JP3750176B2 - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置の室外機に係り、特に、その小型化を図りながら性能を向上する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、一般的な空気調和装置の室外機は、ケーシング内に、圧縮機、送風機、熱交換器等を収容して成っている。そして、この種の室外機は、その設置スペースの縮小化を図るためできるだけコンパクトであることが望ましい。
【0003】
この点に鑑みられたものとして、例えば特公平6−70507号公報に開示されるものがある。この公報に開示されている室外機は、ケーシングの前面に空気吸込口を、左右両側面に空気吹出口を夫々形成し、ケーシングの中央部に圧縮機を、左右両側部にクロスフローファンを夫々設置している。そして、空気吸込口に対向して平板状の熱交換器を配設し、圧縮機と熱交換器とを仕切ると共に空気吸込口から空気吹出口に亘る空気流通路を形成する風胴壁を設けた構成となっている。つまり、左右一対のクロスフローファンの間に圧縮機の配設スペースを確保することで、室外機全体としてのコンパクト化を図ることができるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した公報に開示されている室外機では、熱交換器が平板状であって、その左右方向の長さ寸法は、ケーシングの寸法によって規制されることになる。つまり、熱交換器の左右方向の長さを長くして熱交換面積を拡大し室外機の性能を向上させるためには、ケーシングの左右方向寸法も大きくせねばならず、これでは、上述した室外機のコンパクト化が阻害されることになる。つまり、この公報に開示されている構成では、室外機のコンパクト化と熱交換器の水平方向長さの拡大による性能向上とを両立することは不可能であった。
【0005】
本発明は、この点に鑑みられたものであって、室外機のコンパクト化を図りながら、熱交換器の熱交換面積を拡大して、その性能を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、ケーシング内の左右両側部に配設した送風機の間に圧縮機の配設スペースを確保して室外機全体としての小型化を図りながら、熱交換器を、その両端部をケーシング前面に近接した位置とし且つ中央部をケーシング背面に近接した位置として送風機と圧縮機との間に亘って曲り形状に配設した。
【0007】
具体的に、請求項1記載の発明は、前面(2a)の略全体に空気吸込口(3) が、左右両側面(2b,2b) に空気吹出口(4,4) が夫々形成され、且つ背面(2e)が閉塞された箱型のケーシング(2) と、該ケーシング(2) 内の中央部に配設された圧縮機(7) と、上記ケーシング(2) 内の各空気吹出口(4,4) に対向する位置に配設された左右一対の送風機(8,8) と、上記ケーシング(2) 内に配設され、左右の両外側部(15a,15a) が空気吸込口(3) に近接して該空気吸込口(3) と送風機(8) との間に位置し、中央部(15c) がケーシング(2) の背面(2e)に近接して該背面(2e)と圧縮機(8) との間に位置し、外側部(15a) と中央部(15c) とを繋ぐ連続部(15b) が送風機(8) と圧縮機(7) との間に位置するように曲り形状に形成された熱交換器(15)とを備えさせた構成としている。
【0008】
このような構成により、左右一対の送風機(8,8) の間に圧縮機(7) の配設スペースを確保したことで、室外機全体としての小型化を図ることができ、また、熱交換器(15)を曲り形状としたことで、ケーシング(2) の左右方向寸法を大きくすることなしに熱交換器(15)を大型にして熱交換面積を拡大し室外機(1) の性能の向上を図ることができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の空気調和装置の室外機において、各送風機を、鉛直方向に配置されたクロスフローファン(8,8) で成した構成としている。
【0010】
この構成により、送風機(8) の配設スペースとして必要なケーシング(2) の左右方向寸法を必要最小限に抑えながら、空気吹出口(4,4) の鉛直方向の全体から空気を吹出すことができ、室外機の小型化と吹出空気のスムーズな拡散とを図ることができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の空気調和装置の室外機において、各クロスフローファン(8,8) の上端部に駆動用モータ(8a,8a) を備えさせ、ケーシング(2) 内の上部に、各駆動用モータ(8a,8a) の間に電装品(12)を配設した構成としている。
【0012】
この構成により、各駆動用モータ(8a,8a) 間のデッドスペースを有効に利用して電装品(12)の配設スペースを確保することができる。また、電装品(12)を各駆動用モータ(8a,8a) に近接した位置に配設することができるので、電装品(12)から各モータ(8a,8a) へ延びる電気配線を短くすることができ、室外機(1) 全体としてのコスト低減が図れ、また配線接続作業を行い易くすることができる。
【0013】
請求項4記載の発明は、上記請求項2記載の空気調和装置の室外機において、クロスフローファン(8) を、上端部に配設された駆動用モータ(8a)と、該駆動用モータ(8a)の駆動軸(8b)下端部に連結されたファン本体(8c)とで成す。そして、ケーシング(2) の空気吹出口(4) の上端位置を、駆動用モータ(8a)の配設高さに対応する位置に設定し、上記ファン本体(8c)の上端部と空気吹出口(4) の上端との間に、ファン本体(8c)からの送風を空気吹出口(4) の上端に向って案内する案内部材(10)を配設した構成としている。
【0014】
この構成により、ファン本体(8c)からの送風の一部は案内部材(10)により空気吹出口(4) の上端に向って案内される。このため、空気吹出口(4) 周辺の空気通路を下流側に向って拡大することで空気の流通抵抗を低減でき、また、この吹出し空気が空気吸込口(3) から吸込まれてしまう所謂ショートサーキットを回避することができる。
【0015】
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載の空気調和装置の室外機において、熱交換器(15)を、鉛直方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) を水平方向に所定間隔を存して略平行に配置し、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17)を水平方向に貫通させた構成とした。
【0016】
請求項6記載の発明は、上記請求項1記載の空気調和装置の室外機において、熱交換器(15)を、水平方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) を鉛直方向に所定間隔を存して平行に配置し、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17)を鉛直方向に貫通させた構成とした。
【0017】
これら構成により、熱交換器(15)の具体構成を得ることができ、特に、請求項6記載の発明では、放熱フィン(16,16. …) の配設状態によって熱交換器(15)の形状を設定するものではなく、各放熱フィン(16,16. …) の形状を所望の熱交換器(15)の平面視形状とすることで所定形状の熱交換器(15)が作製されることになるので、該熱交換器(15)を所望の形状に比較的容易な製作作業によって得ることができる。
【0018】
請求項7記載の発明は、上記請求項1記載の空気調和装置の室外機において、熱交換器(15)を一対の熱交換部材(15A,15B) より構成し、各熱交換部材(15A,15B) を、その一端部を空気吸込口(3) に近接させ、且つ他端部をケーシング(2) の背面(2e)に近接させた曲り形状に形成した構成としている。
【0019】
この構成により、各々個別に作製した小型の熱交換部材(15A,15B) を、個別にケーシング(2) 内に配設することになるので、熱交換器(15)をケーシング(2) に組付ける際の作業性が良好になる。
【0020】
請求項8記載の発明は、上記請求項1記載の空気調和装置の室外機において、ケーシング(2) の前面(2a)を、その左右方向の両端部分を中央部分よりも背面(2e)側に後退する湾曲面で形成し、熱交換器(15)の左右の両外側部(15a,15a) を、この湾曲面に沿うように配設した構成としている。
【0021】
この構成より、熱交換器(15)の左右の両外側部(15a,15a) が、水平方向外側に向うにしたがって背面パネル(2e)側に湾曲することになり、これによっても熱交換器(15)の水平方向長さの拡大を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基いて説明する。図1は、本形態に係る空気調和装置の室外機(1) の斜視図、図2及び図3は、その内部構造を示し、図2は室外機(1) 内部の平面図、図3は室外機(1) 内部の一部を破断した正面図である。
【0023】
図1に示すように本室外機(1) のケーシング(2) は、その前面パネル(2a)の略全体に空気吸込口(3) が、左右の各側面パネル(2b,2b) に空気吹出口(4) が夫々形成されている。また、前面パネル(2a)は、その高さ寸法と左右方向の幅寸法とが等しく設計されている。このため、室外機(1) は正面視が正方形状となっている。一方、それ以外の面、つまり上下各面を構成するパネル(2c,2d) 及び背面パネル(2e)は閉塞されている。また、上面パネル(2c)の一側部には後述する圧縮機(7) や熱交換器(15)に冷媒を流すための配管が挿通される開口(2f,2f) が形成されており、この開口(2f,2f) には、図3の如く、配管接続用のプラグ(5,5) が取付けられている。また、上記前面パネル(2a)は、左右方向の両端部が中央部よりも背面パネル(2e)側に後退するように比較的大きな曲率半径をもって湾曲されており、この前面パネル(2a)と左右の側面パネル(2b,2b) との稜線部分が滑らかな湾曲面で形成されてケーシング(2) 全体としての見映えの向上が図られている。
【0024】
また、空気吸込口(3) 及び空気吹出口(4) の形状について説明すると、両口(3,4) 共に矩形状の開口で成り、空気吸込口(3) は、各開口縁のうち開口左右両側縁及び開口下端縁が前面パネル(2a)の各縁部に近接し、できるだけ大きな吸込み開口面積が確保されるようになっている。また、空気吸込口(3) の開口上端縁は、前面パネル(2a)の上端縁から所定寸法(図1における寸法t)を存した下側位置に設定されている。一方、空気吹出口(4) は、その各開口縁が側面パネル(2b)の各縁部に近接し、できるだけ大きな吹出し開口面積が確保されるようになっている。つまり、空気吹出口(4) の上端縁の位置は、空気吸込口(3) の上端縁の位置よりも上方に位置されている。
【0025】
次に、上述ような構成とされたケーシング(2) の内部に収容された各機器及びその配設状態について説明する。図2及び図3に示すように、ケーシング(2) 内部の左右方向中央部の下面パネル(2d)上には圧縮機(7) が立設されている。この圧縮機(7) は外周面の下端部位置に外周側に延びる複数の支持脚(7a,7a, …) が突設されており、この支持脚(7a,7a, …) がケーシング(2) の下面パネル(2d)に図示しない弾性体を介して弾性支持されている。
【0026】
また、ケーシング(2) 内の各空気吹出口(4,4) に対向する位置には送風機としての左右一対のクロスフローファン(8,8) が配設されている。このクロスフローファン(8) は、鉛直方向の回転軸を有するように立設状態で配置されており、上端部にファンモータ(8a)を備え、該ファンモータ(8a)から下方に延びる駆動軸(8b)の下端部にファン本体(8c)が回転一体に連結されている。また、このファン本体(8c)の下端部はケーシング(2) の下面パネル(2d)に回転自在に支承されている。また、図2の如く、このクロスフローファン(8) の配設位置から空気吹出口(4) に亘って空気を案内するための垂直案内板(9,9) が背面パネル(2e)及び側面パネル(2b)から延びており、空気吸込口(3) から各空気吹出口(4,4) へ空気が円滑に流れるようになっている。
【0027】
このクロスフローファン(8) と空気吸込口(3) 及び空気吹出口(4) の上端縁との位置関係について説明すると、空気吸込口(3) の上端縁は、図3に仮想線(A) で示すように、ファン本体(8c)の上端位置に略一致している。このため、空気吸込口(3) からケーシング(2) 内に吸込まれた空気は、ファン本体(8c)をバイパスすることなく、全てが該ファン本体(8c)に流れ込むことになる。一方、空気吹出口(4) の上端縁は、上述したように空気吸込口(3) の上端縁よりも上方に位置されて、上記ファンモータ(8a)に対向する位置に設定されている。そして、上記ファン本体(8c)の上端部と空気吹出口(4) の上端との間には、ファン本体(8c)からの送風の一部を空気吹出口(4) の上端に向って案内するための案内部材としての傾斜案内板(10)が配設されている。これにより、空気吹出口(4) 周辺の空気通路は下流側に向って拡大されることになり、空気の流通抵抗を低減し、ケーシング(2) 内の空気流量を大きく確保することができ、吹出空気のスムーズな拡散を行うことができる。また、この傾斜案内板(10)により吹出し空気を斜め上方に吹出すことができるので、この吹出し空気が空気吸込口(3) から吸込まれてしまう所謂ショートサーキットを回避することができる。
【0028】
また、ケーシング(2) 内の上端部分における各ファンモータ(8a,8a) の間の空間には、スイッチボックス等を備えた電装品(12)が配設されている。そして、この各ファンモータ(8a,8a) の前面側には空気吸込口(3) が形成されていないので、この電装品(12)の前面側は前面パネル(2a)の上端部分で覆い隠されることになり、この電装品(12)が外部から見えることはない。つまり、各ファンモータ(8a,8a) 間のデッドスペースを有効に利用しながら見映えの確保が図られている。また、この構成により、電装品(12)を各ファンモータ(8a,8a) に近接した位置に配設することができるので、電装品(12)から各ファンモータ(8a,8a) へ延びる電気配線を短くすることができ、室外機(1) 全体としてのコスト低減が図れ、また配線接続作業を行い易くすることができる。
【0029】
また、圧縮機(7) の上方には、図示しない配管によって圧縮機(7) や熱交換器(15)に接続される四路切換弁(13)が配設されており、圧縮機(7) からの吐出ガス冷媒を後述の熱交換器(15)に供給する状態と、図示しない室内機に供給する状態との間で切換えられて冷暖房運転が切換え自在となっている。
【0030】
そして、本形態の特徴とするところは、ケーシング(2) 内に備えられた熱交換器(15)の構成及びその配設位置にある。この熱交換器(15)は、左右の各側面パネル(2b,2b) 間に亘り、上記空気吸込口(3) とクロスフローファン(8,8) の配設位置とを仕切るように配設されている。詳しくは、ケーシング(2) 内の左右両端部に位置する部分が空気吸込口(3) に近接して空気吸込口(3) とクロスフローファン(8) との間に位置し、且つケーシング(2) 内の左右方向中央部に位置する部分が背面(2e)に近接して該背面(2e)と圧縮機(7) との間に位置し、この左右両端部に位置する部分と中央部に位置する部分とがクロスフローファン(8) と圧縮機(7) との間に位置する部分で繋がった形状となるように、平面視(図2参照)が湾曲(蛇行)されて構成されている。
【0031】
更に、詳しく説明すると、この熱交換器(15)は所謂フィンアンドチューブ式のものであって、鉛直方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) が、ケーシング(2) 内の左右両端部で空気吸込口(3) に近接した位置からケーシング(2) 内の左右方向中央部で背面パネル(2e)に近接する位置に亘って水平方向に所定間隔を存して略平行に配置され、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17,17) が水平方向に貫通して構成されている。つまり、空気吸込口(3) の左右両端部分に沿って延びる左右一対の外側部としての第1の熱交換部分(15a,15a) と、この第1の熱交換部分(15a,15a) の内側に連続し、ケーシング(2) 内の左右方向中央側に向って背面パネル(2e)側に傾斜する左右一対の連続部としての第2の熱交換部分(15b,15b) と、各第2の熱交換部分(15b,15b) 同士に亘り、背面パネル(2e)に近接した位置で湾曲された中央部としての第3の熱交換部分(15c) とを備え、これら各熱交換部分(15a,15b,15c) が滑らかに連続するように放熱フィン(16,16, …) 及び冷媒管(17,17) が配設された構成となっている。
【0032】
このような熱交換器(15)の配設状態であるため、該熱交換器(15)の1次側空間には圧縮機(7) 及び四路切換弁(13)が、2次側空間には各クロスフローファン(8,8) が配設されることになる。そして、このように、熱交換器(15)は、湾曲して配設されているため、その水平方向の長さ寸法は、ケーシング(2) の幅寸法よりも大幅に拡大されることになり、熱交換面積が十分に確保されている。
【0033】
このように、本形態の構成によれば、左右一対のクロスフローファン(8,8) の間に圧縮機(7) や四路切換弁(13)を配設し、これら各部材の間を蛇行するように熱交換器(15)を配設したために、熱交換器を平板状とした従来のもののように、熱交換器の左右方向の長さ寸法がケーシングの寸法によって規制されてしまうといったことがなくなる。このため、ケーシング(2) の左右方向寸法を大きくすることなしに熱交換器(15)を大型にして熱交換面積を拡大し室外機(1) の性能の向上を図ることができ、該室外機(1) のコンパクト化と熱交換器(15)の水平方向長さの拡大による性能向上とを両立することが可能となる。
【0034】
また、圧縮機(7) を熱交換器(15)の1次側空間に配設したことにより、暖房運転時(室外熱交換器(15)が蒸発器として機能する運転時)には、空気吸込口(3) から吸込まれた空気が圧縮機(7) の熱を奪った後、熱交換器(15)に流れることになるので、蒸発器能力の向上と圧縮機(7) の異常過熱の回避を図ることができる。
【0035】
更に、上述したように、前面パネル(2a)は湾曲して形成されており、上記第1の熱交換部分(15a,15a) は、この前面パネル(2a)に沿うように配設されているので、この第1の熱交換部分(15a,15a) は、水平方向外側に向うにしたがって背面パネル(2e)側に傾斜或いは湾曲することになり、これによっても熱交換器(15)の水平方向長さの拡大を図ることができる。
【0036】
(変形例)
次に、本発明の複数の変形例について説明する。以下の各変形例は、熱交換器の変形例であって、その他の構成は上述した実施形態と同様であるので、ここでは、熱交換器の構成についてのみ説明する。
【0037】
−第1変形例−
本変形例は、図4に示すように、熱交換器(15)が平面視において複数箇所で屈曲された構成となっている。つまり、熱交換器(15)の左右両側部分である第1の熱交換部分(15a,15a) 及びその内側である第2の熱交換部分(15b,15b) が共に平面視において直線状となり、且つ夫々の接続部分が屈曲されたような各放熱フィン(16,16, …) 及び冷媒管(17,17) の配設状態で構成されている。
【0038】
このような構成によれば、各熱交換部分(15a,15b) での各放熱フィン(16,16, …) 同士の間隔寸法が、空気の流通方向の全体に亘って均一になり、この間隔寸法が変化することによる空気抵抗の増大や乱流の発生が抑制され、室外機の能力の増大を図ることができる。
【0039】
−第2変形例−
本変形例は、図5に示すように、熱交換器(15)を左右一対の熱交換部材(15A,15B) として分離したものである。つまり、各熱交換部材(15A,15B) は、上述した実施形態の熱交換器(15)において第3の熱交換部分同士が連結されておらず、この部分で互いに分離された状態で配設されている。そして、この各熱交換部材(15A,15B) のケーシング(2) 中央側の端部は、背面パネル(2e)に近接した位置に設定されており、空気吸込口(3) から吸込んだ空気が熱交換部材(15A,15B) をバイパスすることがないようになっている。
【0040】
このような構成によれば、各々個別に作製した小型の熱交換部材(15A,15B) を、個別にケーシング(2) 内に配設することになるので、熱交換器(15)をケーシング(2) に組付ける際の作業性が良好になる。
【0041】
−第3変形例−
本変形例は、図6に示すように、ケーシング(2) 内の左右両端部で空気吸込口(3) に近接した位置からケーシング(2) 内の左右方向中央部で背面パネル(2e)に近接する位置に亘るように形成された水平方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) が、鉛直方向に所定間隔を存して配置され、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17,17, …) が鉛直方向に貫通して構成されている。つまり、上述した第1の熱交換部分(15a,15a) 、第2の熱交換部分(15b,15b) 及び第3の熱交換部分(15c) が、1枚の放熱フィン(16)上に形成され、これが鉛直方向に複数枚配設された構成となっている。
【0042】
このような構成によれば、上述した各例のように放熱フィン(16,16. …) の配設状態によって熱交換器(15)の形状を設定するものではなく、各放熱フィン(16,16. …) の形状を所望の熱交換器(15)の形状とすることで所定形状の熱交換器(15)が作製されることになるので、該熱交換器(15)を所望の形状に比較的容易な製作作業によって得ることができる。
【0043】
−第4変形例−
本変形例は、図7に示すように、上述した第3変形例と同様に、ケーシング(2) 内の左右両端部で空気吸込口(3) に近接した位置からケーシング(2) 内の左右方向中央部で背面パネル(2e)に近接する位置に亘るように形成された水平方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) が、鉛直方向に所定間隔を存して配置され、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17,17, …) が鉛直方向に貫通して構成されたものである。そして、この放熱フィン(16)の形状としては、熱交換器(15)の左右両側部分である第1の熱交換部分(15a,15a) 及びその内側である第2の熱交換部分(15b,15b) が共に矩形状でなり、これらが一体的に連結されて構成されている。
【0044】
このような構成によっても熱交換器(15)の製作を容易に行うことができる。
【0045】
尚、上述した実施形態及び変形例では、ケーシング(2) の前面パネル(2a)を湾曲させたが、本発明は、これに限らず、背面パネル(2e)と平行な平板状に形成したり、左右方向の両側部分のみを、外側に向うにしたがって背面側に傾斜させる構成としてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば以下に述べるような効果が発揮される。請求項1記載の発明によれば、前面に空気吸込口が形成されたケーシング内の中央部に圧縮機を、ケーシングの両側面の空気吹出口に対向して送風機を夫々配設し、空気吸込口に近接して該空気吸込口と送風機との間に位置する左右の両外側部と、ケーシングの背面に近接して該背面と圧縮機との間に位置する中央部と、外側部と中央部とを繋いで送風機と圧縮機との間に位置する連続部とを備えた曲り形状の熱交換器を備えさせたために、左右一対の送風機の間に圧縮機の配設スペースが確保され、これによって、室外機全体としての小型化を図ることができる。また、熱交換器を曲り形状としたことで、ケーシングの左右方向寸法を大きくすることなしに熱交換器を大型にして熱交換面積を拡大し室外機の性能の向上を図ることができる。つまり、本発明によれば、室外機のコンパクト化と熱交換器の水平方向長さの拡大による性能向上とを両立することができる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、各送風機を、鉛直方向に配置されたクロスフローファンとしたために、送風機の配設スペースとして必要なケーシングの左右方向寸法を必要最小限に抑えることができ、また、空気吹出口の鉛直方向の全体から空気を吹出すことができる。これにより、室外機の小型化と吹出し空気のスムーズな拡散、隣戸や通行人に不快な風を当ててしまうことがなくなり、実用性の高い室外機を得ることができる。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、各クロスフローファンの上端部に備えられた駆動用モータの間に電装品を配設したことにより、デッドスペースを有効に利用して電装品の配設スペースを確保することができ、また、電装品を各駆動用モータに近接した位置に配設することができる。このため、電装品から各モータへ延びる電気配線を短くすることができ、室外機全体としてのコスト低減が図れ、また配線接続作業を容易にすることができる。
【0049】
請求項4記載の発明によれば、ファン本体の上端部と空気吹出口の上端との間に、ファン本体からの送風を空気吹出口の上端に向って案内する案内部材を配設したために、空気吹出口周辺の空気通路を下流側に向って拡大することができ、空気の流通抵抗の低減に伴い室外機の能力の向上を図ることができる。また、この案内部材で案内された空気の吹出し方向は斜め上方であるので、この吹出し空気が空気吸込口から吸込まれてしまう所謂ショートサーキットを回避することができ、これによっても室外機能力の向上が図れる。
【0050】
請求項5及び6記載の発明によれば、熱交換器の具体構成を得ることができ、室外機の実用性の向上を図ることができる。また、特に、請求項6記載の発明では、水平方向に延びる複数枚の放熱フィンを鉛直方向に所定間隔を存して平行に配置し、これら各放熱フィンに対して冷媒管を鉛直方向に貫通させて熱交換器を構成したために、鉛直方向に延びる放熱フィンを備え該放熱フィンの配設状態によって熱交換器の形状を設定するといったものではなく、各放熱フィンの形状を所望の熱交換器の平面視形状とすることで所定形状の熱交換器が作製されることになるので、該熱交換器を所望の形状に比較的容易な製作作業によって得ることができる。
【0051】
請求項7記載の発明によれば、熱交換器を一対の熱交換部材より構成したために、各々個別に作製した小型の熱交換部材を、個別にケーシング内に配設することになるので、各熱交換部材の運搬及びケーシングへの組付け作業が比較的簡単に行え、室外機の製作作業性を良好に確保することができる。
【0052】
請求項8記載の発明によれば、熱交換器の左右の両外側部を、湾曲されたケーシングの前面に沿うように湾曲面で形成したために、熱交換器の左右の両外側部が、水平方向外側に向うにしたがって背面パネル側に湾曲することになり、これによっても熱交換器の水平方向長さの拡大による室外機の能力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る室外機の斜視図である。
【図2】室外機の内部構成を示す平面図である。
【図3】室外機の内部構成を示す正面図である。
【図4】第1の変形例における図2相当図である。
【図5】第2の変形例における図2相当図である。
【図6】第3の変形例における図2相当図である。
【図7】第4の変形例における図2相当図である。
【符号の説明】
(1) 室外機
(2) ケーシング
(2a) 前面パネル
(2b) 側面パネル
(2e) 背面パネル
(3) 空気吸込口
(4) 空気吹出口
(7) 圧縮機
(8) クロスフローファン(送風機)
(8a) ファン
(8b) 駆動軸
(8c) ファン本体
(10) 傾斜案内板(案内部材)
(12) 電装品
(15) 熱交換器
(15a) 第1の熱交換部分(外側部)
(15b) 第2の熱交換部分(連続部)
(15A,15B) 熱交換部材
(16) 放熱フィン
(17) 冷媒管

Claims (8)

  1. 前面(2a)の略全体に空気吸込口(3) が、左右両側面(2b,2b) に空気吹出口(4,4) が夫々形成され、且つ背面(2e)が閉塞された箱型のケーシング(2) と、
    該ケーシング(2) 内の中央部に配設された圧縮機(7) と、
    上記ケーシング(2) 内の各空気吹出口(4,4) に対向する位置に配設された左右一対の送風機(8,8) と、
    上記ケーシング(2) 内に配設され、左右の両外側部(15a,15a) が空気吸込口(3) に近接して該空気吸込口(3) と送風機(8) との間に位置し、中央部がケーシング(2) の背面(2e)に近接して該背面(2e)と圧縮機(8) との間に位置し、外側部(15a) と中央部とを繋ぐ連続部(15b) が送風機(8) と圧縮機(7) との間に位置するように曲り形状に形成された熱交換器(15)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  2. 各送風機は、鉛直方向に配置されたクロスフローファン(8,8) であることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置の室外機。
  3. 各クロスフローファン(8,8) は、上端部に駆動用モータ(8a,8a) を備えており、ケーシング(2) 内の上部には、各駆動用モータ(8a,8a) の間に電装品(12)が配設されていることを特徴とする請求項2記載の空気調和装置の室外機。
  4. クロスフローファン(8) は、上端部に配設された駆動用モータ(8a)と、該駆動用モータ(8a)の駆動軸(8b)下端部に連結されたファン本体(8c)とを備えており、
    ケーシング(2) の空気吹出口(4) の上端位置は、駆動用モータ(8a)の配設高さに対応する位置に設定されていて、
    上記ファン本体(8c)の上端部と空気吹出口(4) の上端との間には、ファン本体(8c)からの送風を空気吹出口(4) の上端に向って案内する案内部材(10)が配設されていることを特徴とする請求項2記載の空気調和装置の室外機。
  5. 熱交換器(15)は、鉛直方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) が、水平方向に所定間隔を存して略平行に配置され、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17)が水平方向に貫通して構成されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置の室外機。
  6. 熱交換器(15)は、水平方向に延びる複数枚の放熱フィン(16,16, …) が、鉛直方向に所定間隔を存して平行に配置され、これら各放熱フィン(16,16, …) に対して冷媒管(17)が鉛直方向に貫通して構成されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置の室外機。
  7. 熱交換器(15)は、一対の熱交換部材(15A,15B) より構成され、各熱交換部材(15A,15B) は、一端部が空気吸込口(3) に近接し、且つ他端部がケーシング(2) の背面(2e)に近接するように曲り形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置の室外機。
  8. ケーシング(2) の前面(2a)は、その左右方向の両端部分が中央部分よりも背面(2e)側に後退する湾曲面で形成されており、
    熱交換器(15)の左右の両外側部(15a,15a) は、この湾曲面に沿うように配設されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和装置の室外機。
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