JP3705699B2 - 薄板の保持搬送方法 - Google Patents

薄板の保持搬送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば大型に形成されたガラス板などの薄板を保持して所定の場所まで搬送するための薄板の保持搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ガラス板は肉薄に加工して、例えば液晶パネル基板やカラーフィルタ、あるいはPDP(プラズマディスプレイパネル)など、多様な分野で用いられている。
【0003】
上記のような用途に用いられるガラス板は、例えば所定の大きさの矩形に加工された後、塵芥除去のために予め水洗浄された下定盤に、作業者によって載置される。その後、下定盤と上定盤の運動(回転、移動)により表面が研磨加工される。この際、ガラス板は清浄性を維持するために同時に水洗浄が行われる。
【0004】
そして、研磨加工されたガラス板は、最終的に水洗浄された後、作業者によって持ち上げられて、次の作業を行う所定の場所まで、人的あるいは搬送機により運ばれる。この際、ガラス板は自重により撓むため、持ち上げる際や搬送の際には、損傷しないよう慎重に行う必要があるとともに機械振動や搬送時の加速度の変化にも十分に配慮しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにガラス板は、所定の大きさに形成された後は、作業者によって下定盤に移し替えられる。あるいは、ガラス板は、研磨加工後に下定盤から作業者によって取り外される。
【0006】
ところで近年、ガラス板はますます大型化(例えば550×650×0.7mm)している。このような肉薄で大型のガラス板を損傷させることなく搬送するのは難しい。また、研磨加工後のガラス板は、水濡れ状態にあって下定盤に密着している。このようなガラス板を下定盤から取り外す作業は、熟練者であっても難しい。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題を解決し得るガラス板の保持搬送方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決手段は、薄板を搬送経路に沿って搬送するための搬送台に昇降自在に設けた保持部材を、前記搬送経路に設けた定盤上の載せ板の溝に挿入し、前記保持部材を互いに接近させて薄板の下面を支持させた後、前記保持部材を上昇させて定盤に載置された薄板の縁部を持ち上げ、前記薄板の縁部を持ち上げた際に定盤と薄板との間に生じる隙間から薄板剥離用部材を挿入して定盤から薄板を剥離し、前記保持部材を上昇して薄板を支持し搬送経路に沿って搬送するものである。
【0009】
上記構成において、搬送経路に設けた定盤に載置された薄板の縁部を、薄板を前記搬送経路に沿って搬送するための搬送台に対して昇降自在に設けた保持部材で持ち上げ、薄板の縁部を持ち上げた際に定盤と薄板との間に生じる隙間から薄板剥離用部材を挿入することで定盤から薄板を剥離して、確実かつ容易に、薄板を損傷させることなく安全に搬送する。
【0010】
また請求項2記載の課題解決手段は、定盤の搬入側に配置した搬入コンベヤの上方で保持部材で薄板を保持するとともに薄板剥離用部材で薄板をその下面で支持した状態で薄板を定盤に搬送し、定盤の上方で保持部材で薄板を保持するとともに薄板剥離用部材で薄板をその下面で支持した状態で薄板を定盤の搬出側に配置した搬出コンベヤに搬送するものである。
【0011】
上記構成において、定盤の搬入側に配置した搬入コンベヤの上方で保持部材で薄板を保持するとともに支持体兼用の薄板剥離用部材で薄板をその下面で支持した状態で薄板を定盤に搬送し、定盤の上方で保持部材で薄板を保持するとともに薄板剥離用部材で薄板をその下面で支持した状態で薄板を定盤の搬出側に配置した搬出コンベヤに搬送する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係るガラス板(薄板の一例で、例えば矩形に形成される)1の保持搬送装置2は、搬送経路3の途中に配置した研磨装置4の下定盤5における載せ板6に対し、ガラス板1を搬入して載置し、また剥離して搬出するためのもので、下定盤5の搬入側7に搬入コンベヤ8が配置され、下定盤5の搬出側9に搬出コンベヤ10が配置されている。
【0013】
また、前記下定盤5の上方に、ガラス板1を搬送経路3に沿って搬送するための搬送台11が図示しない移動装置によって所定区間、すなわち搬入コンベヤ8から搬出コンベヤ10の上方に亘って水平方向に移動自在に設けられ、また、搬送台11は、図示しない昇降装置によって下定盤5に対して昇降自在に構成され、さらに搬送台11は、位置検出器の検出信号で駆動するストッパによって、下定盤5の上方位置で搬入側7および搬出側9への移動を阻止されるよう構成されている。
【0014】
また、ガラス板1の縁部を保持して下定盤5の載せ板6に対して載置し持ち上げるための保持部材12A,12Bが、前記搬送台11に位置調節手段13を介して昇降自在および水平方向(搬送経路3方向)に接近離間自在に取付けられている。なお前記保持部材12A,12Bは、搬送台11の両側に複数個(例えば3個)対で設けられ、各保持部材12A,12Bの下端部には、ガラス板1の下面に当接する折曲形成した把持爪14が形成されている。
【0015】
なお、前記載せ板6には、保持部材12A,12B同士の前後方向の離間幅に一致する所定間隔置きに溝36が形成され、各溝36は、保持部材12A,12Bの把持爪14の厚みより深く、把持爪14の長さより大きく、かつ2倍程度の幅に形成されている。
【0016】
前記位置調節手段13は、搬送台11の上面に設けられた支持部材15と、この支持部材15の端部に昇降自在に取付けられた昇降片16と、支持部材15をガラス板1の幅方向(搬送経路3方向)に沿って案内するためのレール17と、前記支持部材15をレール17に沿って移動させるための移動装置(図示せず)および前記昇降片16を支持部材15に沿って昇降させるためのシリンダ装置とから構成されている。
【0017】
また、ガラス板1の端部が前記保持部材12A,12Bで下定盤5に対して持ち上げられた状態で、下定盤5とガラス板1との間に介入するガラス板剥離用の複数個のローラー19,20からなるローラー群21,22(ガラス板1剥離用部材の一例)が搬送台11の両側に設けられ、各ローラー群21,22のローラー19,20は中心に移動杆23A,23Bが貫通され、各移動杆23A,23Bの端部は軸受け24に支持されている。
【0018】
そして、各ローラー群21,22を下定盤5の載せ板6に沿って搬送経路3(水平方向)に接近離間移動させるための移動装置25が搬送台11に設けられ、この移動装置25は、搬送台11の前後面に搬送経路3に沿って設けられた移動用レール26と、各移動用レール26に摺動自在に嵌合する摺動部材27と、各摺動部材27に取付けられて上下方向に伸縮するとともに前記軸受け24にロッド28が取付けられた昇降用シリンダ装置29と、各昇降用シリンダ装置29の上部にモータ台30を介して取付けられた移動用モータ31と、各移動用モータ31の出力軸32に取付けられたピニオン33と、このピニオン33に噛合するとともに搬送台11の上面に搬送経路3に沿って配置されたラック34とから構成されている。
【0019】
上記構成の保持搬送装置2におけるガラス板1の保持搬送方法を説明する。所定の大きさおよび形状に形成されたガラス板1は、搬入コンベヤ8に載せられて下定盤5の搬入側まで搬送されて停止する。そうすると、移動装置の駆動によって、搬送台11が搬入コンベヤ8、すなわちガラス板1の上方まで水平方向に沿って移動する。そして、ガラス板1の上方に到着した時点で停止して、昇降装置の駆動によって下降し、位置調節手段13のシリンダ装置の駆動により昇降片16が下降して保持部材12A,12Bの把持爪14が搬入コンベヤ8の搬送面まで下降し、移動装置の駆動により支持部材15がレール17に沿って移動して互いに接近し、把持爪14がガラス板1を下面で支持する。このようにした状態で、シリンダ装置を駆動して保持部材12A,12Bを上昇させるとともに昇降装置を駆動することで搬送台11を上昇させてガラス板1を搬入コンベヤ8から持ち上げる。この状態で移動装置を駆動し、搬送台11を搬送方向3に水平方向に移動し、下定盤5の載せ板6の真上にガラス板1が位置すると、位置検出器がこれを検出してストッパによって、搬送台11が搬入側7および搬出側9への移動を阻止される。
【0020】
次に、昇降装置の駆動によって搬送台11が下降し、また保持部材12A,12Bもこれに伴って下降し、位置調節手段13のシリンダ装置の駆動により昇降片16がさらに下降して、保持部材12A,12Bの把持爪14が載せ板6の各溝36に上方から嵌合し、ガラス板1が載せ板6に載置される。このとき、ガラス板1は、中央から外側に広がるように載せ板6との接触面積を増すため、水濡れ状態にある載せ板6とガラス板1との間に空気層ができず、密着する。
【0021】
そして、ガラス板1が載せ板6に載置された時点で、両側の保持部材12A,12Bを離間させる方向に移動させる。このとき、各溝36の幅は把持爪14の2倍程度に形成されているので、ガラス板1の両側の縁部から離れ、次に保持部材12A,12Bが上昇する際に把持爪14がガラス板1の縁部に当たることはない。
【0022】
そして、搬送台11を上昇させ、保持部材12A,12Bを上昇させ、必要に応じて、搬送台11を搬入側あるいは搬出側に移動し、上定盤(図示せず)と下定盤5の運動で、載せ板6に載置したガラス板1の表面に研磨加工を行う。また、表面の清浄を維持するよう水洗浄を行う。
【0023】
次に、研磨加工を終了した後にガラス板1を持ち上げ、所定の場所まで搬送する動作を説明する。まず、下定盤5の載せ板6の真上に搬送台11を再び位置させ、搬送台11を下降し、保持部材12A,12Bをガラス板1の幅方向に最大限に離間させた状態で下降し、その把持爪14を溝36に上方から挿入し、次に移動装置を駆動して支持部材15をレール17に沿って移動して互いに接近させ、把持爪14でガラス板1を下面で支持する。このようにした状態で、シリンダ装置を駆動して保持部材12A,12Bを上昇させると、ガラス板1の縁部が載せ板6から剥離する。
【0024】
ここで、各昇降用シリンダ装置29を駆動して各ローラー群21,22のローラー19,20を載せ板6の端部に当接し、移動用モータ31を駆動してピニオン33を回転させると、搬送台11は水平方向への移動が阻止された状態にあるので、移動用レール26に沿って昇降用シリンダ装置29が互いに離間した位置から移動用モータ31とともに接近する方向に移動し、これに伴って各ローラー群21,22のローラー19,20同士が載せ板6に沿って移動し、載せ板6とガラス板1の縁部の間の隙間からローラー19,20が入り込んでガラス板1を載せ板6から剥離する(持ち上げる)。なお、各ローラー群21,22を載せ板6とガラス板1の縁部の隙間から挿入する際、ガラス板1は縁部を持ち上げられる事により湾曲した状態にあるので、保持部材12A,12B同士を少し離間させると、ガラス板1を損傷させることなく円滑にガラス板1を載せ板6から剥離させることができる。
【0025】
そして、ローラー19,20がガラス板1下の所定の位置まで移動したら移動用モータ31の駆動を停止して保持部材12A,12Bおよびローラー群21,22を同期して上昇させ、ガラス板1を例えば湾曲した状態で保持し、移動装置を駆動して、搬送台11を搬出側へ移動し、搬送台11(ガラス板1)が搬出コンベヤ10の上方に位置したら停止し、保持部材12A,12Bおよびローラー群21,22を同期して下降し、ローラー群21,22が搬出コンベヤ10に上方から当接し、ローラー群21,22および保持部材12A,12Bの下降を停止し、今度は移動用モータ31を反対方向に駆動してローラー群21,22同士を離間させ、載せ板6とガラス板1との間から反対方向に抜き取る。そして、保持部材12A,12B同士をわずかに離間させながらさらに下降させ、ガラス板1が全面的に搬出コンベヤ10に載置された時点で、保持部材12A,12B同士を離間させ、把持爪14をガラス板1の縁部から回避して上昇させる。そして、搬出コンベヤ10の駆動によりガラス板1を所定の場所まで搬送する。なお、このようにガラス板1を搬出コンベヤ10に搬送する場合、ローラー群21,22は、ガラス板1を下面で支持する支持体に兼用されるものである。
【0026】
以上の動作を繰り返すことにより、順次下定盤5の載せ板6に対してガラス板を搬入し、研磨し、また下定盤5の載せ板6からガラス板1を持ち上げて搬出するものである。
【0027】
このように、本発明の実施の形態によれば、下定盤5の載せ板6に載置されているガラス板1の縁部を保持部材12A,12Bの把持爪14で把持して持ち上げ、載せ板6とガラス板1との間の隙間からローラー19,20からなるローラー群21,22を載せ板6に沿って移動して挿入し、このローラー19,20でガラス板1を載せ板6に対して剥離し、把持爪14とローラー19,20でガラス板1を保持して搬送するようにしたので、ガラス板1が水濡れ状態で下定盤5の載せ板6に載置されていたとしても、また大きなガラス板1であっても、熟練を要することなく、確実にガラス板1を載せ板6から持ち上げ、ガラス板1を損傷させることなく搬送することができる。
【0028】
なお、上記実施の形態では、ガラス板剥離用部材の一例としてのローラー群21,22は、ガラス板1を載せ板6から剥離し、搬出コンベヤ10側に搬出する際に用いるようにしたがこれに限定されるものではなく、ガラス板1の大きさに応じて使用方法を変更することも勿論可能である。すなわち、ガラス板1が保持部材12A,12Bのみでは保持不可能な大きさの場合には、載せ板6に対してガラス板1を搬入する際にも、ガラス板1を保持部材12A,12Bで保持するとともにガラス板1と搬入コンベヤ8の間にローラー群21,22を挿入して下面で支持し、この状態で載せ板6に対してガラス板1を損傷させることなく搬入するようにもできる。この場合、ローラー群21,22は、ガラス板1を搬入コンベヤ8から下定盤5に搬送する際にその下面で支持する支持体に兼用されるものである。
【0029】
また、ガラス板1が保持部材12A,12Bのみで保持可能な大きさの場合、上記実施の形態と同様にしてガラス板1と載せ板6の間にローラー群21,22を挿入して載せ板6に沿って移動させることで、ガラス板1を載せ板6に対して単に剥離させるように用いるようにしてもよい。
【0030】
なお、上記実施の形態では、移動装置25は、ローラー群21,22が載せ板6に対して平行に移動して載せ板6とガラス板1の間に挿入するよう構成したがこれに限定されるものではなく、例えば図4に示すように、移動装置50として、水平方向に伸縮するとともに昇降自在に構成したシリンダ装置51を設け、このシリンダ装置51の両側のロッド52端部に、昇降自在な軸53を介して互いに交叉するような杆部材54を設け、これら各杆部材54の下端部に複数のローラー55a,56aからなるローラ群55,56を設けるよう構成してもよい。他の構成は上記実施の形態と同様である。
【0031】
この実施の形態の場合、載せ板6とガラス板1の隙間から挿入されたローラ群55,56は、シリンダ装置51の駆動によって、載せ板6に沿って円弧を描くようにして移動する。そして、この実施の形態によっても、ガラス板1が水濡れ状態で下定盤5の載せ板6に載置されていたとしても、また大きなガラス板1であっても、熟練を要することなく、確実にガラス板1を載せ板6から持ち上げ、損傷させることなく搬送することができる。
【0032】
さらに、上記各実施の形態では、薄板としてガラス板1の例を示したが、これに限定されるものではなく、肉薄で大型の合成樹脂性板材あるいは金属製板材なども同様にして搬送することができる。
【0033】
また、上記各実施の形態では、研磨装置4の下定盤5に対してガラス板1を持ち上げる場合を示したがこれに限定されるものではなく、研磨装置4以外のものであってもガラス板1を持ち上げ、搬送する必要がある場合に適用可能である。
【0034】
なお、上記実施の形態では、ガラス板1剥離用部材として、ローラー19,20からなるローラー群21,22の例を示したがこれに限定されるものではなく、ローラー19,20からなるローラー群21,22の代わりに、楔状の剥離部材を用いてもよく、この場合も上記実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
【0035】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によれば、載せ板の溝に挿入した保持部材により薄板の縁部を持ち上げ、薄板の縁部を持ち上げた際に定盤と薄板との間に生じる隙間から薄板剥離用部材を挿入することで定盤から薄板を剥離し、保持部材により、確実かつ容易に、薄板を損傷させることなく安全に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態のガラス板の保持搬送装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】他の実施の形態を示すガラス板の保持搬送装置における移動装置の概略構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 ガラス板
2 保持搬送装置
3 搬送経路
5 下定盤
6 載せ板
11 搬送台
12A 保持部材
12B 保持部材
13 位置調節手段
14 把持爪
15 支持部材
19 ローラー
20 ローラー
21 ローラー群
22 ローラー群
25 移動装置
26 移動用レール
29 昇降用シリンダ装置
31 移動用モータ
33 ピニオン
34 ラック

Claims (4)

  1. 薄板を搬送経路に沿って搬送するための搬送台に昇降自在に設けた保持部材を、前記搬送経路に設けた定盤上の載せ板の溝に挿入し、
    前記保持部材を互いに接近させて薄板の下面を支持させた後、前記保持部材を上昇させて定盤に載置された薄板の縁部を持ち上げ、
    前記薄板の縁部を持ち上げた際に定盤と薄板との間に生じる隙間から薄板剥離用部材を挿入して定盤から薄板を剥離し、
    前記保持部材を上昇して薄板を支持し搬送経路に沿って搬送する
    薄板の保持搬送方法。
  2. 定盤の搬入側に配置した搬入コンベヤの上方で保持部材で薄板を保持するとともに薄板剥離用部材で薄板をその下面で支持した状態で薄板を定盤に搬送し、
    定盤の上方で保持部材で薄板を保持するとともに薄板剥離用部材で薄板をその下面で支持した状態で薄板を定盤の搬出側に配置した搬出コンベヤに搬送する
    ことを特徴とする請求項1記載の薄板の保持搬送方法。
  3. 薄板剥離用部材をローラー群とし、前記ローラー群を互いに接近移動させて定盤から薄板を剥離する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の薄板の保持搬送方法。
  4. 中心に移動杆が貫通されたローラからなり、移動杆の端部が軸受けに支持されたローラー群を使用する
    ことを特徴とする請求項3記載の薄板の保持搬送方法。
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