JP3750585B2 - カラー電子写真装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフルカラー画像を得るための電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカラープリンタは、特許第3,036,144 号にみられるように、現像器を交換するときに開閉する扉の中に、現像器を選択的に感光体に押し付けるためのカムとその機構を設けていた。
【0003】
また、特開2001−83801号にみられるように、現像器の下に、現像器を駆動するギヤを2個備えたシャフトを設けて、このギヤと現像器の両側のギヤが噛み合うようにして、シャフトの回転によって現像器が感光体に押し付けられるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許第3,036,144 号の例では、現像器を感光体に押し付けるためのカムとその駆動機構が扉内に設けてあるため、扉が複雑で重くなるという問題があった。
【0005】
また、特開2001−83801号の例では、現像器の下にシャフトを通す必要があるため、現像器と現像器との間隔を広くしなければならず、プリンタ本体の高さが高くなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題は、現像器の駆動系を次のような構成とすることで、解決できる。
【0007】
現像器は、バネによって感光体から離されている。現像器の両側に互いに連動するギヤを設けて、一方のギヤは、現像器を駆動するためのクラッチをつけた駆動ギヤと噛み合い、他方のギヤは、あるトルク値で滑り始めるブレーキで、そのブレーキ機能が電気信号などの制御手段でオンオフできるようにしたブレーキ機構と連結したブレーキギヤと噛み合うようにする。駆動ギヤは、それが回転すると現像器を感光体に押しつけるような位置に配置する。ブレーキギヤは現像器のギヤが回転すると、現像器を感光体に押しつけるような位置に配置する。ブレーキが滑り始めるトルクの設定は、現像器を押し戻すバネの力よりも大きくなるような値にしておく。
【0008】
尚、現像器の両側のギヤ,駆動ギヤ,ブレーキギヤは、ギヤ以外にギヤとタイミングベルトを組合せたものやそれ以外の回転伝達手段を用いても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明において現像を始めるとき、クラッチとブレーキ装置に通電され、駆動ギヤが回転を始め、同時にブレーキギヤにブレーキが作用する。駆動ギヤと噛み合っている現像器のギヤは駆動ギヤに押されることになり、バネの力に抗して、現像器の駆動ギヤ側が感光体に押し付けられる。感光体への押し付けが完了すると、現像器の負荷トルクよりも駆動ギヤによる駆動トルクが大きくなり、現像器のローラ類が回転を始める。このとき、現像器の他方のギヤに噛み合っているブレーキギヤにブレーキを働かせておくと、現像器の駆動側のギヤが回転することにより、現像器のブレーキギヤ側が感光体に押し付けられる。感光体への押し付けが完了すると、ブレーキが滑り始じめ、ブレーキギヤが回転する。これで、現像ローラ全体が感光体と接触して回転し、現像が始まる。
【0010】
現像が終了するときは、駆動ギヤにつながるクラッチが停止する。これとほぼ同時にブレーキを開放する。現像器を戻すためのバネの作用により、駆動ギヤとブレーキギヤは逆回転し、現像器は感光体から離れる。
【0011】
以下、本発明になるカラー電子写真装置であるカラーレーザプリンタの例を図面を参照して説明する。
【0012】
図1は現像器とその駆動系の一部の斜視図である(この図は本体の左前側から見ている)。図2はカラーレーザプリンタを左側から見た断面図である。
【0013】
プリンタ本体1の中央部に転写ドラム2が取り付けられており、転写ドラム2の前側(図2の右側)に感光ベルトカートリッジ10が設けられている。感光ベルトカートリッジ10の内部には感光ベルト11がローラで保持されている。感光ベルトカートリッジ10の前側には、4つの現像器20K,20Y,20M,20Cが取り付けられている。現像器20の下にはレーザユニット5があり、さらにその下には用紙カセット31が設けられている。用紙カセット31の後側(図2の左側)に給紙ローラ33,レジストローラ34が配置されている。転写ドラム2の上にはドラムクリーナ3が設けてある。転写ドラム2の後側には転写ローラ35,除電器36,定着器37,排紙ローラ38が配置されている。プリンタ本体1上面は排紙トレー39になっている。
【0014】
現像器20はプリンタ本体1に設けたレール8(図4参照)に沿って前後に動くようになっている。レール8の先端はストッパ9になっていて、現像器20と感光ベルト11の接触を常に一定に保つようになっている。バネ6は現像器20の左右に取りつけられていて、現像器20が装着時には一端がプリンタ本体1側から押され各々約8Nで現像器20を感光ベルト11から離そうとしている。
【0015】
プリンタ本体1前側にはフロントドア41が設けられている。フロントドア
41の下側には回転軸44があり、現像器20を交換する時に開けられるようになっている。
【0016】
現像器20の先端には、図1に示すように、現像ローラ21が取りつけられている。現像ローラ21の両端にはギヤ22,ギヤ23が設けられている。
【0017】
ギヤ22は、プリンタ本体1右側に設けられた駆動ギヤ52に噛み合うように取りつけられている。ギヤ22は駆動ギヤ52の他に、現像器20内のトナーを現像ローラ21に供給するための羽根などを回転するためのギヤと噛み合っているが、詳細は省略する。
【0018】
ギヤ23は、アイドラギヤ24を介してプリンタ本体1左側に設けられたブレーキギヤ54に噛み合うようになっている。また、このギヤ23はブレーキギヤ54の他に、トナーを現像ローラ21に均一に付着させるためのリセットローラを回転させるためのギヤに噛み合っているが、詳細は省略する。
【0019】
アイドラギヤ24は二段のギヤ比を2:1にしているので、アイドラギヤ24及びブレーキギヤ54の回転数は現像ローラ21の回転数の半分になっている。
【0020】
現像器20の負荷トルクは約0.25Nm である。ギヤ22,ギヤ23,ブレーキギヤ54のピッチ円直径は20mmである。
【0021】
駆動ギヤ52は現像器20の回転を制御するためにクラッチ51が取り付けられている。
【0022】
ブレーキギヤ54は電磁ブレーキ53を介してプリンタ本体1左側に取りつけられている。電磁ブレーキ53は0.1Nm のトルクで滑り始めるように設定してある。
【0023】
駆動ギヤ52,クラッチ51,電磁ブレーキ53,ブレーキギヤ54は、4個の現像器20K,20C,20M,20Yにそれぞれ設けられている。
【0024】
ここでカラーレーザプリンタの動作を図1,図2に、図3を併用し説明する。
【0025】
印刷が始まると、感光ベルト11が回転を始め、それに伴って、転写ドラム2も一定の速度で回転を始める。感光ベルト11は、帯電器12により一様に帯電される。レーザユニット5は各色の画像信号に従ってレーザ光5aを発光させ、それによって、感光ベルト11表面に各色に対応する静電潜像が順次形成される。潜像形成は、黒K,シアンC,マゼンタM,イエローYの順番で行われる。
【0026】
黒の静電潜像が現像器20Kの位置にきたときに、クラッチ51に通電され、駆動ギヤ52が反時計方向(プリンタの左側から見た場合)に回転を始める。現像器20の右側のギヤ22は駆動ギヤ52によって、感光ベルト11側に押されることになる。このとき、現像ローラ21の負荷トルクが0.25Nm であることから、ギヤ22の歯先には25Nの力が働いたときに、現像ローラ21が回転を始める。しかし、この力は、現像器20を押し戻すバネ6の力8Nよりも、大きいので、現像ローラ21が回転を始める前に、現像器20の右側が感光ベルト11に押しつけられる。図3(b)に示すように、ストッパ9Rへ現像軸受19Rが押しつけられると、現像ローラ21の負荷トルク0.25Nm よりも駆動トルクが大きくなり、現像ローラ21が回転を始める。
【0027】
また、クラッチ51への通電とほぼ同時に、電磁ブレーキ53への通電が開始され、ブレーキ作用によってブレーキギヤ54が固定される。現像ローラ21が回転すると、左側のギヤ23が回転し、ブレーキギヤ54を回転させようとする。しかし、電磁ブレーキ53の設定値が0.1Nm であるため、ブレーキギヤ54の歯先に10Nの力が働くまで電磁ブレーキ53は滑らない。この力が現像器20を押し戻すバネ6の力8Nよりも大きいため、現像器20の左側が感光ベルト11側に移動を開始する。すなわち、図3(c)に示すように、現像軸受19Lがストッパ9Lに押し付けられると、電磁ブレーキ53が滑り始めブレーキギヤ54が回転する。この結果、現像ローラ21全体が感光ベルト11と接触して回転し、現像が始まる。
【0028】
現像器20と感光ベルト11の接触の動きをまとめると、まず、現像器20の右側が接触し、少し遅れて、左側が接触することになる。この遅れ時間は、ブレーキギヤ54と噛み合っているアイドラギヤ24の回転数が150rpm 、現像器20の移動距離が3mmとなっているので、0.02秒 となり、静電潜像の現像という動作には、ほとんど問題とならない。
【0029】
このようにして、現像器20Kが感光ベルト11上の静電潜像を現像し、感光ベルト11上に黒のトナー像が形成される。
【0030】
黒の静電潜像が現像位置を通り過ぎると、クラッチ51と電磁ブレーキ53への通電が停止し、現像器20を感光ベルト11側に押しつけていた力が消滅する。このため、現像器20を戻すためのバネ6の作用により、駆動ギヤ52とブレーキギヤ54は逆回転し、現像器20は感光ベルト11から離れる。
【0031】
一方、転写ドラム2は感光ベルト11の表面と接触しながら同期して回転しているが、感光ベルト11と転写ドラム2の間にある電位差によって、感光ベルト11表面上の黒のトナー像は転写ドラム2の表面に転写される。
【0032】
黒に引き続き、感光ベルト11上にはシアンCの静電潜像が形成される。黒の場合と同様に、シアン用のクラッチ51Cと電磁ブレーキ53Cに通電され、現像器20Cが感光ベルト11に接触する。現像器20Cによって、静電潜像はシアンのトナーで現像され、感光ベルト11上にシアンのトナー像が形成される。そして、シアンのトナー像も感光ベルト11上から転写ドラム上に転写される。これをマゼンタ,イエローと繰り返すことにより、転写ドラム2の表面上に4色のカラートナー像が形成される。
【0033】
一方、用紙カセット31に蓄積された記録媒体である用紙32は、給紙ローラ33により抽出及び搬送されてレジストローラ34に送られ、前記転写ドラム2表面上のカラートナー像と用紙搬送タイミングを整合制御した後に、転写ローラ35に向けて送り出される。
【0034】
この転写ローラ35は、送り込まれた用紙32を前記転写ドラム2に接触させながら、用紙32の背面から機械的な押圧力と転写電界を与えることにより、該転写ドラム2表面上のカラートナー像を用紙32に転写する。なお、転写ローラ35は、転写ドラム2の表面上に感光ベルト11上の各色のトナー像を転写してカラートナー像を形成する過程では、トナー像に接触しないように、転写ローラ接離装置(図示せず)により引き離されており、カラートナー像が完成して、用紙32に転写する過程で作用するように転写ドラム2に向けて押し出される。
【0035】
AC除電用電源(図示せず)から交流電圧が与えられて交流コロナを発生するAC除電器36は、カラートナー像が転写された用紙32の背面に残留する電荷を中和して除電することにより、用紙32が転写ドラム2から剥離し易くする。
【0036】
転写ドラム2から剥離した用紙32は定着器37に送られ、定着器37を通過する間にカラートナー像が用紙32の表面上に熱定着される。カラートナー像が熱定着された用紙32は、排紙ローラ38を経て、排紙トレー39上に排出される。
【0037】
ドラムクリーナ3は転写ドラム2の表面に残留しているトナーを清掃する。尚、ドラムクリーナ3は、転写ドラム2の表面に単色トナー像を転写してカラートナー像を形成する過程では、その清掃作用が働かないように、転写ドラム2から引き上げられている。そして、カラートナー像が完成して、カラートナー像が用紙32に転写された後に、転写ドラム2の表面に作用するように押圧される。
【0038】
現像器20内のトナーが無くなったら、その現像器20を新しいものと交換するのであるが、そのときは、プリンタ本体1前にあるフロントドア41を開いて現像器20を引き抜き、新しい現像器20を挿入する。フロントドア41には、従来のプリンタに見られたような現像器を押し付けるカムなどは備わっていない。
【0039】
以上、本実施例によれば、現像器が自分自身の回転する力を利用して、感光体と接触するので、現像器を手前側から押すための機構がいらなくなるという効果がある。
【0040】
また、現像器の下にシャフトを通す必要がないので、プリンタ本体の高さを小さくできる効果がある。
【0041】
さらに、現像ローラ21が回転し現像している間は、電磁ブレーキ53は滑りながら回転していて、電磁ブレーキ53内では摩擦熱が発生している。本実施例では、二段ギヤのアイドラギヤ24を取り付け、そのギヤ比を2:1にしているので、アイドラギヤが無い場合と比較して、電磁ブレーキ53の回転数が半分となり、発熱量も半分になっている。本例では、電磁ブレーキの回転数を少なくできるので、電磁ブレーキ部での発熱量を少なくできる効果も有している。
【0042】
本発明の第二の実施例を図4を用いて説明する。
【0043】
図4は現像器と駆動系の一部を左前から見た斜視図である。
【0044】
本実施例では、現像ローラ21の左側にギヤ23が取り付けられ、ギヤ23の上方に電磁ブレーキ53,ブレーキギヤ54が配置され、ギヤ23とブレーキギヤ54とを直接(アイドラギヤを介さずに)噛み合わせるように構成したものである。電磁ブレーキ53はプリンタ本体1の左側に取り付けられている。
【0045】
カラーレーザプリンタの動作は第一の実施例と同じであるので、省略する。
【0046】
本例においては、第一の実施例に比べて、アイドラギヤ24を配置しないのでその分だけ、回転伝達部品を少なくできる。
【0047】
また、ブレーキギヤ54と噛み合っているギヤ23の回転数が300rpm であるので、現像器20の右側が感光ベルト11と接触してから左側が接触するまでの遅れ時間を0.01秒(第一の実施例の半分)にすることができる。
【0048】
以上、本実施例によれば、回転伝達部品を少なくでき、且つ、現像器のブレーキギヤ側が感光体と接触するまでの遅れ時間を短縮できる効果がある。
【0049】
本発明の第三の実施例を図5を用いて説明する。
【0050】
図5はブレーキギヤ周辺の斜視図である。
【0051】
本実施例では、ブレーキギヤ54の中に約0.1Nm で滑るように設定されたトルクリミッタ55を設けてある。ブレーキギヤ54には同軸にラチェット56が取り付けられていて、ラチェット56に引っかかる爪57aを持ったソレノイド57が設けてある。ソレノイド57は制御基板58に直接取り付けられている。
【0052】
クラッチ51に通電されるのと同時にソレノイド57にも通電される。ソレノイド57は爪57aを吸引し、爪57aはラチェット56に引っかかり、ラチェット56の回転を止める。現像器20のギヤ23が回転を始めると、現像器は感光ベルト11の方に進む。現像器20が感光ベルトに接触すると、トルクリミッタ55が滑り始める。ギヤ23,ブレーキギヤ54は、矢印のように回転し現像が行われる。
【0053】
現像が終了すると、ソレノイド57への通電が止められ、爪57aがラチェット56から外れて、ラチェット56とブレーキギヤ54がバネ6の作用によって、時計方向に回り、現像器20が感光ベルト11から離れる。
【0054】
尚、ラチェット56内にトルクリミッタ55を設けても同じ効果が得られる。
【0055】
また、第一の実施例のように、ブレーキギヤ54を減速させるアイドラギヤ24を配置し、トルクリミッタ55を内蔵したブレーキギヤ54に噛み合わせて構成しても良い。ただし、このときはラチェット56の向きを逆にしなければならない。この場合、トルクリミッタ55での発熱を少なくできる効果が付加される。
【0056】
本実施例によれば、ソレノイドを基板に直接取り付けることで、組立性が向上するという効果が得られる。
【0057】
本発明の第四の実施例を図6を用いて説明する。
【0058】
本実施例は第一の実施例の変形例であり、図6に示すように、アイドラギヤ
24の大きいギヤ24aと小さいギヤ24bの内部に所定のトルクや力で滑るトルクリミッタ24cを設け、トルクや力で滑るブレーキ機構を現像器20側に配置するようにしたものである。
【0059】
また、ブレーキギヤ54と結合するプリンタ本体1側の機構は、図5の例と同様に、ブレーキギヤ54を固定したシャフトにラチェット56を取り付け、ラチェット56はソレノイド57などによって、現像中は固定され、現像が終わったらフリーになるようにすれば良い。
【0060】
本実施例においては、消耗品として交換する現像器20にトルクリミッタ24cを設けることにより、トルクリミッタ24cの部品寿命を現像器20の交換寿命と同等に設定することができる。その結果、通常のプリンタ本体寿命は現像器20の交換寿命の数十倍に設定されているので、トルクリミッタをプリンタ本体側に配置した場合と比較して、トルクリミッタ24cの寿命を数十分の1に設定することができ、また、その分だけ、安価な材料や機構部品を使用できる効果がある。
【0061】
本発明の第五の実施例を図7を用いて説明する。
【0062】
本実施例は第二の実施例の変形例であり、図7に示すように、ギヤ23を二重にし、外側のギヤ23bがブレーキギヤ54と噛み合うようにし、外側のギヤ23bの内部に所定のトルクや力で滑るトルクリミッタ23cを設け、内側のギヤ23aはトルクリミッタ23cを設けず現像ローラ21のシャフトに直結したものである。
【0063】
本例においては、トルクや力で滑るブレーキ機構を現像器20側に配置する為、ギヤ23を二重にしたが、これにより、(1)外側のギヤ23bとトルクリミッタ23cにより現像器20を感光ベルト11に押し付けるブレーキ力を発生させ、(2)内側のギヤ23aは滑らないようにし、内側のギヤ23aにより現像器内のリセットローラなどに動力を伝達させるようにしている。
【0064】
また、ブレーキギヤ54と結合するプリンタ本体1側の機構は、上記した第四の実施例と同様な構成にすれば良い。
【0065】
本実施例においても、第四の実施例と同様に、トルクリミッタをプリンタ本体1側に配置した場合と比較して、トルクリミッタ23cの寿命を数十分の1に設定することができ、また、その分だけ、安価な材料や機構部品を使用できる効果がある。
【0066】
尚、上記した第一乃至第五の実施例において、現像ローラ21の両側のギヤ22,23,駆動ギヤ52,ブレーキギヤ54は、ギヤ以外にギヤとタイミングベルト(歯付きベルト)を組合せたものや、それ以外の回転伝達手段を用いても良い。
【0067】
また、上記した第一乃至第五の実施例において、オンオフ制御可能であるがトルクや力で滑る機能を有しないブレーキ機構を採用する場合も、ブレーキ機構をオンし現像器を感光体に接触させるステップを実施できる。
【0068】
この場合、次の現像ステップでは、現像器が感光体に接触した直後にブレーキ機構をオフすると共に、(1)ブレーキ側のバネ力を除去ないし弱めるか
(2)バネ力に抗して接触を維持するような機構を付加すれば良い。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、現像器を手前側から押すための機構がいらなくなる。また、小型なカラー電子写真装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像器と駆動系の斜視図。
【図2】プリンタの縦断面図。
【図3】現像器の動作の説明図。
【図4】第二の実施例の斜視図。
【図5】第三の実施例の斜視図。
【図6】第四の実施例の部分斜視図。
【図7】第五の実施例の部分斜視図。
【符号の説明】
1…プリンタ本体、2…転写ドラム、3…ドラムクリーナ、5…レーザユニット、10…感光ベルトカートリッジ、11…感光ベルト、12…帯電器、20…現像器、21…現像ローラ、22,23…ギヤ、31…用紙カセット、32…用紙、33…給紙ローラ、34…レジストローラ、35…転写ローラ、36…除電器、37…定着器、38…排紙ローラ、39…排紙トレー、41…フロントドア、44…回転軸、51…クラッチ、52…駆動ギヤ、53…電磁ブレーキ、54…ブレーキギヤ、55…トルクリミッタ、56…ラチェット、57…ソレノイド。

Claims (7)

  1. 感光体と、複数の着脱可能な現像器を備えたカラー電子写真装置において、該現像器の両側に互いに連動する回転伝達手段を設け、その一方の回転伝達手段により該現像器を駆動し、他方の回転伝達手段はオンオフ制御可能なブレーキ機構を有することを特徴とするカラー電子写真装置。
  2. 請求項1に記載のカラー電子写真装置において、該ブレーキ機構は所定のトルクまたは力で滑り始めることを特徴とするカラー電子写真装置。
  3. 感光体と、複数の着脱可能な現像器を備えたカラー電子写真装置において、該現像器の両側に互いに連動するギヤを設け、その一方のギヤに該現像器を駆動する回転伝達手段を噛み合わせ、他方のギヤに所定のトルクまたは力で滑り始めるブレーキ機構を有する回転伝達手段を噛み合わせ、該ブレーキ機構がオンオフ制御可能であることを特徴とするカラー電子写真装置。
  4. 請求項3に記載のカラー電子写真装置において、該現像器を該感光体に接触させる際に該ブレーキ機構をオンし、該現像器を該感光体から離す際に該ブレーキ機構をオフさせることを特徴とするカラー電子写真装置。
  5. 請求項3に記載のカラー電子写真装置において、該ブレーキ機構が該現像器の下側に位置していることを特徴とするカラー電子写真装置。
  6. 感光体と、複数の着脱可能な現像器を備えたカラー電子写真装置において、該現像器の両側に互いに連動する回転伝達手段を設け、その一方の回転伝達手段により該現像器を駆動し、他方の回転伝達手段は所定のトルクまたは力で滑り始めるブレーキ機構を有し、該ブレーキ機構は該現像器に取り付けられていることを特徴とするカラー電子写真装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか記載のカラー電子写真装置において、回転伝達手段はすくなくとも、単数または複数のギヤを含んで構成されていることを特徴とするカラー電子写真装置。
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