JP3704021B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シーソー型のスイッチ装置に係り、特に回動する操作レバーによって接点の切り換えを行うシーソー型の電源スイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシーソー型の電源スイッチの構造としては、電子機器への取り付けのためにスイッチの外側ケースにスナップ係合用のフック部を形成する必要があった。
このため、従来ではスナップ係合用のフック部をケースに一体的に形成するために、ケースの材料を可撓性を有する熱可塑性の樹脂で形成していた。また、接点切り換え時のアークによりケースが炭化して絶縁破壊に至ることを防止するための耐アーク特性を満足させる必要がある場合には、ケースを耐アーク性に優れる熱硬化性の樹脂で形成すると共に、スナップ係合用のフック部を金属などの板材で別途形成してケースに取り付けることにより対応していた。
【0003】
前者の構造においては、ケースが熱可塑性の樹脂で形成されていることから、スナップ係合用のフック部をケースに一体的に形成することができ、また、ケースに挿入して固着する固定端子も圧入などの簡易な方法で取り付けることができるものとなっている。
【0004】
一方、後者の構造においては、スナップ係合用のフック部を金属などの板材で別途形成するため、ケースを熱硬化性の樹脂で形成できることから、耐アーク特性に優れた電源スイッチを提供できるものとなっている。
【0005】
電源スイッチの構造としては、外殻を構成するケースと、このケースの内底部に配設された固定接点と、この固定接点上に対向して配設され、シーソー動作することにより前記固定接点と接離される可動接点と、この可動接点を回動させる操作レバーとから構成されており、操作レバーを指などでシーソー動作させることによりスイッチの接点を回動させ、スイッチ接点をオン/オフさせるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のシーソー型の電源スイッチの構造においては、スナップ係合用のフック部をケースに一体的に形成するためには、ケースを可撓性を有する熱可塑性の樹脂で形成する必要があるため、耐アーク特性を要求された場合にはこれを満足できないという問題があった。
【0007】
また、耐アーク特性を満足させるために、ケースを耐アーク性に優れた熱硬化性の樹脂で形成した場合には、スナップ係合用のフック部を金属などの板材で別途形成しなければならず、部品点数が増加すると共に、固定端子をケースに固定する場合には圧入固定することが困難で、別途接着剤などを使用して接着固定する必要があるため、組み立て工数が増加しコストも増加するという問題があった。
【0008】
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、シーソー型の電源スイッチの構造で、耐アーク特性を満足できると共に、スナップ係合用のフック部をケースに一体的に形成することができ、ケースに固定端子を圧入固定することが可能で組立性の容易なスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の手段として、上面が開口された箱状に形成され開口内部に収納部を有し、この収納部に固定接点が配設されると共に、この固定接点に接離する可動接点が収納された第1のケースと、下面が開口された箱状に形成され上面部に窓孔部を有し、前記第1のケースの開口部を覆うように前記第1のケース上に係合される蓋体と、この蓋体の窓孔部に挿通され前記可動接点を操作可能な操作レバーと、外側にスナップ係合用のフック部と前記固定接点から導出された固定端子を有し、内側に前記第1のケース及び前記蓋体を収納する第2のケースとを備え、前記第1のケース及び前記蓋体は、耐アーク性の樹脂から形成され、前記第2のケースは、前記第1のケースよりも可撓性を有する熱可塑性の樹脂から形成されており、前記固定端子は、前記第1のケースの内底部に設けられた挿通孔を通して前記第2のケースに圧入固定され前記第2のケースの外方に突出されると共に、前記第2のケース内に収納された前記第1のケースと前記蓋体で、前記固定接点及び前記可動接点からなる接点部を覆い隠すようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、第2の手段として、前記第1のケースの外側面と前記第2のケースの内側面とに、誤組込防止手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
また、第3の手段として、前記誤組込防止手段は、前記第1のケースの外側面に設けられた凹部と、前記第2のケースの内側面に設けられた凸部とからなることを特徴とする。
【0012】
また、第4の手段として、前記第2のケースの内底面には、前記固定端子の圧入用孔の近傍に突出段部を設け、前記第1のケースの内底部には、前記突出段部が貫通する貫通孔を形成し、前記固定端子は、前記突出段部に前記固定端子の底面部が当接することにより位置決めされることを特徴とする。
【0013】
また、第5の手段として、前記第1のケースと前記第2のケースは、前記貫通孔に前記突出段部が嵌合することによりお互いが位置決めされることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明のシーソー型の電源スイッチの1実施例を図1乃至図12に示す。
【0015】
1はシーソー型の電源スイッチの正面図、図2は同じく側面図、図3は図2の3−3線における断面図、図4は図2の4−4線における断面図、図5は第2のケースの平面図、図6は同じく正面図、図7は第1のケースの平面図、図8は同じく正面図、図9は蓋体の平面図、図10は同じく正面図、図11は操作レバーの平面図、図12は同じく正面図である。
【0016】
図において、第1のケース1は、耐アーク性に優れた可塑性のPPS(ポリフェニレンサルファイト)、又は不飽和ポリエステルなどの熱硬化性の樹脂である絶縁材からなり、上面が開口された箱状に形成されている。この第1のケース1の開口内部は絶縁壁1aによって二つの収納部1b、1cに分割されており、この収納部1b、1cのそれぞれの内底部には後述する固定端子5、6が挿通される長溝状の挿通孔1dが一対対向されて設けられている。また、この挿通孔1dに連接して方形状の貫通孔1eが同じく一対対向されて設けられており、この貫通孔1eに後述する第2のケース3の突出段部3bが貫通し係合されるものとなっている。
【0017】
また、前記第1のケース1の一端側の外側面には、凹部1fがケース成形時に形成されており、前記第1のケース1が後述する第2のケース3に組み込まれた場合に、前記凹部1fが後述する第2のケース3の内側面に設けられた凸部3cと係合するように形成されている。この場合に、もし万が一、前記第1のケース1が第2のケース3に逆方向へ組み込まれた時には、前記凹凸部1f、3cがそれぞれ逆方向へ位置することでお互いに係合することができず、誤組込されたことが簡単に分かるようになっている。
【0018】
蓋体2は、同じく耐アーク性に優れた可塑性のPPS(ポリフェニレンサルファイト)、又は不飽和ポリエステルなどの熱硬化性の樹脂である絶縁材からなり、前記第1のケース1とは逆に、下面が開口された箱状に形成されている。この蓋体2の上面部には、一対の窓孔部2aが形成されており、この窓孔部2aに後述する操作レバー4の駆動部4bが挿通されて後述する可動接点7を回動させるものとなっている。
【0019】
前記蓋体2は、前記第1のケース1の開口部を覆うように第1のケース1上に係合されて、前記第1のケース1と前記蓋体2とで、後述する固定接点5a,6a及び可動接点7からなる接点部を覆い隠すように形成されている。
このように、スイッチの接点部を、耐アーク性に優れる樹脂からなる前記第1のケース1と前記蓋体2とで覆ったことから、耐アーク特性を満足することができるものとなっている。
【0020】
第2のケース3は、前記第1のケース1を構成する樹脂よりも可撓性を有する熱可塑性の樹脂であるポリアセタール、ポリアミドなどの絶縁材からなり、上面が開口された箱状に形成されている。この開口内の底面部には、後述する固定端子5、6が圧入される長溝状の圧入用孔3aが二対対向されて設けられている。また、この圧入用孔3aの近傍には、この圧入用孔3aに連接して方形状の突出段部3bが同じく二対対向されて設けられており、この突出段部3bが前記第1のケース1の前記貫通孔1eに貫通され係合されるものとなっている。この場合、前記突出段部3bの高さ寸法は、前記貫通孔1eの深さ寸法よりも若干高くなるように設定されている。
【0021】
このように、前記突出段部3bを前記貫通孔1eから突出する高さに設定したことから、前記第2のケース3の圧入用孔3aに圧入されて固定される後述する固定端子5、6を前記突出段部3bに当接して位置決めすることができるため、固定端子5、6の高さを精度良く取り付けることが可能となっている。
また、前記第1のケース1と前記第2のケース3は、前記貫通孔1eに前記突出段部3bが嵌合するように各々の形状及び大きさが形成されていることから、お互いのケースの位置決めと、後述する固定端子5、6を挿入する前記挿通孔1dと、固定端子5、6を圧入する前記圧入用孔3aとを簡単に一致させることが可能となっている。
【0022】
また、前記第2のケース3の開口内の一側面部には、前記第1のケース1に設けられた前記凹部1fに係合される突出した凸部3cがケース成形時に一体に形成されている。この凸部3cは、前記第1のケース1が前記第2のケース3に組み込まれた場合に、前記凹部1fと係合するように形成されており、前記第1のケース1の外側面と前記第2のケース3の内側面とで誤組込防止部を構成している。この場合、もし万が一、前記第1のケース1が前記第2のケース3に逆方向へ組み込まれた時は、前記凹凸部1f、3cがそれぞれ逆方向へ位置することでお互いに係合することができないことから、誤組込されたことが簡単に分かるようになっている。
尚、前記凹凸部1f、3cの組み合わせに限らず、前記第1のケース1の外側面と前記第2のケース3の内側面の壁面により誤組込防止を形成するものであれば、他の手段によって構成してもよい。
【0023】
前記第2のケース3の外側の一方の対向する面には、電子機器などに取り付けるためのスナップ係合用のフック部3dが形成されている。このフック部3dは、中央に中空部3eを設けることにより両持ち梁状の薄板状に形成されており、可撓性を有することから、電子機器などとのスナップ係合が可能となっている。
【0024】
前記第2のケース3の外側の他方の対向する面の下端側には、後述する固定端子5、6を前記圧入用孔3aに圧入した後に、抜け止め用の爪部5c、6cを押圧して内側へ折り曲げて抜け止めするための、押圧用溝部3fが設けられている。また、この押圧用溝部3fに連接して、前記第2のケース3の底面部には後述する爪部5c、6cを係合して抜け止めする係合溝部(図示せず)が形成されたものとなっている。
また、前記第2のケース3の外側の他方の対向する面の上端側には、後述する操作レバー4の軸部4cが回動可能に軸支される軸孔3gが形成されている。
【0025】
操作レバー4は、合成樹脂などの絶縁材で形成されており、この操作レバー4の上面には、略平面状の操作部4aと、この操作部4aの下面に延接された棒状の駆動部4bと、中央側面部に対向された一対の軸部4cとが形成されている。そして、前記駆動部4bが前記蓋体2の窓孔部2aに挿通され、前記軸部4cが前記第2のケース3の軸孔3gに軸支されて回動可能に配設されている。
【0026】
前記第1、及び第2のケース1、3の内底部には一対の固定端子5、6が配設されており、この一対の固定端子5、6は、導電性の金属材で略L字状に形成されている。一方の固定端子5の上面側には、後述する可動接点7の回動接点7aと接触する固定接点5aが設けられており、また、他方の固定端子6の上面側には、後述する可動接点7の常接接点部7bと接触する固定接点6aが設けられたものとなっている。
【0027】
また、前記第1のケース1の挿通孔1dの大きさは、前記固定端子5、6の幅よりも大きく形成されており、前記第2のケース3の圧入用孔3aの大きさは、前記挿通孔1dよりも若干小さく形成してある。そして、一対の前記固定接点5a、6aと対向する前記固定端子5、6の先端側は、前記第1のケース1に設けられた前記挿通孔1dを挿通して、前記第2のケース3に設けられた前記圧入用孔3a内に挿通及び圧入され、固定されるものとなっている。
また、一対の前記固定端子5、6の中央には、切り欠き部5b、6bが設けられ、この切り欠き部5b、6bには抜け止め用の爪部5c、6cが形成されている。この爪部5c、6cが、前記第2のケースの前記押圧用溝部3fに配置されて押圧されて、内側に折り曲げられることにより、この爪部5c、6cが係合溝部(図示せず)と係合されて抜け止めされるものとなっている。
【0028】
可動接点7は、同じく導電性の金属材から形成され、一端側に前記一方の固定接点5aと接離する回動接点部7aが形成され、下端側には他方の固定接点6aに軸支された状態で接触する常接接点部7bが形成されている。
また、中央には前記可動接点7を回動付勢するコイルばね8が配設されており、このコイルばね8のコイル部を、前記操作レバー4の前記駆動部4bが押圧して回動することにより、前記可動接点7は前記常接接点部7bを支点として、回動されて接点が切り換わるものとなっている。
【0029】
次に、上記実施例におけるスイッチ装置の組立方法について説明する。
まず、前記第2のケース3の内底部に前記第1のケース1を挿入して、誤取付防止用の前記凸部3c、及び凹部1fをお互いに係合させた状態で取り付ける。この時、前記第1のケースの貫通孔1eに前記第2のケースの突出段部3bが嵌合されることにより、前記第1、及び第2のケース1、3はお互いに位置決めされた状態で固定されるものとなる。
次に、前記第1のケース1の挿入孔1dを通して、前記第2のケース3の圧入用孔3aに前記固定端子5、6を挿入/圧入することで前記固定端子5、6を前記第1、及び第2のケース1、3に固定する。
【0030】
次に、前記第2のケース3に設けられた押圧用溝部3fから、端子押圧用治具を挿入して、前記固定端子5、6の抜け止め用の爪部5c、6cを押圧して折り曲げることにより、前記固定端子5、6を前記第2のケース3に完全に固定する。
【0031】
次に、前記固定端子5、6上に前記可動接点7を配設し、前記常接接点部7bを前記固定接点6aに接続させた状態で、前記第2のケース3に挿入して固定された前記第1のケース1上に前記蓋体2を取り付ける。
この状態から、前記蓋体2の窓孔部2aに前記操作レバー4の駆動部4bを挿入し、この駆動部4bの先端を前記可動接点7に配設された前記コイルばね8のコイル部に当接させた状態で、前記第2のケース3の軸孔3gに前記操作レバー4の軸部4cを係合し軸支させることで組立が終了する。
【0032】
上述した、本発明の実施例によれば、開口内部に接点部5a、6a、7が収納され、この接点部5a、6a、7を覆う蓋体2を有する第1のケース1と、外側にスナップ係合用のフック部3dと前記接点部から導出された固定端子5、6を有し、内側に前記第1のケース1及び前記蓋体2を収納する第2のケース3とを備えており、前記第1のケース1及び前記蓋体2は、耐アーク性の樹脂から形成されると共に、前記第2のケース3は、前記第1のケース1よりも可撓性を有する熱可塑性の樹脂から形成されており、前記固定端子5、6は、前記第1のケース1の内底部に設けられた挿通孔1dを通して熱可塑性の樹脂からなる前記第2のケース3に圧入固定されていることから、接点部においては耐アーク特性を満足することができると共に、スナップ係合用のフック部をケースに一体的に形成することができ、また、固定端子をケースに固定する場合には、容易に圧入固定することができるため、別途接着剤などを使用して接着固定する必要もなく、組立作業性が容易で、廉価対応が可能なスイッチ装置が得られるものとなる。
【0033】
また、耐アーク特性を満足させるために、ケースを耐アーク性に優れた熱硬化性の樹脂で形成して、スナップ係合用のフック部を金属などの板材で別途形成する必要も無くなることから、部品点数の削減及びコストダウンが図れるものとなる。
【0034】
以上説明したように、本発明のスイッチ装置は、上面が開口された箱状に形成され開口内部に収納部を有し、この収納部に固定接点及び可動接点が配設された第1のケースと、下面が開口された箱状に形成され、第1のケースの開口部を覆うように前記第1のケース上に係合される蓋体と、外側にスナップ係合用のフック部と固定接点から導出された固定端子を有し、内側に第1のケース及び蓋体を収納する第2のケースとを備え、第1のケース及び蓋体を耐アーク性の樹脂で形成すると共に、第2のケースを第1のケースよりも可撓性を有する熱可塑性の樹脂で形成し、固定端子を第1のケースの内底部に設けられた挿通孔を通して第2のケースに圧入固定し第2のケースの外方に突出すると共に、第2のケース内に収納された第1のケースと蓋体で、固定接点及び可動接点からなる接点部を覆い隠すようにしたことから、接点部においては耐アーク特性を満足することができると共に、スナップ係合用のフック部をケースに一体的に形成することができ、また、固定端子をケースに固定する場合には、容易に圧入固定することができるため、別途接着剤などを使用して接着固定する必要もなく、組立作業性が容易で、廉価対応が可能なスイッチ装置が得られる。
【0035】
また、耐アーク性に優れた樹脂からなる第1のケースと蓋体で、固定接点及び可動接点からなる接点部を覆い隠すようにしたことから、確実に、耐アーク特性を満足する事ができる。
【0036】
また、第1のケースの外側面と第2のケースの内側面とに、誤組込防止手段を設けたことから、第1のケースと第2のケースの組み込み時に方向を間違って組み込むことを防止できる。
【0037】
また、誤組込防止手段は、第1のケースの外側面に設けられた凹部と、第2のケースの内側面に設けられた凸部とで構成したことから、ケース成形時に一体に形成できるので、簡単に形成でき、もし万が一、第1のケースが第2のケースに逆方向へ組み込まれた時は、凹凸部がそれぞれ逆方向へ位置することでお互いに係合することができないため、誤組込されたことを簡単に判断することができる。
【0038】
また、第2のケースの内底面には、固定端子の圧入用孔の近傍に突出段部を設け、第1のケースの内底部には、突出段部が貫通する貫通孔を形成し、固定端子は、突出段部に固定端子の底面部が当接することにより位置決めされることから、第2のケースの圧入用孔に圧入されて固定される固定端子を突出段部に当接して位置決めすることができるため、固定端子の高さを精度良く取り付けることが可能となる。
【0039】
また、第1のケースと第2のケースは、貫通孔に突出段部が嵌合することによりお互いが位置決めされることから、お互いのケースの位置決めと、固定端子を挿入する挿通孔と、固定端子を圧入する圧入用孔とを簡単に一致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるシーソー型の電源スイッチを示す正面図である。
【図2】本発明の同じくシーソー型の電源スイッチを示す側面図である。
【図3】本発明の図2の3−3線における断面図である。
【図4】本発明の図3の4−4線における断面図である。
【図5】本発明の第2のケースを示す平面図である。
【図6】本発明の同じく第2のケースを示す正面図である。
【図7】本発明の第1のケースを示す平面図である。
【図8】本発明の同じく第1のケースを示す正面図である。
【図9】本発明の蓋体を示す平面図である。
【図10】本発明の同じく蓋体を示す正面図である。
【図11】本発明の操作レバーを示す平面図である。
【図12】本発明の同じく操作レバーを示す正面図である。
【符号の説明】
1 第1のケース
1a 絶縁壁
1b、1c 収納部
1d 挿入孔
1e 貫通孔
1f 凹部
2 蓋体
2a 窓孔部
3 第2のケース
3a 圧入用孔
3b 突出段部
3c 凸部
3d フック部
3e 中空部
3f 押圧用溝部
3g 軸孔
4 操作レバー
4a 操作部
4b 駆動部
4c 軸部
5、6 固定端子
5a、6a 固定接点
5b、6b 切り欠き部
5c、6c 爪部
7 可動接点
7a 回動接点部
7b 常接接点部
8 コイルばね

Claims (5)

  1. 上面が開口された箱状に形成され開口内部に収納部を有し、この収納部に固定接点が配設されると共に、この固定接点に接離する可動接点が収納された第1のケースと、下面が開口された箱状に形成され上面部に窓孔部を有し、前記第1のケースの開口部を覆うように前記第1のケース上に係合される蓋体と、この蓋体の窓孔部に挿通され前記可動接点を操作可能な操作レバーと、外側にスナップ係合用のフック部と前記固定接点から導出された固定端子を有し、内側に前記第1のケース及び前記蓋体を収納する第2のケースとを備え、前記第1のケース及び前記蓋体は、耐アーク性の樹脂から形成され、前記第2のケースは、前記第1のケースよりも可撓性を有する熱可塑性の樹脂から形成されており、前記固定端子は、前記第1のケースの内底部に設けられた挿通孔を通して前記第2のケースに圧入固定され前記第2のケースの外方に突出されると共に、前記第2のケース内に収納された前記第1のケースと前記蓋体で、前記固定接点及び前記可動接点からなる接点部を覆い隠すようにしたことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記第1のケースの外側面と前記第2のケースの内側面とに、誤組込防止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  3. 前記誤組込防止手段は、前記第1のケースの外側面に設けられた凹部と、前記第2のケースの内側面に設けられた凸部とからなることを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。
  4. 前記第2のケースの内底面には、前記固定端子の圧入用孔の近傍に突出段部を設け、前記第1のケースの内底部には、前記突出段部が貫通する貫通孔を形成し、前記固定端子は、前記突出段部に前記固定端子の底面部が当接することにより位置決めされることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載のスイッチ装置。
  5. 前記第1のケースと前記第2のケースは、前記貫通孔に前記突出段部が嵌合することによりお互いが位置決めされることを特徴とする請求項4記載のスイッチ装置。
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