイルに囲むヨークに設けた係合突起に緩く係合させたうえで、係合突起の先端を覆う係止体をヨークに装着したことを特徴とするソレノイド。
  4. 請求項3記載のソレノイドであって、
    前記係止体に作動体の揺動先端側に向かって延出する規制片を設けるとともに、この規制片の作動体側側面に作動体の揺動角度を規制する傾斜面を形成したことを特徴とするソレノイド。
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