JP3726511B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンター等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、感光体に形成されたトナー像を中間転写体へ転写し、その中間転写体に転写されたトナー像を、用紙とともに加熱加圧することによりその用紙に転写定着する画像形成装置が知られている。
【0003】
図8は、その画像形成装置の概略構成図である。
【0004】
この画像形成装置は、矢印A方向に回転する感光体ドラム21を備えている。この感光体ドラム21はその表面にトナー像が形成されるものであり、この画像形成装置は、その感光体ドラム21の表面にトナー(現像剤)を付与することによりその表面にトナー像を形成するトナー像形成器22を備えている。さらに、この画像形成装置は、感光体ドラム21に近接した1次転写位置T1と、加熱加圧位置T2とを経由して矢印B方向に循環移動する中間転写体23を備えており(この図8において、その中間転写体23は一部が示されている)、その中間転写体23を介して感光体ドラム21と対向した位置には押圧ロール24が配置されている。また、加熱加圧位置T2には、中間転写体23を挟んで互いに対向するように加熱ロール25および加圧ロール26が配置されている。中間転写体23の移動経路の、加熱加圧位置T2よりも下流側でその加熱加圧位置T2と隣り合う位置には、中間転写体23に接触することによりその中間転写体23に残留したトナー等の残留物をクリーニングするためのクリーニングロール27が配置されている。
【0005】
このように構成された画像形成装置は、トナー像形成器22により感光体ドラム21上にトナー像が形成され、そのトナー像は感光体ドラム21の矢印A方向の回転により1次転写位置T1に搬送される。その1次転写位置T1に搬送されたトナー像は、押圧ロール24により押圧されるとともに静電気力を受けて中間転写体23上に転写される。中間転写体23上に転写されたトナー像は、その中間転写体23の矢印B方向の回転により加熱加圧位置T2に搬送される。この加熱加圧位置T2には記録用紙28も搬送され、その加熱加圧位置T2に配置された加熱ロール25および加圧ロール26は、加熱加圧位置T2に搬送されたトナー像を、記録用紙28とともに加熱加圧する。加熱加圧後、加熱加圧位置T2を通過した記録用紙28は中間転写体23から剥離され、その中間転写体23に残留したトナー等の残留物はクリーニングロール27によりクリーニングされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示す画像形成装置では、加熱加圧位置T2で加熱加圧された記録用紙28は、その加熱加圧位置T2を通過した直後に中間転写体23から剥離する。つまり、その記録用紙28は十分に冷却されないまま、中間転写体23から剥離される。従って、中間転写体23上のトナーは記録用紙28に転移しにくく、記録用紙28に形成される画像が乱れる傾向がある。このような画像の乱れを防止するために、図8に示す画像形成装置の代わりに、例えば、トナー像とともに加熱加圧された記録用紙が中間転写体から剥離される前にその記録用紙を冷却する冷却機構を備えた画像形成装置を用いることが考えられる。その画像形成装置は、冷却機構で記録用紙を冷却するため、中間転写体上のトナーは記録用紙に転移しやすく、記録用紙にきれいな画像を形成することができる。ところが、このような画像形成装置でも、以下のような問題点がある。
【0007】
記録用紙を冷却することにより、中間転写体に転写されたトナー像はほぼ100%記録用紙に転写される。従って、加熱加圧後に、その中間転写体に残留しているトナーは比較的低濃度のカブリトナーである。このカブリトナーを除去するには、中間転写体をクリーニングするクリーニングロールの表面温度をトナーのガラス転移点の温度に設定すればよい。ところが、用紙Jam等で高濃度のトナー像が中間転写体に残留した場合、クリーニングロールの表面温度をトナーのガラス転移点に設定しても、その中間転写体をクリーニングすることは難しく、高濃度のトナーが残留した中間転写体をクリーニングするには、クリーニングロールの表面温度をトナーのガラス転移点よりも高温であるトナーの軟化点以上に設定する必要がある。つまり、中間転写体2に残留したトナーの濃度にかかわらず、その中間転写体をクリーニングするには、クリーニングロールの表面温度をトナーの軟化点以上に設定する必要がある。ところが、クリーニングロールの表面温度をトナーの軟化点以上に設定すると、感光体ドラムにトナー像が形成されたときに、中間転写体を介してそのクリーニングロールから感光体ドラムに伝達される熱が、その感光体に付与されたトナー(現像剤)を固化させてしまい、記録用紙に形成される画像が劣化する恐れがある。また、クリーニングロールの表面温度をトナーの軟化点以上に設定すると、記録用紙を冷却する冷却機構の冷却温度が上昇して記録用紙にトナーが転移しにくくなり(オフセット現象)、やはり、画像劣化が生じる恐れがある。
【0008】
本発明は上記事情に鑑み、中間転写体に残留するトナーの量にかかわらず、その中間転写体をクリーニングすることによる、記録用紙に形成される画像の劣化が防止される画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、
(1)表面にトナー像が形成される像担持体
(2)上記像担持体上に接触もしくは近接した一次転写位置と所定の加熱加圧位置とを経由して循環移動し、上記一次転写位置で表面に上記像担持体上のトナー像の転写を受けてそのトナー像を上記加熱加圧位置に搬送する中間転写体
(3)上記加熱加圧位置に所定の記録用紙を搬送する用紙搬送手段
(4)上記加熱加圧位置において、上記中間転写体上のトナー像を、その中間転写体と記録用紙との間に挟んで加熱するとともに加圧する加熱加圧手段
(5)上記中間転写体の移動経路の、上記一次転写位置よりも上流側かつ上記加熱加圧位置よりも下流側において上記中間転写体表面に接しその中間転写体をクリーニングするクリーニング部材
(6)上記クリーニング部材を、そのクリーニング部材の温度を調整自在に加熱する加熱手段
(7)上記クリーニング部材で上記中間転写体をクリーニングするにあたり、上記加熱手段が、上記クリーニング部材を、そのクリーニング部材が第1の温度に保たれるように加熱する第1のクリーニングモードと、上記加熱手段が、上記クリーニング部材を、そのクリーニング部材が上記第1の温度よりも高温の第2の温度に保たれるように加熱する第2のクリーニングモードとのうちのいずれかのクリーニングモードに切替えるクリーニングモード切替手段
を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明の第1実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【0012】
図1に示す画像形成装置100は、後述する中間転写体2に対し接離自在に接触し、矢印A方向に回転する感光体1を備えている。その感光体1は表面にトナー像が形成されるものである。感光体1の周囲には、その感光体1表面にトナー(現像剤)を付与することにより、その表面にトナー像を形成するトナー像形成器(図示せず)が配置されている。また、この画像形成装置100は、その感光体1に接触した一次転写位置T1と加熱加圧位置T2とを含む経路を回転自在に配置されたベルト状の中間転写体2を備えている。この中間転写体2は、駆動ロール3、予備加熱ロール4、加熱ロール5、剥離ロール7、および中間転写体2の外側に配置されたロール8で張設されている。駆動ロール3は、その中間転写体2を駆動するロールであり、その駆動ロール3が回転すると中間転写体2は矢印B方向に回転する。また、中間転写体2を介して感光体1と対向する位置には、その感光体1に形成されたトナー像を中間転写体2に転写する転写帯電器9が配置されている。この中間転写体2は、その転写帯電器9により一次転写位置T1で表面に感光体1のトナー像の転写を受けてそのトナー像を加熱加圧位置T2に搬送するものである。この中間転写体2はベース層と表面層から構成されており、ここでは、ベース層にはポリイミドフィルムが用いられ、表面層には厚さ50μmのシリコーンゴムが用いられている。
【0013】
また、この画像形成装置100は、中間転写体2を介して加熱ロール5と対向する位置に、その中間転写体2の、トナー像の転写を受ける表面に接離自在に接触する加圧ロール6を備えている。加熱ロール5および加圧ロール6それぞれは、熱源5a,6aそれぞれを備えている。熱源5aは、加熱ロール5を、その加熱ロール5の温度を調整自在に加熱し、熱源6aは、加圧ロール6を、その加圧ロール6の温度を調整自在に加熱する。この加圧ロール6は、中間転写体2をクリーニングするクリーニングロールも兼ねている。また、この画像形成装置100は、加熱加圧位置T2に記録用紙11を搬送する用紙搬送機構を備えている。図1において、その用紙搬送機構を構成する構成要素は、記録用紙の搬送をガイドする用紙搬送ガイド10のみが示されている。加熱ロール5および加圧ロール6は、加熱加圧位置T2において、中間転写体2のトナー像を、その中間転写体2と加熱加圧位置T2に搬送された記録用紙11との間に挟んで加熱するとともに加圧する。また、中間転写体2の移動経路の、剥離ロール7よりも下流側かつロール8よりも上流側のクリーニング位置Cには、中間転写体2に対し接離自在に接触しその中間転写体2表面をクリーニングするクリーニングロール12が配置され、中間転写体2を介してそのクリーニングロール12と対向する位置には、対向ロール13が配置されている。
【0014】
図2は、図1に示す画像形成装置が備えているクリーニングロールの、軸方向の垂直断面図である。
【0015】
クリーニングロール12は内部に熱源12dを有する金属製基材12aを備えている。その金属製基材12aは弾性層12bで覆われ、さらにその弾性層12bは表面層12cで覆われている。ここでは、弾性層12bとしてシリコーンゴムが用いられている。また、表面層12cとして、トナーのガラス転移点(約65℃)およびトナーの軟化点(約113℃)それぞれとほぼ同じガラス転移点および軟化点それぞれをもつポリエステル樹脂が用いられている。このクリーニングロール12は、その表面層12cに中間転写体2に残留したトナー等の残留物を付着することにより、その中間転写体2をクリーニングする。
【0016】
図1に戻って説明を続ける。
【0017】
この画像形成装置100は、中間転写体2の移動経路の、加熱ロール5の下流側かつ剥離ロール7の上流側に、中間転写体2を冷却する冷却板14を備え、ロール8の下流側かつ駆動ロール3の上流側にも、その冷却板14とは別の、中間転写体2を冷却する冷却板15を備えている。
【0018】
さらに、この画像形成装置100はクリーニングモード切替手段50を備えている。このクリーニングモード切替手段50は、クリーニングロール12で中間転写体2をクリーニングするにあたり、クリーニングロール12の熱源12dが、クリーニングロール12を、そのクリーニングロール12がトナーのガラス転移点付近の温度である70℃に保たれるように加熱する第1のクリーニングモードと、その熱源12dが、クリーニングロール12を、そのクリーニングロール12がトナーのガラス転移点(約65℃)よりも高温である110℃に保たれるように加熱する第2のクリーニングモードとのうちのいずれかのクリーニングモードに切り替えるものである。また、このクリーニングモード切替手段50は、冷却板14の冷却温度を制御し、さらに、感光体1、加圧ロール6、およびクリーニングロール12の、中間転写体2への接離を制御している。このクリーニングモード切替手段50の詳しい作用は後述する。
【0019】
以下、図1、図2を参照しながら説明した画像形成装置100が、記録用紙11に画像を形成するまでの様子について説明する。
【0020】
記録用紙11に画像を形成する時には、クリーニングモード切替手段50により、図1に示すように、感光体1、加圧ロール6、およびクリーニングロール12は中間転写体2に接触している。感光体1が中間転写体2に接触した状態において、トナー像形成器(図示せず)により感光体1上にトナー像が形成されると、そのトナー像は、感光体1の矢印A方向への回転により1次転写位置T1に搬送され、転写帯電器9によって中間転写体2に転写される。中間転写体2に転写されたトナー像は、その中間転写体2の矢印B方向の回転により加熱加圧位置T2に搬送される。トナー像が1次転写位置T1から加熱加圧位置T2に搬送される途中にある予備加熱ロール4は、トナー像が加熱加圧位置T2に搬送される前にそのトナー像を予め溶融しておくロールである。その予備加熱ロール4により、加熱加圧位置T2には溶融したトナー像が搬送される。その溶融したトナー像は、記録用紙11とともに加熱ロール5および加圧ロール6で加熱加圧され、その記録用紙11にトナー像が転写定着し、その記録用紙11は剥離ロール7で中間転写体2から剥離される。この画像形成装置100は、上述したように、加熱ロール5の下流側かつ剥離ロール7の上流側に冷却板14を備えており、記録用紙11は、加熱加圧位置T2から剥離ロール7の配置位置に向かって搬送される間に冷却される。従って、中間転写体2のトナーが記録用紙11に転移しやすく、その記録用紙11にきれいな画像が形成される。また、転写定着後、中間転写体2に残留したトナー等の残留物はクリーニング位置Cに搬送される。そのクリーニング位置Cに搬送される残留物の大部分は、中間転写体2の、記録用紙11に転写定着されるトナーの付着領域(画像領域)以外の領域(非画像領域)に付着した、比較的低濃度であるカブリトナーである。このようなカブリトナーを含む残留物が、クリーニング位置Cに配置されたクリーニングロール12の表面層12c(図2参照)に付着する。このとき、クリーニングロール12の温度がトナーの軟化点付近の温度(約113℃)に保たれていると、中間転写体2を介してそのクリーニングロール12から感光体1に伝達される熱がその感光体1に付与されたトナー(現像剤)を固化し、記録用紙11に形成される画像が劣化する恐れがあるため、クリーニングロール12の温度は、トナーの軟化点付近の温度より低い温度に保つことが必要である。ここでは、クリーニングモード切替手段50により、加熱源12dは、クリーニングロール12を、そのクリーニングロール12がトナーのガラス転移点(約65℃)付近の温度である70℃に保たれるように加熱している(尚、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は、約70℃に設定されている)。このように、クリーニングロール12をトナーのガラス転移点付近の温度に加熱することにより、トナー(現像剤)の固化が防止され、記録用紙11に形成される画像の劣化が防止される。また、クリーニング位置Cに搬送される残留物の大部分は比較的低濃度のカブリトナーであるため、クリーニングロール12をトナーの軟化点の温度に加熱しなくても、上記のように、トナーのガラス転移点の温度に加熱することにより、その残留物はほぼ100%そのクリーニングロール12の表面層12cに付着し、中間転写体2がほぼ完全にクリーニングされる。また、ここでは、クリーニングロール12の温度を70℃に保っているが、70℃より低い温度であっても、クリーニングロール12の温度がトナーのガラス転移点にあるのであれば、クリーニング位置Cに搬送される残留物の大部分は比較的低濃度のカブリトナーであるため、やはり中間転写体2はほぼ完全にクリーニングされる。
【0021】
上記の説明では、加熱加圧位置T2に記録用紙11が搬送されてその記録用紙11にトナー像が転写定着されるとき(以下、画像形成時と呼ぶ)に、中間転写体2をクリーニングする例について説明したが、次に、加熱加圧位置T2に記録用紙11が搬送されず、用紙Jamが発生したときに、中間転写体2をクリーニングする例について説明する。
【0022】
図3は、用紙Jam発生時において、トナーの、中間転写体2への付着状態の一例を示す図である。この図3において、画像形成装置100が備えているクリーニングモード切替手段50は、図示省略されている。
【0023】
中間転写体2表面の、感光体1周辺の部分には、粉状のトナー17が付着し
ている。また、中間転写体2表面の、予備加熱ロール4および加熱ロール5(加圧ロール6)周辺の部分には、それらロールの熱により溶融したトナー18が付着している。つまり、中間転写体2に付着するトナーには、粉状のものと、溶融したものとの2種類がある。用紙Jam発生時には、記録用紙11が加熱加圧位置T2に搬送されないため、画像形成時よりも、中間転写体2に高濃度のトナーが付着している。以下に、この高濃度のトナーが付着した中間転写体2をクリーニングする様子について、図1に戻って説明を続ける。
【0024】
用紙Jamが発生すると、クリーニングモード切替手段50により、中間転写体2から、感光体1、加圧ロール6、およびクリーニングロール12が離間する。このとき、クリーニングモード切替手段50により、加熱源12d(図2参照)は、クリーニングロール12を、そのクリーニングロール12の温度が画像形成時のクリーニングロール12の温度(70℃)よりも高温である110℃に保たれるように加熱する。その後、中間転写体2が回転し、その回転した中間転写体2に、加圧ロール6およびクリーニングロール12が接する。また、クリーニングモード切替手段50により、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は、画像形成時におけるクリーニングロール12への接触部分の温度(70℃)よりも高い温度に保たれる。ここでは、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度を90℃に保っている。中間転写体2の温度を高くする方法としては、加熱加圧位置T2に配置された加熱ロール5や加圧ロール6の温度を高くする方法、冷却板14,15の冷却を停止する方法、予備加熱ロール4の温度を高くする方法等がある。ここでは、クリーニングモード切替手段50は、冷却板14の冷却を停止しており、これにより、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は90℃程度に保たれる。中間転写体2は、加圧ロール6およびクリーニングロール12が接した後5回回転して停止する。このように、中間転写体2が5回回転する間に、その中間転写体2がクリーニングされる。用紙Jamが発生すると、上記のように、感光体1が中間転写体2から離間するため、クリーニングロール12から中間転写体2に伝達した熱が感光体1に伝達されることが確実に防止される。つまり、感光体1自体の温度上昇が防止される。仮に、用紙Jamが発生したときに、感光体1を中間転写体2に接触したままにしておくと、その中間転写体2を介してクリーニングロール12から感光体1に伝達された熱によりその感光体1の温度が上昇する。従って、その温度が上昇した感光体1にトナーを付与して画像の形成を開始すると、そのトナーが固化してしまう恐れがあるため、画像の形成を開始するにあたっては、その感光体1の温度が冷えるまで待つ必要がある。これに対し、本実施形態では、用紙Jamが発生すると、上記のように、感光体1が中間転写体2から離間するため、感光体1の温度が冷えるまで待つ必要がなく、すぐに画像の形成を開始することができる。
【0025】
用紙Jamが発生した時は、上述したように、画像形成時よりも高濃度のトナーが付着した中間転写体2をクリーニングする必要がある。つまり、用紙Jamが発生した時は、クリーニングロール12は画像形成時よりも高濃度のトナーを中間転写体2から除去する必要がある。そこで、本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、用紙Jamが発生したときに、中間転写体2をクリーニングするクリーニングロール12の温度を、画像形成時のクリーニングロール12の温度よりも高い温度に保っている。このようにクリーニングロール12の温度を画像形成時よりも高く保つことにより、クリーニングロール12の付着力が大きくなる。従って、仮に、用紙Jam発生時において、クリーニングロール12の温度を画像形成時の温度と同じ温度に保つと、用紙Jam発生時と画像形成時とでクリーニングロール12の付着力が同じであるため中間転写体2に付着した高濃度のトナーを除去することは難しいが、本実施形態では、用紙Jam発生時においては、上記のように、画像形成時よりもクリーニングロール12の付着力が大きく、クリーニングロール12の温度を画像形成時の温度と同じ温度に保つ場合と比較して、中間転写体2からのトナー除去が効率よく行われる。尚、本実施形態では、用紙Jamが発生したときは、クリーニングロール12の温度を110℃に保っている。上述したようにトナーの軟化点は約113℃であるが、トナーは113℃に近い温度であれば、113℃より低い温度、例えば110℃の温度に加熱されても軟化する。従って、クリーニングロール12の温度を110℃にすることにより、トナーは軟化する。このようにクリーニングロール12の温度をトナーが軟化する温度に保つことにより、用紙Jamが発生したときの中間転写体2からのトナー除去がさらに効率よく行われる。また、ここでは、クリーニングロール12の温度を110℃に保っているが、クリーニングロール12の温度を113℃よりも大きい温度に保っても、もちろんトナーは軟化するため、やはり、中間転写体2からのトナー除去がさらに効率よく行われる。
【0026】
このように、画像形成装置100は、画像形成時と用紙Jamが発生した時とで、クリーニングロール12の温度を異なる温度に調整している。これにより、中間転写体2に残留するトナーの量にかかわらず、その中間転写体2をクリーニングすることによる、記録用紙に形成される画像の劣化が防止される。
【0027】
本実施形態では、クリーニングロール12の表面層12cとして、ガラス転移点および軟化点それぞれが、トナーのガラス転移点および軟化点それぞれと同じものを用いているが、この表面層12の代わりに、ガラス転移点および軟化点それぞれが、トナーのガラス転移点および軟化点それぞれと異なる表面層を用いてもよい。表面層のガラス転移点および軟化点それぞれがトナーのガラス転移点および軟化点それぞれと異なっていても、画像形成時と用紙Jamが発生した時とで、その表面層を備えたクリーニングロールの温度を異なる温度に調整することにより、やはり、中間転写体2をクリーニングしても画像の劣化が防止される。
【0028】
また、本実施形態では、加圧ロール6およびクリーニングロール12は、中間転写体2に対し接離自在に接触するものであるが、これらロールが中間転写体2に常に接触しているものであっても、中間転写体に残留するトナーの量にかかわらず、その中間転写体をクリーニングすることによる、記録用紙に形成される画像の劣化を防止するという本発明の趣旨を逸脱するものではない。
【0029】
尚、本実施形態では、用紙Jamが発生したときは、中間転写体2をクリー
ニングする時のクリーニングロール12の温度を、画像形成時のクリーニングロール12の温度よりも高い温度に保つとともに、中間転写体2の、そのクリーニングロール12への接触部分の温度を、画像形成時におけるクリーニングロール12への接触部分の温度よりも高い温度に保っているため、中間転写体2に付着したトナーは、画像形成時と比較してさらに溶融した状態となる。これにより、中間転写体2と、その中間転写体2に付着したトナーとの付着力が低下し、トナーが中間転写体2からクリーニングロール12に転移しやすくなる。従って、中間転写体2の温度を画像形成時における中間転写体2の温度と同じ温度に保つよりも、中間転写体2からのトナー除去が効率よく行われる。
【0030】
また、本実施形態では、用紙Jamが発生したとき、中間転写体2を5回回転させてその中間転写体2をクリーニングしている。このように、中間転写体2を複数回回転させることにより、中間転写体2を1回回転させるよりも、中間転写体2からのトナー除去が効率よく行われる。
【0031】
また、本実施形態では、加圧ロール6は中間転写体2をクリーニングするクリーニングロールを兼ねており、中間転写体2のクリーニングは、クリーニングロール12に加えて、その加圧ロール6を用いて行われる。従って、クリーニングロール12のみで中間転写体2をクリーニングするよりも、さらに効率よく中間転写体2のクリーニングが行われる。
【0032】
尚、本実施形態では、画像形成時に中間転写体2をクリーニングする場合と、用紙Jamが発生した時に中間転写体2をクリーニングする場合とを取り上げ、それぞれの場合で、中間転写体2をクリーニングするときのクリーニングロール12の温度を低温ないし高温に保つことにより、中間転写体2に残留するトナーの量にかかわらず、その中間転写体2をクリーニングすることによる、記録用紙に形成される画像の劣化が防止されることを示したが、これらの場合以外にも、中間転写体2をクリーニングするときに、画像形成装置の構成要素の動作状態(例えば、感光体1が中間転写体2に接触しているか否か等)に応じてクリーニングロール12を低温ないし高温に保つことにより、その中間転写体2をクリーニングすることによる、記録用紙に形成される画像の劣化が防止される。
【0033】
以下に、図1に示す画像形成装置100において、中間転写体2がどのくらいのレベルまでクリーニングされているかについて、図4〜図7を参照しながら説明する。
【0034】
図4は、Jamが発生した時において、中間転写体2を加圧ロール6のみでクリーニングした時と、その中間転写体2をクリーニングロール12のみでクリーニングした時のクリーニンググレードを示すグラフである。
【0035】
中間転写体2を加圧ロール6のみでクリーニングする画像形成装置として、図1に示す画像形成装置100からクリーニングロール12が取り除かれた、中間転写体2を加圧ロール6のみでクリーニングする画像形成装置(以下、画像形成装置Aと呼ぶ)を用い、中間転写体2をクリーニングロール12のみでクリーニングする画像形成装置として、図1に示す画像形成装置100において、加圧ロール6がクリーニング機能を備えておらず、中間転写体2をクリーニングロール12のみでクリーニングする本発明の第2実施形態の画像形成装置(以下、画像形成装置Bと呼ぶ)を用いた。
【0036】
図4に示すグラフの横軸は、画像形成装置Aでは加圧ロール6の温度、画像形成装置Bでは、クリーニングロール12の温度である。縦軸は、中間転写体2をクリーニングした後の、その中間転写体2に残っている残留物の量を表すグレードであり、このグレードが小さいほど中間転写体2はよりきれいにクリーニングされていることを意味する。尚、ここでは、画像形成装置Bが備えている中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は90℃に設定されている。
【0037】
この図4に示すグラフから、加圧ロール6およびクリーニングロール12それぞれのクリーニング性能を比較すると、クリーニングロール12を用いた方が中間転写体2に残った残留物の量が少なく、本発明の第2実施形態である画像形成装置Bの方がクリーニング性能がよいことがわかる。
【0038】
図5は、画像形成装置A,BそれぞれにおいてJamが発生した時に、中間転写体2に加圧ロール6ないしクリーニングロール12を接触させたままの状態で、中間転写体2の回転数を変化させてその中間転写体2をクリーニングしたときのクリーニンググレードを示すグラフである。
【0039】
図5に示すグラフの横軸は中間転写体2のクリーニング回数である。ここでクリーニング回数とは、画像形成装置A,Bそれぞれにおいて、中間転写体2が加圧ロール6ないしクリーニングロール12に接触した後のその中間転写体2の回転数である。つまり、中間転写体2が加圧ロール6ないしクリーニングロール12に接触した後、その中間転写体2が1回転したときのクリーニング回数は1回であり、中間転写体2が2,3,……,7回転したときのクリーニング回数は2,3,……,7回である。縦軸は、中間転写体2をクリーニングした後の、その中間転写体2に残っている残留物の量を表すグレードであり、図4と同様に、このグレードが小さいほど中間転写体2はよりきれいにクリーニングされていることを意味する。尚、ここでは、画像形成装置Aが備えている加圧ロール6の温度は95℃に設定されている。また、画像形成装置Bが備えている中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は90℃であり、クリーニングロール12の温度は110℃に設定されている。
【0040】
図5から、画像形成装置A(加圧ロール6のみのクリーニング)では、中間転写体2を7回クリーニングしても、その中間転写体2を十分にクリーニングすることはできないが、一方、本発明の第2実施形態である画像形成装置B(クリーニングロール12のみのクリーニング)では、中間転写体2を7回クリーニングすることにより、その中間転写体2を目標グレードにまでクリーニングすることができる。ここで、目標グレードとは、中間転写体2にトナーが残っていない状態を表すグレードである。
【0041】
以上の結果から、クリーニングロール12の温度を110℃にすると、7回のクリーニングで、多量のトナーが付着した中間転写体2を目標グレードにまでクリーニングできることがわかる。
【0042】
次に、中間転写体2を、加圧ロール6とクリーニングロール12との双方のロールでクリーニングする、本発明の第1実施形態の画像形成装置100(図1参照)における中間転写体2のクリーニンググレードについて説明する。
【0043】
図6は、その画像形成装置100において、用紙Jamが発生した時における中間転写体2のクリーニンググレードを示すグラフである。尚、加圧ロール6の温度は95℃である(中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は90℃、クリーニングロール12の温度は110℃である)。
【0044】
このグラフから、加圧ロール6およびクリーニングロール12双方のロールを用いることにより、5回のクリーニングで、その中間転写体2を目標グレードにまでクリーニングできることがわかる。つまり、加圧ロール6およびクリーニングロール12双方のロールで中間転写体2をクリーニングすることにより、加圧ロール6およびクリーニングロール12のうちのいずれか一方のロールのみで中間転写体2をクリーニングするよりも、少ないクリーニング回数で、その中間転写体2を目標グレードにまでクリーニングできることがわかる。
【0045】
以下に、図1に示す画像形成装置100において、用紙Jamが発生した時に、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度を90℃よりも大きい温度に設定した時のクリーニンググレードについて説明する。
【0046】
図7は、そのクリーニンググレードを示すグラフである。尚、ここでは、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度は110℃、クリーニングロール12の温度110℃、加圧ロール6の温度は95℃に設定されている。
【0047】
図7から、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度を110℃にすることにより、3回のクリーニングで、その中間転写体2を目標グレードにまでクリーニングできることがわかる。また、図6、図7から、中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度を110℃よりもさらに大きい温度にすることにより、クリーニング回数をさらに減らすことができることがわかる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、中間転写体に残留するトナーの量にかかわらず、その中間転写体をクリーニングすることによる、記録用紙に形成される画像の劣化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置が備えているクリーニングロールの、軸方向の垂直断面図である。
【図3】用紙Jam発生時において、トナーの、中間転写体2への付着状態の一例を示す図である。
【図4】Jamが発生した時において、中間転写体2を加圧ロール6のみでクリーニングした時と、その中間転写体2をクリーニングロール12のみでクリーニングした時の、中間転写体2のクリーニンググレードを示すグラフである。
【図5】画像形成装置A,BそれぞれにおいてJamが発生した時に、中間転写体2に加圧ロール6ないしクリーニングロール12を接触させたままの状態で、中間転写体2の回転数を変化させてその中間転写体2をクリーニングしたときの、中間転写体2のクリーニンググレードを示すグラフである。
【図6】画像形成装置100において、用紙Jamが発生した時における中間転写体2のクリーニンググレードを示すグラフである。
【図7】中間転写体2の、クリーニングロール12への接触部分の温度を110℃に設定したときの、中間転写体2のクリーニンググレードを示すグラフである。
【図8】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光体
2 中間転写体
3 駆動ロール
4 予備加熱ロール
5 加圧ロール
5a,6a,13d 熱源
6 加熱ロール
7,8 ロール
9 転写帯電器
10 記録用紙搬送ガイド
11 記録用紙
12 クリーニングロール
12a 金属製基材
12b 弾性層
12c 表面層
13 対向ロール
14,15 冷却板
50 クリーニングモード切替手段
100 画像形成装置
Claims (8)
- 表面にトナー像が形成される像担持体、
前記像担持体上に接触もしくは近接した一次転写位置と所定の加熱加圧位置とを経由して循環移動し、前記一次転写位置で表面に前記像担持体上のトナー像の転写を受けて該トナー像を前記加熱加圧位置に搬送する中間転写体、
前記加熱加圧位置に所定の記録用紙を搬送する用紙搬送手段、
前記加熱加圧位置において、前記中間転写体上のトナー像を、該中間転写体と記録用紙との間に挟んで加熱するとともに加圧する加熱加圧手段、
前記中間転写体の移動経路の、前記一次転写位置よりも上流側かつ前記加熱加圧位置よりも下流側において前記中間転写体表面に接し該中間転写体をクリーニングするクリーニング部材、
前記クリーニング部材を、該クリーニング部材の温度を調整自在に加熱する加熱手段、および
前記クリーニング部材で前記中間転写体をクリーニングするにあたり、前記加熱手段が、前記クリーニング部材を、該クリーニング部材が第1の温度に保たれるように加熱する第1のクリーニングモードと、前記加熱手段が、前記クリーニング部材を、該クリーニング部材が前記第1の温度よりも高温の第2の温度に保たれるように加熱する第2のクリーニングモードとのうちのいずれかのクリーニングモードに切替えるクリーニングモード切替手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記クリーニング部材が、所定のガラス転移点を有する樹脂を表面に有し、
前記加熱手段が、前記第1のクリーニングモードにおいて前記クリーニング部材が前記樹脂のガラス転移点以上かつトナーのガラス転移点以上の温度に保たれるように、前記クリーニング部材を加熱するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記第2のクリーニングモードにおける中間転写体の、前記クリーニング部材への接触部分の温度が、前記第1のクリーニングモードにおける中間転写体の、前記クリーニング部材への接触部分の温度以上の温度に保たれるように、前記中間転写体の温度を調整する中間転写体温度調整手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記加熱手段が、前記第2のクリーニングモードにおいて前記クリーニング部材がトナーの軟化点以上の温度に保たれるように、前記クリーニング部材を加熱するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
。 - 前記加熱加圧手段が、前記中間転写体の、トナー像の転写を受ける表面側に配置された第1のロールと、前記中間転写体の裏面側に配置された第2のロールとを有し、該第1のロールおよび第2のロールで、前記中間転写体上のトナー像を、該中間転写体と記録用紙との間に挟んで加熱するとともに加圧するものであり、
前記第1のロールが、前記中間転写体の表面に接離自在に接触するロールであって、前記中間転写体の表面に接触することにより該中間転写体をクリーニングするクリーニングロールを兼ねたものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記クリーニングンモード切替手段は、前記第2のクリーニングモードに切り替えたときには、前記中間転写体が複数回循環移動する間該第2のクリーニングモードに保つものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記中間転写体の移動経路の、前記前記一次転写位置よりも下流側かつ前記加熱加圧位置よりも上流側において、前記中間転写体を予備加熱する予備加熱手段と、
前記中間転写体の移動経路の、前記加熱加圧位置よりも下流側かつ前記前記一次転写位置よりも上流側において、前記中間転写体を冷却する冷却手段とを備え、
前記中間転写体温度調整手段が、前記予備加熱手段の加熱温度、前記冷却手段の冷却温度、および前記加熱加圧手段の加熱温度のうちの少なくともいずれかの温度を調整することにより、前記中間転写体の温度を調整するものであることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 前記像担持体が、前記中間転写体に対し接離自在に接触するものであり、
前記第2のクリーニングモードにおいては、前記像担持体が前記中間転写体から離間するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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