JP3720153B2 - ラベル貼着容器の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、盲人等の目の不自由な人にでも識別することができる識別マークを施したラベルを樹脂製容器に一体に融着したラベル貼着容器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、通常の容器は、容器内の内容物の種類や製造メーカー等を表示するために印刷が施されたラベルが貼着されており、購入者や使用者はそれらラベルの絵柄や文字の表示を目で確認してから購入や使用がなされている。
しかし、盲人等の目の不自由な人には、これらラベルの表示を目で確認することができないことから、その容器の形状等を手の感触で読み取ったり、目の見える人にラベルを読んで貰ってからでないと、購入することや使用をすることができなかった。
そのために、製造メーカーでは盲人等の目の不自由な人にも容易に購入することが出来るように、その内容物の種類や等級等毎に容器本体の形状を変更したり、容器の蓋の形状等を変更して、容器本体に特殊なリブ形状の突起物等の目印を付けることがなされていた。例えば、特開昭63−317462号公報、特開平1−267159号公報、及び、特開平2−13932号公報に記載の発明には、その容器に凹凸のレリーフ(彫刻)の形状等を設けて手の感触で読み取ることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このように容器本体の形状を変更したり、容器の蓋の形状等を変更して、容器本体に特殊な目印を付けることは、その容器内の内容物の種類や等級毎に容器の成形用金型を変更しなければならず、その結果として、容器成形用金型の種類が多くなり、このことが製品のコストアップに影響を与えていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記問題点に鑑みて、容器本体や蓋の形状を変更したり、容器本体に特殊な目印を付けずに、内容物を識別することができないか鋭意研究を重ねた結果、識別マークを施したラベルを使用して樹脂製容器を成形することによりコストに影響の少ないラベル貼着容器が得られるとの知見に基づき本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明のラベル貼着容器の製造方法は、空孔率が5〜60%の微多孔性樹脂延伸フィルムの表面の一部に、(i) 線番40〜200本/インチのエンボス模様、(ii)穿孔、(iii) ミシン目、(iv)点字 (v) 発泡インキによる印刷、から選ばれた少なくとも一種類の識別マークを施し、且つ平面部も残したラベルを、該識別マークが金型壁に接するように金型内に配置した後、該金型内でインモールド成形を行なって、該ラベルを樹脂製容器に一体に融着させることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
[I] ラベル貼着容器
(1) 容器本体
(a) 素 材
本発明のラベル貼着容器の製造方法において、ラベルの貼着と容器の成形を金型内で一体にするインモールド成形に使用される容器本体用の素材としては、中空成形、射出成形、差圧成形(真空成形、圧空成形)、プレス成形、発泡成形などの成形方法によって各種容器を製造する際に使用される公知の熱可塑性樹脂を使用することができるが、特に融点が135〜264℃の熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
このような熱可塑性樹脂の具体例としては、ポリプロピレン、密度0.880〜0.965g/cm3 のポリエチレン、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボネートなどを挙げることができる。これら熱可塑性樹脂の中では特にポリプロピレン、高密度ポリチレンを使用することが好ましい。また、積層体として用いても良いし、二種以上をブレンドして用いても良い。
【0006】
(b) 形 状
上記容器の形状としては、種々の形状のものを使用することができる。
【0007】
(2) ラベル
本発明のラベル貼着容器の製造方法に用いられ、上記容器に融着して一体になるラベルとしては、下記の構造及び素材からなる識別マークを施したインモールド成形用の微多孔性樹脂延伸フィルムよりなるラベルが用いられる。
【0008】
(a) 構 造
上記識別マークを施したラベルは、その構造が、基材層と、該基材層の裏面側に積層されたヒートシール性樹脂よりなる接着層とから基本的に構成される二層構造のもの、或いは、更に、表面側に無機微細粉末を含有する樹脂フィルムの一軸延伸物の紙状層を形成した三層構造としたもの、或いは、更に多層構造としたものなどである。
【0009】
このようなラベルは、金型内で容器に貼着される前は紙片状であるが、貼着後は容器と一体となる。
【0010】
(b) 素 材(構成材料)
本発明のラベル貼着容器の製造方法におけるラベルとして用いられる素材としては、空孔率が5〜60%、好ましくは10〜45%の微多孔性樹脂延伸フィルムが用いられる。
【0011】
上記構造のラベルの場合の素材としては、例えば、以下の如くとなる。
【0012】
▲1▼ 基材層
基材層として用いられる材料としては、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリアミドなどの融点が127〜264℃の熱可塑性樹脂に、無機微細粉末を8〜65重量%含有させた樹脂フィルム、或いは、該樹脂フィルムの表面上に無機充填剤含有ラテックスを塗工させたフィルム、或いは、前記樹脂フィルムにアルミニウム、SiO2 等を蒸着させたものなどを挙げることができる。このような基材層は単層であっても、或いは、二層以上の積層された多層構造のフィルムであっても良い。
このような多層構造の樹脂フィルムの場合には共押出しによる方法やラミネートによる方法によって積層することができる。
【0013】
▲2▼ 接着層
前記基材層の樹脂フィルムの裏面側(樹脂容器と接する側)には、該基材層の素材樹脂(A)の融点より20℃以上の低い温度、好ましくは78〜145℃の融点を有する熱可塑性樹脂の単独又は2種以上の混合物(B,B′)よりなるヒートシール性樹脂が使用される。
ここで熱可塑性樹脂の融点とは、試料樹脂3〜10mgを、示差熱走査分析計(DSC)で昇温速度5℃/分で測定したときのDSC曲線のピークの温度である。
【0014】
このようなヒートシール性樹脂組成物としては、高密度ポリエチレン、中密度及び低密度ポリエチレン、直鎖線状ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸アルキルエステル共重合体、エチレン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体(アルキル基の炭素数は1〜8)、エチレン・メタクリル酸共重合体の金属塩(Zn、Al、Li、K、Na)等のエチレン系樹脂が用いられる。
特にパリソンの樹脂(C)がポリプロピレンや高密度ポリエチレンの場合、直鎖線状低密度ポリエチレン(密度:0.88〜0.94g/cm3 、メルトインデックス:0.05〜30g/10分)10〜55重量%と、低密度ポリエチレン、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体より選ばれた樹脂の一種以上90〜45重量%との混合物が良好である。
該ヒートシール性樹脂層は透明なフィルムでもよく、未延伸であっても延伸されていてもよい。好ましくは延伸されていても結晶配向していないことがよい。
【0015】
(c) 延 伸
上記基材層にヒートシール性樹脂を積層した積層フィルムは、少なくとも一方向に延伸される。該延伸は通常3〜12倍、好ましくは4〜10倍に、特に好ましくは縦方向に3.5〜10倍、好ましくは4〜7倍、横方向に3.5〜12倍、好ましくは5〜10倍に延伸される。
【0016】
(d) 肉 厚
ラベルの総肉厚は、一般に30μm〜300μm、好ましくは45〜200μmである。この内ヒートシール性樹脂を有するラベルの接着剤層の厚みは一般に1〜30μm、好ましくは2μm〜20μmである。
【0017】
(e) その他の処理
前記延伸後の積層フィルム(合成紙)は、必要であれば、コロナ放電加工、火炎処理、プラズマ処理などを施すことによって、表面の印刷性、接着性を改善しておくことができる。
また、前記基材層の表面側、例えば紙状層には、通常印刷が施される。この様な印刷としては、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷などがあり、これによって、商品名、製造元、販売会社名、キャラクター、バーコード、使用方法などを印刷することができる。
【0018】
(f) 識別マーク
本発明のラベル付容器の製造方法に用いられるラベルには識別マークが設けられていることが重要である。
該識別マークとしては、線番40〜200(1インチ当たりの線の本数)のエンボス模様、1〜10mmφの穿孔、ミシン目、点字、発泡インキによる印刷等を挙げることができる。これら識別マークは少なくとも一種類の識別マークを単独又は併用して用いることができる。
【0019】
(i) 線番40〜200本/インチのエンボス模様
線番40〜200本/インチのエンボス模様としては、線状、台形、格子等である。
(ii) 穿孔
穿孔としては、例えば、1〜10mm、好ましくは2〜6mm程度の孔を開けたものである。孔の形状としては丸、四角、三角、星型等の各種の形状とすることができる。
(iii) ミシン目
ミシン目としては、1〜5mm、好ましくは2〜3mm程度の間隔で、幅0.3〜1mm、好ましくは0.3〜0.6mm程度の大きさの細孔を連続して穿けることができる。
(iv) 点字
点字としては、2〜5mm、好ましくは3〜4mm程度の間隔で、3×3〜12×12mm角、好ましくは5×5〜10×10mm角程度の大きさのエンボスを設ける。
【0020】
(g) 抜打加工
上記印刷・識別マークが施された容器用ラベルは、抜打加工により必要な形状、寸法のラベルに分離される。このラベルは容器表面の一部に貼着される部分的なものであっても良いが、通常はカップ状容器の側面部を取り巻くブランクとして形成することができる。
【0021】
[II] インモールド成形
(1) 配 置
上記識別マークを備えるラベルを樹脂製容器と一体とするために、該識別マークがインモールド成形用金型内の壁面と接する様に配置させた後に、インモールド成形が実施される。
【0022】
(2) 成 形
ラベルを樹脂製容器に一体となる様に融着させるための上記インモールド成形としては、真空成形、圧空成形、中空成形、マッチドダイ成形、又は、射出成形を挙げることができる。
(a) 真空成形又は圧空成形
識別マークをインモールド成形用金型内の壁面と接する様に配置させた後に、該溶融樹脂シートを金型内に導いて、減圧にして、又は、圧空ガスを用いる公知の真空成形及び/又は圧空成形の方法で実施される。
【0023】
(b) 中空成形
識別マークをインモールド成形用金型内の壁面と接する様に配置させた後に、溶融パリソンを金型内に導いて、公知の中空成形の方法で実施される。
中空容器の製造
具体的には、例えば、予め前記ラベルの識別面を金型面に、接着層側を金型内壁面の内側に向けてインサートした後、該金型内に押出機によって溶融混練させたポリプロピレン樹脂あるいは高密度ポリエチレン樹脂など熱可塑性樹脂のパリソンを170℃〜250℃の温度で垂下して、その一端を型締めにより封止した後、該パリソンの内部に0.5〜10kg/cm2 G、好ましくは2〜5kg/cm2 Gの圧縮ガスを導入することによりパリソンを膨張させる。
これによってパリソンの外側の面を金型の内壁に押圧して、該パリソンを金型の形状に沿った形状に成形すると共に、前記金型の内壁にインサートされたラベルの接着層に溶融したパリソンを接着させて、ラベルの接着層の樹脂を溶融してパリソンとラベルの接着層とを融着させた後、冷却して、金型を開き、ラベル付きの中空成形容器を金型より取り出して製造する。
【0024】
(c) 射出成形
識別マークをインモールド成形用金型内の壁面と接する様に配置させた後に、溶融樹脂を射出成形する通常の射出成形法により、ラベルを樹脂製容器に一体に融着させることができる。
【0025】
[III] ラベル貼着容器
以上のようにして製造されたラベル付容器は、ブリスターの発生の少ない良好なもので、成形サイクルが短く成形コストも安価であることから、シャンプー容器、食用油瓶、モーターオイル容器、トイレ殺菌溶剤容器、その他生活用各種容器等の汎用容器として利用することができる。
【0026】
【実施例】
以下に示す実験例によって、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1〜3
(1) インモールド用ラベルの製造
王子油化合成紙(株)製微多孔ポリプロピレン延伸フィルムよりなる合成紙「ユポFPG−80」(商品名:空孔率31%)の片面に、東洋モートン(株)製感熱型ヒートシール剤「アドコートX33P5」[エチレン・酢酸ビニル共重合体(DSCで測定した結晶化温度58℃)のトルエン溶液]を4g/mの塗布量にて塗工し、乾燥し、更に、ヒートシール剤とは反対に、それぞれ(イ)ヘアーシャンプー用(参考例)、(ロ)ヘアーリンス用(実施例)、及び、(ハ)ボディーシャンプー用(実施例)の印刷を施した。
次いで、(イ)ヘアーシャンプー用ラベルに線番60本/インチの全面エンボスを施すと共に直径5mmの穿孔を6個開け、(ロ)ヘアーリンス用ラベルに線番100本/インチの両側面エンボスを施すと共に直径5mmの穿孔を5個開け、(ハ)ボディーシャンプー用ラベルの1/4面に線番120本/インチのエンボスを施すと共に直径5mmの穿孔を4個及び直径3mmの穿孔を5個開けて、上記(イ)毛髪用シャンプー(参考例)、(ロ)ヘアーリンス(実施例)、及び、(ハ)ボディーシャンプー(実施例)の大きさをそれぞれ10cm×10cmのインモールド用ラベルとして打ち抜いて、(イ)毛髪用シャンプー用ラベル、(ロ)ヘアーリンス用ラベル、及び、(ハ)ボディーシャンプー用ラベルを製造した。
【0027】
(2) 中空成形
これらのインモールド用ラベルを、該ラベルのヒートシール剤の塗工された面(接着層)と反対側の面(表面層)が金型の壁面に接するように金型に装着させた。
次いで、この金型内に三菱化学(株)製「高密度ポリエチレンBZ−50」を、(株)プラコー製「V−50型中空成形機」にて、200℃の樹脂温度でパリソンを押し出した。
そして、該パリソンを、20℃の冷却水を30リットル/分の水量で冷却した金型で挟みつけた後、圧力5kg/cmの圧縮空気をパリソン内に供給して該金型内壁にパリソンを賦形させた後、型開きして、胴直径が60mm、高さが200mm、肉厚が1mmの、(イ)ヘアーシャンプー用中空容器(参考例)、(ロ)ヘアーリンス用中空容器(実施例)、及び、(ハ)ボディーシャンプー用中空容器(実施例)として成形した。
【0028】
(3) 評 価
上記(イ)ヘアーシャンプー用中空容器、(ロ)ヘアーリンス用中空容器、及び、(ハ)ボディーシャンプー用中空容器を予め識別法を教示しておいた全盲の人10名にて試験して貰った結果、全員が全面エンボスと直径5mmの穿孔が6個開けられた容器が(イ)ヘアーシャンプー用中空容器の600円であり、両側面エンボスと直径5mmの穿孔が5個開けられた容器が(ロ)ヘアーリンス用中空容器の500円であり、及び、1/4エンボスと直径5mmの穿孔を4個及び直径3mmの穿孔を5個開けられた容器が(ハ)ボディーシャンプー用中空容器であることを簡単に当てた。
【0029】
【発明の効果】
このような本発明のラベル貼着容器の製造方法は、盲人等の目の不自由な人にも識別することができる、線番40〜200本/インチのエンボス模様、穿孔、ミシン目、点字 (v) 発泡インキによる印刷、の識別マークが施されたラベルであることから、そのラベルを手の感触で読み取ることができるので、盲人等の目の不自由な人にも容器内の内容物を知った上で購入したり、使用することができる。
従って、製造メーカーでは、容器内の内容物の種類や等級毎に容器の成形用金型を変更しなくても、単にラベルに識別マークを施せば良いので、金型の種類を少なくでき、製品のコストアップを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のラベル貼着容器の製造方法にて製造されたエンボス及び大小の穿孔による識別マークを施したインモールド成形用ラベルを貼着したラベル貼着ボディーシャンプー用中空容器の斜視図である。
【符号の説明】
1 ラベル貼着容器
2 インモールド用ラベル
3 エンボス
4 穿孔(大)
5 穿孔(小)

Claims (4)

  1. 空孔率が5〜60%の微多孔性樹脂延伸フィルムの表面の一部に、(i) 線番40〜200本/インチのエンボス模様、(ii)穿孔、(iii) ミシン目、(iv)点字 (v) 発泡インキによる印刷から選ばれた少なくとも一種類の識別マークを施し、且つ平面部も残したラベルを、該識別マークが金型壁に接するように金型内に配置した後、該金型内でインモールド成形を行なって、該ラベルを樹脂製容器に一体に融着させることを特徴とするラベル貼着容器の製造方法。
  2. インモールド成形が、識別マークを金型壁に接するように配置した後、該金型内に、溶融樹脂シートを導いて真空成形又は圧空成形、或いは、溶融パリソンを導いて中空成形、或いは、溶融樹脂を射出成形する、請求項1に記載のラベル貼着容器の製造方法。
  3. 空孔率が5〜60%の微多孔性樹脂延伸フィルムの表面の一部に、 (i) 線番40〜200本/インチのエンボス模様、 (ii) 穿孔、 (iii) ミシン目、 (iv) 点字、 (v) 発泡インキによる印刷、から選ばれた少なくとも一種類の識別マークを施し、且つ平面部も残したことを特徴とするインモールド成形用ラベル。
  4. 空孔率が5〜60%の微多孔性樹脂延伸フィルムの表面の一部に、 (i) 線番40〜200本/インチのエンボス模様、 (ii) 穿孔、 (iii) ミシン目、 (iv) 点字、 (v) 発泡インキによる印刷、から選ばれた少なくとも一種類の識別マークを施し、且つ平面部も残したラベルを、該識別マークが金型壁に接するように金型内に配置した後、該金型内でインモールド成形を行なって、該ラベルを樹脂製容器に一体に融着させることにより得られたことを特徴とするラベル貼着容器。
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