JP3753407B2 - 全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は耐光性に優れた全芳香族ポリアミド繊維、紡績糸、編織物、フェルト、不織布、紙などの布帛を製造するするための全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パラ系全芳香族ポリアミド繊維は、高強度、高弾性率、高耐熱性、非導電性、錆びない等の高い機能性と、有機繊維のしなやかさと軽量性を合わせ持った合成繊維である。これらの特長から、自動車タイヤ、自動車用伝動ベルト、コンベヤ、光ファイバーの補強等の産業用資材として用いられている。
【0003】
一方、衣料用途や繊維製品としては、刃物に対する切れにくさを応用した作業用手袋や作業服、スポーツ衣料などに使用されている。また、限界酸素指数が29で、本質的に燃えにくいことや、500℃という高温において融けたり収縮したりせずに炭化することから、消防服や燃えにくさの要求される椅子貼り地やカーテンなどのインテリヤ用品としての開発が進められている。
【0004】
パラ系全芳香族ポリアミド繊維は、淡黄色を呈しているが、紫外線に曝されると褐色に変色する。紫外線は、直射日光中に多量に含まれ、パラ系全芳香族ポリアミド繊維を屋外に暴露して置くと、数時間で淡い褐色に変色する。紫外線は、昼間の日陰の光にも含まれているし、白熱電灯や、蛍光灯の光の中にも微量に含まれているので、パラ系全芳香族ポリアミド繊維からなる繊維製品の紫外線による変色は、流通や使用段階において大きな問題である。
【0005】
特に、タイヤやベルト、ロープなど産業用資材とは異なり、審美性が要求される衣料用やインテリヤ製品にパラ系全芳香族ポリアミド繊維を応用する場合、紫外線による変色の問題は大きい。
【0006】
これに対し、パラ系全芳香族ポリアミド繊維を他の繊維で被覆する事によりパラ系全芳香族ポリアミド繊維を隠ぺいし、光による変色の影響を改善する方法がある。例えば、特開平3ー830号公報には、芯成分の主体が芳香族ポリアミドであり、鞘成分の主体がポリエステル繊維の短繊維あるいは長繊維である芯鞘型複合糸であり、芯成分が10〜50重量%、鞘成分が90〜50重量%の割合で構成された芯鞘型複合糸が提案されている。衣料を始めとする繊維製品においては、20s/1以下の細い糸が要求されるが、この太さにおいては鞘成分によって完全に芯成分を被覆する事は困難で、パラ系全芳香族ポリアミド繊維の一部が露出したり、鞘成分を通して紫外線が入ったりして変色がおこるので問題の解決にはなっていない。
【0007】
また、特開平01−174680号公報には、パラ系全芳香族ポリアミド繊維にポリエチレンイミン系化合物を付着させた後、130〜250℃で熱処理する事が提案されている。しかし、該繊維表面にポリエチレンイミン系化合物の樹脂皮膜が形成されるので該繊維の柔軟性が損なわれ、実質的に衣料やインテリヤ用途への応用は不可能である。
【0008】
パラ系全芳香族ポリアミド繊維を亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウム水溶液で処理すると、褐色に変色しその後は変色しにくいので、光による変色の影響は少なくなる。しかし、亜塩素酸ナトリウムや次亜塩素酸ナトリウム水溶液による処理は、パラ系全芳香族ポリアミド繊維を著しく劣化させ強力を低下させるので実用的でない。
【0009】
特開昭62ー97967号公報には、全芳香族ポリアミド成型物の表面を次亜塩素酸金属塩水溶液中で処理する事を特長とする、有機高分子マトリックスとの接着性の改善された全芳香族ポリアミド成型物の製造方法が記載されているが、この処理による強力低下の問題や、その改善方法については述べられていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐光性に優れた全芳香族ポリアミド繊維、紡績糸、編織物、フェルト、不織布、紙などの布帛を製造するするための全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法は、(1)パラ系全芳香族ポリアミド繊維を、強力保持率が65%以上となるように、(2)かつ、JIS L 0842 カーボンアーク灯光に対する染色堅牢度試験方法に準じて、パラ系全芳香族ポリアミド繊維試験片をブルースケール3級が標準退色するまで露光させた前後の色差ΔE*abが12以下となるように、(3)酸化剤と硫酸ナトリウムの水溶液からなる処理液で処理することを特徴とする方法からなる。
【0012】
この耐光性改善方法においては、酸化剤が塩素系酸化剤であることが好ましい。また、酸化剤に亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を用いることが好ましい。また、酸化剤に塩素酸ナトリウム(NaClO3)または次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)を用いることが好ましい。さらに、処理液に、スルホン化化合物からなる界面活性剤を添加することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明において用いるパラ系全芳香族ポリアミド繊維とは、ポリパラフェニレンテレフタルアミドなどのパラ系全芳香族ポリアミド繊維があげられる。
【0014】
紫外線を含む光に対するパラ系全芳香族ポリアミド繊維の耐光性を改善する方法は、パラ系全芳香族ポリアミド繊維を、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)などの酸化剤と硫酸ナトリウムの水溶液からなる処理液で処理する事により、パラ系全芳香族ポリアミド繊維の強度を低下させる事無く淡黄色から淡い褐色に変色させる事によって達成される。さらに、処理液にラウリル硫酸塩などのスルホン化界面活性剤を添加すると該繊維の強度低下防止により効果的である。
【0015】
亜塩素酸ナトリウムなどの酸化剤のみでもパラ系全芳香族ポリアミド繊維を淡黄色から褐色に変色させる事はできるが、強度低下が著しく、実用的でない。
【0016】
本発明の酸化処理において酸化剤として塩素酸ナトリウム(NaClO3)または次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)を用いても良いが、強度保持率と、酸化処理による変色の程度を考慮すると、亜塩素酸ナトリウムの使用が好ましい。
【0017】
硫酸ナトリウムのかわりに、塩化ナトリウムを添加した場合は、強度低下防止の効果が認められなかった。このことから、硫酸ナトリウムの作用は、中性塩の効果ではなく硫酸塩としての効果によるものと考えられる。
【0018】
スルホン化界面活性剤は、例えば、ラウリル硫酸ソーダ塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルケンモノスルホン酸ナトリウム、ヒマシ油スルホン酸ナトリウム、アルカンモノジスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸モノ・ジアルキルエステルのナトリウム塩、ポリオキシエチレンヤシ脂肪酸アミドエーテルサルフェートナトリウム塩、ヤシ脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルサルフェートナトリウム塩などがある。
【0019】
処理の方法は、上記塩素系酸化剤と硫酸ナトリウムを適量水に溶かし、パラ系全芳香族ポリアミド繊維をこれに浸して加熱処理し、水洗乾燥する。このとき、スルホン化界面活性剤を添加併用すると、該繊維の強度低下防止に著しく効果的である。処理温度は50〜100℃がよいが、望ましくは、60〜95℃が効率的である。
【0020】
処理時間は、1〜40分でよいが、処理の均一性と効率を考慮すると20〜35分が望ましい。
【0021】
ステープルを紡績の前に酸化処理する場合は、紡績糸の酸化処理よりも処理条件を強く、すなわち酸化剤の量をやや多く、処理温度をやや高くする必要がある。紡績工程において繊維1本1本まで櫛削られ、繊維表面に微細な傷ができた紡績糸にくらべ、ステープルは繊維表面の傷が少ないので酸化剤の影響を受けにくいためである。
【0022】
処理後のパラ系全芳香族ポリアミド繊維の引っ張り強さに対する処理前の引っ張り強さの比を強力保持率で表す。強力保持率は65%以上が望ましい。65%以下では、パラ系全芳香族ポリアミド繊維本来の高強力特性を生かす事ができない。
【0023】
処理の程度は、JIS L 0842 カーボンアーク灯光に対する染色堅牢度試験方法に準じて、パラ系全芳香族ポリアミド繊維試験片をブルースケール3級が標準退色するまで露光させた前後の色差ΔE*abが12以下となるように処理するのが望ましい。色差ΔE*abが12以上では、パラ系全芳香族ポリアミド繊維を使用した製品の光すなわち紫外線による変色が著しく、色調の安定を欠くことになる。
【0024】
本発明の適用されるパラ系全芳香族ポリアミド繊維の形態は、フィラメント、ステープル、チョップドファイバー、紡績糸、織物、編み物、フェルト、不織布、紙などがあげられる。これらは本発明の処理をされたあと、それぞれに適した後加工工程を通して加工してもよい。例えば、フィラメントにあっては、本発明の処理後、撚糸、製織などができ、またステープル加工などの後加工工程をへて紡績糸、紡績糸織物、編組等に加工できる。ステープルにあっては、本発明の処理後パラ系全芳香族ポリアミド繊維100%の紡績糸あるいは、ナイロン、ポリエステル、木綿などの他素材との混紡糸に加工できる。紡績糸にあっては、本発明の処理の後、単独叉は他素材との交編、交織ができる。これらはまた、本発明の処理後、染色加工や、撥水、柔軟加工などができる。
【0025】
また、パラ系全芳香族ポリアミド繊維とポリエステル、ナイロン、木綿等の他素材とのミックス品、混紡、交織品であっても本発明の処理をする事ができる。
【0026】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。なお、本実施例において用いた評価項目は次の試験法によるものである。
【0027】
強力保持率
パラ系全芳香族ポリアミド繊維の強力保持率(%)は、次のように計算される。
強力保持率(%)=(処理後の引っ張り強さ×100)/(処理前の引っ張り強さ)
引っ張り強さの測定は、繊維の形態がフィラメントの場合はJIS L 1013化学繊維フィラメント試験方法、 ステープルの場合はJIS L 1015化学繊維ステープル試験方法、紡績糸の場合はJIS L 1095 一般紡績糸試験方法、織物の場合はJIS L1096 一般織物試験方法に準じて測定した。
【0028】
色差
パラ系全芳香族ポリアミド繊維の色差は、JIS Z 8730 色の表示方法−物体色の色差・により,L*a*b表色系による色差ΔE*abであらわした。測定は、(株)住化分析センター製分光光度計 Macbeth ColorEye 3000により、D65−10光源を用いて、L*,a*,b*を求め,比較するふたつの値の差をΔL*、Δa*、Δb*とし、次式により算出した。
(ΔEab)2=(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2
【0029】
耐光染色堅牢度
JIS L 0842カーボンアーク灯光に対する染色堅牢度試験方法によった。
【0030】
実施例1〜6、比較例1〜13
パラ系全芳香族ポリアミド繊維(商品名;ケブラー、東レ・デュポン(株)製)の紡績糸(綿番手20/2)と、酸化剤A(亜塩素酸ナトリウム NaClO2)、硫酸ナトリウム(Na2SO4)、界面活性剤B(ラウリル硫酸塩 C12H25OSO3Na)の純分がそれぞれ第1表に示すように配合した処理液とを、浴比1:20で80℃で30分間処理した。十分にすすぎ、遮光した状態で乾燥した。処理後の紡績糸の強力を測定して、処理前の紡績糸の強力と比較し強力保持率を計算した。該紡績糸をカーボンアーク灯形染色堅牢度試験器によりブルースケール3級が標準退色するまで露光させ、前記試験器により露光前後の色差ΔE*abを測定した。
【0031】
これらの結果を表1に示す。実施例1〜6は、処理による強力保持率が65%以上で高強力繊維としての特長を維持し、かつΔE*abは12以下で比較例13の未処理のΔE*ab18.3にくらべ大幅に改善されている。
【0032】
酸化剤(A)のみで処理された比較例7〜12は、強力保持率65%以上でかつΔE*ab以下の条件を満たすことができなかった。
【0033】
実施例7〜8
酸化剤C(塩素酸ナトリウム NaClO3)、酸化剤D(次亜塩素酸ナトリウム NaClO)を用いたほかは、実施例3と同じ方法で処理を行い、強力保持率と色差ΔE*abを測定した。
【0034】
実施例9〜11
界面活性剤D(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、E(アルケンモノスルホン酸ナトリウム)、F(ヒマシ油スルホン酸ナトリウム)、を用いた他は実施例4と同じ方法で処理を行い、強力保持率と色差ΔE*abを測定した。
これらの結果を表2に示す。
【0035】
実施例12
パラ系全芳香族ポリアミド繊維(商品名;ケブラー)のステープル(1.5d、繊維長51mm)と、酸化剤A(亜塩素酸ナトリウム NaClO2)、硫酸ナトリウム(Na2SO4)、界面活性剤B(ラウリル硫酸塩 C12H25OSO3Na)の純分がそれぞれ2(%owf)、88(g/l)、2(%owf)となるように配合した処理液を、浴比1:20で80℃x60分間処理した。十分にすすぎ、遮光した状態で乾燥した。処理後のパラ系全芳香族ポリアミド繊維ステープルの強力は、処理前が34.5(g)に対し処理後は29.3(g)で強力保持率は85.0%であった。該紡績糸をカーボンアーク灯式染色堅牢度試験器によりブルースケール3級が標準退色するまで露光させた。前記試験器により測定した露光前後の色差ΔE*abは7.0であった。
【0036】
実施例13
実施例12で得た、酸化剤で処理されたパラ系全芳香族ポリアミド繊維のステープル(商品名;ケブラー)と、繊度1.5d,繊維長51mmのポリエステル繊維を混紡して、ケブラー10%、ポリエステル90%の綿番手20/1の混紡糸をリング精紡機でつくった。これを双糸加工して綿番手20/2とした。
【0037】
この混紡糸を、分散染料Cl Disperse Blue 56,Kayalon Polyester Blue EBL−E(日本火薬製)1.2%owfと、酢酸で染浴をPH5.5に調整した染浴に浴比1:20で入れ、130℃x60分間染色した。十分にすすいで乾燥し、主としてポリエステル繊維が染色されたブルーの先染め糸を得た。この先染め糸の染色耐光堅牢度を、JIS L 0842カーボンアーク灯に対する染色堅牢度試験方法で評価したところ、染色耐光堅牢度は4級でインテリヤ用品に用いる織り編み物用の糸としては問題の無いレベルであった。
【0038】
比較例14
酸化剤で処理されないパラ系全芳香族ポリアミド繊維のステープルを用いた他は、実施例13と同様に混紡糸をつくり、実施例13と同じ方法により染色した先染め糸を得た。
この先染め糸の耐光染色堅牢度は2−3級で、インテリヤ用基布に用いる先染め糸としては耐光堅牢度が不十分である。
【0039】
実施例14
パラ系全芳香族ポリアミド繊維(商品名;ケブラー、東レ・デュポン(株)製)の紡績糸織物(綿番手20/2、密度58×47本/in、組織2/2綾織り)を用いたほかは、実施例3と同じ方法で処理を行った。十分にすすぎ、遮光した状態で乾燥した。処理後のパラ系全芳香族ポリアミド繊維織物の引っ張り強力は、処理前のタテxヨコが175×160(kg/in)に対し処理後はそれぞれ143×128(kg/in)で強力保持率は81.7×80(%)であった。該処理後の織物をカーボンアーク灯形染色堅牢度試験器によりブルースケール3級が標準退色するまで露光させた。露光前後の色差ΔE*abは7.0であった。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【発明の効果】
本発明の方法によれば、耐光性の改善されたパラ系全芳香族ポリアミド繊維および紡績糸、または編織物、あるいはフェルト、不織布、紙などを製造することができる。特に、審美性が要求される衣料用や、インテリヤ製品にパラ系全芳香族ポリアミド繊維を応用することが容易になる。
Claims (5)
- (1)パラ系全芳香族ポリアミド繊維を、強力保持率が65%以上となるように,(2)かつ、JIS L 0842 カーボンアーク灯光に対する染色堅牢度試験方法に準じて、パラ系全芳香族ポリアミド繊維試験片をブルースケール3級が標準退色するまで露光させた前後の色差ΔE*abが12以下となるように、
(3)酸化剤と硫酸ナトリウムの水溶液からなる処理液で処理することを特徴とする全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法。 - 酸化剤が塩素系酸化剤である請求項1に記載の耐光性改善方法。
- 酸化剤に亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)を用いる請求項1に記載の全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法。
- 酸化剤に塩素酸ナトリウム(NaClO3)または次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)を用いる請求項1に記載の全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法。
- 処理液に、スルホン化化合物からなる界面活性剤を添加したことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の全芳香族ポリアミドの耐光性改善方法。
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