JP3700751B2 - ゴム成形品の成形方法および成形型 - Google Patents

ゴム成形品の成形方法および成形型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パッキン等のゴム成形品を成形するゴム成形品の成形方法と、その成形型とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば図6に示すように、ゴム状弾性材製のパッキン51を成形型52により成形する場合には、成形材料の注入時に成形材料が製品キャビティ空間53の末端部まで洩れなく行き渡るように、この末端部に連続してバリ溝54が形成されている。したがって成形直後の成形品には製品部55に対してバリ部56が一体成形されており、これらを一体のまま離型させてから製品部55とバリ部56とを分離する。またこの分離を容易化するため、製品部55とバリ部56との間に薄肉切断部57が同時に成形され、バリ部56を引っ張ったときにこの薄肉切断部57が切断される。
【0003】
しかしながら、この薄肉切断部57の厚さを適切に設定するのは、なかなが困難である。すなわちこの薄肉切断部57の厚さが厚過ぎると、製品部55とバリ部56とを分離するときに切断箇所が薄肉切断部57に特定されず、製品部55が切断されて傷のある不良品が発生したり、またはバリ部56が切断されてバリ残りのある不良品が発生したりする(バリ毟り性の不良)。また反対に、薄肉切断部57の厚さが薄過ぎると、離型時に早くも薄肉切断部57が切断されてしまい、製品部55、薄肉切断部57およびバリ部56を一体に備えた成形品を纏めて離型させることができない(離型性の不良)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑み、製品部とバリ部とを分離するときに切断箇所を正確に薄肉切断部に特定することができ、もってバリ毟り性を向上させることが可能であるとともに、離型時に薄肉切断部が切断されることがなく、製品部、薄肉切断部およびバリ部を一体に備えた成形品を纏めて離型させることができ、もって離型性を向上させることが可能なゴム成形品の成形方法とその成形型とを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるゴム成形品の成形方法は、製品部に薄肉切断部を介してバリ部を一体成形し、離型後に前記製品部と前記バリ部とを分離するゴム成形品の成形方法において、前記薄肉切断部の一部に前記薄肉切断部の他の部分より肉厚が薄い薄肉部を成形するとともに、前記薄肉部に対応して前記バリ部に突部を一体成形し、前記突部を力点にして前記製品部と前記バリ部とを分離することにした。
【0006】
また、本発明の請求項2によるゴム成形品の成形方法は、上記した請求項1のゴム成形品の成形方法において、一体に連なる製品部、薄肉切断部およびバリ部を複数組備えたシート状の成形品を成形するとともに前記成形品をシート状のまま成形型から離型させる工程を有し、前記成形品を前記成形型から離型させるときに力を加える方向と、各製品部における薄肉部および突部の配置方向との間に所定の角度を設定することにした。
【0007】
また、本発明の請求項3による成形型は、上記した請求項1または2の成形方法の実施に使用される成形型であって、薄肉部を成形する成形部が、薄肉切断部を成形する成形部の一部に設けられるとともに、突部を成形する成形部が、前記薄肉部を成形する成形部に対応してかつバリ部を成形する成形部に連続してパーティング部に設けられていることにした。
【0008】
上記構成を備えた本発明の請求項1による成形方法によれば、切断箇所を特定するために製品部とバリ部との間に成形される薄肉切断部に、その肉厚が比較的薄い薄肉部と、その肉厚が比較的厚い他の部分とが併せて成形される。
【0009】
したがって先ず、前者の肉厚の比較的薄い薄肉部が設けられることにより、この薄肉部が製品部とバリ部とを分離するときの切断の起点ないし始点となり、この薄肉部から他の部分に沿って切断が順次進行する。またこの薄肉部の配置に対応して突部がバリ部に一体成形されるために、製品部とバリ部とを分離するときにバリ部の何処を引っ張れば良いかを一目で知ることができ、しかもこの突部を撮んでこれを引っ張れば良いことから作業性を向上させることができる(バリ毟り性の向上)。
【0010】
また、後者の肉厚の比較的厚い他の部分が設けられることにより、この他の部分の強度が比較的大きく、よって離型時に薄肉切断部が切断されるのを防止することができる(離型性の向上)。
【0011】
また、上記構成を備えた本発明の請求項2による成形方法のように、ゴム成形品が多数個取りされるものであって、一体に連なる製品部、薄肉切断部およびバリ部を複数組備えたシート状の成形品を成形するとともにこの成形品をシート状のまま成形型から離型させる工程を有する場合には、この成形品を成形型から離型させるときに力を加える方向と、各製品部における薄肉部および突部の配置方向との間に所定の角度を設定するのが好適であり、これによりシート状の成形品を成形型から離型させるときに薄肉切断部がその薄肉部から切断されてしまうのを防止することができる。これは、シート状の成形品を成形型から離型させるときに力を加える方向と各製品部における薄肉部および突部の配置方向とが角度的に合致していると、薄肉部が他の部分より先に成形型から離れる配置となって薄肉部が切断され易いのに対して、他の部分の少なくとも一部が薄肉部より先に成形型から離れるようにし、これに続いて薄肉部が比較的容易に成形型から離れるようにしたものである。尚、前者のシート状の成形品を成形型から離型させるときに力を加える方向は、これを換言すれば、シート状の成形品を成形型から引き剥す方向である。
【0012】
また請求項3に示すように、本発明の各方法の実施に使用される成形型には、製品部を成形する製品部、薄肉切断部を成形する成形部、およびバリ部を成形する成形部が分割型のパーティング部に設けられる他に、薄肉部を成形する成形部が、薄肉切断部を成形する成形部の一部に設けられるとともに、突部を成形する成形部が、薄肉部を成形する成形部に対応しかつバリ部を成形する成形部に連続してパーティング部に設けられることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
【0014】
図1に示すように、当該実施形態に係る成形方法は、ゴム成形品の一種であるゴム状弾性材製のパッキン1を成形型21を使用して成形するものである。成形型21は、上型22と、この上型22に対して接離可能に組み合わされた下型23と、この下型23に対して上下方向に相対移動可能に組み合わされた中型24とを備えており、これらの分割型を組み合わせることによって、パッキン1となる製品部2、薄肉切断部5,7,9およびバリ部6,8,10を一体に備えた成形品を成形する。
【0015】
図2に拡大して示すように、パッキン1は断面略U字形を呈するUパッキンであって、環状を呈する内向きの第一リップ3および第二リップ4を一体に備えており、図上上側の第一リップ3の内周側に第一薄肉切断部5を介して第一バリ部6が一体成形され、同じ第一リップ3の外周側に第二薄肉切断部7を介して第二バリ部8が一体成形され、図上下側の第二リップ4の内周側に第三薄肉部9を介して第三バリ部10が一体成形される。図3は図2のA方向矢視図であり、図2はこの図3のB−B線拡大断面図である。
【0016】
第一薄肉切断部5は、第一リップ3の内周側に環状に一体成形され、全周に亙って均一な厚さを備えるように成形される。第一バリ部6は第一薄肉切断部5の内周側に一体成形され、比較的厚肉の環状部6aと比較的薄肉の膜状の平面部6bとを一体に備えるように成形される。第二薄肉切断部7は第一リップ3の内周側に環状に一体成形され、全周に亙って均一な厚さを備えるように成形される。第二バリ部8は第二薄肉切断部7の外周側に一体成形され、比較的厚肉の環状部8aと比較的薄肉の膜状の平面部8bとを一体に備えるように成形される。
【0017】
第三薄肉切断部9は、第二リップ4の内周側に環状に一体成形され、その円周上の一部に、その厚さtを他の部分9aの厚さtより薄く成形される薄肉部9bが所定の角度範囲θに亙って設けられる。角度範囲θの大きさは30〜90度程度とするが、特に60度ないし60度前後が好適である。薄肉部9bはバリ毟り時に製品部2と第三バリ部10とを容易に分離できる厚さを備えており、これより厚い他の部分9aは製品部2と第三バリ部10とを一体で離型できる厚さを備えている。
【0018】
第三バリ部10は、第三薄肉切断部9の内周側に環状に一体成形され、その内周側であって円周上の一部に、突起状ないし舌片状を呈する突部11が第三薄肉切断部9における薄肉部9bの角度範囲θの中央に位置して内向きに一体成形される。
【0019】
また図4に示すように、パッキン1は多数個取りされるものであって、上記したように一体に連なる製品部2、薄肉切断部5,7,9、バリ部6,8,10および突部11を多数組(図では7個2列で計14個)備えたシート状の成形品12として成形される。各パッキン1においては、第一バリ部6、第一薄肉切断部5、第一リップ3、第二薄肉切断部7および第二バリ部8が同一平面上に配置されてこれらによって平面状のシート体が成形され、この平面状のシート体に対して第二リップ4、第三薄肉切断部9、第三バリ部10および突部11が厚さ方向に立体成形される。シート全体の基板を成す第二バリ部8の平面部8bには、補強用のリブ8cが格子状に一体成形される。
【0020】
また、このシート状の成形品12は、図5に示すように、その長手方向の一端部12aを指31で掴んで引っ張ることにより離型時に下型23から引き剥される。したがってこの成形品12を成形型21から引き剥す方向はその長手方向(図上C方向)であり、この引き剥し方向Cに対して、各パッキン1における薄肉部9bおよび突部11の円周上の配置が角度的に90度ないし90度前後ずれて設定される。これは、シート状の成形品12を成形型21から引き剥すときに第三薄肉切断部9がその薄肉部9bから早々に切断されるのを防止するためである。
【0021】
上記パッキン1を成形するに際しては、先ず図1に示したように成形型21のパーティング部に設けられた製品部2を成形する成形部(製品キャビティ空間とも称する)25、薄肉切断部5,7,9を成形する成形部(隙間とも称する)26、バリ部6,8,10を成形する成形部(バリ溝とも称する)27および突部11を成形する成形部28に成形材料を洩れなく注入して加硫成形を行ない、次いで型開きおよび離型を行ない、図2に示したような成形品を成形する。離型は第二リップ4を下型23から引き剥すように行なうものである。次いで、製品部2の内周側に一体成形された突部11を指で撮んで強く引っ張ると、第三薄肉切断部9が先ず薄肉部9bで切断され、次いで他の部分9aに沿って切断され、第三薄肉部9が全周に亙って切断される。したがってこれにより第三バリ部10を製品部2から引きちぎることができ、しかも切断が薄肉部9bを起点ないし始点として確実に第三薄肉切断部9で行なわれるために、切断箇所を正確に第三薄肉切断部9に特定することができる。
【0022】
また、第三薄肉切断部9において、他の部分9aはその厚さtが比較的厚く成形されているために、この部分9aはその強度が比較的大きなものである。したがって離型時に第三薄肉切断部9が早々に切断されることがなく、よって製品部2、第三薄肉切断部9、第三バリ部10および突部11を一体に備えた成形品を纏めて離型させることができ、離型性を向上させることができる。
【0023】
尚、第一および第二バリ部6,8については、通常どおりの手順で第一および第二薄肉切断部5,7を切断し、これらを製品部2から分離する。
【0024】
また、成形型21には、上記したように製品部2を成形する成形部25、薄肉切断部5,7,9を成形する成形部26、バリ部6,8,10を成形する成形部27、および突部11を成形する成形部28の他に、薄肉部9bを成形する成形部26bが薄肉切断部9を成形する成形部26の一部に設けられる。また突部11を成形する成形部28は、薄肉部9bを成形する成形部26bの配置に対応してかつ第三バリ部10を成形する成形部27に連続して成形型21のパーティング部(下型23の上面)に設けられる。
【0025】
上記内容ないし手順を備えた当該製造方法によれば、以下の作用効果を奏することが可能である。
【0026】
すなわち先ず第一に、製品部2における第二リップ4とその内周側の第三バリ部10との間に成形される第三薄肉切断部9に、その肉厚が比較的薄い薄肉部9bと、肉厚が比較的厚い他の部分9aとが併せて成形されるために、先ず、肉厚の比較的薄い薄肉部9bが第三バリ部10を引きちぎるときの切断の起点ないし始点となり、この薄肉部9bから他の部分9aに沿って切断が順次進行する。したがって製品部2から第三バリ部10を引きちぎるときに切断箇所を正確に第三薄肉切断部9に特定することができ、従来のように製品部2が切断されて傷のある不良品が発生したり、またはバリ部10が切断されてバリ残りのある不良品が発生したりするのを防止することができる。またこの薄肉部9bの配置に対応して突部11が第三バリ部10に一体成形されるために、第三バリ部10を引きちぎるときにバリ部10の何処を引っ張れば良いかが明確に表示され、これを正確に特定することができ、しかもこの突部11を撮んでこれを引っ張れば良いことから作業性を向上させることができる。
【0027】
また、肉厚の比較的厚い他の部分9aが併せて設けられることにより、この他の部分9aの強度が比較的大きく、よって離型時に第三薄肉切断部9が切断されるのを防止することができる。
【0028】
また、パッキン1が多数個取りされるものであって、製品部2、第三薄肉切断部9、第三バリ部10および突部11を複数組備えたシート状の成形品12を成形するとともにこの成形品12をシート状のまま成形型21から引き剥す場合にシート状の成形品12を成形型21から引き剥す方向Cと、各製品部2における薄肉部9bおよび突部11の配置とを角度的にずらして設定することにより、シート状の成形品12を成形型21から引き剥すときに第三薄肉切断部9がその薄肉部9bから切断されてしまうのを未然に防止することができる。したがってこれによっても成形品の離型性を向上させることができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0030】
すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるゴム成形品の成形方法においては、製品部とバリ部との間に成形される薄肉切断部に、その肉厚が比較的薄い薄肉部と、肉厚が比較的厚い他の部分とが併せて成形されるために、先ず、肉厚の比較的薄い薄肉部が製品部とバリ部とを分離するときの切断の起点ないし始点となり、この薄肉部から他の部分に沿って切断が順次進行する。したがって製品部とバリ部とを分離するときに切断箇所を正確に薄肉切断部に特定することができ、従来のように製品部が切断されて傷のある不良品が発生したり、またはバリ部が切断されてバリ残りのある不良品が発生したりするのを防止することができる。また薄肉部の配置に対応して突部がバリ部に一体成形されるために製品部とバリ部とを分離するときにバリ部の何処を引っ張れば良いかを一目で知ることができ、しかもこの突部を撮んでこれを引っ張れば良いことから作業性を向上させることができる(バリ毟り性の向上)。
【0031】
また、肉厚の比較的厚い他の部分が併せて設けられることにより、この他の部分の強度が比較的大きく、よって離型時に薄肉切断部が切断されるのを防止することができる(離型性の向上)。
【0032】
またこれに加えて、上記構成を備えた本発明の請求項2によるゴム成形品の成形方法においては、ゴム成形品が多数個取りされるものであって、一体に連なる製品部、薄肉切断部およびバリ部を複数組備えたシート状の成形品を成形するとともにこの成形品をシート状のまま成形型から離型させる工程を有する場合に、この成形品を成形型から離型させるときに力を加える方向と、各製品部における薄肉部および突部の配置方向との間に所定の角度を設定することにより、シート状の成形品を成形型から離型させるときに薄肉切断部がその薄肉部から切断されてしまうのを未然に防止することができる。したがってこれによっても成形品の離型性を向上させることができる。
【0033】
また請求項3によれば、上記した請求項1または2による成形方法の実施に使用されるのに適した成形型を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る成形方法の実施に使用される成形型の要部断面図
【図2】本発明の実施形態に係る成形方法により成形される成形品の要部断面図
【図3】図2におけるA方向矢視図
【図4】シート状成形品の底面図
【図5】シート状成形品を成形型から引き剥す工程の説明図
【図6】従来例に係る製造方法の実施に使用される成形型の要部断面図
【符号の説明】
1 パッキン(ゴム成形品)
2 製品部
3,4 リップ
5,7,9 薄肉切断部
6,8,10 バリ部
6a,8a 環状部
6b,8b 平面部
8c リブ
9a 他の部分
9b 薄肉部
11 突部
12 シート状成形品
12a 一端部
21 成形型
22 上型
23 下型
24 中型
25,26,26b,27,28 成形部
31 指

Claims (3)

  1. 製品部(2)に薄肉切断部(9)を介してバリ部(10)を一体成形し、離型後に前記製品部(2)と前記バリ部(10)とを分離するゴム成形品の成形方法において、
    前記薄肉切断部(9)の一部に前記薄肉切断部(9)の他の部分(9a)より肉厚が薄い薄肉部(9b)を成形するとともに、前記薄肉部(9b)に対応して前記バリ部(10)に突部(11)を一体成形し、
    前記突部(11)を力点にして前記製品部(2)と前記バリ部(10)とを分離することを特徴とするゴム成形品の成形方法。
  2. 請求項1のゴム成形品の成形方法において、
    一体に連なる製品部(2)、薄肉切断部(9)およびバリ部(10)を複数組備えたシート状の成形品(12)を成形するとともに前記成形品(12)をシート状のまま成形型(21)から離型させる工程を有し、
    前記成形品(12)を前記成形型(21)から離型させるときに力を加える方向と、各製品部(2)における薄肉部(9b)および突部(11)の配置方向との間に所定の角度を設定することを特徴とするゴム成形品の成形方法。
  3. 請求項1または2の成形方法の実施に使用される成形型であって、
    薄肉部(9b)を成形する成形部(26b)が、薄肉切断部(9)を成形する成形部(26)の一部に設けられるとともに、突部(11)を成形する成形部(28)が、前記薄肉部(9b)を成形する成形部(26b)に対応してかつバリ部(10)を成形する成形部(27)に連続してパーティング部に設けられていることを特徴とする成形型。
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