JP3715475B2 - 電子機器用温度制御回路および電子機器の温度制御方法 - Google Patents

電子機器用温度制御回路および電子機器の温度制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータ装置を始めとする電子機器で、放熱ファンといった冷却装置の動作状態を示す動作情報信号に基づき中央処理装置(CPU)の処理動作を変化させる温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンピュータ装置の筐体内には放熱ファンが配置される。この放熱ファンは、CPUで発せられる熱エネルギを奪い取って筐体の外部へ逃す。こうしてCPUの熱エネルギが筐体の外部に放出されると、筐体内の温度上昇は抑制される。放熱ファンが用いられずに筐体内に過度の温度上昇が引き起こされてしまうと、CPUやCPU周辺の電子部品に動作不良が生じるおそれがある。
【0003】
こういった放熱ファンの冷却動作に支障が生じると、CPUの熱エネルギが筐体外へ十分に放出されなくなってしまう。こういった場合には、クロック周波数の間引きや低速化によってCPUの処理動作を抑制し、筐体内の過度の温度上昇を阻止することが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
CPUの処理動作を抑制するにあたって、CPUには、放熱ファンの不具合を知らせる割り込み要求信号が供給される。CPUは、割り込み要求信号を受け取ると、実行中の処理を一時的に中断し、クロック周波数の間引きや低速化といった処理動作の抑制を実現させる。こうした処理動作の抑制の結果、筐体内の過度の温度上昇は回避される。
【0005】
割り込み要求信号は、例えばチップセットといったシステムコントローラから出力される。システムコントローラには、割り込み要求信号を生成する割り込み生成回路が組み込まれなければならない。その結果、システムコントローラの回路構成は複雑になってしまう。しかも、システムコントローラの小型化は妨げられてしまう。
【0006】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、できる限り簡単な回路構成を用いて、電子機器の筐体内で温度管理を実現することができる電子機器用温度制御回路および電子機器の温度制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、中央処理装置と、温度情報を示す温度情報信号に基づき割り込み要求信号を生成し、生成した割り込み要求信号を中央処理装置に向けて出力する割り込み生成回路と、冷却装置の動作状態を示す動作情報信号を中央処理装置に受け渡す入力回路とを備えることを特徴とする電子機器用温度制御回路が提供される。
【0008】
こうした電子機器用温度制御回路によれば、温度情報を示す温度情報信号に基づき生成される割り込み要求信号を取得する工程と、割り込み要求信号の取得に応じて、冷却装置の動作状態を示す動作情報信号を取得する工程と、動作情報信号に基づき中央処理装置の処理動作を変化させる工程とを備える温度制御方法が実現されることができる。
【0009】
かかる温度制御方法によれば、温度情報を示す温度情報信号に基づき中央処理装置(CPU)は温度制御用の割り込み処理を開始することができる。こうした割り込み処理を通じて、CPUは、冷却装置の動作状態を確認することができる。したがって、CPUには、冷却装置の動作状態に基づき割り込み要求信号を生成する固有の割り込み生成回路は接続される必要はなくなる。その結果、電子機器用温度制御回路の回路構成は簡略化される。
【0010】
一般に、冷却装置を用いて温度制御を実現する場合には、冷却装置に不具合が引き起こされていても温度が的確に制御されていれば問題はない。こういった場合には冷却装置の不具合は問われない。従来のように冷却装置の動作状態に基づき固有の割り込み要求信号が生成されてしまうと、温度が的確に制御されているにも拘わらずCPUの処理動作は中断されてしまう。本発明のように温度制御信号に基づき割り込み処理が開始されれば、温度が的確に制御されている限り、割り込み処理で不必要にCPUの処理動作が中断されることは回避されることができる。
【0011】
割り込み生成回路には、例えば電子機器の筐体内で実温度を測定する温度センサが接続されてもよい。こうした温度センサの働きによれば、筐体内で観測される温度変化に応じて確実に割り込み要求信号は生成されることができる。こうして生成される割り込み要求信号に応じて冷却装置が制御されれば、筐体内の過度の温度上昇は確実に阻止されることができる。温度センサは直接にCPUの温度を測定してもよい。
【0012】
例えば入力回路には、CPUに組み合わせられるシステムコントローラやウルトラI/O(入出力装置)に組み込まれるGPI(General Purpose Input)回路が採用されればよい。システムコントローラは、周知のとおり、例えばシステムバスでCPUに接続されるノースブリッジと、このノースブリッジにPCIパスで接続されるサウスブリッジとから構成されてもよい。
【0013】
例えば冷却装置には、CPUで発せられる熱エネルギを奪い取って筐体の外部へ逃す放熱ファンが用いられてもよい。ただし、筐体内の熱エネルギを奪って筐体内の温度上昇を阻止することができる冷却装置であれば、放熱ファン以外の冷却装置が用いられてもよい。
【0014】
例えばこうした温度制御方法では、動作情報信号で冷却装置の不具合が特定されるとCPUの処理動作は抑制されればよい。こうしてCPUの処理動作が抑制されれば、CPUから発せられる熱エネルギは低減され、その結果、筐体内では過度の温度上昇は食い止められることができる。冷却装置の不具合には、例えば放熱ファンの回転不良その他の故障が含まれてもよく、消費電力の低減を意図した放熱ファンの動作停止が含まれてもよい。
【0015】
処理動作の抑制にあたって、温度制御方法は、CPUに供給されるクロック周波数の間引きやクロック周波数の低速化を実現してもよい。その他、温度制御方法は、CPUの実現するシステムをサスペンドモードへ移行させたり、システムのシャットダウンを実現したりてもよい。
【0016】
以上のような温度制御方法は例えばBIOSの形で提供されるコンピュータソフトウェアによって実現されてもよい。こういったコンピュータソフトウェアは、例えばFD(フロッピーディスク)やCD(コンパクトディスク)、その他の可搬性記録媒体を通じてコンピュータ装置に取り込まれてもよく、インターネットその他のネットワークを通じてコンピュータ装置に取り込まれてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
【0018】
図1は電子機器としてのノートパソコン10の外観を示す。このノートパソコン10は、中央処理装置(CPU)を始めとする電子部品が組み込まれるパソコン本体11と、このパソコン本体11に連結されて、液晶ディスプレイが組み込まれるリッド12とを備える。リッド12は、パソコン本体11に対して支軸回りで揺動することができる。リッド12は、この揺動を通じてパソコン本体11の表面に重ね合わせられる。
【0019】
パソコン本体11の表面には、キーボード13やポインティングデバイス14が組み込まれる。ノートパソコン10でアプリケーションソフトウェアを実行するにあたって、使用者は、キーボード13やポインティングデバイス14を操作し必要な指令や情報を入力することができる。アプリケーションソフトウェアの処理過程や処理結果は、リッド12に組み込まれた液晶ディスプレイの画面上に表示されることができる。
【0020】
図2はパソコン本体11内に組み込まれるプリント回路基板いわゆるマザーボード16の回路構成を概略的に示す。このマザーボード16には、例えばオペレーティングシステム(OS)上でアプリケーションソフトウェアを実行することができるCPU17が搭載される。CPU17は、例えば表面実装といった手法を用いてマザーボード16上に実装されてもよく、マザーボード16上に実装されるCPUスロットに装着されてもよい。
【0021】
CPU17のシリコン内には、CPU17の温度を測定する温度センサ18が埋め込まれる。この温度センサ18は、測定された実温度と、予め設定された温度閾値とを相互に比較する。温度センサ18は、実温度が温度閾値を超える間、ハイレベルの通知信号を出力し続ける。一方、実温度が温度閾値を下回ると、温度センサ18は、ローレベルの通知信号を出力し続ける。このとき、温度閾値は、CPU17の正常な動作や、CPU17の周辺に配置される回路素子の正常な動作を確実に保証する最大許容温度に基づき設定されればよい。
【0022】
CPU17には、ノートパソコン10のシステムを統括するシステムコントローラすなわちチップセット19が接続される。このチップセット19は、CPU17にシステムバス20で接続されるノースブリッジ21と、このノースブリッジ21にPCIバス22で接続されるサウスブリッジ23とから構成される。
【0023】
ノースブリッジ21にはシステムメモリ24が接続される。CPU17は、ノースブリッジ21の働きを通じて、システムメモリ24に一時的に取り込まれるOSやアプリケーションソフトウェアのプログラムを読み出す。システムメモリ24にはSDRAM(シンクロナスDRAM)といったメモリモジュールが用いられればよい。こうしたメモリモジュールは、例えばマザーボード16上に実装されるDIMMコネクタに装着されればよい。
【0024】
CPU17やシステムメモリ24には、クロック生成回路25で生成されるクロック信号が供給される。このクロック信号の周波数に応じてCPU17の処理速度は決定されることができる。こうしたクロック信号は、CPU17やシステムメモリ24にだけでなく、ノースブリッジ21やサウスブリッジ23、その他の回路素子にも供給される。その結果、クロック信号を受け取るノースブリッジ21やサウスブリッジ23、その他の回路素子はCPU17と同期して作動することができる。
【0025】
サウスブリッジ23には、いわゆるIDEインターフェースを構成するIDEコネクタ26が接続される。このIDEコネクタ26には、例えば、パソコン本体11に内蔵のハードディスク駆動装置(HDD)27といった大容量記憶装置が接続されることができる。CPU17が例えばアプリケーションソフトウェアを実行するにあたって、サウスブリッジ23は、HDD27で読み出された情報をシステムメモリ24に送り込む。
【0026】
PCIバス22には、PCMCIAコントローラ28やモデム29が接続される。PCMCIAコントローラ28にはPCカードスロットが接続される。PCカードスロットにPCカード30が挿入されると、周知のとおり、例えばCD−ROM(コンパクトディスクを利用した読み出し専用メモリ)駆動装置31といった外部周辺機器とノースブリッジ21との間にはIDEやSCSIといった所望のインターフェースが確立される。その一方で、モデム29には有線や無線を問わず電話回線が接続されることができる。モデム29は、例えばインターネットやエクストラネットといったネットワークに対してCPU17を接続する。
【0027】
パソコン本体11の筐体内には、筐体内の熱エネルギを奪う冷却装置としての放熱ファン32が組み込まれる。放熱ファン32の回転で生成される気流は、筐体内の熱エネルギを奪い取って筐体から外部へ逃れる。その結果、筐体内では過度の温度上昇は回避されることができる。放熱ファン32の回転はファン制御回路33によって制御される。このファン制御回路33は、例えば放熱ファン32の回転不良といった故障時にアラーム信号を出力することができる。
【0028】
サウスブリッジ23には、ISAバス34を通じてウルトラI/O(入出力装置)35が接続される。このウルトラI/O35には、キーボード13の接続ピンのほか、ポインティングデバイス14の接続端子を受け入れるPS2コネクタ36や、フロッピーディスク駆動装置(FDD)37の接続端子が装着されるFDDコネクタ38が接続される。その他、ウルトラI/O35には、外付けキーボードの接続端子を受け入れるPS2コネクタ(図示せず)や、同様に外付けマウスの接続端子が装着されるPS2コネクタ(図示せず)が接続されてもよい。
【0029】
ウルトラI/O35には、BIOS(基本入出力システム)が格納されたフラッシュメモリ(EEPROM)39が接続される。CPU17は、このフラッシュメモリ39から読み出されるBIOSに基づき、ディスプレイやキーボード13、ポインティングデバイス14、HDD27といった基本的な周辺機器とOSとの間でデータの入出力を制御する。
【0030】
図3から明らかなように、サウスブリッジ23は、CPU17から発行される指示に従ってファン回転指示信号を生成するファン回転指示回路41を備える。ファン回転指示信号には、例えばファン32の停止や作動といった指示を特定する指示情報や、ファン32の回転数を特定する回転数情報が含まれる。ファン制御回路33は、ファン回転指示信号で特定される指示情報や回転数情報に従ってファン32の動作を制御する。
【0031】
クロックゲート指示回路42は、同様にCPU17から発行される指示に従ってクロックゲート指示信号STPCLK#を生成する。クロックゲート指示信号STPCLK#には、クロック信号に対する間引きの有無や度合いを特定する情報が含まれる。CPU17のクロックゲート43は、受け取ったクロックゲート指示信号STPCLK#で特定される間引きの有無や度合いに従ってクロック信号の間引きすなわちクロックスロットリングを実現する。例えばクロック信号の間引きが行われなければ、CPU17は、供給されるクロック信号のクロック周波数で実現可能な最大処理速度で動作することができる。例えば「間引き=10%」を特定するクロックゲート指示信号STPCLK#がクロックゲート43に供給されると、クロックゲート43は、例えば90nsのクロック信号の供給と10nsの供給停止とを交互に実現する。したがって、演算部(ALU;算術論理演算回路)44は、9対1の割合で動作と動作停止とを交互に繰り返すこととなる。こうした間引きによれば、例えば演算部(ALU)44の負荷は最大時の90%に抑制されることができる。その結果、CPU17の発熱は抑制されると考えられる。ただし、図3から明らかなように、クロックゲート43で実現されるクロック信号の間引きは、ALU44のように間欠動作可能な構成要素に対して実現されるものの、例えばキャッシュスヌープ回路45のように常時動作し続けることが要求される構成要素に対して実現されることはない。
【0032】
クロック周波数設定回路47は、同様にCPU17から発行される指示に従ってクロック周波数設定信号を生成する。クロック周波数設定信号には、クロック信号のクロック周波数を特定する情報が含まれる。クロック生成回路25は、受け取ったクロック周波数設定信号で特定されるクロック周波数でクロック信号を出力する。クロック周波数は、CPU17の最大処理速度を実現する最大周波数と、そういった最大周波数よりも低い周波数との間で切り換えられればよい。低い周波数でCPU17が動作すると、最大周波数で動作する際に比べて、CPU17の発熱は抑制されると考えられる。
【0033】
割り込み生成回路48は、温度センサ18から出力される通知信号でハイレベルへの立ち上がりやローレベルへの落下を検知すると、割り込み要求信号INTRを生成する。この割り込み要求信号INTRはCPU17に供給される。CPU17は、こういった割り込み要求信号INTRを受け取ると、実行中の処理動作を一時的に中断し、この割り込み要求信号INTRに割り当てられた割り込み処理を実行する。ただし、CPU17の割り込み処理を開始させるにあたっては、こういった割り込み要求信号INTRに代えて、さらに割り込み優先度の高いSMI#信号(System Management Interrupt)が用いられてもよい。
【0034】
GPI(General Purpose Input)回路49は、ファン制御回路33から出力されるアラーム信号の有無に応じて「0」値と「1」値とで切り替わるレジスタ(図示せず)を備える。CPU17は、レジスタに設定された「0」値や「1」値を取り込むことができる。
【0035】
いま、ノートパソコン10が立ち上げられると、CPU17は、HDD27から読み出されるOSや、フラッシュメモリ39から読み出されるBIOSに基づき処理動作を開始する。CPU17は、同時に、サウスブリッジ23のファン回転指示回路41からファン回転指示信号を出力させる。例えばCPU17が高い負荷の下でアプリケーションソフトウェアを実行すると、動作中のCPU17から比較的に多くの熱エネルギが発せられる。こうした熱エネルギは、CPU17の周囲の空気に伝達され、筐体内に籠もる空気の温度上昇を引き起こす。放熱ファン32が回転すると、筐体の内外で空気の循環が実現され、その結果、筐体内で過度の温度上昇が引き起こされることは極力回避されることができる。
【0036】
こうしたCPU17の処理動作中、温度センサ18はCPU17の実温度を監視し続ける。いま、例えばCPU17から発せられる熱エネルギが増加し、温度センサ18で観測される実温度が温度閾値を超えた場面を想定する。実温度が温度閾値を超えた時点で、温度センサ18から出力される通知信号ではローレベルからハイレベルへの切り替わりが実現される。サウスブリッジ23の割り込み生成回路48は、こうしたローレベルからハイレベルへの立ち上がりを検知すると、CPU17に向けて割り込み要求信号INTRを出力する。
【0037】
CPU17は、割り込み要求信号INTRを受け取ると、実行中の処理動作を一時的に中断し、フラッシュメモリ39から読み出されたBIOSに従って割り込み処理を実行する。この割り込み処理を実行するにあたってCPU17は、例えば図4に示されるように、温度閾値を超えた温度上昇に基づき割り込み要求信号INTRが供給されたのか、温度閾値を下回る温度下降に基づき割り込み要求信号INTRが供給されたのかを識別する(ステップS1)。こうした識別を実現するにあたって、CPU17は、例えば割り込み要求信号INTRの受信回数を計測すればよい。温度上昇時の割り込み要求信号INTRと温度下降時の割り込み要求信号INTRとは必ず交互に生成されるからである。その他、CPU17は、割り込み要求信号INTRの受信に応じて温度センサ18の実温度を参照してもよい。
【0038】
温度上昇が確認されると、CPU17は、ステップS2でGPI回路49のレジスタを参照する。このとき、放熱ファン32が正常どおりに回転していれば、GPI回路49のレジスタには「0」値が設定される。こうした「0」値を取得したCPU17は、ステップS3で、比較的に緩やかな負荷低下を実現するクロック周波数の間引きを指示する。サウスブリッジ23のクロックゲート指示回路42は、CPU17の指示に従って例えば「間引き=10%」を特定するクロックゲート指示信号STPCLK#をクロックゲート43に向けて出力する。
【0039】
クロックゲート43は、こうしたクロックゲート指示信号STPCLK#を受け取ると、例えば図5に示されるように、クロック信号の間引きを実現する。こうした間引きによれば、クロック信号の供給と供給停止とは9対1の割合で交互に繰り返される。こうしたクロック信号の供給および供給停止に応じてALU44は動作と停止とを交互に繰り返す。その結果、ALU44の負荷は最大時の90%に抑制される。CPU17の処理速度は低減されるものの、CPU17の発熱は抑制される。放熱ファン32の冷却効果とクロック周波数の間引きとの相乗効果によって筐体内の温度上昇は食い止められる。割り込み処理は完了する。CPU17は、割り込み処理以前に実行中の処理動作に復帰する。
【0040】
再び図4を参照し、ファン制御回路33からアラーム信号が出力されていれば、CPU17はステップS2で「1」値を取得する。その結果、CPU17では、放熱ファン32の回転不良といった不具合が確認される。その他、消費電力の抑制を意図して強制的に放熱ファン32の回転が阻止される場合には、GPI回路49のレジスタに「1」値が設定されてもよい。
【0041】
こうして放熱ファン32の不具合が確認されると、CPU17は、ステップS4で、前述の間引きに比べて強い度合いで負荷低下を実現するクロック周波数の間引きを指示する。サウスブリッジ23のクロックゲート指示回路42は、CPU17の指示に従って例えば「間引き=30%」を特定するクロックゲート指示信号STPCLK#をクロックゲート43に供給する。
【0042】
クロックゲート43は、こうしたクロックゲート指示信号STPCLK#を受け取ると、例えば図5に示されるように、クロック信号の間引きを実現する。こうした間引きによれば、クロック信号の供給と供給停止とは7対3の割合で交互に繰り返される。こうしたクロック信号の供給および供給停止に応じてALU44は動作と停止とを繰り返す。ALU44の負荷は最大時の70%に大きく抑制される。その結果、CPU17の発熱は「間引き=10%」の実現時に比べて大きく低減される。放熱ファン32の働きを借りずに、クロック周波数の間引きは単独で筐体内の温度上昇を食い止める。割り込み処理は完了する。前述と同様に、CPU17は、割り込み処理以前に実行中の処理動作に復帰する。
【0043】
再開されたCPU17の処理動作中に、放熱ファン32や間引きの効果に応じて筐体内の温度が下降すると、温度センサ18から出力される通知信号では、実温度が温度閾値を下回った時点でハイレベルからローレベルへの切り替わりが実現される。サウスブリッジ23の割り込み生成回路48は、こうしたハイレベルからローレベルへの落下を検知すると、CPU17に向けて割り込み要求信号INTRを出力する。
【0044】
CPU17は、割り込み要求信号INTRを受け取ると、前述と同様に、実行中の処理動作を再び一時的に中断し、フラッシュメモリ39から読み出されたBIOSに従って割り込み処理を実行する。ここでは、ステップS1で温度下降が確認されると、CPU17は、GPI回路49のレジスタを参照することなく、ステップS5でそれまで実行中の間引き処理の解除を指示する。サウスブリッジ23のクロックゲート指示回路42は、CPU17の指示に従って例えば「間引き=0%」を特定するクロックゲート指示信号STPCLK#すなわち常時ハイレベルを維持するクロックゲート指示信号STPCLK#をクロックゲート43に向けて出力する。クロックゲート43は指示どおりに間引きを中止しクロック信号を供給し続ける。割り込み処理は完了する。CPU17は、割り込み処理以前に実行中の処理動作を回復する。ALU44は最大の負荷を許容しつつ処理動作を実行する。
【0045】
こういったクロック信号の間引きに代えて、CPU17の割り込み処理は、CPU17に供給されるクロック周波数の変更を実現してもよい。例えば図6に示されるように、前述と同様にステップT1で温度上昇が確認されると、CPU17は、ステップT2でGPI回路49のレジスタを参照する。GPI回路49のレジスタに「0」値が設定されていれば、CPU17は、ステップT3で、最大周波数(例えば500MHz)に比べて比較的に低い中速度周波数(例えば400MHz)の設定を指示する。サウスブリッジ23のクロック周波数設定回路47は、CPU17の指示に従って「クロック周波数=400MHz」を特定するクロック周波数設定信号をクロック生成回路25に向けて出力する。クロック生成回路25は指示に従って400MHzのクロック信号をCPU17に供給する。その結果、CPU17の処理速度は低減されるものの、CPU17の発熱は抑制される。放熱ファン32の冷却効果とクロック周波数の低減との相乗効果によって筐体内の温度上昇は食い止められる。こうして割り込み処理は完了する。
【0046】
その一方で、前述と同様にステップT2でGPI回路49のレジスタに「1」値が確認されると、CPU17は、ステップT4で、前述の中速度周波数に比べてさらに低い低速度周波数(例えば250MHz)の設定を指示する。サウスブリッジ23のクロック周波数設定回路47は、CPU17の指示に従って「クロック周波数=250MHz」を特定するクロック周波数設定信号をクロック生成回路25に供給する。CPU17に低速度周波数のクロック信号が供給されると、CPU17の処理速度は著しく低減されるものの、CPU17の発熱は中速度周波数の実現時に比べて大きく低減される。放熱ファン32の働きを借りずに、低速度周波数のクロック信号は単独で筐体内の温度上昇を食い止める。こうして割り込み処理は完了する。
【0047】
その後、前述と同様に、ステップT1で温度下降が確認されると、CPU17は、ステップT5で再び最大周波数の設定を指示する。サウスブリッジ23のクロック周波数設定回路47は、CPU17の指示に従って「クロック周波数=500MHz」を特定するクロック周波数設定信号をクロック生成回路25に供給する。その結果、こうした割り込み処理が完了すると、CPU17は、最大周波数で実現可能な最大の処理速度で処理動作を実行する。
【0048】
以上のような割り込み処理では、図7や図8に示されるように、ステップS2やステップT2で放熱ファン32の不具合が確認された際に、ステップS4やステップT4で強制的にノートパソコン10をサスペンドモードに移行させたり強制的にノートパソコン10をシャットダウンさせたりしてもよい。こうしたサスペンドモードへの移行やシャットダウン処理は、周知のとおり、サウスブリッジ23に組み込まれる例えばATX電源インターフェースの働きに基づき実現されればよい。こういったサスペンドモードへの移行やシャットダウン処理によれば、CPU17の処理動作は停止され、その結果、CPU17の発熱は確実に抑制される。しかも、割り込み処理では、2段階で変化する間引きを用意する必要はなく、同様に3段階で変化するクロック周波数に代えて2段階で変化するクロック周波数を用意すればすむ。
【0049】
以上のような割り込み処理では、温度上昇時の温度閾値と温度下降時の温度閾値とは個別に設定されてもよい。例えば図9に示されるように、温度上昇時の温度閾値THに比べて温度下降時の温度閾値TLが低く設定されると、温度閾値TH付近でCPU17の実温度が細かく上下動しても、実温度が温度閾値TLに達しない限りCPU17に向けて割り込み要求信号INTRが発せられることはない。したがって、温度上昇時と温度下降時とで共通の温度閾値THを用いる場合に比べて、CPU17に供給される割り込み要求信号INTRの頻度すなわち回数は低減されることができる。その結果、CPU17の処理動作が頻繁に中断されることは回避されることができる。
【0050】
以上のような割り込み処理を実現するBIOSは、図2に示されるように、例えばFDD37で読み取られるFD51や、外付けのCD−ROM駆動装置31で読み取られるCD−ROM52といった可搬性の記録媒体からフラッシュメモリ24に取り込まれてもよく、モデム29に接続されるネットワーク経由でフラッシュメモリ24に取り込まれてもよい。こうしたBIOSの書き込みにあたって、CPU17は、例えば書き込み用ツールを実現するソフトウェアプログラムを実行する。こうした書き込み用ツールのソフトウェアプログラムは、BIOSとともにシステムメモリ24に取り込まれればよい。
【0051】
こうしたBIOSは、以上のようなノートパソコン10に採用されるマザーボード16に適用されることができるだけでなく、デスクトップパソコンに採用されるマザーボードに適用されてもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、冷却装置の不具合に応じて割り込み要求信号を生成する固有の割り込み生成回路を省略することができ、その結果、温度制御回路の回路構成は簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ノートパソコンの外観を示す斜視図である。
【図2】 マザーボードの回路構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】 サウスブリッジの構造を概略的に示すブロック図である。
【図4】 割り込み処理の一具体例を示すフローチャートである。
【図5】 クロック信号の間引きを概念的に示すタイムチャートである。
【図6】 割り込み処理の他の具体例を示すフローチャートである。
【図7】 割り込み処理のさらに他の具体例を示すフローチャートである。
【図8】 割り込み処理のさらに他の具体例を示すフローチャートである。
【図9】 温度上昇時の温度閾値に比べて低く設定される温度下降時の温度閾値の効果を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 電子機器としてのノートパソコン、17 中央処理装置(CPU)、18 温度センサ、32 冷却装置としての放熱ファン、48 割り込み生成回路、49 入力回路としてのGPI回路、51 記録媒体としてのFD(フロッピーディスク)、52 記録媒体としてのCD(コンパクトディスク)。

Claims (10)

  1. 度情報を示す温度情報信号に基づき割り込み要求信号を生成し、生成した割り込み要求信号を出力する割り込み生成回路と、冷却装置の動作状態を記憶する入力回路と、割り込み生成回路から割り込み要求信号を受け取った後に、冷却装置の動作状態を示す動作情報信号を入力回路から取得する中央処理装置とを備えることを特徴とする電子機器用温度制御回路。
  2. 請求項1に記載の電子機器用温度制御回路において、前記動作情報信号で前記冷却装置の不具合が特定されると、前記中央処理装置の処理動作は抑制されることを特徴とする電子機器用温度制御回路。
  3. 請求項1に記載の電子機器用温度制御回路において、前記中央処理装置は、前記温度情報信号を出力する温度センサを内蔵することを特徴とする電子機器用温度制御回路。
  4. 筐体内に設置される中央処理装置と、筐体内の温度情報を示す温度情報信号を出力する温度センサと、温度情報信号に基づき生成される割り込み要求信号を中央処理装置に向けて出力する割り込み生成回路と、筐体内を冷却する冷却装置と、冷却装置の動作状態を記憶する入力回路とを備え、中央処理装置は、割り込み生成回路から割り込み要求信号を受け取った後に、冷却装置の動作状態を示す動作情報信号を入力回路から取得することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器において、前記動作情報信号で前記冷却装置の不具合が特定されると、前記中央処理装置の処理動作は抑制されることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4に記載の電子機器において、前記温度センサは前記中央処理装置に内蔵されることを特徴とする電子機器。
  7. 温度情報を示す温度情報信号に基づき生成される割り込み要求信号を取得する工程と、割り込み要求信号の取得に応じて、冷却装置の動作状態を示す動作情報信号を取得する工程と、動作情報信号に基づき中央処理装置の処理動作を変化させる工程とを備えることを特徴とする電子機器の温度制御方法。
  8. 請求項に記載の電子機器の温度制御方法において、前記中央処理装置の処理動作を変化させるにあたって、前記動作情報信号で前記冷却装置の不具合が特定されると前記中央処理装置の処理動作を抑制することを特徴とする電子機器の温度制御方法。
  9. 温度情報を示す温度情報信号に基づき生成される割り込み要求信号を取得する手順と、割り込み要求信号の取得に応じて、冷却装置の動作状態を示す動作情報信号を取得する手順と、動作情報信号に基づき中央処理装置の処理動作を変化させる手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 請求項9に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記中央処理装置の処理動作を変化させるにあたって、前記動作情報信号で前記冷却装置の不具合が特定されると、前記中央処理装置の処理動作を抑制する手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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