JP3718630B2 - 授乳量計量機能付き電子式ベビースケール - Google Patents

授乳量計量機能付き電子式ベビースケール Download PDF

Info

Publication number
JP3718630B2
JP3718630B2 JP2000356955A JP2000356955A JP3718630B2 JP 3718630 B2 JP3718630 B2 JP 3718630B2 JP 2000356955 A JP2000356955 A JP 2000356955A JP 2000356955 A JP2000356955 A JP 2000356955A JP 3718630 B2 JP3718630 B2 JP 3718630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
measurement
baby scale
breastfeeding
time interval
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000356955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002162290A5 (ja
JP2002162290A (ja
Inventor
雅之 堅持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanita Corp
Original Assignee
Tanita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanita Corp filed Critical Tanita Corp
Priority to JP2000356955A priority Critical patent/JP3718630B2/ja
Publication of JP2002162290A publication Critical patent/JP2002162290A/ja
Publication of JP2002162290A5 publication Critical patent/JP2002162290A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3718630B2 publication Critical patent/JP3718630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は乳幼児の体重を測定する電子式ベビースケールに関し、特に、授乳前の体重と授乳後の体重とを測定して授乳量を求めることが可能な授乳量計量機能付き電子式ベビースケールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなベビースケールとしては、授乳前の体重測定から授乳量算出に至るまでの間中ずっと電力を供給され続け、通常に使用可能な状態に維持されて、通常動作モードで動作するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、授乳前の体重測定終了後から授乳後の体重測定開始までの約30分から3時間程の間は、ベビースケールにおいて実質的に何らの処理も行われず、いたずらに大量の電力が消費されてしまっている。
【0004】
また、消費電力が大きいため、電源は専らAC電源に限られてしまっている。AC電源の場合、ベビースケールに直流電源回路やノイズフィルタ等の部品を備える必要があるため製造コストが増大し、また、コンセントが必要となるため測定場所がコンセントの近くに限られてしまう。
【0005】
本発明の目的は、上述のような問題点を解消して、授乳量の測定に要する消費電力が小さく、製造コストが廉価で、測定場所が限定されない授乳量計量機能付き電子式ベビースケールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの観点によるならば、乳幼児の授乳前後の体重から授乳量を求めるベビースケールにおいて、重量センサを備えており重量センサからの出力信号に基づいて乳幼児の体重を算出する体重測定手段と、体重の測定日時を入力する日時入力手段と、前記体重および前記測定日時を記憶する不揮発性の記憶手段と、体重測定の開始を指示するための開始指示手段と、ベビースケールを通常動作モード、または、パワーオフモードで動作するよう制御する制御手段とを備え、該制御手段は、開始指示手段からの指示に応答してベビースケールを通常動作モードにし、授乳前の体重が測定済みであるか否かを判定する第1の判定手段を含み、該第1の判定手段により、授乳前の体重が未測定であると判定される場合には、授乳前の体重と授乳前の測定日時前記記憶手段に記憶し、その後、ベビースケールをパワーオフモードにし、前記第1の判定手段により、授乳前の体重測定済みであると判定される場合には、授乳前後の測定日時から測定時間間隔を算出し、前記制御手段は、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えているか否かを判定する第2の判定手段を更に含み、該第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、前記記憶手段に記憶されている授乳前の体重および測定日時を消去した後に、ベビースケールをパワーオフモードにし、前記第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていないと判定される場合には、授乳前後の体重から授乳量を算出することを特徴とするベビースケールが提供される。
【0007】
本発明の別の観点によるならば、乳幼児の授乳前後の体重から授乳量を求めるベビースケールにおいて、重量センサを備えており重量センサからの出力信号に基づいて乳幼児の体重を算出する体重測定手段と、体重の測定日時を入力する日時入力手段と、前記体重および前記測定日時を記憶する揮発性の記憶手段と、体重測定の開始を指示するための開始指示手段と、ベビースケールを通常動作モード、低消費電力動作モード、または、パワーオフモードで動作するよう制御する制御手段とを備え、該制御手段は、開始指示手段からの指示に応答してベビースケールを通常動作モードにし、授乳前の体重が測定済みであるか否かを判定する第1の判定手段を含み、該第1の判定手段により、授乳前の体重が未測定であると判定される場合には、授乳前の体重と授乳前の測定日時前記記憶手段に記憶し、その後、ベビースケールを低消費電力動作モードにし、前記第1の判定手段により、授乳前の体重が測定済みであると判定される場合には、授乳前後の測定日時から測定時間間隔を算出し、前記制御手段は、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えているか否かを判定する第2の判定手段を更に含み、該第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、ベビースケールをパワーオフモードにすることにより前記記憶手段に記憶されている授乳前の体重及び測定日時を消去し、前記第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていないと判定される場合には、授乳前後の体重から授乳量を算出することを特徴とするベビースケールが提供される。
【0008】
前記制御手段は、前記第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、エラーを表示した後にベビースケールをパワーオフモードになるようにしても良い。
【0009】
日時入力手段は手入力により測定日時を入力するようになっているか、または、時計回路であっても良い。
【0010】
本発明の更に別の観点によるならば、乳幼児の授乳前後の体重から授乳量を求めるベビースケールにおいて、重量センサを備えており重量センサからの出力信号に基づいて乳幼児の体重を算出する体重測定手段と、前記体重および授乳中カウンタを記憶する揮発性の記憶手段と、体重測定を開始するよう指示するための開始指示手段と、一定の時間間隔でタイマー割込みを発生するタイマー割込み手段と、ベビースケールを通常動作モード、パワーオフモード、または、低消費電力動作モードで動作するよう制御する制御手段とを備え、該制御手段は、開始指示手段からの指示に応答してベビースケールを通常動作モードにし、授乳前の体重が測定済みであるか否かを判定する第1の判定手段を含み、該第1の判定手段により、授乳前の体重が未測定であると判定される場合には、授乳前の体重と授乳前の測定日時を前記記憶手段に記憶し、その後、前記タイマー割込み手段を起動させた後にベビースケールを低消費電力動作モードにし、前記タイマー割込み手段からのタイマー割込みに応答して再びベビースケールを通常動作モードにすると共に、授乳中カウンタを更新し、前記制御手段は、前記更新された授乳中カウンタにより所定の測定時間間隔を超えているか否かを判定する第2の判定手段を更に含み、該第2の判定手段により、所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、ベビースケールをパワーオフモードにすることにより前記記憶手段に記憶されている授乳前の体重を消去し、前記第2の判定手段により、所定の測定時間間隔を超えていないと判定される場合には、再びベビースケールを低消費電力動作モードにし、前記第1の判定手段により、授乳前の体重測定済みであると判定される場合には、授乳前後の体重から授乳量を算出することを特徴とするベビースケールが提供される。
【0011】
尚、電源は電池または充電可能な蓄電池であるのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第一実施例の外部構成を示す斜視図である。本ベビースケール1は、測定に必要な電子機器を内蔵するケース2と、ケース2の上面に備えられた乳幼児を載せるトレイ3とからなる。ケース2の上面には、測定結果や操作案内等が表示される表示部4が設けられ、ケース2の側面には、ベビースケール1の電源を入れるためのONスイッチ5、操作スイッチ6が設けられている。本ベビースケール1は、使用可能な「電源を入れた」状態で通常に動作する通常動作モードか、電力の消費がゼロの「電源を切った」状態で動作を停止するパワーオフモードかのいずれかの動作モードで動作する。ベビースケールの内部構成は、公知なので、ここでは省略する。
【0014】
図2は、図1に示したベビースケールの電気的構成を示すブロック図である。本ベビースケール1はマイコン7、ONスイッチ5、操作スイッチ6、重量センサ8、A/D変換部9、表示部4を備えている。また、図示されていないが、本ベビースケール1の電源は、AC電源、内蔵の電池、または内蔵の充電可能な蓄電池である。
【0015】
マイコン7は、ベビースケールの動作全体の制御や演算処理等を行うCPU7a、測定データ等を一時的に記憶するRAM7b、測定データ等を電力の供給がない状態でも記憶し続け、電気的に書き換え可能なEEPROM7c、割込み回路7d、タイマー7e、CPU7aが実行するプログラム等を記憶するROM7fを備える。マイコン7は、全体に電力が供給されて通常に動作する通常動作モードか、電力が供給されずに動作を停止するパワーオフモードかのいずれかの動作モードで動作する。マイコン7が通常動作モードになることによりベビースケール1は通常動作モードになり、また、マイコン7がパワーオフモードになることによりベビースケール1はパワーオフモードになる。
【0016】
操作スイッチ6は、押下されると、測定に関連する命令やデータ等の入力信号を生成する。操作スイッチ6からの入力信号に応答して、マイコン7は所定の制御や演算処理等を行う。重量センサ8はストレインゲージを備えており、重量を検知して重量に比例した電圧値を出力する。A/D変換部9は、重量センサ8から出力された電圧値をアナログ信号からデジタル信号に変換する。A/D変換部9から出力されたデジタル信号を受けて、マイコン7は、それらの信号から重量を算出する。表示部4は、マイコン7の制御により、測定データや操作案内等を表示する。
【0017】
続いて、図3A、Bを参照して、ベビースケール1における授乳量の測定フローをベビースケール1の動作と関連付けて説明する。使用者によりONスイッチ5が押下されると、ベビースケール1は通常動作モードになり、授乳前の体重測定に関連する一連の処理が開始となる(ステップ1)。そして、EEPROM7cに記憶されている授乳前測定フラグがセットされているか否かが判定される。授乳前測定フラグは、授乳前の体重が測定済みであるか否かを示すものであり、授乳前の体重が未測定であるならばセットされておらず、授乳前の体重が測定済みであるならばセットされている(ステップ2)。
【0018】
ステップ2で授乳前測定フラグがセットされていないと判定された場合、すなわち授乳前の体重が未測定であると判定された場合には、ステップ3に進み、使用者により操作スイッチ6を用いて授乳前の体重の測定日時(以下、単に授乳前の測定日時と呼ぶ。)と授乳後の体重の測定日時(以下、単に授乳後の測定日時と呼ぶ。)との間の予定される測定時間間隔が入力されると(ステップ3)、入力された測定時間間隔がEEPROM7cに記憶される(ステップ4)。使用者によりトレイ3に乳幼児が載せられると、授乳前の体重測定が行われる(ステップ5)。使用者により操作スイッチ6を用いて記憶要求が入力されると(ステップ6)、測定された授乳前の体重がEEPROM7cに記憶され(ステップ7)、また、授乳前測定フラグがセットされて、授乳前の体重が測定済みであることを示すようにされる(ステップ8)。使用者により操作スイッチ6を用いて授乳前の測定日時が入力されると(ステップ9)、授乳前の測定日時がEEPROM7cに記憶される(ステップ10)。以上で、授乳前の体重測定に関連する一連の処理は終了となり、べビースケール1はパワーオフモードになる(ステップ11)。
【0019】
その後、使用者により再びONスイッチ5が押下されると、ベビースケール1は再び通常動作モードになり、授乳後の体重測定に関連する一連の処理が開始となる(ステップ1)。そして、EEPROM7cに記憶されている授乳前測定フラグがセットされているか否かが判定される(ステップ2)。今度は先にステップ8で授乳前測定フラグがセットされているので、授乳前測定フラグがセットされている、すなわち授乳前の体重が測定済みであると判定されて、ステップ12に進む。使用者により操作スイッチ6を用いて授乳後の測定日時が入力されると(ステップ12)、授乳後の測定日時からEEPROM7cに記憶されている授乳前の測定日時が減算されて、測定時間間隔が算出され、EEPROM7cに記憶されている予定の測定時間間隔を超えていないかが判定される(ステップ13)。測定時間間隔が予定の測定時間間隔を超えていると判定された場合には、測定済みの授乳前の体重が無効である旨を伝えるエラーメッセージが表示部4に表示され(ステップ14)、次回の授乳前の体重測定に備えて、EEPROM7cに記憶されている授乳前の体重、授乳前の測定日時および予定の測定時間間隔が消去され(ステップ15)、授乳前測定フラグがリセットされて、授乳前の体重が未測定であることを示すようにされる(ステップ16)。以上で授乳後の体重測定に関連する一連の処理は終了となり、ベビースケール1はパワーオフモードになる(ステップ17)。
【0020】
一方、ステップ13で測定時間間隔が所定の値を超えていないと判断された場合には、ステップ18に進み、使用者によりトレイ3に乳幼児が載せられると、授乳後の体重測定が行われる(ステップ18)。そして、測定された授乳後の体重からEEPROM7cに記憶されている授乳前の体重が減算されて、授乳量が算出され(ステップ19)、算出された授乳量が表示部4に表示される(ステップ20)。表示開始から所定時間が経過すると(ステップ21)、次回の授乳前の体重測定に備えて、EEPROM7c内に記憶されている授乳前の体重、授乳前の測定日時および予定の測定時間間隔が消去され(ステップ22)、また、授乳前測定フラグがリセットされて、授乳前の体重が未測定であることを示すようにされる(ステップ23)。以上で、授乳後の体重測定に関連する一連の処理は終了となり、べビースケール1はパワーオフモードになる。(ステップ24)。
【0021】
このように本実施例のベビースケール1では、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後、自動的にベビースケール1はパワーオフモードになり、授乳後の体重測定に関連する一連の処理が開始する迄パワーオフモードであり続けるので、無駄な電力の消費がなくなり、授乳量の算出のために要する消費電力が小さくなる。また、測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていないかが判断され、所定時間を越えている場合には授乳量が算出されないので、無効な授乳前の体重から誤った授乳量が算出されてしまうことがない。
【0022】
尚、本実施例では、授乳前の測定日時と授乳前の体重が不揮発性メモリに記憶されるので、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理の開始迄の間、ベビースケールをパワーオフモードにして、消費電力をゼロにすることができる。
【0023】
続いて、本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第二実施例について説明する。第二実施例においては、コストアップにつながる不揮発性メモリを使う第一実施例に対して、授乳前の測定日時等の記憶場所として揮発性メモリを使う。そして、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理の開始迄の間は、一部分のみが電力を供給されて動作して通常動作モード時よりも消費電力が小さい低消費電力動作モードでベビースケールを動作させる。特に本実施例の低消費電力動作モードでは、以後の処理を行うために動作し続ける必要のある部分、すなわち授乳前の体重、授乳前の測定日時および授乳前測定フラグを記憶するRAM7bのみが電力を供給されて動作する。これにより消費電力を低くおさえることが可能となる。
【0024】
第二実施例の外部構成は図1に示す第一実施例のものと同様である。第二実施例の電気的構成を図4に示す。図4において、図1の構成要素と等しい構成要素には、図1の構成要素に付された番号と同一の番号が付されている。第二実施例の電気的構成も第一実施例のものとほぼ同様であり、相違点のみを説明すると、第二実施例のベビースケール12は、EEPROM7cを備えておらず、書き込み可能な記憶装置としては揮発性の記憶装置であるRAM7bを備えるのみである。また、マイコン7は通常動作モードおよびパワーオフモードに加え、一部のみ、特に本実施例では以後の処理を行うために動作し続ける必要のあるRAM7bのみが電力を供給されて動作して通常動作モードよりも電力の消費が小さい低消費電力動作モードで動作する。マイコン7が低消費電力動作モードになることによりベビースケール10は低消費電力動作モードになる。
【0025】
第二実施例のベビースケールにおける授乳量の測定フローも図3A、Bに示す第一実施例のものとほぼ同様であり、図3A、Bとの相違点のみを説明すると、ステップ4で測定時間間隔はEEPROM7cではなくRAM7bに記憶され、同様に、ステップ7、ステップ8、ステップ10で授乳前の体重、授乳前測定フラグ、授乳前の測定日時もそれぞれRAM7bに記憶される。対応して、ステップ2ではEEPROM7cではなくRAM7bから授乳前測定フラグが読み出され、同様に、ステップ13、ステップ19で授乳前の測定日時、授乳前の体重もRAM7bから読み出される。
【0026】
ステップ11では、ベビースケール10は、パワーオフモードではなく、RAM7bのみが電力を供給されて動作する低消費電力動作モードになる。従って、以後の処理で用いられるRAM7bに記憶されたデータは消去されずに保持される。また、消費電力は通常動作モード時よりも小さくなる。
【0027】
ステップ15で授乳前の測定日時および授乳後の測定日時をEEPROM7cから消去する処理、および、ステップ16で授乳前測定フラグをリセットする処理は不要となり、ステップ14でエラーメッセージが表示されることにより、一連の授乳後の体重測定に関連する処理は終了し、ステップ17でベビースケール10はパワーオフモードとなる。同様に、ステップ22、ステップ23の処理も不要となり、ステップ21で表示開始から所定時間が経過すると、一連の授乳後の体重測定に関連する処理は終了し、ステップ24でベビースケール10はパワーオフモードとなる。
【0028】
本実施例においては、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理の開始迄の間は、RAM7bのみが電力を供給されて動作する低消費電力動作モードでベビースケール10を動作させるので、消費電力を低くおさえることができる。第1実施例に比較してのメリットは、コストアップにつながる不揮発性メモリを使わなくて済むことである。デメリットは、低消費電力とはいえ電力を消費することである。
【0029】
続いて、本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第三実施例について説明する。第三実施例においては、測定日時を手入力する第一実施例に対し、時計回路を付加することにより、測定日時を手入力する煩わしさから測定者は開放される。第三実施例の外部構成は図1に示す第一実施例のものと同様である。第三実施例の電気的構成を図5に示す。図5において、図1の構成要素と等しい構成要素には、図1の構成要素に付された番号と同一の番号が付されている。第三実施例の電気的構成も第一実施例のものとほぼ同様であり、相違点のみを説明すると、第三実施例のベビースケール11には、日時を測定する時計回路12が備えられている。時計回路12は、バックアップ電源で動作し、ベビースケール11がパワーオフモードでも日時の測定を継続することができる。
【0030】
第三実施例のベビースケール13における授乳量の測定フローを図6A、Bを用いて説明する。この実施例の測定フローは、図3A、Bに示す第一実施例のものとほぼ同様であり、図3A、Bと同じステップには、同じステップ番号が付されている。本実施例では、ステップ1で使用者によりONスイッチが押下された後に、時計回路12の設定変更に関する処理が行われる。すなわち、ステップ1’において、使用者により操作スイッチ6を用いて時計回路12の日時の設定を変更するか否かが入力され、時計回路12の日時の設定を変更すると入力された場合には、ステップ1''に進み、使用者により操作スイッチ6を用いて時計回路の新たな日時が入力されると、時計回路12の日時が変更された後に、ステップ2に進む。また、ステップ1’において、時計回路12の日時の設定を変更しないと入力された場合には、ステップ2に進む。
【0031】
ステップ9’では、授乳前の測定日時は時計回路12より取得される。また、ステップ12’でも、同様に授乳後の測定日時は時計回路12より取得される。このように、第三実施例のベビースケールでは、使用者が操作スイッチ6を用いて授乳前の測定日時および授乳後の測定日時を入力する必要がなくなる。本実施例の第一実施例に比較してのメリットは、測定日時を手入力する必要がないことである。デメリットは、時計回路を使うためコストアップになることである。
【0032】
続いて、本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第四実施例について説明する。第四実施例においては、コストアップにつながる時計回路を使う第三実施例に対し、マイコンのみを使って後述する割込み処理を行うことにより、測定日時を手入力する必要なく無効な授乳量の算出を防止する。また、第四実施例では、コストアップにつながる揮発性メモリは使われず、授乳前の体重等の記憶場所として揮発性メモリを使う。そして、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理の開始迄の間は、間欠的に、以後の処理のために動作し続ける必要のある割込み回路、RAMおよびタイマーにのみ電力が供給されて動作する低消費電力動作モードで、ベビースケールを動作させる。これにより消費電力を低くおさえることができる。第四実施例の外部構成は図1に示す第一実施例のものと同様である。第四実施例の電気的構成は図4に示す第二実施例のものとほぼ同様であるが、低消費電力動作モードのマイコン7では、以後の処理のために動作し続ける必要のある割込み回路7d、RAM7bおよびタイマー7eのみが電力を供給されて動作する。
【0033】
続いて、図7および図8を参照して、第4実施例のベビースケールにおける授乳量の測定フローをベビースケールの動作と関連付けて説明する。使用者によりONスイッチ5が押下されると、ベビースケールは通常動作モードになり、授乳前の体重測定に関連する一連の処理が開始となる(ステップ71)。そして、RAM7bに記憶されている授乳前測定フラグがセットされているか否かが判定される。授乳前測定フラグは、授乳前の体重が測定済みであるか否かを示すものであり、授乳前の体重が未測定であるならばセットされておらず、授乳前の体重が測定済みであるならばセットされている(ステップ72)。
【0034】
ステップ72で授乳前測定フラグがセットされていないと判定された場合、すなわち授乳前の体重が未測定であると判定された場合には、ステップ73に進み、使用者により操作スイッチ6を用いて授乳前の測定日時と授乳後の体重測定との間の予定する測定時間間隔が入力されると(ステップ73)、入力された測定時間間隔がRAM7bに記憶される(ステップ74)。使用者によりトレイ3に乳幼児が載せられると、授乳前の体重測定が行われる(ステップ75)。使用者により操作スイッチ6を用いて記憶要求が入力されると、測定された授乳前の体重がRAM7bに記憶され(ステップ76)、また、授乳前測定フラグがセットされて、授乳前の体重が測定済みであることを示すようにされる(ステップ77)。以上で、授乳前の体重測定に関連する一連の処理は終了となり、後述するタイマー割込み処理をスタートさせた後に、べビースケールは低消費電力動作モードに移行する(ステップ78)。割込みの間隔は例えば1分に設定する。
【0035】
その後、後述するタイマー割込み処理においてベビースケールがパワーオフモードになる前に使用者により再びONスイッチ5が押下されると、ベビースケールは再び通常動作モードになり、ステップ78でスタートされたタイマー割込み処理は終了され、授乳後の体重測定に関連する一連の処理が開始となる(ステップ71)。そして、RAM7bに記憶されている授乳前測定フラグがセットされているか否かが判定される(ステップ72)。今度は先にステップ77で授乳前測定フラグがセットされているので、授乳前測定フラグがセットされている、すなわち授乳前の体重が測定済みであると判定されて、ステップ79に進む。使用者によりトレイ3に乳幼児が載せられると、授乳後の体重測定が行われる(ステップ79)。そして、測定された授乳後の体重からRAM7bに記憶されている授乳前の体重が減算されて、授乳量が算出され(ステップ80)、算出された授乳量が表示部4に表示される(ステップ81)。表示開始から所定時間が経過すると(ステップ82)、授乳後の体重測定に関連する一連の処理は終了となり、べビースケール1はパワーオフモードになる。(ステップ83)。
【0036】
次に、図8を用いて、ステップ78においてスタートされるタイマー割込み処理について説明する。タイマー7eおよび割込み回路7dより一定時間毎に、本実施例では1分間隔でタイマー割込みが生成され、タイマー割込みに応答して、ベビースケールは通常動作モードになり(ステップ91)、RAM7bに記憶されている授乳中カウンタがカウントアップされる。本実施例では、前述したように割込み間隔が1分間に設定されているので、カウントアップされる毎に1分間経過したことが計時されることになる(ステップ92)。ステップ93では、このように計時されている授乳中カウンタがステップ73で入力された予定の測定時間間隔を越えていないかが監視される(ステップ93)。授乳中カウンタが予定の測定時間間隔を越えていると判定された場合には、ステップ95で、表示部4に「授乳前の体重が無効になりました!」旨のエラーメッセージが表示され、ベビースケールはパワーオフモードになる(ステップ95)。従って、RAM7bに記憶されている授乳前測定フラグはリセットされ、次回ONスイッチ5が押下されてベビースケール1が通常動作モードになると、授乳後ではなく授乳前の体重測定に関連する一連の処理が開始される。一方、ステップ93で、超えていないと判定された場合には、ベビースケールは再び低消費電力動作モードになり、タイマー割込み処理が繰り返される(ステップ94)。
【0037】
本実施例では、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理の開始迄の間は、間欠的に割込み回路7d、RAM7bおよびタイマー7eのみが電力を供給されて動作する低消費電力動作モードで動作し、また、授乳前の体重測定後から所定時間が経過するとベビースケールは自動的にパワーオフされるので、消費電力を低くおさえることができる。また、後者により、無効な授乳前の体重から誤った授乳量が算出されてしまうことがなくなる。本実施例の第一実施例に対するメリットは、コストアップにつながる不揮発性メモリを使わなくて済み、また、測定日時を手入力する必要がないことである。デメリットは、低消費電力とはいえ電力を消費することである。本実施例の第ニ実施例に対するメリットは、測定日時を手入力する必要がないことである。本実施例の第三実施例に対するメリットは、コストアップにつながる不揮発性メモリおよび時計回路を使わなくて済むことである。デメリットは、低消費電力とはいえ電力を消費することである。
【0038】
以上、本発明の第一実施例から第四実施例を説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。例えば、第一実施例から第三実施例において、授乳後の測定日時取得して、授乳後の測定日時と授乳前の測定日時との間の測定時間間隔が予定の測定時間隔を超えていないかどうかの判定を行う(図3Bのステップ12および13、図6Bのステップ12’および13)代わりに、授乳後の測定日時の取得は行わず、授乳後の体重測定前に授乳前の測定日時を表示し、使用者が授乳前の測定日時の有効性を判断して、授乳後の体重測定を行うか否かを選択できるようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、第一実施例から第三実施例のベビースケールによるならば、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理が開始するまでの間、パワーオフモードまたは低消費電力動作モードになる。第四実施例のベビースケールによるならば、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後から授乳後の体重測定に関連する一連の処理が開始するまでの間、間欠的に低消費電力動作モードになり、また、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後からの経過時間が監視され、所定時間内に授乳後の体重測定が開始されないならば、自動的にパワーオフモードになる。従って、無駄な電力の消費が防止され、授乳量の測定に要する消費電力が小さくなる。
【0040】
また、第一実施例から第三実施例のベビースケールによるならば、授乳前後の体重の測定時間間隔が所定の値を超えていないかが判断され、所定の測定時間間隔を越えている場合には授乳量は算出されずエラーメッセージが表示される。第四実施例のベビースケールによるならば、授乳前の体重測定に関連する一連の処理の終了後からの経過時間が監視され、授乳後の体重測定に関連する一連の処理の開始前に所定時間を経過する場合には、自動的にパワーオフモードになる。従って、無効な授乳前の体重から誤った授乳量が算出されて使用されてしまうことがない。尚、授乳前の測定日時を表示して、使用者が授乳前の体重の有効性を判断して授乳後の体重測定を行うか否かを決定するようにしても良い。
【0041】
ベビースケールの使用者の立場に立つと、使いやすいのは、第三実施例または第四実施例である。どちらの実施例を使うかは、消費電力とコストとのトレードオフである。すなわち、第三実施例は、消費電力は低いが、不揮発性メモリと時計回路を使うのでコストは高い。一方、第四実施例は、消費電力が第三実施例に比較して、高いが、コストは低い。
【0042】
上述のように、本実施例のベビースケールによるならば、消費電力が小さくなるため、電源としてAC電源だけでなく電池や充電可能な蓄電池を使用することが可能となる。そして、電池や蓄電池を使用する場合には、AC電源を使用する場合に必要となる直流電源回路やノイズフィルタ等の部品が不要となる。従って、製造コストを削減することができる。また、電池や蓄電池を使用する場合には、AC電源を使用する場合に必要なコンセントは不要となる。従って、測定場所がコンセントの近くに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第一実施例の外部構成を示す斜視図である。
【図2】 図1に示したベビースケールの電気的構成を示すブロック図である。
【図3A】 図1に示したベビースケールにおける測定フローを示すフローチャートである。
【図3B】 図1に示したベビースケールにおける測定フローを示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第二実施例の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第三実施例の電気的構成を示すブロック図である。
【図6A】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第三実施例における測定フローを示すフローチャートである。
【図6B】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第三実施例における測定フローを示すフローチャートである。
【図7】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第四実施例における測定フローを示すフローチャートである。
【図8】 本発明に係る授乳量計量機能付き電子式ベビースケールの第四実施例におけるタイマー割込み処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、10、11・・・ベビースケール、2・・・ケース、3・・・トレイ、
4・・・表示部、5・・・ONスイッチ
6・・・操作スイッチ、7・・・マイコン、7a・・・CPU、
7b・・・RAM、7c・・・EEPROM、7d・・・割込み回路、
7e・・・タイマー、7f・・・ROM、8・・・重量センサ、
9・・・A/D変換部、12・・・時計回路

Claims (9)

  1. 乳幼児の授乳前後の体重から授乳量を求めるベビースケールにおいて、
    重量センサを備えており重量センサからの出力信号に基づいて乳幼児の体重を算出する体重測定手段と、
    体重の測定日時を入力する日時入力手段と、
    前記体重および前記測定日時を記憶する不揮発性の記憶手段と、
    体重測定の開始を指示するための開始指示手段と、
    ベビースケールを通常動作モード、または、パワーオフモードで動作するよう制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、開始指示手段からの指示に応答してベビースケールを通常動作モードにし、授乳前の体重が測定済みであるか否かを判定する第1の判定手段を含み、
    該第1の判定手段により、授乳前の体重が未測定であると判定される場合には、授乳前の体重と授乳前の測定日時前記記憶手段に記憶し、その後、ベビースケールをパワーオフモードにし、
    前記第1の判定手段により、授乳前の体重測定済みであると判定される場合には、授乳前後の測定日時から測定時間間隔を算出し、
    前記制御手段は、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えているか否かを判定する第2の判定手段を更に含み、
    該第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、前記記憶手段に記憶されている授乳前の体重および測定日時を消去した後に、ベビースケールをパワーオフモードにし、
    前記第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていないと判定される場合には、授乳前後の体重から授乳量を算出することを特徴とするベビースケール。
  2. 乳幼児の授乳前後の体重から授乳量を求めるベビースケールにおいて、
    重量センサを備えており重量センサからの出力信号に基づいて乳幼児の体重を算出する体重測定手段と、
    体重の測定日時を入力する日時入力手段と、
    前記体重および前記測定日時を記憶する揮発性の記憶手段と、
    体重測定の開始を指示するための開始指示手段と、
    ベビースケールを通常動作モード、低消費電力動作モード、または、パワーオフモードで動作するよう制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、開始指示手段からの指示に応答してベビースケールを通常動作モードにし、授乳前の体重が測定済みであるか否かを判定する第1の判定手段を含み、
    該第1の判定手段により、授乳前の体重が未測定であると判定される場合には、授乳前の体重と授乳前の測定日時前記記憶手段に記憶し、その後、ベビースケールを低消費電力動作モードにし、
    前記第1の判定手段により、授乳前の体重が測定済みであると判定される場合には、授乳前後の測定日時から測定時間間隔を算出し、
    前記制御手段は、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えているか否かを判定する第2の判定手段を更に含み、
    該第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、ベビースケールをパワーオフモードにすることにより前記記憶手段に記憶されている授乳前の体重及び測定日時を消去し、
    前記第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていないと判定される場合には、授乳前後の体重から授乳量を算出することを特徴とするベビースケール。
  3. 記低消費電力動作モードでは、前記記憶手段にのみ電力が供給されることを特徴とする請求項に記載のベビースケール。
  4. 前記制御手段は、前記第2の判定手段により、前記算出された測定時間間隔が所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、エラーを表示した後にベビースケールをパワーオフモードにすることを特徴とする請求項1から請求項うちのいずれか1項に記載のベビースケール。
  5. 前記日時入力手段は手入力により測定日時を入力するようになったことを特徴とする請求項1から請求項うちのいずれか1項に記載のベビースケール。
  6. 前記日時入力手段は時計回路であることを特徴とする請求項1から請求項うちのいずれか1項に記載のベビースケール。
  7. 乳幼児の授乳前後の体重から授乳量を求めるベビースケールにおいて、
    重量センサを備えており重量センサからの出力信号に基づいて乳幼児の体重を算出する体重測定手段と、
    前記体重および授乳中カウンタを記憶する揮発性の記憶手段と、
    体重測定を開始するよう指示するための開始指示手段と、
    一定の時間間隔でタイマー割込みを発生するタイマー割込み手段と、
    ベビースケールを通常動作モード、パワーオフモード、または、低消費電力動作モードで動作するよう制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、開始指示手段からの指示に応答してベビースケールを通常動作モードにし、授乳前の体重が測定済みであるか否かを判定する第1の判定手段を含み、
    該第1の判定手段により、授乳前の体重が未測定であると判定される場合には、授乳前の体重と授乳前の測定日時を前記記憶手段に記憶し、その後、前記タイマー割込み手段を起動させた後にベビースケールを低消費電力動作モードにし、前記タイマー割込み手段からのタイマー割込みに応答して再びベビースケールを通常動作モードにすると共に、授乳中カウンタを更新し、
    前記制御手段は、前記更新された授乳中カウンタにより所定の測定時間間隔を超えているか否かを判定する第2の判定手段を更に含み、
    該第2の判定手段により、所定の測定時間間隔を超えていると判定される場合には、ベビースケールをパワーオフモードにすることにより前記記憶手段に記憶されている授乳前の体重を消去し、
    前記第2の判定手段により、所定の測定時間間隔を超えていないと判定される場合には、再びベビースケールを低消費電力動作モードにし、
    前記第1の判定手段により、授乳前の体重測定済みであると判定される場合には、授乳前後の体重から授乳量を算出することを特徴とするベビースケール。
  8. 記低消費電力動作モードでは、前記記憶手段、計時手段、およびタイマー割込み手段にのみ電力が供給されることを特徴とする請求項に記載のベビースケール。
  9. 電源が電池または充電可能な蓄電池である請求項1から請求項うちのいずれか1項に記載のベビースケール。
JP2000356955A 2000-11-24 2000-11-24 授乳量計量機能付き電子式ベビースケール Expired - Fee Related JP3718630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356955A JP3718630B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 授乳量計量機能付き電子式ベビースケール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356955A JP3718630B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 授乳量計量機能付き電子式ベビースケール

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002162290A JP2002162290A (ja) 2002-06-07
JP2002162290A5 JP2002162290A5 (ja) 2005-04-21
JP3718630B2 true JP3718630B2 (ja) 2005-11-24

Family

ID=18829096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000356955A Expired - Fee Related JP3718630B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 授乳量計量機能付き電子式ベビースケール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3718630B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013124839A1 (en) * 2012-02-23 2013-08-29 Bradley & Luka Ltd Compact and accurate weighing scale for babies
KR101761905B1 (ko) 2015-09-30 2017-07-27 황희석 수유쿠션에 구비된 로드셀을 활용한 수유량 검출방법
CN106248187A (zh) * 2016-07-20 2016-12-21 柳州六品科技有限公司 一种智能型家用电子秤
CN106248186A (zh) * 2016-07-20 2016-12-21 柳州六品科技有限公司 一种基于zigbee技术的智能型家用电子秤
CN114485883A (zh) * 2022-01-10 2022-05-13 上海点沃智能科技有限公司 一种喂养量测量方法及其称重装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002162290A (ja) 2002-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5062332B2 (ja) 重量測定装置
US20090076756A1 (en) Weight measuring apparatus
EP2677286B1 (en) Biometric apparatus
JPWO2008136437A1 (ja) 測定装置
JP3718630B2 (ja) 授乳量計量機能付き電子式ベビースケール
WO2007007605A1 (ja) 電子体温計、電子体温計の制御方法並びに制御プログラム
TWI422354B (zh) 防止測定值等之刪改的電子血壓計
EP1491140B1 (en) Pedometer for use with pregnant woman
JP2508219Y2 (ja) 電子秤
JPH0324614B2 (ja)
JP2002162290A5 (ja)
JP4601278B2 (ja) デジタル表示体重計
JPS6013223A (ja) 電子天びん
JP3474343B2 (ja) ガス残量計
JP2007159873A (ja) 日付表示機能を備えた生体情報測定装置
JPH1156826A (ja) 排尿チャートの作成方法とその装置
JPH1123678A (ja) 充電式電池の残容量確認方法及び充電式電池の残容量確認装置
JPH08178781A (ja) ガス残量計
JP3726480B2 (ja) 計測器およびその表示方法
US20230400347A1 (en) Systems and methods for electronic scale auto-zeroing
JP4738605B2 (ja) 洗浄指示機能を具えた計量器
JP3586064B2 (ja) 婦人体温計
JPH049562Y2 (ja)
JP2001317991A (ja) 電子天びん/はかり
JP3569780B2 (ja) 婦人体温計

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040615

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050620

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050805

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees