JP3753668B2 - Rfパルスチューニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RFパルスチューニング(radio frequency pulse tuning)方法および装置に関し、とくに、スピン(spin)のフリップアングル(flip angle)が目標値に一致するように、励起用のRFパルスを調節する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気共鳴撮影(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置では、マグネットシステム(magnet system)の内部空間、すなわち、静磁場を形成した撮影空間に撮影の対象を搬入し、勾配磁場および高周波磁場を印加して対象内のスピンを励起して磁気共鳴信号を発生させ、その受信信号に基づいて画像を再構成する。
【0003】
高周波磁場の印加はRFパルスの送信という形で行われる。スピンの励起を適切に行うために、撮影に先だってRFパルスの調節が行われる。RFパルスの調節はRFパルスチューニングとも呼ばれる。
【0004】
RFパルスチューニングにおいては、RF送信装置の送信ゲイン(gain)すなわちRFパルスの振幅を逐次変えながらRFパルスの送信を試行する。そして、そのつど得られる磁気共鳴信号に基づきスピンのフリップアングルの到達度を調べて、最適な送信ゲインを求める。
【0005】
最適な送信ゲインとは、フリップアングルを目標値に一致させることができる送信ゲインのことある。最適な送信ゲインは撮影の対象ごとに異なるので、RFパルスチューニングは対象ごとに行われる。以下、RFパルスチューニングを単にチューニングともいう。
【0006】
体格の大きい対象についてのチューニングが適正に行えるようにするために、RFパルスはパルス幅を大きな値に切り替えることができるようになっている。パルス幅の切り替えは、対象の体重に応じて行われる。体重データ(data)は磁気共鳴撮影装置の使用者によって予め入力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
大きい方のパルス幅は、体格の大きい対象について必ずチューニングできるように、かなり大きく設定されている。言い換えれば、そのような出力が可能なようにRF送信装置が構成されている。
【0008】
そのようなRF送信装置は、現実の撮影において本当に必要な出力から見て、能力にかなり余裕があるものとなる。このため、パルス幅を大きくした場合は、最大ゲインをかなり下まわるゲインでRFパルスが送信されることが多い。このことは、RF送信装置の能力が有効に利用されていないことを意味する。
【0009】
そこで、本発明の課題は、RF送信装置の能力を有効利用できるようにRFパルスチューニングを行う方法および装置を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するためのひとつの観点での発明は、スピンのフリップアングルが目標値に一致するように励起用のRFパルスをチューニングする方法であって、スピンのフリップアングルが目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させる、ことを特徴とするRFパルスチューニング方法である。
【0011】
(2)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、スピンのフリップアングルが目標値に一致するように励起用のRFパルスをチューニングする装置であって、スピンのフリップアングルが目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させるパルス幅調節手段、を具備することを特徴とするRFパルスチューニング装置である。
【0012】
(1)および(2)に記載の各観点での発明では、スピンのフリップアングルが目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させるので、パルス幅を最小限にしパルス振幅を最大限にするようにRFパルスのチューニングが行われる。このようなRFパルスをスピンの励起に用いることにより、RF送信装置の能力を有効に利用することが可能となる。
【0013】
(3)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、スピンのフリップアングルが目標値に一致するように励起用のRFパルスをチューニングする方法であって、スピンのフリップアングルが中間的目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させ、スピンのフリップアングルを前記中間的目標値より小さい最終的目標値に一致させるRFパルスの条件を、スピンのフリップアングルを前記中間的目標値に一致させるRFパルスの条件から計算する、ことを特徴とするRFパルスチューニング方法である。
【0014】
(4)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、スピンのフリップアングルが目標値に一致するように励起用のRFパルスをチューニングする装置であって、スピンのフリップアングルが中間的目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させるパルス幅調節手段と、スピンのフリップアングルを前記中間的目標値より小さい最終的目標値に一致させるRFパルスの条件を、スピンのフリップアングルを前記中間的目標値に一致させるRFパルスの条件から計算する計算手段と、を具備することを特徴とするRFパルスチューニング装置である。
【0015】
(3)および(4)に記載の各観点での発明では、スピンのフリップアングルが中間的目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させので、パルス幅を最小限にしパルス振幅を最大限にするようにRFパルスの中間的チューニングが行われる。
【0016】
そして、スピンのフリップアングルを前記中間的目標値より小さい最終的目標値に一致させるRFパルスの条件を、中間的チューニング結果から計算するので、パルス幅を最小限にしパルス振幅を最大限にするような最終的チューニングパルスが得られる。このようなRFパルスをスピンの励起に用いることにより、RF送信装置の能力を有効に利用することが可能となる。
【0017】
前記計算はRFパルスの振幅を調節可能な最大値としたときのパルス幅を求めることが、RFパルスのパルス幅を最小とする点で好ましい。
RFパルスの振幅を調節可能な最大値にしてもフリップアングルが前記目標値に達しないときは目標未達の程度に応じて次のパルス幅の増加量を定めることが、チューニング時間を短縮する点で好ましい。
【0018】
前記目標値は90°であることが、90°パルスのチューニングを行う点で好ましい。
前記目標値は180°であることが、180°パルスのチューニングを行う点で好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置のブロック(block)図を示す。RFパルスチューニングは本装置において行われる。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0020】
同図に示すように、本装置はマグネットシステム100を有する。マグネットシステム100はスキャンルーム内に設置されている。マグネットシステム100は主磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部106およびRFコイル部108を有する。これら各コイル部は概ね円筒状の形状を有し、互いに同軸的に配置されている。マグネットシステム100の概ね円柱状の内部空間(ボア:bore)に、撮影の対象1がクレードル(cradle)500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0021】
主磁場コイル部102はマグネットシステム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸の方向に平行である。すなわちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成してもよいのはもちろんである。
【0022】
勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0023】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。本装置では対象1の体軸の方向をz軸方向とする。
【0024】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード(encode)勾配磁場またはフェーズエンコード(phase encode)勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read out)勾配磁場ともいう。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配ともいう。
【0025】
RFコイル部108は静磁場空間に対象1の体内のスピン(spin)を励起するための高周波磁場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパルスともいう。RFコイル部108は、また、励起されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受信する。
【0026】
RFコイル部108は図示しない送信用のコイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイルおよび受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかあるいはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0027】
勾配コイル部106には勾配駆動部130が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部106に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有する。
【0028】
RFコイル部108にはRF駆動部140が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部108に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の体内のスピンを励起する。
【0029】
RFコイル部108にはデータ収集部150が接続されている。データ収集部150は、RFコイル部108が受信した受信信号をサンプリング(sampling)によって取り込み、それをディジタルデータ(digital data)として収集する。
【0030】
勾配駆動部130、RF駆動部140およびデータ収集部150には制御部160が接続されている。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して磁気共鳴信号の収集を遂行する。
【0031】
制御部160は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。制御部160は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリは制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。制御部160の機能は、コンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
【0032】
データ収集部150の出力側はデータ処理部170に接続されている。データ収集部150が収集したデータがデータ処理部170に入力される。データ処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデータを記憶している。
【0033】
データ処理部170は制御部160に接続されている。データ処理部170は制御部160の上位にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに記憶されたプログラムを実行することによりを実現される。
【0034】
データ処理部170は、データ収集部150が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内にはデータ空間が形成される。このデータ空間は2次元フーリエ(Fourier)空間を構成する。以下、2次元フーリエ空間をkスペース(k−space)ともいう。データ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−リエ変換することにより対象1の画像を再構成する。
【0035】
データ処理部170には表示部180および操作部190が接続されている。表示部180は、グラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。操作部190はポインティングデバイス(pointing
device)を備えたキーボード(keyboard)等で構成される。
【0036】
表示部180は、データ処理部170から出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示部180および操作部190を通じてインタラクティブ(interactive)に本装置を操作する。
【0037】
図2に、他の方式の磁気共鳴撮影装置のブロック図を示す。RFパルスチューニングはこの装置においても行われる。同図に示す磁気共鳴撮影装置は、本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0038】
本装置は、図1に示した装置とは方式を異にするマグネットシステム100’を有する。マグネットシステム100’はスキャンルーム内に設置されている。マグネットシステム100’以外は図1に示した装置と同様な構成になっており、同様な部分に同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】
マグネットシステム100’は主磁場マグネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコイル部108’を有する。これら主磁場マグネット部102’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互いに対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マグネットシステム100’の内部空間(ボア)に、対象1がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0040】
主磁場マグネット部102’はマグネットシステム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部102’は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を用いて構成してもよいのはもちろんである。
【0041】
勾配コイル部106’は、互いに垂直な3軸すなわちスライス軸、位相軸および周波数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3つの勾配磁場を生じる。
【0042】
静磁場空間における互いに垂直な座標軸をx,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とすることができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったままx,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能である。本装置でも対象1の体軸の方向をz軸方向とする。
【0043】
スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード勾配磁場ないしフェーズエンコード勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードアウト勾配磁場ともいう。このような勾配磁場の発生を可能にするために、勾配コイル部106’は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0044】
RFコイル部108’は静磁場空間に対象1の体内のスピンを励起するためのRFパルスを送信する。RFコイル部108’は、また、励起されたスピンが生じる磁気共鳴信号を受信する。
【0045】
RFコイル部108’は図示しない送信用のコイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイルおよび受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかあるいはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0046】
図3に、磁気共鳴撮影に用いるパルスシーケンス(pulse sequence)の一例を示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー(SE:Spin
Echo)法のパルスシーケンスである。
【0047】
すなわち、(1)はSE法におけるRF励起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、90°パルスおよび180°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0048】
同図に示すように、90°パルスによりスピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。90°励起から所定の時間後に、180°パルスによる180°励起すなわちスピン反転が行われる。このときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスについての選択的反転が行われる。
【0049】
90°励起とスピン反転の間の期間に、リードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gpが印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのディフェーズ(dephase)が行われる。フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0050】
スピン反転後、リードアウト勾配Grでスピンをリフェーズ(rephase)してスピンエコーMRを発生させる。スピンエコーMRは、本発明における磁気共鳴信号の実施の形態の一例である。スピンエコーMRは、エコー中心に関して対称的な波形を持つRF信号となる。中心エコーは90°励起からTE(echo time)後に生じる。TEはエコータイム(echo time)とも呼ばれる。スピンエコーMRはデータ収集部150によりビューデータ(view data)として収集される。
【0051】
このようなパルスシーケンスが周期TR(repetition time)で64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、位相エンコード量を異にする64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0052】
磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例を図4に示す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー(GRE:Gradient Echo)法のパルスシーケンスである。
【0053】
すなわち、(1)はGRE法におけるRF励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0054】
同図に示すように、α°パルスによりスピンのα°励起が行われる。αは90以下である。このときスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択励起が行われる。
【0055】
α°励起後、フェーズエンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、リードアウト勾配Grにより先ずスピンをディフェーズし、次いでスピンをリフェーズして、グラディエントエコーMRを発生させる。グラディエントエコーMRは、本発明における磁気共鳴信号の実施の形態の一例である。グラディエントエコーMRは、エコー中心に関して対称的な波形を持つRF信号となる。中心エコーはα°励起からTE後に生じる。グラディエントエコーMRはデータ収集部150によりビューデータとして収集される。
【0056】
このようなパルスシーケンスが周期TRで64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行う。これによって、位相エンコード量を異にする64〜512ビューのビューデータが得られる。
【0057】
図3または図4のパルスシーケンスによって得られたビューデータが、データ処理部170のメモリに収集される。なお、パルスシーケンスはSE法またはGRE法に限るものではなく、例えばファーストスピンエコー(FSE:FastSpin Echo)法やエコープラナーイメージング(EPI:Echo Planar Imaging)等、他の適宜の技法のものであってよいのはいうまでもない。
【0058】
図5に、kスペースの概念図を示す。kスペースにおいて横軸kxは周波数軸であり、縦軸kyは位相軸である。同図において複数の横長の長方形がそれぞれビューデータを表す。以下、ビューデータをMRデータともいう。長方形内に記入された数字は位相エンコード量を表す。位相エンコード量はπ/Nで正規化してある。Nは64〜512である。位相エンコード量は位相軸kyの中心で0である。中心から両端にかけて位相エンコード量が次第に増加する。増加の極性は互いに逆である。データ処理部170は、このようなビューデータを2次元逆フーリエ変換して対象1の断層像を再構成する。再構成した画像はメモリに記憶する。
【0059】
図6に、本装置の撮影動作のフロー(flow)図を示す。同図に示すように、ステップ(step)602で、撮影条件設定が行われる。撮影条件設定は、使用者により操作部190を通じて行われる。これによって、スキャンパラメータ(scan parameter)をはじめとする所望の撮影条件が設定される。撮影条件設定の一環としてRFパルスチューニングが行われる。RFパルスチューニングについては後述する。
【0060】
ステップ604で、スキャンが行われる。スキャンは、制御部160による制御の下で、前述のパルスシーケンスを実行することにより行われ、MRデータがビューごとに逐次獲得される。
【0061】
全ビューのMRデータ獲得後に、ステップ606で、データ処理部170により画像再構成が行われる。再構成画像がステップ608で表示部180に表示され、また、メモリに記憶される。
【0062】
図7に、RFパルスチューニングに着目した本装置の機能ブロック図を示す。この機能ブロック図は、RFパルスチューニング装置の構成を示すものとなる。同図に示すように、本装置はパルス発生部702および送信部704を有する。パルス発生部702が発生したRFパルスが送信部704を通じてRFコイル部108に供給され、対象1内のスピンを励起する。
【0063】
RFコイル部108に供給されるRFパルスは、例えば図8に示すような波形を持つ。RFパルスの振幅はa、パルス幅はτである。送信部704は出力のゲインが可変になっている。ゲインに応じてRFパルスの振幅aが変わる。ゲインはゲイン制御部706によって制御される。したがって、RFパルスの振幅aはゲイン制御部706によって制御される。
【0064】
パルス発生部702、送信部704およびゲイン制御部706からなる部分の機能は、図1または図2に示した装置におけるRF駆動部140および制御部160からなる部分の機能に相当する。
【0065】
対象1内の励起されたスピンは磁気共鳴信号を生じる。磁気共鳴信号は例えばFID(free induction decay)等である。磁気共鳴信号は、RFコイル部108を通じて受信部708によって受信される。受信部708の機能は、データ収集部150の機能に相当する。
【0066】
磁気共鳴信号の受信信号はフリップアングル判定部710に入力される。フリップアングル判定部710は、受信信号に基づいてスピンのフリップアングルが目標値に一致しているか否かを判定する。フリップアングル判定部710によるフリップアングルの判定については後述する。
【0067】
フリップアングル判定部710の判定信号は、パルス幅調節部712に入力される。パルス幅調節部712は、判定信号に基づいてパルス幅調節信号を発生する。パルス幅調節信号はパルス発生部702に入力され、パルス発生部702が発生するRFパルスのパルス幅を調節する。
【0068】
フリップアングル判定部710およびパルス幅調節部712からなる部分の機能は、データ処理部170の機能に相当する。フリップアングル判定部710およびパルス幅調節部712からなる部分は、本発明におけるパルス幅調節手段の実施の形態の一例である。
【0069】
図9に、本装置の動作のフロー図を示す。同図に示すように、ステップ(step)902で、パルス幅設定が行われる。パルス幅設定はパルス幅調節部712によって行われる。これによってパルス幅τ0が設定される。
【0070】
次に、ステップ904で、最適パルス振幅探索が行われる。最適パルス振幅探索は、RFパルスの振幅の最適値を探索する動作である。RFパルスの振幅の最適値とは、フリップアングルが目標値に一致するようにスピンを励起することが可能な振幅である。
【0071】
フリップアングルはRFパルスの振幅に比例する。したがって、RFパルスの振幅を逐次変えながらRFパルスの送信を試行し、そのつど得られる磁気共鳴信号(FID)を調べることにより、フリップアングルが目標値に一致したか否かを知ることができる。フリップアングルの目標値としては90°または180°が選ばれる。
【0072】
フリップアングルとFIDの信号強度の関係は図10に示すようになる。すなわち、FIDの信号強度はフリップアングルが90°のとき最大となり、フリップアングルが0°および180°のとき最小となる。このような関係を利用して、フリップアングルが90°または180°となるようにスピンを励起するためのRFパルスの振幅をそれぞれ求めることができる。
【0073】
RFパルスの逐次送信はパルス発生部702および送信部704の動作によって行われる。各送信のたびに、ゲイン制御部706によってRFパルスの振幅の逐次増加が行われる。FIDに基づくフリップアングルの目標到達度の判定は、フリップアングル判定部710によって行われる。判定は、フリップアングルとFIDの図10に示したような関係に基づいて行われる。
【0074】
フリップアングルを目標に一致させるパルス振幅が得られたときは、探索成功である。その場合は、ステップ906での判定に基づいてRFパルスチューニングは終了となる。
【0075】
RFパルスの振幅を最大にしても目標が達せられないときは、探索不成功である。そのときは、ステップ906での判定に基づき、ステップ910で、パルス幅がτ+Δτとされる。すなわち、パルス幅はΔτだけ増やされる。パルス幅の増加はパルス幅調節部712によって行われる。これによって、パルス発生部702が発生するRFパルスのパルス幅が更新される。
【0076】
次に、ステップ912でτ>Tであるか否かが判定される。TはRFパルスのパルス幅の正常値の上限である。上限Tは送信部704の性能等を考慮して適宜に定められる。τ>Tとなったときはエラー(error)として処理するが、そうでないときはステップ904に戻る。そして、新たなパルス幅のもとで、上記に準じて最適パルス振幅探査を行う。
【0077】
フリップアングルはRFパルスのパルス幅にも比例するので、パルス幅を増やしたことにより、パルス振幅が同一でもフリップアングルは増加する。したがって、前回の探索で最適パルス振幅が得られなくても、今度は得られる可能性がある。以下、この要領で、最適パルス振幅探索が不成功の場合は、ステップ910でパルス幅をΔτずつ増やしながら探索を繰り返す。
【0078】
パルス幅の初期値τ0および増加分Δτを比較的小さな値とすることにより、フリップアングルを目標値に一致させるRFパルスの振幅を、送信部704が出力可能な最大値またはその近傍の値とすることができる。そのようなパルス振幅は送信部704の能力を100%またはほぼ100%使用して出力される。したがって、送信部704の能力を有効に利用することが可能なパルス振幅を得ることができる。
【0079】
また、パルス振幅がそのような値であることにより、パルス幅は必要最小限の値となる。パルス幅が小さいことによりパルスシーケンスの時間を短縮することが可能になり、それによって撮影時間を短縮し、または、画質を向上することが可能となる。
【0080】
パルス幅の増加分Δτは、上記のような固定値とする代わりに、計算によって動的に変更するようにしてもよい。その場合は、図11に示すように、ステップ908で、パルス幅増加量Δτの計算を行う。Δτの計算は、パルス幅調節部712によって行われる。Δτの計算は次のようにして行われる。
【0081】
最適パルス振幅の探索が不成功であったということは、パルス振幅を送信部704が出力可能な最大値にしてもまだフリップアングルが目標に達しないことを意味している。その場合の目標未達の程度は、励起の不足分を示している。したがって、この励起不足を補うようにパルス幅を増加させれば、フリップアングルを目標値一致させることができる。
【0082】
例えば、目標値180°に対して送信部704の最大出力で励起されたスピンのフリップアングルが170°であったとすると、RFパルスによる励起量を180°/170°倍すれば目標達成が可能である。そのようにするためには、パルス幅τを180°/170°倍すればよい。したがって、パルス幅の増加分Δτは次式によって計算される。
【0083】
【数1】
Figure 0003753668
【0084】
これを一般化すれば、Δτの計算式は次式で与えられる。このようなΔτを用いることにより、チューニング時間を短縮することが可能となる。
【0085】
【数2】
Figure 0003753668
【0086】
ここで、
θT :目標フリップアングル
θ max:到達フリップアングル
フリップアングルの目標値が例えば20°等のように、90°より小さい場合は、上記のようにして求められた最適パルス振幅およびパルス幅に基づいて、目標値に適合した最終的な最適パルス振幅およびパルス幅を計算する。
【0087】
図12に、そのようなRFパルスチューニングを行う場合の本装置の機能ブロック図を示す。同図において、図7に示したものと同様のものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0088】
同図に示すように、本装置はパルス幅計算部714を有する。パルス幅計算部714の機能は、データ処理部170の機能に相当する。パルス幅計算部714は、フリップアングル判定部710およびパルス幅調節部712からの入力信号を用いて計算を行う。フリップアングル判定部710からの入力信号は最適パルス振幅である。パルス幅調節部712からの入力信号はパルス幅設定値である。パルス幅計算部714は、本発明における計算手段の実施の形態の一例である。
【0089】
図13および図14に、本装置の動作のフロー図を示す。これらのフロー図は、それぞれ、図9および図11に示したフロー図にステップ914を追加したものとなっている。ステップ914では、フリップアングルに応じたパルス幅計算が行われる。この計算はパルス幅計算部714によって行われる。パルス幅計算部714は、次式によってパルス幅τを計算する。
【0090】
【数3】
Figure 0003753668
【0091】
ここで、
θT1:中間目標フリップアングル
θT2:最終目標フリップアングル
aT1:最適パルス振幅
amax:送信部704が出力可能なRFパルスの最大振幅
τT1:パルス幅設定値
中間目標フリップアングルθT1は、例えば90°または180°である。最終目標フリップアングルθT2は例えば30°である。最適パルス振幅aT1はフリップアングル判定部710からの入力信号である。これは、フリップアングルを中間目標値に一致させる最適パルス振幅である。パルス幅設定値τT1はパルス幅調節部712からの入力信号である。これは、フリップアングルを中間目標値に一致させるパルス幅設定値である。
【0092】
(3)式は、パルス振幅を送信部704が出力可能なRFパルスの最大振幅amaxにしたときにフリップアングルを最終目標値θT2に一致させるパルス幅を求める式となっている。パルス振幅を最大振幅amaxとしたので、パルス幅は90°や180°のときよりもさらに小さな値となる。これによって撮影時間をさらに短縮することが可能となる。
【0093】
以上、好ましい実施の形態の例に基づいて本発明を説明したが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者は、上記の実施の形態の例について、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更や置換等をなし得る。したがって、本発明の技術的範囲には、上記の実施の形態の例ばかりでなく、特許請求の範囲に属するすべての実施の形態が含まれる。
【0094】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、RF送信装置の能力を有効利用できるようにRFパルスチューニングを行う方法および装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図5】kスペースの概念図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置の機能ブロック図である。
【図8】RFパルスの波形図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図10】フリップアングルとFID信号強度の関係を示すグラフ図である。
【図11】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置の機能ブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置の動作のフロー図である。
【符号の説明】
1 対象
100,100’ マグネットシステム
102 主磁場コイル部
102’ 主磁場マグネット部
106,106’ 勾配コイル部
108,108’ RFコイル部
130 勾配駆動部
140 RF駆動部
150 データ収集部
160 制御部
170 データ処理部
180 表示部
190 操作部
500 クレードル
702 パルス発生部
704 送信部
706 ゲイン制御部
708 受信部
710 フリップアングル判定部
712 パルス幅設定部
714 パルス幅計算部

Claims (3)

  1. スピンのフリップアングルが目標値に一致するように励起用のRFパルスをチューニングする装置であって、
    スピンのフリップアングルが目標値に一致するまでRFパルスのパルス幅を予め定めた初期値から逐次増加させるパルス幅調節手段であって、RFパルスの振幅を調節可能な最大値にしてもフリップアングルが前記目標値に達しないときは目標未遂の程度に応じて次のパルス幅の増加量を定めるパルス幅調節手段を具備することを特徴とするRFパルスチューニング装置。
  2. 前記目標値は90°であることを特徴とする請求項1に記載のRFパルスチューニング装置。
  3. 前記目標値は180°であることを特徴とする請求項1に記載のRFパルスチューニング装置。
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