JPH0716957A - 封緘装置 - Google Patents

封緘装置

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JPH0716957A
JPH0716957A JP5187305A JP18730593A JPH0716957A JP H0716957 A JPH0716957 A JP H0716957A JP 5187305 A JP5187305 A JP 5187305A JP 18730593 A JP18730593 A JP 18730593A JP H0716957 A JPH0716957 A JP H0716957A
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JP
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adhesive film
envelope
flap
reel
separator
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JP5187305A
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Koji Kusaka
幸治 日下
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Tanaka Seiki Co Ltd
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Tanaka Seiki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web

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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 封筒の進路のフラップ側に粘着膜付着機構を
設け、薄形長尺の両面接着テープを封筒の貼着部に付着
させることにより、長時間連続した封緘作業での粘着テ
ープカートリッジの交換や、粘着膜付着機構の清掃を不
必要にする。 【構成】 粘着膜付着機構10は、粘着膜を付着させた
テープ21を巻取った粘着膜供給リール11と、リール
11から繰り出した粘着膜を封筒の貼着部に押しつけて
転移させるローラ32と、ローラ32を駆動するソレノ
イド30と、粘着膜を転移させた後のセパレータ22を
巻取るセパレータ巻取りリール12と、モータ15と、
封筒の位置を検知するセンサとを有し、センサの検知結
果に基づき封筒移動機構(ベルト3a)と粘着膜転移ロ
ーラ32とセパレータ巻取りリール12を制御し、粘着
膜をテープ21から封筒の貼着部に転移する構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は封緘装置に関し、特にフ
ラップを封筒本体に貼着するための粘着膜を封筒に効率
よく付着させることができる封緘装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、封筒に書類などを入れて封をする
装置では、フラップを折り返して貼着する部分に糊など
の接着材を塗布し、フラップの先端付近を封筒本体に定
着させるが、その貼着部への接着材の付着方法は、フラ
ップを折り返して貼着する直前に糊などの接着剤を貼着
部に塗布する方法の他、予め貼着部に糊を塗布し乾燥さ
せておいて、貼着の直前に水で濡らして貼着する方法、
あるいは貼着の直前に、テープ状のセパレータに挟んで
巻き取られている両面接着テープを、セパレータととも
に適宜の長さに切断して貼り付けてから、セパレータの
みを取り去る方法などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の封
緘装置では、フラップと封筒本体との貼着は、貼着部に
糊などの接着剤を塗ったり、両面接着テープを張りつけ
たりしているが、糊などの接着剤を使用する場合は、フ
ラップ折りかえしの直前に直接塗っても、またあらかじ
め塗っておいて、直前に水を塗って湿らせるようにして
も、糊や水の保管、補充の作業が面倒なだけでなく、定
期的に関係部分の清掃をする必要があり、装置の維持管
理に多大の労力を使わなくてはならないという欠点があ
る。また、両面接着テープを使用する場合は、貼着部へ
の付着前に一定の長さに切断する作業、および付着後に
セパレータを貼着部から剥がす作業を必要とし、効率が
あまりよくないという欠点がある。
【0004】両面接着テープを使用する場合は、カート
リッジに収めたテープを使用して、これを封筒の移動経
路沿いに配置し、封筒の貼着部への粘着膜の転移を行う
ことは可能であるが、カートリッジの支持と粘着膜の転
移のための駆動機構の配置が、カートリッジの形状に制
約され、装置全体の構造が複雑になるという問題があ
る。また、カートリッジに収容するテープの量に限界が
あるため、しばしばカートリッジの交換を行わなければ
ならないので、連続して多量の封緘を行う場合には、カ
ートリッジの交換によって作業効率が低下するという欠
点がある。
【0005】本発明の目的は、薄形の粘着膜付きセパレ
ータを巻き取った長尺の両面接着テープを使用すること
によってこのような欠点を解消し、従来の方法に比べ、
とくに連続して多量に封緘する装置において、粘着膜を
封筒の貼着部に効率よく付着させ、しかも作業後の清掃
も必要としないような封緘装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明の封緘装置は、封筒のフラップ2を折り返した
ときに相対する面の片方に貼着部2aを設け、一定方向
に封筒を移動させながらフラップ2を折り返し貼着部2
aでフラップ2と封筒本体1を貼着し封緘する装置にお
いて、貼着部2aへ粘着膜20を付着させるための粘着
膜付着機構10が前記封筒の移動進路のフラップ2側に
配置され、
【0007】粘着膜付着機構10は、粘着膜20を付着
させたテープ状のセパレータ22を巻取った粘着膜供給
リール11と、粘着膜供給リール11を支持する第1の
リール支持部13と、粘着膜供給リール11からセパレ
ータ22とともに繰り出した粘着膜20を前記封筒の貼
着部2aに押しつけて転移させる粘着膜押付け部32
と、粘着膜押付け部32を駆動する粘着膜押付け駆動部
30と、粘着膜20を封筒の貼着部2aに転移させた後
の粘着膜の付いていないセパレータ22を巻取るセパレ
ータ巻取りリール12と、セパレータ巻取りリール12
を支持する第2のリール支持部14と、支持するリール
を回転させるための前記第2のリール支持部14を駆動
するセパレータ巻取りリール駆動部15と、移動中の前
記封筒の位置を検知するセンサ61,62と、少なくと
も、前記封筒を移動させる封筒移動機構の駆動部6と粘
着膜押付け部駆動部30とセパレータ巻取りリール駆動
部15の動作を制御する制御部とを有し、
【0008】セパレータ22の走行経路と前記封筒の貼
着部2aの移動経路が同一平面内にあって、前記制御部
が、センサ61,62の検知結果に基づき封筒移動機構
と粘着膜押付け部とセパレータ巻取りリールを制御し、
封筒が移動しその封筒の貼着部2aに粘着膜20が転移
されるべき位置に来たときに、粘着膜20をセパレータ
22上から貼着部2aに転移するよう構成する。
【0009】そして、前記封筒の貼着部2aは、フラッ
プ2を折り返したときにフラップ2に対向する封筒本体
1の面に設けるか、あるいはフラップ2を折り返したと
きに封筒本体1に対向するフラップ2の面に設けた構造
とする。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施例の特徴である粘着
膜付着装置の主要部を一部破断して示す正面図である。
図2は、図1の部分の平面図である。図3は、図1の部
分の左側面図である。図4は、図1の実施例の装置によ
って封緘されるべき封筒の例を示す裏面図である。図5
は、図1に示す部分を含む封緘装置例の一部を省略し、
かつ、図6のC−Cで切断して示した説明図(平面図)
である。図6は、図5の封緘装置のA−Aで切断した説
明図(正面図)である。図7は封緘すべき封筒を移動さ
せるための移動機構を示し、図5のB−Bで切断した説
明図(正面図)である。なお、図1、図2、図3、図
5、図6、および図7のいずれもケースの前面、上面、
あるいは側面を取り除いて示してある。
【0011】先ず本実施例の装置の概略について説明す
る。図5〜図7において、5は各ベルト駆動ローラに回
転力を伝達するプーリーである。6はプーリー5を回転
させるモータである。モータ6は、プーリー5および各
ベルト駆動ローラを介してベルト3a〜3dを図3の図
中の矢印で示す方向に回転させる。このときベルト3b
〜3dに接しているベルト4b〜4dも、つれて共に回
転する。封筒は、回転する下側のベルト3b〜3dと上
側のベルト4b〜4dの間に挟み込むことによって、図
5〜図7の図中の左から右に向かって移動させることが
できる。なお、図6の61及び62は、粘着膜20をテ
ープ21よりフラップ2、あるいは封筒本体1に転移さ
せるタイミングを決めるため、封筒の位置を検知するセ
ンサである。
【0012】8は、円板状の折り曲げローラである。図
4に示すような封筒本体1とフラップ2の間に、折り目
1aを付けるためのものである。10は、封筒本体1か
フラップ2の貼着部(例えば2a)に粘着膜20を付け
るための粘着膜付着装置である。粘着膜付着装置10に
ついては後で詳しく説明する。49は、粘着膜付着装置
10によって粘着膜20を付けた後、フラップ2を折り
目1aから立ち上がらせて折り曲げるための折り曲げ具
である。フラップ2を折り曲げるとき、進行中の封筒本
体1を折り目1aに沿って抑える抑え板48からはみ出
たフラップ2を折り曲げ、立ち上がらせてその姿勢を変
えるための案内を行う。なお、折り曲げ具49は、折り
曲げられたフラップ2が、後でフラップ定着機構によっ
て確実に正しく処理されるので、比較的簡単なものでよ
い。本実施例では曲面に沿って変形した板状の折り曲げ
具を、図5および図6に示すように、封筒が進行するに
つれてフラップ2が折り曲げ具の内側に沿って立ち上が
っていくよう配置している。
【0013】50は、既にある程度折り曲げられている
フラップ2をさらに折り曲げて、フラップ2と封筒本体
1を正しい姿勢で押しつけ定着させるためのフラップ定
着機構である。51はフラップ押しつけ板である。貼着
部2aへの粘着膜の付着、及びフラップ根元の折り目1
aでの折り曲げを終わった封筒のフラップ2を、封筒本
体1に向かって押しつけるために、封筒の移動進路のフ
ラップ2側に配置される。そしてフラップ押しつけ板5
1の長手方向は封筒の移動進路に対し並行である。52
はフラップ押しつけ板支持部で、フラップ押しつけ板5
1を回動自由に支持する。53は、押しつけ板駆動部で
ある。フラップ押しつけ板支持部52の可動部を駆動し
回動させる。その回動によってフラップ押しつけ板51
の先端が封筒の移動面に対して開いたり閉じたりする。
フラップ押しつけ板51、フラップ押しつけ板支持部5
2、押しつけ板駆動部(ソレノイド)53によってフラ
ップ定着機構50を形成する。図8は、フラップ定着機
構50の左側面図である。
【0014】次に本実施例の特徴である粘着膜付着機構
10ついて詳しく説明する。図1〜図3において、11
は粘着膜供給リールで、12はセパレータ巻取りリール
である。粘着膜供給リール11には、図9の斜視図に示
すような巻き取りテープ23が装着される。巻き取りテ
ープ23は、粘着膜(粘着剤層)20をセパレータ(剥
離紙)22の片面に付着させた状態のテープ21を巻き
取ったものである。そして粘着膜、セパレータともに薄
く、長尺巻きのビジネスフォーム用の、一般に両面接着
テープと言われているもの(例えば、粘着剤層の厚さが
0.03mm、セパレータの厚さが0.05mmで、長
さ1〜2kmを巻き取ったもの)が適している。24
は、粘着膜20をフラップ2、あるいは封筒本体1の所
定の場所に転移させた後の、粘着膜20が付着していな
いセパレータ22を巻き取った巻き取りテープであり、
セパレータ巻取りリール12に装着される。
【0015】13は粘着膜供給リール11を回転自由に
支持する第1のリール支持部である。14はセパレータ
巻取りリール12を回転可能に支持する第2のリール支
持部である。第2のリール支持部14は、モータ15に
よってベルト16を介して回転させられる。31は、粘
着膜供給リール11から繰り出されたテープ21の案内
をするガイドローラである。32は、テープ21の片面
に付着している粘着膜20をフラップ2、あるいは封筒
本体1の貼着部に転移させるための粘着膜転移ローラで
ある。
【0016】ガイドローラ31と粘着膜転移ローラ32
はローラ支持部33に回転自由に支持され、ローラ支持
部33はローラ位置変換バー35の一端に固定され支軸
34を中心として回動自由に支持されている。ローラ位
置変換バー35の他端は、仲介板36を介してソレノイ
ド30の可動部30aの先端に結合されている。なお、
仲介板36に一端が掛けられているスプリング37は、
ソレノイド30の可動部30aを附勢して不動作位置に
戻させるためのものであり、ローラ位置変換バー35の
他端に掛けられているスプリング38は、テープ21か
ら粘着膜20をフラップ2、あるいは封筒本体1の貼着
部に転移させるときに、粘着膜転移ローラ32を附勢し
て貼着部に押し付ける力を生じさせる。
【0017】41は、粘着膜付着機構10の全体を封筒
移動機構に対して(したがってベルト上の封筒に対し
て)封筒進路に直角に相対位置を変えるための位置調整
ダイヤルである。位置調整ダイヤル41の中心部の孔に
は雌ねじが切ってあって、この雌ねじには雄ねじを切っ
たシャフト42が係合している。シャフト42は、特に
その状況は図示しないが、封筒移動機構のフレームに固
定されている。位置調整ダイヤル41を挟むようにして
調整ダイヤル支持板43a,43bがシャフト42に係
合しているが。その係合はシャフト42に対して位置調
整ダイヤル41の移動方向にスライド自由になってい
る。そしてローラ支持板43a,43bの端部が、特に
その状況は図示しないが粘着膜付着機構10の全体を支
えるフレームに固定されている。そこで、位置調整ダイ
ヤル41を操作して回転させることによって粘着膜付着
機構10の全体を封筒移動機構に対して(したがってベ
ルト上の封筒に対して)封筒進路に直角に相対位置を変
えることができる。そこで、封筒の寸法に応じて粘着膜
20の転移場所を変えたいときは、位置調整ダイヤル4
1を操作して回転させればよい。
【0018】粘着膜付着機構10を使用するときには、
先ず位置調整ダイヤル41を操作して封筒の寸法に応じ
た粘着膜20の転移場所を決定し、巻き取りテープ23
を粘着膜供給リール11に取付け、先端を剥がして粘着
膜付きセパレータテープ21をガイドローラ31と粘着
膜転移ローラ32に沿って誘導し、セパレータ巻取りリ
ール12に巻取る。この時、ソレノイド30は不動作状
態で、その可動部30aはとび出して、ローラ支持部3
3がストッパ39に当たるまで、ローラ位置変換バー3
5(したがってローラ支持部33)が図中の反時計方向
に回った位置にあるので、粘着膜転移ローラ32は、封
筒移動用のベルト3aから十分離れている。したがって
テープ21の粘着膜付着機構10へのセットは容易であ
る。
【0019】封筒の貼着部2aに粘着膜20を移そうと
する時は、ソレノイド30が動作状態となってその可動
部30aは引込まれ、スプリング38の附勢によってロ
ーラ位置変換バー35(したがってローラ支持部33)
は図中の時計方向に回動し、粘着膜転移ローラ32が下
がって封筒の貼着部2aを押し付けることによって粘着
膜はテープ21から封筒に移しかえられる。そして封筒
の移動によって必要な部分への粘着膜の転移が終わった
とき、ソレノイド30を不動作にすれば、スプリング3
7の附勢によってローラ位置変換バー35(したがって
ローラ支持部33)は図中の反時計方向に回動する。そ
こで、粘着膜転移ローラ32が上がって封筒の貼着部2
aから離れるが、このとき粘着膜を適度に引っ張ること
になるので、粘着膜は必要部分が貼着部に残ったまま、
その端部で容易に引きちぎられる。なお、ソレノイド3
0とモータ15は同期して動作し、粘着膜20転移後の
テープ22は、粘着膜転移中のみセパレータ巻取りリー
ル12に巻き取られる。
【0020】次に本実施例の全体の動作について図5,
図6および図8により説明する。図5および図6におい
て本実施例に供給された封筒は、図中の左から右に向か
って移動される。その過程において、先ず折り曲げロー
ラ8によって封筒本体1とフラップ2の境目に折り目
(図4の折り目1a)をつける。折り曲げローラの動作
の詳細は、従来技術と同様であるので省略する。
【0021】次に封筒が進んでフラップ2の前縁がセン
サの位置S1 を越えると、マイクロスイッチ61がオン
となる。さらに封筒が進んでフラップ2の前縁がセンサ
の位置S2 を越えると、マイクロスイッチ62もオンに
なる。2つのマイクロスイッチ61と62が共にオンと
なるときのみ粘着膜転移ローラ32が封筒の進路に近づ
き、テープ21の粘着膜20がフラップ2の粘着膜付着
位置Tに接触するようになっているので、このときから
粘着膜をフラップ2に付け始める。(このときの封筒の
位置は図5に2点鎖線で示されている。)粘着膜が転移
されながらフラップ2が進行し、その後縁がセンサの位
置S1 から離れると、マイクロスイッチ61はオフとな
り、粘着膜転移ローラ32は封筒の進路から引き離さ
れ、粘着膜20のこの封筒への転移は停止される。
【0022】封筒はさらに進んでフラップ折り曲げ具4
9によってフラップ2が折り曲げられ、折り曲げられた
フラップ2がフラップ押しつけ板51の封筒側の面に沿
って進み、丁度両者が適当に重なるような位置にくる
と、図示しない制御部の制御によってモータ6が停止
し、封筒の移動は一時停止される。続いてソレノイド5
4が作動し、フラップ押しつけ板51が封筒の進路に向
かって倒れる。このときフラップ押しつけ板51は、フ
ラップ2を封筒本体1に押しつけて、正しい姿勢で定着
させる。こうして封緘が終わった封筒は、続いてモータ
6によるベルト3a〜3d,4b〜4dの駆動が開始さ
れることにより、移動されて装置外に排出される。
【0023】なお、前記のモータ6の停止による封筒移
動の一時停止のタイミング、フラップ押しつけ板51を
封筒の進路に向かって倒すタイミング、同進路から引き
離すタイミング、モータ6の駆動を再開するタイミング
などは、マイクロスイッチ61および62のオン,オフ
動作のタイミングに基づいて、図示しない制御部の制御
によって行われるが、前記センサとは別に、フラップ定
着機構50付近にセンサを設け、そのセンサが検知した
封筒の位置の情報に基づいて制御を行ってもよい。ま
た、粘着膜付着機構10の構造、および形態は、図1〜
図3に示す以外にも色々考えられるが、本発明の趣旨に
沿うものであればそのいずれでもよい。また粘着膜を転
移する位置は、フラップ2の折り返し部分に設ける例を
示したが、封筒本体1側に貼着部が設けられていても良
い。また制御部が、前記センサの検知結果に基づき前記
封筒移動機構と押しつけ板の動作を制御し、前記封筒が
前記フラップ押しつけ板付近に移動して来たとき、その
移動を一旦停止させる例を示したが、必ずしも停止させ
る必要はない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、封筒の進
路に沿ってフラップ側に,封緘のための粘着膜付着を行
う機構を設け、その粘着膜付着機構において、薄形の粘
着膜付きセパレータを巻き取った長尺の両面接着テープ
が使用できるようにすることにより、従来の方法に比べ
て粘着膜を封筒の貼着部に効率よく付着させることがで
き、煩わしい粘着テープのカートリッジの頻繁な交換
や、作業後の清掃も必要としないという効果がある。し
たがって本発明は、特に連続して多量に封緘する装置に
実施して作業効率向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す正面図である。
【図2】図1の実施例の要部を示す平面図である。
【図3】図1の実施例の要部を示す左側面図である。
【図4】被封緘封筒例を示す裏面図である。
【図5】図1の要部を含む封緘装置例を示す説明図(図
6のC−Cで切断した平面図)である。
【図6】図5の封緘装置のA−Aで切断した説明図(正
面図)である。
【図7】図5の封緘装置のB−Bで切断した説明図(正
面図)である。
【図8】図1のフラップ定着機構を示す左側面図であ
る。
【図9】図1の実施例に使用する巻取りテープの例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 封筒本体 1a 折り目 2 フラップ 2a フラップの貼着部 3a〜3d,4b〜4d,16 ベルト 5 ベルト駆動ローラ直結のプーリー 6,15 モータ 8 折り曲げローラ 10 粘着膜付着機構 11 粘着膜供給リール 12 セパレータ巻取りリール 13,14 リール支持部 20 粘着膜 21 粘着膜付きセパレータテープ 22 セパレータテープ 23 セパレータ(粘着膜付き)巻取りテープ 24 セパレータ(粘着膜なし)巻取りテープ 30,54 ソレノイド 31 ガイドローラ 32 粘着膜転移ローラ 41 粘着膜付着位置調整ダイヤル 42 雄ねじシャフト 49 折り曲げ具 50 フラップ定着機構 51 フラップ押しつけ板 52 フラップ押しつけ板支持部 53 押しつけ板駆動部 61,62 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒のフラップを折り返したときに相対
    する面の片方に貼着部を設け、一定方向に封筒を移動さ
    せながらフラップを折り返し前記貼着部でフラップと封
    筒本体を貼着し封緘する装置において、 前記貼着部へ粘着膜を付着させるための粘着膜付着機構
    が前記封筒の移動進路のフラップ側に配置され、 前記粘着膜付着機構は、粘着膜を付着させたテープ状の
    セパレータを巻取った粘着膜供給リールと、 前記粘着膜供給リールを支持する第1のリール支持部
    と、 前記粘着膜供給リールからセパレータとともに繰り出し
    た粘着膜を前記封筒の貼着部に押しつけて転移させる粘
    着膜押付け部と、 前記粘着膜押付け部を駆動する粘着膜押付け駆動部と、 前記粘着膜を封筒の貼着部に転移させた後の粘着膜の付
    いていないセパレータを巻取るセパレータ巻取りリール
    と、 前記セパレータ巻取りリールを支持する第2のリール支
    持部と、 支持するリールを回転させるための前記第2のリール支
    持部を駆動するセパレータ巻取りリール駆動部と、 移動中の前記封筒の位置を検知するセンサと、 少なくとも、前記封筒を移動させる封筒移動機構の駆動
    部と前記粘着膜押付け部駆動部と前記セパレータ巻取り
    リール駆動部の動作を制御する制御部とを有し、 前記セパレータの走行経路と前記封筒の貼着部の移動経
    路が同一平面内にあって、前記制御部が、前記センサの
    検知結果に基づき前記封筒移動機構と前記粘着膜押付け
    部と前記セパレータ巻取りリールを制御し、封筒が移動
    しその封筒の貼着部に粘着膜が転移されるべき位置に来
    たときに、前記粘着膜を前記セパレータ上から前記貼着
    部に転移するよう構成したことを特徴とする封緘装置。
  2. 【請求項2】 前記封筒の貼着部は、フラップを折り返
    したときに前記フラップに対向する封筒本体の面に設け
    たことを特徴とする請求項1記載の封緘装置。
  3. 【請求項3】 前記封筒の貼着部は、フラップを折り返
    したときに封筒本体に対向する前記フラップの面に設け
    たことを特徴とする請求項1記載の封緘装置。
JP5187305A 1993-06-30 1993-06-30 封緘装置 Pending JPH0716957A (ja)

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JP (1) JPH0716957A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003508555A (ja) * 1999-09-02 2003-03-04 ヴェルナール,リチャード,エス. オートマチックディスペンシングガン用両面テープ
JP2007529383A (ja) * 2004-01-07 2007-10-25 ケーアールディーシー カンパニー リミテッド 製本装置のテープ供給装置及びリフィルカートリッジ
EP1916212A3 (en) * 2006-10-27 2009-02-18 Glue Dots International, LLC Product driven in- line glue dot applicator and method for using same

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