JP2016005170A - 通信システムおよびネットワーク制御装置 - Google Patents

通信システムおよびネットワーク制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016005170A
JP2016005170A JP2014125171A JP2014125171A JP2016005170A JP 2016005170 A JP2016005170 A JP 2016005170A JP 2014125171 A JP2014125171 A JP 2014125171A JP 2014125171 A JP2014125171 A JP 2014125171A JP 2016005170 A JP2016005170 A JP 2016005170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
path
communication
reserved
management table
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2014125171A
Other languages
English (en)
Inventor
剛志 柴田
Tsuyoshi Shibata
剛志 柴田
広行 久保
Hiroyuki Kubo
広行 久保
敏明 鈴木
Toshiaki Suzuki
敏明 鈴木
昌啓 木村
Masahiro Kimura
昌啓 木村
高橋 清隆
Kiyotaka Takahashi
清隆 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2014125171A priority Critical patent/JP2016005170A/ja
Priority to US14/725,175 priority patent/US20150372899A1/en
Publication of JP2016005170A publication Critical patent/JP2016005170A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/50Network service management, e.g. ensuring proper service fulfilment according to agreements
    • H04L41/5003Managing SLA; Interaction between SLA and QoS
    • H04L41/5019Ensuring fulfilment of SLA
    • H04L41/5022Ensuring fulfilment of SLA by giving priorities, e.g. assigning classes of service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/08Configuration management of networks or network elements
    • H04L41/0896Bandwidth or capacity management, i.e. automatically increasing or decreasing capacities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • H04L45/745Address table lookup; Address filtering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/12Avoiding congestion; Recovering from congestion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0852Delays
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0852Delays
    • H04L43/087Jitter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/08Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
    • H04L43/0876Network utilisation, e.g. volume of load or congestion level
    • H04L43/0888Throughput

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】予め予約通信路を作成して利用者からの割当要求に応じて予約通信路に割り当てる場合に、提供中サービスの中断や品質の急激な悪化なく、割り当て済み通信路および予約通信路の見直しを行い、リソース利用効率が高く迅速なサービス提供を実現可能な通信システムを提供する。
【解決手段】通信装置120、パス(通信路)計算装置を構成要素とする通信網において、パス計算装置101は、パス管理部109およびパス計算部104を備え、パス管理部は、通信システム管理者からの品質保証通信路構築要求により構築する品質保証された予約通信路、および通信網利用者からの品質保証通信路割当要求により予約通信路の中から割り当てる使用通信路を管理し、パス計算部は、予約通信路および使用通信路を優先度付けし、優先度順に通信路を再構成し、通信路の再構成においては、品質の変動幅が予め定めた変化幅の範囲内となる通信路を割り当てる。
【選択図】図1

Description

データを転送する転送装置、通信路提供方法、および経路変更方法に関する。
通信ネットワークには、通信に利用する通信リソースを特定の利用者に対応付けて占有させる通信方式と、特定の利用者には対応付けず共有する通信方式がある。特定の利用者に対応付けて占有させる通信方式においては、その特定の利用者が必要とする通信リソースを通信ネットワーク内で確保し、その特定の利用者に割り当てる必要があり、通信サービスの開通に時間を要する。
通信リソースを占有させる通信方式の利用者に対して迅速に通信サービスを提供する方法としては、ネットワーク内に通信リソースを占有する通信路を予め作成しておき、利用者からの通信路の割当要求を受信した場合に予め作成しているその予約通信路を割り当てる方法がある。
利用者からの割当要求に応じて予約通信路を割り当てていくと、予め作成してある予約通信路は消費されていき、新たな割当要求に応じることが困難になる場合が考えられる。そのような場合においては、予約通信路の見直しを状況に応じて適宜行う方法が考えられる(たとえば、下記特許文献1を参照)。
特開2004−112693号公報
通信ネットワークに予め予約通信路を作成しておき、利用者からの割当要求に応じて予約通信路を割り当てる場合には、必ずしも利用者からの要求通りの予約通信路が作成されているとは限らない。そのため、利用者への予約通信路の割当時には、利用者からの要求を満たす幾分過剰な通信リソースを有する予約通信路を、利用者に割り当てることとなる。このため、利用者が本来必要とする以上の通信リソースを消費することがある。
予約通信路のみの見直しを行う場合には、利用者が使用中の通信路に割り当てられている、過剰な通信リソースを有効に利用することはできない。このため、本来であれば確保可能な予約通信路を、確保できない可能性がある。
本発明の一つの側面では、上記課題を解決するために、予約通信路だけではなく、使用中通信路の見直しを行う。
本発明の具体的な構成例としては、通信装置、通信路計算装置を構成要素とする通信網において、データ通信の品質保証が行われる通信路を実現する通信システムとして構成することができる。通信路計算装置は、入力部、出力部、記憶部、通信路管理部および通信路計算部を備える。
通信路管理部は、入力部に入力される通信システム管理者からの品質保証通信路構築要求に基づいて構築する品質保証された予約通信路、および、入力部に入力される通信網利用者からの品質保証通信路割当要求により予約通信路の中から割り当てる使用通信路、を管理する。
通信路計算部は、予約通信路および使用通信路を優先度付けし、優先度順に予約通信路および使用通信路を再構成する。
別の具体的な構成例としては、入力部、出力部、記憶部、および、処理部を備えるネットワーク制御装置として構成される。
この装置は、入力部および出力部を介してネットワークを構成する通信装置と接続されており、通信装置の設定を制御することで、利用者が使用する通信パスの設定を制御するものである。ここで、入力部とは、キーボードや入力インターフェースなど、信号や情報を装置に入力する構成全てを含む概念である。また、出力部とは、画像モニタ、プリンターや出力インターフェースなど、信号や情報を装置から出力する構成全てを含む概念である。
記憶部には、利用者が要求する通信パスである、要求パスの情報を格納した要求パス管理テーブルと、利用者が使用中の通信パスである、使用中パスの情報を格納した使用中パス管理テーブルと、利用者の使用のために予め確保された通信パスである、予約パスの情報を確保した予約パス管理テーブルとが格納されている。これらのテーブルには、パスの品質やパスの構成の情報を格納することができる。また、ネットワークの構成に関する情報を格納した、ネットワーク構成管理テーブルを備えている。
処理部は、要求パスの情報に基づいて、予約パス管理テーブルから利用者の使用のためのパスを選択するパス選定部を有する。
また、処理部は、周期的あるいは任意のタイミングで、使用中パス管理テーブルと予約パス管理テーブルの情報を集約して、使用中パスと予約パスに優先度を付加し、ネットワーク構成管理テーブルの情報に基づいて、優先度の順番で、使用中パスの情報と予約パスの情報を再計算するパス計算部を有する。再計算とは、使用中パスと予約パスの要求する条件を満たすパスを、ネットワーク構成管理テーブルに格納されるネットワークのリソースを使って、再構成する作業である。
また、処理部は、再計算の結果を、使用中パス管理テーブルと予約パス管理テーブルに反映するパス管理部を備える。
以上で、処理部の構成は、ソフトウェアで構成してもよいし、専用のハードウェアで構成してもよい。
本願発明では、予約通信路だけではなく、使用中通信路の見直しも行うため、ネットワークのリソースを有効に活用することができる。
上記した以外の課題、構成、及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態の通信システムのブロック図である。 本発明の実施形態の通信路見直し処理のフロー図である。 本発明の実施形態の通信路作成、見直し処理のシーケンス図である。 本発明の実施形態のネットワーク図である。 本発明の実施形態の必要予約パス管理テーブルである。 本発明の実施形態のパス計算管理テーブルである。 本発明の実施形態の予約パス管理テーブルである。 本発明の実施形態の必要予約パス確保後のネットワーク図である。 本発明の実施形態の要求パス管理テーブルである。 本発明の実施形態の使用中パス管理テーブルである。 本発明の実施形態の要求パス割当後の予約パス管理テーブルである。 本発明の実施例1で見直す場合のパス計算管理テーブルである。 本発明の実施例1で見直す場合の使用中パス管理テーブルである。 本発明の実施例1で見直す場合の予約パス管理テーブルである。 本発明の実施例1で見直し後のネットワーク図である。 本発明の実施例2で見直す場合のパス計算管理テーブルである。 本発明の実施例2で見直す場合の使用中パス管理テーブルである。 本発明の実施例2で見直す場合の予約パス管理テーブルである。 本発明の実施例2で見直し後のネットワーク図である。 本発明の実施例3で見直す場合のパス計算管理テーブルである。 本発明の実施例3で見直す場合の使用中パス管理テーブルである。 本発明の実施例3で見直す場合の予約パス管理テーブルである。 本発明の実施例3で見直し後のネットワーク図である。
最初に本実施例の概要を説明する。本実施例では、通信装置、通信路計算装置を構成要素とする通信網において、データ通信の品質保証が行われる通信路を実現する通信システム、およびこのシステムに用いるネットワーク制御装置が開示される。通信路計算装置は、通信路管理部および通信路計算部を備える。通信路管理部は、通信システム管理者からの品質保証通信路構築要求により構築する品質保証された予約通信路、および通信網利用者からの品質保証通信路割当要求により予約通信路の中から割り当てる使用通信路を管理する。通信路計算部は、予約通信路および使用通信路を優先度付けし、優先度順に通信路を再構成する。データ通信で保証される品質は、帯域、遅延、ジッタ、信頼性などであり、通信路の再構成においては、前記品質の変動幅が予め定めた変化幅の範囲内となる通信路を割り当てることを特徴とする。
本発明の別の側面は、使用中の通信路を見直して再構成する際に、品質の変動幅が予め定めた変化幅の範囲内となる通信路を割り当てることを特徴とする。品質としては、帯域、遅延、ジッタ、信頼性などがある。本発明の別の側面によると、使用中の通信路を見直して再構成する際に、利用者が受ける品質の変動の影響を小さくすることができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質的に同一な箇所には同じ符号を付与し、説明を繰り返さないこととする。同じ構成であるが、状況により内容が異なるテーブルについては、同じ符号のあとにハイフンと番号を付して識別した。
本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。本発明の思想ないし趣旨から逸脱しない範囲で、その具体的構成を変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。
本明細書等における「第1」、「第2」、「第3」などの表記は、構成要素を識別するために付するものであり、必ずしも、数または順序を限定するものではない。
本明細書で引用した刊行物、特許および特許出願は、そのまま本明細書の説明の一部を構成する。
図1は、本発明の通信システムのブロック図である。
本発明の通信システムは、パス計算装置100、及び通信装置200を有する。
パス計算装置100は、ネットワーク管理者からの制御命令を受信する管理者制御部101を有する。また、管理者制御部に入力された必要予約パスを管理する必要予約パス管理テーブル102、管理対象のネットワーク構成を管理するネットワーク構成管理テーブル103、パスの構築を行うパス計算部104、パスの構築に用いられるパス計算管理テーブル105、ネットワーク利用者からのパス要求を受信するリクエスト受信部106、利用者からの要求パスを管理する要求パス管理テーブル107、要求パスを割り当てる予約パスを選定するパス選定部108、予約パス及び使用中パスの管理を行うパス管理部109、予約パスを管理する予約パス管理テーブル110、使用中パスを管理する使用中パス管理テーブル111を有する。また、全体制御部130は装置全体を制御する。
パス計算装置は、具体的な構成としては入力装置、出力装置、処理装置、記憶装置を有するコンピュータで構成できる。このとき、管理者制御部101は、入力装置であるキーボード等で構成できる。リクエスト受信部106は、入力装置である入力インターフェース等で構成できる。パス選定部108、パス管理部109、パス計算部104、全体制御部130は、CPU等の処理装置で実行されるソフトウェアで構成することができる。また、必要予約パス管理テーブル102、ネットワーク構成管理テーブル103、パス計算管理テーブル105、要求パス管理テーブル107、予約パス管理テーブル110、使用中パス管理テーブル111は、磁気記憶媒体や半導体記憶装置にデータとして格納することができる。
本発明では、後述するように、上記各種のテーブルをパス選定部108、パス管理部109、パス計算部104により、周期的に更新していく。
各テーブルの典型的な構成例としては、要求パスの情報は、送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、および、要求する品質の情報を含む。また、使用中パスの情報は、送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、保証された品質の情報、およびパスの構成を特定する情報を含む。また、予約パスの情報は、送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、保証された品質の情報、およびパスの構成を特定する情報を含む。パスの構成を特定する情報は、後述する再計算によって当該パスに割り当てられた、ネットワークのリソースに関する情報を含む。
パス計算部104は、使用中パス管理テーブル111と予約パス管理テーブル110の情報を集約して、送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、保証すべき品質の情報、確保すべきパスの数、および優先度の情報を含むパス計算管理テーブル105を作成する。そして、パス計算管理テーブル105の優先度の順番で、使用中パス管理テーブル111と予約パス管理テーブル110の情報を再構成するための計算を行う。
前記パス管理部は、再計算の結果を、使用中パス管理テーブル111に反映するとともに、通信装置へ反映された使用中パスを有効化するパス有効化命令を伝達し、パスの使用を可能とする。
以上の構成は、単体のコンピュータでもよいし、あるいは、入力装置、出力装置、処理装置、記憶装置の任意の部分が、ネットワークで接続された他のコンピュータで構成されてもよい。発明の思想としては等価である。
本明細書では「パス」、「経路」、「通信路」は同じ意味で使用しており、少なくとも送信元と送信先の情報を含む。「パス情報」、「経路情報」、「通信路情報」といった場合には、パス等に要求される品質の情報を含んでいる。例えば、図5に示す必要予約パス情報、図9に示す要求されたパス情報である。また「パス情報」「経路情報」といった場合には、経路計算によって得られた、実際のパスを構成するためのネットワークの構成情報を含んでいる場合がある。例えば、図7に示す確保されたパスの情報、図10に示す使用パス情報である。
図2は、本発明の通信システムの通信路見直し処理のフロー図である。図1の構成も参照しつつフローを説明する。
通信路の見直し処理はパス計算装置100によって所定のタイミングで繰り返し実行される。
まず、パス計算装置100の全体制御部130は、前回のパス計算時から所定の時間が経過しているか否かを判定する(S201)。所定の時間が経過していないと判定された場合は、時間経過判定処理(S201)に戻る。
時間経過判定処理(201)で所定の時間が経過していると判定された場合は、パス計算部104は、必要予約パス情報と使用中パス情報をそれぞれ必要予約パス管理テーブル102及び使用中パス管理テーブル111から取得し,パス計算管理テーブル105を構築する(S202)。パス計算管理テーブル105の構築方法は後述する。
また、パス計算部104は、ネットワーク構成管理テーブル103からネットワーク構成情報を取得する(S203)。
次に、パス計算部104は、経路変更を実施できない未確定なパスがあるか否かを判定する(S204)。経路変更が実施できないパスは、例えば、あらかじめ管理者が管理者制御部101から指定しているパスや、パス計算部104で所定の条件を満たすパスと判断されたパスである。ステップ204で経路変更を実施できない未確定なパスがあると判定された場合には、当該パスが使用している通信リソースをネットワーク構成情報から減算、当該パス情報をパス計算管理テーブル105上で確定情報とし(205)、他に経路変更を実施できない未確定なパスがあるか否かを判定する(S204)。経路変更を実施できないパスは、本発明によるパスの再構築の対象外となるので、以降の説明では言及しない。
ステップ204で経路変更を実施できない未確定なパスがないと判定された場合には、パス計算部104は、パス情報が未確定な項目をリソース確保優先度の高い順番に並べ直し、パス計算管理テーブル105を更新する(S206)。優先度の決定方法は後述する。
次に、パス計算部104は、パスを構成する通信リソースが未確定な経路があるか否かを判定する(S207)。通信リソースが未確定な経路がないと判定された場合には、予約パス管理テーブル110と使用中パス管理テーブル111の更新が完了しているため、パス管理部109は、新しいパス情報に基づいて通信装置のパス設定を更新し(S208)、時間経過判定処理S201に戻る。
ステップ208で通信リソースが未確定な経路があると判定された場合には、パス計算部104は、リソース確保優先度の高い順番にパス計算以降を実行する繰り返し処理を行う(S209〜S217)。この繰り返し処理は、通信リソースが未確定な経路がなくなるまで繰り返し行われる(S207)。構成の一例として、パス計算部104は一時メモリに予約パス管理テーブル110と使用中パス管理テーブル111のコピーを持っており、優先度の高い順番に予約パスまたは使用中パスの経路を確定し、一時メモリ内の予約パス管理テーブルと使用中パス管理テーブルのエントリを更新していく。すべての経路が確定されると、パス管理部109に完了報告が伝達され、パス管理部109によりオリジナルの予約パス管理テーブル110と使用中パス管理テーブル111が更新される。
パス計算部104は、パス計算管理テーブル105の優先度順にパスの計算とパスの確定を行う(S209)。次に、ネットワーク構成管理テーブル103を参照して、パス計算処理S209の結果、通信リソースを確保可能であるか否かを判定する(S210)。
ステップ210で通信リソースを確保可能であると判定された場合には、パス計算部104は、使用中パス管理テーブル111を参照して、パス計算を実行している対象が使用中のパスであるか否かを判定する(S211)。ステップS211でパス計算の実行対象が使用中のパスであると判定された場合には、パス計算処理S209の結果確保可能な通信リソースによる現状からの品質変化(悪化もしくは向上)が規定値以内に収まっているか否かを判定する(S212)。これは、使用中のパスの品質が大きく変動すると、利用者がその変動を体感してしまうためである。すなわち、使用中通信路の見直しを行う場合には、利用者からの割当要求に対して過剰に提供している通信リソースを必要十分に適正化することになるが、その見直しによる通信特性の変動が大きい場合には、利用者には品質の悪化と認識されてしまう。また、逆に極端に品質が向上することも、商業的には好ましくない場合がある。ここでは、使用中のパスについて、品質変動幅を制限しているが、予約パスについても極端に大きな品質変動は、サービス全体の品質に影響するので、同様の処理を行うことが望ましい。
このように、使用中の通信路を見直して再構成する際に、品質の変動幅が予め定めた変化幅の範囲内となる通信路を割り当てるという思想は、本実施例の構成に限らず、使用中の通信路を見直して再構成する技術に適用すると有効である。
ステップS212で品質変化が規定値以内に収まっていると判定された場合には、パス計算処理S209で確保可能と判定した通信リソースを使用リソースとして未使用リソースから減算する。パス計算を実行している対象よりも優先度が高いがパス計算対象となっていない開放パスがあれば未確定に変更し(S213)、通信リソース未確定経路有無判定S207に戻る。
ステップ210で通信リソースを確保不可であると判定された場合には、パス計算を実行している対象が使用中のパスであるか否かを判定する(S214)。ステップ214でパス計算の実行対象が使用中のパスではないと判定された場合には、実行対象のパスの通信リソースを確保せずに確定し(S215)、通信リソース未確定経路有無判定S207に戻る。
ステップ214でパス計算の実行対象が使用中のパスであると判定された場合には、現状でリソースを確保しているパスに予約パスが含まれているか否かを判定する(S216)。ステップ216で予約パスが含まれていると判定された場合には、予約パスの確定パス情報を無効化、予約パス用に確保されていた通信リソースを開放し(S217)、通信リソース未確定経路有無判定S207に戻る。パスの計算と確定は優先度順に行われているので、リソースが解放される予約パスは、使用中のパスよりも優先度が高いパスになる。
ステップ216で予約パスが含まれていないと判定された場合には、パス設定の見直しを中断し、全てのパス設定の更新を行わずに(S218)、時間経過判定処理201に戻る。ステップ216で予約パスが含まれていない場合、リソースを確保しているパスは使用中のパスだけであり、パスの計算と確定は優先度順に行われているので、パス計算の実行対象よりも優先度が高いパスになる。このような使用中パスのリソースを開放することは不適切なので、パス更新はせず、現状のままとする。
ステップ211でパス計算の実行対象が使用中のパスではないと判定された場合には、パス計算処理S209で確保可能と判定した通信リソースを使用リソースとして未使用リソースから減算、パス計算を実行している対象よりも優先度の高いがパス計算対象となっていない開放パスがあれば未確定に変更し(S213)、通信リソース未確定経路有無判定S207に戻る。
ステップ212で品質悪化が規定値以内に収まっていないと判定された場合には、現状でリソースを確保しているパスに予約パスが含まれているか否かを判定する(S216)。ステップ216で予約パスが含まれていると判定された場合には、実行対象のパスよりも優先度の高い予約パスの確定パス情報を無効化、予約パス用に確保さえていた通信リソースを開放し(S217)、通信リソース未確定経路有無判定S207に戻る。
ステップ216で予約パスが含まれていないと判定された場合には、パス設定の見直しを中断し、全てのパス設定の更新を行わずに(S218)、時間経過判定処理201に戻る。
図3は、実施形態の通信路作成、見直し処理のシーケンス図であり、情報の流れを示す。縦軸は時間軸である。説明のため、管理者設定301の時点ではネットワークは未使用の状態とする。
管理者設定301により管理者制御部101に入力された必要予約パス情報302は、必要予約パス管理テーブル102に格納される。パス計算部104では、必要予約パス情報302等をもとにして、図1〜図2で説明したパス計算303により予約パス情報304を作成する。現状ではネットワークは未使用なので、使用中パス情報はない。予約パス情報304は、パス管理部109を経て、予約パス管理テーブル110としてパス選定部108に伝達される。また、パス管理部109から通信装置120へパス設定305として伝達される。各通信装置120は、パス設定305を受けてパス設定処理306を行う。
リクエスト受信部106に入力された利用者からのユーザ要求307は、パス要求308としてパス選定部108に通知される。パス選定部108では、予約パス管理テーブル110に確保された予約パスから、要求を満たす予約パスの選定が行われる。選定では、予約パスのうち、要求された品質を満たしつつ、要求からの変化幅が小さい品質のものを選択することが望ましい。ただし、予約パスから選択する限り、ある程度のオーバースペックによるリソース浪費は避けられない。この浪費は、後にパス計算303−2でパスの見直しが行われることで、改善が期待できる。
選定した予約パスは、予約パス使用通知309としてパス管理部109に伝達される。また、パス管理部109から通信装置120へ設定済みパスを有効化するパス有効化命令310が伝達される。パス有効化命令310を受けた各通信装置120は、パスの有効化処理311を行う。
所定の周期でパス計算303−2が再度行われる。直前のパス計算303の後、管理者制御部101からパス計算部104に必要予約パス情報302−2が再度伝達された場合、あるいは、パス管理部104からパス計算部104にパス使用情報312が伝達された場合には、それら情報を反映してパス計算部104にてパス計算303−2でパスの見直しが行われ、見直し後のパス情報313がパス管理部109に伝達される。見直し後のパス情報313は、予約パス情報と使用中パス情報を含んでおり、パス管理部109では、これらから予約パス管理テーブル110と使用中パス管理テーブル111を更新する。
パス管理部109は、更新されたパス情報に基づき、パス移設設定305−2を通信装置120に、また新たな予約パス情報304−2(110)をパス選定部108に伝達する。パス移設設定305−2を受けた通信装置120は、パスの再設定処理306−2を行う。
図4は、本発明の実施形態のネットワーク図である。説明を簡単にするため、経路計算等の説明では遅延時間と帯域のみ考慮し、各種テーブルに示されるジッタには言及しないが、考慮する特性の種類が増えても考え方は変わらない。
ネットワークはA,B,C,Dの4つの通信装置で構成される。AB間は帯域100Mbpsかつ遅延1msの回線、AC間およびBC間は帯域1Gbpsかつ遅延3msの回線、AD間およびBD間は帯域1Gbpsかつ遅延7msの回線で接続されている。
図5は、本発明の実施形態の必要予約パス管理テーブル102の具体例である。必要予約パス管理テーブルは、管理者から入力される必要予約パス情報を保持する。入力にあたって管理者は、ネットワーク構成や過去の利用者の使用状況を考慮して、必要予約パス情報を作成する。必要予約パス管理テーブル102は、必要予約パスの起点(送信元)と終点(送信先)、通信特性(本例では、遅延、ジッタ、帯域であるが、一部の特性を省略してもよいし、信頼性、エラー率、価格等の他の特性を追加してもよい)、および必要なパス数(必要数)を有し、起点、終点、通信特性の異なるパス毎にエントリを有する。通信特性が「−」で示されるパスは、特に品質を要求しないパスである。図5の例では説明を容易にするために、エントリ番号として3ケタを採用したが、これに限るものではない。以降で説明する他のテーブルでも同様の理由から3〜4ケタのエントリ番号を付している。
図6は、本発明の実施形態のパス計算管理テーブル105の具体例である。パス計算管理テーブル105は、必要予約パス管理テーブル102(図5)および後述の使用中パス管理テーブル111(図10)の情報を集約し、パスの経路計算を実行する優先度を付した情報を保持する。
後述のパス計算部104は、パス計算管理テーブル105の優先度順に、ネットワークのリソースを割り当てる。優先度は任意のルールに基づいて決めることができる。パス計算管理テーブル105では、使用のために確保されるパスと使用中のパスが集約され、同じ基準(優先度)で整理されている。優先度は、例えば、要求品質保証のために必要となる通信リソース確保の困難度で規定する。この場合は、必要とされる品質の程度が高い順になる。具体例としては、遅延時間、ジッタ、帯域などの品質の、ネットワーク中の平均値を基に、各品質の値を正規化し、所定の計算を行って要求品質の程度を求めることができる。一つの例では、正規化した遅延時間の逆数、正規化したジッタの逆数、正規化した帯域の積を求め、大きい順に優先度の順位を割り当てる。また、単なる積ではなく、他の計算式を用いてもよい。このようにすると、種々の品質をまとめて同じ指標で評価することができるので、ネットワークのリソースを有効に利用することが期待できる。
品質毎に重みづけをすることも可能である。例えば、帯域の重みづけをゼロにすれば、帯域は無視して、遅延とジッタで要求品質の程度を計算することができる。また、ある一つの品質(例えば遅延)を基準に順位づけし、遅延が同じ場合にはジッタを基準に順位付けするという方法でもよい。
あるいは、正規化せずに、単純にデータの値そのものを使うことも可能である。この場合、例えば遅延1msは遅延10msよりもリソース確保が困難で、優先度が高くなる。
パス計算管理テーブル105は、必要予約パスの起点(送信元)と終点(送信先)、必要な通信特性(本例では、遅延、ジッタ、帯域)、現在の通信特性(本例では、現遅延、現ジッタ、現帯域)、必要なパス数(必要数)、パスの経路計算を実行する優先度を有し、起点、終点、通信特性、優先度の異なるパス毎にエントリを有する。通信特性が「−」で示されるパスは、特に品質を要求しないパスである(以下同様)。
いま、説明のため、図6の状態はネットワークシステムの初期状態、すなわち利用者がネットワークを利用していない状態を想定している。よって、使用中パス管理テーブル111は空の状態であるので、必要予約パス管理テーブル102(図5)の状態のみが集約されている。必要予約パス管理テーブル102のエントリの#501、#502、#503、#504が、それぞれパス計算管理テーブル105の#601、#602、#603、#604に対応しており、優先度が付されている。使用されているパスはないため、現状の品質欄は空白になっている。
図7は、本発明の実施形態の予約パス管理テーブル110の具体例である。予約パス管理テーブル110は、パス計算管理テーブル105(図6)に基づいて、パス計算部104がパスの経路計算を実行し、確保されたパスの情報を保持する。経路計算では、例えば、図4に示すネットワークの利用可能なリソースを用いて、図6に示す要求品質を満たすパスを作成する。パスの経路計算自体は公知の技術である。予約パス管理テーブル110は、必要予約パスの起点(送信元)と終点(送信先)、必要な通信特性(本例では、遅延、ジッタ、帯域)、確保したパスの経路(経路)、確保したパス数(確保数)、使用しているパス数(使用数)を有し、起点、終点、通信特性、経路の異なるパス毎にエントリを有する。
予約パス管理テーブル110のパスが、後に説明する使用者の要求パスを示す要求パス管理テーブル(図9)に従って選択され、利用者の利用に供されることになる。
図7の例は、図6で示したパス計算管理テーブル105に基づいて、図4のネットワーク構成を前提に、パス計算部104が割り当てた予約パス情報を示している。パス計算管理テーブル105のエントリ601のパスは、予約パス管理テーブル110のエントリ701のパスに割り当てられている。エントリ602のパスは、702と703のパスに割り当てられている。エントリ603のパスは、704と705のパスに割り当てられている。エントリ604のパスは、706と707のパスに割り当てられている。
図8は、本発明の実施形態の予約パス確保後のネットワーク図である。カッコ内には、図7の予約パス管理テーブル110で予約されたパスのリソースを示す。AB間の回線には図7の予約パス管理テーブル110のエントリ701および702のパスが割り当てられ、AC間には703、704、706のパス、BC間には703、704、707のパス、AD間には705、706のパス、BD間には705、707のパスが割り当てられている。
以上の処理で、予約パス管理テーブル110が作成され、ネットワーク利用者からの利用要求を受ける準備が整った。
図9は、本発明の実施形態の要求パス管理テーブル107の具体例であり、ネットワーク利用者から要求されたパス情報を保持する。要求パス管理テーブル107は、必要予約パスの起点(送信元)と終点(送信先)、通信特性(本例では、遅延、ジッタ、帯域)を有し、パス毎にエントリを有する。
パス選定部108は、予約パス管理テーブル110を参照して、要求パス管理テーブル107が示す利用者の要求パスを選定する。このとき、予約パス管理テーブル110で、利用者の要求する品質特性を満たすパスを選定する。好ましくは、利用者の要求する品質特性を満たしつつ、もっとも近い品質特性を有するパスを選定する。
パス選定部108は、予約パス管理テーブル110のパスを利用者に割り当てると、割り当てたパスをパス管理部109に通知する。パス管理部109は、割り当てたパスを予約パス管理テーブル110に反映し、当該パスの確保数を減数する(図11で説明する)。また、パス管理部109は、割り当てたパスを、使用中パス管理テーブル111に登録する(図10で説明する)。
図10は、本発明の実施形態の使用中パス管理テーブル111の具体例である。使用中パス管理テーブル111は、図9の要求パス管理テーブル107に応じて図7の予約パス管理テーブル110から割り当てられたパス情報を保持する。要求パス管理テーブル107は、パスの起点(送信元)と終点(送信先)、通信特性(本例では、遅延、ジッタ、帯域)、元々要求されている通信特性(本例では、要求遅延、要求ジッタ、要求帯域)、割り当てられたパスの経路(経路)を有し、パス毎にエントリを有する。
図10で示す使用中パス管理テーブル111は、図9で示す要求パス管理テーブルに示す要求パスに適合するパスを、図7で示す予約パス管理テーブルから選定して、割り当てたものである。図9のエントリ901の品質を満たすパスとして、図7のエントリ703のパスが選定され、図10の使用中パス管理テーブルのエントリ1001として登録された。また、図9のエントリ902の品質を満たすパスとして、図7のエントリ705のパスが選定され、図10の使用中パス管理テーブルのエントリ1002として登録された。
図11は、本発明の実施形態の要求パス割当後の予約パス管理テーブル110−2の具体例である。エントリ703と705のパスが図9の要求パス管理テーブル107の要求パスへ割り当てられ、それぞれ使用数が1ずつ増加している。
以上の説明で、必要予約パス管理テーブル102、パス計算管理テーブル105、要求パス管理テーブル107、予約パス管理テーブル110、使用中パス管理テーブル111の相互の関係を説明した。
本実施例では、上記のパス計算管理テーブル105を定期的に再構築する。再構築に際しては、図5の必要予約パステーブル102および図10の使用中パス管理テーブル111の情報を集約し、改めて優先順位づけを行い、優先順位に従ってパスを割り当てる。
再構築にはいくつかの方式があるので、以下に再構築の方式ごとに詳細に説明する。
以下、使用中パス、予約パスの順にパス割り当ての再計算を行う第1の実施例を説明する。
図12は、第1の実施例の、パス計算管理テーブル105−2の具体例である。図5の必要予約パステーブル102および図10の使用中パス管理テーブル111の情報を集約し、使用中パスを予約パスよりも高優先としてパスの経路計算を実行する優先度付けを行った情報を保持する。
図6のパス計算管理テーブル105の状態では使用中のパスがなかったため、パス計算管理テーブルには使用中のパスは反映されていなかった。図6のパス計算管理テーブル105との違いとしては、図12のパス計算管理テーブル105−2では、矢印で示すエントリ610,611の使用中のパスが予約パスとともに集約されている。エントリ610のパスは、図10の使用中パス管理テーブル111の1001のパスであり、エントリ611のパスは1002のパスである。
本実施例の再構築方式では、常に使用中のパスの優先度を高く設定する。これにより、パス計算管理テーブル105−2で優先度の高いエントリ610,611の使用中のパスは、パス管理部109により先にパス計算が行われ、優先的にパスが割り当てられる。割り当てられたパスは使用中パス管理テーブル111に登録される(図13で説明する)。必要予約パステーブル102の内容は、図5のものと変更がないと仮定すると、エントリ601〜604の内容は、図6と変わらない。そして、使用中でない予約パスのエントリ601〜604は、その後にパスが割り当てられる。割り当てられたパスは予約パス管理テーブル110に登録される(図14で説明する)。使用中のパス同士、予約パス同士では、品質特性に基づいて計算した優先度を適用することができる(以下の実施例でも同様である)。
本実施例の方式では、再構築時に使用中のパスが常に優先的にパスの再割り当てを受けるので、使用中の通信が影響を受ける可能性が小さい。
図13は、使用中パス,予約パスの順に見直す場合の、図12のパス計算管理テーブル105−2に基づいてパスの経路計算を実行し直した使用中パス管理テーブル111−2の具体例である。図12のパス計算管理テーブル105−2のエントリ610と611のパスが再構成されている。見直し前の経路は、1行目のパスはA−C−B、2行目のパスがA−D−Bであったが、見直し後には、1行目、2行目ともにA−Bに変更されている。
本実施例では、使用中のパスの構成も定期的に見直されるので、必要以上のリソースが使用中のパスに独占され続けることを防止することができる。
図14は、図12のパス計算管理テーブル105−2に基づいてパスの経路計算を実行し直した予約パス管理テーブル110−3の具体例である。図5に示した必要予約パス管理テーブル102の要求する必要パス数に対しては、エントリ701の予約パスが1パス確保できていない。これは、図12のパス計算管理テーブル105−2のエントリ601に対するパス割り当てである。また、エントリ705の予約パスが1パス確保できていない。これは、図12のパス計算管理テーブル105−2のエントリ604に対するパス割り当てである。本実施例では、使用中のパスに優先的にパスを割り当てるので、高優先な予約パスであっても、使用中パスの影響でパスが確保できないことがある。
図15は、図12のパス計算管理テーブル105−2に基づいた再計算後の、ネットワーク図である。AB間の回線には図13の1001、1002、図14の701のパスが割り当てられ、AC間には図14の702、703、705のパス、BC間には図14の702、703、706のパス、AD間には図14の704、705のパス、BD間には図14の704、706のパスが割り当てられている。
実施例1のように、使用中通信路の見直しを行ってから予約通信路の見直しを行う場合においては、使用中通信路から順に通信特性の優れる通信リソースが確保されていく。このため、使用中の通信路の品質が優先的に確保されるが、予約通信路の通信リソースを確保できない可能性がある。
また、使用中通信路に確保する通信リソースを優先的に割り当てた結果、後に要求される通信路の構築において最も望ましい通信リソースが消費されている可能性があり、ネットワークシステム全体の最適化が保証できない可能性がある。
そこで、以下、予約パス、使用中パスの順パス割り当ての再計算を行う第2の実施例を説明する。
図16は、第2の実施例のパス計算管理テーブル105−3の具体例である。図5の必要予約パステーブル102および図10の使用中パス管理テーブル111の情報を集約している。また、予約パスを使用中パスよりも高優先としてパスの経路計算を実行する優先度付けを行った情報を保持する。
実施例1のパス計算管理テーブル105−2(図12)と比較すると、矢印で示す使用中のパス(エントリ610,611)の再構成優先順位が下がっていることがわかる。
図17は、図16のパス計算管理テーブル105−3に基づいてパスの経路計算を実行し直した、使用中パス管理テーブル111−3の具体例である。「n/a」で示すように、使用中パスのエントリ1001が確保できなくなっている。これは、図16のパス計算管理テーブル105−3のエントリ610の使用中パスである。予約パスの割り当てを優先しているため、使用中パスが予約パスの影響で確保できていない。
このような場合、使用者が使用中のパスが使用できなくなることを避けるために、優先度の高い予約パスの確定パス情報を無効化し、パスを開放して再割り当てを行う必要がある。この処理については、先に図2の説明において、予約パスの解放ステップS217で説明した。
図18は、図16のパス計算管理テーブル105−3に基づいてパスの経路計算を実行し直した予約パス管理テーブル110−4の具体例である。図7の予約パス管理テーブル110と同様にパスが確保されている。
本実施例では、予約パスのパス割り当てを優先するために、必要予約パス管理テーブル102の要求を優先的に満たすことができる。よって、管理者の意向に沿ったネットワークの設定が可能である。しかし、前述のように、場合によっては、パス割り当てをされなかった使用中パスの再割り当てを行う必要がある。
図19は、図16のパス計算管理テーブル105−3に基づいた再計算後の、ネットワーク図である。AB間の回線には図18のエントリ701、702のパスが割り当てられ、AC間には図18の703、704、706のパス、BC間には703、704、707のパス、AD間には図17の1002、図18の705、706のパス、BD間には図17の1002、図18の705、707のパスが割り当てられている。
実施例2のように、予約通信路の見直しを行ってから使用中通信路の見直しを行う場合においては、予約通信路に通信特性の優れる通信リソースが確保される。このため、ネットワーク管理者や利用者の要求が、優先的に満足される。一方、提供中の使用中通信路を新たに確保できない可能性がある。あるいは、使用中通信路を確保するために、パスの再割り当てする必要がある。実施例3では、使用中通信路および予約通信路の双方をまとめて考慮し、通信路の見直しを行う例を説明する。
図20は、本実施形態で見直す場合のパス計算管理テーブル105−4の具体例であり、図5の必要予約パステーブル102および図10の使用中パス管理テーブル111の情報を集約する。図5では図12および図16とは異なり、予約パスと使用中パスの区別なくリソース確保優先度順に、パスの経路計算を実行する優先度付けを行った情報を保持している。
すなわち、パス計算管理テーブル105−4では、予約パスであるエントリ601,602,603,604に、それぞれ優先順位1,2,4,6が割り当てられる。矢印で示す使用パス(エントリ610,611)は、優先順位3、5が割り当てられる。
パス管理部109は、パス計算管理テーブル105−4の優先順位に従って、パス計算を行う。計算したパスは、パス計算部104が保持する使用中パス管理テーブル110と予約パス管理テーブル111のコピーに、一時登録していく。
図21は、本実施形態で見直す場合の、図20のパス計算管理テーブル105−4に基づいてパスの経路計算を実行し直した使用中パス管理テーブル111−4の具体例である。使用中パスの優先順位が低い図17とは異なり、使用中パスは2パスともに確保できている。本実施例では、使用中パスと予約パスを同じ基準で優先順位づけしているので、両方の要求をバランスよく満たすことができる。
図22は、本発明の実施形態で見直す場合の、図20のパス計算管理テーブル105−4に基づいてパスの経路計算を実行し直した予約パス管理テーブル110−5の具体例である。予約パスのエントリ707(図20のパス計算管理テーブル105−4のエントリ604のパス)が1パス確保できておらず、予約パスのうち、もっとも低優先(優先度6)のパスのみ確保できていないことになる。
図23は、本発明の実施形態で見直し後のネットワーク図である。AB間の回線には図22の701、702のパスが割り当てられ、AC間には図21の1001、図22の703、704、706のパス、BC間には図21の1001、図22の703、704、707のパス、AD間には図21の1002、図22の705、706のパス、BD間には図21の1002、図22の705、707のパスが割り当てられている。
以上のように、本実施例では、利用者が使用中のパスと予約パスとを、一度同じ基準で優先順位づけし、優先順位に従ってパス再計算を行う。このため、リソースの割り当ての無駄が少なく、かつ、使用中および予約パスの双方の要求を満足しやすい方法である。
以上の実施例1〜3において、パス計算管理テーブルに基づいてパスの経路計算を行う際の3つのポリシーを説明した。これらのポリシーはネットワークの使用状況や、適用対象に応じて切り換えることもできる。
例えば、図1において、ネットワーク管理者が、管理者制御部101からパス計算部104に、パス計算管理テーブルの構築方式(ポリシー)を切り換えるコマンドを入力できるように構成することができる。切り替えはコマンドの入力に応じて行われてもよいし、コマンドが指定するスケジュールに従って切り換えてもよい。
また、ネットワークシステムを複数ブロックに分けて、それぞれに異なるポリシーを適用してもよい。この場合、要求パス管理テーブル、使用中パス管理テーブル、予約パス管理テーブル、ネットワーク構成管理テーブルの組を、複数個備える。例えば、通信網を3つのブロックに分け、それぞれに実施例1〜3の方法を適用する場合、図1の各テーブルはポリシーごとに作成されるので、各3つ備えることになる(図示せず)。
また、使用中パスや予約パスを再計算する際に、再計算の条件を指定することもできる。再計算の条件とは、例えば、図7の予約パスの経路計算をする際に、「A-B-Cの経路は使用しない」とか「サイトAからBへのパスの構成は、3種類以内とする」等である。また、確保するパスの数の指定等である。このような条件は、ネットワーク管理者が管理者制御部101から入力し、パス計算部104に指示することができる。
このための構成として、出力部(たとえば画像モニタ)は、予約パスの情報の再計算の条件または方式(ポリシー)を入力させるための待ち受け表示を行い、入力部(たとえばキーボード)は、待ち受け表示に応じた入力を受け付け、入力された情報をパス計算部に送る。パス計算部は、その条件に基づいて計算を行う。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更が可能である。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本実施例中、ソフトウェアで構成した機能と同等の機能は、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェアでも実現できる。そのような態様も本願発明の範囲に含まれる。
100 パス計算装置
102 必要予約パス管理テーブル
103 ネットワーク構成管理テーブル
105 パス計算管理テーブル
110 予約パス管理テーブル
111 使用中パス管理テーブル
120 通信装置

Claims (15)

  1. 通信装置、通信路計算装置を構成要素とする通信網において、データ通信の品質保証が行われる通信路を実現する通信システムにおいて、
    前記通信路計算装置は、入力部、出力部、記憶部、通信路管理部および通信路計算部を備え、
    前記通信路管理部は、前記入力部に入力される通信システム管理者からの品質保証通信路構築要求に基づいて構築する品質保証された予約通信路、および、前記入力部に入力される通信網利用者からの品質保証通信路割当要求により前記予約通信路の中から割り当てる使用通信路、を管理し、
    前記通信路計算部は、前記予約通信路および前記使用通信路を優先度付けし、優先度順に前記予約通信路および前記使用通信路を再構成することを特徴とする、通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記データ通信で保証される品質は、帯域、遅延、ジッタ、信頼性の少なくとも一つを含み、
    前記通信路の再構成においては、前記品質の変動幅が予め定めた変化幅の範囲内となる通信路を割り当てることを特徴とする、通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記通信網利用者からの品質保証通信路割当要求により、前記予約通信路の中から使用通信路を割り当てる処理において、
    前記予約通信路のうち前記品質保証通信路割当要求からの変化幅が小さい品質の予約通信路を選択し、前記使用通信路として割り当てることを特徴とする、通信システム。
  4. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記使用通信路を再構成する処理において、
    前記使用通信路の再構成を行わない設定が可能なことを特徴とする、通信システム。
  5. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記使用通信路の再構成が困難と判断した場合には、前記使用通信路よりも優先度の高い前記予約通信路の通信リソースを解放し、前記使用通信路の通信リソースを確保することを特徴とする、通信システム。
  6. 入力部、出力部、記憶部、および、処理部を備え、
    前記入力部および出力部を介してネットワークを構成する通信装置と接続されており、前記通信装置の設定を制御することで、利用者が使用する通信パスの設定を制御するネットワーク制御装置であって、
    前記記憶部は、
    前記利用者が要求する通信パスである、要求パスの情報を格納した要求パス管理テーブルと、
    前記利用者が使用中の通信パスである、使用中パスの情報を格納した使用中パス管理テーブルと、
    前記利用者の使用のために予め確保された通信パスである、予約パスの情報を確保した予約パス管理テーブルと、
    前記ネットワークの構成に関する情報を格納した、ネットワーク構成管理テーブルと、
    を備え、
    前記処理部は、
    前記要求パスの情報に基づいて、前記予約パス管理テーブルから前記利用者の使用のためのパスを選択するパス選定部と、
    周期的あるいは任意のタイミングで、前記使用中パス管理テーブルと前記予約パス管理テーブルの情報を集約して、使用中パスと予約パスに優先度を付加し、前記ネットワーク構成管理テーブルの情報に基づいて、前記優先度の順番で、前記使用中パスの情報と前記予約パスの情報を再計算するパス計算部と、
    前記再計算の結果を、前記使用中パス管理テーブルと前記予約パス管理テーブルに反映するパス管理部と、を備えるネットワーク制御装置。
  7. 前記要求パスの情報は、少なくとも送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、および、要求する品質の情報を含み、
    前記使用中パスの情報は、少なくとも送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、保証された品質の情報、およびパスの構成を特定する情報を含み、
    前記予約パスの情報は、少なくとも送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、保証された品質の情報、およびパスの構成を特定する情報を含み、
    前記パス計算部は、
    使用中パス管理テーブルと前記予約パス管理テーブルの情報を集約して、送信元を特定する情報、送信先を特定する情報、保証すべき品質の情報、確保すべきパスの数、および優先度の情報を含むパス計算管理テーブルを作成し、
    前記パス計算管理テーブルの優先度の順番で、前記使用中パス管理テーブルと前記予約パス管理テーブルの情報を再構成するための計算を行う、請求項6記載のネットワーク制御装置。
  8. 前記パス計算管理テーブルの優先度は、前記予約パスと前記使用中パスとを区別せず、前記品質の情報に基づいて決定される、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  9. 前記パス計算管理テーブルの優先度は、前記予約パスと前記使用中パスのいずれかを、他より高い優先度とするものである、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  10. 前記品質の情報は、帯域、遅延、ジッタ、信頼性の少なくとも一つを含み、
    前記使用中パス管理テーブルまたは前記予約パス管理テーブルの情報を再構成する際に、前記品質の変動が予め定めた変化の範囲内となる制限を設けて計算を行う、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  11. 前記品質の情報は、帯域、遅延、ジッタ、信頼性の少なくとも一つを含み、
    前記使用中パス管理テーブルまたは前記予約パス管理テーブルの情報を再構成する際に、所定条件下では再構成を行わない設定を可能とする、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  12. 前記使用中パス管理テーブルまたは前記予約パス管理テーブルの情報を再構成する際に、前記使用中パスのための通信リソースが確保できない場合には、該使用中パスよりも優先度の高い前記予約パスの通信リソースを解放し、前記使用中パスの通信リソースを確保する、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  13. 前記パス管理部は、
    前記再計算の結果を、前記使用中パス管理テーブルに反映するとともに、通信装置へ反映された使用中パスを有効化するパス有効化命令を伝達する、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  14. 前記出力部は、
    前記予約パスの情報の再計算の条件または方式を入力させるための待ち受け表示を行い、
    前記入力部は、
    前記待ち受け表示に応じた入力を受け付け、入力された情報を前記パス計算部に送る、請求項7記載のネットワーク制御装置。
  15. 前記要求パス管理テーブルと、使用中パス管理テーブルと、予約パス管理テーブルと、ネットワーク構成管理テーブルの組を、複数個備える、請求項7記載のネットワーク制御装置。
JP2014125171A 2014-06-18 2014-06-18 通信システムおよびネットワーク制御装置 Abandoned JP2016005170A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014125171A JP2016005170A (ja) 2014-06-18 2014-06-18 通信システムおよびネットワーク制御装置
US14/725,175 US20150372899A1 (en) 2014-06-18 2015-05-29 Communication system and network control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014125171A JP2016005170A (ja) 2014-06-18 2014-06-18 通信システムおよびネットワーク制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016005170A true JP2016005170A (ja) 2016-01-12

Family

ID=54870671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014125171A Abandoned JP2016005170A (ja) 2014-06-18 2014-06-18 通信システムおよびネットワーク制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20150372899A1 (ja)
JP (1) JP2016005170A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2558923B (en) 2017-01-20 2019-12-25 Airties Kablosuz Iletism Sanayi Ve Disticaret As Methods for link and path quality assessment

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3737385B2 (ja) * 2001-06-07 2006-01-18 富士通株式会社 最適化パス設定方法及びそれを用いた網管理システム
JP3923863B2 (ja) * 2002-07-09 2007-06-06 株式会社日立製作所 リクエストルータ装置
JP4434867B2 (ja) * 2004-07-15 2010-03-17 富士通株式会社 Mplsネットワークシステム及びノード
US8897126B2 (en) * 2005-12-02 2014-11-25 Nec Corporation Communication apparatus, apparatus activation control method, communication control method, and communication control program
JP4806466B2 (ja) * 2007-08-22 2011-11-02 日本電信電話株式会社 パス管理制御方法、パス管理制御プログラム、パス管理制御装置およびパス管理制御システム
US20100208722A1 (en) * 2007-10-18 2010-08-19 Itaru Nishioka Network system, path calculation method, and path calculation program
JP5292951B2 (ja) * 2008-07-03 2013-09-18 日本電気株式会社 経路制御方法、経路制御システム、経路制御装置、及び経路制御用プログラム
WO2010016477A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 日本電気株式会社 経路制御システム、経路制御装置、経路制御方法およびプログラム
JP4997196B2 (ja) * 2008-08-08 2012-08-08 株式会社日立製作所 通信ネットワークシステム、パス計算装置、通信路確立制御方法
JP5541278B2 (ja) * 2009-04-16 2014-07-09 日本電気株式会社 経路制御装置、経路制御システム、経路制御方法及びプログラム
JP5533112B2 (ja) * 2010-03-24 2014-06-25 富士通株式会社 監視装置,監視方法および監視プログラム
JP5747281B2 (ja) * 2011-10-07 2015-07-15 株式会社日立製作所 通信システム、通信方法、及び、網管理装置
EP2740023A1 (en) * 2011-10-28 2014-06-11 Hitachi, Ltd. Computer system and management system for performance optimisation in a storage network
JP5771832B2 (ja) * 2012-02-14 2015-09-02 株式会社日立製作所 伝送システム、管理計算機、及び論理パス構築方法
WO2013128798A1 (ja) * 2012-03-02 2013-09-06 日本電気株式会社 経路制御システム、コントロール装置及び経路制御方法
JP5919046B2 (ja) * 2012-03-13 2016-05-18 株式会社日立製作所 パス計算方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20150372899A1 (en) 2015-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110896355B (zh) 一种网络切片的选择方法及装置
JP6823203B2 (ja) ネットワークスライスを作成するための方法及び装置並びに通信システム
US10862818B2 (en) Systems and methods for distributing network resources to network service providers
CN108965132B (zh) 一种选择路径的方法及装置
CN110463140B (zh) 计算机数据中心的网络服务水平协议
US10771533B2 (en) Adaptive communication control device
WO2016152587A1 (ja) スライス管理システム及びスライス管理方法
JP6754734B2 (ja) Ranスライスにおけるリソース管理装置及びranスライスにおけるリソース管理方法
CN105144110A (zh) 基于网络活动自动配置外部服务
US10993127B2 (en) Network slice instance management method, apparatus, and system
US20150199208A1 (en) Allocating resources for multi-phase, distributed computing jobs
CN111404992A (zh) 承租人控制的云更新
WO2018121178A1 (zh) 一种资源调整方法、装置和***
EP3698246A1 (en) Management of a virtual network function
JP6010975B2 (ja) ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、及びプログラム
WO2010109952A1 (ja) 資源割り当て要求装置、資源割り当て装置、資源割り当て要求方法および資源割り当て方法
KR102389334B1 (ko) 클라우드 서비스를 위한 가상 머신 프로비저닝 시스템 및 방법
US11397605B2 (en) Management system, management apparatus, management method, and program
CN113760549A (zh) 一种pod部署方法及装置
EP3968606B1 (en) Method for deploying services and scheduling apparatus
JP2016005170A (ja) 通信システムおよびネットワーク制御装置
WO2022267726A1 (en) Service-to-service scheduling in container orchestrators
CN107408058A (zh) 一种虚拟资源的部署方法、装置及***
JP7037059B2 (ja) リソース管理システム、および、リソース割当プログラム
JP2012161033A (ja) リソース割当て装置およびリソース割当て方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161208

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20170508