JP3734927B2 - ポリマーの電磁的動的射出成形法およびそのための装置 - Google Patents
ポリマーの電磁的動的射出成形法およびそのための装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3734927B2 JP3734927B2 JP17684997A JP17684997A JP3734927B2 JP 3734927 B2 JP3734927 B2 JP 3734927B2 JP 17684997 A JP17684997 A JP 17684997A JP 17684997 A JP17684997 A JP 17684997A JP 3734927 B2 JP3734927 B2 JP 3734927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- injection
- vibration
- plasticizing
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
- B29C2045/5024—Drive means therefor screws rotated by the coaxial rotor of an electric motor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/47—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
- B29C45/50—Axially movable screw
- B29C45/5008—Drive means therefor
- B29C2045/504—Drive means therefor electric motors for rotary and axial movement of the screw being coaxial with the screw
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリマーの成形法および装置、さらに詳しくはポリマーの電磁的動的射出成形法およびそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最も一般的に採用されている既知の射出成形機の可塑化射出装置は、既知のスクリュー押出機を変形したスクリューインライン式射出成形機である。この種の可塑化射出装置は、材料を可塑化する際にスクリューを後退させこのスクリュー端部の後退によって形成した装填バレル内の空間に溶融材料を装填する点で、既知のスクリュー押出機とは異なっている。溶融材料が所定量に達すると、スクリューは、外力によって前進し、ピストンとして作用して溶融材料を装填バレルからそこに連通する金型キャビテイ内に射出する。この種の可塑化射出装置は、以下のような3つの欠点を有する。
【0003】
第1に、可塑化の間にスクリューを後退させるため、可塑化射出装置の有効長さが短くなり、その結果、溶融材料の可塑化作用および混合作用が不充分となって、装填バレル内の溶融材料は、温度差が生じると共に不均一な温度分布となり、射出ののち、製品は径方向および軸方向の品質に悪影響を受ける。
【0004】
第2に、射出の間、スクリューは一定の速度成分で移動するため、溶融材料は金型キャビテイ内に一定の断面圧で充填され、その結果、溶融材料は、粘度および弾性が大きくなって、金型キャビテイ内への充填に抵抗性を示す。充填および圧縮が困難になれば、充填が不充分となる傾向や内部応力が製品内に残存する傾向を示す。
【0005】
第3に、既知の可塑化射出装置では材料の可塑化に必要な温度が高いため、溶融材料の温度も高くなり、その結果、成形品の冷却時間が長くなると共に、製品の成形サイクルも同様に長くなる。
【0006】
中国特許第90101034.0号(電磁的動的可塑化押出法およびその装置)および中国特許第92103639.6号(スクリューインライン式電磁的動的押出機)は、既知のスクリュー押出機とは全く異なる電磁的動的可塑化押出機を開示する。この押出機では、ポリマー可塑化押出成形の全工程に振動場を導入して、既知の押出機のエネルギー変換法、構造形態および可塑化押出法を改良し、これにより、機械技術、電子技術および電磁技術を組み合わせた集約型動的可塑化押出機を製造している。この種の押出機は、既知の押出機の欠点を実質的に解消していると共に既知の押出機では達成できなかった多数の利点を有している。この電磁的動的可塑化押出機の設計思想を用いて射出成形機の可塑化射出装置を改良すれば、同様な特性または利点を有する射出成形機を製造できるであろう。さらに、計量工程および射出による金型への充填工程に同時に振動場を導入すれば、既知の射出装置の前記欠点を完全に解決できるであろう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、既知のスクリューインライン式射出装置の欠点を解消すること、中国特許第90101034.0号(電磁的動的可塑化押出法およびその装置)および中国特許第92103639.6号(スクリューインライン式電磁的動的押出機)の技術を応用してポリマーの可塑化、射出および保圧工程の全てに振動場を導入した、動的可塑化、動的射出および動的保圧工程からなる射出成形法を提供すること、および簡易な構造、小さい容量、軽い重量、低いノイズ、小さいエネルギー消費、短い成形サイクル、良好な製品品質などの利点を有する本発明のポリマー動的可塑化射出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、以下のポリマーの電磁的動的射出成形法によって達成することができる:
可塑化、射出および保圧工程を実施するための装置として、ポリマー装填バレルおよびスクリューは、電磁巻線機によって振動回転するように駆動される金属製可動体2の内側空間内に配置され、スクリューは、円周方向振動回転と同時に軸方向振動直線的変位を行なえ、該円周方向振動回転は、動力伝達アダプターによって、金属製可動体と共に同期的になされる装置を用いる、可塑化、射出および保圧工程を含むポリマーの電磁的動的射出成形法であって、
これら可塑化、射出および保圧工程は、全て周期的振動状態で実施するものであって、
この周期的振動状態とは、可塑化工程では、スクリューの円周方向振動回転および軸方向振動直線的変位によって得られる力のポリマーへの付加により引き起こされるもので、射出および保圧工程では、スクリューの軸方向振動直線的変位によって得られる力のポリマーへの付加により引き起こされるものである
ことを特徴とする方法。
【0009】
本発明は、またポリマーの電磁的動的射出成形法を実施するための装置を提供する。この装置は、
可塑化、射出および保圧工程を実施するため、ポリマー装填バレルおよびスクリューは、電磁巻線機によって振動回転するように駆動される金属製可動体の内側空間内に配置され、スクリューは、円周方向振動回転と同時に軸方向振動直線的変位を行なえ、該円周方向振動回転は、動力伝達アダプターによって、金属製可動体と共に同期的になされる
ことを特徴とする。
【0010】
ポリマーの電磁的動的射出成形機の各性能は、以下の通りである。
(1)動的可塑化(dynamic plasticization)
動的可塑化工程は、中国特許第90101034.0号および第92103639.6号に記載の動的固体輸送工程、動的可塑化溶融工程および動的溶融材料輸送工程と同様であるが、これらの工程と異なる点は、装置端部から溶融材料を押出すのではなく、むしろスクリューと装填バレルの相対的変位、例えばスクリューの後退によって形成された装填バレル内の空間に溶融材料を残存させることである。溶融材料の圧力変動およびスクリューの軸方向振動変位のため、装填バレル内に残存する材料は、軸方向の温度差が実質的になく、同時に剪断応力も均一である。振動場の作用の下に材料の可塑化/混合を続けることができるため、スクリューの有効長さが短いために生じる可塑化不均一性の問題が解決される。 (2)動的射出
計量した溶融材料は、スクリューの振動的推進、すなわち段階的前進によって金型キャビテイ内に射出される。溶融材料に対する圧力は、スクリューの振動数の変化に応じて変化させることができる。この振動作用は、溶融材料の粘度および弾性を低下させることができると共に、流動抵抗性を低下でき、金型充填工程を短縮でき、充填工程を一定にし、これらと同時に溶融材料の金型キャビテイ内の温度分布を均一にし、かつ内部応力を減少することができる。非振動射出成形の場合と同じ金型充填抵抗性を維持できれば、振動金型充填工程の間の溶融材料の温度を低下できると共に、冷却時間を短縮することができる。
(3)動的保圧
金型キャビテイ内に溶融材料を充填したのち、スクリューを継続的に軸方向に振動させて、金型キャビテイ内の圧力が周期的に変化するように保持する。瞬間圧力ピーク値によって、溶融材料の継続的な圧縮状態が保持される。金型キャビテイ内の空気は、圧力変動によって容易に排出される。また、溶融材料の粘度が比較的低いため、冷却収縮キャビテイの補償も容易である。加えて、溶融材料は、振動状態であるため、その弾性も小さく、温度分布も均一であり、製品の残留内部応力も大幅に減少し、かつ製品の品質も良好である。
【0011】
本発明によれば、スクリューインライン構造を用い、装填バレルおよびスクリューを、電磁巻線機によって振動回転するように駆動されるローターの内側キャビテイ内に配置することによって、振動場がポリマーの可塑化、射出および保圧工程の全過程に導入される。このローターは、機械的軸受によって両端において補助的に支持されると共に等径方向磁力の電磁場において吊るされたような状態で存在する。材料は、振動場と剪断場の作用を組み合わせた作用の下に溶融され、次いでスクリューの端部に輸送される。材料の貯蔵空間は、スクリューと装填バレルの相対的変位によって形成される。所定量の材料を計量したのち、スクリューおよび装填バレルを、上記変位とは反対の方向に相対的に再度移動させて、スプレイノズルを介し金型キャビテイ内に溶融材料を射出する。このスクリューは、可塑化、射出および保圧工程の間に軸方向振動変位を行い、これにより溶融材料の計量、射出および保圧工程に振動場が導入される。スクリューの軸方向振動直線的変位は、直線的ステップモーターまたは他の電磁的手段、液圧的手段、気体圧的手段もしくは機械的手段によって行うことができる。すなわち、振動力を付加するため、その振動数および振幅は、電磁的手段、液圧的手段、気体圧的手段もしくは機械的手段によってスクリューの軸方向移動に関し、調節することができる。
【0012】
本発明は、従来技術と比較して以下のような顕著な利点を有する。
1)装置の容量または重量が45〜50重量%減少し、その製造コストが40%以上、低下した。
振動場をポリマーの可塑化/射出/保圧工程に導入することによって、可塑化射出メカニズムおよびエネルギー変換法を根本的に改良できたため、射出機をコンパクトで簡易な構造にすることができ、その結果、加工および組立てがより容易になり、容量および重量が著しく減少し、かつ製造コストも低下した。
2)エネルギー消費量が35%以上、低下した。
既知の可塑化射出装置では、そのエネルギー変換用中間リンクがエネルギーを消費するのに対し、本発明では溶融材料の粘度が低下する一方、可塑化および射出温度が低下し、その結果、可塑化および射出のための動力が低下した。
3)操作の信頼性が向上し、騒音レベルが75デシベル(dB)以下に減少し、かつ油汚染が減少した。
可塑化射出装置の可動部分は、全て吊るされたような可動状態で駆動するため、直接的な機械的接触および摩擦がより少なくなり、その結果、騒音レベルが低下するだけでなく操作の信頼性も向上した。
4)可塑化混合の優れた結果が得られ、成形品の品質が向上し、かつ材料に対する広範な適合性が得られた。
【0013】
振動場を可塑化/射出/保圧工程に導入しているため、材料のブレンドおよび混合作用が強化され、材料の粘度および弾性が減少し、金型への充填抵抗性が減少し、充填速度が均一で速くなり、かつ収縮キャビテイの補償も容易である。さらに、可塑化および射出工程の間、温度分布が均一になり、また製品の残留内部応力が減少する。その結果、製品の品質が著しく良好になる。一方、振動場の作用は、ブレンドおよび混合用の種々の材料の条件に応じて変化させてこれらの条件を充足させることができ、その結果、材料に対する適合性を拡大することができた。
【0014】
【発明の実施の形態】
添付の図面は、ポリマーの電磁的動的射出成形機の構造を示す。
次に、添付の図面に示した好適な具体例によって本発明をさらに詳しく説明する。
【0015】
図1に示すように、ケージローター形の金属製可動体2は、前方端部壁3および後方端部壁17に径方向軸受4および16によって各々補助的に支持されると共に、電磁巻線機1によって吊るされたような状態で支持される。この電磁巻線機1は、回転電磁場および調和振動電磁場を形成する。前方端部壁3および後方端部壁17は、電磁巻線機1に固定、載置される。スクリュー9は、平坦キー13によって動力伝達アダプター10の円周上に定位する。動力伝達アダプター10は、金属製可動体2の突出端面に固定、載置する。よって、スクリュー9は、金属製可動体2に同調して振動回転できると共に、直線的ステップモーター12に軸継手11によって接続しこれにより軸方向の振動変位を行うことができる。スクリュー9は、装填バレル7の孔内に収納する。装填バレル7は、スプレイノズル5に固定、接続し、スプレイノズル5は、前方端部壁3に固定、載置する。動力伝達アダプター10は、ホッパー受座14の孔内に収納し、ホッパー受座14は、後方端部壁17に固定、載置する。ホッパー15は、ホッパー受座14に載置する。なお、装填バレル7の外面に補助ヒーター6を設けているが、一般に、この補助ヒーター6を射出機の操作開始前に用いて予熱し、これにより、スクリュー9のスクリュー通路において、当初固体の材料を可塑化する。
【0016】
電磁巻線機1によって形成される回転電磁場および調和振動電磁場の作用の下に可塑化計量の間に、金属製可動体2は、スクリュー9を、動力伝達アダプター10を介して駆動させると同時に、振動状態で回転させる。ホッパー15内の固体材料は、動力伝達アダプター10の2つのノッチおよび装填バレル7のノッチを介しスクリュー9のスクリュー通路内に流入し、次いでスクリュー9の振動回転作用下にスクリュー通路に沿って前方に輸送されると同時に、動的に圧縮、可塑化、混合される一方、ガスが排出される。輸送工程において、材料は可塑化ボール8上を通過する。可塑化ボール8の旋回、回転および振動作用の下に、材料を、強力な動的圧延作用に付し、さらに混合、可塑化する。可塑化した溶融材料はスクリュー9の端部に輸送され、これによりスクリュー9は軸方向後方圧に付され、この軸方向後方圧を直線的ステップモーター12の作用と組み合わせて、スクリュー9を、所定の移動距離に達するまで後方に振動変位させる。次いで、電磁巻線機1を停止して、可塑化および溶融作業を終了させる。ただしこの時点で、スクリュー9による軸方向の振動は継続し、これにより溶融材料の温度分布を均一にさせる。射出の間に、スクリュー9は、直線的ステップモーター12の作用によって振動的に前進、すなわち段階的に前方に変位して、動的金型充填を行う。スクリュー9の振動数を変化させるにつれて、溶融材料の圧力は変化する。保圧時には、スクリュー9は、軸方向の振動を保持して、金型キャビテイ内の圧力を周期的な変化状態に保持し、これにより動的な保圧を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポリマーの電磁的動的射出成形機の構造を示す一部断面図
【符号の説明】
1:電磁巻線機
2:可動体(ローター)
3および17:端部壁
4および16:軸受
5:ノズル
6:ヒーター
7:バレル
8:ボール
9:スクリュー
10:アダプター
11:軸継手
12:ステップモーター
13:キー
14:受座
15:ホッパー
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリマーの成形法および装置、さらに詳しくはポリマーの電磁的動的射出成形法およびそのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最も一般的に採用されている既知の射出成形機の可塑化射出装置は、既知のスクリュー押出機を変形したスクリューインライン式射出成形機である。この種の可塑化射出装置は、材料を可塑化する際にスクリューを後退させこのスクリュー端部の後退によって形成した装填バレル内の空間に溶融材料を装填する点で、既知のスクリュー押出機とは異なっている。溶融材料が所定量に達すると、スクリューは、外力によって前進し、ピストンとして作用して溶融材料を装填バレルからそこに連通する金型キャビテイ内に射出する。この種の可塑化射出装置は、以下のような3つの欠点を有する。
【0003】
第1に、可塑化の間にスクリューを後退させるため、可塑化射出装置の有効長さが短くなり、その結果、溶融材料の可塑化作用および混合作用が不充分となって、装填バレル内の溶融材料は、温度差が生じると共に不均一な温度分布となり、射出ののち、製品は径方向および軸方向の品質に悪影響を受ける。
【0004】
第2に、射出の間、スクリューは一定の速度成分で移動するため、溶融材料は金型キャビテイ内に一定の断面圧で充填され、その結果、溶融材料は、粘度および弾性が大きくなって、金型キャビテイ内への充填に抵抗性を示す。充填および圧縮が困難になれば、充填が不充分となる傾向や内部応力が製品内に残存する傾向を示す。
【0005】
第3に、既知の可塑化射出装置では材料の可塑化に必要な温度が高いため、溶融材料の温度も高くなり、その結果、成形品の冷却時間が長くなると共に、製品の成形サイクルも同様に長くなる。
【0006】
中国特許第90101034.0号(電磁的動的可塑化押出法およびその装置)および中国特許第92103639.6号(スクリューインライン式電磁的動的押出機)は、既知のスクリュー押出機とは全く異なる電磁的動的可塑化押出機を開示する。この押出機では、ポリマー可塑化押出成形の全工程に振動場を導入して、既知の押出機のエネルギー変換法、構造形態および可塑化押出法を改良し、これにより、機械技術、電子技術および電磁技術を組み合わせた集約型動的可塑化押出機を製造している。この種の押出機は、既知の押出機の欠点を実質的に解消していると共に既知の押出機では達成できなかった多数の利点を有している。この電磁的動的可塑化押出機の設計思想を用いて射出成形機の可塑化射出装置を改良すれば、同様な特性または利点を有する射出成形機を製造できるであろう。さらに、計量工程および射出による金型への充填工程に同時に振動場を導入すれば、既知の射出装置の前記欠点を完全に解決できるであろう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、既知のスクリューインライン式射出装置の欠点を解消すること、中国特許第90101034.0号(電磁的動的可塑化押出法およびその装置)および中国特許第92103639.6号(スクリューインライン式電磁的動的押出機)の技術を応用してポリマーの可塑化、射出および保圧工程の全てに振動場を導入した、動的可塑化、動的射出および動的保圧工程からなる射出成形法を提供すること、および簡易な構造、小さい容量、軽い重量、低いノイズ、小さいエネルギー消費、短い成形サイクル、良好な製品品質などの利点を有する本発明のポリマー動的可塑化射出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、以下のポリマーの電磁的動的射出成形法によって達成することができる:
可塑化、射出および保圧工程を実施するための装置として、ポリマー装填バレルおよびスクリューは、電磁巻線機によって振動回転するように駆動される金属製可動体2の内側空間内に配置され、スクリューは、円周方向振動回転と同時に軸方向振動直線的変位を行なえ、該円周方向振動回転は、動力伝達アダプターによって、金属製可動体と共に同期的になされる装置を用いる、可塑化、射出および保圧工程を含むポリマーの電磁的動的射出成形法であって、
これら可塑化、射出および保圧工程は、全て周期的振動状態で実施するものであって、
この周期的振動状態とは、可塑化工程では、スクリューの円周方向振動回転および軸方向振動直線的変位によって得られる力のポリマーへの付加により引き起こされるもので、射出および保圧工程では、スクリューの軸方向振動直線的変位によって得られる力のポリマーへの付加により引き起こされるものである
ことを特徴とする方法。
【0009】
本発明は、またポリマーの電磁的動的射出成形法を実施するための装置を提供する。この装置は、
可塑化、射出および保圧工程を実施するため、ポリマー装填バレルおよびスクリューは、電磁巻線機によって振動回転するように駆動される金属製可動体の内側空間内に配置され、スクリューは、円周方向振動回転と同時に軸方向振動直線的変位を行なえ、該円周方向振動回転は、動力伝達アダプターによって、金属製可動体と共に同期的になされる
ことを特徴とする。
【0010】
ポリマーの電磁的動的射出成形機の各性能は、以下の通りである。
(1)動的可塑化(dynamic plasticization)
動的可塑化工程は、中国特許第90101034.0号および第92103639.6号に記載の動的固体輸送工程、動的可塑化溶融工程および動的溶融材料輸送工程と同様であるが、これらの工程と異なる点は、装置端部から溶融材料を押出すのではなく、むしろスクリューと装填バレルの相対的変位、例えばスクリューの後退によって形成された装填バレル内の空間に溶融材料を残存させることである。溶融材料の圧力変動およびスクリューの軸方向振動変位のため、装填バレル内に残存する材料は、軸方向の温度差が実質的になく、同時に剪断応力も均一である。振動場の作用の下に材料の可塑化/混合を続けることができるため、スクリューの有効長さが短いために生じる可塑化不均一性の問題が解決される。 (2)動的射出
計量した溶融材料は、スクリューの振動的推進、すなわち段階的前進によって金型キャビテイ内に射出される。溶融材料に対する圧力は、スクリューの振動数の変化に応じて変化させることができる。この振動作用は、溶融材料の粘度および弾性を低下させることができると共に、流動抵抗性を低下でき、金型充填工程を短縮でき、充填工程を一定にし、これらと同時に溶融材料の金型キャビテイ内の温度分布を均一にし、かつ内部応力を減少することができる。非振動射出成形の場合と同じ金型充填抵抗性を維持できれば、振動金型充填工程の間の溶融材料の温度を低下できると共に、冷却時間を短縮することができる。
(3)動的保圧
金型キャビテイ内に溶融材料を充填したのち、スクリューを継続的に軸方向に振動させて、金型キャビテイ内の圧力が周期的に変化するように保持する。瞬間圧力ピーク値によって、溶融材料の継続的な圧縮状態が保持される。金型キャビテイ内の空気は、圧力変動によって容易に排出される。また、溶融材料の粘度が比較的低いため、冷却収縮キャビテイの補償も容易である。加えて、溶融材料は、振動状態であるため、その弾性も小さく、温度分布も均一であり、製品の残留内部応力も大幅に減少し、かつ製品の品質も良好である。
【0011】
本発明によれば、スクリューインライン構造を用い、装填バレルおよびスクリューを、電磁巻線機によって振動回転するように駆動されるローターの内側キャビテイ内に配置することによって、振動場がポリマーの可塑化、射出および保圧工程の全過程に導入される。このローターは、機械的軸受によって両端において補助的に支持されると共に等径方向磁力の電磁場において吊るされたような状態で存在する。材料は、振動場と剪断場の作用を組み合わせた作用の下に溶融され、次いでスクリューの端部に輸送される。材料の貯蔵空間は、スクリューと装填バレルの相対的変位によって形成される。所定量の材料を計量したのち、スクリューおよび装填バレルを、上記変位とは反対の方向に相対的に再度移動させて、スプレイノズルを介し金型キャビテイ内に溶融材料を射出する。このスクリューは、可塑化、射出および保圧工程の間に軸方向振動変位を行い、これにより溶融材料の計量、射出および保圧工程に振動場が導入される。スクリューの軸方向振動直線的変位は、直線的ステップモーターまたは他の電磁的手段、液圧的手段、気体圧的手段もしくは機械的手段によって行うことができる。すなわち、振動力を付加するため、その振動数および振幅は、電磁的手段、液圧的手段、気体圧的手段もしくは機械的手段によってスクリューの軸方向移動に関し、調節することができる。
【0012】
本発明は、従来技術と比較して以下のような顕著な利点を有する。
1)装置の容量または重量が45〜50重量%減少し、その製造コストが40%以上、低下した。
振動場をポリマーの可塑化/射出/保圧工程に導入することによって、可塑化射出メカニズムおよびエネルギー変換法を根本的に改良できたため、射出機をコンパクトで簡易な構造にすることができ、その結果、加工および組立てがより容易になり、容量および重量が著しく減少し、かつ製造コストも低下した。
2)エネルギー消費量が35%以上、低下した。
既知の可塑化射出装置では、そのエネルギー変換用中間リンクがエネルギーを消費するのに対し、本発明では溶融材料の粘度が低下する一方、可塑化および射出温度が低下し、その結果、可塑化および射出のための動力が低下した。
3)操作の信頼性が向上し、騒音レベルが75デシベル(dB)以下に減少し、かつ油汚染が減少した。
可塑化射出装置の可動部分は、全て吊るされたような可動状態で駆動するため、直接的な機械的接触および摩擦がより少なくなり、その結果、騒音レベルが低下するだけでなく操作の信頼性も向上した。
4)可塑化混合の優れた結果が得られ、成形品の品質が向上し、かつ材料に対する広範な適合性が得られた。
【0013】
振動場を可塑化/射出/保圧工程に導入しているため、材料のブレンドおよび混合作用が強化され、材料の粘度および弾性が減少し、金型への充填抵抗性が減少し、充填速度が均一で速くなり、かつ収縮キャビテイの補償も容易である。さらに、可塑化および射出工程の間、温度分布が均一になり、また製品の残留内部応力が減少する。その結果、製品の品質が著しく良好になる。一方、振動場の作用は、ブレンドおよび混合用の種々の材料の条件に応じて変化させてこれらの条件を充足させることができ、その結果、材料に対する適合性を拡大することができた。
【0014】
【発明の実施の形態】
添付の図面は、ポリマーの電磁的動的射出成形機の構造を示す。
次に、添付の図面に示した好適な具体例によって本発明をさらに詳しく説明する。
【0015】
図1に示すように、ケージローター形の金属製可動体2は、前方端部壁3および後方端部壁17に径方向軸受4および16によって各々補助的に支持されると共に、電磁巻線機1によって吊るされたような状態で支持される。この電磁巻線機1は、回転電磁場および調和振動電磁場を形成する。前方端部壁3および後方端部壁17は、電磁巻線機1に固定、載置される。スクリュー9は、平坦キー13によって動力伝達アダプター10の円周上に定位する。動力伝達アダプター10は、金属製可動体2の突出端面に固定、載置する。よって、スクリュー9は、金属製可動体2に同調して振動回転できると共に、直線的ステップモーター12に軸継手11によって接続しこれにより軸方向の振動変位を行うことができる。スクリュー9は、装填バレル7の孔内に収納する。装填バレル7は、スプレイノズル5に固定、接続し、スプレイノズル5は、前方端部壁3に固定、載置する。動力伝達アダプター10は、ホッパー受座14の孔内に収納し、ホッパー受座14は、後方端部壁17に固定、載置する。ホッパー15は、ホッパー受座14に載置する。なお、装填バレル7の外面に補助ヒーター6を設けているが、一般に、この補助ヒーター6を射出機の操作開始前に用いて予熱し、これにより、スクリュー9のスクリュー通路において、当初固体の材料を可塑化する。
【0016】
電磁巻線機1によって形成される回転電磁場および調和振動電磁場の作用の下に可塑化計量の間に、金属製可動体2は、スクリュー9を、動力伝達アダプター10を介して駆動させると同時に、振動状態で回転させる。ホッパー15内の固体材料は、動力伝達アダプター10の2つのノッチおよび装填バレル7のノッチを介しスクリュー9のスクリュー通路内に流入し、次いでスクリュー9の振動回転作用下にスクリュー通路に沿って前方に輸送されると同時に、動的に圧縮、可塑化、混合される一方、ガスが排出される。輸送工程において、材料は可塑化ボール8上を通過する。可塑化ボール8の旋回、回転および振動作用の下に、材料を、強力な動的圧延作用に付し、さらに混合、可塑化する。可塑化した溶融材料はスクリュー9の端部に輸送され、これによりスクリュー9は軸方向後方圧に付され、この軸方向後方圧を直線的ステップモーター12の作用と組み合わせて、スクリュー9を、所定の移動距離に達するまで後方に振動変位させる。次いで、電磁巻線機1を停止して、可塑化および溶融作業を終了させる。ただしこの時点で、スクリュー9による軸方向の振動は継続し、これにより溶融材料の温度分布を均一にさせる。射出の間に、スクリュー9は、直線的ステップモーター12の作用によって振動的に前進、すなわち段階的に前方に変位して、動的金型充填を行う。スクリュー9の振動数を変化させるにつれて、溶融材料の圧力は変化する。保圧時には、スクリュー9は、軸方向の振動を保持して、金型キャビテイ内の圧力を周期的な変化状態に保持し、これにより動的な保圧を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポリマーの電磁的動的射出成形機の構造を示す一部断面図
【符号の説明】
1:電磁巻線機
2:可動体(ローター)
3および17:端部壁
4および16:軸受
5:ノズル
6:ヒーター
7:バレル
8:ボール
9:スクリュー
10:アダプター
11:軸継手
12:ステップモーター
13:キー
14:受座
15:ホッパー
Claims (3)
- 可塑化、射出および保圧工程を実施するための装置として、ポリマー装填バレル 7 およびスクリュー 9 は、電磁巻線機 1 によって振動回転するように駆動される金属製可動体2の内側空間内に配置され、スクリュー 9 は、円周方向振動回転と同時に軸方向振動直線的変位を行なえ、該円周方向振動回転は、動力伝達アダプター 10 によって、金属製可動体 2 と共に同期的になされる装置を用いる、可塑化、射出および保圧工程を含むポリマーの電磁的動的射出成形法であって、
これら可塑化、射出および保圧工程は、全て周期的振動状態で実施するものであって、
この周期的振動状態とは、可塑化工程では、スクリューの円周方向振動回転および軸方向振動直線的変位によって得られる力のポリマーへの付加により引き起こされるもので、射出および保圧工程では、スクリューの軸方向振動直線的変位によって得られる力のポリマーへの付加により引き起こされるものである
ことを特徴とする方法。 - スクリューの軸方向振動直線的変位は、直線的ステップモーターによって行う請求項1記載の射出成形法。
- 電磁的動的射出成形法を実施するための装置であって、
可塑化、射出および保圧工程を実施するため、ポリマー装填バレル7およびスクリュー9 は、電磁巻線機1によって振動回転するように駆動される金属製可動体2の内側空間内に配置され、
スクリュー9は、円周方向振動回転と同時に軸方向振動直線的変位を行なえ、該円周方向振動回転は、動力伝達アダプター10によって、金属製可動体2と共に同期的になされる
ことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN96108387A CN1059626C (zh) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 电磁式聚合物动态注射成型方法及装置 |
CN96108387-5 | 1996-07-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1067035A JPH1067035A (ja) | 1998-03-10 |
JP3734927B2 true JP3734927B2 (ja) | 2006-01-11 |
Family
ID=5119961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17684997A Expired - Fee Related JP3734927B2 (ja) | 1996-07-05 | 1997-07-02 | ポリマーの電磁的動的射出成形法およびそのための装置 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5951928A (ja) |
EP (1) | EP0818298B1 (ja) |
JP (1) | JP3734927B2 (ja) |
KR (1) | KR100294038B1 (ja) |
CN (1) | CN1059626C (ja) |
AT (1) | ATE196873T1 (ja) |
AU (1) | AU711248B2 (ja) |
CA (1) | CA2208124C (ja) |
DE (1) | DE69703270T2 (ja) |
ES (1) | ES2151707T3 (ja) |
HK (1) | HK1005502A1 (ja) |
RU (1) | RU2145543C1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5945133A (en) * | 1997-09-29 | 1999-08-31 | Zerafati-Jahromi; Mohammad Saeid | Injection molding machine with non-intermeshing twin screw compounder feeder |
JP3232035B2 (ja) * | 1997-12-05 | 2001-11-26 | 日精樹脂工業株式会社 | スクリュー式射出装置の制御方法 |
DE19802874A1 (de) * | 1998-01-20 | 1999-07-22 | Mannesmann Ag | Spritzgießmaschine und Verfahren zum Betreiben einer solchen |
ATE240828T1 (de) * | 2000-08-09 | 2003-06-15 | Reifenhaeuser Masch | Extrudiervorrichtung |
JP4659281B2 (ja) * | 2001-06-27 | 2011-03-30 | 東芝機械株式会社 | 射出成形駆動装置 |
US7686604B2 (en) * | 2004-12-20 | 2010-03-30 | Mgs Mfg. Group, Inc. | Coaxial injector screw providing improved small shot metering |
CN100464177C (zh) * | 2005-03-04 | 2009-02-25 | 华南理工大学 | 聚合物振动诱导塑化挤出流变特性检测方法及其装置 |
CN1314528C (zh) * | 2005-03-08 | 2007-05-09 | 华南理工大学 | 聚合物动态注射流变特性与行为检测方法及设备 |
US20070219303A1 (en) * | 2006-03-15 | 2007-09-20 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Molding material having optimally-adhered resin and reinforcement |
CN100496941C (zh) * | 2006-12-07 | 2009-06-10 | 华南理工大学 | 全电动式反移模和脉动压力诱导注射成型方法及装置 |
CN103231489A (zh) * | 2013-05-06 | 2013-08-07 | 宁波海晶塑机制造有限公司 | 精密型注塑机 |
JP6186243B2 (ja) * | 2013-10-22 | 2017-08-23 | 東芝機械株式会社 | 計量装置、可塑化装置、射出装置、成形装置、及び成形品の製造方法 |
CN104002426B (zh) * | 2014-05-15 | 2016-10-05 | 华南理工大学 | 一种产品批次制造用的动力时序变换方法 |
CN104494062B (zh) * | 2014-12-05 | 2017-01-04 | 华南理工大学 | 聚合物熔体脉动形变驱动方法及装置 |
CN112536995B (zh) * | 2020-11-19 | 2022-09-06 | 佛山市南海区百兴玩具有限公司 | 一种工件生产用模具进胶装置 |
CN113601784B (zh) * | 2021-06-30 | 2024-02-27 | 广州华新科智造技术有限公司 | 非对称振动注射方法及*** |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60132721A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-15 | Fanuc Ltd | 射出成形機におけるスクリユ−射出機構 |
CA1243462A (en) * | 1984-12-21 | 1988-10-25 | Peter S. Allan | Moulding process |
JPS61266218A (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-25 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形機 |
DE3810954A1 (de) * | 1988-03-31 | 1989-10-19 | Kloeckner Ferromatik Desma | Verfahren und vorrichtung zum spritzgiessen von spritzgussteilen aus plastifizierbarem material, insbesondere aus plastifizierbaren fluessigkristall-polymeren |
US5202066A (en) * | 1989-04-25 | 1993-04-13 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Method of plasticizing molding material and apparatus therefor |
US5028373A (en) * | 1990-01-18 | 1991-07-02 | Toyo Machinery & Metal Co., Ltd. | Method for controlling injection unit of injection molding machine |
CN1017692B (zh) * | 1990-02-26 | 1992-08-05 | 华南理工大学 | 电磁动态塑化挤出方法及设备 |
JPH03278930A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-10 | Fanuc Ltd | 貫通型モータを用いた射出計量機構 |
DE4344335C2 (de) * | 1993-12-23 | 1996-02-01 | Krauss Maffei Ag | Einspritzaggregat für eine Spritzgießmaschine |
JP2639625B2 (ja) * | 1994-04-15 | 1997-08-13 | 日精樹脂工業株式会社 | 射出成形機の制御方法及び装置 |
JP2866019B2 (ja) * | 1995-01-27 | 1999-03-08 | 住友重機械工業株式会社 | 電動射出成形機の射出装置 |
US5770131A (en) * | 1996-01-02 | 1998-06-23 | Thermold Partners, L.P. | Method and apparatus for applying an oscillating force on a molten material |
-
1996
- 1996-07-05 CN CN96108387A patent/CN1059626C/zh not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-06-18 CA CA002208124A patent/CA2208124C/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-06-20 US US08/879,890 patent/US5951928A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-01 ES ES97304765T patent/ES2151707T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-01 EP EP97304765A patent/EP0818298B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-01 DE DE69703270T patent/DE69703270T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-01 AT AT97304765T patent/ATE196873T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-07-02 JP JP17684997A patent/JP3734927B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-07-04 AU AU28487/97A patent/AU711248B2/en not_active Ceased
- 1997-07-04 RU RU97111307A patent/RU2145543C1/ru not_active IP Right Cessation
- 1997-07-04 KR KR1019970031089A patent/KR100294038B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1998
- 1998-06-01 HK HK98104720A patent/HK1005502A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1067035A (ja) | 1998-03-10 |
AU711248B2 (en) | 1999-10-07 |
DE69703270T2 (de) | 2001-03-29 |
CA2208124A1 (en) | 1998-01-05 |
KR100294038B1 (ko) | 2001-09-17 |
KR980008505A (ko) | 1998-04-30 |
ES2151707T3 (es) | 2001-01-01 |
AU2848797A (en) | 1998-01-15 |
RU2145543C1 (ru) | 2000-02-20 |
EP0818298A1 (en) | 1998-01-14 |
DE69703270D1 (de) | 2000-11-16 |
CN1141842A (zh) | 1997-02-05 |
US5951928A (en) | 1999-09-14 |
ATE196873T1 (de) | 2000-10-15 |
CA2208124C (en) | 2004-01-27 |
EP0818298B1 (en) | 2000-10-11 |
CN1059626C (zh) | 2000-12-20 |
HK1005502A1 (en) | 1999-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3734927B2 (ja) | ポリマーの電磁的動的射出成形法およびそのための装置 | |
RU2387539C2 (ru) | Устройство и способ производства пластмассовых изделий | |
KR950012850B1 (ko) | 사출성형법 | |
JP3232035B2 (ja) | スクリュー式射出装置の制御方法 | |
EP0999029A2 (en) | Micro injection moulding machine | |
JPH09187848A (ja) | 製造工程における材料の特性制御技術 | |
JPH08118519A (ja) | 軸一体型樹脂製回転体の中空射出成形法 | |
JP2923220B2 (ja) | ガラス長繊維入り樹脂材料の成形方法及び装置 | |
JP2631064B2 (ja) | フローモールド成形方法 | |
CN207207019U (zh) | 基于偏心转子的同步塑化计量注射成型设备 | |
CN107627568B (zh) | 基于偏心转子的同步塑化计量注射成型方法及设备 | |
US6531087B1 (en) | Coupled fluid injection with same power source | |
JP2967385B2 (ja) | 金属射出成形品の製造方法および金属射出成形品 | |
JP2004025465A (ja) | ガス含浸樹脂の射出装置および射出成形方法 | |
US11780135B2 (en) | Injection molding apparatus and mold of injection molding apparatus | |
JP2001277281A (ja) | 発泡樹脂磁石の成形方法および発泡樹脂磁石 | |
CN211251224U (zh) | 一种用于模具加工的多用型注塑装置 | |
JP3179757B2 (ja) | 射出装置 | |
JPH01286814A (ja) | 樹脂成形装置 | |
US6491859B1 (en) | Coupled fluid injection with simultaneous injection | |
JPH0242049B2 (ja) | ||
US6345976B1 (en) | Injection apparatus | |
CN105397972B (zh) | 一线式预塑化体积脉动注射成型方法及设备 | |
JP2534598Y2 (ja) | 射出装置 | |
JP2000334790A (ja) | 射出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051020 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |