JP3738683B2 - ブランク材の積載装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス機械にて所定形状にブランキングされたブランク材を整列して積載するブランク材の積載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のボディを成形する工場では、自動車のボディ各部を成形するために、プレス機械で所定の形状にブランキングして、ボディ各部に見合う外形の板状のブランク材を得ている。そして、得られたブランク材は、プレス機械から延びているコンベアから、種類毎、積載装置を用いて整列積層させて、つぎの工程に備えるようにしている。
【0003】
こうしたブランク材の積載装置には、従来、図6に示されるようにコンベアaの出口の下側に置いた受け台bと、ブランク材fの前部端を揃えるエンドストッパcとを組合わせた積載機構部dが採用されている。そして、コンベアaにより、順次、搬出されるプレス機械eからのブランク材fが、前部端から順次、受け台bへ落とし込まれることで、ブランク材fの前方に向かう勢い(材料の流れ)で、該ブランク材fの前部端がエンドストッパcの当て面gと突き当たって、順に整列されながら、所定の姿勢で、受け台b上に積層されるようにしてある。
【0004】
受け台bの上面には、通常、整列積層したブランク材fを傷つけないように支えたり、フォークリフトで運搬しやすくしたりするなどのために、図6に示されるように台木h(枕木などで形成される台座)を複数本、予め設置することが行われている。
【0005】
ところで、台木hは、ブランク材fの搬送方向と直角な方向に複数、所定の間隔で並べられている。
【0006】
ところが、こうした台木hは、ブランク材fの送り障害となるために、ブランク材eの初品である下板(一番下に配置されるブランク材をいう)が落とし込まれるとき、図6中に示されるように受け台bから落ちる途中で、先端部が中程にある台木hに引っ掛かったりする。
【0007】
このような場合、下板となるブランク材fは変形を生じながら台木hに載ってしまう。しかも、その後から、後続のブランク材hが落とし込まれるので、うまく載らず、後続のブランク材fが良好に積層できない。
【0008】
このため、ブランク材Pを積層する際、最初の下板となる1枚を人手作業で、エンドストッパまで誘導させて落とし込むことが行われていた。
【0009】
しかし、ブランク材は重量があるので、手作業だと、ブランク材fの取り扱いは難しい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、実開平6−14167号公報に開示されているような材料を移送する場合に用いられる構造、具体的にはモータなどで駆動されるクランプ機構と送り機構とを組合わせた移送構造を下板誘導機構部として用いて、受け台に順に載るブランク材のうちの最初の下板となる1枚のブランク材だけをコンベア出口から、エンドストッパまで誘導して受け台へ落とし込み、後から搬出されるブランク材をその上に落とし込むことが考えられる。
【0011】
ところで、積載装置のエンドストッパは、通常、長さ寸法の異なる種々のブランク材でも、受け台において整列積層が行われるよう、コンベア出口に対して接離する方向に移動可能な構造を採用してあり、これでエンドストッパ位置の調整が行えるようにしてある。
【0012】
ところが、モータなどで駆動されるクランプ機構で、下板となるブランク材をコンベア出口からエンドストッパの種々の地点へ落とし込めるようにするためには、クランプ機構を種々のタイミングで開閉させる制御が必要となる。このため、かなり複雑な制御が求められる。しかも、コスト的にも高価になる。このため、簡単には下板の誘導ができない事情があった。
【0013】
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、簡単な構造で、どのようなエンドストッパ位置でも、下板をエンドストッパ位置で落とし込めるようにしたブランク材の積載装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載のブランク材の積載装置は、下板誘導機構部を、コンベアの出口の第1位置とエンドストッパを超えた第2位置との間で移動可能に配設された移動体と、下板となるブランク材がコンベアから搬出される際、移動体を第2位置から第1位置へ向かわせる往側手段と、移動体に形成され、第1位置においてコンベアから搬出される下板となるブランク材の前部端を出入口から受けて支え部で下側から支えるジョー部と、支え部の上側で、上下方向に延びて回動自在に支持され、下部が支え部に近い挟持位置と該位置から出入口側へずれた支え部から離れる待機位置との間を移動可能なレバー部材と、レバー部材の下部に設けられ、該レバー部材が挟持位置に配置されるにしたがいブランク材の前部端が支え部との間で挟持が可能、待機位置に配置されるにしたがい同挟持の解除が可能なロック爪と、レバー部材の下部にジョーへ進入するブランク材で後方へ押されるように設けられ、該ブランク材で押されることにより、レバー部材を後方へ変位させてロック爪を待機位置から挟持位置へ変位させ、ブランク材の前部端を挟持させる受け部と、ブランク材の挟持を終えるにしたがい移動体を、ブランク材の搬送速度と同等の速度で、ジョーがエンドストッパを通過するよう第2位置へ向かわせる復側手段とを組合わせ、最初の下板となるブランク材がコンベアから搬出されるとき、第1位置に、ロック爪が待機位置に配置された移動体を位置決めておき、該コンベアから搬出されるブランク材の前部端がジョー部の出入口へ進入することによるレバー部材の後方へ変位によりロック爪が待機位置から挟持位置へ変位されて該ブランク材の前部端を挟持し、ブランク材の搬送速度と同等の速度で、ジョー部がエンドストッパを通過するよう第2位置へ向かうとき、エンドストッパを通過する際、前記ロック爪によるブランク材の挟持が、ブランク材の前部端がエンドストッパと突き当ってレバー部材が待機位置へ戻ることにより、解除されるようにしたことにある。
【0015】
こうした積載装置だと、下板となる最初の1枚のブランク材を誘導するときだけ、ジョー部を第1位置に移送しておく。
【0016】
この状態から、プレス機械でブランキングされたブランク材Pをコンベアから順次搬出する。すると、第1位置で待機しているジョー部で、下板となる最初の1枚のブランク材がエンドストッパへ導かれる。
【0017】
すなわち、最初のブランク材は、第1位置で待機しているジョー部の出入口へ進入する。そして、進入する前部端で受け部を後方へ変位させる。この変位がレバー機構を通じてロック爪へ伝達され、同ロック爪を挟持位置へ変位させて、ジョー部の支え部で支えているブランク材の前部端をロック爪で挟持する。
【0018】
この挟持を終えるにしたがいジョー部は、コンベアの搬送速度と同等の速度で、エンドストッパを通過しながら、第2位置へ向かう。
【0019】
この際、ジョーで挟持されているブランク材の前部端が、途中に有るエンドストッパに当る。このときロック爪は挟持位置から待機位置へ変位し、ブランク材の挟持を解除する。
【0020】
これにより、ジョー部は、エンドストッパの地点でブランク材を落としてから、第2位置まで戻る。
【0021】
すると、下板となるブランク材は、前部端がエンドストッパで揃えられた姿勢で、受け台に載る。
【0022】
この下板となるブランク材に対して、後続のブランク材が、同下板の上面を滑るように順に落とし込まれ、下板の上に順にブランク材が整列されながら積層される。
【0023】
こうしたブランク材が流れる力でロックを行い、さらにエンドストッパに当る挙動で該ロックの解除を行う構造の下板誘導機構部だと、エンドストッパの位置がブランク材の寸法長さにより変わろうとも、同エンドストッパの位置で必ずブランク材の前部端が受け台へ落とし込まれるので、難しい制御を必要とせずに、良好に受け台へ下板となるブランク材を載せることができる。
【0024】
しかも、ブランク材をロック、アンロックする構造は、移動体にジョー部、ロック爪、レバー機構の組み合わせだけなので、構造的に簡単であり、コスト的にも安価である。
【0025】
請求項2に記載の積載装置は、レバー部材が、挟持位置で、クリック式保持機構により係脱可能に保持される構造とした。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図1ないし図5に示す一実施形態にもとづいて説明する。
【0027】
図1中1は、工場内に設置された例えば自動車のボディ各部に適した所定形状にブランキングするプレス機械、2は同プレス機械1から外部へ延びる搬送コンベア(本願のコンベアに相当)をそれぞれ示す。そして、搬送コンベア2の出口2aから、ブランキングされた板状のブランク材Pが、順次、1枚ずつ外部へ搬出されるようにしてある。
【0028】
搬送コンベア2の出口2a下側には、搬出域が有る。この搬出域には、搬送コンベア2からのブランク材Pを整列積層する積載装置5が据付けてある。この積載装置5は、積載機構部10と下板誘導機構部20とを組合わせて構成されている。
【0029】
このうち、積載機構部10には、上面に各種大小のブランク材Pが載置可能な大きさの受け面をもつ例えば角形の台車11(受け台に相当)と各種ガイド機構15とを組合わせた構造が用いられている。
【0030】
具体的には、台車11は、例えば工場の搬出域をなす床面Fに搬送コンベア2の搬送方向とは直角な向きに敷設した一対のレール12上に走行可能に載せてある。この台車11が、搬送コンベア2の出口2aの直下において、搬送コンベア2と直列に並ぶように位置決められている。この台車11の上面には、搬送コンベア2の搬送方向とは直角な向きで、複数本の台木11a(枕木などで形成される台座)が所定の間隔で配設されていて、これら台木11aで、搬送コンベア2から搬出されるブランク材Pを受けるようにしてある。
【0031】
ガイド機構15は、図示しない吊持構造で、上方から、台車11の両側の地点へ吊持される一対のサイドプレート16と、同じく図示しない吊持構造で、上方から、台車11の端側となる搬送コンベア2の出口2a後方の地点へ吊持されるエンドストッパ17とを有している。サイドプレート16は、台車11の上面の左右方向両側を囲み、エンドストッパ17は左右に2分割(複数)されて台車11の上面の後方側を囲むように配置されている。なお、分割された分割プレート17a,17aは、所定の間隙を有して配置してある。そして、各プレート16,17の先端部は、いずれも台木11aの上面付近まで延びていて、各プレート16,17で囲まれる空間にブランク材Pを収めるための収容領域αを形成している。またサイドプレート16は、図示しない移動機構により、左右方向に移動する構造にしてある。エンドストッパ17は、図示しない移動機構により、前後方向に移動する構造にしてあり、各移動機構によるプレート位置の調整により、搬送コンベア2から搬出されるブランク材Pの外形寸法に合うよう、収容領域αの大きさが変えられるようにしてある。
【0032】
これにより、収容領域αの大きさをブランク材Pの外形寸法に合せてから、搬送コンベア2の搬送により、プレス機械1からのブランク材Pを出口2aから順に台車11へ落とし込むと、各ブランク材Pが、前部端がエンドストッパ17で整列され、左右端がサイドプレート16で整列されながら、各プレート16,17で囲まれる収容領域αに収まり、順に台車11上に積み重ねられるようにしてある。但し、17bは、分割プレート17aの前面に形成してある当て面(搬出されるブランク材Pの前部端が突き当たる面)を示している。
【0033】
また各プレート16,17は、いずれも上側に有るヒンジ部18と、外側部に連結されるシリンダ19とにより、縦向きの姿勢(閉じ姿勢)から、外向き(開放姿勢)に大きく回動するようにしてあり、同回動により各プレート16,17でなされる規制を解除して、ブランク材Pを載せたまま台車11が、レール11a沿いに搬出域外へ出せるようにしている。
【0034】
一方、本発明の要部となる下板誘導機構部20には、材料の流れを利用して、下板となる1枚のブランク材Pをコンベア端(出口2a)からエンドストッパ17へ誘導して、同地点からエンドストッパ17を利用して、台車11へ落とし込ませる構造が用いられている。
【0035】
同構造を説明すれば、図1中21は送り機構である。この送り機構21は、例えば収容領域αの上方に配設された支持杆22を有している。この支持杆22は、収容領域αの幅方向中央に沿って延びている細長い部材で構成されている。この支持杆22のコンベア側の一端部は、搬送コンベア2の出口端の上方まで延びていて、その延出端が、搬送コンベア2の搬送方向と直角な方向に延びる軸部材23および同軸部材23を回転自在に支持する軸受部材24を用いて、フレーム部材25(図3(a)だけに図示)に支持させてある。また他端部は、エンドストッパ17を超えて後方に延びていて、その延出端が、ブラケット26を用いて、その上方に縦向きに据付けてあるレベル調整用シリンダ27の進退杆27aに連結してある。そして、このシリンダ27の進退動作により、支持杆22が軸部材23を支点として上下の方向へ変位できるようにしてある。なお、支持杆22の周り(下部を除く)にはカバー22aが配設してある。また支持杆22の下部には、支持杆22に沿って延びる吊持レール28が取付けられている。この吊持レール28には、移動体29が移動自在に吊持されている。移動体29の本体部29cは、中空の偏平縦長形状に構成してある。具体的には、図2に示されるように上下方向に延びる一対の帯板29bを縁部(上部、下部、前部など)にスペーサ29a介在させて並行に組付けて構成される。そして、本体29cの上部に有るスペーサ29aには、吊持レール28に摺動自在に嵌挿してあるスライド子28aが組付いていて、本体部29cを短手側が前後方向(レール方向)に向く姿勢で吊持レール28から吊り下げている。なお、本体29cの厚み寸法は、分割プレート17a,17a間の間隙より小さくしてある。
【0036】
この移動体29が、例えばチェーン式の駆動機構30により、往復方向に駆動されるようにしてある。具体的には、駆動機構30は、軸部材23の軸端部に駆動源として正逆転可能なエアモータ31の出力軸を連結する。さらに軸部材23の外周部に駆動側スプロケット32を取付け、それと組合う従動側スプロケット33を支持杆22のエンドストッパ側の端に取付け、これらスプロケット32,33間にチェーン34を掛け渡してチェーン端を移動体29の上部に有るスペーサ29aに連結して構成されている。これにより、エアモータ31を動力源として移動体29が、図3(a)に示されるような搬送コンベア2の出口の近くに設定した受取り位置A(第1位置に相当)と、図3(c)に示されるようなエンドストッパ17を超えた後方の位置に設定した待機位置B(第2位置に相当)との間を往復動できるようにしてある。
【0037】
ここで、エアモータ31は、操作部36が付いた制御部35(例えばマイクロコンピュータで構成される)が接続されている(往側手段に相当)。この制御部35には、操作部36に付いている下板搬送スイッチ(図示しない)をオン操作すると、エアモータ31を作動させて、待機位置Bで待機していた移動体29を受取り位置Aへ向かわせ、同位置Aに位置決める機能が設定されている。
【0038】
移動体29には、材料の流れとエンドブラケット17とを利用して、ブランク材Pの端の保持や解除を可能としたクランプ構造が組付けられている。
【0039】
このクランプ構造の詳細が図2に示されている。クランプ構造には、本体部29cの下部に形成されたジョー部40と、本体部29cに内蔵されたレバー機構50とを組合わせた構造が用いられている。
【0040】
詳しくは、ジョー部40は、帯板29bのうち、搬送コンベア2の搬送面(上側のベルト面)と対応する板面部分に、前部側(コンベア側)から後側(コンベアと反対側)へ延びる一対の横向きスリット41を有している。同スリット41は、ブランク材Pが入出可能な大きさのスリット幅に定めてあり、帯板29aの前部端で開口している。また開口を挟んだスリット41の上下開口縁からは、上側が斜め上方に向かい、下側が斜め下方に向かう一対の三角形状のガイド42が延びている。このガイド42の前方に拡開する部分で囲まれる部位により、搬送コンベア2から搬出されるブランク材Pの前部端を、該ブランク材Pの流れに任せて受け入れる出入口43を形成している。なお、スリット41の下側の壁面は、出入口43から受け入れたブランク材Pの前部端を下側から支える支え部44となる。つまり、ジョー部40は、受け取り位置Aに移動体29が配置さえすれば、搬送コンベア2から搬出されるブランク材Pの前部端をそのままの姿勢で受けることが可能となっている。
【0041】
レバー機構50は、帯板29b間に収められたレバー部材51を有している。レバー部材51は、上下方向に延びる細長の杆部材から構成される。そして、レバー部材51の中段部分が、ピン部材52で両側の帯板29aの板面部分に枢支され、レバー部材51を前後方向(コンベアの搬送方向)に回動変位できるようにしてある。このレバー部材51は、前側に配設してあるスペーサ29aをストッパーとして用いて、下側が、図5(a)に示す鉛直な姿勢から図5(b)に示す前方へ傾斜した姿勢まで範囲しか変位しないようにしてある。このレバー部材51の下部は、支え部44の付近まで延びていて、その下端部からはロック爪53が突き出ている。このロック爪53は、例えば先端が錐状に形成されたピン部材から構成されている。このロック爪53は、レバー部材51が鉛直姿勢にあるとき、その錐状の先端部が支え部44に最も近くに配置され、傾斜姿勢になるにしたがいその先端部が支え部44から遠ざかる(離れる)挙動を示す地点に位置決めてある。さらにロック爪53の突出具合は、レバー部材51が鉛直姿勢になるにしたがい、支え部44との間で、ブランク材Pの前部端の挟持ができる量に調整されている。こうした位置決めにより、図5(a)に示されるようにロック爪53が最も支え部44に近づいた地点を挟持位置Xとし、図5(b)に示されるように同位置Xから出入口43側へずれた支え部44から離れる地点を待機位置Yとしてある。つまり、ロック爪53が、挟持位置Xへ至ると、支え部44上でブランク材Pの挟持が行われ、同位置Xからロック爪45が待機位置Yへ至ると、同挟持が解かれるようにしてある。
【0042】
さらにレバー部材51の下部には、受け部54が形成されている。受け部54は、レバー部材45の下部からロック爪53と隣合う後側の地点へ突き出る突片部分で形成してある。この突片部分は、スリット41が有る地点を通過して下側に延びている。この突片部分は、ロック爪53とほぼ平行に配置され、ロック爪53が待機位置Yに有るとき、スリット41の前方寄りに配置され、ロック爪53が挟持位置Xに有るとき、スリット41の閉塞部に近い地点に配置される。これにより、受け部54は、ロック爪53が待機位置Yに配置される姿勢で、受け取り位置Aに配置されると、スリット41に進入するブランク材Pの前部端と突き当たって後方へ押されるようにしてある。そして、この受け部54の変位で、ロック爪53を待機位置Yから挟持位置Xへ変位させて、支え部44で支えるブランク材Pの前部端を上下方向から挟持(ロック)する構造にしてある。つまり、移動体29を受け取り位置Aに配置さえすれば、搬送コンベア2で搬送されるブランク材Pの流れで、自動的にブランク材Pが移動体29に保持される構造となっている。
【0043】
またレバー部材51は、上部に有るクリック機構56(クリック式保持機構に相当)で、挟持位置Xと待機位置Yとに位置決められる構造にしてある。このクリック機構56にはレバー部材51の上端部に、突没可能な係合子を埋め込む構造が用いてある。具体的には、レバー部材51の上端部は、上部に有るスペーサ29aの下面と近接するまで延びていて、この上端面に、突没可能な係合子として、チェックボール構造が組付けてある。チェックボール構造は、レバー部材51の上端面に、ボール57を突没可能に埋め込み、さらに同ボール57を突き出る方向に付勢する圧縮ばね58を埋め込んで構成される。またスペーサ29aの下面には、ロック爪53が挟持位置Xに有るときボール57と向き合う地点に、ボール57が係脱可能に嵌まり合う凹部59が形成されている。この構造により、ロック爪53が挟持位置Xに導かれると、圧縮ばね58で付勢されるボール57が凹部59に嵌まり、レバー部材51が同位置Xに位置決められる。またロック爪53が挟持位置Xから待機位置Yへ至ると、凹部59から抜け出たボール57が、スペーサ29aの下面に対して斜め方向から突き当たって、その斜めの姿勢が圧縮ばね58の付勢力で保たれる。これで、レバー部材51が待機位置Yに位置決められるようにしている。そして、このクリック機構56を用いて、常時はロック爪53を待機位置Yで保持させるようにしている。
【0044】
また上部のスペーサ29aの下面には、ロック爪53がブランク材Pを挟持(ロック)するときを検出するセンサ60が取付けてある。同センサ60は、例えば凹部59にボール57が嵌まり合うのを検出するリニアセンサを有して構成されている。このセンサ60は、制御部35に接続されている。そして、制御部35には、このセンサ60から、ボール57が嵌まり合うことを示す信号を受けて、エアモータ31を逆転させ、移動体29を受取り位置Aから搬送コンベア2の搬送速度と略同じ速度で待機位置Bへ向かわせる機能が設定されている。また制御部35には、この待機位置Bへ戻る際、シリンダ27によりジョー部40の位置を下げて、ジョー部40の出入口43が、分割プレート17a,17a間を通過させる機能が設定されている。具体的には、ジョー部40が、エンドストッパ17の当て面17bの上段側を通過可能とするレベル調整が行われるようにしてある。こうした機能により、移動体29が挟持位置Xから待機位置Yへ戻る際には、ジョー部40が当て面17b(エンドストッパ17)を通過しながら待機位置Yへ戻るようにしている。なお、ブランク材Pに負担を与えないために、エンドストッパ17を通過するジョー部40のレベル調整としては、ブランク材Pの長さ寸法の長さに応じて下降量が増えるようにしてある。
【0045】
こうしたジョー部40の戻りにより、ジョー部40が分割プレート17a,17a間を通過すると、ブランク材Pが当て面17a,17aに突き当たるようにしている。そして、その衝撃により、ロック爪53が挟持位置Xから待機位置Yへ変位して、ロック爪53のロックが解けるようにしてある。これで、最初の1枚(初品)のブランク材Pを台車車11へ落とし込ませるようにしている。
【0046】
図3(a)〜(c)には、このように構成された下板誘導機構部20の動きが示されている。
【0047】
ここで、下板誘導機構部20作用について説明すれば、今、台車11を、下部に有る車輪11bを用いて搬出域にセットする。そして、サイドプレート16およびエンドストッパ17は、プレス機械1から搬出されるブランク材Pの外形に合わせて位置決めてあるとする。このとき、図1に示されるように移動体29は、エンドストッパ17を超えた後方の待機位置Bで待機させてある。
【0048】
ついで、作業者は、この状態から操作部36の下板搬送スイッチ(図示しない)をオン操作する。
【0049】
すると、エアモータ31が正転方向に駆動され、このエアモータ31で押し引きされるチェーン34によって、移動体29が、図3(a)待機位置Bから、搬送コンベア2の出口近くの受取り位置Aへ移動して、同位置Aに位置決められる。
【0050】
その後、作業者は、プレス機械1、搬送コンベア2を稼動させる。すると、搬送コンベア2の出口2aから、プレス機械1において例えば所定長さにブランキングされたブランク材Pが、順次、外部へ搬出される。
【0051】
このとき、図4に示されるように下板となる最初の1枚目(初品)のブランク材Pは、その前部端(搬送方向前部)が、材料の流れにより、受取位置Xで待機している移動体29のジョー部40の出入口43へ進入する。そして、スリット41内へ進むブランク材Pの前部端が、スリット41と交差している受け部54と当り、同受け部54を押す。
【0052】
このとき、受け部54は、レバー部材50の下部に組付いているから、受け部54はレバー部材51のピン部材52を支点として、後方へ変位する。
【0053】
ここで、待機位置Yに有るロック爪53は、受け部54と共にレバー部材51の下部に組付いているから、該ロック爪53は受け部54の回動変位にしたがい弧を描いて、挟持位置Xへ向かい、図5(a)に示されるようにジョー部40の支え部44で支えているブランク材Pの前部端を、ロック爪53の先端部と支え部44との間で挟持(ロック)する。
【0054】
そして、起きるレバー部材52の上端に有るボール57が、上部に有るスペーサ29aの嵌まり合い、ブランク材Pの前部端が脱落しないよう、ロック爪53を挟持位置Xで保持する。と同時にセンサ60が作動し、挟持を終えたことを制御部35へ出力する。
【0055】
すると、ブランク材Pの挟持を終えると、制御部35はエアモータ31を逆転させて、搬送コンベア2と同じ搬送速度で、移動体29を、レール13に沿って、待機位置Bへ向かわせる。
【0056】
このとき、制御部35は、シリンダ27の伸長制御により、ジョー部40を、分割プレート17a,17aの当て面17bの上段レベルに合わせてある。また移動体29の厚み寸法は、分割プレート17a,17a間の間隙より狭くしてあるから、戻るジョー部40は、図3(b)に示されるように分割プレート17a,17a間を通過しながら、待機位置Bへ向かう。
【0057】
このジョー部40がエンドプレート17を通過する際、当該ジョー部40で保持されていたブランク材Pの前部端が分割プレート17a,17aの当て面17bに当る。このときブランク材Pに加わる衝撃により、ロック爪53は、図5(c)に示されるようにレバー部材51前方の待機位置Yへ変位し、ブランク材Pの挟持を解除する(アンロック)。
【0058】
これにより、ジョー部40は、図3(c)に示されるようにエンドストッパ17の地点で、ブランク材Pを落としてから、待機位置Bまで戻り、つぎの下板誘導が行われるまで待機する。
【0059】
これにより、下板となるブランク材Pは、前部端がエンドストッパ17で揃えられ、両側が一対のサイドプレート16で揃えられながら、台車11上へ落とし込まれる。この落とし込みにより、該ブランク材Pは、収容空間αに収まりながら、台車11の台木11a上に載る。
【0060】
そして、この下板となるブランク材Pに対して、搬出コンベア2より搬出される2枚目以降のブランク材Pが、該下板となるブランク材Pの上面を滑るように順に落とし込まれ、良好に下板の上に順に後続のブランク材Pが整列されながら積層される。
【0061】
こうしたブランク材が流れる力でロックを行い、さらにエンドストッパに当る挙動で該ロックの解除を行う下板誘導機構部20は、エンドストッパ17の位置がブランク材Pの寸法長さにより調整されても、該エンドストッパ17の位置で必ずブランク材Pの前部端が台車11へ落とし込まれるので、難しい制御を必要とせずに、良好に台車11へ下板となるブランク材Pを載せることができる。
【0062】
しかも、ブランク材Pの前部端をロック、アンロックする構造は、移動体29にジョー部40、ロック爪53、レバー機構50の組み合わせだけなので、構造的に簡単であり、コスト的にも安価ですむ。
【0063】
特にレバー機構50は、上下方向に延びるレバー部材51の下部に、ロック爪53、受け部54を組付け、上部に保持用のクリック機構56を組付けた構造を採用しているので、ブランク材Pのロック、アンロックは簡素な構造で実現できる。
【0064】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1、請求項2に記載の発明によれば、ブランク材が流れる力でロックを行い、さらにエンドストッパに当る挙動で該ロックの解除を行う構造なので、エンドストッパの位置がブランク材の寸法長さにより変わろうとも、同エンドストッパの位置で必ずブランク材の前部端を受け台へ落とし込むことができ、難しい制御を必要とせずに、良好に受け台へ下板となるブランク材を載せることができる。
【0066】
しかも、ブランク材をロック、アンロックする構造は、移動体にジョー部、ロック爪、レバー機構の組み合わせだけの構造なので、構造的に簡単で、コスト的にも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るブランク材の積層装置の各部を、下板誘導機構部と共に示す斜視図。
【図2】同下板誘導機構部の移動体の各部構造を示す一部切欠した斜視図。
【図3】同移動体で、下板となるブランク材をコンベア端からエンドストッパまで誘導して落し込むまでの動きを示す側面図。
【図4】同移動体のジョー部にブランク材の前部が進入するときを示す側断面図。
【図5】同ジョー部に保持されたブランク材がエンドストッパで解除されるまでのを示す断面図。
【図6】従来の積載装置において、下板となるブランク材が受け部に落とし込む際、途中で引掛かった状態を示す側面図。
【符号の説明】
1…プレス機械
2…搬送コンベア(コンベア)
10…積載機構部。
11…台車(受け台)
11a…台木
16…サイドプレート
17…エンドストッパ
17a…分割プレート
20…下板誘導機構部
27,60…シリンダ,センサ(復側手段)
28…吊持レール
28a…スライド子
29…移動体
31…エアモータ
32,33…スプロケット
34…チェーン
36…操作部(往側手段)
40…ジョー部
43…出入口
44…支え部
50…レバー機構
53…ロック爪
54…受け部
56…クリック機構(クリック式保持機構)
57…ボール
59…凹部
A…受取り位置(第1位置)
B…待機位置(第2位置)
X…挟持位置
Y…待機位置
P…ブランク材。

Claims (2)

  1. コンベアから搬出されるプレス機械からのブランク材を、前記コンベアの出口の下側に有る受け台へ、順次、落とし込んで、該ブランク材の前部端をエンドストッパで整列させながら積層させる積載機構部と、
    前記コンベアから搬出されるブランク材のうち、最初の下板となる1枚を前記エンドストッパまで誘導して落とし込む下板誘導機構部とを有し、
    前記下板誘導機構部が、
    前記コンベアの出口の第1位置と前記エンドストッパを超えた第2位置との間で移動可能に配設された移動体と、
    前記下板となるブランク材が前記コンベアから搬出される際、前記移動体を前記第2位置から第1位置へ向かわせる往側手段と、
    前記移動体に形成され、前記第1位置において前記ブランク材の前部端が進入可能な出入口と該出入口から受け入れた前部端を下側から支える支え部とを有して形成されるジョー部と、
    前記支え部の上側で、上下方向に延びて回動自在に支持され、下部が前記支え部に近い挟持位置と該位置から前記出入口側へずれた前記支え部から離れる待機位置との間を移動可能なレバー部材と
    前記レバー部材の下部に設けられ、該レバー部材が前記挟持位置に配置されるにしたがい前記ブランク材の前部端が前記支え部との間で挟持が可能で、前記待機位置に配置されるにしたがい同挟持の解除が可能なロック爪と、
    前記レバー部材の下部に前記ジョーへ進入する前記ブランク材で後方へ押されるように設けられ、該ブランク材で押されることにより、前記レバー部材を後方へ変位させて前記ロック爪を前記待機位置から前記挟持位置へ変位させ、前記ブランク材の前部端を挟持させる受け部と
    前記ブランク材の挟持を終えるにしたがい移動体を、ブランク材の搬送速度と同等の速度で、前記ジョー部が前記エンドストッパを通過するよう前記第2位置へ向かわせる復側手段とを有し、
    前記最初の下板となるブランク材が前記コンベアから搬出されるとき、前記第1位置に、前記ロック爪が待機位置に配置された前記移動体を位置決めておき、該コンベアから搬出されるブランク材の前部端が前記ジョー部の出入口へ進入することによる前記レバー部材の後方へ変位により前記ロック爪が前記待機位置から前記挟持位置へ変位されて該ブランク材の前部端を挟持し、前記ブランク材の搬送速度と同等の速度で、前記ジョー部が前記エンドストッパを通過するよう前記第2位置へ向かうとき、前記エンドストッパを通過する際、前記ロック爪によるブランク材の挟持が、前記ブランク材の前部端が前記エンドストッパと突き当って前記レバー部材が待機位置へ戻ることにより、解除されるようにしてある
    ことを特徴とするブランク材の積載装置。
  2. 前記レバー部材は、前記挟持位置で、クリック式保持機構により係脱可能に保持されることを特徴とする請求項1に記載のブランク材の積載装置。
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