JP3718646B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターンシグナル、ワイパー及び変速機のシフトアップ、シフトダウンを指示可能とするスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスイッチ装置としては、例えば特許第2897513号公報に記載されたようなものがある。前記特許第2897513号公報に記載されたものは、ステアリングホイールの近くのステアリングコラム部の左側にシフトレバーを配置し、同右側にウインカーレバーを配置し、ステアリングコラム部の上側にダイヤル式のワイパースイッチ及びオートドライブスイッチを配置したものである。
【0003】
前記シフトレバーは、P(パーキング)、R(後退)、N(中立)、D(ドライブ)の各ポジションへの操作及びこれと直交するUP(シフトアップ)、DW(シフトダウン)の2つのポジションへの操作ができるようになっている。すなわち、シフトレバーがDのポジションにあるときにUP、DWの何れかの方向へ操作することにより、変速機のシフトアップ、シフトダウンの操作を一段ずつ行うことができる。
【0004】
従って、走行中にワンタッチで他のシフトレンジに切り換えることができ、運転者の所望するシフトレンジを即座に選択して、運転者の意志通りに好みに合った走行を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構造では、ワイパースイッチがステアリングコラム部の上側に位置するため、操作性が悪いという問題があった。
【0006】
これに対し、特開平3−253425号公報に記載されたようなものがある。この従来のものは、コラムシフトレバーの端部にワイパースイッチを一体的に設けたものである。
【0007】
しかしながら、この構造では、UP、DWの操作部を有していないため、運転者が自分の意思通りの変速操作をすることができないという問題がある。
【0008】
本発明は、ワイパースイッチ等の操作性を損なわずに、ターンシグナル操作、ワイパー操作及びシフトアップ、シフトダウンを的確に指示することのできるスイッチ装置の提供を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ターンシグナルの動作を指示するための第1操作レバーをステアリングホイールの近傍一方側に備えた第1のレバースイッチ及びワイパーの動作を指示するための第2操作レバーをステアリングホイールの近傍他方側に備えた第2のレバースイッチを自動車操舵装置のステアリングコラムに設け、前記第1,第2のレバースイッチは、前記第1,第2操作レバーの一方を前記ステアリングホイール方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトアップを指示し、同他方を前記ステアリングホイール方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトダウンを指示するスイッチを兼ねることを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載のスイッチ装置であって、前記第1のレバースイッチは、接点を備えた極盤上に前記第1操作レバーのターンシグナル操作で連動する第1可動子及び前記第1操作レバーの引き上げ操作で連動する第2可動子を備え、前記第2のレバースイッチは、前記第2操作レバーの引き上げ操作で連動する第3可動子を備え、前記第1可動子の連動により前記ターンシグナルへの動作指示を行い、前記第2,第3可動子の一方の連動により前記シフトアップを指示すると共に、同他方の連動により前記シフトダウンを指示することを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のスイッチ装置であって、前記第1,第2操作レバーに、前記ステアリングホイールの湾曲に沿って延びる操作腕部を設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、前記第1操作レバーに、車両に設けられた灯火の動作を指示するためのライティングスイッチを設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項4記載のスイッチ装置であって、前記ライティングスイッチは、前記操作腕部に設けた複数のプッシュスイッチであることを特徴とする。
【0014】
請求項6の発明は、請求項4記載のスイッチ装置であって、前記ライティングスイッチは、前記操作腕部に設けられ軸周りに回転操作するロータリースイッチであることを特徴とする。
【0015】
請求項7の発明は、請求項6記載のスイッチ装置であって、前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部から前記ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されていることを特徴とする。
【0016】
請求項8の発明は、請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、前記第2操作レバーの操作腕部に、前記ワイパーの動作を指示するための複数のプッシュスイッチを設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項9の発明は、請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、前記第2操作レバーの操作腕部に、前記ワイパーの動作指示を軸周りの回転操作で指示するためのロータリースイッチを設けたことを特徴とする。
【0018】
請求項10の発明は、請求項9記載のスイッチ装置であって、前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部から前記ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明では、ステアリングホイールの近傍一方側に備えられた第1操作レバーによってターンシグナルの動作を指示することができる。又、ステアリングホイールの近傍他方側に備えられた第2操作レバーによってワイパーの動作を指示することができる。さらに、第1,第2操作レバーの一方を前記ステアリングホイール方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトアップを指示し、同他方を前記ステアリング方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトダウンを指示することができる。従って、第1,第2のレバースイッチの第1操作レバー,第2操作レバーを操作するだけで、ターンシグナルの操作指示、ワイパーの操作指示、シフトアップ、シフトダウンの指示の何れかを行うことができ、ワイパーの操作指示の向上を図りながら、シフトアップ、シフトダウンによって運転者が自分の意思通りの変速操作を行うことができる。またステアリングホイール近くのステアリングコラム周辺のスイッチ構成を単純化でき、運転者の操作性を向上させることができる。
【0020】
請求項2の発明では、請求項1の発明の効果に加え、前記第1のレバースイッチは接点を備えた極盤上に前記第1操作レバーのターンシグナル操作で連動する第1可動子及び前記第1操作レバーの引き上げ操作で連動する第2可動子を備え、前記第2のレバースイッチは前記第2操作レバーの引き上げ操作で連動する第3可動子を備えたため、前記第1操作レバーのターンシグナル操作によって第1可動子を連動させ、該第1可動子の連動によりターンシグナルへの動作指示を行うことができる。また、第1操作レバーの引き上げ操作で第2可動子を連動させ、第2操作レバーの引き上げ操作で第3可動子を連動させ、前記第2,第3可動子の一方の連動によりシフトアップを指示し、同他方の連動によりシフトダウンを指示することができる。従って、第1,第2操作レバーの操作によってターンシグナルの動作指示、ワイパーの動作指示及びシフトアップ、シフトダウンの指示を確実に行うことができる。
【0021】
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明の効果に加え、前記第1,第2操作レバーに前記ステアリングホイールに沿って延びる操作腕部を設けたため、ステアリングホイールを握って操舵しているときでも、その位置で操作腕部に指を掛けて第1,第2操作レバーを引き上げ操作することによりシフトアップ、シフトダウンの指示を確実に行うことができる。
【0022】
請求項4の発明では、請求項1〜3の何れかの発明の効果に加え、前記第1操作レバーに車両に設けられた灯火の操作を指示するためのライティングスイッチを設けたため、車両の前照灯の操作等を的確に行うことができる。
【0023】
請求項5の発明では、請求項4の発明の効果に加え、前記ライティングスイッチは前記操作腕部に設けた複数のプッシュスイッチであるため、第1操作レバーに大きな変更を伴うことなくライティングスイッチを設け、そのプッシュ操作によって前照灯の操作を確実に行うことができる。
【0024】
請求項6の発明では、請求項4の発明の効果に加え、前記ライティングスイッチは前記操作腕部に設けられ軸周りに回転操作するロータリースイッチであるため、ロータリースイッチの操作によって前照灯等の操作を確実に行うことができる。また、ロータリースイッチであるため、スイッチの占める部分をコンパクトにすることができる。
【0025】
請求項7の発明では、請求項6の発明の効果に加え、前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部から前記ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されたため、第1操作レバーによってターンシグナルの動作指示を行うとき、ロータリースイッチに指を掛けて第1操作レバーを操作する構成とすることも可能となり、ターンシグナルの動作指示を確実且つ容易に行わせることができる。
【0026】
請求項8の発明では、請求項1〜3の何れかの発明の効果に加え、前記第2操作レバーの操作腕部に前記ワイパーの動作を指示するための複数のプッシュスイッチを設けたため、第2操作レバーの大幅な変更を伴うことなくプッシュスイッチを容易に設け、ワイパーの動作を確実に指示することができる。
【0027】
請求項9の発明では、請求項1〜3の何れかの発明の効果に加え、前記第2操作レバーの操作腕部に前記ワイパーの動作を軸周りの回転操作で指示するためのロータリースイッチを設けたため、ロータリースイッチの操作によってワイパーの動作指示を確実に行うことができる。
【0028】
請求項10の発明では、請求項9の発明の効果に加え、前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部から前記ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されたため、ロータリースイッチの操作を容易に行い、ワイパーの動作指示を確実に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図8は本発明の第1実施形態を示している。まず、図1は本発明の第1実施形態に係るスイッチ装置を備えたステアリングホイール周辺の一部省略斜視図、図2は同平面図、図3は同分解斜視図、図4は同一部切欠側面図である。
【0030】
これら図1〜図4のように、スイッチ装置1は第1のレバースイッチ3及び第2のレバースイッチ5を備えている。これら第1,第2のレバースイッチ3,5は、自動車操舵装置のステアリングコラム7に設けられている。すなわち、ステアリングコラム7にはブラケットを介してボディ9が取り付けられ、ネジ止めによって固定されている。前記ボディ9に対し、前記レバースイッチ3,5のスイッチ体11,13が可撓爪及び係合部による着脱可能な係脱構造によって嵌合固定されている。
【0031】
前記第1のレバースイッチ3は、第1操作レバー15を備え、前記第2のレバースイッチ5は、第2操作レバー17を備えている。前記第1操作レバー15は、ターンシグナルの動作を指示するためのものであり、ステアリングホイール19の近傍一方側、本実施形態では右側(右ハンドル車)に備えられている。前記第2操作レバー17は、ワイパーの動作を指示するためのものであり、前記ステアリングホイール19の近傍他方側、本実施形態において左側に備えられている。
【0032】
尚、前記ステアリングホイール19は、本実施形態においてスポーク21が1本のタイプであり、中央にパッド部23が備えられている。なお、スポーク21は、複数本にすることも可能である。このステアリングホイール19は、前記ステアリングコラム7の先端においてステアリングシャフト24に結合されている。
【0033】
前記第1,第2のレバースイッチ3,5は、前記第1,第2操作レバー15,17の一方を前記ステアリングホイール19方向(ステアリングシャフト24の軸心に沿った方向))へ引き上げ操作することで変速機のシフトアップを指示し、同他方を前記ステアリングホイール19方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトダウンを指示するスイッチを兼ねている。
【0034】
本実施形態においては、前記第1操作レバー15を前記引き上げ操作することでシフトアップを指示し、前記第2操作レバー17を前記引き上げ操作することでシフトダウンを指示する構成となっている。
【0035】
前記第1,第2操作レバー15,17に、前記ステアリングホイール19の湾曲に沿って延びる操作腕部25,27がステアリングホイール19と略平行となるように設けられている。この操作腕部25,27は、運転者がステアリングホイール19を握って操舵したときでも、その握り位置を変えることなく操舵位置で前記操作腕部25,27に指を掛けるなどして第1,第2操作レバー15,17を引き上げ操作できるようにするためのものである。
【0036】
前記操作腕部25,27は、レバー部29,31の先端に取り付けられている。前記操作腕部25,27は、前記ステアリングホイール19よりも下側(運転者とは反対側)に位置し、ステアリングホイール19の前面から視認できるようにステアリングホイール19の内周側に位置し、その表面がステアリングホイール19とパッド部23との間に図2のように露出している。
【0037】
前記第1操作レバー15には、図5の操作腕部25周辺の拡大平面図をも参照すると明らかなように、操作腕部25に複数のプッシュスイッチ33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hで構成されたライティングスイッチ35が設けられている。このライティングスイッチ35は、車両に設けられた前照灯等の灯火の動作を指示するためのものである。
【0038】
前記プッシュスイッチ33aはその表面の押圧操作によってフォグランプを点灯させるものである。前記プッシュスイッチ33bはその表面の押圧操作によってフォグランプを消灯させるものである。前記プッシュスイッチ33cはその表面の押圧操作によって前照灯をメインビームにするものである。前記プッシュスイッチ33dはその表面の押圧操作によって前照灯をディマービームにするものである。前記プッシュスイッチ33eはその表面の押圧操作によって車幅灯を点灯させるものである。前記プッシュスイッチ33fはその表面の押圧操作によってオート(AUTO)の切り換えを操作するもので、オートに切り替えられたときは光センサによる車両周辺の光環境に応じて前照灯及び車幅灯を自動で点消灯させるものである。前記プッシュスイッチ33gはその表面の押圧操作によって前記前照灯及び車幅等を消灯するためのものである。前記プッシュスイッチ33hは前記操作腕部25の上下中間部においてステアリングホイール19の外周側へ向けて突設されたもので、ステアリングホイール19の内周側へ押圧することによって前照灯をパッシング動作させるものである。
【0039】
前記プッシュスイッチ33a〜33gの構造は、例えば図6のようになっている。この図6は操作腕部25のプッシュスイッチ33aの部分での断面図である。他のプッシュスイッチ33b,33c,33d,33e,33f,33g,33hも同様な断面となっている。図5,図6のように前記操作腕部25は、前記レバー部29の先端に例えば樹脂等によって一体に設けられたベース部25aを備え、該ベース部25aの上面に各プッシュスイッチ33a〜33gに対応してそれぞれ固定接点37が設けられている。なお、プッシュスイッチ33hについても固定接点が別に設けられている。前記ベース部25aの上面には、ゴム等によって形成された可撓のスイッチカバー部39が設けられている。このスイッチカバー部39の上部内面には、各プッシュスイッチ33a〜33gに対応してそれぞれ可動接点41が設けられている。
【0040】
前記各固定接点37は、例えばプリント配線、メッキ配線等によってベース部25aからレバー部29を介しスイッチ体11側に導通され、ライティングスイッチのための回路が構成されている。従って、プッシュスイッチ33a〜33gのいずれかにおいてスイッチカバー部39の上面を押圧すると、可動接点41が固定接点37に接触して導通状態となり、各プッシュスイッチ33a〜33gに対応した動作指示信号が送られることになる。前記プッシュスイッチ33hにおいては、押圧することによって同様に可動接点が固定接点に接触し、動作指示信号が送られるようになっている。
【0041】
前記プッシュスイッチ33hは、ステアリングホイール19の外周側へ向けて突設されているため、ステアリングホイール19を握りながらプッシュスイッチ33h側面に指を掛け、第1操作レバー15を図5の矢印A,B方向に操作して、ターンシグナルの動作を容易に指示することができる。
【0042】
前記第2操作レバー17には、図7の操作腕部27周辺の拡大平面図をも参照すると明らかなように、操作腕部27にワイパーの動作を指示するための複数のプッシュスイッチ43a,43b,43c,43d,43fが設けられている。
【0043】
前記プッシュスイッチ43aは、その表面の押圧操作によってウオッシャの動作を指示するためのものである。前記プッシュスイッチ43bはその表面の押圧操作によって動作させたワイパーを高速動作させるものである。前記プッシュスイッチ43cはその表面の押圧操作によって動作させたワイパーを低速動作させるものである。前記プッシュスイッチ43dはその表面の押圧操作によってワイパーを間欠動作させるものである。前記プッシュスイッチ43fはその表面の押圧操作によってワイパー動作を停止させるものである。
【0044】
前記プッシュスイッチ43aとプッシュスイッチ43bとの間には、操作腕部27の外周面に突設したロータリースイッチ45が設けられている。このロータリースイッチ45は、間欠動作させたワイパーのボリュームを調整するものである。
【0045】
前記プッシュスイッチ43a〜43fの構造は、前記図6と同様となっており、前記操作腕部27の表面には、前記図6の場合と同様にスイッチカバー部47が設けられている。前記スイッチカバー部47の内、前記ロータリースイッチ45を設けた部位の表面には間欠ワイパー用のボリューム表示49が設けられている。
【0046】
前記プッシュスイッチ43a〜43fは前記のように表面を押圧することによって可動接点が固定接点に接触し、動作指示信号が送られるようになっている。従って、プッシュスイッチ43a〜43fにおいてもプリント配線、メッキ配線等によってスイッチ体13側に配索され、ワイパー操作のための回路が構成されている。
【0047】
前記第1のレバースイッチ3のスイッチ体11側の構造は、例えば図4,図8のようになっている。図8は前記スイッチ体11周辺の拡大断面図を示している。図4,図8のように、前記レバー部29のスイッチ体11側の端部は、ケース53内に挿入され、可動体61に軸51により回転自在に支持されている。前記ケース53は、前記ボディ9に前記のように嵌合固定され、且つねじ止めされている。
【0048】
前記レバー部29の端部には、節度体支持筒部55が設けられている。この節度体支持筒部55には、節度ばね57及び節度体59が収容されている。前記節度ばね57はコイルスプリングで構成され、前記節度体59はスチールボールで構成されている。この節度体59は前記節度ばね57の付勢力によって、可動体61の節度溝63に圧接されている。この節度溝63は、図8より明らかなようにV字状のカム面として構成されており、上端には前記レバー部29端部が当接するストッパ65が形成されている。この節度溝63に対する節度体59の圧接によって、第1操作レバー15の軸51を中心にした矢印C,D方向の操作に節度感を与えることができる。
【0049】
前記節度体支持筒部55の下側には、第2操作杆67が一体に突出形成されている。この第2操作杆67は第2可動子69の長穴71に係合されている。前記第2可動子69には可動接点が支持されており、該可動接点が前記ケース53に支持された極盤73上を摺動するようになっている。すなわち第2可動子69が矢印E方向に移動すると、第2可動子69の可動接点が極盤73上の固定接点に接触し、一段シフトアップの指示を行うための信号が出力されるようになっている。
【0050】
前記可動体61は、軸75を中心としてレバー部29と共に図8の紙面直交方向である図3の矢印A,B方向へ回動する構成となっている。また、可動体61には左右側に図示しない節度体が弾装され、この節度体により前記軸75を中心とした回動に節度を与えることができる。
【0051】
前記可動体61にはその下端に、第1操作杆77が突出形成されている。この第1操作杆77は、ケース53の仕切壁78に形成された貫通孔79を貫通し、第1可動子81の係合部83に係合している。前記第1可動子81の下端には、可動接点が支持されており、前記極盤73の上面を摺動する構成となっている。従って、前記第1操作レバー15を図3の矢印A,B方向へ操作して、可動体61を軸75を中心にして図8の紙面直交方向へ回動操作すると、第1可動子81が極盤73の上面を摺動して固定接点に接触し、左又は右のターンシグナルを点滅させることができる。
【0052】
前記ケース53の上部には、キャンセルカム85、板ばね87、カムガイド89及びコイルスプリング91が配置され、蓋部材93で閉塞されている。前記キャンセルカム85は、上下に軸95a,95bを有し、下側の軸95bが前記可動体61の溝97に遊嵌され、上側の軸95aが前記蓋部材93の長孔99に遊嵌されている。前記板ばね87は、図8の紙面直交方向に長く、その両端が前記蓋部材93に保持され、中央でキャンセルカム85を図8において左方向に付勢している。前記カムガイド89は、前記可動体61上に載置され、前記コイルスプリング91で前記キャンセルカム85側に付勢されている。前記蓋部材93は、前記ケース53の上側開口端に嵌着されている。
【0053】
前記キャンセルカム85、板ばね87、カムガイド89、コイルスプリング91及びステアリングシャフト側のキャンセルピンの協働によって、第1操作レバー15を図3の矢印A,B方向へ操作して、ターンシグナルの動作指示を行った後、ステアリングを戻すと第1操作レバー15は自動的に中立位置へ復帰し、またステアリングホイールの操作に拘わらず第1操作レバー15を運転者の強制的な操作によってターンシグナルの動作指示の状態に維持することができる。
【0054】
こうして前記第1のレバースイッチ3は、固定接点を備えた極盤73上に前記第1操作レバー15のターンシグナル操作で連動する第1可動子81及び前記第1操作レバー15の引き上げ操作で連動する第2可動子69を備えた構成となっている。
【0055】
前記第2のレバースイッチ5は、前記第2操作レバー17の引き上げ操作で連動する第3可動子を備えている。すなわち前記第2のレバースイッチ5の前記スイッチ体13は、前記第1のレバースイッチ3のスイッチ体11とほぼ同様な構成となっている。但し、第2のレバースイッチ5では、ターンシグナルの動作指示は行わないので、第1可動子81、キャンセルカム85、板ばね87、カムガイド89、コイルスプリング91を省いた構成となっている。その他の構成はスイッチ体11とほぼ同一構成であり、スイッチ体13ではスイッチ体11の第2可動子69が第3可動子となっている。
【0056】
そして、前記第1可動子81の連動により、前記ターンシグナルへの動作指示を行い、前記第2,第3可動子の一方、本実施形態では第2可動子69の連動により前記シフトアップを支持すると共に、同他方、本実施形態においては第3可動子の連動により前記シフトダウンを指示する構成となっている。
【0057】
次に作用を説明する。
(ターンシグナルの動作指示)
ターンシグナルの動作指示のためには、第1操作レバー15を図3の矢印A又はB方向へ操作する。例えば左折の場合にはA方向へ操作し、右折の場合にはB方向へ操作する。このとき運転者はステアリングホイール19を握りながら、プッシュスイッチ33h側面に指を引っ掛けて第1操作レバー15を矢印A,B方向へ容易に操作することができる。
【0058】
前記操作によって、スイッチ体11では図8においてレバー部29が可動体61の軸75を中心にして、可動体61と共に図8の紙面直交方向へ回動する。この回動によって、第1操作杆77、係合部83を介して第1可動子81が紙面直交方向へ直線移動し、第1可動子81の可動接点が極盤73側の固定接点に接触して左折又は右折のターンシグナルの動作を指示することができる。
【0059】
第1操作レバー15を戻し、あるいはハンドル操作の戻しによってキャンセルカム85を介し第1操作レバー15がニュートラル位置に戻されると、第1可動子81もニュートラル位置となり、ターンシグナルの動作指示が終了する。
(シフトアップ、シフトダウンの指示)
シフトアップの指示を行うには、運転者が例えばステアリングホイール19を握りながら第1操作レバー15の操作腕部25の裏面に指を掛け、操作腕部25をステアリングホイール19方向へ引き上げ操作する。この操作によって、レバー部29が図8の矢印C方向へ軸51を中心にして回転し、第2操作杆67が図8において右方向へ移動する。この移動によって第2可動子69が図8の矢印E方向へ移動し、第2可動子69の可動接点が極盤73上の固定接点に接触して、一段のシフトアップの指示が行われる。シフトアップ動作を終了し、第1操作レバー15から指を離すと、節度ばね57の付勢力によって、節度体59が節度溝63に対し復帰するように移動し、第1操作レバー15は図8において矢印D方向に回転し、自動的に元の状態に復帰する。これによって第2可動子69が反矢印E方向へ移動し、シフトアップの指示が完了する。なお、元の位置に復帰した第1操作レバー15は、レバー部29端部がストッパ65に当接しているため、第1操作レバー15を誤って押圧操作しても動くことはない。
【0060】
このような指示の繰り返しによって、自動変速機のシフトレンジがDの状態にあるときに、4段変速の場合は1レンジ、2レンジ、3レンジ、4レンジと、1レンジずつシフトアップさせることができる。
【0061】
シフトダウンに際しては、シフトアップと同様にしてステアリングホイール19を握りながら第2操作レバー17の操作腕部27の裏側に指を掛け、操作腕部27をステアリングホイール19方向へ引き上げ操作する。これによって、第1操作レバー15の場合と同様にして、前記第2可動子69と同様な第3可動子が移動し、第3可動子の可動接点が極盤の固定接点に接触することによって、シフトダウンを指示することができる。また、第2操作レバー17から指を外せば、第1操作レバー15と同様にして自動的に元の状態に復帰し、シフトダウンの指示が完了する。
【0062】
このようなシフトダウンの指示を繰り返すことによって、自動変速機のシフトレンジを前記とは逆に4から3→2→1と1レンジずつシフトダウンすることができる。
【0063】
従って、自動変速機のシフトレバーの指示によって、自動変速機がDレンジの状態で走行しているときでも、運転者は自動車の走行状況に合わせて自らの意思通りにシフトアップ、シフトダウンすることができる。
【0064】
運転者がステアリングホイール19を握って操舵しているときに、シフトアップ、シフトダウンの指示をしたいと思ったときにも、操作腕部25,27がステアリングホイール19の湾曲に沿って延びているため、操舵しながら操作腕部25,27に指を掛けて引き上げ操作することができ、シフトアップ又はシフトダウンの指示を容易に行わせることができる。
(ライティングの動作指示、ワイパーの動作指示)
前照灯等を動作指示するに際しては、図5のライティングスイッチ35が用いられる。すなわちプッシュスイッチ33a〜33hのいずれかを押圧操作することによって、前記のように前照灯、車幅灯を点灯させ、メインビーム、ディマービームの切り換え、パッシングを行い、またフォグランプを点灯させることなどができる。
【0065】
そして、ライティングスイッチ35はステアリングホイール19の正面から見て、該ステアリングホイール19とパッド部23との間にその表面が露出しているため、運転者はステアリングホイール19を握りながら、親指などでプッシュスイッチ33a〜33gを極めて容易に操作することができる。
【0066】
前記プッシュスイッチ33hについては、ステアリングホイール19を握りながら、例えば人差し指、中指などで容易に押圧操作することができる。
【0067】
本実施形態では、自由状態における第1操作レバー15のレバー部29端部が可動体61のストッパ65に当接しているため、押圧操作をしても第1操作レバー19が動くことが無く、スイッチ操作を確実に行うことができる。
【0068】
ワイパーの動作指示に際しては、図7のプッシュスイッチ43a〜43fを押圧操作することによって行うことができる。これらプッシュスイッチ43a〜43fもステアリングホイール19とパッド部23との間に露出しているため、前記同様親指によって容易に押圧操作することができる。この場合、第2操作レバー17においても第1操作レバー15と同様な構成により、シフトダウン操作後に元の位置に復帰した第2操作レバー17は、レバー部31端部が節度溝上部のストッパに当接しているため、第2操作レバー15を押圧操作しても動くことはなく、スイッチ操作を確実に行うことができる。また、ロータリースイッチ45を人差し指、中指などによって操作することにより、間欠ワイパーのボリュームを変えることができる。このような操作によって、上記のように自動車のワイパーを作動させ、高速動作、底速動作等の切り換えを行うことができる。
【0069】
このように、第1,第2のレバースイッチ3,5の第1操作レバー15,第2操作レバー17を操作するだけで、ターンシグナルの操作指示、ワイパーの操作指示、シフトアップ、シフトダウンの指示の何れかを行うことができ、ワイパーの操作指示の操作性向上を図りながら、シフトアップ、シフトダウンによって運転者が自分の意思通りの変速操作を容易に行うことができる。
【0070】
尚、上記実施形態では、シフトアップ、シフトダウンを行う変速機として自動変速機の場合を示したが、自動変速機に限れるものではなく、例えば金属ベルトとプーリを用いたCVTでのシフトアップ、シフトダウン、あるいは電子制御クラッチを備えたマニュアルトランスミッションでシフトアップ、シフトダウンの指示を行う構成にすることも可能である。
(第2実施形態)
図9は本発明の第2実施形態に係り、第1操作レバー15Aの要部拡大斜視図を示している。本実施形態においても、レバー部29の先端に、操作腕部25Aが前記ステアリングホイール19の湾曲に沿って設けられている。
【0071】
前記操作腕部25Aの外周側側面には、ライティングスイッチを構成するロータリースイッチ100が設けられている。このロータリースイッチ100は、前記操作腕部25Aに設けられた開口部101からその一部が突出するローター部102を備えている。このローター部102は、ステアリングホイールの軸方向の回転軸によって、軸周りに回転操作できるようになっている。このロータリースイッチ100のローター部102の上面103には、前記第1実施形態の操作腕部25のライティングスイッチ35と同様な表示が行われている。また前記操作腕部25Aの表面には、ロータリースイッチ100操作の目安となるマーク105が設けられている。前記操作腕部25Aの外周側側面にはさらに、フォグランプ用のシーソースイッチ106が設けられている。このシーソースイッチ106は、前記操作腕部25Aの外周面に設けられた開口部107から突出するシーソー部108を備えている。このシーソースイッチ106に対応して、前記操作腕部25Aの表面にはフォグランプ用のマーク109が設けられている。
【0072】
そして、前記ロータリースイッチ100の操作によって、前照灯、車幅灯の点消灯、メイン、ディマーの切り換え等を行うことができる。またシーソースイッチ106の操作によって、フォグランプのオン、オフ操作を行うことができる。尚、前記ロータリースイッチ100は、操作腕部25Aの外周側側面に設けたが、操作腕部25Aの上面側に突出するダイヤル式のつまみで構成されたロータリースイッチとすることも可能である。
【0073】
また前記シーソースイッチ106も前記ロータリースイッチ100と同様のロータリースイッチで構成することができ、さらに操作腕部25Aの表面側に設けたダイヤル式のつまみで構成されたロータリースイッチとすることも可能である。
【0074】
そして、本実施形態においても第1実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。また操作腕部25Aの外周側に設けたロータリースイッチ100、シーソースイッチ106をステアリングホイール19を握ったまま余り手を動かさずにそのまま指で簡単に操作することができる。
(第3実施形態)
図10は本発明の第3実施形態に係る第1操作レバー15Bの要部拡大斜視図を示している。この第1操作レバー15Bにも、レバー部29の先端にステアリングホイールの湾曲に沿った操作腕部25Bが設けられている。
【0075】
前記操作腕部25Bの表面側にはロータリースイッチ111が設けられている。このロータリースイッチ111は、前記操作腕部25Bに肉盛り状に設けられた支持部113に支持されたローター部115を備えている。このローター部115は、その回転軸がステアリングホイールの半径方向へ向いて配置され、この回転軸周りに回転操作することができる。
【0076】
前記ローター部115の信号は、前記操作腕部25B内に接点を設けることによって出力することもでき、またローター部115に回転軸を連結し、スイッチ体11側で回転軸に連動する可動子及び接点を設け、スイッチ体11側で信号を出力する構成にすることも可能である。
【0077】
前記ローター部115の表面には、第1実施形態のライティングスイッチ35と同様な表示117が施され、前記支持部113には表示117を合わせるマーク119が設けられている。
【0078】
さらに前記操作腕部25Bの外周側側面には突部121が設けられている。この突部121はターンシグナルの動作を指示するときに、ステアリングホイールを握っている運転者が指を掛けるためのものである。
【0079】
そして前記ローター部115の軸周りの操作により、表示117をマーク119に合わせることで、前照灯、車幅灯の点消灯、フォグランプの点消灯等のライティング操作を行うことができる。
【0080】
また第1操作レバー15Bによって、ターンシグナルの動作を指示するときには、ステアリングホイールを握ったまま指を突部121に掛けて第1実施形態と同様な切り換え操作を行うことができる。
【0081】
従って、本実施形態においても、第1実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。また本実施形態では、ステアリングホイールを握ったままローター部115を親指等でそのまま操作することが可能であり、ライティング操作を容易にすることができる。
(第4実施形態)
図11は本発明の第4実施形態に係る第1操作レバー15Cの要部拡大斜視図を示している。この図11の第1操作レバー15Cでも、レバー部29の先端に操作腕部25Cが設けられている。また前記操作腕部25Cには、レバー部29の近傍においてロータリースイッチ123で構成されたライティングスイッチが設けられている。
【0082】
前記ロータリースイッチ123は、前記操作腕部25Cに設けられた支持部125につまみ式のローター部127が回転自在に支持されたものである。ローター部の回転軸は、ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されている。
【0083】
前記支持部125には、第1実施形態のライティングスイッチ35と同様な表示129が設けられ、前記ローター部127には前記表示129に合わせるマーク131が設けられている。
【0084】
前記ローター部127は、前記操作腕部25Cの外周側に向かって突設され、第1操作レバー15Cによってターンシグナルの動作を指示するときに指が掛けられるようになっている。
【0085】
前記操作腕部25Cの外周側側面には、プッシュスイッチで構成されたメイン、ディマの切換スイッチ133、パッシングスイッチ135が設けられている。尚、切換スイッチ133、パッシングスイッチ135は、操作腕部25Cの表面側に一点鎖線で示すプッシュスイッチで構成された切換スイッチ133A、パッシングスイッチ135Aによって構成することもできる。
【0086】
そして本実施形態では、ローター部127をつまんでマーク131を表示129に合わせることによりライティングの動作指示を行うことができる。また切換スイッチ133(または133A)をプッシュするごとに、メイン、ディマの切り換えを行うことができ、パッシングスイッチ135(または135A)をプッシュすることによってパッシングを行うことができる。
【0087】
前記第1操作レバー15Cによって、ターンシグナルの動作を指示するときには、ローター部127を利用して指を掛けることにより操作を容易に行わせることができる。
【0088】
従って、本実施形態においても第1実施形態とほぼ同様な作用効果を奏することができる。また本実施形態では、ローター部127をつまんで操作することによりライティング操作を容易に行わせることができる。前記切換スイッチ133(または133A)、パッシングスイッチ135(または135A)のプッシュ動作によって、メイン、ディマの切り換え、パッシング操作を容易に行わせることができる。
【0089】
尚、前記操作腕部27のプッシュスイッチ43a〜43fを前記第2実施形態〜第4実施形態のロータリースイッチ100,111,123と同様に構成して、第2操作レバー17の操作腕部27に前記ワイパーの動作指示を軸周りの回転操作で指示するためのロータリースイッチを設けた構成にすることができる。
【0090】
また前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部27から前記ステアリングホイール19の半径方向へ向いて配置されている構成にすることができる。上記実施形態では第1操作レバー15をシフトアップ用とし、第2操作レバー17をシフトダウン用としが、第1操作レバー15をシフトダウン用とし、第2操作レバー17をシフトアップ用とすることも可能である。
【0091】
上記実施形態では操作腕部25,27等を設けたが、操作腕部を省略することも可能である。この場合、第1操作レバー15、第2操作レバー17等の構成は従来のコンビネーションスイッチの構造を利用することが可能である。
【0092】
上記実施形態では、右ハンドル車の場合を説明したが、左ハンドル車の場合には第1操作レバー15が左側に、第2操作レバー17が同右側に配置されることになる。
【0093】
上記実施形態では、操作腕部25,27をステアリングホイール19の内周側で見えるように配置したが、これを外周側に突出して見える位置に配置することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用したステアリングホイール周辺の一部省略斜視図である。
【図2】第1実施形態に係り、ステアリングホイール周辺の一部省略平面図である。
【図3】第1実施形態に係り、ステアリングホイール周辺の分解斜視図である。
【図4】第1実施形態に係り、ステアリングホイール周辺の一部切欠側面図である。
【図5】第1実施形態に係り、第1操作レバー側の拡大平面図である。
【図6】第1実施形態に係り、操作腕部の断面図である。
【図7】第1実施形態に係り、第2操作レバー側の拡大平面図である。
【図8】第1実施形態に係り、スイッチ体周辺の拡大断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る第1操作レバー側の要部拡大斜視図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る第1操作レバー側の要部拡大斜視図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る第1操作レバー側の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 スイッチ装置
3 第1のレバースイッチ
5 第2のレバースイッチ
15,15A,15B,15C 第1操作レバー
17 第2操作レバー
19 ステアリングホイール
25,25A,25B,25C,27 操作腕部
33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33h プッシュスイッチ
35 ライティングスイッチ
43a,43b,43c,43d,43e,43f プッシュスイッチ
45 ロータリースイッチ
100,111,123 ロータリースイッチ

Claims (10)

  1. ターンシグナルの動作を指示するための第1操作レバーをステアリングホイールの近傍一方側に備えた第1のレバースイッチ及びワイパーの動作を指示するための第2操作レバーをステアリングホイールの近傍他方側に備えた第2のレバースイッチを自動車操舵装置のステアリングコラムに設け、
    前記第1,第2のレバースイッチは、前記第1,第2操作レバーの一方を前記ステアリングホイール方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトアップを指示し、同他方を前記ステアリングホイール方向へ引き上げ操作することで変速機のシフトダウンを指示するスイッチを兼ねることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1記載のスイッチ装置であって、
    前記第1のレバースイッチは、接点を備えた極盤上に前記第1操作レバーのターンシグナル操作で連動する第1可動子及び前記第1操作レバーの引き上げ操作で連動する第2可動子を備え、
    前記第2のレバースイッチは、前記第2操作レバーの引き上げ操作で連動する第3可動子を備え、
    前記第1可動子の連動により前記ターンシグナルへの動作指示を行い、前記第2,第3可動子の一方の連動により前記シフトアップを指示すると共に、同他方の連動により前記シフトダウンを指示することを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1又は2記載のスイッチ装置であって、
    前記第1,第2操作レバーに、前記ステアリングホイールの湾曲に沿って延びる操作腕部を設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、
    前記第1操作レバーに、車両に設けられた灯火の動作を指示するためのライティングスイッチを設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項4記載のスイッチ装置であって、
    前記ライティングスイッチは、前記操作腕部に設けた複数のプッシュスイッチであることを特徴とするスイッチ装置。
  6. 請求項4記載のスイッチ装置であって、
    前記ライティングスイッチは、前記操作腕部に設けられ軸周りに回転操作するロータリースイッチであることを特徴とするスイッチ装置。
  7. 請求項6記載のスイッチ装置であって、
    前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部から前記ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されていることを特徴とするスイッチ装置。
  8. 請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、
    前記第2操作レバーの操作腕部に、前記ワイパーの動作を指示するための複数のプッシュスイッチを設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  9. 請求項1〜3の何れかに記載のスイッチ装置であって、
    前記第2操作レバーの操作腕部に、前記ワイパーの動作を軸周りの回転操作で指示するためのロータリースイッチを設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  10. 請求項9記載のスイッチ装置であって、
    前記ロータリースイッチの回転軸は、前記操作腕部から前記ステアリングホイールの半径方向へ向いて配置されていることを特徴とするスイッチ装置。
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