JP3717570B2 - シート処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、画像形成装置から排出されてきた画像形成済みのシートを複数枚積載してこれをシート処理を実行するためのシート処理装置、例えば、複数枚積載されたシートをステープル処理して一括的に綴じ込むためのシート処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数枚積載されたシートをステープル処理して一括的に綴じ込むためのシート処理装置としては、種々開発され、実用に供されている。例えば、特公平5ー37315公報には、多数枚のシートが積載される昇降可能なスタックトレイを最上段に配設し、ステープル処理済みのシート束が積載されるステープル用トレイを固定した状態で最下段に配設し、中段に、ステープル処理されるシート束が集積される中間トレイを配設した、所謂3段トレイの配設構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来公報に開示されたシート処理装置では、最上段に昇降自在なスタックトレイを配設し、最下段に、ステープル処理済みのシート束が落下されて集積されるステープルトレイを配設しているので、自ずから、全体高さが高くならざるを得ず、小型化を達成することが困難である問題点が指摘されている。
【0004】
また、中間トレイ上に集積されたシート束をステープル手段でステープル処理した後は、ステープル位置を規定していたストッパ部材をストップ位置から退避させることにより、前方に送り出すことにより、ステープルトレイ上に落下させ、このステープルトレイ上に排出するように構成されている。この結果、ステープルトレイ上に確実にステープル処理済みのシート束を排出させようとすると、スタックトレイの基端部を、ストッパ部材が配設された位置よりも前方にオフセットさせた状態に設定せざるを得ず、設計上の自由度が損なわれると共に、最悪の場合、中間トレイより下方には、ステープルトレイのみしか配設することが出来ない事態となり、この観点からも、改善が要望されている。
【0005】
【発明の目的】
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたもので、この発明の主たる目的は、全体構成を小型化することの出来るシート処理装置を提供することである。
【0006】
また、この発明の別の目的は、設計上の自由度を高め、より操作性の良いシート処理装置を提供することである。
【0007】
更に、この発明の他の目的は、ステープル処理済みのシート束を常に安定した状態で下方のスタックトレイ上に落下せしめることの出来るシート処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明に係わるシート処理装置は、請求項1の記載によれば、 本体と、この本体内に配設されたステープル手段と、前記本体の一側に取り付けられ、ステープル手段によりステープル処理されるシートが一旦排出されて集積される中間トレイと、この中間トレイ上に排出されたシートを前記ステープル手段によるステープル処理可能な位置まで取り込むシート取り込み手段と、この中間トレイの一部に形成された開口と、前記ステープル手段でステープル処理済みのシート束を、前記シート取り込み手段による取り込み方向と反対方向に移動させ、該シート束の端部を前記開口に臨ませるシート束戻し手段と、前記本体の前記一側に、前記中間トレイより下方に位置した状態で取り付けられ、前記開口を介して落とし込まれたステープル処理済みのシート束が積載されるスタックトレイとを具備することを特徴としている。
【0009】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の装置において、前記開口は、ここに張り出したシートの端部が、自然状態で略フラット状態を維持することが出来る範囲内のサイズに規定されていることを特徴としている。
【0010】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項3の記載によれば、請求項1に記載の装置において、前記開口は、ここに張り出したシートの端部が、自然状態で該開口内に落ち込むことを許容するサイズに規定されていることを特徴としている。
【0011】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項4の記載によれば、請求項3に記載の装置において、前記開口内には、前記中間トレイに排出されてきた少なくとも1枚目のシートの該開口内への落下を防止する落下防止用部材が配設されていることを特徴としている。
【0012】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項5の記載によれば、請求項4に記載の装置において、前記落下防止用部材は、少なくとも1枚目のシートが、前記ステープル手段によりステープル処理可能な位置まで、前記シート取り込み手段により取り込まれた後に、前記シートの該開口内への落ち込みを許容する退避位置に移動されることを特徴としている。
【0013】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項6の記載によれば、請求項5に記載の装置において、前記落下防止用部材は、前記退避位置に移動された後、前記中間トレイ上に集積されたシート束の、前記取り込み手段による取り込み方向に直交する方向に沿う整合状態を達成させる整合部材として用いられることを特徴としている。
【0014】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項7の記載によれば、請求項1に記載の装置において、前記シート束戻し手段は、上面が前記中間トレイと略面一になされたエンドレスベルトと、このエンドレスベルトに一体的に突出形成され、エンドレスベルトの走行に応じて前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接して、これを押し戻し動作させる排出フックとを備えることを特徴としている。
【0015】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項8の記載によれば、請求項7に記載の装置において、前記エンドレスベルトは、前記開口と前記ステープル手段との間に介設され、該開口に隣接して配設されていることを特徴としている。
【0016】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項9の記載によれば、請求項8に記載の装置において、前記排出フックは、前記戻し動作以外において、前記エンドレスベルトの下側部に待機され、前記戻し動作の開始に伴い、前記エンドレスベルトの走行に応じて、前記エンドレスベルトの上側部にもたらされて、前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接させられることを特徴としている。
【0017】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項10の記載によれば、請求項9に記載の装置において、前記排出フックは、前記シート束の端部を前記開口に臨ませる位置まで戻した後、更に、前記エンドレスベルトの走行に伴い、該シート束の端部を開口内に落とし込ませることを特徴としている。
【0018】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項11の記載によれば、本体と、この本体内に配設されたステープル手段と、前記本体の一側に取り付けられ、ステープル手段によりステープル処理されるシートが一旦排出されて集積される中間トレイと、この中間トレイ上に排出されたシートを前記ステープル手段によるステープル処理可能な位置まで取り込むシート取り込み手段と、この中間トレイの一部に形成された開口と、前記ステープル手段でステープル処理済みのシート束の端部を、前記開口内に落とし込ませる落とし込み手段と、前記本体の前記一側に、前記中間トレイより下方に位置した状態で取り付けられ、前記開口を介して落とし込まれたステープル処理済みのシート束が積載されるスタックトレイとを具備することを特徴としている。
【0019】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項12の記載によれば、請求項11に記載の装置において、前記落とし込み手段は、上面が前記中間トレイと略面一になされたエンドレスベルトと、このエンドレスベルトに一体的に突出形成され、エンドレスベルトの走行に応じて前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接して、これを押し戻し動作させる排出フックとを備えることを特徴としている。
【0020】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項13の記載によれば、請求項12に記載の装置において、前記エンドレスベルトは、前記開口と前記ステープル手段との間に介設され、該開口に隣接して配設されていることを特徴としている。
【0021】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項14の記載によれば、請求項13に記載の装置において、前記排出フックは、前記戻し動作以外において、前記エンドレスベルトの下側部に待機され、前記戻し動作の開始に伴い、前記エンドレスベルトの走行に応じて、前記エンドレスベルトの上側部にもたらされて、前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接させられることを特徴としている。
【0022】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項15の記載によれば、請求項14に記載の装置において、前記排出フックは、前記シート束の端部を前記開口に臨ませる位置まで戻した後、更に、前記エンドレスベルトの走行に伴い、該シート束の端部を開口内に落とし込ませることを特徴としている。
【0023】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項16の記載によれば、請求項1または11に記載の装置において、前記スタックトレイの基端部は、前記開口の配設位置よりも、前記本体内側にオフセットした状態で位置決めされていることを特徴としている。
【0024】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項17の記載によれば、請求項16に記載の装置において、前記開口は、前記本体の外側に位置して配設されていることを特徴としている。
【0025】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項18の記載によれば、請求項1または11に記載の装置において、前記本体の前記一側に、前記中間トレイより上方に位置した状態で取り付けられた補助トレイを更に具備することを特徴としている。
【0026】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項19の記載によれば、請求項18に記載の装置において、前記補助トレイは、前記本体に固定的に取り付けられていることを特徴としている。
【0027】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項20の記載によれば、請求項1、11、18又は19に記載の装置において、前記スタックトレイは、前記本体に昇降自在に取り付けられていることを特徴としている。
【0028】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項21の記載によれば、請求項18に記載の装置において、前記本体内には、該本体内に取り込まれたシートを、前記補助トレイに排出するように搬送する第1のシート搬送路と、前記スタックトレイに排出するように搬送する第2のシート搬送路と、前記中間トレイに排出するように搬送する第3のシート搬送路とが設けられていることを特徴としている。
【0029】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項22の記載によれば、請求項18に記載の装置において、前記スタックトレイと中間トレイと補助トレイとは、夫々、前記本体に対して傾斜した状態で取り付けられていることを特徴としている。
【0030】
また、この発明に係わるシート処理装置は、請求項23の記載によれば、請求項22に記載の装置において、前記スタックトレイと中間トレイと補助トレイとは、互いに略平行に設定されていることを特徴としている。
【0031】
【実施例】
以下に、この発明に係わるシート処理装置の一実施例の構成を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
[全体構成の概略説明]
図1及び図2に示すように、この一実施例のシート処理装置10は、画像形成装置としてのファックス機能付き電子複写装置(以下、単に複写機と称する。)100から排出されてきたシートを処理するように構成されている。詳細には、このシート処理装置10は、複写機100に隣接して取り付けられる本体12と、複写機100においてファックスモードがセットされている場合に、この複写機100から排出されてきたファックス画像形成済みのシートが順次排出され、一括して積載される補助トレイとしてのファックス用トレイ14と、ステープルモードがセットされている場合に、複写機100から排出されてきた複写済みのシートが順次排出され、一括して積載される中間トレイ16であって、この上に積載された複数のシートがステープルユニット18により一括して綴じられる(即ち、ステープル処理される)中間トレイ16と、ステープル処理されたシート束が排出されるスタックトレイ20とを備えて概略構成されている。
【0033】
ここで、上述したファックス用トレイ14上には、ファックス画像形成済みのシートの他に、少数枚(例えば、30枚以下の枚数)の複写済みシートが排出されて積載されるように設定されている。また、スタックトレイ20上には、ステープル処理されたシート束の他に、ステープル処理されない多数枚(例えば、30枚より多い枚数)の複写済みシートが排出されて積載されるように設定されている。更に、詳細は後述するが、このスタックトレイ20は、ジョグ機構22を介して、これへのシートの排出方向に直交する方向に沿って往復動するように構成されており、ジョグモード(即ち、仕分けモード)がセットされた場合に、排出枚数に関係なく、このスタックトレイ20上に複写済みシートが排出されて積載されるように設定されている。
【0034】
また、上述したファックス用トレイ14は、本体12の上面に固定的に配設され、複写機100への取付側とは反対側に向けて上方に延出するように構成されている。一方、上述した中間トレイ16は、ファックス用トレイ14の直下方において、本体12の複写機100への取付面とは反対側の面に、ファックス用トレイ14の延出方向と同方向に延出するように取り付けられている。他方、上述したスタックトレイ20は、中間トレイ16の直下方において、これの延出方向と同方向に延出するように配設されている。ここで、このスタックトレイ20は、トレイ昇降機構24を介して、これへのシートの積載枚数に応じて、順次その高さ位置を低められるように構成されている。
【0035】
[シート搬送機構26の説明]
次に、図2を参照して、複写機100から排出されてきたシートを、ファックス用トレイ14又はスタックトレイ20に選択的に搬送するためのシート搬送機構26の構成を説明する。
【0036】
このシート搬送機構26は、複写機100の図示しないシート排出口に対向する状態で本体12の側面に形成されたシート導入口28を備え、このシート導入口28の内側には、これを介して本体12内に受け入れたシートを更に内方に取り込むための取り込みローラ対30A、30Bが配設されている。この取り込みローラ対30A、30Bの直内方を起点として第1及び第2のシート搬送路32A、32Bが本体12内に配設されている。ここで、第1のシート搬送路32Aは、取り込まれたシートをファックス用トレイ14に向けて搬送するように引き回され、第2のシート搬送路32Bは、取り込まれたシートをスタックトレイ20に向けて搬送するように引き回されている。
【0037】
ここで、上方に向けて引き回される第1のシート搬送路32Aは、ファックス用トレイ14の直上方位置に臨む状態で終端している。この第1のシート搬送路32Aの終端部には、第1の排出ローラ対34A、34Bが搬送路32Aを上下に挟む状態で配設されており、ここまで搬送されてきたシートをファックス用トレイ14上に排出するようになされている。一方、下方に向けて引き回される第2のシート搬送路32Bは、スタックトレイ20の直上方位置に臨む状態で終端している。この第2のシート搬送路32Bの終端部には、第2の排出ローラ対36A、36Bが搬送路32Bを上下に挟む状態で配設されており、ここまで搬送されてきたシートをスタックトレイ20上に排出するようになされている。
【0038】
尚、取り込みローラ対30A、30Bの直内方には、換言すれば、第1及び第2のシート搬送路32A、32Bの基端部には、シート導入口28に取り込まれてきたシートの搬送路を、第1又は第2のシート搬送路32A、34Bに選択的に切り替えるための第1のフラッパ38が配設されている。この第1のフラッパ38は、図示しない例えばキープソレノイド等のアクチュエータにより、搬送路を第1のシート搬送路32Aに切り替えるための第1の切り替え位置と、第2のシート搬送路32Bに切り替えるための第2の切り替え位置との間で揺動自在に取り付けられている。尚、この実施例においては、この第1のフラッパ38は、図示するように、常時、第2の切り替え位置に弾性的に付勢されており、第2のシート搬送路32Bに切り替える場合にのみ、アクチュエータが起動されて、第1の切り替え位置に揺動駆動されるように設定されている。
【0039】
一方、第1のシート搬送路32Aの中途部から、第3のシート搬送路32Cが分岐しており、この第3のシート搬送路32Cは、中間トレイ16の直上方に臨む状態で終端している。この第3のシート搬送路32Cの終端部には、第3の排出ローラ対40A、40Bが搬送路32Cを上下に挟む状態で配設されており、ここまで搬送されてきたシートを中間トレイ16上に排出するようになされている。
【0040】
また、第3のシート搬送路32Cの基端部、換言すれば、第3のシート搬送路32Cの第1のシート搬送路30Aからの分岐部には、第1のシート搬送路30Aを搬送されてきたシートの搬送路を、第3のシート搬送路32Cに選択的に切り替えるための第2のフラッパ42が配設されている。この第2のフラッパ42は、図示しない例えばキープソレノイド等のアクチュエータにより、シートを第1のシート搬送路32Aをそのまま通過させる第1の切り替え位置と、第3のシート搬送路32Cに切り替えるための第2の切り替え位置との間で揺動自在に取り付けられている。尚、この実施例においては、この第2のフラッパ42は、図示するように、常時、第2の切り替え位置に弾性的に付勢されており、第1のシート搬送路32Aにそのまま通過させる場合にのみ、アクチュエータが起動されて、第1の切り替え位置に揺動駆動されるように設定されている。
【0041】
[中間トレイ16の説明]
上述した中間トレイ16の基端部、即ち、本体12への取付側端部には、ここに積載したシートの先端を落とし込み可能な状態で、開口44が形成されている。この開口44のサイズは、シートの搬送方向に直交する幅方向に関しては、この中間トレイ16に積載されるシートの最大幅よりも大きく設定され、また、シートの搬送方向に沿う縦方向に関しては、この中間トレイ16上に最初に排出されてきた1枚目のシートの先端が、その紙の腰の強さにより略フラット状態を維持して開口44上に所謂片持ち状態で張り出すことが出来るように設定されている。
【0042】
尚、詳細は後述するが、この中間トレイ16上からステープル処理済みのシート束をスタックトレイ20上に移動するに際しては、この開口44を介して、ステープル処理済みのシート束をスタックトレイ20上に落下させることにより実行されるように構成されている。
【0043】
この中間トレイ16の傾斜角度は、中間トレイ16上に排出されたシートが、中間トレイ16のの傾斜に基いてシート自身が自重により中間トレイ16上を、傾斜方向下方に向けて滑り落ちるように、設定されている。そして、上述したステープルユニット18は、中間トレイ16の傾斜方向下方に隣接して配設されている。ここで、上述した開口44の本体12側に隣接する側には、中間トレイ16上を滑り落ちてきたシートを、ステープルユニット18まで確実に取り込ませるためにシート取り込み機構46が配設されている。
【0044】
[シート取り込み機構46の説明]
このシート取り込み機構46は、中間トレイ16の上面と略面一な上面を有するように配設された第1のエンドレスベルト48と、この第1のエンドレスベルト48の直上方に配設された揺動可能な第2のエンドレスベルト50とを主として備えて構成されている。尚、この第1のエンドレスベルト48は、紙に対して摩擦係数の小さい滑りやすく形成されており、一方、第2のエンドレスベルト50は、紙に対して摩擦係数の大きいグリップし易く形成されている。
【0045】
ここで、第1のエンドレスベルト48は、シートの搬送方向に直交する固定軸線回りに回転自在に軸支された第1の駆動軸52Aに同軸に固定された第1の駆動プーリ54Aと、この固定軸線と平行に設定された固定軸線回りに回転自在に支持された第1の従動軸52Bに同軸に固定された第1の従動プーリ54Bとに渡り巻回され、第1の駆動軸52Aは、図示しない第1の取り込みモータにより回転駆動されるようになされている。この第1の取り込みモータは、一方向(この実施例では、反時計方向)にのみ回転可能に構成されている。また、この第1のエンドレスベルト48の外周には、ステープル処理済みのシート束をスタックトレイ20上に排出する際に用いられるために1枚の板状の排出フック56が外方に突出する状態で取り付けられている。この排出フック56は、第1のエンドレスベルト48に直立すると共に、シートの幅方向に沿って延出するように、その取付姿勢を規定されている。
【0046】
これにより、第1の取り込みモータが起動して、第1のエンドレスベルト48を図中反時計方向に沿って走行駆動させ、排出フック56がステープル処理済みのシート束の先端に当接することにより、これを、取り込み方向とは反対方向に移動付勢することが出来ることになる。換言すれば、この第1のエンドレスベルト48及びこれに取り付けられた排出フック56は、ステープル処理済みのシート束を、開口44内に落とし込ませるために戻すためのシート束戻し機構、または、ステープルユニット18でステープル処理済みのシート束の端部を、開口44内に強制的に落とし込ませる落とし込み機構を構成するものである。
【0047】
一方、上述した第2のエンドレスベルト50は、シートの搬送方向に直交する固定軸線回りに回転自在に軸支された第2の駆動軸58Aに同軸に固定された第2の駆動プーリ60Aと、この固定軸線と平行に設定された揺動軸線回りに回転自在に支持された第2の従動軸58Bに同軸に固定された第2の従動プーリ60Bとに渡り巻回され、第2の駆動軸58Aは、図示しない第2の取り込みモータにより回転駆動されるようになされている。この第2の取り込みモータは、可逆転可能に構成されている。また、第2の従動軸58Bは、基端部を第2の駆動軸58Aに図示しない摩擦クラッチを介して取り付けられた揺動アーム62の先端に回動自在に支持されている。
【0048】
ここで、第2の従動軸58B(従って、第2の従動プーリ60B)は、第2の駆動軸58Aの回転に応じて、第2の従動プーリ60Bの外周に巻回されている第2のエンドレスベルト50の部分が、第1のエンドレスベルト48の上方に退避された退避位置(図2に示す位置又は図4で実線で示す位置)と、第1のエンドレスベルト48の上面に当接する動作位置(図3に示す位置又は図4で想像線で示す位置)との間で揺動駆動されることになる。尚、退避位置は、図示しないストッパに揺動アーム62が当接することにより規定される。
【0049】
これにより、第2の取り込みモータが正方向に起動して、第2の駆動軸58Aを図中反時計方向に回転駆動することにより、第2のエンドレスベルト50が図中反時計方向に沿って走行駆動されると共に、第2のエンドレスベルト50は全体として退避位置から動作位置に向けて揺動駆動されることになる。この結果、中間トレイ16上を自重により落下してきたシートを、停止中の第1のエンドレスベルト48と共に挟持して、これを更に取り込み方向に沿って強制的に移動させることが出来ることになる。また、第2の取り込みモータが逆方向に起動して、第2の駆動軸58Aを図中時計方向に回転駆動することにより、第2のエンドレスベルト50が図中時計方向に沿って走行駆動されることになるが、第2のエンドレスベルト50は全体として動作位置から退避位置に向けて揺動駆動されることになので、ステープル処理済みのシート束は、第2のエンドレスベルト50との係合を解除されることとなる。
【0050】
尚、上述した第2の駆動軸58Bには、第2のエンドレスベルト50の両側に位置した状態で、パドル64が同軸に夫々固定されている。これらパドル64は、第1及び第2のエンドレスベルト48、50に挟持され、これらの走行に応じて取り込み方向に沿って移動させられてきたシートの上面に係合し、これを更に取り込み方向に沿って押し出させて、最終的に、後述する左右一対のストッパ部材66A、66Bに確実に当接させて、シートの取り込み方向に沿うステープル位置を正確に規定する(整合させる)ことが出来るように構成されている。
【0051】
[ストッパ部材66A、66Bの説明]
図4に示すように、ストッパ部材66A、66Bは、第1のエンドレスベルト48のシートの取り込み方向に関して直下流側であって、第1のエンドレスベルト48の両側に対応する位置に夫々配設されており、両者又は何れか一方にシートが当接することにより、シートの移動は停止され、この停止位置において、シートへの取り込み方向に関するステープル位置が規定されるように設定されている。
【0052】
ここで、各ストッパ部材66A、66Bは、略L字状に形成され、後述するステープルユニット18の幅(即ち、取り込み方向に直交する方向の長さ)よりも長い距離だけ離間した状態で、中心線に対して左右対称に配設されている。また、詳細は後述するが、ステープルユニット18は、シートの取り込み方向に関して下流側の端縁を、これの幅方向に沿って任意の位置でステープルする事が出来るように、換言すれば、1カ所以上のステープル位置でステープル針の綴じ込み動作を実行することが出来るようにするために、幅方向に沿って移動可能に支持されている。
【0053】
このため、ストッパ部材66A、66Bの機能を考慮すると、ストッパ部材66A、66Bは、ステープルユニット18と幅方向に並んだ状態で配設されなければならないことになる。換言すれば、ストッパ部材66A、66Bの配設位置は、ステープルユニット18の幅方向の移動経路と干渉することとなり、このままでは、ステープルユニット18の幅方向に沿う移動範囲が制限され、シートの下流側端縁の全長に渡る任意の位置でステープルする事が不可能になってしまうことになる。
【0054】
従って、この一実施例においては、各ストッパ部材66A、66Bのシートの取り込み方向に関して上流側に位置する端部を中心にして全体的に揺動可能に軸支し、各々を図示しないロータリソレノイド等のアクチュエータを介して、独立に揺動駆動するように構成されている。詳細には、各ストッパ部材66A、66Bは、図2乃至図4に実線で示すように、取り込まれてきたシートの先端が当接して、これの停止位置を規定するストップ位置と、図2乃至図4に想像線で示すように、ストップ位置から下方に揺動して、ステープルユニット18の移動範囲と干渉しない退避位置との間で揺動可能になされている。
【0055】
このようにストッパ部材66A、66Bは構成されているので、シートの下流側端縁の略中央部をステープルする際においては、図4に実線で示すように、左右一対のストッパ部材66A、66Bは、共にストップ位置にもたらされ、シートは、両ストッパ部材66A、66Bによりその停止位置を規定されることになる。
【0056】
又、シートの下流側端縁の図中右端部をステープルする際においては、図4に想像線で示すように、図中右方のストッパ部材66Bは、一旦退避位置に揺動させられ、ステープルユニット18の図中右方への移動を許容し、このステープルユニット18が通過した後において、再び、ストップ位置に復帰されることになる。このようにして、シートは、両ストッパ部材66A、66Bによりその停止位置を規定されることになる。一方、シートの下流側端縁の図中右方のストッパ部材66Bが配設されている位置に対応する部分をステープルする際においては、図4に想像線で示すように、図中右方のストッパ部材66Bは、退避位置に揺動させられ、ステープルユニット18の図中右方への移動を許容することになる。このようにして、シートは、図中左方のストッパ部材66Aのみによりその停止位置を規定されることになる。
【0057】
尚、上述した説明においては、ステープル位置が中心線よりも図中右方にある場合につき説明したが、図中左方にある場合にも同様に動作されるものであり、単に左右が逆転するだけである。
【0058】
[整合部材68の説明]
ここで、詳細は図示していないが、ストッパ部材66A及び/又は66Bによりそのストップ位置を規定されたシート束は、第1及び第2のエンドレスベルト48、50の両側に配設された整合部材68により、シートの幅方向の位置を整合されるように構成されている。即ち、各整合部材68は、シートの幅方向に沿って移動可能に支持され、図示しない整合モータにより、互いに反対方向に同期した状態で移動されるように構成されている。尚、これら整合部材68の停止位置は、図示しない制御ユニットにより、これからステープル処理されるシートの幅サイズに応じた位置となるように制御されるものである。
【0059】
[ステープルユニット18の説明]
ステープル処理を実行するステープルユニット18は、周知の構成であり、1階のステープル動作により1本のステープル針を、ストッパ部材66A及び/又は66Bにより停止位置を規定されたシート束に打ち込むように構成されているものであり、その詳細な説明を省略する。尚、このステープルユニット18は、上述したように、任意の位置にステープルする事が出来るようにするために、シートの幅方向に沿って移動可能に支持されており、図示しない移動モータにより任意の位置に移動駆動されるように構成されている。
【0060】
[スタックトレイ20の説明]
図2及び図3に示すように、中間トレイ16は本体12の外側面を起点として、外方に向けて斜め上方に突出するように配設されているが、スタックトレイ20は、本体12の内部を起点として、中間トレイ16と略平行な状態で斜め上方に突出するように配設されている。換言すれば、このスタックトレイ20は、その基端部を中間トレイ16の基端部よりも本体12内に偏倚した状態で規定されている。これにより、詳細は後述するが、中間トレイ16に形成された開口44を介して排出されてきたステープル処理済みのシート束の先端は、スタックトレイ20の中間部に先ず当接し、その後、自重により、スタックトレイ20の傾斜に従ってこの上を滑り落ちることになる。
【0061】
尚、このスタックトレイ20のシートの取り込み方向に関して上流側の端部の略中央部には、図1に示すように、ここに集積されたシート束の取り出しを容易にするための凹所70が形成されている。
【0062】
ここで、このスタックトレイ20は、昇降自在に支持されると共に、後述するトレイ昇降機構24に直接に連結され、これにより昇降駆動される昇降ブロック72と、この昇降ブロック72の上面にシートの幅方向に沿って移動可能に取り付けられ、シート(又はシート束)が直接的に集積されるトレイ本体74とを備えて構成されている。
【0063】
[ジョグ機構22の説明]
上述したジョグ機構22は、詳細は図示していないが、昇降ブロック72に取り付けられ、ジョグモードの設定に伴い、上述したトレイ本体74を所定の枚数のシートが排出されてくる毎に、基本位置とジョグ位置との間で往復駆動するように構成されている。例えば、所謂ソート状態が設定されている場合において、第1頁から最終頁までのシートの第1のセットが排出されてくる状態では、ジョグ機構22はトレイ本体74を基本位置に保持せしめ、第1のセットの最終頁が排出し終えると、トレイ本体74をジョグ位置に移動せしめ、この上に第2のセットに係わる第1頁から最終頁までのシートが排出されるように設定し、第2のセットの最終頁が排出し終えると、トレイ本体74を基本位置に復帰せしめ、この上に第3のセットに係わる第1頁から最終頁までが排出するように設定し、以後、セット数が奇数の場合には、トレイ本体74を基本位置に、セット数が偶数の場合には、トレイ本体74をジョグ位置に、夫々移動せしめるように動作して、各セット毎の仕分けが容易になるように構成されている。
【0064】
一方、ジョグ機構22は、所謂グループ状態が設定されている場合において、第1頁、第3頁等の奇数頁のシートが排出されている状態では、トレイ本体74を基本位置に移動せしめ、第2頁、第4頁等の偶数頁のシートが排出されている状態では、トレイ本体74をジョグ位置に移動せしめ、各頁毎の仕分けが容易になるように構成されている。
【0065】
[トレイ昇降機構24の説明]
このトレイ昇降機構24は、スタックトレイ20上に多数枚のシートが積載された場合に、第2のシート搬送路32Bの排出口が積載されたシートによりふさがれて、シート排出動作が不能になることを防止するために配設されている。このトレイ昇降機構24は、上下に離間配設された駆動及び従動プーリ76A、76Bと、これらプーリ76A、76B間に掛け渡されたエンドレスベルト78と、図示していないが、駆動プーリ76Aを回転駆動して、エンドレスベルト78を走行駆動せしめるための可逆転可能な昇降モータとを備え、上述したスタックトレイの昇降ブロック72は、エンドレスベルト78に連結されている。
【0066】
尚、昇降モータは図示しない制御ユニットにより、スタックトレイ20上に排出されてくるシート又はシート束の枚数又は厚さに応じて、その高さ位置が順次低められるように、駆動制御されるよう構成されている。ここで、スタックトレイ20の待機位置、即ち、1枚もこの上にシートが排出されていない状態においては、図示するように、第2のシート搬送路32Bの排出口の直下方にスタックトレイ20の基端部が位置するように設定されている。
【0067】
[動作の説明]
ーーファックスモードが設定された場合ーー
先ず、複写機100においてファックスモードが設定されている場合には、先ず、シート搬送機構26において、第1及び第2のフラッパ38、42は共に第1の切り替え位置にもたらされるように、夫々揺動駆動される。そして、取り込みローラ対30A、30B、第1の排出ローラ対34A、34B、及び、両者の間に位置する全ての中間ローラ対が、シートをファックス用トレイ14に向けて搬送するように回転駆動される。このようにして、シート導入口28にもたらされたファックス画像形成済みのシートは、第1のシート搬送路32Aを介して、ファックス用トレイ14上に排出されることになる。
【0068】
尚、このファックスモードが設定されている場合には、その排出枚数に関係なく、全てのファックス画像形成済みシートは、ファックス用トレイ14上に排出されるように設定されている。
【0069】
ーー少数枚のシートが排出される場合(ステープルモード及びジョグモードの設定なし)ーー
一方、通常の複写モードが設定されている場合であって、ステープルモードもジョグモードも設定されておらず、且つ、排出シート枚数が例えば30枚以下の少枚数の場合には、ファックスモードが設定されている場合と全く同様にして、第1のシート搬送路32Aを介して、全てのシートはファックス用トレイ14上に排出されるように設定されている。
【0070】
ーー多数枚のシートが排出される場合(ステープルモード及びジョグモードの設定なし)ーー
また、通常の複写モードが設定されている場合であって、ステープルモードもジョグモードも設定されておらず、且つ、排出シート枚数が例えば30枚よりも多い多枚数の場合には、シート搬送機構26において、第1のフラッパ38は第1の切り替え位置にもたらされるように揺動駆動される。そして、取り込みローラ対30A、30B、第2の排出ローラ対36A、36B、及び、両者の間に位置する全ての中間ローラ対が、シートをスタックトレイ20に向けて搬送するように回転駆動される。このようにして、シート導入口28にもたらされた複写済みのシートは、第2のシート搬送路32Aを介して、スタックトレイ20上に排出されることになる。
【0071】
ーージョグモードが設定された場合ーー
また、通常の複写モードが設定されている場合であって、ステープルモードが設定されておらず、且つ、ジョグモードが設定されている状態では、排出シート枚数に関係なく、シート搬送機構26において、第1のフラッパ38は第1の切り替え位置にもたらされるように揺動駆動される。そして、取り込みローラ対30A、30B、第2の排出ローラ対36A、36B、及び、両者の間に位置する全ての中間ローラ対が、シートをスタックトレイ20に向けて搬送するように回転駆動される。このようにして、シート導入口28にもたらされた複写済みのシートは、第2のシート搬送路32Aを介して、スタックトレイ20上に排出されることになる。
【0072】
この場合、既に上述したように、ソート状態又はグループ状態に応じて、ジョグ機構22が起動し、スタックトレイ20のトレイ本体74を基本位置とジョグ位置との間で往復移動駆動させることになる。
【0073】
ーーステープルモードが設定された場合ーー
一方、通常の複写モードが設定されている場合であって、ジョグモードが設定されておらず、且つ、ステープルモーが設定されている状態では、排出シート枚数に関係なく、シート搬送機構26において、第1のフラッパ38は第1の切り替え位置にもたらされるように、また、第2のフラッパ42は第2の切り替え位置にもたらされるように、夫々揺動駆動される。そして、取り込みローラ対30A、30B、第3の排出ローラ対40A、40B、及び、両者の間に位置する全ての中間ローラ対が、シートを中間トレイ16に向けて搬送するように回転駆動される。このようにして、シート導入口28にもたらされた複写済みのシートは、第1のシート搬送路32Aの途中までと第3のシート搬送路32Cとを介して、先ず、中間トレイ16上に排出されることになる。尚、このようにステープルモードが設定された時点で、ステープルユニット18は、待機位置(この実施例においては、中央位置)から予め規定されたステープル位置に移動されることになる。
【0074】
詳細には、図5に示すように、第3のシート搬送路32Cの排出口から排出されたシートは、その先端を中間トレイ16の上面に沿って取り込み方向とは反対方向に排出されていく。そして、シートの後端が排出口から完全に取り出された状態で、図6に示すように、このシート後端は中間トレイ16上に落下する事になる。この後、このシートは、自重により、中間トレイ16の傾斜に従って中間トレイ16の上面を滑り落ち、第1及び第2のエンドレスベルト48、50により挟持されることになる。この結果、第2のエンドレスベルト50の図中反時計方向の走行に従って、シートは取り込み方向に沿って移動させられ、パドル64により先端がストッパ部材66A、66Bに強制的に当接することになる。
【0075】
尚、シートの先端がストッパ部材66A、66Bに当接した時点で、図示しない検出センサが動作して、第2の取り込みモータの駆動が停止されるように構成されている。
【0076】
引き続き、第3のシート搬送路32Cの排出口から排出されてきた2枚目以降のシートは、同様にして、中間トレイ16上に既に排出された直前のシートの上に重畳され、順次積載されることになる。
【0077】
このようにして所定枚数のシートの積載が終了して図7に示す状態が達成されると、ステープルユニット18が起動して、所定のステープル位置に1個のステープル針を打ち込むステープル処理を実行する。尚、このステープルモードにおいて1カ所綴じが設定されている場合には、これでステープル処理を終了し、ステープル処理済みのシート束のスタックトレイ20への排出動作が開始されることになる。一方、このステープルモードにおいてマルチステープル、即ち、複数綴じが設定されている場合には、ステープルユニット18を次のステープル位置へ移動させる動作が実行され、全てのステープル動作が終了すると、この時点でステープル処理を終了し、1カ所綴じの場合と同様に、ステープル処理済みのシート束のスタックトレイ20への排出動作が開始される。
【0078】
尚、このようなステープルユニット18の移動に際しては、上述したように、移動する側のストッパ部材66A又は66Bは、ストップ位置から退避位置に移動されることになる。
【0079】
一方、ステープル処理済みのシート束のスタックトレイ20への排出動作が開始されると、先ず、第1の取り込みモータが起動して、第1のエンドレスベルト48を図中反時計方向に走行駆動すると共に、第2の取り込みモータが逆方向に起動して、第2のエンドレスベルト50を図中時計方向に走行駆動する。これにより、ステープル処理済みのシート束は、取り込み方向と反対方向に移動され、且つ、図8に示すように、第1のエンドレスベルト48の走行に伴い排出フック56が、シート束の先端(移動方向に関しては後端)に当接し、これを後ろからバックアップした状態で、押し出すようにして移動させることになる。尚、このように排出フック56がシート束に当接する状態で、第2のエンドレスベルト50は動作位置から上方の待機位置に復帰させられており、この排出フック56による押し出し移動の邪魔になることはない。
【0080】
そして、図9に示すように、シート束の先端が排出フック56に押し出されるようにして第1のエンドレスベルト48の端部までもたらされると、今度は、排出フック56が第1のエンドレスベルト48の走行に伴い、第1の駆動プーリ54Aの周囲を旋回することになり、この旋回する排出フック56により、図10に示すように、シート束の先端は、開口44内に強制的に落とし込まれることになる。
【0081】
このようにシート束の先端が、開口44内に強制的に落とし込まれると、今度は、シート束の自重により、シート束は、図11に示すように、開口44を介してスタックトレイ20上に落下し始めることになる。このようにして、ステープル処理済みのシート束は、確実に、スタックトレイ20上に排出されることになる。
【0082】
「効果の説明]
このように、この実施例においては、ステープル処理済みのシート束を先落としするのではなく、一旦、後方に戻した上で、中間トレイ16に形成した開口44を介して、スタックトレイ20上に落下させるように構成している。この結果、スタックトレイ20の基端部の位置は、本体12の内方ではあるが、スタックトレイ20の側方に他の機構を搭載するに充分なスペースを確保することが出来ることになる。このようにして、この実施例においては、スタックトレイ20を昇降自在に構成することが出来、従って、このスタックトレイ20を、ステープルトレイ(即ち、ステープル処理済みのシート束が積載されるトレイ)として機能させると共に、大容量のシートを一括して受けることの出来る大容量トレイとしても機能させることが出来ることになる。
【0083】
特に、この場合、中間トレイ16から開口44を介して落とし込まれるステープル処理済みのシート束の落下距離は、これを受けるスタックトレイ20がこれへの積載量に応じて下降駆動されることになるため、常に一定の値に保持され、安定した排出動作が可能となる。
【0084】
また、使用頻度の高い少量のシートを受ける場合には、中間トレイ16の直上方に配設した補助トレイとしてのファックス用トレイ14を用いることが出来るので、作業者は、より容易にファックス用トレイ14から少量のシートを引き出すことが出来ることになり、操作性が格段と向上することになる。
【0085】
更に、ファックス用トレイ14は中間トレイ16の直上方に固定的に配設させることが可能となるので、このシート処理装置10の全体高さを低く押さえることが出来、装置全体の小型化を達成することが可能となる。
【0086】
[変形例の説明]
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0087】
例えば、上述した実施例では、シート処理装置10は、ファックス機能付きの電子複写装置100に適用される場合につき説明したが、この発明は、このような適用に限定されることなく、例えば、ファックス機能を有しない電子複写装置に適用可能であることは言うまでもなく、また、電子複写装置ではなく、プリンタ等の印刷装置に適用することが出来ることも言うまでもない。
【0088】
また、上述した実施例では、第2の駆動軸58Aと揺動アーム62との間に、図示していないが摩擦クラッチを介設するように説明したが、この発明は、このような構成に限定されることなく、例えば、電磁クラッチを介設するように構成しても良い。この場合、電磁クラッチのオン・オフにより、第2のエンドレスベルト50の揺動駆動のタイミングを任意に規定することが出来、動作の確実性が更に担保されることになる。
【0089】
また、上述した実施例では、パドル64が第2の駆動軸58Aと同時に配設されていたり、第2のエンドレスベルト50に関して、図中右方に揺動軸としての駆動軸58Aを規定したり、また、開口44のサイズを、ここに張り出したシートが、自身の所謂紙の腰により略フラット状態を維持するに充分なサイズとなるように規制するようにしたが、この発明は、このような構成に限定されることなく、図12乃至図15に他の実施例として示すように構成しても良いものである。尚、以下の説明において、上述した実施例と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0090】
図12に、この実施例におけるシート処理装置10′の外観形状を示してあるが、基本的には上述した実施例と略同様であり、開口44を介してスタックトレイ20に向けて落下している途中のステープル処理済みのシート束の先端を受けて、その落下速度を減じさせ、これにより、スタックトレイ20上での整合性を向上させようとする第2のパドル80を、本体12の外側部に配設している点で、異なっている。
【0091】
一方、図13に示すように、この実施例では、第2のエンドレスベルト50は、図中左方の軸が第2の駆動軸58Aとして規定されており、図中右方のプーリが第2の従動プーリ60Bとして、第2の駆動軸58A回りに揺動駆動されることになる。また、これに伴い、パドル64は、第2の駆動軸58Aとは別個独立した駆動軸82に取り付けられ、この駆動軸82の回転に伴い、回転駆動されるように構成されている。
【0092】
更に、この実施例においては、中間トレイ16に形成された開口44は、そのサイズを大きく設定されており、ここに張り出したシートは、自重により張り出し側の先端が開口44内に自然と落下することを妨げないサイズに設定されている。このため、この実施例においては、一対の整合部材68をこの開口44内に配設し、且つ、ステープル処理されるシートの幅方向に関しての最小サイズよりも狭い状態で近接することが出来るように構成している。即ち、最初の1枚目のシートが中間トレイ16上に排出されていくる状態においては、これら整合部材68を最も近接する位置まで幅方向に沿って移動させ、これら整合部材68の上面をガイド面として用いることにより、図13に示すように、シートの先端が開口44内に落ち込むことがないようにしている。即ち、これら整合部材68は、シートの先端が開口44内に落下することを防止する落下防止部材としても機能するように構成されている。
【0093】
尚、これら整合部材68は、シートの先端が、ストッパ部材66A、66Bに当接した時点で、一旦、最も離間する位置まで移動され、その後、徐々に近接して、図14に示すように、中間トレイ16上に載置されたシートを幅方向に関して整合することが出来るように動作する。
【0094】
このように構成されたシート処理装置10′においては、所定のステープル処理が終了すると、上述した実施例と同様にして、図15に示すように、開口44を介して、ステープル処理済みのシート束は、スタックトレイ20上に落下させられて、スタックトレイ20上に排出されることになる。
【0095】
このように他の実施例を構成することにより、上述した実施例と同様な効果をそうすることが出来ることになる。
【0096】
また、上述した実施例においては、整合部材68は、先端がストッパ部材66A、66Bに当接すると共に第1のエンドレスベルト48及び中間トレイ16上にまたがって集積されたシート束を、シートの幅方向に沿って整合するように説明したが、この発明は、このような構成に限定されることなく、例えば、中間トレイ16上に排出されたシートを、これの先端がストッパ部材66A、66Bに当接した時点で、一枚毎に整合動作を実行するように構成しても良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるシート処理装置の一実施例の外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すシート処理装置の内部構造を概略的に示す正面断面図である。
【図3】図2に示すシート処理装置を、第2のエンドレスベルトが動作位置にある状態で示す正面断面図である。
【図4】第1及び第2のエンドレスベルトの周辺の構造及び左右一対のストッパ部材の配設状態を示す斜視図である。
【図5】シートが中間トレイに排出されている途中の状態を示す正面断面図である。
【図6】図5に示す状態から、シートが中間トレイ上に完全に排出された状態を示す正面断面図である。
【図7】図6に示す状態から、中間トレイ上に所定枚数のシート束が積載され、ステープル処理される状態で示す正面断面図である。
【図8】図7に示す状態から、ステープル処理済みのシート束の先端に排出フックが当接した状態で示す正面断面図である。
【図9】図8に示す状態から、ステープル処理済みのシート束が排出フックにより押し出されて、第1のエンドレスベルトから外れる状態で示す正面断面図である。
【図10】図9に示す状態から、ステープル処理済みのシート束の先端が、排出フックにより開口内に押し下げられた状態で示す正面断面図である。
【図11】図10に示す状態から、ステープル処理済みのシート束が、開口を介して、スタックトレイ上に落下により排出される状態を示す正面断面図である。
【図12】この発明に係わるシート処理装置の他の実施例の外観構成を示す斜視図である。
【図13】図12に示すシート処理装置を、シートが中間トレイ上に排出された状態で示す正面断面図である。
【図14】図13に示す状態から、シートがストッパ部材に当接した状態で示す正面断面図である。
【図15】図14に示す状態から、ステープル処理済みのシート束が開口を介してスタックトレイ上に落下により排出される状態を示す正面断面図である。
【符号の説明】
10(10′) シート処理装置
12 本体
14 ファックス用トレイ
16 中間トレイ
18 ステープルユニット
20 スタックトレイ
22 ジョグ機構
24 トレイ昇降機構
26 シート搬送機構
28 シート導入口
30A;30B 取り込みローラ対
32A;32B;32C 第1乃至第3のシート搬送路
34A;34B 第1の排出ローラ対
36A;36B 第2の排出ローラ対
38 第1のフラッパ
40A;40B 第3の排出ローラ対
42 第2のフラッパ
44 開口
46 シート取り込み機構
48 第1のエンドレスベルト
50 第2のエンドレスベルト
52A 第1の駆動軸
52B 第1の従動軸
54A 第1の駆動プーリ
54B 第1の従動プーリ
56 排出フック
58A 第2の駆動軸
58B 第2の従動軸
60A 第2の駆動プーリ
60B 第2の従動プーリ
62 揺動アーム
64 パドル
66A;66B ストッパ部材
68 整合部材
70 凹所
72 昇降ブロック
74 トレイ本体
76A 駆動プーリ
76B 従動プーリ
78 エンドレスベルト
80 第2のパドル

Claims (23)

  1. 本体と、
    この本体内に配設されたステープル手段と、
    前記本体の一側に取り付けられ、ステープル手段によりステープル処理されるシートが一旦排出されて集積される中間トレイと、
    この中間トレイ上に排出されたシートを前記ステープル手段によるステープル処理可能な位置まで取り込むシート取り込み手段と、
    この中間トレイの一部に形成された開口と、
    前記ステープル手段でステープル処理済みのシート束を、前記シート取り込み手段による取り込み方向と反対方向に移動させ、該シート束の端部を前記開口に臨ませるシート束戻し手段と、
    前記本体の前記一側に、前記中間トレイより下方に位置した状態で取り付けられ、前記開口を介して落とし込まれたステープル処理済みのシート束が積載されるスタックトレイと、
    を具備することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記開口は、ここに張り出したシートの端部が、自然状態で略フラット状態を維持することが出来る範囲内のサイズに規定されていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記開口は、ここに張り出したシートの端部が、自然状態で該開口内に落ち込むことを許容するサイズに規定されていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. 前記開口内には、前記中間トレイに排出されてきた少なくとも1枚目のシートの該開口内への落下を防止する落下防止用部材が配設されていることを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 前記落下防止用部材は、少なくとも1枚目のシートが、前記ステープル手段によりステープル処理可能な位置まで、前記シート取り込み手段により取り込まれた後に、前記シートの該開口内への落ち込みを許容する退避位置に移動されることを特徴とする請求項4に記載のシート処理装置。
  6. 前記落下防止用部材は、前記退避位置に移動された後、前記中間トレイ上に取り込まれたシートの、前記取り込み手段による取り込み方向に直交する方向に沿う整合状態を達成させる整合部材として用いられることを特徴とする請求項5に記載のシート処理装置。
  7. 前記シート束戻し手段は、上面が前記中間トレイと略面一になされたエンドレスベルトと、このエンドレスベルトに一体的に突出形成され、エンドレスベルトの走行に応じて前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接して、これを押し戻し動作させる排出フックとを備えることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  8. 前記エンドレスベルトは、前記開口と前記ステープル手段との間に介設され、該開口に隣接して配設されていることを特徴とする請求項7に記載のシート処理装置。
  9. 前記排出フックは、前記戻し動作以外において、前記エンドレスベルトの下側部に待機され、前記戻し動作の開始に伴い、前記エンドレスベルトの走行に応じて、前記エンドレスベルトの上側部にもたらされて、前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接させられることを特徴とする請求項8に記載のシート処理装置。
  10. 前記排出フックは、前記シート束の端部を前記開口に臨ませる位置まで戻した後、更に、前記エンドレスベルトの走行に伴い、該シート束の端部を開口内に落とし込ませることを特徴とする請求項9に記載のシート処理装置。
  11. 本体と、
    この本体内に配設されたステープル手段と、
    前記本体の一側に取り付けられ、ステープル手段によりステープル処理されるシートが一旦排出されて集積される中間トレイと、
    この中間トレイ上に排出されたシートを前記ステープル手段によるステープル処理可能な位置まで取り込むシート取り込み手段と、
    この中間トレイの一部に形成された開口と、
    前記ステープル手段でステープル処理済みのシート束の端部を、前記開口内に落とし込ませる落とし込み手段と、
    前記本体の前記一側に、前記中間トレイより下方に位置した状態で取り付けられ、前記開口を介して落とし込まれたステープル処理済みのシート束が積載されるスタックトレイと、
    を具備することを特徴とするシート処理装置。
  12. 前記落とし込み手段は、上面が前記中間トレイと略面一になされたエンドレスベルトと、このエンドレスベルトに一体的に突出形成され、エンドレスベルトの走行に応じて前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接して、これを押し戻し動作させる排出フックとを備えることを特徴とする請求項11に記載のシート処理装置。
  13. 前記エンドレスベルトは、前記開口と前記ステープル手段との間に介設され、該開口に隣接して配設されていることを特徴とする請求項12に記載のシート処理装置。
  14. 前記排出フックは、前記戻し動作以外において、前記エンドレスベルトの下側部に待機され、前記戻し動作の開始に伴い、前記エンドレスベルトの走行に応じて、前記エンドレスベルトの上側部にもたらされて、前記ステープル処理済みのシート束の端部に当接させられることを特徴とする請求項13に記載のシート処理装置。
  15. 前記排出フックは、前記シート束の端部を前記開口に臨ませる位置まで戻した後、更に、前記エンドレスベルトの走行に伴い、該シート束の端部を開口内に落とし込ませることを特徴とする請求項14に記載のシート処理装置。
  16. 前記スタックトレイの基端部は、前記開口の配設位置よりも、前記本体内側にオフセットした状態で位置決めされていることを特徴とする請求項1又は11に記載のシート処理装置。
  17. 前記開口は、前記本体の外側に位置して配設されていることを特徴とする請求項16に記載のシート処理装置。
  18. 前記本体の前記一側に、前記中間トレイより上方に位置した状態で取り付けられた補助トレイを更に具備することを特徴とする請求項1または11に記載のシート処理装置。
  19. 前記補助トレイは、前記本体に固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項18に記載のシート処理装置。
  20. 前記スタックトレイは、前記本体に昇降自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1、11、18又は19に記載のシート処理装置。
  21. 前記本体内には、該本体内に取り込まれたシートを、前記補助トレイに排出するように搬送する第1のシート搬送路と、前記スタックトレイに排出するように搬送する第2のシート搬送路と、前記中間トレイに排出するように搬送する第3のシート搬送路とが設けられていることを特徴とする請求項18に記載のシート処理装置。
  22. 前記スタックトレイと中間トレイと補助トレイとは、夫々、前記本体に対して傾斜した状態で取り付けられていることを特徴とする請求項18に記載のシート処理装置。
  23. 前記スタックトレイと中間トレイと補助トレイとは、互いに略平行に設定されていることを特徴とする請求項22に記載のシート処理装置。
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