JP3704874B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動工具、殊に電動ドリルや電動ドライバーのような手持ち型の電動工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
手持ち型の電動工具は、一般に図6に示すように筒状ハウジング1の後端部にモータ2を内蔵するとともに先端側にモータ2の出力を減速する減速機3を内蔵し、筒状ハウジング1にスイッチハンドル50及び該スイッチハンドル50の操作で開閉されるスイッチ5が配されたグリップ4を連結した形状となっている。図中7はモータ2と減速機3とを連結するための取付板である。
【0003】
この場合、重量バランスの点からグリップ4は筒状ハウジング1の中程に連結している。また、モータ2における接続端子20は図7に示すようにその出力軸21が突出する前端側ではなく後端側に設けられている。
さらにモータ2の回転速度制御を行えるようにしたものにおいては、FETのようなモータ駆動用のスイッチング素子6が固着された放熱板60をハウジング1の後端部でモータ2の後方に収納している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造のものでは、グリップ4内のスイッチ5とモータ2の接続端子20とは長いリード線51を引き回して接続することになり、配線抵抗が大きくて発熱やモータ2の出力低下、組立性が悪いといった問題点を有している。
また、スイッチ5とスイッチング素子6との接続のためのリード線52も上記リード線51と同じく長いものを用いてモータ2とハウジング1との間の狭い空間に納めなくてはならず、組立性を悪くしている。
【0005】
さらにモータ2の後端面と後部外周面とには冷却用の通風口23を設けているのであるが、上記スイッチング素子6の放熱用の放熱板60は通風口23を通る冷却風Wの流れの妨げとなっている。
そして上記取付板7はその片面にモータ2が、他の片面に減速機3が取り付けられるわけであるが、この組立は手間がかかるものとなっている。
【0006】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは内部配線の引き回しを短縮簡略化することができて、出力及び組立性の向上を図ることができ、また部品点数の削減によって組立性のさらなる向上を図ることができるとともに冷却効率の向上を得ることができ、さらにはモータと減速機との芯出し性の向上も得ることができる電動工具を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、筒状ハウジングの後端部にモータを内蔵するとともに先端側にモータ出力を減速する減速機並びにモータ駆動用のスイッチング素子を内蔵し、筒状ハウジングの中程にスイッチが配されたグリップを連結した電動工具であって、上記モータは減速機に接続される出力軸が突出する前端側に整流子とブラシ並びに上記スイッチにリードフレームにて接続される接続端子を備え、モータの前端面を閉じているとともに冷却用通風口が設けられたブラケットが熱良導体にて形成されて該ブラケットに上記スイッチング素子が取り付けられ、更に上記ブラケットが減速機連結用の取付板を一体に備えていることに特徴を有している。グリップに配したスイッチとモータの接続端子との間の距離を短くすることができ、長いリード線を引き回さずにリードフレームでの接続としたことから、組立性が向上する上に、発熱の低減や出力向上も得ることができるものである。
【0008】
そしてモータ駆動用のスイッチング素子モータの前端付近に配設しているために、やはりグリップに配したスイッチとスイッチング素子との間の距離を短くすることができ、またモータの前端面を閉じているブラケットを熱良導体にて形成して該ブラケットにモータ駆動用のスイッチング素子取り付け、ブラケットがスイッチング素子用の放熱板を兼ねるようにしているために、独立した放熱板が不要となって部品点数を削減することができ、このブラケットに冷却用通風口を設けているために、モータの冷却効率の向上を得ることができ、更にブラケットに減速機連結用の取付板を一体に設けているために、別途取付板が不要となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例について説明すると、図1〜図3は本発明に係る電動工具で使用するモータ2を示しており、後端が閉じられた有底筒状のケーシング25とこのケーシング25の前端開口を閉じるブラケット26とからなるモータハウジング内にはマグネット29が固着されているとともに出力軸21に固着されたロータ28が軸受支持されて配設されている。図中24はケーシング25に設けられてブラケット26の固定を行っているカシメ片である。
【0010】
そして上記出力軸21はブラケット26側である前端から外部に突出しているのであるが、この前端側の内部に整流子35とブラシ36とが配設されているとともに、前端側に上記ブラシ36に接続された接続端子20が配設されている。また、前後両端面と前端側の外周面とに冷却用通風口23が設けられているほか、ロータ28の前端側に排気用遠心ファン28、後端側に吸気用軸流ファン27が設けられている。
【0011】
このモータ2を図6に示した電動工具中のモータに代えて用いたならば、上記接続端子20はグリップ4内に配されたスイッチ5のほぼ直上に位置することになり、このためにモータ2とスイッチ5との接続を最短距離で行うことができるほか、リード線ではなくリードフレームを用いた接続も可能となる。
図4及び図5は、モータ2におけるブラケット26をアルミニウムのような熱良導体で形成して放熱板60の機能を持たせ、該ブラケット26の外面にスイッチング素子6を取り付けた例を示している。スイッチ5とスイッチング素子6との接続も最短距離で行うことができるものである。また、このブラケット26においても通風口23を形成して、放熱板60を兼用させたとはいえ、モータ2の冷却風Wを通すことができるようにしている。
【0012】
さらに図示例におけるブラケット26には、断面円弧状の連結部18を介してリング状の取付板17を一体に形成して、減速機3をモータ2に直接固定することができるようにしている。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明においては、筒状ハウジングの後端部に内蔵させたモータを、減速機に接続される出力軸が突出する前端側に整流子とブラシ並びに上記スイッチに接続される接続端子を備えたものとしているために、筒状ハウジングの中程に連結されたグリップに配されているスイッチとモータの接続端子との距離を短くすることができるものであり、長いリード線を引き回す必要がなくなることから組立性が向上する上に、発熱の低減や出力向上も得ることができる。
【0014】
しかもスイッチング素子もモータの前端付近に配設しているために、やはりグリップに配したスイッチとスイッチング素子との間の距離を短くすることができ、長いリード線の引き回しが不要となることから組立性が向上するとともに、ハウジングとモータとの間にリード線の配線スペースを確保しなくてもすむために、ハウジング径の小型化を図ることができる。
【0015】
また、モータの端面を閉じているブラケットを熱良導体にて形成して該ブラケットにモータ駆動用のスイッチング素子を取り付け、ブラケットがスイッチング素子用の放熱板を兼ねるようにしていることから、独立した放熱板が不要となるために部品点数を削減して組立性を向上させることができると同時に、該ブラケットはモータの放熱にも寄与することになる。
【0016】
さらに、このブラケットに冷却用通風口を設けているために、スイッチング素子の放熱部材の存在がモータの冷却風の流れの妨げとなってしまうことがないのはもちろんのこと、冷却風の通過がスイッチング素子の放熱効果を向上させることにもなり、また、ブラケットに減速機連結用の取付板を一体に設けているために、減速機との連結のための取付板を別途容易しなくてもモータと減速機との直接接続ができるものであり、部品点数の削減による組立性の向上を得られる上に、モータと減速機との芯出し性も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例におけるモータの縦断面図である。
【図2】同上のモータの正面図である。
【図3】同上のモータの背面図である。
【図4】他例における破断分解斜視図である。
【図5】同上の縦断面図である。
【図6】従来例の部分縦断面図である。
【図7】同上の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 モータ
3 減速機
4 グリップ
5 スイッチ
6 スイッチング素子
20 接続端子
21 出力軸
26 ブラケット
35 整流子
36 ブラシ

Claims (1)

  1. 筒状ハウジングの後端部にモータを内蔵するとともに先端側にモータ出力を減速する減速機並びにモータ駆動用のスイッチング素子を内蔵し、筒状ハウジングの中程にスイッチが配されたグリップを連結した電動工具であって、上記モータは減速機に接続される出力軸が突出する前端側に整流子とブラシ並びに上記スイッチにリードフレームにて接続される接続端子を備え、モータの前端面を閉じているとともに冷却用通風口が設けられたブラケットが熱良導体にて形成されて該ブラケットに上記スイッチング素子が取り付けられ、更に上記ブラケットが減速機連結用の取付板を一体に備えていることを特徴とする電動工具。
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