JP3741036B2 - 電話番号情報再生システム、電話番号情報再生型移動端末、電話番号情報再生サーバ及びその方法 - Google Patents

電話番号情報再生システム、電話番号情報再生型移動端末、電話番号情報再生サーバ及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動端末の紛失等により、電話番号情報を消失した場合に、料金システムが保有する通話履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、これを別個の移動端末で受信することによって電話番号情報を再生する電話番号情報再生システム、電話番号情報再生型移動端末、電話番号情報再生サーバ及び電話番号情報再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話機などの移動端末が、広く一般に普及するとともに、その機能は急速に発達し、紙ベースの電話帳を利用することなく、移動端末において、電話帳などの電話番号情報を管理することが十分可能になってきている。
このような状況にあって、携帯電話機を交換した場合や、何らかの事情により電話番号情報を消失した場合等に、既に一度入力したデータを再度入力する手間を省くためのシステムなどが提案されている。
【0003】
例えば、特開2001−216223号公報には、周期的に携帯端末のデータをアップロードし、サーバでバックアップを取るシステムが開示されている。
また、特開2000−270376号公報には、携帯電話機を紛失した場合に、携帯電話機への呼接続によりデータのアップロードを行うとともに、その携帯電話機のデータを消去して、第三者による悪用を防止し、携帯電話機が戻った場合に、データを復元するシステム等が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者における電話番号情報の再生は、事前にバックアップを行うことが前提であり、バックアップを取っていない携帯電話機の電話番号情報を再生することはできなかった。
また、後者においては、紛失した携帯電話機が通話可能状態であることが必要であり、携帯電話機が通話圏内にない場合や、電源が切られている場合等には、データの再生を行うことはできなかった。
【0005】
すなわち、従来のシステム等では、携帯電話機などを紛失し、新たに別個の携帯電話機を使用する際に、事前にバックアップ等を取っていない場合には、電話番号情報を自動再生することができなかった。
特に、携帯電話機などの移動端末のみによって電話帳管理を行う者が、移動端末を紛失した場合、その移動端末が戻ってこなければ電話帳のデータを再生するためのすべがなくなるという重大な問題があった。
【0006】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、事前に電話番号情報のバックアップを取っていない移動端末を紛失し、別個の移動端末を利用する場合でも、電話番号情報を再生することができる電話番号情報再生システム、電話番号情報再生型移動端末、電話番号情報再生サーバ及び電話番号情報再生方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の電話番号情報再生システムは、移動端末から発信された発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバが受信し、この発着信履歴要求にもとづいて料金システムから通話履歴情報を抽出する電話番号情報再生システムであって、抽出した通話履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、移動端末に送信する電話番号情報再生サーバと、発着信履歴メールにもとづいて自己の発着信履歴の更新を行う移動端末を有する構成としてある。
【0008】
電話番号情報再生システムをこのような構成にすれば、携帯電話機などの移動端末の利用者(以下、単に利用者と称する。)は、電話番号情報などのデータのバックアップを取っていない移動端末を紛失し、別個の移動端末を利用する場合であっても、発着信履歴を再生することができる。
これは、電話番号情報再生サーバが、料金システムから通話履歴情報を抽出して、移動端末の発着履歴を再生するための発着信履歴メールを作成し、これを移動端末に送信することにより実現される。
このように、移動端末の発着信履歴を再生すれば、この履歴情報にもとづいてリダイアル等を行うことが可能となる。
【0009】
本発明の請求項2記載の電話番号情報再生システムは、移動端末が、更新された発着信履歴にもとづいて、移動端末の有する電話帳の更新を行う構成としてある。
【0010】
電話番号情報再生システムをこのような構成にすれば、再生された発着信履歴にもとづいて、移動端末の電話帳も再生することが可能となる。
従来、電話帳を移動端末にて管理している利用者が、そのデータのバックアップを取ることなく移動端末を紛失することは、データの再生手段がないため、利用者にとって極めて深刻な問題であった。
しかしながら、本発明によって、そのデータを再生し、電話帳を復活させることができるため、利用者はこのような深刻な状況から救われることとなる。
【0011】
本発明の請求項3記載の電話番号情報再生システムは、移動端末から発信された発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバが受信し、この発着信履歴要求にもとづいて料金システムから通話履歴情報を抽出する電話番号情報再生システムであって、抽出した通話履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、移動端末に送信する電話番号情報再生サーバと、発着信履歴メールにもとづいて自己の電話帳の更新を行う移動端末を有する構成としてある。
【0012】
電話番号情報再生システムをこのような構成にすれば、移動端末は、電話番号情報再生サーバから受信した発着信履歴メールにより、直接電話帳を再生することが可能となる。
【0013】
本発明の請求項4記載の電話番号情報再生システムは、移動端末から発信された発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバが受信し、この発着信履歴要求にもとづいてメールサーバから通信履歴情報を抽出する電話番号情報再生システムであって、抽出した通信履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、移動端末に発信する電話番号情報再生サーバと、発着信履歴メールにもとづいて自己の電話帳の更新を行う移動端末を有する構成としてある。
【0014】
電話番号情報再生システムをこのような構成にすれば、上述のように移動端末を紛失したような場合に、電話番号のみならず、電子メールのアドレスを再生することも可能となる。
なお、本発明における電話帳とは、氏名、電話番号、メールアドレス等の情報を管理するものである。
【0015】
本発明の請求項5記載の電話番号情報再生型移動端末は、電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信して、発着信履歴を更新する電話番号情報再生型移動端末であって、履歴更新手段及び発着信履歴記憶部を有し、電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信して、この電話番号情報再生サーバにより作成された発着信履歴メールを受信すると、履歴更新手段が発着信履歴メールにもとづいて、発着信履歴記憶部を更新する構成としてある。
【0016】
電話番号情報再生型移動端末をこのような構成にすれば、移動端末の利用者が、データのバックアップを取ることなく、万一その移動端末を紛失しても、本発明の電話番号情報再生型移動端末を用いれば、発着信履歴を再生することが可能となる。
【0017】
本発明の請求項6記載の電話番号情報再生型移動端末は、電話帳更新手段及び電話帳記憶部を有する電話番号情報再生型移動端末であって、電話帳更新手段が、発着信履歴記憶部に保存されている発着信履歴にもとづいて、電話帳記憶部を更新する構成としてある。
電話番号情報再生型移動端末をこのような構成にすれば、発着信履歴のみならず、この再生した発着信履歴にもとづいて電話帳を再生することも可能となる。
【0018】
本発明の請求項7記載の電話番号情報再生型移動端末は、電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信して、電話帳を更新する電話番号情報再生型移動端末であって、電話帳更新手段及び電話帳記憶部を有し、電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信して、この電話番号情報再生サーバにより作成された発着信履歴メールを受信すると、電話帳更新手段が発着信履歴メールにもとづいて、電話帳記憶部を更新する構成としてある。
電話番号情報再生型移動端末をこのような構成にすれば、電話帳の再生を、発着信履歴メールにもとづき、直接再生することが可能となる。
【0019】
本発明の請求項8記載の電話番号情報再生型移動端末は、誤受信防止手段を有する電話番号情報再生型移動端末であって、誤受信防止手段が、発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバへ送信する際に、タイマーをスタートし、電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信する際に、このタイマーを確認し、カウント中でない場合は、発着信履歴メールを破棄する構成としてある。
【0020】
電話番号情報再生型移動端末をこのような構成にすれば、発着信履歴メールを受信する際に、その受信が正しいものであるかどうかを判断することができる。これにより、例えば、発着信履歴要求を行っていないにも拘わらず、悪意の第三者により、発着信履歴又は電話帳の自動更新を行う発着信履歴メールが送信された場合に、その受信を防止することが可能となる。
【0021】
本発明の請求項9記載の電話番号情報再生型移動端末は、誤受信防止手段を有し、かつ、パスワードを記憶する電話番号情報再生型移動端末であって、誤受信防止手段が、電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信する際に、この発着信履歴メールが有するパスワードを確認し、このパスワードが記憶されたパスワードと一致しない場合は、発着信履歴メールを破棄する構成としてある。
【0022】
電話番号情報再生型移動端末をこのような構成にすれば、万一悪意の第三者によって、発着信履歴又は電話帳の自動更新を行う発着信履歴メールが送信された場合に、これを排除することが可能となる。
【0023】
本発明の請求項10記載の電話番号情報再生サーバは、移動端末からの要求に応じて、料金システムから通話履歴情報を抽出し、発着信履歴メールを作成して移動端末に送信する電話番号情報再生サーバであって、移動端末から受信した発着信履歴要求にもとづいて、料金システムから通話履歴情報を抽出する履歴抽出手段と、抽出した通話履歴情報にもとづいて、発着信履歴メールを作成するメール編集手段を有する構成としてある。
【0024】
電話番号情報再生サーバをこのような構成にすれば、料金システムが有する情報にもとづいて、移動端末ごとの発着信履歴及び電話帳を再生させることが可能となる。
これによって、事前に移動端末の電話帳等のバックアップを取ることなく、移動端末の電話番号情報を再生することが可能となる。
【0025】
本発明の請求項11記載の電話番号情報再生方法は、電話番号情報再生サーバにより作成される発着信履歴メールにもとづき、移動端末の発着信履歴を更新する電話番号情報再生方法であって、移動端末が、電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信し、電話番号情報再生サーバが、送信されてきた発着信履歴要求にもとづいて、料金システムから通話履歴情報を抽出するとともに、この通話履歴情報にもとづき発着信履歴メールを作成して移動端末に送信し、移動端末が、受信した発着信履歴メールにもとづいて自己の発着信履歴を更新する方法としてある。
【0026】
電話番号情報再生方法をこのような方法にすれば、利用者は、電話帳データなどのバックアップを事前に取らずに移動端末を紛失しても、別個の移動端末を用い、電話帳データなどを再入力することなく、料金システムに記録された通話履歴情報にもとづいて、自動で発着信履歴を再生させることが可能となる。
【0027】
本発明の請求項12記載の電話番号情報再生方法は、移動端末が、更新された発着信履歴にもとづいて、移動端末の有する電話帳を更新する方法としてある。電話番号情報再生方法をこのような方法にすれば、移動端末は、再生した発着信履歴を用いて、電話帳も再生することができる。
【0028】
本発明の請求項13記載の電話番号情報再生方法は、電話番号情報再生サーバにより作成される発着信履歴メールにもとづき、移動端末の電話帳を更新する電話番号情報再生方法であって、移動端末が、電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信し、電話番号情報再生サーバが、送信されてきた発着信履歴要求にもとづいて、料金システムから通話履歴情報を抽出するとともに、この通話履歴情報にもとづき発着信履歴メールを作成して移動端末に送信し、移動端末が、受信した発着信履歴メールにもとづいて自己の電話帳を更新する方法としてある。
【0029】
電話番号情報再生方法をこのような方法にすれば、移動端末は、電話番号情報再生サーバによって作成される発着信履歴メールにもとづいて、直接電話帳の再生を行うことができる。
【0030】
本発明の請求項14記載の電話番号情報再生方法は、移動端末が、発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバへ送信する際に、タイマーをスタートし、電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信する際に、このタイマーを確認し、カウント中でない場合は、発着信履歴メールを破棄する方法としてある。
【0031】
電話番号情報再生方法をこのような方法にすれば、移動端末の発着信履歴メールの受信に際し、誤受信を防止することが可能となる。そして、万一第三者による悪意の発着信履歴メール発信があったとしても、これを排除することが可能となる。
【0032】
本発明の請求項15記載の電話番号情報再生方法は、移動端末が、パスワードを記憶し、電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信する際に、この発着信履歴メールが有するパスワードを確認し、このパスワードが記憶されたパスワードと一致しない場合は、発着信履歴メールを破棄する方法としてある。
電話番号情報再生方法をこのような方法にすれば、移動端末の発着信履歴メールの受信に際し、誤受信を防止することが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態について、図1、図2及び図3を参照して説明する。図1は、本実施形態における電話番号情報再生システムの構成を示すブロック図であり、図2、図3は、順にこの電話番号情報再生システムにおける電話番号情報再生型移動端末、電話番号情報再生サーバの構成を示すブロック図である。
【0034】
図1に示すように、電話番号情報再生システムは、電話番号情報再生型移動端末10、無線基地局20、移動体通信交換機30、メールサーバ40、電話番号情報再生サーバ50及び料金システム60を有している。
【0035】
電話番号情報再生型移動端末10は、発着信履歴及び電話帳を再生することのできる移動端末であり、図2に示すように、入力部11、送受信部12、発着信履歴記憶部13、履歴更新手段14、電話帳記憶部15、電話帳更新手段16、誤受信防止手段17、タイマー18、表示部19を有している。
【0036】
入力部11は、利用者による発着信履歴要求を入力する。そして、送受信部12は、この入力された発着信履歴要求を発信する。
発着信履歴記憶部13は、電話番号情報再生型移動端末10の発信及び着信の履歴情報を記憶するものである。
履歴更新手段14は、電話番号情報再生サーバ50から受信した発着信履歴メールにもとづいて、発着信履歴記憶部13を更新する。発着信履歴メール自体にこの処理プログラムをもたせる場合は、履歴更新手段14を省略してもよい。
【0037】
電話帳記憶部15は、電話番号情報再生型移動端末10の電話帳データを記憶するものである。
電話帳更新手段16は、発着信履歴メール又は発着信履歴記憶部13に保存されている発着信履歴情報にもとづいて電話帳記憶部15を更新する。
【0038】
この更新にあたり、発着信履歴メールを用いるか、あるいは発着信履歴記憶部13の発着信履歴情報を用いるかは、電話番号情報再生サーバ50における発着信履歴メール作成の詳細などと関連して、適宜設計することができる。
また、電話帳更新手段16は、発着信履歴メールが電話番号の発着信履歴を保有する場合は、電話帳の電話番号を更新し、発着信履歴メールがメールアドレスを保有する場合は、電話帳のメールアドレスを更新する。
【0039】
誤受信防止手段17は、利用者に発着信履歴記憶部13又は電話帳記憶部15を更新する意志がないにも拘わらず、故障や悪意等により、電話番号情報再生サーバ50などから発着信履歴メールが発信された場合に、その受信を防止するためのものである。
この手段としては、発着信履歴要求の発信の際に、タイマー18をスタートさせ、このタイマー18がカウント中の場合にのみ発着信履歴メールを受信可能とすることが挙げられる。
【0040】
万一、カウント中でない場合に、電話番号情報再生型移動端末10へ発着信履歴メールが送信されたときは、そのメールは自動的に破棄される。
このタイマー18のカウントは、発着信履歴要求の発信から発着信履歴メールを受信するまでの時間として十分な所定の時間、例えば、10分間のみ行われる。
【0041】
また、発着信履歴メールにパスワード情報を設定することにより、誤受信防止手段17は、このパスワードと、電話番号情報再生型移動端末10に事前に保存したパスワードを照合して、タイマー18を用いることなく誤受信防止を行うこともできる。
表示部19は、発着信履歴や電話帳の情報等を表示するためのディスプレイモニタである。
【0042】
無線基地局20は、電話番号情報再生型移動端末10の発信を受信し、これを移動体通信交換機30に送信するものである。
また、移動体通信交換機30は、電話網に接続されており、電話番号情報再生型移動端末10から発信された通話要求にもとづいて、電話番号情報再生型移動端末10を発信先に接続する。
そして、通話時間や、通話先等の通話状況データを料金システム60に送るとともに、メールはメールサーバ40に送信する。
また、移動体通信交換機30は、電話番号情報再生型移動端末10から発着信履歴要求が発信された場合には、これを電話番号情報再生サーバ50に送信する。
【0043】
メールサーバ40は、パケット網に接続され、移動体通信交換機30などの交換機から送信されるメールを保存するとともに、これらの交換機の要求に応じて、保存しているメールを交換機に送信する。
また、メールサーバ40は、電話番号情報再生サーバ50の要求に応じて、所定のメールアドレスのメール通信履歴情報を、電話番号情報再生サーバ50に送信する。
【0044】
電話番号情報再生サーバ50は、電話番号情報再生型移動端末10から無線基地局20、移動体通信交換機30を経由して送信されてきた発着信履歴要求を受信し、料金システム60から通話履歴情報を抽出する。
そして、この通話履歴情報にもとづいて、電話番号情報再生型移動端末10の発着信履歴又は電話帳を再生するための発着信履歴メールを作成する。
また、メールアドレスを再生するために、メールサーバ40からメールの通信履歴情報を抽出することもできる。
【0045】
次に、この各構成について詳細に説明すると、図3に示すように、電話番号情報再生サーバ50は、送受信部51、履歴抽出手段52、メール編集手段53及び記憶部54を有している。
送受信部51は、移動体通信交換機30及び無線基地局20を介して、電話番号情報再生型移動端末10と情報の送受信を行う。すなわち、発着信履歴要求を電話番号情報再生型移動端末10から受信し、発着信履歴メールを電話番号情報再生型移動端末10へ送信する。
また、送受信部51は、記憶装置62、長期保存用記憶装置63及びメールサーバ40との情報の送受信も行う。すなわち、これらから通話履歴情報等を受信する。
【0046】
履歴抽出手段52は、記憶装置62及び長期保存用記憶装置63から通話履歴情報を、メールサーバ40から通信履歴情報を抽出する。
メール編集手段53は、この抽出された通話履歴情報又は通信履歴情報にもとづいて、発着信履歴メールを作成する。
記憶部54は、抽出された通話履歴情報等や、作成された発着信履歴メールを記憶するものである。
【0047】
料金システム60は、移動端末などによる通話料金等の請求処理を行うための既存のシステムである。この料金システム60は、料金処理装置61、記憶装置62及び長期保存用記憶装置63を有する。
料金処理装置61は、移動体通信交換機30から受信した通話状況情報を記憶装置62に保存し、この保存情報にもとづいて月ごとの料金請求処理等を行う。記憶装置62は、上記のように保存された月ごとの料金請求のために必要な通話履歴情報等を有している。
そして、長期保存用記憶装置63は、例えば、6ヶ月分など、数ヶ月分の通話履歴情報等を有している。
【0048】
次に、第一実施形態の電話番号情報再生システムにおける処理手順について、図4を参照して説明する。
同図は、本実施形態の電話番号情報再生システムにおける処理手順を示す動作手順図である。
【0049】
まず、電話番号情報再生型移動端末10(移動端末10)が、発着信履歴メールをダウンロードするために、発着信履歴要求を発信する(ステップ10)。
この発着信履歴要求の発信は、電話番号情報再生を行うために設定した所定のサービス番号へダイヤルすることにより行う。このサービス番号としては、例えば、携帯電話番号と同じく「090−xxxx−xxxx」などとすることができる。
また、この発信と同時に、タイマー18をスタートさせる。
【0050】
この電話番号情報再生型移動端末10からの発信は、無線基地局20を介して移動体通信交換機30に送信され、移動体通信交換機30は、サービス番号を識別することにより、この発信を発着信履歴要求であることを認識する。
そして、移動体通信交換機30は、電話番号情報再生型移動端末10の電話番号(以下、加入者番号と称する場合がある。)と、メールアドレスを電話番号情報再生サーバ50へ送信することにより、発着信履歴の再生を指示する。
【0051】
また、移動体通信交換機30は、同サービスを受け付けた旨を音声ガイダンスにより、電話番号情報再生型移動端末10に送信する(ステップ11)。
この音声ガイダンスとしては、例えば、「電話帳(又は発着信履歴、電話番号情報等)ダウンロードサービスを受け付けました。電話を切ってお待ち下さい。」などとすることができる。
【0052】
次に、電話番号情報再生サーバ50は、料金システムの記憶装置62及び長期保存用記憶装置63へアクセスし、加入者番号にもとづいて通話履歴情報を抽出する。
このとき、記憶装置62からは、未処理の料金データを抽出し(ステップ12)、長期保存用記憶装置63からは、過去6ヶ月分など、より古い通話履歴情報を抽出する(ステップ13)。
なお、この通話履歴情報の抽出処理機能の一部を、料金システム側に保持させることも可能である。
【0053】
さらに、電話番号情報再生サーバ50は、抽出した通話履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成する(ステップ14)。
図5は、この発着信履歴メールのフォーマットを示す図である。
同図において、「Sub:Recover」は、このメールが、電話番号情報再生のためのメールであることを示している。
【0054】
また、「Content:」は、以下に本文が続くことを表し、発着信履歴データが、引き続き記載されている。
この本文内の「OR」は、以下に発信(Origination)履歴が続くことを表し、「TR」は、以下に着信(Termination)履歴が続くことを表している。「end」は、データの終了であることを示している。
【0055】
次に、電話番号情報再生サーバ50は、作成した発着信履歴メールを電話番号情報再生型移動端末10に送信する(ステップ15)。
電話番号情報再生型移動端末10は、この発着信履歴メールの受信にあたり、まず発着信履歴受信待ちタイマーが、カウント中であるか否かを確認する(ステップ16)。
【0056】
そして、このタイマーがカウント中でない場合には、そのメールを破棄する。このようにすることにより、電話番号情報再生を意図していない場合に、何らかの故障や悪意により、発着信履歴メールやこれと同等の機能をもつメールが送信され、電話番号情報が更新されることを防止することができる。
【0057】
タイマーがカウント中である場合には、この発着信履歴メールの情報にもとづいて、電話番号情報再生型移動端末10の発着信履歴が更新される(ステップ17)。
この更新は、電話番号情報再生型移動端末10の履歴更新手段14によって行うことができる。
【0058】
その方法としては、ContentのORから発信履歴を取り出し、この情報にもとづいて、電話番号情報再生型移動端末10の発信履歴テーブルを更新することができる。
また、着信履歴についても同様に、TRから着信履歴を取り出し、この情報にもとづいて、電話番号情報再生型移動端末10の着信履歴テーブルを更新することができる。
さらに、このような更新を、図5の発着信履歴メールに更新プログラムも併せて記載することによって行うこともできる。この場合、電話番号情報再生型移動端末10の履歴更新手段14を省略することができる。
【0059】
そして、上記のような更新は、いずれの場合であっても、メールの着信と同時に、利用者の操作を必要とすることなく実行させることが可能である。
また、例えば、ファンクションキーを押すことなどによって、更新を実行させることとし、電話番号情報再生を実行するか否かの判断を、最後まで留保させるようにすることもできる。
【0060】
このようにして電話番号情報再生型移動端末10の発着信履歴が更新され、再生されると、この発着信履歴を用いて電話をかけることが可能となる。
したがって、携帯電話機などの移動端末を紛失し、かつ他に電話帳や電話番号記録のバックアップ等を有していない利用者は、この発着信履歴の再生までの機能のみによっても、極めて高い効果を享受することが可能となる。
【0061】
さらに、電話番号情報再生型移動端末10は、再生した発着信履歴にもとづいて電話帳を作成することができる(ステップ18)。この電話帳の作成は、電話帳更新手段16に行わせることができる。
また、発着信履歴メールに電話帳更新プログラムを記載し、発着信履歴の更新に併せて、電話帳の更新も行うようにすることができる。
【0062】
また、この電話帳の更新も、メールの着信と同時に、利用者による操作を必要とせず、自動的に実行させることも、利用者によるファンクションキーの押下などによって、実行させるようにすることもできる。
利用者によるファンクションキーの押下などによって、実行させる場合には、利用者は、発信履歴、着信履歴の内容を確認し、電話帳への登録が不要なものを削除してから、電話帳の更新を実行することができる。
【0063】
また、発着信履歴メールのデータが、図におけるようなものである場合には、再生した電話帳の電話番号に対応する相手の名前(名称欄)は、空白のままである。
利用者は、電話番号情報再生型移動端末10の電話帳の変更機能を用いて、手入力により、電話番号に対応する相手の名前を入力し、電話帳を編集して完成させる(ステップ19)。
【0064】
なお、本実施形態からステップ17を省略し、発着信履歴の更新を行うことなく、発着信履歴メールにもとづいて直接電話帳の作成を行うことも可能である。
このように、発着信履歴の更新に拘わらず、電話帳の作成が可能であることは、以下の実施形態においても同様である。
さらに、ステップ12及びステップ13において、料金システムから、各発着信履歴の電話番号に対応する加入者の名称情報を抽出し、図の発着信履歴メールにこの名称情報をもたせることにより、電話帳の名称欄も自動的に再生されるように設計変更することもできる。
【0065】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態につき、図6を参照して説明する。同図は、本実施形態の電話番号情報再生システムの処理手順を示す動作手順図である。
本実施形態は、第一実施形態と比較して、発着信履歴メールの誤受信防止を、タイマーではなく、パスワードにより行う点で相違する。
他の構成要素は第一実施形態と同様であり、本実施形態のシステム構成は、電話番号情報再生型移動端末10からタイマー18を除いた点以外は、図1、図2及び図3に示すブロック図と同様である。
【0066】
本実施形態の各動作(ステップ20〜ステップ29)は、第一実施形態の動作(ステップ10〜ステップ19)のそれぞれに対応するものである。そして、発着信履歴メールの誤受信防止に関する機能のみ異なるものである。
したがって、以下においては、第一実施形態と異なる動作についてのみ説明する。
【0067】
まず、電話番号情報再生型移動端末10が、発着信履歴メールをダウンロードするために、発着信履歴要求を発信する(ステップ20)。このとき、本実施形態においては、タイマーのスタートは行わない。
そして、この要求が電話番号情報再生サーバ50に伝えられて、記憶装置62及び長期保存用記憶装置63から通話履歴情報が抽出され、ステップ24において、発着信履歴メールの作成が行われる。
【0068】
この発着信履歴メールの作成において、電話番号情報再生サーバ50は、対応する電話番号情報再生型移動端末10のパスワードを発着信履歴メールに記載する。
このため、誤受信防止にあたり、パスワードを利用する場合には、電話番号情報再生型移動端末10から、電話番号情報再生サーバ50へ事前にパスワードを登録する必要がある。
【0069】
電話番号情報再生型移動端末10は、電話番号情報再生サーバ50から送信された発着信履歴メールを受信するに際し、そのパスワードが自身の保有するパスワードと一致するか否かを確信し、もし一致していない場合には、その発着信履歴メールを破棄する。
【0070】
このような誤受信防止を行うことにより、タイマーを用いることなく、発着信履歴などが誤って更新されることを防止することが可能となる。
なお、第一実施形態と第二実施形態を組合せ、誤受信防止をタイマーとパスワードの両方により行うこともできる。このようにすれば、誤受信の危険性をさらに低減させることができる。
【0071】
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態につき、図7を参照して説明する。同図は、本実施形態の電話番号情報再生システムの処理手順を示す動作手順図である。
本実施形態は、第二実施形態と比較して、電話番号情報再生サーバ50が、記憶装置62及び長期保存用記憶装置63から通話履歴を抽出するのではなく、メールサーバ40から通信履歴情報を抽出する点で相違する。
【0072】
すなわち、本実施形態においては、図1の料金システム60を用いる必要はないが、その他の構成については第二実施形態と同様である。
また、本実施形態においては、図2の電話番号情報再生型移動端末10のタイマー18を用いてはいないが、これを用いて第一実施形態の誤受信防止を併用し、この機能を強化することも好ましい。
【0073】
まず、電話番号情報再生型移動端末10が、発着信履歴要求を発信する動作と、移動体通信交換機30が電話番号情報再生型移動端末10に受付通知を返信する動作(ステップ30、ステップ31)については、第二実施形態における動作(ステップ20、ステップ21)と同様である。
【0074】
次に、電話番号情報再生サーバ50は、メールサーバ40から通信履歴情報を抽出する(ステップ32)。この場合の通信履歴情報は、メールアドレスにより構成される。
したがって、ステップ33で作成される発着信履歴メールについても、図5における電話番号に換えてメールアドレスが記載される。
【0075】
そして、電話番号情報再生サーバ50から電話番号情報再生型移動端末10へ、この発着信履歴メールが送信され(ステップ34)、電話番号情報再生型移動端末10によるパスワード確認が行われた後(ステップ35)、電話帳作成が実行される(ステップ36)。
【0076】
この電話帳の作成は、発着信履歴メールにもとづいて行われる。また、その方法は、第一実施形態において上述したものと同様の方法を用いることができる。そして、メールアドレスに対応する相手の名称などを手入力により入力して電話帳を編集し、完成させる(ステップ37)。名称の自動入力についても、第一実施形態と同様の方法を用いることができる。
【0077】
また、上記各実施形態を適宜組合せ、各実施形態の効果を融合させることも可能である。例えば、第二実施形態と第三実施形態を組合せ、電話番号情報再生システムにおいて、電話帳の電話番号とメールアドレスの両方を再生させるようにすることもできる。
【0078】
さらに、上記各実施形態において、発着信履歴メールは、発着信履歴要求の発信後、一旦通信を切断し、発着信履歴メール到着の連絡を待って、再度接続を行って受信することを想定しているが、通信を切断することなく、通話状態のまま、発着信履歴メールの作成を待ってこれを受信するようにすることも可能である。
【0079】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、電話番号情報再生サーバ50の各機能を料金システム等の既存のシステムにもたせることにより、専用サーバを不要とするなど、適宜設計変更できるものである。
【0080】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、携帯電話機などの移動端末を紛失し、しかも他に電話帳を保有しておらず、電話帳データのバックアップを取っていないような場合であっても、既存の料金システムから通話履歴情報を抽出することにより、別個の移動端末を用いて、発着信履歴や電話帳を再生させることができる。
上記のような状況においては、従来の技術では、移動端末の利用者が電話帳を再生することは非常に困難であり、利用者は極めて深刻な事態に直面することが多かったが、本発明によって、事前に特別な準備をすることなく、誰でも容易に電話帳等のデータを再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施形態の電話番号情報再生システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の各実施形態の電話番号情報再生型移動端末の構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の各実施形態の電話番号情報再生サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の第一実施形態の電話番号情報再生システムの処理手順を示す動作手順図である。
【図5】 本発明の第一実施形態の発着信履歴フォーマットを示す図である。
【図6】 本発明の第二実施形態の電話番号情報再生システムの処理手順を示す動作手順図である。
【図7】 本発明の第三実施形態の電話番号情報再生システムの処理手順を示す動作手順図である。
【符号の説明】
10 電話番号情報再生型移動端末(移動端末)
11 入力部
12 送受信部
13 発着信履歴記憶部
14 履歴更新手段
15 電話帳記憶部
16 電話帳更新手段
17 誤受信防止手段
18 タイマー
19 表示部
20 無線基地局
30 移動体通信交換機
40 メールサーバ
50 電話番号情報再生サーバ
51 送受信部
52 履歴抽出手段
53 メール編集手段
54 記憶部
60 料金システム
61 料金処理装置
62 記憶装置
63 長期保存用記憶装置

Claims (15)

  1. 移動端末から発信された発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバが受信し、この発着信履歴要求にもとづいて料金システムから通話履歴情報を抽出する電話番号情報再生システムであって、
    抽出した前記通話履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、前記移動端末に送信する前記電話番号情報再生サーバと、
    前記発着信履歴メールにもとづいて自己の発着信履歴の更新を行う前記移動端末を有する
    ことを特徴とする電話番号情報再生システム。
  2. 前記移動端末が、前記更新された発着信履歴にもとづいて、前記移動端末の有する電話帳の更新を行うことを特徴とする請求項1記載の電話番号情報再生システム。
  3. 移動端末から発信された発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバが受信し、この発着信履歴要求にもとづいて料金システムから通話履歴情報を抽出する電話番号情報再生システムであって、
    抽出した前記通話履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、前記移動端末に送信する前記電話番号情報再生サーバと、
    前記発着信履歴メールにもとづいて自己の電話帳の更新を行う前記移動端末を有する
    ことを特徴とする電話番号情報再生システム。
  4. 移動端末から発信された発着信履歴要求を電話番号情報再生サーバが受信し、この発着信履歴要求にもとづいてメールサーバから通信履歴情報を抽出する電話番号情報再生システムであって、
    抽出した前記通信履歴情報にもとづいて発着信履歴メールを作成し、前記移動端末に発信する前記電話番号情報再生サーバと、
    前記発着信履歴メールにもとづいて自己の電話帳の更新を行う前記移動端末を有する
    ことを特徴とする電話番号情報再生システム。
  5. 電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信して、発着信履歴を更新する電話番号情報再生型移動端末であって、
    履歴更新手段及び発着信履歴記憶部を有し、
    前記電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信して、この電話番号情報再生サーバにより料金システムから抽出された通話履歴情報にもとづき作成された前記発着信履歴メールを受信すると、
    前記履歴更新手段が前記発着信履歴メールにもとづいて、前記発着信履歴記憶部を更新する
    ことを特徴とする電話番号情報再生型移動端末。
  6. 電話帳更新手段及び電話帳記憶部を有する前記電話番号情報再生型移動端末であって、
    前記電話帳更新手段が、前記発着信履歴記憶部に保存されている発着信履歴にもとづいて、前記電話帳記憶部を更新する
    ことを特徴とする請求項5記載の電話番号情報再生型移動端末。
  7. 電話番号情報再生サーバから発着信履歴メールを受信して、電話帳を更新する電話番号情報再生型移動端末であって、
    電話帳更新手段及び電話帳記憶部を有し、
    前記電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信して、この電話番号情報再生サーバにより料金システムから抽出された通話履歴情報にもとづき作成された前記発着信履歴メールを受信すると、
    前記電話帳更新手段が前記発着信履歴メールにもとづいて、前記電話帳記憶部を更新する
    ことを特徴とする電話番号情報再生型移動端末。
  8. 誤受信防止手段を有する前記電話番号情報再生型移動端末であって、
    前記誤受信防止手段が、
    前記発着信履歴要求を前記電話番号情報再生サーバへ送信する際に、タイマーをスタートし、
    前記電話番号情報再生サーバから前記発着信履歴メールを受信する際に、このタイマーを確認し、カウント中でない場合は、前記発着信履歴メールを破棄することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電話番号情報再生型移動端末。
  9. 誤受信防止手段を有し、かつ、パスワードを記憶する前記電話番号情報再生型移動端末であって、
    前記誤受信防止手段が、
    前記電話番号情報再生サーバから前記発着信履歴メールを受信する際に、この発着信履歴メールが有するパスワードを確認し、このパスワードが前記記憶されたパスワードと一致しない場合は、前記発着信履歴メールを破棄する
    ことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の電話番号情報再生型移動端末。
  10. 移動端末からの要求に応じて、料金システムから通話履歴情報を抽出し、発着信履歴メールを作成して前記移動端末に送信する電話番号情報再生サーバであって、
    前記移動端末から受信した発着信履歴要求にもとづいて、前記料金システムから前記通話履歴情報を抽出する履歴抽出手段と、
    抽出した前記通話履歴情報にもとづいて、前記移動端末の発着信履歴又は電話帳の更新用の発着信履歴メールを作成するメール編集手段を有する
    ことを特徴とする電話番号情報再生サーバ。
  11. 電話番号情報再生サーバにより作成される発着信履歴メールにもとづき、移動端末の発着信履歴を更新する電話番号情報再生方法であって、
    前記移動端末が、前記電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信し、
    前記電話番号情報再生サーバが、送信されてきた前記発着信履歴要求にもとづいて、料金システムから通話履歴情報を抽出するとともに、この通話履歴情報にもとづき発着信履歴メールを作成して前記移動端末に送信し、
    前記移動端末が、受信した前記発着信履歴メールにもとづいて自己の発着信履歴を更新する
    ことを特徴とする電話番号情報再生方法。
  12. 前記移動端末が、前記更新された発着信履歴にもとづいて、前記移動端末の有する電話帳を更新することを特徴とする請求項11記載の電話番号情報再生方法。
  13. 電話番号情報再生サーバにより作成される発着信履歴メールにもとづき、移動端末の電話帳を更新する電話番号情報再生方法であって、
    前記移動端末が、前記電話番号情報再生サーバに発着信履歴要求を発信し、
    前記電話番号情報再生サーバが、送信されてきた前記発着信履歴要求にもとづいて、料金システムから通話履歴情報を抽出するとともに、この通話履歴情報にもとづき発着信履歴メールを作成して前記移動端末に送信し、
    前記移動端末が、受信した前記発着信履歴メールにもとづいて自己の電話帳を更新する
    ことを特徴とする電話番号情報再生方法。
  14. 前記移動端末が、
    前記発着信履歴要求を前記電話番号情報再生サーバへ送信する際に、タイマーをスタートし、
    前記電話番号情報再生サーバから前記発着信履歴メールを受信する際に、このタイマーを確認し、カウント中でない場合は、前記発着信履歴メールを破棄することを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の電話番号情報再生方法。
  15. 前記移動端末が、パスワードを記憶し、
    前記電話番号情報再生サーバから前記発着信履歴メールを受信する際に、この発着信履歴メールが有するパスワードを確認し、このパスワードが前記記憶されたパスワードと一致しない場合は、前記発着信履歴メールを破棄する
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の電話番号情報再生方法。
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