JP3748057B2 - 粘着テープ切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、箱や袋などの開口部の封緘、または複数本の糸や棒状物を結束するために用いる粘着テープを所望の長さに切断して供給する粘着テープ切断装置に係り、特に、粘着テープの先端部に非接着部を形成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、特開平11−49419号公報に示すようなものがある。
つまり、粘着テープの先端部の接着面同士を貼り合せて非接着部を形成するとともに、この粘着テープを所定の長さで切断して供給する粘着テープカッターが提案・実施されている。
【0003】
この装置から供給する粘着テープには、封緘や結束といった使用条件の厳しい物に使用される都合上、PET(ポリエチレンテレフタレート)や、ガラス繊維にPETが塗布された硬質で強度を有する基材のものが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した特開平11−49419号公報に記載された粘着テープカッターには、次のような問題がある。
すなわち、使用する硬質の粘着テープは弾性率が低いので、少しの反り返りで折り目がついてしまう傾向にある。そのため、装置に粘着テープをセットしたまま長期間使用しない状態で放置しておくと、図20に示すように、テープリール5から剥離して繰り出される部分Aに継続的な反りによるストレスが加わり、粘着テープTが矢印で示す上方に反り上がる癖(折り目)がついてしまう。
【0005】
このような状態で装置を再作動させた場合、粘着テープTは反り上がったまま搬送され、貼合機構で粘着テープの先端に非接着部を形成したのち、カッタ機構へと搬送されてゆく。このとき、貼合機構とカッタ機構とは構成の都合上、所定の間隔をおいて配備されているので、図21(a)に示すように、テープ先端の貼合処理を終えた粘着テープTは、相変わらず反り上がったままその間隔H部分を搬送される。そのため、粘着テープTは排出口58に向かって真直ぐに進まず、図21(b)に示すように、排出口58の上方に衝突し、そのまま貼合機構38とカッタ機構59との間隙H、つまり上方に送り込まれる。その結果、粘着テープTがその間隙H部分に詰まってしまうといった問題がある。
【0006】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、先端に非接着部が形成された粘着テープを円滑に供給することのできる粘着テープ切断装置を提供することを主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、粘着テープの先端部分を折り曲げて接着面同士を貼り合せて非接着部を形成するとともに、この粘着テープを所望の長さに切断して供給する粘着テープ切断装置において、
粘着テープを繰り出すテープ供給機構と、
前記テープ供給機構から繰り出された粘着テープを搬送する搬送機構と、
前記搬送機構によって搬送され、自由状態で突き出た粘着テープの先端部分の接着面を内側に折り曲げる折曲機構と、
前記折り曲げられた粘着テープの先端と、その後段の粘着テープの接着面とを貼り合せて非接着部分を形成する貼合機構と、
非接着部分が形成された前記粘着テープの先端部分の自由状態を維持したまま、さらに粘着テープを所定長さ繰り出した後に粘着テープの後段を切断するカッタ機構とを備え、
かつ、非接着部分の形成された前記粘着テープが所定長さ繰り出される過程の前記貼合機構とカッタ機構との間において、当該粘着テープが搬送路から離脱するのを規制する規制部材を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の粘着テープ切断装置において、前記規制部材は、前記貼合機構と一体に構成されたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
請求項1に記載の発明の作用は次のとおりである。
すなわち、貼合機構とカッタ機構との間に規制部材を設けることによって、貼合機構で先端に非接着部が形成された粘着テープがカッタ機構を通過して装置本体から送り出されるとき、規制部材によって粘着テープが搬送路から離脱するのが規制される。
【0010】
また、請求項2に記載の発明によれば、規制部材を貼合機構と一体に構成することによって装置構成が簡素化され、請求項1に記載の粘着テープ切断装置を好適に実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
図1ないし図4はこの発明の一実施例に係り、図1は粘着テープ切断装置のテープ処理部側の内部構造を示した側面図、図2は粘着テープ切断装置の内部構造を示した平面図、図3は粘着テープ切断装置の駆動部側の内部構造を示した側面図、図4は粘着テープ切断装置の正面図である。
【0012】
この実施例の装置は、図1および図2に示すように、テープ供給方向に立設された中央支持板2によって、その内部空間が2つに区分けされている。その区分けされた内部空間の一方側である第1ブロックには、図1に示すよう、粘着テープTを繰り出すテープ供給機構3と、このテープ供給機構3から繰り出された粘着テープTを搬送する搬送機構11と、この搬送機構11上を搬送される粘着テープTを押える押圧機構18、および粘着テープTに種々の処理を施すテープ処理部28などが備えられている。
【0013】
また、他方の内部空間である第2ブロックには、図3に示すように、第1ブロックの各機構を駆動させるためのカム機構71などからなる種々機構を備えた駆動部が設けられている。
【0014】
また、図4に示すように、この装置の正面には、電源用スイッチSW1、テープ切断長さ設定用スイッチSW2、テスト実行用スイッチSW3、テープ切断方法を選択する(オート/マニュアル)モード切り換え用スイッチSW4、および手動によってスタート/ストップを切り換えるためのスイッチSW5がそれぞれパネル上に配備されている。
【0015】
なお、図1ないし図3は、その内部構成が確認できるように、ケースを外した状態である。
【0016】
以下、各ブロックの構成および機能について詳細に説明する。
先ず、第1ブロックのテープ供給機構3は、図1および図2に示すように、テープボビン4に嵌め込まれたテープリール5が中央支持板2に沿うように装置本体1の後部に取り付けられたテープ支持板6の固定軸7に回転自在に取り付けられた構成となっている。
【0017】
また、テープボビン4はテープ支持板6との間にコイルバネ8によって付勢(図1では手前側の方向に付勢)されており、固定軸7の先端側から蝶ネジ9を螺入することによって、テープリール5の位置調整ができるようになっている。そして、テープ供給機構3から粘着テープTが粘着面を下にしてガイドローラR1に向けて繰り出されるようになっている。
【0018】
なお、テープ支持板6は、ケースから突出しており、この突出した部分にテープ位置を調整する蝶ネジ9が位置しているので、ケースを外すことなく粘着テープTの位置調整を行えるようになっている。
【0019】
ガイドローラR1は、中央支持板2に取り付けられたシャーシ10を介して支軸に回転自在に取り付けられている。また、ガイドローラR1は、ローラ径よりも大径となるフランジFがその両端にそれぞれ設けられている。つまり、ガイドローラR1に案内されて非接着面が当接しながら搬送される粘着テープTが、滑ってガイドローラR1から離脱しないようになっている。そして、ガイドローラR1に案内された粘着テープTは、搬送機構11へと繰り出されるようになっている。
【0020】
搬送機構11は、後述する駆動部70側に配備されたエンコーダ81用の円盤状の検出板82と同軸に取り付けられてモータMの回転駆動が伝達される大径ローラ12と、テープ搬送方向の前方に設けられた受け軸に回転自在に取り付けられた小径ローラ13と、前記両ローラ12,13の中間に位置し、回転自在に軸支された中間ローラ14とを備えるとともに、これら各ローラ12〜14にわたって搬送ベルト15(無端ベルト)が張架されている。そして、大径ローラ12側の上には粘着テープTを搬送ベルト15とで挟み込むためのガイドローラR2が配備されている。
【0021】
なお、各ローラ12〜14のそれぞれは、シャーシ10と、これに対向するように配備された側部支持板16とによって回転自在となるように軸支されている。
【0022】
搬送ベルト15には、粘着テープTの滑りおよび接着を防止するため、その表面(粘着テープTと接する側)の幅方向に延びる横溝がベルトの長手方行に等間隔に連続して設けられている。また、搬送ベルト15の長手方向の中央には、搬送ベルト15を一周するV字状の縦溝17が1本設けられている。
【0023】
押圧機構18は、シャーシ10の支持片19に上下移動可能に取り付けられた縦軸20と、この縦軸20の下端に連結されたフレーム21と、このフレーム21の側面から突出した支軸22に回転自在に軸支された回転ローラ23とから構成されている。また、縦軸20の上部に取り付けられた固定部材24と支持片19との間にはコイルバネ25が設けられており、このコイルバネ25によってフレーム21が下方にバネ付勢されている。
【0024】
なお、固定部材24は縦軸20に対してねじ込み操作が可能となっており、使用する粘着テープの種類によって、バネ付勢力を容易に調整できるようになっている。
【0025】
また、フレーム21の側面には横長の孔26が設けられており、この孔26に固定軸27が係合されている。つまり、固定部材24のねじ込み操作を行ってバネ付勢力を調整した際、フレーム21の位置がフレキシブルに変位できるようになっている。
【0026】
回転ローラ23は、搬送ベルト15の中央に位置し、搬送ベルト15の縦溝17に嵌まり込んで粘着テープTを上から押圧しながら転動するようになっている。つまり、回転ローラ23は、粘着テープTを幅方向に「V」の字状に湾曲させて腰を持たせることによって、粘着テープTの搬送を円滑に行うようにしている。なお、回転ローラ23は、搬送ベルト15の縦溝17に嵌まり込んで円滑に転動するように、その周側面にアール(丸み)をもたせた樹脂製のものが使用されている。
【0027】
モータMは、その駆動軸Pが中央支持板2に設けられた孔を貫通し、駆動部70側に突出した状態で中央支持板2に固定支持されている。また、この駆動軸Pにはクラッチ機構を介して駆動伝達用のギアG1およびG2が取り付けられている。モータMの回転駆動の伝達については駆動部70にて詳述する。
【0028】
次に、テープ処理部28は、粘着テープTの先端部の接着面を内側に折り曲げる折曲機構29と、この折曲機構29で折り曲げられた粘着テープTの先端とその後段の接着面同士を貼り合せる貼合機構38と、粘着テープTを切断するカッタ機構59とから構成されている。
【0029】
折曲機構29は、図1、図2、および図5(図5は折曲機構29をテープリール5側から見た正面図である)に示すように、処理部フレーム30に回転自在に軸支された2本のアーム31を介して樹脂製の折曲部材32が取り付けられているとともに、アーム31の下端部にはL字形の連結レバー33が回転自在となるように回転軸34を介して取り付けられている。
【0030】
さらに、図6(図6は図5の左側面図である)に示すように、連結レバー33の長手中央付近には処理部フレーム30に回転自在に軸支された搖動アーム35の上側端部が支軸36を介して連結されている。この支軸36は中央支持板2を貫通して駆動部70側に突出しており、後述する第2カム73が作動(1回転)するときに、第2カム73の周側面が当接するようになっている。
【0031】
つまり、第2カム73が作動するまでは、図6に示すように、第2カム73の大径部分(実線で表したカム)の周側面が支軸36に当接しており、支軸36は、その端部のコイルバネ37の付勢力(図6では左方向への付勢力)に抗して待機している。
【0032】
しかし、第2カム73が作動(1回転)するとき、支軸36が第2カム73の小径部分(一点鎖線で表したカム)に当接して、バネ付勢力によって支軸36が変位(図6では右側方向に変位)する。このとき、折曲部材32が軸32aを中心に回転すると同時に、後述する貼合機構38の押圧部材42と協働して、粘着テープTを折り曲げるようになっている。なお、この動作につていは後述する。
【0033】
次に、本実施例装置の特徴的な構成を有する貼合機構38について具体的に図面を参照しながら説明する。
貼合機構38は、図2および図7の斜視図(貼合機構38をテープリール5側から見た図である)に示すように、テープ処理部28用の処理部フレーム30の内側を昇降移動できるように支軸40を介して移動フレーム39が配備されている。また、この支軸40の両端(移動フレーム39の内側部分)には、一対の回転部材41が固定連結されているとともに、その中央には粘着テープTを貼り合せるための押圧部材42も固定連結されている。
以下、各構成部材について具体的に説明する。
【0034】
移動フレーム39は、図2に示すように、平面視で「コ」の字状に折り曲げられており、また、図7に示すように、正面視では中央部が下辺側から切り欠かれた略門形状になっている。また、移動フレーム39は、図7および図8(図7を左側から見た側面図)に示すように、処理部フレーム30の中間部に設けられた上側縦孔43a(二点鎖線で示す部分)に支軸40を介して上下移動可能に係合されている。
【0035】
また、移動フレーム39の下部には、図7に示すように、係合ピン45が突出している。そして、この係合ピン45は、処理部フレーム30の下側縦孔43bを貫通するとともに、図14(b)に示すように、中央支持板2を貫通して突出し、後述するカム機構71の第3カム74によって下方に押し込まれるようになっている。
【0036】
なお、下側縦孔43bは、上側縦孔43aより長く設定されているとともに、移動フレーム39が当接する中央支持板2の同じ位置にも同形状の縦孔が上下に設けられており、支軸40と係合ピン45が貫通するようになっている。つまり、第3カム74によって下方に押し込まれた係合ピン45は、支軸40は上側縦孔43aの下端に先に到達し、その移動が規制される。しかし、下側縦孔43bに係合されている係合ピン45は、まだ下側縦孔43bの下端に到達していないので第3カム74の回転によって、さらに下方に押し込まれるようになっている。
【0037】
また、移動フレーム39の上限の位置は、後述する押圧部材42が処理部フレーム30の上方に設けられた図示しない支持片とに係合したコイルバネ47の付勢力によって上方にバネ付勢されているので、処理部フレーム30の上側縦孔43aの上端で係合された係合ピン45によって規制されている。
【0038】
回転部材41は、図8に示すように、その側面、つまり支軸40の斜め上(図8では左斜め上)にベアリング48が設けられており、このベアリング48は、その周面が移動フレーム39の両側部で折り曲げられた部位の上辺に当接している。また、このベアリング48の内側(回転部材41の方向)には、図7に示すように、フランジ48aが設けられている。
【0039】
なお、ベアリング48を支軸40の斜め上に配置する理由は次のとおりである。
つまり、移動フレーム39の下降移動時において、図9に示すように、支軸40が上側縦孔43aの下端に到達して支軸40の下降移動が規制された状態で、さらに移動フレーム39が下方に移動しようとする力が作用したとき、移動フレーム39の両側部にある鉤状片39aがベアリング48に当接して、移動フレーム39を下方に向けて押し下げる力がベアリング48に伝達されるようになっている。
【0040】
すなわち、ベアリング48は、図10および図11に示すように、移動フレーム38から力の伝達を受け、支軸40を支点に下方に押し込まれる。その結果、回転部材41も同時に支軸40の周りを回転移動する。
【0041】
また、フランジ48aを設けることによって、回転部材41が回転移動するときに、移動フレーム39からベアリング48aが離脱しないようになっている。
【0042】
押圧部材42は、図8に示すように、一方の面にシリコーンゴム49が貼り付けられており、他方の面には、図7および図8に示すように、L字形の規制部材50が固着されている。
【0043】
また、押圧部材42が回転して粘着テープTを貼り合せる位置(押圧部材42が略水平状態となる位置)には、図8に示すように、下面にシリコーンゴム51が貼り付けられた固定受け部材52が配備されている。この固定受け部材52は、上下方向に微小揺動可能となるように処理部フレーム30の突出片30aに支軸54を介して取り付けられているとともに、突出片30aの孔に係合ピン55を介して遊嵌自在となるように係合されている。
【0044】
すなわち、押圧部材42が固定部材52に作用したときに、この固定受け部材52を僅かに揺動後退させることによって、粘着テープTの先端を押圧部材42とで貼り合わせるときに粘着テープTに加わる衝撃を吸収するようにしている。
【0045】
なお、固定受け部材52は、図1に示すように、この固定受け部材52の突出片53と、側部支持板16とにわたってコイルバネ57によって張架されており、固定受け部材52が下方にバネ付勢されている。
【0046】
次にカッタ機構59は、図12(排出口58側から見た要部構成を示す正面図)および図13(カッタ機構59の動作説明図)に示すように、専用のフレーム60に傾斜した刃先を有するとともに、その略中央に孔61の開いた第1カッタ刃62が上下動可能となるように、この孔61に挿通した軸68(アーム67と連動連結する軸)によって支持されている。
【0047】
また、第1カッタ刃62には、図1および図12に示すように、L字形のテープ押え部材63がボルトによって固定されており、そのテープ押え部材63の下面には緩衝部材64が貼り付けられている。
【0048】
また、フレーム60の下部には、第1カッタ刃と刃先が対向するように水平な刃先を有する第2カッタ刃65が取り付けられている。なお、この第2カッタ刃65は、フレーム60の下部(図12では左下)のL字形の切り欠き部分に嵌まり込むようになっている。つまり、第1カッタ刃62が、第2カッタ刃65の表面をスライド移動できるようになっている。
【0049】
また、この第2カッタ刃65側にも図1に示すようにテープ押え部材66が取り付けられているが、このテープ押え部材66は、処理部フレーム30に固定支持されている。
【0050】
また、第1カッタ刃62には、その孔に挿通された軸68を介してアーム67の先端部が枢支連結されている。このアーム67は、図13に示すように、揺動可能となるようにその長手部の略中央に軸69を介して処理部フレーム30に軸支されている。また、アーム67の長手方向の端部には、駆動部70側に配備された駆動シャフト75の上部先端が枢支連結されている。
【0051】
なお、第1カッタ刃62側のアーム67の端部は、コイルバネ67aによって処理部フレーム30と張架されている。つまり、このコイルバネによってアーム67が上方にバネ付勢されている、結果、カッタ機構59は非動作時に上方の位置で待機するようになっている。
【0052】
すなわち、カッタ機構59においては、後述するカム機構71の第1カム72が作動して、駆動シャフト75の下端に回転自在に取り付けられたベアリング76の位置が変位することによって、アーム67への駆動力が伝達される。そして、駆動力が伝達されたアーム67が、図13に示すように、軸69を支点に左回りに揺動する。その結果、第1カッタ刃62がバネ付勢力に抗して下降し、第2カッタ刃65の表面をスライドし粘着テープを切断するようになっている。
【0053】
次に、第2ブロックの駆動部70について具体的に説明する。
駆動部70は、図1、図2および図3に示すように、その略中央にテープ処理部28側から中央支持板2を貫通して突出した駆動軸Pにクラッチ機構を介して2つの駆動伝達のギアG1、G2が取り付けられている。
【0054】
ギアG1と受けギアG3とにわたってチェーンベルトCBが張架されている。受けギアG3は、テープ処理部28側の折曲機構29、貼合機構38、およびカッタ機構59のそれぞれに作動タイミングを伝達するカム機構71(図2では左側)の回転軸に取り付けられている。
【0055】
ギアG2と受けギアG4とにわたってチェーンベルトCBが張架されている。受けギアG4は、テープの送り長さを検出するエンコーダ81用の回転機構(図2では右側)に取り付けられている。
【0056】
駆動軸Pのクラッチ機構は、モータMが正転(時計方向)するときギアG1のみが連動駆動し、逆転時にはギアG1とギアG2の両方が連動駆動するようになっている。つまり、テープ処理時には、粘着テープTの搬送を停止し、テープ処理部28での処理のみが実行できるようになっている。
【0057】
カム機構71は、図14(a)および(b)に示すように、カッタ機構59に作動タイミングを伝達する第1カム72と、折曲機構29に作動タイミングを伝達する第2カム73と、貼合機構38に作動タイミングを伝達する第3カム74とから構成されている。なお、図14(a)では、説明の便宜上、ギアG3および光センサ83の図示を省略している。
【0058】
まず、第1カム72は、その周側面に駆動シャフト75の下部に設けられたベアリング76が当接している。つまり、第1カム72が1回転するときにベアリング76の位置が変位することによって、カッタ機構59が駆動するようになっている。なお、この駆動シャフト75は、リニアブッシュ77を介して取り付けられている。
【0059】
第2カム73の周側面には、折曲機構29を駆動させる支軸36が当接するようになっている。つまり、この支軸36は処理部フレーム30を貫通して水平移動可能となっており、第2カム73が1回転するときに支軸36の位置が、図6に示すように、左右に変位することによって、折曲機構29が駆動するようになっている。
【0060】
第3カム74の周側面には、貼合機構38の係合ピン45が当接するようになっている。つまり、第3カム74が1回転することによって、中央支持板2の下側縦孔43bに沿って係合ピン45が降下する。その結果、貼合機構38が駆動するようになっている。
【0061】
また、カム機構71の回転軸には、各カム72〜74と一緒に扇状のプレート79が取り付けられており、このプレート79の回転位置を光センサ80で検知することによって、カム機構71の回転位置が検出できるようになっている。
【0062】
エンコーダ81は、円盤状の検出板82と、光センサ83とから構成されており、粘着テープTの送り長さを逐次に検出するようになっている。
【0063】
さらに、図3に示すように、エンコーダ81の近傍(図3では左側)には、装置を駆動制御する制御基盤84やトランス85が配備されている。
【0064】
次に、上述の構成を有する粘着テープ切断装置1の動作について説明する。なお、この実施例ではオペレータが手動操作可能なマニュアルモードで粘着テープを供給する場合を例に採って説明する。
先ず、テープボビン4にセットされたテープリール5から粘着テープTを排出口58まで引き出す。
【0065】
次に電源用スイッチSW1をオンにしてテープ切断長さを設定し、モード切換用スイッチSW4を「マニュアル」にセットする。
【0066】
そして、スタート/ストップ用のスイッチSW5に触れるとモータMが駆動(正転)し、クラッチ機構によってギアG1のみが回転し、チェーンベルトCBによって駆動力がエンコーダ81に伝達される。このとき、エンコーダ81と同軸に取り付けられた搬送機構11の大径ローラ12が回転し、粘着テープTの繰り出しおよび搬送が開始されるとともに、エンコーダ81によってテープ送り長さが逐次に検出される。
【0067】
所定の長さの粘着テープTが搬送されるとモータMが逆転するとともに、クラッチ機構が作用してギアG1およびギアG2の両方が駆動し、チェーンベルトCBを介してカム機構71側の受けギアG3にも駆動力が伝達される。
【0068】
駆動力が伝達されたカム機構71は、カッタ機構59、折曲機構29、および貼合機構38の順番で各機構を動作させる。
先ず、第1カム72の動作にともなってその周側面に当接している駆動シャフト75の下部に取り付けられているベアリング76の位置が変位する。つまり、駆動シャフト75が上方に移動すると、図13に示すように、アーム67が軸69を支点に揺動し、このアーム67の先端に取り付けられている第1カッタ刃62が処理部フレーム30上方にバネ付勢されている付勢力に抗して下降させられる。
【0069】
そして、粘着テープTは、上下に配備したテープ押え部材63、66によって挟み込まれ、粘着テープTにテンションのかかった状態で、第1カッタ刃62と第2カッタ刃65とによって挟み込まれて切断される。
【0070】
つまり、この時点で排出口58から予め繰り出しておいた粘着テープTと所定長さ分の粘着テープT分の不要な部分が切断されることとなり、以後、先端部に非接着部T1を形成した所定の長さの粘着テープTを供給する、図8に示すスタンバイ状態になる。
【0071】
次に、第2カム73の作動(1回転)によって、第2カム73の周側面が折曲機構29に備わった支軸36に当接してその位置を変位させる。つまり、連結レバー33が図6に示す矢印方向(図では右方向)に移動することによって、軸32aに軸支されたアーム35を介して折曲部材32が待機位置から排出口58側に向かって揺動する。
【0072】
この第2カムの作動と同時に第3カム74も作動(1回転)し、第3カム74が貼合機構38に備わり駆動部70側に突出した係合ピン45を押し下げることにより、移動フレーム39がバネ付勢による付勢力に抗して下降する。
【0073】
この移動フレーム39が下降する際、移動フレーム39に備わった押圧部材42の先端が、図9に示すように、搬送機構11から排出口58まで間に在る粘着テープTを押し下げる。
【0074】
また、この移動フレーム39が下方に移動する過程で、貼付機構38の支軸40が上側縦孔43aの最下端に到達し、移動フレーム39の移動が一旦規制される。そして、この支軸40の移動が規制された状態から第3カム74が、係合ピン45をさらに下方に押し込む。さらに下方に押し込まれた移動フレーム39は、鉤状片39aでベアリング48を同時に下方へ押し込む。このベアリング48が下方に押し込まれるのにともなって、図10に示すように、支軸40を支点として回転部材41も回転(反時計方向)する。
【0075】
この回転部材41の回転にともなって、同じ支軸40に固定連結されている押圧部材42も回転し、その先端で下方に押し下げていた粘着テープTを、その接着面が内側にくるように折り曲げ始める。粘着テープがこの状態にあるとき、第2カム73の駆動伝達によって、排出口58側に向かって揺動する折曲部材32が、図10に示すように、内側に折り曲げ始められた粘着テープTの折り曲げ部分に入り込み、粘着テープTを鋭角に折り曲げる。つまり、押圧部材42と折曲部材32とが協働して粘着テープTの先端を折り曲げている。
【0076】
そして、折曲部材32は待機位置へと後退する。同時に、貼合機構38の押圧部材42を折り目の入った粘着テープTの非接着面側から固定受け部材52に向けて押し当てて、図11に示すように、粘着テープTの先端とその後段の接着面同士を貼り合せ、非接着部T1を形成する。
【0077】
粘着テープTの先端を貼り合わせた貼合機構38は、待機位置へ復帰する。このとき、図15に示すように、モータMの回転が正転に切り換わり粘着テープTを排出口58に向けて所定長さ分だけ繰り出す。
【0078】
そして、上述したように、再度モータMが逆転し、カッタ機構59が作動して粘着テープTを切断する。このとき、貼付機構38が待機位置に復帰しているので、貼付機構38とカッタ機構59との間隙Hを規制部材50が閉塞している。以上の動作によって、先端に非接着部T1を形成した所定の長さの粘着テープTを供給する一巡の動作が終了する。
【0079】
なお、上述の各機構は、機構ごとに対応したカムが1回転することによって一巡の動作を行い、動作終了後は、各コイルバネの付勢力によって、各待機位置に復帰する。
【0080】
上述のように異常のない粘着テープTは、その先端に非接着部T1を形成した後、そのまま真直ぐに排出口58に向かって搬送される。しかし、異常のある粘着テープT(上方に反り上がる癖のついた粘着テープ)の場合には、その粘着テープTは真直ぐに排出口58に向かって搬送されなくなる。つまり、粘着テープTに異常がある場合、本実施例装置では、以下のように粘着テープTを搬送・排出させるようになっている。
【0081】
テープリール5から繰り出される時点から粘着テープTに異常があれば、その粘着テープTは、図16に示すように、貼付機構38で先端に非接着部T1が形成された後であっても、上方に反り上がったままである。
【0082】
この反り癖のついた粘着テープTを排出口58に搬送しようとすると、粘着テープTには排出口58ではなく、貼付機構38とカッタ機構59との間の上方に向かおうとする力が作用する。
【0083】
しかしながら、本実施例装置では、粘着テープTが貼付機構38とカッタ機構59との間を搬送されるとき、規制部材50を備えた貼付機構38が待機位置にある。つまり、規制部材50が貼付機構38とカッタ機59との間隙Hを閉塞しているので、図16に示すように、粘着テープTの先端の非接着部T1が規制部材50に当接し、間隙Hに入り込むのを阻止する。
【0084】
そして、粘着テープTは、図17および図18に示すように、その先端の非接着部T1が規制部材50に案内されて前方に搬送され、排出口58から排出される。
【0085】
以上のように、貼合機構38とカッタ機構59との間隙Hを閉塞するL字形の規制部材50を貼合機構38と一体に構成して設けることによって、上向きに反る癖のついた粘着テープTが貼合機構38側から排出口58に搬送される過程で粘着テープTの上方に逃げる空間がなくなるので、粘着テープTの先端の非接着部T1が規制部材50の表面を滑って排出口58に送り出される。その結果、粘着テープTのテープ詰まりを解消し、円滑な粘着テープの供給が可能となる。
【0086】
本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上記実施例の装置では、規制部材50を押圧部材42と一体形成した構造としていたが、図19に示すように、規制部材50をカッタ機構59のフレーム60に固着し、貼付機構38とカッタ機構59との間に固定配備してもよい。
【0087】
(2)上述の実施例では、マニュアルモードを例とって一巡の動作を説明しているが、オートモードによって連続して先端に非接着部T1を設けた粘着テープTを供給することもできる。
【0088】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1に記載の発明によれば、貼合機構とカッタ機構との間隙に規制部材を設けることによって、非接着部の形成された先端部に反りが発生した粘着テープが、この間隙内に入り込むのを防止することができる。つまり、粘着テープのテープ詰まりを解消することができる。
【0089】
また、請求項2に記載の発明によれば、規制部材を折り曲げ機構と一体構成することによって、装置の小型を図るとともに、請求項1に記載の装置を好適に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る粘着テープ切断装置のテープ処理部側の内部構造を示した側面図である。
【図2】実施例に係る粘着テープ切断装置の内部構造を示した平面図である。
【図3】実施例に係る粘着テープ切断装置の駆動部側の内部構造を示した側面図である。
【図4】粘着テープ切断装置の正面図である。
【図5】折曲機構の要部構成を示した正面図である。
【図6】折曲機構の動作を示した説明図である。
【図7】貼合機構の要部構成を示した斜視図である。
【図8】貼合機構の要部構成を示した側面図である。
【図9】貼合機構の動作を示した説明図である。
【図10】貼合機構の動作を示した説明図である。
【図11】貼合機構の動作を示した説明図である。
【図12】カッタ機構の要部構成を示した正面図である。
【図13】カッタ機構の動作を示した説明図である。
【図14】カム機構の要部構成を示した図であって、(a)はカム部分の正面図、(b)は側面図である。
【図15】粘着テープの搬送状態を説明した図である。
【図16】異常の発生した粘着テープの搬送状態を説明した図である。
【図17】異常の発生した粘着テープの搬送状態を説明した図である。
【図18】異常の発生した粘着テープの搬送状態を説明した図である。
【図19】押圧部材の変形例を示した図である。
【図20】粘着テープの反り状態を示した図である。
【図21】(a)、(b)は従来例の装置における粘着テープの搬送過程を示した図である。
【符号の説明】
1 … 粘着テープ切断装置
3 … テープ供給機構
11 … 搬送機構
18 … 押圧機構
29 … 折曲機構
38 … 貼合機構
50 … 規制部材
59 … カッタ機構
71 … カム機構
T … 粘着テープ
T1… 非接着部

Claims (2)

  1. 粘着テープの先端部分を折り曲げて接着面同士を貼り合せて非接着部を形成するとともに、この粘着テープを所望の長さに切断して供給する粘着テープ切断装置において、
    粘着テープを繰り出すテープ供給機構と、
    前記テープ供給機構から繰り出された粘着テープを搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構によって搬送され、自由状態で突き出た粘着テープの先端部分の接着面を内側に折り曲げる折曲機構と、
    前記折り曲げられた粘着テープの先端と、その後段の粘着テープの接着面とを貼り合せて非接着部分を形成する貼合機構と、
    非接着部分が形成された前記粘着テープの先端部分の自由状態を維持したまま、さらに粘着テープを所定長さ繰り出した後に粘着テープの後段を切断するカッタ機構とを備え、
    かつ、非接着部分の形成された前記粘着テープが所定長さ繰り出される過程の前記貼合機構とカッタ機構との間において、当該粘着テープが搬送路から離脱するのを規制する規制部材を備えた
    ことを特徴とする粘着テープ切断装置。
  2. 請求項1に記載の粘着テープ切断装置において、
    前記規制部材は、前記貼合機構と一体に構成されたことを特徴とする粘着テープ切断装置。
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